艦娘が提督にドッキリを仕掛けてみる【ついに完結よ!!】
今回で提督にドッキリを仕掛けてみるは完結します。最後はハッピーエンドです!!ぜひ!
最終回ですね、いやぁ、ほんとに大変でした。それでも、読んでくださる方々がいたわけで、がんばって書き上げました!!今回は最終回なので長めです!お楽しみください!!
後日 ホテルにて
青葉「それでですねー、司令官が叫んでましたよ!」
暁「それはぜひ見たかったわ!!」
響「私も少し見てみたいな」
加賀「あの提督が取り乱すなんて.....」
青葉「ってことで、ここに鎮守府内部が映るモニターをもってきました、チャンネルを変えれば映る場所も
変わりますのでお楽しみください!」
大和「青葉さん、わざわざありがとうございます」
青葉「いえいえ、打ち明けるまでずっとここにいるだけってのも暇でしょうしね」
暁「確かにそろそろトランプも飽きてきてたし、ちょうどいいわね」
青葉「ではみなさん、よいモニタリングライフを!!」
鎮守府
青葉「フフフ.....今夜は確か......武蔵さんですか」
武蔵「呼んだか?」
青葉「あ、武蔵さん、今夜、よろしくです!」
武蔵「ああ、任せてもらおう!!」
青葉「期待してますよ!!」
青葉(今夜はかなり司令官焦るでしょうね....ククク)
その夜
提督「ダメだ....どうしても眠れない.....彼女たちが夢に出てきてしまう気がする....」
ワアアアアアアアアアア!!
提督「!!!まずい!!!」
提督「あれは武蔵の声.....はやくいかなければ.....あれ....なんで、足がすくんで....」
提督「ぁぁぁ.....動け!動いてくれ!!ああああああああ!!」
モニター室
青葉(うわこれ相当響いてますね、明日にはネタ晴らししないとやばそう)
青葉(これ今頃暁ちゃんたちとか見てるのかな?だとしたら泣いてそうですね.....)
翌朝
青葉(えっと、今日は昼間の出撃で蒼龍さんたちが未帰還になるんですね)
青葉「では蒼龍さんたち、お願いします!!」
蒼龍「任せて!!」
飛龍「がんばろう!!」
青葉「ではいってらっしゃい!」
青葉(では私もみんながいなくなって精神ダメージを負ったってことにしてモニター室に立てこもりますか)
雷「あとは任せて!みんなの指示は私が執るわ!」
青葉「よろしくお願いします!」
雷「そろそろみんなが出撃から帰ってくるわね!」
青葉「正確には二人抜けてますがね」
雷「どんな反応なのかしら?」
青葉「きっと普段からは想像できなそうな反応でしょうね」
雷「だといいわね、ホテルにいるみんなにも楽しんでもらわなきゃ」
ガチャ
蒼龍「ふぅ、なんとかバレずにこれたね飛龍」
飛龍「だね」
青葉「あ、どうもです!お疲れっす!」
蒼龍「お疲れー」
青葉「ささ、さっそくモニターで執務室の様子を見てください」
蒼龍「楽しみだなぁ」
飛龍「めっちゃわくわくする!」
モニター
提督『蒼龍と飛龍が....未帰還?』
島風『うん.....』
提督『島風は、なにか見たのか?』
島風『黒かった....くらいしか、連装砲ちゃんもよく見えなかったみたい....』
提督『そうか.....犯人は艦娘の誰か、ということは、島風、お前なのか?』
島風『それは違うよ!!』
提督『....すまない、なにをわけのわからないことを.....許してくれ』
島風『大丈夫....』
提督『すまなかった....下がっていいぞ』
島風『わかった、じゃあね』
ガチャ バタン
青葉「あー....これはそろそろやばそうですね.....」
蒼龍「あれ?様子が......」
青葉「?」
モニター
提督『蒼龍.....飛龍......みんな.......すまない』
提督『上層部に言われたことだ、みんなにも言っておくか.....』
青葉「どういうことでしょうね」
飛龍「さあ」
講堂
提督「皆の者、集まってもらって悪かった。こんなときだというのに...すまない」
一同「....」
提督「実は、例の失踪事件について、上層部から連絡があった」
一同「ザワザワ」
提督「なんでも、今回の事件の責任を私がとることになったらしい」
提督「それでだ、明日、私は全責任を負って処刑されることになった」
青葉「.....え?」
提督「皆の者、いままでありがとう、そして、またいつか、天国で出会おう」
提督「ああそれと、執行場所は鎮守府中庭らしい、みんなは来ないほうがいいだろう」
提督「では解散」
青葉「....そんな....そんな......なんで....」
ホテル
暁「.....え....」
大和「そんなことって.....なんで、ただのドッキリじゃなかったんですか?」
武蔵「嘘だろう、さすがにそんなこと....」
響「でもいま、確かに明日......」
長門「落ち着け!とにかく明日、皆で中庭に集まって提督が殺される前に提督を担いで逃げだすんだ!!」
陸奥「それしかなさそうね......もしくは、もう今日中に逃がすか....」
長門「とにかく!我々が見つかりさえすれば問題ないんじゃないか!!」
暁「それよ!!」
電「そうなのです!!いそいで上層部の方々に掛け合ってみるのです!!」
長門「その前に皆、荷物をまとめて鎮守府に集合だ!!!」
一同「了解」
鎮守府
青葉「そんなぁ.....だって、これはドッキリ.......」
蒼龍「落ち着いて!今長門さんたちがこっちに向かってるわ!そこで作戦会議よ!」
青葉「作戦....?」
電「みんなで司令官を逃がすみたいよ」
青葉「そうだ.....そうすれば....助かるんだ.....」
電「そう!!さあ、行きましょう!!」
青葉「ところで....司令官は?」
電「今は部屋に閉じこもってるみたい....」
青葉「そう....ですか」
ガチャ
長門「ただいま帰還した、事情は把握している」
陸奥「さあ、みんな座って」
長門「みんな揃っているな?では、さっそく会議だ」
長門「提督は明日、この鎮守府中庭にて死刑にされる」
陸奥「それを阻止するのが今回の目的よ」
雷「上層部の人には掛け合ったの?」
長門「ああ....だが無駄だった、もう取り消しはできないと」
雷「そんなことって....」
陸奥「だから私たちしかいないの、今私たちにできるのは、提督を助けること」
雷「そうね....」
その後艦娘たちの作戦会議は数時間におよび、提督を救い出す最高の作戦を立案した
そして、翌日正午
憲兵「これより提督の処刑を執行することにする。なにか言い残すことはあるか?」
提督「すべて私の責任だよ」
憲兵「そうか、では、目隠しを」
スッ
提督「.....」
テイトクーー!!!
提督「!!」
島風「提督!話せる!?」
提督「島風か」
島風「私だけじゃないよ、みんないるよ!!」
提督「そうなのか.....」
暁「司令官!!」
提督「暁.....?なんで....暁だよな?生きてたのか!?」
暁「いる!生きてる!!みんな生きてる!!司令官の目の前にいる!!」
響「私もいる!!」
電「電もいるのです!!」
提督「そうか....よかった.....」
青葉(よし、今です)
加賀「一航戦、出ます!!」
バシュン
加賀(お願い!当てて!!)
ダダダダダダ
加賀「やりました!!」
青葉「憲兵がひるんでる!!今です!!」
瑞鶴「」スッ
翔鶴「」スッ
ギュ
憲兵「!!!!誰....あ」
瑞鶴「確保!!」
翔鶴「確保です!!」
青葉「よし!!ここまでうまくいくなんて!!」
赤城「嫌な予感がします.....」
青葉「!」
憲兵「いつから俺たちが二人だなんて思っていたんだ?」ズラッ
青葉「さ、三人も....」
憲兵「いまだ!!全員!!構え!!」
ザッ
青葉「ダメ!!!」
憲兵「よーい!!」
青葉「待っ......」
憲兵「テッ!!」
バババン!!
提督「うぐっ.....」
青葉「ぁ......」
青葉「あああ......あ、あは......守れなかったよ......司令官のこと....守れなかった...」
加賀「そんな.....こと....」
暁「わあああああああああああああああああああああああああん」
響「くそ.....どうして....どうして......」
雷「そんな.....司令官.....嘘......そんな」
青葉「嘘だ....こんなの....嘘だよ!!!」
提督「うん、嘘でした」
青葉「...へ?」
提督「いやぁみんな、バレバレwwあからさますぎるドッキリだねぇ」
暁「え?いきてる?生きてるんだ!!生きてる!!」
響「よ....かった.....」
憲兵「まったく、こっちは縛られて結構痛いんすよ」
提督「悪い悪い」
憲兵「ところで、提督さんはどこでドッキリってわかったんすか?」
提督「んー、暁たちがいなくなったって聞いたとき」
憲兵「へー、気づくの早いっすね。たぶん最初じゃないですか?」
提督「そうだな、まあ聞いたときは驚いたが、別に不思議はなかった」
暁「どういうこと...?」
提督「だって、俺の信頼する仲間たちが、そう簡単にやられるわけないだろ?」
響「そんなに....信頼してくれていたのかい」
提督「当たり前だ、あ、それからな」
雷「?」
提督「お前らモニターで観察してやがったなww」
青葉「なんで知って.....」
提督「怪しいって思ってさぁ、夜中眠れないフリしてパソコンからモニターハッキングしてたんだよ」
青葉「あのとき....」
提督「そそ、いやね?ついでだからハッキングしてたホテルの方のパソコンのカメラから暁たちの様子を見たんだ」
暁「!!」
提督「そしたらさw暁が武蔵の悲鳴聞いた俺の反応見て泣きかけてたのwwwww」
暁「~!!!」
提督「まぁ仕返しにはなったんじゃないかな?」
青葉「とんだ逆ドッキリでしたよ....」
暁「まあとにかく」
雷「生きててよかったわ!!!」
提督「安心しろ、そう簡単には死なんよ」
青葉「みんな今の言葉信じてますからね?約束ですよ?」
提督「もちろんだよ、いつまでだって、いつだってそばにいてやるさ」
青葉「司令官、大好きです!!」
暁「あ!ずるい!!私もよ司令官!!」
加賀「私もです」ボソッ
赤城「今はごはんより提督が好きです!!」
武蔵「まぁ、たまには....こういうのもいいか...好きだぞ、提督」
艦娘が提督にドッキリを仕掛けてみる→艦娘たちは提督にドッキリをされていた
提督「あ、そうだみんな」
提督「ドッキリ大成功!!!」
まさかのラストで皆さま驚きかと思います、僕も驚いています、だって今日の今日まで最後どうするか決めてなかったんですもの。その場のノリと勢いで書きました。それでも最後はがんばってまとめたつもりです。それでは皆様、今回も読んでいただき、ありがとうございました!!
ちょっと話の展開が早すぎたと思う。まぁ面白かったです
コメントありがとうございます!
そうですね、私は基本は短時間でバババッって書くので話の展開が早い場合があります、というか大抵早いです、グダグダしないようにって思って書いてはいるのですが、早すぎたかもしれませんね、参考にさせていただきます
こんな感じのオチ好きです!これからの作品も楽しみにしてまっす!!