2018-08-09 01:17:39 更新

概要

提督がまたなにかドッキリをしようとしているようだ。
なんでも今度はリアル鬼ごっこドッキリだとか....一体どんなもんなんだ?


前書き

皆さま、大変お久しぶりです。実は最近受験勉強というのに追われておりまして、あまり書く機会がありません。本作は執筆中なのですが、もしかしたら続編を出すのにとても時間がかかるかもしれません、ご了承ください。そして、見てくださる方、本当にありがとうございます。では、どうぞ


提督「どうやら最近深海棲艦が勢力を失いつつあるらしい」

提督「それに伴い、我々としても、艦娘たちが普段からだらけないよう、監視する必要がある」

提督「そして、普段から危機感を持たせることが大事だ」

提督「そこで、艦娘たちにリアル鬼ごっこドッキリを仕掛けることにした」

提督「幸い、というか偶然、私は上層部のお偉いさんと仲がいい」

提督「フフ.......許可は.....取れましたよ」

青葉「そーですか、よかったですねー」

提督「しかもすでに前もって艦娘全員にリアル鬼ごっこの小説は読ませてある」

青葉「そういえば配られましたね」

提督「そうだ、よって、ルールも事前に説明する必要はないと思う」

青葉「確かにそうですね」

提督「楽だ」

青葉「何もしない方が楽なんですよねこれが」

提督「さて青葉」

青葉「?残念ですが協力ならしませんよ?」

提督「艦娘一人一人の様子をビデオ撮影する」

青葉「........」

提督「お前はその映像から場面を切り取って記事にしていい」

青葉「ごめんなさい......皆さん.....記事にしていいなんて.......行くしかない.....です....で、でも」

提督「間宮券五枚」

青葉「やります」


後日


提督「では、放送を始める、みんなには事前に日本各地で事件が起きていると昨日伝えておいた」

青葉「違和感なく計画を進める司令官、素敵!!かっこいい!」

提督「....これで最後だからな」つ間宮券

青葉「よっ!太っ腹!!日本一!!」

提督「間宮券でつられた青葉さ~ん?都合がいいですねぇ?」

青葉「そうですねー、あ、そろそろ放送しなくていいんですか?」

提督「そうだな、そろそろか......」


ピンポンパンポーン


提督『えーこちら提督、緊急だ、よく聞いてほしい』

提督『先日、日本各地で事件が起きていると伝えたはずだが』

提督『実は、それはリアル鬼ごっこ計画だったらしい』

提督『なんでも、艦娘だけを対象に行われるそうで、休暇で鎮守府を離れている艦娘、鎮守府にいる艦娘、出撃している艦娘』

提督『そのすべてが対象になるそうだ』

提督『実はすでに執務室は鬼によって占領されている』

提督『今放送している内容はすべてリアルタイムのものだ、鬼ごっこは三十分後に始められる、装備等はすべて鬼たちが回収しきった』

提督『下手な行動、鬼に反発する行為を取ればすぐに射殺する、とのことだ.....

私もこれからどこかへ連れていかれるらしいが、皆、がんばって生き残るんだ』

艦娘一同「......」

ざわざわ

曙「はぁ?どういうこと?わけわかんない!!」

潮「お、落ち着いて曙ちゃん!」

吹雪「そ....そうだ、落ち着かなきゃ....ね....そうだよね....」

初雪「吹雪......落ち着いて」

吹雪「に、逃げなきゃ....遠くに.....」

暁「ちょっと!どういうこと!?そ、それに吹雪、落ち着いて!」

響「暁も落ち着いた方が....いい」

雷「そ、そうだわ!きっといたずらよ!」

電「いたずら......それで、のんきに出歩いて殺されちゃったり....するかもです?」

暁「や、やめてよ電....冗談言ってる場合!?」

響「そうだよ、ここは第六駆逐隊全員で力を合わせて乗り切るべきところだ」

暁「ううん...ここは私たちだけじゃどうにもならないわ.....特型みんな....いや、全艦娘、力を合わせて乗り切るべきところよ!」

雷「そ....そうね!!みんな!今こそ艦娘みんなの力を結集する時よ!!」

電「なのです!」


執務室

提督「あーこちら提督、どうやら特型駆逐艦たちは暁たちによってまとめられたらしい」

提督「できれば暁の泣く顔が見たい。精鋭鬼班、特型駆逐艦を重点的に狙ってくれ」

鬼『了解、俺も暁ちゃんの泣き顔見たいっス』

提督「よし、あと十分だ、健闘を祈る」

鬼『了解』

提督「青葉」

青葉「はい!なんでしょう?」

提督「GPSの調子はどうだ?」

青葉「GPS全機良好、充電満タン」

提督「よし、では、我々も鑑賞に移ろう....」


戦艦組部屋

大和「やはりここは私が......」

武蔵「いや、いくら大和型とはいえ、装備がない、皆全員ただの人間だ」

金剛「オー!!だったら、艤装が無くても筋肉もりもりのマッチョさんがいますヨー!!」

大和「ま、まさか......」

金剛「そうデース!!長門サーン!」

長門「!?いやなぜ私に......」

金剛「たぶん誰も異議なしだと思いマース」

大和「しかしそれは、鬼との戦闘を意味します....」

長門「いや、まてまて、戦う気満々なのか!?」

金剛「当たり前デース」

長門「頭脳戦......だと思うのだが....」

霧島「頭脳戦ならお任せください!!」

金剛「実際霧島、史実では戦艦相手に頭脳も何もないガチの殴り合いしてるネー」

霧島「いえ、艦隊の頭脳です!!」


ピンポンパンポーン


鬼『では、リアル鬼ごっこを開始する、せいぜいあがくんだな』


ピンポンパンポーン

艦娘一同「......」

朝潮「じ、実は、私あのリアル鬼ごっこを読んでから、対策を考えていたんです!任せてください!!」

霞「!?本当!?」

朝潮「はい、後ろに脱出可能な窓を控えていて、なおかつ自分たちからの視界が完全な一直線であるところです!」

霞「それって!!」

朝潮「廊下です!!!」

霞「朝潮姉!それこっちからの視界も広いけど相手からの視界も広いよね!?」

暁「.....朝潮さんの作戦も頼れそうにないわ.....」

電「どうするのです?」

暁「みんな合わせて20人以上......」

雷「これじゃあどうにもこうにも....」

霧島「なります」

暁「え....」

雷「き、霧島さん!?」

霧島「大丈夫です、あなたたちを殺させはしません」

金剛「戦艦みんなで話しあったネー」

長門「私はもう十分生きた、これからの日本を支えていくのは....お前たちのような子供だ.....」

駆逐艦「.......」

雷「(あの暁がレディーなのに!とか言わない.....これは相当ね....仕方ないか)」

暁「で、でも!みんなで生き残る方法だって!!」

金剛「暁は、優しい娘ですネー.....でも、いいんデス」

比叡「金剛お姉さまとなら、どこへだって!」

榛名「榛名!がんばります!!」

武蔵「フ......こう長く話していてはいけないな、先を急ごう」

比叡「いざとなったら私たちが盾になります!気にせず行ってください!これは必要な犠牲です!!行きましょう!」

暁「.....行くわよ.....みんな.....生き残りましょう」

響「ああ......」

タッタッタッタ

武蔵「.....行ったか、どさくさに紛れて残ったが......鬼、いるんだろ、そこに」

武蔵「顔を出せ!私と戦え!」

ザッ

武蔵「ッ!」

鬼A「.......」

鬼B「.......」

鬼C「.......」

鬼D「.......」

武蔵「よ、四人も......」

武蔵「ハハハ!!!面白い!!さあ来い!!!」

鬼A「......バカめ....」スッ

武蔵「バカな......後ろだt」ゴッ

鬼C「痛くないだろう?十分だけ眠ってもらう、特殊な電気だ」

不知火「」ソロリ

不知火「.......」

不知火「武蔵さん.......」

不知火「鬼.......この不知火を......怒らせたわね......」

不知火「機関両舷前進一杯!突撃!!」

鬼A「!!」

鬼C「後ろから....殺気が....」クルリ

不知火「フフフ.....」

不知火「」サッ

鬼A「!ばかn」ゴン

鬼B「な!?嘘だろ!?駆逐艦がここまで......ッ!!どこだ!!」

鬼D「見えない!!!どこだ!」

不知火「」スッ

鬼C「!!!」ゴン

鬼B「二人やられた!!!クソ!!強すぎr」ゴッ

鬼D「ッ!!!!」

鬼D「わああああああああああああああ!!!い、命だけはあああああああああああああああああ」

不知火「フフ......あなたで最後ですか....」

鬼D「や、やめてくれ.....あああああああああああああ!!あ......ぁ」バタ

不知火「大丈夫です、すぐに気が付くはずですから.....たぶん」

別鬼A「」ゾワッ

別鬼B「撤退.....撤退だな.....こりゃ分が悪いぜ.....」ソソクサ


後書き

皆さま、最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!投稿が遅くなり本当に申し訳ありません。
なんとかお盆には時間が取れそうなのでその間に進められるところまで進めたいと思います。
そして、大変どうでもいい話ですが、私今月の15日誕生日です。はい、終戦の日です。
これも何かの運命なのか!?と、自分の前世は海原を駆ける駆逐艦に乗っていた水兵だと想像し、占い師(?)に前世はトラックにはねられて死んだとか言われて少しショックでした。さて、どうでもいい話はここまでにして、ここまで読んでくださった方、評価等くださる方、本当にありがとうございます!コメントなどあったらよろしくお願いします!


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SS好きの名無しさんから
2020-06-10 14:53:44

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2019-08-18 12:47:17

2019-05-13 20:38:21

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2018-08-23 13:29:51

このSSへのコメント

1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2021-09-04 23:51:59 ID: S:z5f7jo

不知火強すぎィ!!


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