艦グリ〜創造主が鎮座府に着任します〜 2
ルートヴィッヒ提督&長門編でふ
ルートヴィッヒグリム
かつて、かの有名なグリム童話の六男
兄達が紡いだ物語の絵を描いていた創造主の1人
彼もまた提督である
ヴィッヒ『………』
長門『提督 この姿勢 腰に来るんだが…』
長門 ヴィッヒの秘書艦でかつて日本海軍が誇る弩級戦艦であり ビッグ7と謳われた1人
竣工時 当時の戦艦の中では世界最大で最速の戦艦で日本を代表する戦艦
様々なエピソードがあり当時国民からの人気高かい ヴィッヒの事に少し恋心を抱いている秘書艦
ヴィッヒ『もう少し耐えてくれ あとここの部分を描ければ…… ふぁ〜、出来た』
長門『…ビッグ7の私がなぜデッサンのモデルに』
ヴィッヒ『そういえば、長門 お前の話を色々聞いたが 最期は大変だったな』
長門『急にどうした? 』
ヴィッヒ『…いや、なんとなく話を聞きたくてな聞かせてくれない?』
長門は少し考えたのちに口を開く
長門『……あの時は少し無理をしてな 祖国を焼け野原にした兵器の実験に使われ沈められる そんな侮辱に抗おうと四日間を耐えた』
ヴィッヒ『けど、沈んだ 誰にも看取られず静かに 寂しくはなかったのか?』
長門『…死に様を見せるのは恥だからな寂しくはなかった それに』
ヴィッヒ『それに?』
長門『オリジナルの私は今でも多くの人々に親しまれてるし 今の私はかつての同胞やヴィッヒ提督がいるから……ん?』
ヴィッヒ『zZ』
長門『……まったく、夜通し仕事をした挙句 絵なんかを描くから 毛布でもかけてやるか』
長門は毛布をかけようとしたが
ジッとヴィッヒの顔を見た かなり疲れてるのか深い眠りに落ちている
長門『お前も頑張り過ぎだな…… 提督』
長門は毛布をかける際に頬に口づけをしようとした瞬間 長門の方へ ヴィッヒが顔を動かした
長門『ッ〜〜!?!? お、落ち着け落ち着け ビッグ7がこの程度で たかが偶然唇が触れただけで アッァーー』
ヴィッヒ『長門どうした? 顔が赤いぞ』(起きた)
長門『ブォ!? な、何でもない 決して 決して何でもないだッ!!』
長門は部屋から走って出て行った
ヴィッヒ『……まぁ、いいか 寝よ』
オマケ
長門自室
長門『アワアワアワ 初のアレが直なんて』
陸奥『……長門どうしたの? 提督となんかあったの?』
長門『な、何でもないッ』
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