2018-09-29 15:07:25 更新

概要

グリムノーツの赤ずきんの専用武器の説明欄でおばあちゃん魔法使いだったってやつから 想像を広げてみました


おばあちゃん実装はよ(


昔々、赤ローブの魔女と呼ばれる偉大な大魔法使いがいました


魔女は とある巨大な怪物が支配する不毛の地に美しい自然を宿しました

自分の土地に自然をやどされた怪物は魔女に襲いかかります

赤花の魔女は怪物との死闘に勝ち 怪物の身は滅んで行き その土地は平和になり


そして、美しい自然の森の中に魔女は1つの小さな小屋を築き 森と共に暮らすことに


そんなある日 とある青年が魔女の家にやって来ました 青年は体が傷だらけ


魔女は青年を自分の家に上がらせて 治療を施します

青年は魔女の健気な治療に 惚れ込みました


傷が癒え 青年は町へと帰りましたが

数日後、再び魔女の元へ青年はやって来ました


青年は治療の礼として パンと干し肉、そして 葡萄酒が入った籠を持って来ました


魔女にその籠を渡すとその青年は来た道を走って行きました


魔女はどこか妙な青年の背を見送った後

籠からパン、干し肉 葡萄酒を取り出すと籠の底に 手紙が隠されてました


手紙にはこう綴られていた

『 魔女さんへ あの時 治療を施してもらえなければ 私は命を落としていたでしょう 私は貴女に命を救ってもらいましたが代わりに恋に落ちてしまった様です』


魔女はその手紙を見て 顔を赤くなりました

生まれて初めて 魔女は告白されたのです


後に青年と魔女は森で散歩を行なったり 街でお茶をしたりしました

そして、青年と魔女は結ばれ


魔女とその夫は子宝にも恵まれました


しかし、幸せな時は長くはありません

夫が何者かによって亡き者にされてしまいました

深く傷つき、冷たくなった夫の亡骸を見て

魔女はひどく悲しみました


その次の年 魔女の孫が生まれました

魔女は亡き夫の墓の元へ幼い孫娘を連れて来て

『この子 私達の孫よ 貴方にも抱かせてあげたかった…』

そうゆうと魔女はその場に泣き崩れます


それから数年の時が流れ

孫娘はスクスクと成長して行きました

魔女はすっかり歳をとり シワシワのおばあちゃんに

孫娘が10歳の誕生日を迎え 魔女は自身が昔使っていた杖を譲り渡し 魔法のほどきを教えました


そして、ある日の事

魔女の家に何者かがやって来ました

それは、けむくじゃらの大きな獣


魔女は あの時の怪物の魂を宿す獣だとすぐに分かりました そして、この獣こそが亡き夫の仇とゆう事も 運命の書では魔女はここで狼に食べられてしまいます

しかし、魔女はそう易々と食べれるつもりはありません


魔女は小屋に仕掛けてあった魔法を発動させると 獣の動きを封じる様にいばらが伸びました

が、獣の前では無力 いばらも尖った葉も

鋭い爪と牙により斬り倒され

気がつくと獣は魔女の前に立っていました


魔女は諦めて全てを受け入れました


その手にはあの思い出の手紙を握りしめ

その生涯を終える事になりました


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