狐と蔑まれた少女[chapter4:知恵を絞りましたかそうですか]
少年を見つけ出し、脱出するフクス。
この後どうなる主人公まけるな主人公!
あとボスゴドラ初期に手に入れれるくせに進化おF〇KC遅ぇのなんの
おかげでチャンピオンロードでようやくうちのコドラがゴドラだよ!
この物語は
スーパーハンサムガール フクス丸と
愛とギャグの物語なのであーーる!
「ねえねえ作者?この肉なんだけど1/3たす1/2たす1/6だけ頂戴。」
「えーと・・・あ!つまり全Bああああ食われてるぅううう!」
レーベンの森 洞窟前
森の捜索をしていた男衆の1人が撃ち上がった1つの閃光、照明弾を確認した。
泉の向こうの位置からあがった閃光弾が赤色の光だったことから緊急性の高いことがわかった。
男衆は洞窟の方へと走り出す。
「ここいらで照明弾が上がったはずだ!探せ!」
泉周辺を探し照明弾を上げた本人もしくは異変だけでも探し出さなければと
男達は必死に辺りを捜索する。
「とーさーん!」
洞窟から声が響くとその場の全員が視線を向ける。
少しすると洞窟の奥に動くものを確認、
だんだん近づいて来るそれを認識する。
少年である・・・洞窟から走って出てきた。
「何やってたんだバカタレ!・・・しかし・・・そういえば嬢ちゃんはどこだ?」
「グシ・・洞窟の中で・・ポケモンの足止めするって・・・ワーン!」
大声で泣く少年、そのあと、洞窟から振動と何かぶつかる音が何回か聞こえて・・・段々近づいて来る。
全員が洞窟から離れ、モンスターボールの手を添える。
「わにゃぁあああああああああああ!」
人が出て来ると同時に土煙と土砂が溢れて来て、吹き飛ばされるように・・
ハリウッドダイブからの直後ヘッドスライディングして出てくるフクス。
ラルトスはスライディング時にはフクスの背中にいた。
「ねーちゃん!」「嬢ちゃん!」
しかしすぐに出て来たソレに視線を奪われる。
ボスゴドラが出てくる。村人は勿論
(((どうしろってんだコレー!!!)))
説明しよう!村人の平均レベルは20。ボスゴドラのレベルは推定42以上。
圧倒的レベルの差、無理にも程がある。
しかし。
「みんな落ち着いて聞いてください!相手は確かに強いですがこれだけの数なら!」
「いやいや、むりでしょ。・・・よけろ!」
ボスゴドラが尻尾を高く上げ、振り下しフクスを叩きつけようとする。
フクスはラルトスを抱え。ボスゴドラの左側面に飛び込み前転で避ける。
(アイアンテール・・危なかった!)
「大丈夫です!では頑丈持ちは全面へ!格闘タイプの技持ちだと有難いです!」
「・・!よっしわかった!野郎どもいくぞ!逆群れバトルだああああ!!」
ボスゴドラの咆哮が響く、それは戦闘の合図にもなった。
ボスゴドラVS山男ズ(とフクス)
ボスゴドラが咆哮と共に突進してくる。
その対象はラルトス。野生の直感なのか厄介な存在と感じたのだろう。
「なんのチクショウめ!コドラ!守る!」
進路上にコドラが遮り、守るで耐え抜き踏みとどまる。
フクスも援護する形で足止めにかかる。
「ラルトス!催眠術!」
ラルトスは念派を送り込み、不意を突かれたボスゴドラは眠り状態になる。
「今だ!全員でフクロにしてやれ!」
「「「合点承知!!!」」」
男衆の持ちポケモンたちによる袋叩き。
気は進まないがレベル差が余りにもあまりにアレなんで全力でさせていただく。
流石に数の暴力には勝てずボスゴドラ戦闘不能。村人(とフクス)の勝利に終わった。
その後、少年はこっ酷く叱られた。
なんでも洞窟で探検したかっただけらしいのだが。
何分ポケモンを持っていないのに危険なところに行った事が問題で、
今後ポケモンを手に入れるまで森の出入りを禁止されたのだ。
「まあ、いままで禁止でなかったのが不思議だけどよかったよ。なっラルトス!」
フクスの問い掛けに反応する形で返事をするラルトス。
うん、愛らしいやつよのう。
「ずいぶん仲が良いわね。私も送った甲斐があったわ。」
「まあ父さんからなんだけどねラルトス・・まあいいや。母さんスープは?」
「出来てるわよ。さっ食べましょ。」
「イタダキマース!」
フクスと母、そしてラルトスは同時にイタダキマスをし。
食事をする。
mission clear
【フクス私室】
風呂から上がり。髪を拭きながら机まで歩いて行き、モンスターボールを取り出すと、
手のひらで開きラルトスを呼び出す。
「流石に出かける時以外で入れておくのは忍びないからね。
部屋にいる時くらいは出しておこう。」
ぱああっと明るくなったラルトスはフクスに飛びつき・・
「・・・けっこう握力あるのね。」
胸元に引っ付く。というよりブラ下がる。
「まあいいや。でも流石に寝るのは別がいいかな。
寝返りで下敷きにして嫌われたくはない。」
が、寝ると聞くとすぐにベッドにジャンプしスタンバイする。
「ふう、聞かなさそうね。」
その日、フクスの寝顔は満面の笑みだったそうな。
* * * * *
時は戻って現代時間の首都 フクスの自室
「あーいみんなー。ちゃんとごはん食べたかなー?」
マッシュポテトを食べ終わったポケモン達をモンスターボールに戻し。
影武者モードから『シゴト』モードに戻り、『今回の戦犯者の処罰』を行うため西館の裁判所へと向かう。
【裁判所】
「それでは、これよりザッツ中将の処罰を審議したいと考えます。」
まあざっと簡単に説明すると一生懸命がんばって指示して3週間くらい人材と資材消費して拮抗してて。
1日差とはいえ後から来た女将校にわずか交代して1日と経たずに制圧完了。
軍部の偉いさんは『ザッツ実は無能じゃね?』となっているわけだ。
もうこんなの笑うしかないじゃない?
「みなさん!確かに私は突破することは叶いませんでしたでしょうが目的は戦線の維持!
戦線が遠くなれば補給は難しく、その次の戦線で崩壊するかもしれなかったのです!
それを考えればここで突破することは愚行と考えます!」
まあその考えもあるだろう、現に今戦線が遠くなって今度は弾薬とかヤバい状況になっているからね。
「検察官、何かありますかね?」
「この場合、命令の内容とダメージの内容。それらを合わせた能力の審議でしょうか。
命令の内容は現地での遅滞戦闘、つまり戦線の維持。そして3週間の間わずか2割の消耗で堪えております。
結果ザッツ中将は命令に忠実に、そして有能な将校として全うしたと考えましょう。」
・・・まあ裁判所とはいっても所詮は軍法会議。身内の保護は目に見えている。
こんなガバッガバな検察官も出てくるのは分かりきっていた。内容も違うしね。
『だから修正せねばならない。』
「それでは・・・『フクス弁護官』から何か言うことは?」
「な!女狐だと?!」
裁判長から呼び出された名前を聞いたザッツ中将が取り乱し、
振り返ると銀フチのダテ眼鏡をするスーツ姿のフクスが靴音の鳴らしながら
定位置についた。
「なぜお前なんだ女狐!私の担当は・・・あいつはドコへ行った!!?」
フクスはフフン♪と得意げに眼鏡をクイっと上げ。
「いえ・・ね?何でも、『キュウヨウ』が出来たので代わりにあたしが担当することになりましたので。
では裁判長。指令内容ですが遅滞戦闘の記述は間違いありません。
ただしそれは本件の戦線突破後に遅滞戦闘に移るようにとの命令です。
嘘ではありませんがさきほどの審問は誤解を生むものです。」
「きさま!仮にも弁護官だろ!」
「ザッツ中将。確かにあたしの今の立場は弁護官ですが、何か?」
「私の弁護だろ!罪を軽くするのが仕事じゃないのか!」
うむ、何か勘違いをしているようですな。
「残念ですが違います。弁護し裁判で負けた者から報酬が貰える仕事です。
そしてその仕事の内容は『被告に相応しい罪をあたえる仕事』です。」
「それは検察官の仕事だ!」
「違います。検察官は貰った証拠から算出し、それら全てを加算した場合の罪の告発です。
一方、弁護側は検察官が過剰かつ不当な罪を被告が受けないようにするためのもの。」
「そう!だから
「だから『それ以下の場合は特に言及されていない』んですよ中将。
よく考えてくださいね。この裁判は『御覧になっている』んですよあの3週間前から。
あなたに指令を与えたあの時から。」
ザッツ中将はふと背後から冷たい視線を感じた。
そう、謁見の間で閣下から指令を賜ったあの時に感じたあの視線。
しかし誰に見られていた?陛下は確かに前に・・・前・・・
そういえばあの時ふと御身の目を見た気がする。そのときの目は確か・・・
「まさかフクスきさ!
ザッツ中将が言い切る前に扉から一気に影が伸び、
辺りを包み1秒しない内に暗闇は扉へと引いた。
その時、ザッツ中将と検察官が居なくなっていた。
ざわつく一同、そんな中フクスだけは扉に向かって跪いていた。
「閣下、お見苦しいところをお見せ致しました。」
「『よい。大儀であった。』」
直接脳に語り掛けるように響く声。
扉の向こうから聞こえる【閣下】のお言葉
「『裁判長、何か・・いうことはあるか?』」
「い、いえ!なにも問題はございません!」
「『そうか・・・今の流れに、何も問題あ無かったのだな?』」
「は、はい何m」
「裁判長、裁判長。検察官の答弁内容のこと忘れてます」
フクスは小声で裁判長に助け舟を出す
「いえ検察側の捜査の怠慢許すまじき事、問題にさせて頂きます。」
「『よかろう、その言葉・・しかと聞いたぞ?』」
「はは!」
こうして役たたz・・・不要人員の削除に成功したフクス。
ちょっとだけ組織が綺麗になったとさ。
はいなんとか復旧し今週なんとか間に合いましたかな(´・ω・`)
ボスゴドラを絆(自分フィールドのモンスターの数)の力で対処し。
変わって現代時間にて進展がありました。
こんな感じで過去と現在を行き来いたしますのでよろしくお願いします。
4話投稿お疲れ様です!
ボスゴドラと遭遇した時に、やや弱腰なあたり、村の人達のポケモンは平均的にあまりレベルが高くないようで……
眠らされている間に、村の人達のポケモン(複数)にボコられるボスゴドラ……不憫な。
まぁ、それも生き残るための知恵ですか。
時を経て、真面目に仕事をこなすフクスさん……おっかねえですな。
今回も面白かったです。また次回、楽しみにさせていただきますね。
……ミヤビさん。今は何も訊かず、とりあえずこの飴を持ってください。
そして何か一言!
ありがとうございます!
やはり最初の村ですからね!仕方ないですね!
オシゴトはマジメに!効率は優先で!慈悲はなし|д゚)
お楽しみに!
🌸
🌀 山
〇(´・3・`) <キミノココロニイマスグアクセス
レイドボスのボッチから見て圧倒的絶望の壁感