提督が艦娘にモテなくて童○を風俗で捨てたら、艦娘がなぜか物凄く積極的になった
『このへんたいクソ提督!』
『へんたい』
『君はとんだへんたいだね』
『テイトクはとんでもないへんたいサンデース』
『提督ともあろうものが!なんて破廉恥な!!』
『…………これは引くぞ』
『だから提督さんは一緒童○なんですよ』
「じぎしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!艦娘のバカやろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
俺は涙を流しながら、机を思いっきりダンダンと何度もぶっ叩きながら大声で叫びまくった。
この鎮守府に来てから大分たつ、たぶんかれこれ5~6年と何ヵ月と言ったところだろう。
人類は、深海棲艦と言う人類の敵と戦うため、艦娘を戦いの元で指示を出すための提督素質を持った人間を探すため
手当たり次第にその適性を測り始めた。
果たして、いみがあるかどうかもわからないし、自分には全然関係のない話。
その検査だって、提督の素質が出るのが1000人に一人の確率だ
そして、俺も検査を受けることになったのだが
そんな検査に引っかかって
見事提督になってしまったのが俺だ。
いや、最初は断ったよ?
戦争に出されるとか、死んでもごめんだ。
それに提督と言えば艦娘の命を預かる身だ、誰かの命を預かるとか助けるとか、そもそも何で知りもしない人の命を預からにゃぁあかんのよ。
最初はもう反対しましたよ?
俺は家でテレビゲームとかしてごろごろしてたいし、て言うか俺よりイケメンで、正義感の厚い奴が目の前で検査に落ちたけど、そいつを提督にすりゃぁ良いじゃねぇか。
俺みたいなボッチ……………目付きだって悪いし、クマだって酷い。
髪も床屋いってねぇから無駄に伸びて寝癖でボサボサ。
こんなボッチのニートより良い人なんてたくさん居るんだから
とかいろいろ言い訳やら何やら言いましたが、あんまり聞き入れてもらえず、終いには給料を上げようとか言ってたが、今でも楽できてますし、ッと言ったら、やけくそだったのか、写真を見せてきた。
─────────ドチャクソ超絶可愛い娘がいた
しかも一人や二人なんて数じゃない、何人もいた、と言うかその鎮守府の艦娘全員可愛かった。
その時、俺の脳裏に電撃が走った。
こんな引きこもるしか脳のないクソニート、醜い醜いウニの化身のような三高の逆とも言える三低脳のブスメンで一生童貞の俺が、こんなドチャクソ美少女達とただでお話しできる?
と言うかあんなことやこ~んなことや、キャッキャウフフな夢のリア充生活がおくれる?
その間写真を見てからおよそコンマ0,000001秒
そして俺は答えた
『やりましょう!』
『え?あ、お、おう…………?』
俺はガッシリと憲兵の両手を掴み、俺は提督になった。
そして、俺はいつものように艦娘達に
軽い軽い、とっても軽い冗談(パンツ見せて)と言ったら
武蔵さんに股ドン(潰されかけた)されました、はい。
その後、他の艦娘達も、粗大ゴミを見るかのような目線を向けた後立ち去った。
大和の顔を真っ赤に染めながら怒って出ていったあの仕草は物凄く可愛かったなぁ
という、聞いていた話と違う。
提督となったら給料も結構いいし、かわいい艦娘もなんだかんだいって
慕ってくれると言っていたのに、全然そんなことはなかった。
前なんて俺の顔見て『早くあのゴミ異動してくれないかなぁ』とか言ってる艦娘いたし。
俺はケータイを取り出し、憲兵にかける。
何コールかなった後、つながる。
『もしも…………』
「憲兵ちゅぁーーーーーん!!」
『…………うるせぇ』
イラッとした口ぶりでそういってくるこいつが、俺を勧誘しに来た
憲兵本人だ。
彼は伸長低くて、とっても可愛らしい。
暁より少し身長がでかくて、胸も少しでかく、言わば、暁が黒髪になってオレっ娘の憲兵服を着て、男勝りな喋り方になったバージョンだ
そして俺は不満をもらし、話を聴いてもらうことにする。
「なあ、ぜっぜんモテないんだけど?!二次創作とかでは提督モッテモテのはずなのに全然モテねぇ!近くの鎮守府の提督とかモテモテじゃん!!!内の鎮守府の艦娘達もあっちに異動したいって言ってるよ!?マジで!!もう提督やめていい!?俺のガラスのハートもう粉々!しかもこの隻腕や、腹の傷跡の事までイビられたんだよ!?『そんな傷をおった奴に心配されても信用できん』なんて武蔵さんにもいわれたし!!辞めてもいいよね!?
いいよね?!ね!?!?せめて異動させて!!」
俺はケータイを握り締め、今ある思いを全て打ち明けた。
「もうだめだは6年もこの鎮守府に居るのに、内の艦娘は俺を信用どころか粗大ゴミとか言うし、このセキワンの腕が駄目なのか?それともこの深い傷跡を残した体が駄目なのか?教えてくれよ男勝りな暁ちゃんよぉ」
『殺すぞてめぇ』
「ワァーオー、ごめんなさい」
俺の知り合いは全員イケメンで、しかも全員彼女や妻持ちで、とってもいい生活をして居る。
と言うか、よく俺に写真とかも送ってくる。
当て付けか?当て付けだよね?子供と笑顔で一緒に写ってる写真とか完全に独身の俺にとって当て付けとしか思えないだけど!?
『声に出てるぞ』
「…………はぁ、もうやだ、冷静に見直してみると、悲しすぎて死にたい」
『やめろ、後始末するのは俺なんだぞ?これ以上仕事を増やすな』
「じゃぁせめて異動させてくれ!!」
『誰がてめぇの穴埋めするんだよ』
「そこら辺の正義感の厚いイケメンで良いだろ」
『殺すぞ』
そんなこと言われたって、どうせ俺みたいなのが検査に引っかかるんだ、俺の代わりの提督だってすぐに見つかるって。
と言うかそろそろ本当に鎮守府で誰も秘書艦やりたくないって言って、こんな小さな部屋でずっと独りは本当に辛いって。
「俺の人生で話し相手お前だけなんだぞ?」
『………………』
「せめて童貞くらいは卒業してぇよ」
『おい』
あ、やべ、そろそろ書類終わらせねぇとぼのたんにどやされる。
「今日も話し相手になってくれてあんがとな、そろそろ電話『まて』?」
『今日の夜は空いてるか?』
「俺になにか用事があるように見えるか?」
『だよな、いつもの酒屋に来い』
「お!久しぶりに付き合ってくれんのか!?」
『うるさい、きるぞ』
「おう!じゃぁな!それと本当にお前は最高だぜ!」
『ッ~~~!じゃぁな!!』
ブツッ
すると思いっきりケータイを切られた。
それにしても珍しい、あのマジメを形にしたようなマジメちゃんから誘ってくるなんて。
いつも俺から誘うと、100回に一回しかOKくれないあのマジメちゃんが?
ポク・ポク・ポク・チーーン
そこで俺はハッとなる。
俺はその時になってやっと気づいた。
その時にはすでに時遅し、わなわなと両手を震わせながら、ガクリと床に四つん這いになりながら崩れ落ちる。
そして俺は
「あいつにもとうとう彼氏ができたのかッッッ!?!?!?!?!?!?」
「さっきッからうるさいぞ!!」
「あ、すみません」
隣の部屋の武蔵さんにこっぴどく怒られました
§
「………………なぁ大和」
「………………なによ」
「…………これでいいのか?」
「なにが?」
そんな私の問いかけに、実姉である大和は淡々と応じながらも、大盛に盛られたカレー、カツ丼、牛丼を次々と口に頬張り、大盛に盛られた料理は平らげていく。
「提督のこと好きだろ」
「ブボォ」
そう私が言うと、大和はブボォと咳き込み、ごほごほっとむせ帰っている。
相変わらず分かりやすいな。
そう思っていると、落ち着いたのか大和は私の顔を顔を真っ赤に染めながら恨めしそうに睨んでいる。おーこわこわ。
「なんで私があんな破廉恥な男を………」
「ならば私がもらおう」
「なっ!?許しません、絶対駄目です!あんな破廉恥な男を…………」
「別に良いだろ、私もやつの事が好きなんだから」
「『も』ってなんですか!?『も』って!」
なんで私の姉はこうも素直ではないのか、全く。
………………そう言ってる私も相当顔が紅いんだろうな、顔が物凄く熱い。
「…………かっこつけてるようだけど頭から湯気出てるわよ?大丈夫?」
「…………結構恥ずかしいものだな、好意を認めるのは………」
「……………なかなか素直になれないわね、私たちも、鎮守府の皆も………」
「まつデース!それはちょっと聞き捨てならないネ、私はテイトクに十分素直デース!」
そう言って二人で溜め息を吐いていると、後ろから大声で、シュバッと右手を突き出してそう宣言する金剛。
それを聞いた大和と武蔵は大きく溜め息を吐いた。
「な、なんデスカ!?その顔は!」
「…………お前が素直になれないなら多分私たちは一生素直になれる気がしないな」
「な、なに言ってるんデスカ………?」
「貴方だって提督のこと大好きなんでしょ?」
「へぁ?……しょ、しょんな………わけ……………ありま、しぇん………」
金剛でさえこれだ。
さっきまでの威勢はどこへやら、顔をトマト以上に紅く染めながら、目をぐるぐると回している。
いつもなら元気と言う言葉を人の形にしたような金剛が、今ではこんな萎れている。
こんな金剛も、提督の前では恥ずかしすぎて暴言ばかり吐いてしまう。
「「「……………ハァ…‥‥」」」
三人はそんな大きな溜め息を吐きながら、酒や飯を口に頬張った。
§
「良いよな~、隣の鎮守府の提督はモテて、やっぱ顔と金だなぁ、この世の女全て」
「それはもう五十回聞いたぞ、いい加減他の話題は無いのか?」
「なに言ってんだよ暁ちゃんよぉ」
「てめぇは何度言わせれば気がすむかは知らねぇが、俺は暁じゃねぇ」
某、焼き鳥チェーンの居酒屋で酒と料理を囲みながら、
超絶イケメンたちの知り合いたちと飲む。
全員が全員頭もよくて、顔もよくて、家系も良い。
それに比べて俺は
「俺なんて提督になってから深海棲艦に腕持ってかれるし、腹の傷跡見られて駆逐艦達に怖がられるし、もうやだ…………」
「…………義手はどうした、義手は」
「壊れた」
「今月でもう何度目だ…………」
その無き右腕を見た憲兵は、手を額につけて、頭を抱えながら大きく溜め息を吐いた。
提督はそんな憲兵を見ながら、グラスに入った焼酎を口に流し込んだ。
中学時代も、学生時代も、大人になっても、ニート時代も、知り合いのイケメンに合コンに誘われる度に『なにあのブス』『うわぁーキモッ』『私あの人生理的に無理』と、心がブスの女に完膚なきまでに心をへし折られた時も、初めてできた彼女が、チャラ男にNTRられたときも、無駄にイケメンの親に殺されかけた時も、ここまで感情を吐き出したことなんて無かった。
そして俺は中身も外見もイケメンな奴らに、
嫌みと愚痴を吐く。
「提督?ああそうだよ、提督やればモテると思ったよ、霞や曙達の罵倒はきっと照れ隠しだと思ったよ。だけど武蔵や大和まで俺の事罵倒すんだぜ!?金剛なんて俺に暴言ばっか!暁なんてMVPとったから褒めてやろうとしたら『キモい、触らないで』なんて言われるしよぉ、他の艦娘なんて『ねぇ、あっちの鎮守府に異動していいですか?あそこの提督はうちの提督と違って正義感が強くてイケメンでかっこいいので』なんて言うしよぉ、こっちとら艦娘全員異動させてやろうと頑張ってんじゃい!!」
「まぁまぁ、落ち着けって、そもそも艦娘全員を異動させるなんてできんのか?」
「だから今元帥に土下座して頼んでんだろうが!!それでも無理なら俺が鎮守府を去ればいい話だ!」
そして、焼酎の入ったグラスをグイッとがぶ飲みして、またグラスに新しい焼酎を入れ、またがぶ飲みする。
それを五回くらいやったあと、「ふぅ~」っと息を吐きながら、顔を赤くし、テーブルに頭を乗せた。
すると、そんな俺を心配した知り合いが話しかける。
「おいおい大丈夫か?、傷に触るぞ」
「いーんだよ、どうせ心配してくれる艦娘だっていねぇんだ、俺が腕がなくなった時だって誰も見舞いに来なかったんだからよぉ………………あーー童貞捨ててぇ」
学生時代にやっとできた最愛の彼女がチャラッチャラのチャラ男にNTRちまったしよぉ。
ああああああトラウマがガガがガガがガガがガガが。
そんな微振動する俺の背中を、小さな手のひらで優しくさすってくれるのは、憲兵。
眉毛も細長いし、目だって見惚れてしまうほど美しく、小さな口。
暁そっくりとは言ったが、近くで見ると、全然似てねぇ程に大人びている。
間違いなく美少女、この美少女が俺を提督に勧誘した張本人である。
「落ち着けバカ野郎、お前少し飲みすぎだ」
「コヒュー、コヒュー」
「それは今にも死にそうな奴の呼吸だ」
するとイケメンの知り合いがツッコム、しかし、俺はそれを無視して話続ける
「あーあ、良いよな~お前らは、俺なんてぼのたんと叢雲が撃沈寸前な所を命はって深海棲艦から右腕犠牲にしてやってまで助けてやったのに『なんで助けたのよ!このクソ野郎』『なんでこんな事したのよ!?このバカ!!』なんて言われるしよぉ」
「それ心配してんじゃね?」
「やっとだよ、やっとうちの艦娘全員を異動してもらえるよう元帥と話がすんで、後は艦娘達が書類にサインするだけなんだよぉ、俺頑張った!三年間頼み続けたかいあった!正直艦娘とお別れなんて死んだ方がましだけどあいつらのためだ!!」
と、元気よく叫んでいたのも束の間、すぐにテーブルに顔をつっぷして、涙を流しながら
「うちの娘たちとお別れなんてやだよー、お別れしたくねぇよぉ、他の男になんてあげたくねぇよぉ」
「じゃぁやめろよ」
提督「だけどうちの艦娘全員が異動したいって言うんだから仕方ねぇだろうが!あーモテたいけどモテない、童貞捨てたいけど捨てられない、と言うかいっそ死にたい、誰か~俺を殺してくれ~、てかこの際ぶっちゃけるけど、左腕も義手なんだよねぇ」
そう言って提督は手袋を外し、上着を脱ぐと、肩から指の先までの、機械仕掛けの義手が露になる。
すると、知り合いのイケメンが、いつまでもぐずっている俺を見て、ぶちギレて、俺の胸倉をつかんできた。
「あーうるせぇ!!さっきッから聞いてりゃぁぐずぐずぐずぐずと!」
提督「非童貞+妻と子持ち、そして部下にも人気のお前に、ブスメンで彼女もいない、部下にもめぐれない俺の何が分かるってんだよ!?!?あ、左の義手が壊れた」
すると、知り合いが胸倉を掴んだときに、左の義手が壁にぶつかり、その衝撃で壊れた。
やべ、これじゃぁ両腕使えねぇじゃん。
全くよぉ、まさか提督初めて両腕深海棲艦に持ってかれるとか本当についてねぇ。
「………………別に捨てたいなら捨てにいけばいいんじゃねぇ?」
「「は?」」
誰が言ったかもわからない提案に、俺の胸倉を掴んでいた知り合いと、俺は顔を見合わせた。
で、俺は知り合いたちと一緒に店を出たわけだが………………。
「…………おい、おいおいおいおいおい!!!!ここってあそこじゃねぇか!!!」
派手なネオンが所々に存在し、客引きのお姉さんがティッシュを配ったり、
顔にナイフ傷や、刀で斬られた傷跡が顔に残っていて、黒いスーツを着た男、どうみてもそっち方面の人間にしか見えない輩が
通行人を客引きしているようなカオスな通り。
「風俗街じゃねーか!!!!」
ざっけんな!
「艦娘の提督が風俗に通ってるとか新聞で乗ったら切腹もんだぞ!?」
正義の元で戦う艦娘を指示する提督が風俗通ってるとか、完全な変態提督じゃねぇか!
「安心しろ、それは昔の話さ。今じゃ提督が艦娘を襲わないように提督が風俗に通うのは許されたんだ」
なにそれ!めっちゃ最高!
「男になれ、提督」
俺らを連れてきたイケメンの知り合いの方を見ると、めっちゃキメ顔で、ぐっと拳を突き上げてきて親指を立てた。
………………いや、いやいやいやいやいや。
でもなぁ、確かに童貞捨てたいとか言ってたけど、金払って童貞捨てんのはなぁ………………。
そんな風に考え込んでいる俺の耳もとでぼそっとささやく
イケメンの知り合い
「…………実はさぁ、俺の昔の親友が店長やってる店によぉ…………超絶美少女の、新入りの子が入ってきてさぁ…………」
「ちょ、超絶美少女…………だと?」
俺はそれを聞いて、唾をゴクリと音をたてて飲み込んだ。
「そ、それで?それがどーしたってんだよ…………」
「その子実はまだ初めてなんでよぉ…………」
「ふ、ふーん………」
「…………まぁそれで、どこかに童貞でもいれば、処女と童貞どうしで、きっと
緊張せずに、仲良くヤれるかなぁーーっと………………」
俺はイケメンの知り合いの肩を掴もうとしたが、両手の義手が壊れてて掴めないから、イケメンの知り合いを見て、
「今日から神様と呼ばせてく「キモいからやめろ」
即答されました。
まぁそんなわけで、イケメンの知り合いの親友がやってると言うお店を案内してもらったわけだが…………
「あれ?あいつはどこいった?」
「ん?あ、あぁーー!、憲兵ね!憲兵なら『付き合ってられるか!』って言って先帰ったぜ!」
「ふーん」
「オーイ、何やってんだよ、とっとと行くぞー」
「「おーう」」
イケメンの知り合いが珍しく冷や汗をダラダラと流しながら、震えた声で言っていたが、まるでなにかを隠しているような話し方だったなぁ…………。
§
「ど、どうも。初めまして…………」
提督「あ、あぁ」
俺の隣で、緊張しているのか、顔を真っ赤にして下をうつ向いて、腰かけている女の子。
言われた通り、いや、それ以上の美少女だった。
細い手足に、白い肌。
ロングの黒くサラサラな美しい長い髪の毛。
身長は小さいから、パット見中1くらいか、下手したら小学生かもしれない。
しかし、ちゃんと成人もしているらしい。
…………入るのか?
俺も初めてで物凄く緊張している。
話すこともなく、沈黙の時間が続き、女の子は何か話題をだそうと、話しかけてきた。
「あの…………」
「ん?」
「そのお腹の傷と、腕って…………元からですか?」
「あー…………ちがうちがう」
そりゃぁ気になるか。
まぁ、この際教えちゃってもいッか。
「うちの親、麻薬キメてたんだよ」
「…………ぇ」
「そんで俺が小学生?中学生くらいかなぁ…………俺が寝てるときに親父と母親が狂ってよぉ、俺の左腕ノコギリでキロ落としたんだよ」
「………………」
「大人二人の力には子供の俺じゃぁ抵抗できなくてなぁ~、その後包丁で5回?6回?意識あった時は多分6回だと思うが…………実際刺されたのが10回以上でさぁ~、警察が俺の親のこと見張ってたらしくて、命からがらで警察のおかげで助かった訳よぉ」
「………………」
「ま、そんなわけでニートになって、その後無理矢理提督させられました」
「………………」
やべ
聞かれたから答えたけど、これ不味いかなぁ…………てかこの沈黙が続いて時間がなくなるって一番やなやつ!風俗来たのに童貞捨てられないとか、何のために風俗来たんだよ!
「あの!」
「ん?」
「………辛いですか?」
「え?逆に実の親に殺されかけて辛くない子供なんていんの?」
「ですよ……ね…………ハハ…………」
「…………」
「…………」
またこの沈黙かよ!!
やべぇよやべぇよ!!マジでどうすんだよ!?
嫌だアアアア!!風俗来たのに童貞捨てられないなんて「あの」ん?
すると、女の子は、ポスッと布団に寝転がり、着ていた薄い服をハラリと脱いだ。
女の子は恥ずかしいのか、赤い顔を見えなくするように、そっぽを向いている。
「今日は、そんな辛いこと…………忘れるくらい、私をむちゃくちゃにして…………ください…………」
あ、やべぇ、これ俺の一番くるヤツだ。
その直後、俺の中にある何かがブツリと切れた。
その後、俺の理性がいって、朝までヤりましたが、この小説はr18じゃないので、残念ながら見せられません。
§
チュンチュン
「アバタケダブラ!?」
俺はなぜかハリ○・ポ○ターで有名な、あのボルデ○ート卿も愛用する禁忌の呪文を唱えながら、起きた。
俺はなぜか夢の中で、憲兵に似ていたような、似てないような、超絶美少女とウフフのにゃんにゃんしていたんだけどなぁ…………。
「あの夢がずっと続けば良かったのになぁ…………」
「朝っぱらからなに言ってんだよ」
「ん?あぁ、あの娘の俺にすがるような潤んだ目、それにあの柔らかい肌なんて最高だったなぁ………」
「いつもガキ扱いしてるくせに、こう言うときだけ女として見んのかよ」
「………………ふみぃう?」
やべぇ、この世のものとは思えないくらいすごく変な声出た。
なにこの声?
て、そんなこといってる場合じゃない。
今俺と話してるのは誰だ?この男勝りなしゃべり方、どっかで‥‥‥‥‥‥ん"ん"?
俺はその聞き慣れた、何処か不機嫌で、男勝りな喋り方に、それとは裏腹に可愛らしい幼児の顔立ちに、膨らみかけの胸
何処か駆逐艦暁ににた外見の、美しい美少女が、タバコを吸ってベットの上で座っていた
「(自主規制)!?!?!?」
とりあえず俺は叫んだ。
§
俺はあの後その娘と恋人になった。
正直めちゃくちゃ嬉しいです。だってあんな美少女と一発ヤらせてくれただけじゃない、恋人にまでさせてくれて、もしかしたら一生分の運勢を使ってしまったかもしれない。
ダメだニヤケが止まらない。
「私の顔がそんなに面白いかね?」
「チェケラ!?!?」
「それは返事になっとらんぞ」
今自分は元帥の前にいます。
と言うか、今提督会議をしていて、各地の鎮守府の提督と秘書艦が集まって会議をしています。
ブラック鎮守府の提督を抜いて。
「どういう事だ!ドイツと日本の同盟の証とも言えるグラーフ・ツェッペリンをブラック鎮守府に行かせるなど!!私は反対したはずだ!!そりに最近着任した提督、あいつは異常者だ!」
すると、自分と元帥の話を割って入ってくるかのように、となりの提督が「バンッ」とテーブルを叩いて立ち上がった。
うっわ、あいつも正義感強そうな提督ですねー。
「まぁまぁ、落ち着きたまえ。確かに“あの”ブラック鎮守府の新しい提督は異常者かもしれんが···············」
(··········そういえば、噂で流れ出たなぁ。最近ブラック鎮守府に着任した提督はなんでも艦娘に魚雷を抱えさせたまま深海棲艦に“特攻”させたとか、同じ提督を殺したとか、なんでも手足が無いんだとか、色々有名やなぁ〜。そんなことより、この会議が終われば彼女とランデブー(デート)できるからめっちゃ楽しみ!しかも今日は何も無いから一日ずっと外でデートできるぞー!)
「私は賛成です。彼は確かに皆様から見れば異常者かもしれませんが、彼の作戦、戦略、判断力は一級品です」
「ならば彼が提督を殺したのは正しい判断だとでも言うのか!?」
「お忘れですか?その提督は艦娘の売買に、麻薬、そして艦娘への虐待。世間からはいい目で見られても、裏では悪逆非道な行為を何度も繰り返すクソ野郎。もしあのまま生かし、陸軍や世間にでも知られれば、海軍の立場が危うくなるところだったのですよ?」
東と西の鎮守府の提督は元々仲が悪く、東の提督は現実主義で、「戦争では死は日常だ」とこんな感じを言う眼鏡かけためっちゃ真面目提督で、その戦略や作戦はどれも確実性があり、そして艦娘の編成も艦娘本来の性能を生かした編成で、数多の海域を突破した。そのおかげで海軍からの多大な評価を受けている。
しかし、西の提督は全くの別で「助けられる命は皆助けたい」と、海域は深海棲艦から取り戻しているが、艦娘一人が大破しようものなら、あと少しと言うところでも、艦娘を撤退させる。
その上敵意のない深海棲艦には情けをかける、そんな正義感のあつい偽善者。
「人を殺すことが本当に人の為、世の為、艦娘たちの為だとでも言うのか!?」
「あの人は私にこう言った!《人の為と書いて偽》。《自分のやっていることは偽物だと分かっている。それでも誰かが助かるなら、俺は喜んで"偽物"になろう》あの人は自分の行為が偽物だとしても、誰かのために戦った!それがなぜ貴様には分からない!?」
「分かるわけないだろ!」
二人は激昴しながらも、怒鳴り声を上げてあーだこーだ言い合っている。
一応眼鏡の提督が西島 久平(にしじま きゅうへい)。
もう一人の正義感のあつい提督が、伊藤 永春(いとう ながはる)。
俺はうるせぇと思いながら窓の外を眺めていると、不意に元帥の方を見ると、意図したかのように目が会う。
そして何を思いついたのか、ハッとなって立ち上がった。
「ここは彼に任せてみてはどうだね?」
「何を言っているんだ貴様」
いやほんとマジで何言っちゃってくれてんのこの老耄?
※注意書き これは《自分の好きな作者》の小説で、途中で終わってしまったので、「続きは君が書くんだゾ」だそうなので、自分で書いてます。
設定や内容が所々変わっているのでご了承ください
彼のメンタルは正にライオンハートw
もうね凄まじいな。
ニート主人公は殴りたくなる事が多いんだけど、コイツは期待出来そうだ。
いいぞもっとやれ
これは期待
期待せざるを得ないです!
ハラショー こいつは力を感じる
すごく…面白いです
逆に闇堕ちとか見てみたい
艦娘に異動のサインさせる時とか、
艦娘の前で憲兵とイチャイチャした時とか、
艦娘に提督が逆ギレした時とか
の艦娘の反応が見てみたい!(* ̄∇ ̄)ノ
艦娘に異動のサインさせる時とか、
艦娘の前で憲兵とイチャイチャした時とか、
艦娘に提督が逆ギレした時とか
の艦娘の反応が見てみたい!(* ̄∇ ̄)ノ
大事なことなので2回言いました的な?
同感!!
某小説投稿サイトにある話とほとんど同じですが
同じ作者さんのリメイクですか?
DT捨てたのが風俗じゃなくて草
家もブラックかもなあ。皆に穴開けて。
無理矢理高速プラスにして4の5クリアしたり。開けた穴でだメコン積んで強行したりと。ブラックの条件を満たしてるわ。後は長期遠征に休みなく駆り出してる。資材が足らんのよ!
とりあえずここの提督は義手をもっと丈夫な奴に買い替えるべきですねぇ・・・
めちゃくそ面白そう 艦娘達の反応が楽しみ
主人公の設定詰め込みすぎだろ
絶対に活かせない部分でてくる
続き楽しみにしてます
主人公の過去が比べ物にならない程、暗くてヤバイ(語彙力)
恋人が出来たこと含め、艦娘達が知った時の反応が気になります!
気長に待ってます!
ハーメルンのkeyっつー作者とまんま同じ展開だけど同作者?
他の作品見る感じ違う気がするし承認欲求高いあの人なら同一名にする筈だし
パクリじゃねーのこれ?
あーなるほど後書きね。ていうか「作者が書かなくなったので読者が書くようです」からの私が書きますって文章おかしくない?これ書いた人が読者って事なら分かるけど
つまりは作者御自身が続きを書くと言う事かな。OKOK。
艦娘の照れ隠しがただただ酷くて草 いつの間にか更新されてて嬉しみ
更新はよ
いや、元の作者は「続きは君が書くんだゾ」と言ってたのでパクリではない。
所々改変はしてあるが・・・。
わざわざ書かんでもええで