提督「何!艦娘を融合出来るだと!」
お題に挑戦しました。
めちゃくちゃな内容でOKらしいので気楽に書けそうです。かなりキャラ、設定壊れてます。
よければご覧下さい。
もう何でもありなので、見ていて不快になられる方もいらっしゃるかもしれませんがご了承下さい。
明石「そうなんです!なんと艦娘を融合出来ちゃうんですよ!」
提督「…マジか」
明石「マジです!この明石の発明品、『フュージョンX』を使えば、誰でも簡単に艦娘の融合が出来ちゃうんです!」
提督「…このドラム缶が?」
明石「失礼な!私の最高傑作ですよ!?」
提督(…予算どっから出たんだろう。というか何のために…こんな)
明石「あ、ちなみに使い方ですが」
提督(勝手に語りだしてるし…)
明石「このフュージョンXに融合したいものを入れて、そこら辺の新聞紙を上に被せればあら不思議!融合出来ちゃいます!」
提督「簡単すぎだろ!?」
明石「物は試しです!実際にお見せ致しましょう!」
提督(なんか明石、楽しそうだな…)
明石「…あ、いいのがいました!加賀さん、瑞鶴さん!」
提督(…よりによってまたヤバイのをチョイスしたなぁ)
加賀「…何かしら?」
瑞鶴「提督さん?明石も何してんの?」
明石「ちょっとこのドラム缶に入ってもらえません?怪しいものじゃないので」
提督「ドラム缶言うとるやん!」
加賀「……」
瑞鶴「いやいや!?意味わからないんだけど!こんなボロいドラム缶、入れるわけないでしょう!?しかも一航戦となんか…無理よ!絶対無理よ!」
加賀「…よっこらせと」
提督「……」
瑞鶴「……」
明石「おぉ!加賀さんは探求心に溢れるお方だ!」
瑞鶴「はぁ!?アンタ、なんで何の警戒もなしに入ってんのよ!?」
加賀「…意外と心地いい?」ボソッ
瑞鶴「話を聞け!!!というかなんでそんな幸せそうな顔してんのよ!?…アンタ、前々から頭おかしいと思ってたけど、ついにぶっ壊れたのね!?」
加賀「五航戦、御託はいいから早く入りなさい?」
明石「加賀さん、流石です!」
瑞鶴「」
瑞鶴「…いやいや!?なんか理解が追い付かないんだけど!?というか、そもそもなんでこんなボロドラムに入んなきゃ…」
加賀「とっとと入りなさい」ガシッ
瑞鶴「…ちょっ!?髪を引っ張るんじゃないわよ!?や、やめ…」バタン
明石「おぉ、加賀さんナイスです!それでは適当にこの新聞紙を被せて…」
明石「手札の加賀と瑞鶴を融合!!蒼穹の支配者にして守護神!顕現せよ、加鶴ッ!」
提督「いや、名前ダッサ!てか手札とは!?」
明石「まあまあ!…ほら出ますよ!」
明石の叫びを合図にドラム缶が突如光出したかと思えば、大きな音が辺りに響き渡る。
そして眩い光に包まれながら、彼らの前に現れたのは…。
加鶴「…○ーヴァント、加鶴。ここに推参致しました。クラスはアーチャー、以後お見知り置きを。マスターのご命令とあらばこの命、いつでも差し出す覚悟でございます」
提督「」
明石「おおぉぉぉぉぉ!!!」
明石「す、すごいですよ、提督!?世界の理を越えてすごいキャラが誕生しましたよ!?」
提督「」
明石「…提督?」
加鶴「…マスター?」
提督(…これはアカン)
提督(多分、リアクションとったら負けだわ)
提督(もう気絶してよう…)
明石「うーん、提督が感動のあまり固まってしまったのでこっちで勝手に進めるとしますか」
加鶴「ま、マスター。大丈夫ですか…?」
明石「あ、加鶴さん」
加鶴「は、はい」
明石「提督…マスターのことを想うなら、明石の今から言うことを聞いてもらえますか?」
加鶴「…は、はぁ」
明石「それがマスターの為になるんですよ?」
加鶴「…!」
明石「分かってくれたみたいですね!それでは早速…」
―――
島風「明石さん、用ってなーに?」
川内「そーだよ。てかこの人誰?鎮守府では見たことないけど?」
島風「確かに!でもどことなく空母の人たちに似てる?」
加鶴「……」
明石「いーじゃないですか、細かいことは!お二人には頼みたいことがあって私が呼んだんですよ!」
明石「ズバリ!このドラム缶に入って下さい!」
島風「…へ?」
川内「…は?」
明石「フフン!」
川内「…いやいや、なんで?」
島風「川内に同感!なーんか怪しい!」
明石「…提督がそれを望んでいるんです!」
川内「いや、提督立ったまま動かないけど」
島風「うんうん」
明石「…かけっこ、夜戦」ボソッ
川内「…!」
島風「…!」
明石「ドラム缶に入れば、きっと提督はこう考えるでしょう…。自分の要望に応えてくれた最高の艦娘に何かご褒美を与えなければと…」
川内「おっし!入るー!」
島風「ちょっと、島風が一番なんだから!」
ワイワイガヤガヤ
明石「それでは二人とも入りましたね?じゃあ、いつもの新聞紙を被せてっと」
明石「手札の川内と島風を融合!!闇夜を駆ける俊足の暗殺者!!――現れろッ、川風!」
川風「………○ーヴァント、川風。主様の為に馳せ参じました。………私は忍。誰にも認知されることなく、主様の願いを叶えて差し上げましょう」
明石「おぉぉぉぉぉ!!!」
提督(うわぁ)
提督(…というか、島風のあのスケスケコスチュームの影響が強いせいか、かなり露出強くね?)
提督(しかも忍となれば…)
提督(…退魔○かな?)
明石「いいです!すっごくいいです!!!」
明石「よーし、次は……」
―――
夕立「…ドラム缶?」
明石「そうです!夕立さんに入っていただきたいんですよぉ!」
夕立「…うーん、いいけどぉ。なーんか怪しいっぽい」
明石「ま、いいじゃないですか」
夕立「む~~~」
明石「ほらほら、提督が見てますよ?」
夕立「…提督さん!?いつからいたっぽい?」
明石(ずっとここで固まってましたけど…)
夕立「提督さんが見てるならやるっぽい!」
夕立「入ったっぽいよ~~」
明石「ありがとうございます!」
明石「…うーん、もう一人は」
明石「…そこら辺の野良犬でも入れときますか」
提督(アカン)
明石「そしたらいつも通り新聞紙を被せて…」
明石「手札の夕立とそこら辺の野良犬を融合ッ!!緋色の瞳を煌めかせ、その鋭い牙で全てをくらえッ!!融合召喚ッ――野良立ッ!」
野良立「ガァルルルルルルルルッ!!!ガアアアアアッッッッ!!!グルルルルルルッ!…ぽいっ!」
提督(もはや巨大な狼出てきちゃった…)
提督(多分、バーサーカーだな…)
野良立「ガァルルルルルルルルルルルルッ!」
明石「おぉぉぉぉぉ!!!」
明石「こうなったら全てのクラスを揃えて、聖○戦争出来るところまでやっちゃいましょう」
提督(……)
提督(アカン)
提督「…明石」
明石「…次はライダー、いやキャスターもいいかもしれないですね!あ、セイバーはやっぱりあの娘が」
提督「明石、これを見てくれ」
明石「…何ですか、提督!今、明石は忙しいんですが……」
明石「…そ、それは」
提督は懐から光輝く一枚のカードを取り出すと、明石に突き付けるようにそれを見せつける。そしてハッキリとした口調で言い放った。
提督「融合解除」
女神転生?
》1
感想ありがとうございます
特に何かを意識したわけではないのですが、思い付きを勢いで書いたらこうなりました笑