一転攻勢といこうか!
一転攻勢とは、不利な状況転じて敵に積極的に攻撃を仕掛けることである。
※戦闘モノではありません(;・∀・)
いじめっ娘が堕ちる的なのって最高ですよね、それを書きたいのです。可愛いいじめっ娘が即堕ちするのはいつでも素晴らしい。
キャラ崩壊は多目です(艦娘が暴言吐いたり、悪態をついたり、最低なことをします)。
短編集。
即堕ち?
細かいことは気にしないでくだされm(__)m
艦娘視点で書く。口語体。
※それぞれは別のお話。
私は提督のことが嫌いだった。
突然何?って顔しているね…それもそうか。まずは自己紹介からかな、私は川内型軽巡洋艦一番艦の川内!宜しくね!
それで冒頭の私の発言だけどさ…私が提督を嫌いだったのには、ちゃんと理由がある。
ご存知の通り、私は夜戦が大好きだ。ううん、夜戦だけじゃない。私は戦うことが出来ればその他のことはどうでも良かった。
姉妹艦の居なかった私は身軽だったしね…いつ死んでもいいってくらいに暴れてたんだ。それが最高に楽しかったし、艦娘っていうのは深海棲艦っていう敵を駆逐する為だけの存在だから戦い以外には何も要らないって思ってた。
だけど提督はそれを快く思っていなかったみたい。自分の命を蔑ろにするような奴に守られる程、人間は柔な存在じゃないって怒鳴っちゃってさ…あの時は私だけじゃなくて他の皆も提督に白い目を向けてたね。
ありえない話だからね?
艦娘は在りし日の艦船の生まれ変わりっていうのは自分たちがよく分かってたし、艦船が兵器じゃないとしたら何なのさって提督の言葉を嘲笑ってた。
それで私を含めて鎮守府に居た全ての艦娘は、提督の指揮に従わず、自分たちで考えて行動するようになった。
提督の言葉に耳を貸すことはなくなり、今まで通り皆は戦うことにばかり目を向けるようになった。もちろん私もだ。毎晩海に繰り出しては敵の殲滅に喜びを感じていた。
だけどある時。
確か月明かりの綺麗な時だったと思う。敵戦力が多過ぎて、私は囲まれてしまったのだ。傷付いていく自分の体。それを見ながら、私は清々しい気持ちになっていた。戦いの中で死ぬなんて兵器らしいじゃない。
そう考えていたのに…。
提督はそれを許してくれなかった。
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