2019-03-24 19:26:03 更新

概要

キャラ崩壊、設定ぶっ壊れ、もう何もかもぐちゃぐちゃ、駄文、思い付き

良ければご覧下さい。


前書き

最強の鎮守府―――その強さは艦娘たちの地獄の苦しみの上に成り立っていた。

このままでいいわけないダルルォ!?


「貴様らは深海棲艦に対抗できる唯一の存在だ」


「だが貴様らに、我ら人間と同等の権利があると思うか?」


「―――答えは否だ」


「貴様らは兵器だ」


「我らが管理し、我らが使う」


「貴様らに意志は不要だ―――貴様らは我らに生かされているということを忘れるな」


「貴様らは兵器だ」


「人間の盾となり、矛となれ」


「―――有難いことに海軍本部から、我が国の沿岸付近に展開している数多の鎮守府の中で…ここが最強であるとお褒めの言葉を頂いた」


「―――素晴らしいことだ」


「この鎮守府が最強である限り…この国の安寧は保たれるのだ」


「その為に―――」


「貴様らは兵器として」


「役目を全うしろ」


「―――いいな?」


「「はい、提督様(司令官様)」」


――――――――――――


野獣「こ↑こ↓」


野獣「ふぅ~~疲れますよ~~」


野獣「鎮守府にやっと着いた~」


野獣「こ↑こ↓が俺の着任する鎮守府かぁ、なかなか立派なところじゃないかぁ」


野獣「海軍もようやく俺の実力に気が付いたって、はっきり分かんだね」


野獣「それにしても最強ねぇ」


野獣「(前任は海軍本部へ栄転…)」


野獣「俺も続きますよ~」イクイク


野獣「さ、早速鎮守府に入らせてもらいますか」ヒョイ


野獣「―――!」


野獣「いきなりこんな出迎えを受けるとは…」


野獣「やはり僕は王道を行く―――」


野獣の目の前には、敬礼した艦娘たちが勢揃いして並んでいた。そして野獣の顔を真っ直ぐな視線で見つめている。


野獣「お、なかなかいいッすねぇ」


野獣「さすが最強の鎮守府に所属する艦娘―――やりますねぇ!」


野獣「じゃあ、まずは執務室へ案内してもらおうかなぁ」


野獣がそう言うと、一人の艦娘が彼に歩み寄ってきた。


「司令官様、執務室へ行かれるのですか?」


野獣「お、そうだな」


「それではその役目、この吹雪にお任せ下さい」


野獣「お、ありがとナス」


吹雪「それではこちらです」


―――手厚い歓迎に上機嫌な野獣だったが、まだ彼は知らなかった。

艦娘たちの心には「兵器」という鎖が打ち込まれ、固くその心と体を縛り付けていた。


――――――――――――


その夜。


野獣「ふぅーやっぱり風呂上がりのビールは最高だな」


野獣「…さてテレビでも見るか、それともパソコンで動画でも見るかぁ!?」


野獣「…とその前に」


野獣「吹雪を呼ぶか」


吹雪は、野獣が何かあった時はこれを使うようにと無線機を渡していた。無線機を手に取ると野獣は吹雪に連絡をとった。


野獣「お、吹雪かぁ?」


「―――いえ、私は吹雪ではありませんが…提督様どうかされましたか?」


野獣「お、そうか。いや、吹雪に用があったんだが…」


「―――吹雪は只今出撃しています。何かあれば私が…」


野獣「―――へ?」


「…?どうかされましたか?」


野獣「いや、出撃って…もうこんなに日も暮れてるのに…」


「それが私たちの役目ですので…」


野獣「……」


「提督様、もし出撃結果を早くお知りになりたいのであれば、私が吹雪たちの帰還した時、この無線を通じてお知らせ致しましょうか?」


野獣「…お、おう」


「…承知いたしました」


そのまま無線は切れた。そして野獣はなんとも言えない嫌な空気を感じながら、ただ無線に連絡が入るのを待った。

そしてそれから無線に連絡が入ったのは、約一時間後。


「お待たせ致しました、提督様。吹雪たちが帰投しました」


野獣「お、おぉ。ご苦労様」


そして野獣が指定された母港へ足を運ぶとそこにはボロボロの艤装を纏った吹雪たちの姿があった。


野獣「…ッ!」


野獣「どうした!?吹雪!」


吹雪「…司令官様。どうしてこんなところに?」


野獣「そんなこと聞いてないゾ!それよりもその傷…」


吹雪「あぁ、これは出撃中に受けたものですよ。いつものことです、私が不甲斐ないから。ですがしっかりと海域の解放は進んでいますのでご安心下さい」


野獣「……」


吹雪「入渠が終わり次第すぐに出撃致します―――おそらく次でその海域は制圧出来るかと」


野獣「……」


吹雪「…司令官様?」


野獣「……」


吹雪「申し訳ございませんが、次の出撃に備えて、失礼させて頂きます」


そう言って吹雪たちは行ってしまった。

そして呆然としている野獣の前に現れたのは…。


「提督様」


野獣「あ、君は…」


「夕立と申します。提督様、吹雪たちにはお会い出来ましたか?」


野獣「あ、あぁ」


夕立「それなら良かったです」


そして野獣は気が付いた…その夕立という艦娘は、頬や耳を真っ赤にして野獣の顔を見つめているのだ。


野獣「…!」


野獣「ま、まさかこの寒空の下ずっとここで吹雪たちの帰りを待っていたのか?」


夕立「…?はい、そうですが」


夕立「それが何か?」


野獣「……」


夕立「提督様」


夕立「また何かあればこの夕立にお申し付け下さい」


そう言って夕立は行ってしまった。


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2019-06-21 16:54:16

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2019-05-04 20:06:48

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2019-06-21 16:54:18

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2019-03-28 19:17:55

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-04-17 10:14:21 ID: S:kiCNVB

イイゾ~これ

2: SS好きの名無しさん 2019-05-04 20:14:10 ID: S:7ndqQV

続きはどこですか?


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