女「お話がしたいです!」 part1
男「今日も来てくれてありがとうございました!ではまた!」
男「ふぅ、今日も楽しく配信できたな。ん?メッセージが来ているぞ。」
?「いつも配信見ています!よかったら通話しませんか?」
男「おー!ついに過疎配信者にもファンができたか!嬉しいな!」
男「喜んで!いつにしますか?、と。」
男「明後日か、了解、と。ちょっと緊張するけど普通に嬉しい、こうやって人との繋がりができるんだなあ。」
男「今日は疲れたしもう遅いから寝ようかな。」
~次の日~
男「よく寝た。自分の配信見直して課題点を見つけよ。」
男「この場面、自分でも何言ってるのか分からんなw
あ、この人明日通話する人だ、プロフ見てみよう。・・・ん?この人も配信をしているのか。」
男「え!?今も配信しているの?ちょっと覗いてみよう!」
男「・・・。この人、女性だったのか。くっそ声かわいいし。」
男「ふふふ、ここで仲良くなっても損はないよなwコメントしちゃおw
初見です、と。明日通話するのに初見って言うのも変だけど、まあいっか。」
女「あ、初見さんいらっしゃ・・・え!?男さん!?あ、えっと、いらっしゃい!」
男「すごい動揺してるw面白い人だなw」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
男「乙です、と。いやー面白かったなあ、毎回見に行こ!w
ん?メッセージが来ているな、どれどれ。」
女『こんばんは。配信来てくれてありがとうございました!
まさか憧れの男さんが来てくれるとは思っていませんでしたwすごく嬉しかったし、緊張もしましたw
よかったらまた来てください!』
男「たしかにめっちゃ緊張してたな。
こちらこそ、楽しい配信をありがとうございます。また見に行きます、お疲れさまでした、と。
健気な子だなあ。」
男「さて、俺も配信始めようかな。最近モチベ高いし。」
女『わこつです!』
男「あ、女さんも来てくれた。今まで彼女、女友達できなかった俺からするとくっそ嬉しいな。グフフw」
~次の日~
男「さて、いよいよ今日が通話する日だ。すごく緊張してきた・・・。
お、メッセージだ。」
女『こんにちは!通話なんですけど、今の時間でも大丈夫ですか?』
男『こんにちは!はい、今からでも大丈夫ですよー!』
男「お、かかってきた。」
男「・・・もしもし。」
女「あ、もしもし。初めましてw」
男「あ、こちらこそw初めましてwいつも配信見てくれてありがとうございます!」
女「うふふw本物だw男さん生きてるw」
男「なんだよ生きてるってwそりゃ通話してれば普通に生きてますよw」
女「そうですよねwはーすごい緊張するw」
男「ですねw俺も緊張してますw」
他愛もない、本当に普通のことをずっと喋っていた。好きな食べ物、晩飯の時間、身長、年齢などなど。
配信での悩みも聞いた。俺は自分で気を付けていることを交えて話した。
幸せだった。楽しくて、ずっと、このままずっとこの時間が続けばいいと思っていた。
女「あ、もうこんな時間ですね。すみません、長く話しちゃって。」
男「いえいえ!全然楽しかったので大丈夫ですよ!
もしよければ、また通話しませんか?」
女「え!もちろんです!ぜひぜひ!今日はありがとうございました!」
男「こちらこそ!とても楽しい時間をありがとうございました!」
女「あ、今日男さん配信します?」
男「しますよ、よければ来てくださいねw」
女「はーいwでは、また。」
男「はい、また。」
男「女性と話すのってこんなに楽しいのか・・・。」
男「こりゃ春も近いなwさて飯食ってから配信しますか。」
女『わこつです~』
男「相変わらず早いなw」
part2に続く。
このSSへのコメント