2019-05-09 15:53:16 更新

男「今日も来てくれてありがとうございました!ではまた!」


男「ふぅ、今日も楽しく配信できたな。ん?メッセージが来ているぞ。」


?「いつも配信見ています!よかったら通話しませんか?」


男「おー!ついに過疎配信者にもファンができたか!嬉しいな!」


男「喜んで!いつにしますか?、と。」


男「明後日か、了解、と。ちょっと緊張するけど普通に嬉しい、こうやって人との繋がりができるんだなあ。」


男「今日は疲れたしもう遅いから寝ようかな。」


~次の日~


男「よく寝た。自分の配信見直して課題点を見つけよ。」


男「この場面、自分でも何言ってるのか分からんなw

  あ、この人明日通話する人だ、プロフ見てみよう。・・・ん?この人も配信をしているのか。」


男「え!?今も配信しているの?ちょっと覗いてみよう!」


男「・・・。この人、女性だったのか。くっそ声かわいいし。」


男「ふふふ、ここで仲良くなっても損はないよなwコメントしちゃおw

  初見です、と。明日通話するのに初見って言うのも変だけど、まあいっか。」


女「あ、初見さんいらっしゃ・・・え!?男さん!?あ、えっと、いらっしゃい!」


男「すごい動揺してるw面白い人だなw」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


男「乙です、と。いやー面白かったなあ、毎回見に行こ!w

  ん?メッセージが来ているな、どれどれ。」


女『こんばんは。配信来てくれてありがとうございました!

  まさか憧れの男さんが来てくれるとは思っていませんでしたwすごく嬉しかったし、緊張もしましたw

  よかったらまた来てください!』


男「たしかにめっちゃ緊張してたな。

  こちらこそ、楽しい配信をありがとうございます。また見に行きます、お疲れさまでした、と。

  健気な子だなあ。」


男「さて、俺も配信始めようかな。最近モチベ高いし。」


女『わこつです!』


男「あ、女さんも来てくれた。今まで彼女、女友達できなかった俺からするとくっそ嬉しいな。グフフw」


~次の日~


男「さて、いよいよ今日が通話する日だ。すごく緊張してきた・・・。

  お、メッセージだ。」


女『こんにちは!通話なんですけど、今の時間でも大丈夫ですか?』


男『こんにちは!はい、今からでも大丈夫ですよー!』


男「お、かかってきた。」


男「・・・もしもし。」


女「あ、もしもし。初めましてw」


男「あ、こちらこそw初めましてwいつも配信見てくれてありがとうございます!」


女「うふふw本物だw男さん生きてるw」


男「なんだよ生きてるってwそりゃ通話してれば普通に生きてますよw」


女「そうですよねwはーすごい緊張するw」


男「ですねw俺も緊張してますw」


他愛もない、本当に普通のことをずっと喋っていた。好きな食べ物、晩飯の時間、身長、年齢などなど。

配信での悩みも聞いた。俺は自分で気を付けていることを交えて話した。

幸せだった。楽しくて、ずっと、このままずっとこの時間が続けばいいと思っていた。


女「あ、もうこんな時間ですね。すみません、長く話しちゃって。」


男「いえいえ!全然楽しかったので大丈夫ですよ!

  もしよければ、また通話しませんか?」


女「え!もちろんです!ぜひぜひ!今日はありがとうございました!」


男「こちらこそ!とても楽しい時間をありがとうございました!」


女「あ、今日男さん配信します?」


男「しますよ、よければ来てくださいねw」


女「はーいwでは、また。」


男「はい、また。」


男「女性と話すのってこんなに楽しいのか・・・。」


男「こりゃ春も近いなwさて飯食ってから配信しますか。」


女『わこつです~』


男「相変わらず早いなw」


part2に続く。


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