2019-09-14 23:02:14 更新

概要

「申し上げます!続編が現れましたぁ!」

「ダニィ?」

「ハーメルンより先行して、時折加筆されていくのだよ」

「・・・」

「嘘です!父さん。そんな話を信じちゃダメだ。」

「早速続編とやらを視聴にでかける」

「はい」


前書き


もーっと書けって煽ってもいいのよ!!
       _. -──-. _
     . ´: : : : : :、: : : :\
   _/: : / : : : : : |: : : : :、:.、
  ⌒{: : :六‐: : : : 六: : |: :|: : :.、
   ハ: : f伝圷、/'伝圷キ: |: : 「`
    V| 乂ノ   乂ノ }: :| ): |
   /入:::  マ フ  :::/:./: i|:.|
   |从i:i:iア入_ノ> レ'从ノ|ノ
     / マ_乂_/{ \
    /  / 八    、   \
  ,<\/  {iii}   八\/ >、
  ^^´ >、_∨__ ノ( `^^''~
    /ニ/ニ/ニニ|ニ|ニ\
    \{ニ/ニニ|ニ|ニ/
     |ー=7=─‐=マ=ニ|
     |ニ/     マニ|
     |/       マ」



カテゴリ 【SS】 【艦これ】 【艦隊これくしょん】

作品要素 【シリアス】 【ミステリー】 【SF】

警告タグ 【ガールズラブ】 【性的描写】 【グロテスク描写】 【ネタバレ注意】

対象年齢 【R-18】(成人以上、精神の強い人推奨)


※続編。なぜかリンクが動かないので過去作は作者名から飛ぶ必要あり。

『 海底150M 囚われの提督 強制M男ペット化調教 』のチラ裏
[link_ssmatome:http://sstokosokuho.com/ss/read/17088 ]

『 海底150M 囚われの提督 強制M男ペット化調教 』
[link_ssmatome:http://sstokosokuho.com/ss/read/15968 ]



    「目次ですじゃ」

18 アプサラスⅢ(黒セーラー服 中破)


ー海底のセラピー犬編ー

19 Intermission キャスト・オフ
20 飛行場姫 北方棲姫
21 戦艦棲姫 飛行場姫 北方棲姫 提督さん(強制女装開始)
22 駆逐棲姫(白ナース服) 北方棲姫










18 アプサラスⅢ(黒セーラー服中破)





甲板を見渡すと闇夜に紛れる為か、全体的に黒く少し乱暴に塗装されていたようだ。大砲などは除去されているようで、甲板は滑走路のように広いスペースが広がっている。艦の側面には先程照らしてきたライトが複数台設置されている。


機銃の先端にはコルクのような物が詰められたままの物もあり、お世辞にも戦闘艦と呼べる代物ではなく、どちらかと言えば展示されていた船を無理やり走らせてきたと言った様子だ。撃たないのではなく、撃てなかったとの理由もあったのだろう。


青年兵士の顔を紫色の瞳を凝らし見てみると、どこか頼りない印象を覚える。着地前に見えた艦尾からは、目に見える大きさで鉄をひしゃげさせた穴から昇る白い煙が、マストに照らされる潜水新棲姫の顔を見え隠れさせていた。大方の予想は付いたが、少女は警戒したまま甲板を艦橋に向かい歩き始める。


後甲板にダメージを受けてはいたものの、付近に“残存敵勢力”は認められず、艦に残された全ての照明が点灯する。少女の黒いセーラー服が先程の戦闘で損傷し、紫の下着が上下とも露わになっていた。オスの全身に絡みつく熱視線を、歩くたびにめくれ上がり濡れた紫の下着が浮き上がらせるお尻の隙間に感じながら、気にもとめない様子でゆっくりと艦橋に近づく。


「失礼しました!」商業船の船長の格好をした男が、艦橋横の鉄の扉からばたばたと飛び出てくる。上から走っておりてきたのだろう息を切らせながら両膝を掴む。「ご用件は?」少女は紫色の目を細め、男を冷たく威圧する。広がる空気が周囲の者をも巻き込み、遠くで嘔吐しているかのような、嗚咽も聞こえてくる。


噂には聞いていたが、実際に深海を体験してみると体は震え、僅かに開いた口が振動する歯の音を奏で始める。「あっ・・の」男は青ざめた顔で少女を見るが声が上手く出てこない。「通行許可を求めているわけではありませんね?」「ひこっじょう・どっのに・・お会い・したく」体を起こし声を絞り出す。


「私が“飛行場姫”です」少女は圧迫する空間を緩めてやると、紫の髪から垂れる海水を肩に受けながら言った。「こちらの」咄嗟に上着の内ポケットに手を入れると男は凍り付いた。脳裏によぎる。数秒先の光景が。だが少女は意に介さず佇んでいる。「ピクチャーです」震える声を先に出し、男はゆっくりと胸の内側から手を滑り出す。


「ローレライ様から」少女に見つめられ小刻みに絵が揺れている。西洋からわざわざ。少し呆れたように手を伸ばし受け取る。「こちらをお渡しすればよいと・・・」白い紙に描かれた手書きの絵には、団子のように丸い顏をしたベビーコーンのような角が付いている飛行場姫が描かれている。右下には“ろーれらい”と書かれた平仮名とピースサインをしている手の絵がある。


夜間戦闘にも耐えうる視力の為、少女の少し上から全体を除いていた赤いタコヤキが、その絵を見てカクカクと笑うように顎を開閉させているようだ。対照的に、少女は少し不満げに紫の垂れる髪を耳の後ろに片手でかき上げている。


「他にもありますよね?」紫の瞳が少し目線が上にある男の、若干ブルーな目を見据える。「はっ・・あの・・・」背筋に寒気を感じながら、口の中が急速に乾いていく。「だしてください?」男の瞳の中が震え観念したように、再び胸元に手を入れた。「こちらはフォトです」取り出そうとする手が止まる。


「飛行場姫様へと」男は念を押すように声を出す。「はい。どうぞ?」震えの手の中には数枚の写真が握られているようだ。青ざめた顔で男は写真を手渡した。そう。あの子は悪い悪戯が大好きな“こういう子”だから。紫の髪が水気を落とし、夜風になびき少し楽しそうに揺れている。恐らく少女ではなく、ろーれらいご指名の飛行場姫でも同じことをするだろう。


二人の性癖は近しいものがある。


「この写真は何ですか?」少女は股の奥の疼きを隠しながら、裁判にでもかけているように極めて冷酷に、事務的に言葉を発する。


海温に合わせた低い体温のため、胸の下着を押し上げる二つの突起は初めからある。全体的に湿り気を残し依然として海水を垂らす短くなったスカートから激しく露出した股の布地は、股の奥からの粘り気のある分泌物を隠すのには十分機能している。


周囲で様子を伺い、恥かしい姿の少女の全身をしっかりと凝視し、刺さるような恐怖の中、股間を膨らます男たちにはその少女の変化に気付く者はいないだろう。真正面で対面する男もまた、言い訳を考え思考の迷宮に囚われている。楽しめそうだと言うように、少女の口が僅かに水平に開いた。息を小さく長く吐く。


「これで全部ですか?」少し目を大きく開き、わずかに手を震わせながら冷酷に問い詰める。「・・まだ・・・ござい・・ます」そうだ。必ずある。全員分。「やった者をすべて甲板へ集めてください?」「ですが・・航行が」少女が片手で指を鳴らすと、タコヤキが急上昇しカチカチと歯を鳴らし始める。


合図を受けたかのように艦首に振動が起きた。「本艦は拿捕されました。あなたには選択肢が二つあります」紫の瞳が男を冷たく見上げる。「私に従うか。沈むか」「直ちに集めます」先程沈んだ駆逐艦4隻を思い出す。彼は、新鋭ではないが後期生産型の対深海棲艦用の艦艇が、瞬く間に沈められていたのを艦橋から見ていた。



【【大本営は、新鋭艦と新兵器艦娘との共同攻撃により、深海棲艦との戦争で拡大した戦線を押し戻し、ついに敵の主戦力を海中に撤退せしめたと同盟各国に吹聴していたが、先ほどの戦闘を見るに大きな疑念を抱く。彼には艦娘との接触こそなかったが、果たしてアレを止めることが出来る戦力が人にあるのかとの。


人には比較的友好的である潜水新棲姫との接触を最初に行ってしまった彼らには、深海棲艦の本質を見誤させられたのも無理はない。彼女は西洋において、気まぐれで人命救助もしているため、大本営発表による敵勢力の不当評価も相まり、西洋では深海棲艦全体に多くの誤解を持っている。艦娘さえ増えれば“不遇な生い立ちの彼女らも、いずれは人に属するだろう”と。】】



艦橋に戻ると、彼は直ちに真鍮色の太いパイプのような伝声管の蓋を開け、大声で全乗組員に号令をかけた。艦橋から数回ドラの音のような音を響かせると、忙しなく彼自身もデッキへと駆け下りていく。総員退艦を思わせる内容に、男たちが足早に凍えるような寒気の待つ、前甲板の広大なスペースに集まり始める。


「お許しください!」再び照明を落とし甲板に星明りに目が慣れたころ、団子のように事情が分からず集まった、怯えた顔で男達の前に少女が立つ。彼は一人前に出ると少女の言語に合わすように、膝と頭を冷たい鉄に付けた。少女の白い足指が頭を地面につけている男の背中に乗せられる。


「言いなさい。彼女に何をしましたか?」顔を上げ、僅かに違和感のある白い脚から上へと見上げると、体型よりも遥かに大きく少女を感じる。男が顔を上げると、背中からずり上がった少女の足が男の肩に乗り、強く踏み潰した。片足が上がり、紫の下着の中心から垂れる水滴が男の顔にかかる。


異常な状況に、恐怖の中、男たちは股間を膨らませて少女に気付かれまいと、もじもじ脚を擦り合わせる。各々に勃起している股間部分を隠すよう努力しているようだ。少女は横目でそれを確認しながら続けた。


「小さなお口に、おちんちんをねじ込ませ」グリグリとかかとが肩を圧迫する。「喉の奥でシゴかせた」肩に乗り前後に動かされる少女の片足が、水気を帯びた紫の下着を股間に張り付かせ、わずかに生える紫の茂みと経験豊富な少女の女を見え隠れさせる。


「しっかりと、ごっくんさせました」男は無言のまま足蹴にされ続け、ズボンに盛り上がりを作りながら、ギラギラとしたブルーの瞳で少女の股間を凝視しつつ、少女の詰問を聞いている。周囲に集められた男たちもまた、自分の事のように波が艦を洗う音に混じり甲板に響く少女の声を聴いている。


少女の手の中には数枚の写真がある。全て別の男が、幼い口の中に男の肥大化した性器を頬を膨らまさせて、喉奥まで捩じり込まれている写真が。幼い顔が、男の陰毛の中に埋め込まれている。顎を上げ写る喉は、半分ほどが僅かに男の形に膨らんでいる。一見幼女の頭を押さえつけ、食道までレイプしているかのようだ。実際にはその特殊能力でレイプされているのが男の方ではあるが。


「なんですか?その股の膨らみは。ふざけているんですか?」膝立ちのような姿勢で上半身を起こしていたため、船長のような白いズボンが引きずられ股間の膨らみがより鮮明になっている。男は咄嗟に両手で隠した。「手をどかしてください」憐れむように蔑むように冷酷に言い放つ。「そうです。そのまま腰を落としてください」少女はゆっくりと息を吐き楽しむ。


「どうしました?」肩から下りた片足が、男の両足の間に乗り、体重が乗っていく。音の表情が歪み始めた。事情は知っているため彼の待つ質問は与えてやらない。弁明の機会を持たぬまま男は様子を伺うように黙秘を続け少女の重い足に責め立てられる。



【【遊びである少女と艦員の命を預かる彼とでは、その真剣度に違いが出るのは当然だ。彼には選択を誤ればあの駆逐艦のようになると、常に背中には冷たいものが流れている。なぜそうなったのかの問いを待ち、弁明するためにあらゆる問答を考える。


また深海棲艦の知識に乏しく、不幸にも少女が飛行場姫が変体した姿なのか、あるいは別人なのかさえ判断がつかない。ゆえにうかつな質問で彼女の機嫌を損ねさせれば身の危険に直結すると身を引き締める。


深海棲艦は単独にして、天災級の災厄を持ち合わせるとのゴシップを読んだことがあるが、東洋のジョークはユーモアが効いていると昨日まで笑い飛ばしていた自分たちが呪わしい。太平洋上で強国の第三艦隊が蒸発した話も、あるいは真実だったのかもしれない。少女の戦闘能力を考えれば、十分にありうる話だ。】】



「これは、良いおちんちんですか?それとも、悪いおちんちんですか?」かかとに力が入り男の股の間を強く甲板の黒い鉄に圧し潰す。かかとを軸にゴリゴリと何度も足を半回転させる。男の顔が引きつるように歯に力を入れてうめき声を漏らしている。「良いおちんちんですか?」足を持ち上げ「悪いおちんちんですか?」冷酷に振り下ろす。


「答えるまで続けますよ?」再び足が上がり、一気に踏み潰すと足を捩じる。「悪いおちんちん?」「・・悪い・・おちんちん・です」再びより高く足が上がっていくと、怯えるように男は答えた。足が振り下ろされ、甲板に鈍い音が響く。男は小刻みに呼吸を速め、少女の白い脚をただ見つめている。


「ズボンを下して」男の股間直前に振り下ろされた凶器は、甲板にわずかに歪みを作り出した。青ざめる顔で、男は一切の考えを捨て去り言われるままに従う。「かってにお漏らしして、悪いおちんちん」ズボンを下すと若干暗くて分かり辛いが男のトランクスにはシミが広がり股に液体が伸びている。「下着もです」


可愛い。少女は楽しそうにソレを眺める。恐怖と少女から放たれる冷気に当てられ縮こまる男性器と、少女から逃げ出すように、体内に潜り込んでいる二つの睾丸が見えた。下半身を露出して膝立ちをする男の足の間に白い足を添えて、足の指先で玉のシワを謎ってやると誘われるように二つの塊が垂れ落ちてくる。


男たちの視線が、下着の中で乳首を立たせ、股布から時折水滴を垂らす、少女の足指の間に挟まれしっかりと反り返った勃起に集中する。自分の物のように膨らませる、足指の間が上下にスライドする姿に期待を込めて眺めて、多くの者たちが自然と股間に手を伸ばしている。


「た」少女の視界は揺らぎ、少し頭痛がする。少し足で遊びすぎたようだ。「ってください?」周囲の男たちに良く見えるように向かって、横向きに立たせる。少女の不備は一瞬の出来事だったので、すでに性欲に囚われている男たちには気付くよしもない。


上空を旋回しているタコヤキだけが、少女を心配しているようだ。ソ級とヨ級はいつでも艦を沈められるように、威嚇として艦首に衝撃を加えたのち、艦首から艦尾に沿って遊泳し、複数のバイタルパートを探針波によってすでに探り当てている。また並行して、艦娘などの探索を行い続けている。


「悪いおちんちんは」少女の片手が男の毛深い股の間に伸びる「お仕置きです」手の平の中に二つの玉を包み込み、握りしめ、指で擦り合わせる。男は逃げるように腰を動かし呼吸を荒げている。少女はその男が男たちに凝視される中うめき声を上げさせ羞恥する姿を堪能する。「良い子にしますか?」力をかけゴリゴリと転がす。


「本当ですか?」呻きながら首を上下にカクカクと動かす男の姿を見て、少し残念そうに少女は手を離した。「では続けましょう」少女は少し胸を張り、露出する谷間を強調する。「悪いおちんちんですか?」男の視線が少女の胸の筋に視線を落とすと手を伸ばしながら冷たく問いかける。男はハッと視線を戻すと股間を立たせたまま、少女の紫の瞳に視線を合わす。


「では問いましょう。あなたは何をしに来ましたか?」どこかつまらなそうに尋ねる少女に若干の違和感を覚えるが、この機を逃すまいと彼は言葉を慎重に選ぶ。「ローレライ様のご希望であります」まるで失言を待つかのように、少女は目を細めて聞いている。「指定された食料その他をお届けに参りました」「その他とは?」睨むような目をして、指で股間を握りしめる。男は小さく悲鳴を上げる。


「ひっ。西洋の衣類であります!」怯える姿に、乾きを取り戻し海水で少しバサバサとした紫の少女の髪が楽しそうに夜風に流れる。「経緯をどうぞ?」心無い取り調べを受けるように、少女は冷酷に続ける。取り巻きの男たちは雰囲気の変化に、こちらも少し怯えるように事の顛末を伺っている。


「我々は脱走兵でありまして」でしょうね。少女は推測していた。身なりと艦の様子から民間。あるいは、“愚図”のどちらかであると。「潜水艦で離脱中に友軍から攻撃を受けました」ああ。またか。最近多いんですよね、と少女は面倒そうに聞いている。


つまり、逃げ出しているところを見つけられて、攻撃され沈没しかけたところを、たまたま遊泳していた潜水新棲姫に浮上させてもらったという事だ。その後、彼女と共同で繋がれていた展示品の艦を奪いでもして、ここまで来たのだろう。一生懸命に体を大きく動かし大げさに潜水艦の事故アピールを続ける彼を突然制止した。「それで、その後はどうしますか?」


「アジアに離脱する予定であります」大方予備役か何かで、無理やり従軍させられたのだろう。彫の深い顔立ちであるが、人が好さそうでまるで頼りなく、撃ち合いを始めれば人間同士でもすぐに死にそうな顔をしている。「アジアへ向かうのであれば、ローレライ様より、この写真と指定する物資をこちらへ届けて欲しいとの事でした」


物資あげるから、その人たち届けてあげてと、声が聞こえるようだ。少し苛立ちを覚えるが、いう事を良く聞くよい子であればわざわざ殺してやる必要もない。細目で見渡せば、どれもこれも薄らバカにしか見えないのんきな顔をしている。少女は心の中で大きくため息をついた。ここがどういう所か、まるで理解していないらしい。


「タコヤキさん」手を上空にのばして、グルグルと回す。赤いタコヤキがカチカチと歯を鳴らして、急降下してくる。「そっちじゃないです」団子になる男たちの上空に向かうが、少女が手招きをすると、大きく軌道を変え少女の肩に静かに乗った。タコヤキの降下中にドーナッツのように輪が出来て、複数の男が青ざめながら尻もちをついている姿が少し楽しい。少女はタコヤキの頭を優しく撫でた。


これを持って、下で待つソ級さんに渡して、姉さまを呼んできてください。いいですか?耳があるのか分からないが、タコヤキの球体の側面にそっと呟いた。破れたスカートを脱ぎ下ろし、ポケットの中に写真と絵を仕舞いタコヤキの口に挟み込む。少女のスカートを口にくわえたまま頷くように前方向に小さく回転すると飛び去って行った。


夜が明けるころには戻るだろうと予測する。星の動きを見るに後二時間くらいか。


さて、時間も余り、眼前に並ぶ“愚図”共とどうして遊んでやろうかと首を傾げ考える。紫の髪がごわごわと潮風になびいている。上半身の黒く破れたセーラ服から零れ出る紫の下着と、性器の形にだけ湿り気を残し陰毛をしっかりと見せたままの下着に再び絡みつく視線の集中を感じる。


「物資の受け渡しはどのように?」少女は男を細目で睨みつける。「はっ。浮力のあるコンテナを指定場所に投下します」通過した際に確認した船尾の継ぎ目が開き、そこから投下するのだろうと、真偽を判断する。飛行場姫のように。臆病なほど慎重な彼女であるがそれこそが彼女が今日まで元気に命を繋いでいる理由の一つだろう。


「それには感謝しましょう」男をドンと押すと硬い鉄板に尻もちを付き、うめき声を漏らす。「ですが」片足で、男の股を開かせると、その上に両膝を乗せるように立膝になり足を開かせたまま固定する。「ごっくんさせた罰は受けてもらいます」反論しようと口を開ける男に、しなだれた男の股間に手を添えて素早くしごき黙らせる。


「一人で罰を受けますか?」少女の手コキを見ようと僅かずつ男たちが股間を膨らませて前によって来る。「それとも全員がいいですか?」四本の白くしなやかな指が音を立てて男のカリ首を激しく上下に通過する。「自分が」全てを言い終わる前に、もう片方の指が伸びゴワゴワと毛の生える玉袋を揉みしだく。


「見られてますよ?」上半身をくねらせ、両手を漕ぐようにしながら上へと逃れようとするが、少女の両膝がそれを許さない。「全員ズボンを下してください?」いつのまにか男たちが二人を中心に輪を作っている。「罰は一人で受けるそうです。他の人にはご褒美だけをあげますよ?」


カチャカチャとする音と、衣擦れの音が一斉に響く。ズボンと下着を脱ぎ下ろし甲板に脱ぎ捨てられたズボンが輪を作る。下着を丸出しにする少女の全方位から、男たちが体の隅々を見回している。


「イクところ、見てあげてください?」両手を巧みに動かし、顔を隠し体をくねらす男をさっさと責め立てる。彼の制止を求める哀願もむなしく、少女の内またに届くほど白い体液がドロリと噴き出した。「早漏ですか?早いですね」全員に聞こえるように少し大きく言う。少女は立ち上がると、腰に片手を当て踏み潰し、残る精液を自らの腹に吐き出させた。


「汚い」艤装の足裏に付いた精液を、冷たく硬い足裏を、男のほほに押し付け塗り付ける。顎を伝い流れる精液により、地上組が時々捕らえた男いじめをするときにザー汁フジと言う遊びをしていると、少女は思い出した。紫の髪が楽しく揺れる。


「皆さん。二列になってください?」紫の瞳が男たちをのぞき込み、わずかに身震いするかのように体を震わすと副縦陣を取る。「まぁ。素直な良い子達ですね」少女を挟み男達が二列に整列する。「お仕置きとご褒美が両方できる画期的な方法です」少女は楽しそうに水平に開く。


「二名。前へどうぞ」子宮の奥からの疼きが少女の下着に粘性の強いシミを広げていく。転がる男の上着を無理やり脱がし全裸にさせると少女の後ろ側に座らせた。「一度抜いてあげます」


「こちらに向かって立ってください?」二人の男が少女に股間を握られながら、座らされ射精の余韻に浸っている男に向かされる。「彼には女の気持ちを味わってもらいましょう」卓越した少女の手コキが、次々と並ぶ男を射精させていく。


「はい。ぴゅっぴゅ」左右の男を調整しながら次々と射精させ、男の髪から体に白く黄ばんだ体液が降り注いでいく。「まぁ。包茎さんですか?大丈夫ですよ」皮の閉じた男すらも意に介さす楽しそうに射精させる。全ての男が回転するま頃には男の頭にはベトベトの精液が乾燥を始めガビガビとしている。


「まぁ。フジ山みたい」髪から垂れる精液が肩に乗り白い雪のようにベタベタと固まっている。「どんな気分ですか?」一巡が終わると、少女は男に向き直り縮こまった股間を踏む。「気持ちいいですか?」精液に濡れた手の甲で、涙に零れる顔を拭く男に尋ねる「気持ちいいですか?」足をグリグリ回す。


僅かに泣きながら首を振る男に、少女は股をぐっしょりと濡らし子宮がキュウキュウと締め付けられる。同じ質問を続けグリグリと足で踏みにじる。次第に股間を膨らまし口から精液の泡を作りながら、涙を目に溜め、小さく気持ちいいですと答えた。足をどかせると、新しい精液が僅かににじみ出ている。


「ザージルにまみれて、我慢汁ですか」足を下すと、鉄板に精液の足形が僅かに出来る。「すっかり肉便器ですね」少女は紫の下着をスッと下ろし、胸の谷間に下着を入れると、男汁にまみれた男を押し仰向けにさせる。


「ど変態ですね」馬乗りに跨り白い股の間で、精液でベタベタな男の勃起を掴むと、一気に腰を下ろした。「どうですか?」両手で逃げられないように腰を掴み、膣壁で締め上げながら男を犯す。空気を抜き形を合わせながら、腰をゆっくり上下に動かし膣コキを始める。男はたちまち首を振りながら奇声を出すかのように声を上げ始めた。


「おちんちんは欠陥品ですから」男の喘ぎ声に、黒いセーラー服の上半身から大きく露出したブラジャーの二つの突起が大きくなる。「オマンコほど気持ちよくなれないんですよ」紫の陰毛が前後に擦り動き、精液を搔き乱しわずかに泡が出来る。


「でも」入口近くの膣圧を上げ、カリ首の裏筋を捕らえる。「本当に気持ちよくなると、男はよく鳴きますよ?」まるでレクチャーをするかのようにポーカーフェイスでいつの間にか再び勃起して周囲を取り囲んでいる男たちに言う。「もう出しちゃいましたか?」バタバタと手を動かしながら、男は少女の最奥に腰を突き出すように痙攣して、精液をまき散らさせられた。


「他の人は優しく抱いてあげます」少女が立ち上がると内股にべったりと泡出つ精液がこびりついている。「私と、したい人いますか?」十分楽しんだので、首を傾げ紫の髪をふわふわとさせながら残りの男たちを快く誘う。「したい人は一列にどうぞ?」スカートを渡し上空待機していたタコヤキにそっと指示を出すと、海水を口に入れて戻ってきた。


「こっちに」上空に手を振り、低高度から男に海水を叩きかける。冷えきり怯えながら髪を垂らし精液を僅かに残す体を優しく抱き起すと、白い手で体の海水を払い落とし抱き付いてキスをする。口の中に強引に舌をねじ込むと男も少女の腰に両手を回してきた。


「コンテナの投下が終わったら、また抱いてあげてもいいですよ?」力なく勃起を始める股間に股を乗せ、体を小刻みに振動させて体温を高める。睡眠中に上がる体温のように高い温度で男を抱きよせた。「ちゃんと働いてきてください」首筋にくちびるを付けると、強く吸い立て首筋に赤いアザを付ける。


「この場所に全て投下して大丈夫です」彼は立ち上がり、服を着直すと少しフラフラと船内へと向かって行った。「では」男が船内に入っていくのを見送ると少女はご褒美を待つ男たちへと向き直る。「この中に童貞さんいますか?」先程の男の精液を股からわずかに垂らしながら少女が紫の髪を傾げて尋ねる。


「挙手をおねがいします」少女が片手を上げると、釣られて多くの男たちが小さく手を上げているようだ。「うん。圧倒的に童貞さんが多いんですね」軍ではよくある事だろうと考えるが手間取りそうだとも思え、少し面倒くさくなった。「最初の人」相手はいずれも少し大柄で少女は首を上に向けて話しかける。


「前からと後ろから、どちらがいいですか?」少し見上げ紫の瞳が男を見つめる。「いいですよ?」少女は前かがみになると、両手を鉄板に付け、足を肩幅まで広げるとお尻を突き上げた。「あ。そこじゃないです」やっぱりかと残念に思った。かなり角度を伴う挿入に入口から逸れる。後ろから見られているプレッシャーにより、挿入するもすぐに抜けてしまう。


「最初はゆっくりでいいです」男の物を二本の指で優しく誘導すると、半ばまで滑り込ませる。「そうです。そのまま滑り込ませてください」男が初めての感触に亀頭を膨らませ喘ぎ声を出しながら根元まで無事に童貞を捧げる。「引きすぎです」しっかりとストロークを始めようとすると、すぐに抜けそうになり少女が指で支える。


「もっと、膝を落として突き上げるように」対格差があり、男を中腰にさせると斜め前方に腰を動かす。反り返る先端が膨らみ、少女は力を抜き膣内の方向を男の物に合わせてやる。「いいですよ、良い子です」両手で体を上げ背中を水平に近づけると、男が挿入をしやすくなり、激しく腰を振り始める。男が股間を打ち付けるたびに少女の白いお尻が震え胸が前後に動く。


「いいですか?締めますよ?」口を開け喘ぎながらパンパンと少女のお尻に股間を打ちつける男の反り返るカリ首の後ろに、膣壁を動かし、ゆっくりと閉め付けしごき上げる。男は突然の引っ掛かるような刺激に驚き股間を膨らませすぐに大量に精液を吐き出してしまった。「もう出ちゃいましたか?」


精液が子宮の中に広がり、膣内がベタベタに精液に溺れている状態を想像し、少女は少し子宮が疼いた。引き抜かれる肉棒が精液をわずかに掻き出し少女の陰毛と太ももにドロドロと垂れている。「少し締めすぎましたね」体を起こすとまだ物欲しそうにヒクついている股間の膨らみに優しくキスをする。


「たくさんいるので、一人一回です」男を追い立てると、次の男が勃起を見せつけている。「前ですか?」男に抱きかかえられるように持ち上げられると少しよろける。「ああ。私ちょっと重いんですよ」艤装のせいもあり、体型から考えるより倍ほどの重さがある。重心は足に集中しているため男の腰を両足で挟み込み安定させる。


「結構力持ちさんなんですね」二コリと汗をかき笑って見せる男の膝は、すでに震えが来ている。彼女を抱き上げての性交は、80kg程度の重しを体に乗せスクワットをするようなものだ。艤装自身に40kgほどの重量がある。足を抜いた少女の本体も構成される組織の密度の違いから人間よりも重さが発生している。


「危ないですよ?」ついに前のめりに倒れる男を、片手を鉄板に伸ばし斜めに支える。そのままゆっくりと横になると、両脚を伸ばし大きく開き男を根元まで受け入れる。足を自分の顏に向かい折り曲げ前のめりになる男の肩を足裏で支える。男はさらに密着してV字に開かれた足を少女の耳付近にまで押し倒す。


「上手ですね」脚を伸ばされ自然と股間が浮き上がる。男は腰を打ち付けるたびに中に溜まる精液を掻き出すかのように腰を小さく回すように動かす。「艦娘なら、もうイってるんじゃないですか?」少女の膣内は極めて堅牢で、その気がなければ一切の刺激が遮断される。懸命に腰を回し股の間に精液の泡を作り続ける男を冷たく眺めながら、体内を振動させ膣内の温度を上げる。


「経験豊富な人には少し強くしますね?」捕らえたワンワンを数秒で射精させた方法であり、適度な温度で締め上げながら、挿入された男性器に合わせて、膣壁を交互に動かすように男の性器を擦りつけエコーを内部循環させ肉棒の芯まで振動させる。余裕を持ち腰を振っていた男が大きく口を空けて、喘ぎながら濃厚に射精する。


「あ。大丈夫でしたか?」口を開けよだれを垂らし、痙攣する男を両足で胸を支えたまま首を傾げ尋ねる。少女にはあまり可愛いと思える男ではなかったので、わずかに感情がこもってしまったようだ。ゴロンと体を転がし、ずり落ちる男を片手を伸ばし支える。まともに呼吸はしているようなので、そのまま横に置き、放置する。


「次の人どうしますか?」起き上がりお腹を押しながら言う。詰め込まれた濃厚で黄ばんだ精液が少女の股から泡を作り、零れ出る。淡々をと男たちの求める体位に極力合わせて膣奥に射精せていくと、あの男が来た。「ごめんなさい。最後にまわってもらってもいいですか?」しっかりと皮をかぶせた男は性交を拒まれたと思いしょんぼりとした。並ぶ男たちからも嘲笑うような冷たい視線が刺さる。


「大丈夫です」離れようとする男に近づき。顔を下すと僅かに先端だけが見える尿道の穴に口を付ける。恥かしがる男の皮を指で少し広げ唾液を流し込む。「最後に並んでください」少女の瞳にわずかに意地悪な色が見え隠れする。その後も一時間ほど淡々と作業をこなし、再び、包茎の男が回って来た。


「はぁ。お待たせしました」流石に少女も疲れた様に、お腹を押し精液を噴き出させる。少女の下半身は精液がこびり付き一部では乾燥を始めてペリペリと剥がれている。紫のフワフワとした陰毛にも精液が絡みつき、ノリで固めたかのようにベタベタと固まっている。鉄板には多量に零れ落ちた精液が広がる。


「タコヤキさん」片手をあげグルグルと回す「何度もごめんなさい」勢いよく離れるとフヨフヨと戻ってきて海水を叩き落す。二人を中心に痛むような高度から落とされた海水が甲板上に広がり精液をながし広げて行く。行為を終えて服を着ようとしていた男の服が流され悪態をつきながら追いかけていく姿に、少女の濡れた髪が楽しそうに揺れる。


「あ。そこの人」コンテナの投下作業を手伝いに行こうと離れる男を、呼び止める。「軍医さん?船医さん?いますか」近づく男に首をかしげ尋ねる。男が肯定的に返事を返すと「じゃあ、大丈夫ですね」少女の口が僅かに開く。「暗いのでライト当ててもらっていいですか?」男は足早に離れ、展示用のスポットライトを少女に照らす。


僅かに空に白みが見え始める。輪のようなライトが少女を捕らえ、その影が男を暗く染める。「良く見えないのでこちらに」余韻に浸る作業員達が何がライトに気付き何が始まるのかと手を止める。ライトに向かって、包茎の男が座らされ、少女が横から顔を寄せその先端を楽しそうに眺めている。強い光源が男の視界を遮り、周囲は見えていないだろう。


「このくさいの、しゃぶらせたんですか?」先程唾液を少し皮膚内に流し込んだためか、尿と精液の劣化した匂いが先端からあふれ出ている。皮付きのまま楽しんでいたためか、少し先端が男の形に伸び膨らむ皮膚の色に違いが見える。「剥いたことありますか?」少女は二本の指で先端をわずかに広げると、男の顔が苦悶にゆがむ。


「エッチしたことは?」口を付け唾液を息を吹き込みながら無理やり皮膚の隙間に流し込む。男は恥かしそうにうつむいている。光の中からは外が見え辛いが、外からの者には良く見える。男たちは再び膨らむ股間に手を添えて少女の行為に目を凝らして見続けている。「ほうけいどうていですか」少女は楽しそうにため息をつく。


「こんなに臭くて、出来るわけないですよね?」強く息を吹き込みながら先端から唾液を送り込み続けると、わずかに皮が脈打ち始め唾液が逆流し腐臭のする液体が零れ出てきた。「ああ臭い」男を光源に対して直角に座り直させると、少女もその正面に座り両足を男の腰に回しこみ強力にロックする。


「ほら、どうですか?」白い手を伸ばし、男の皮を上下にしごく。唾液で滑りけを作られ残る気泡のコロコロと動くわずかな動きすら、男の未完成な性器を刺激するには十分機能している。硬化していない皮膚が、巨大なクリトリスのように強い刺激を男にもたらす。「じゃあ。むきむきしてあげますね?」両足に力を入れると、青ざめる男の顔を楽しそうにのぞき込む。


上半身をクネクネと動かし逃げ出そうとする男に、視線が集中する。「意外とよく伸びますね」両手を使い二本ずつ四本の指が均等に先端の空間を広げていく。「一人でたくさんしたんですか?」爪の先で先端を擦りながらわずかに広げては戻し、男の悲鳴と喘ぎ声を楽しむ。「伸びがいいので、切らなくても良さそうですね」少し残念そうに少女が呟いた。


「ダメです」両手で少女の肩を押して、引きはがそうとする男を見つめながら、脚に力を込め冷酷に付き放つ。「いい子にしない子は、こうですよ?」男の皮が大きく開かれ、ふくらみの根元を超え一気にズリ下げられた。幼い皮膚が空気に触れた感触で、男は大きく腰を振り動かす。ネズミ返しのように赤く膨らむカリ首が戻ろうとする男の皮膚を抑え込む。


「わぁ。先端と皮膚の色が違いますね」カリ首より上の男が悲鳴を上げながら膨らます、テーブルは二色に彩られており、先端付近は黒みを増し皮膚のように見えるが、それより下部は赤みを帯びて、薄皮のようにジュクジュクとした皮膚をしている。「ああ。汚い」皮をさらに引き下げ無理やり内部を露出させる。


ポケットをひっくり返したような、皮の底の溝部分だった場所に、リング状に堆積する白く黄ばんだ精液や尿皮膚の老廃物があり、悪臭がただよう。「汚い。汚い」顔をぶつぶつつく白い塊に近づけ、指を輪のようにし全体を包み込むとグルグルと左右に回す「あっ」男は腰をグイグイと動かし左右に振りながら強い刺激に抗えず精液を吐き出した。「早いですね」


「まだエッチしてないですよ?」股間をのぞき込む少女の長い鼻息が男の陰毛をわずかに揺らす。「はい。いきますよ?」体をズリ上げ、男の精液を零れだす尿道の穴に、粘液を垂らす少女の膣穴を近づける。「ほら、入ってますよ?」片手を男の肩にかけ姿勢を固定しながら、もう片方の手が男の肉棒を誘導する。1cmほど、先端が上半身に濡れた黒いセーラー服を着た少女に沈み込んでいく。


「いいんですよ?入れて」腰を引き逃げ出そうと、男は懸命に悶える。「入れちゃいましょ?」体を上下に動かし先端を浅く出入りさせる。周囲の男たちが、海水をキラキラと反射させて、ライトの中、絡みつく少女の姿にこらえきれずに股間を擦りながら眺める。「ほら。ほら」少女のベタベタとした体液が、膣内から溢れ出て、男の陰毛まで伝い流れる。


「かわいい」無理やり男が押し倒され、片手で頭の上に両手を押さえつけられる「エッチしましょう?」少女の全身の重量が男の太ももに乗り、わずかにのけ反る少女の秘部が男の股間を捕らえる。首を振り許しを請う男の瞳を堪能しながら、ゆっくりと腰を下ろしていく。


「入っちゃいました」一気に腰を落とし左右にグリグリと回転させる。踊り食いされた小魚のように、力尽きるまで乱暴に暴れまわる男の肉棒を胎内で味わう。「きったないおちんちん入ってますよ?」接合部から淫液が男の睾丸にドロドロと泡を作り流れていく。「気持ちいいですか?」


「んっ」水平線の彼方に日が顔を出し、滑りだす線状の光が二人を包む。紫の髪からキラキラと海水をまき散らし、楽しそうに腰を振る少女が幻想的に世界を魅了する。周囲の者たちが、自慰行為を忘れ、その光る少女を立ちすくみ呆然と見つめる。「もうそんな時間ですか」


「じゃあ、中出ししましょうか」怖い怖いと首を振る男を押さえつけ、膣壁で優しく添えるように男を包みこむ。「怖くないですよ。ほら、ゆっくり呼吸してください」少女を見据えて鼻で大きな長い呼吸音が艦体に打ち付ける波の音に交じり響き渡る。「大丈夫です」十分包茎を堪能した少女は、男に膣内での濃厚な射精を促す。


「ほら。もっとパンパンにザーメン溜めてください」腰を動かすのと完全に止め、片手で男の睾丸をマッサージする。自らが股間を膨らます動きで喘ぎ声を上げながら次第により太くなり精液を送り出していく。「そうです。もっと濃くしていいですよ?」押さえつける片手を外し男を開放する。


「いいですか?ほら自分で動いてください?」両手を腰の後ろに伸ばし、自分の体を支えると、可愛く歯を食いしばりながら男が腰をわずかに動かし始める。「いいですよ。もっと深く」根元まで密着させる度、自然と男は大きく喘ぎ声を上げる。


「もっとしていいですよ?」言葉に反応するかのように、男の下半身が意思に反して上下に付き動き出す。歯を食いしばり涙を流しながら、男の下半身が暴れまわる。「いいですよ深く、濃く」僅かに少女の頬に赤みが増す。突き上げる動作が重量にもかかわらず少女の体を少し浮き上げる。「そうです。ガンバってください」


男の突き上げに合わせて膣壁を緩め刺激を弱める。わずかに膣内を振動させ粘液を溢れ出しながら、突き上げられる腰を手に体重をかけゆっくりと下す。初めての刺激に限界まで先端を膨らましながら、時折痙攣のようにビクビクと震えさせ出し入れする。次々と精液の込み上げを感じながらより深く、少女を求める。


「いいですよ。どうぞ?」快楽に飲まれ、射精のタイミングが分からず膣内で溺れる肉棒に突きあがりに合わせ温めた膣内を少し収縮させる。空気を抜き密着度を上げると、男は大声で呻きながら特濃の精液を少女に注ぎ込んだ。跳ね上がった男の腰が音を立てて落ちる。


僅かなオレンジから青く変わる空を見ながら、少女は腰をゆっくりと上げ、精液の塊を噴き出す男の物を引き抜いた。「きもち、よかったですか?」呼吸を整えながら、上下に男が頷いているようだ。2、3日はまともに服も着れないだろうと思い口が僅かに開く。オスとは難儀な生き物だと思いながら立ち上がる。


「コンテナ、投下、完了しました」先程の首にわずかに赤い唇のあとを残す、少し偉そうな服を着た男が戻ってくる。「ああ意外と早いですね」少女は素直に感心すると、男を引きよせ唇を重ねる。「続き、しますか?」先程から舷側に手をかけ顔を出す、赤い瞳に見せつけるように男に尋ねる。「あっ、あの。大丈夫です」怯えるように、困ったように男は答える。


「おちんちんは正直ですよ?」顔を合わせたまま手を下に下げ、何度も踏み潰され絞り取られたにも拘わらず、股間を大きく膨らませている場所をしっかりと握る。「見ていて、また、したくなっちゃたんですか?」男の脳裏に先程の経験がよみがえり全身が震える。少女はそっと白い手を伸ばして、男の顎を愛でるように撫ぜた。


「良いおちんちんは、ご褒美がもらえます」服の上から股間を包むように握り、上下に素早く揺する。「脱いでください?」紫の瞳に見つめられながら男は、無言でズボンを下げる。少女を体験した男たちから聞いた話では、後にも先にもこの少女ほどの体験は二度と出来ないと、口をそろえて言っていた。


「今度は、“適度に”気持ち良くしてあげますから?」チラリと目を流すと、黒い髪の隙間から二本の角が僅かに見せ、赤い瞳を輝かせながらこちらを見ている女がいる。「前と後ろどっちですか?」男の要望を聞くと、少女は四つん這いになり、お尻を突き上げ男の股間の高さに合わせる。


探るように、尿道の先端を擦りつけ少女の胎内の様子を伺う男に、少女はお尻を突き動かし、一気に根元まで挿入させた。適度な締め付けを与え、安心したかのように男はパンパンと睾丸を打ち付け、少女を激しく揺らす。覗き見ている女も鼻息を荒くしているようでランランと様子を見ている。


「何ですか?ああ、いいですよ」少女から許可を得ると、男は白いお尻を手でペンペンと叩き始めた。呆れたように体をするられお尻を叩かれながら、膣内の調整をしてやる。放っておくと、おちんちんはすぐに主導権を取りたがるから困ったものだ。まぁ、気にするほどの事でもないかと、しばらく好きにさせておく。


「あっ、出ちゃいましたか?」ベタベタの広がりを胎内に感じると、少女は起き上がり、溜まった精液を腹を押して、絞り出す。「これ、あげます」胸の谷間から紫の下着を取り出すと、男の上半身の内ポケットに下着をねじ込む。


「さて、と」少しふらつきながら、のぞき込んでいる来訪者に体を向けると、ゆっくりと歩を進めた。




19 Intermission キャスト・オフ




「何じゃ?」乾燥室で飛行場姫の背中に乗り、肘でグリグリと圧迫している北方棲姫はソ級を見て石床に飛び降りた。「出るぞ!」飛行場姫の引き締まった尻を音を立ててはたく。「いたっ」力を抜いていたため白いお尻が僅かに波打つ。


しかし入口に立つ彼女は、ポーチにぎゅうぎゅうに詰められた少女のスカートを取り出しそのポケットから写真を差し出してきた。それと、ご指名は戦艦棲姫らしい。


「なんじゃ」幼女は口を広げ思わず声を出した。白い髪が揺れ、紅茶のような済んだブラウンの瞳が躍る。「おい。飛行場姫!」数枚の写真の中にある一枚の絵を持ち、幼女が楽しそうに彼女を呼ぶ。「なによぅ・・・」少し腫れたお尻をさすりながら、ムクムクと転がり起き上がる。


「何じゃ、うすらバカが。はよう起き!」「はいはい」少し不貞腐れた様に石椅子から下りると、数枚の写真と絵を受け取る。そもそもここまでソ級が戻ってきている時点で緊急性は少ないと彼女は判断しており、北方棲姫との若干の温度差があるのは仕方がない。


「んふ」彼女は口を広げ白い歯をイーッとするかのように、息を吹き出した。「なによこれ」一瞬緊張した空気が緩む。「燃えてしまう。早く出よ」「はいはい」絵を見入る彼女の腰付近をグイグイと押し、駆逐棲姫のエタノールげんきん!とかかれた扉を押し開ける。


「ああ」飛行場姫は大方の事情を察した。潜水新棲姫が男を犯している写真を見て一人納得する。「戦艦棲姫はわらわが呼ぶゆへ、そこで休んでたもれ」白く雄々しい髪をフワフワと動かしながら、幼女がソ級に微笑む。「報せてくれて、ありがとうよ」ソ級は少し照れるように艤装をフックに掛け中心に吊るすと横になり長い黒髪を石椅子に広げながら青い目を瞑った。


「あやつは何処へ消えたんじゃ?」リビングに姿が見えず、自室にも姿はない。リビングに飛行場姫を座らせておくと、一人ポテポテと白く小さな足で歩き回る。すると、通路の遠くから音が近づいてくる。「ああ。下におったのか」


「あら、ホッポちゃんどうしたの?」両手にエタノールのポリタンクを抱えてヨジヨジと長い坂を上ってきている。「うん。実はの、駆逐の奴が」ポリタンクが床に落ちる。幸い蓋が閉まっているので、ズリズリと滑り落ちていくだけだ。「駆逐ちゃん?」「ぐぇっ」両手で勢いよく掴まれ、石でゴツゴツとした石壁に正面から押さえつけられ首が締まる。


「どうしたの?」ゆさゆさと頭を振られ気分が悪くなる。「ねぇってば!」ゆさゆさゆする。首がガクガクする。「あいたっ!」幼女の力強いスネ蹴りが彼女を崩れ落とさせた。「落ち着けバカめ」滑りゆくポリタンクを捕まえると、両手に持ちズリズリと引きずるように持って来る。彼女は脛を抱えゴロゴロと転がっている。


「お主の悪い癖じゃ。駆逐はなんともないぞ」ポリタンクを床にそっと置くと白いワンピースのポケットから、写真と絵を取り出す。「ほれ、これじゃ」急いで飛び起きると、むしり取るように受け取る。「なんだ、潜新ちゃんか」気の抜けた様に写真を返すとポリタンクを持ち、リビングへと向かう。


「なんだとは、なんじゃ」呆れたように写真をポケットに仕舞い、両壁が石垣のように見える通路内をポテポテとついて行く。「駆逐がお主を呼んでおる」「早く言ってよ!」長くしなやかな足を勢いよく動かしながら彼女が言う。「待てというに、まったく」こちらは体が小さいため、リーチを稼げずにより多く足を動かし追従する。


「なんだ、下に行ってたのか」「あんた何でのんきにくつろいでんのよ」赤い瞳が鬼の形相で睨みつける。「走らせよってからにバカめ」北方棲姫が息を切らしながらリビングに追いつく。「はぁ?あたし指名されてないんだけど?」飛行場姫の顏が付いた木のコップを持ち、飛行場姫の背中を押す合間をぬって、床に置いたエタノールコンロで温めていたヤカンのお湯を注ぐ。


「お。すまんの」北方棲姫の顏の付く木のコップにもお湯を注ぎ、駆逐農園で採取してきた葉を、煎って粉末にしたものを入れる。わずかにお湯が赤く変わる。沸騰はしていなかったが、飲む分にはちょうど良く十分に温かい温度だ。二人は息を合わせたかのように長い息を吐き出す。「確かレッドティーとか言ったかの?自家製とは言え、渋みも少なくなかなか良い味じゃ」


「あ・ん・た・ら・ねぇ~」両こぶしを握り締め、眉間にシワを寄せて目を閉じながら長い黒髪がプルプルと震える。「まぁ、落ち着けよ」飛行場姫がたしなめるが、こちらは沸騰しているようだ。その言葉が油を注いだらしい。爆裂する怒りが彼女を突き動かす。「バカやめろ!」「止まるんじゃ。ハウス。ハウス!」両手がテーブルを掴み震える彼女を、二人が目を丸くして急いで手を摑まえる。


フルパワーで押さえつけられ、力が拮抗し体が震えるが僅かに戦艦棲姫の分が悪かったようだ。二人に押し倒され床に制圧されると、彼女はじたばたと動き何か喚いている。「件の巡洋艦はすでに抑え、駆逐艦もすでに沈んでおる」体重を乗せ体を押さえつけながら言う。「艦娘は?」「おらん」赤い瞳に睨まれながら、きっぱりと答える。


「あいたた」無理に動き痛めた腰に手をやりながら、落ち着きを取り戻した彼女を開放する。「・・・悪かったわよ」黒い長髪を垂らし、ばつの悪そうに彼女が言う。「まったく

。お主と来たらいつもこれだ」床を擦ったフワフワとする白く長い髪を手で払いながら言った。


「このポリタンクどうすんだ?また飲むのか?」懲りない奴だと目を細め、飛行場姫が言う。「お風呂にするのよ。駆逐ちゃんの髪が海水で痛んじゃうじゃない」「ああ。そうか」心底どうでも良さそうに、次のお湯を注ぎながら飛行場姫が相槌を打つ。「しかたない。わらわが続きをやろう」


「あら。ありがと。気が利くわねホッポちゃん」ウキウキとリビングにある身長ほどの高さの鏡に体をクルクル動かして、まるでデートにでも行くかのように各所を確認している。


「どうせ。泳げば崩れよう。バカめ」「こういうのは気持ちの問題なのよ。朴念仁」売り言葉に買い言葉。タップダンスのように忙しなく動くたびに、黒く長いワンピースのスカートがクルクルと広がる。


「なんだおまえ。今度は出て行かないのか」いつまでも、ぐだぐだと鏡の前でうろうろしている彼女を横に見て、飛行場姫はどっかりと木の椅子に座り、木のコップを手に持つ。「あら?イイ女は遅れてくるものよ?」「そいつぁどうも」手を伸ばし、新しい茶葉をトントンと入れる。揺れるレッドティーに、何処か寂しそうにしている飛行場姫の顏が写り込む。


「そろそろいいかしらね?」素材の多くをマリンシューズのようにゴムで作られている、高いデザイン性でサンダルのようにつま先の見えるハイヒールに履き替えると、足のホックをパチパチと留める。長い黒髪を両手でフワッと後ろに広げると勢いよくターンする。「じゃあ。ちょっと行って来るわね」


「早く行け愚図」「そうじゃバカめ」椅子に座りコップを手に持ちながら追い払うように言い放つ。「うっさいわね」かかとをトントンと鳴らす。「じゃあ、ホッポちゃんお湯を頼んだわよ?」「任せよ」彼女は通路の前で片手を横に出し、肘を折り耳の高さまで折り返すと、指を広げる。


「バイバイ」ポーズをとりながら可愛らしく、二度ほど手を真横に小さく振り動かし、下すとそのまま意気揚々と出かけていった。


「なんだアレ?」「流石に気持ち悪いの」北方棲姫はヤレヤレと椅子から腰を上げコンロに火をつける。チロチロと青い光が上がりその上に大型の鍋を乗せる。「あの二人はすぐ帰って来るのかの?」「来なければアイツを突っ込んでやればいいだけだ」飛行場姫はグリグリと捩じった布を鉢巻きのように頭に縛ると、人二人分くらいの大きさがある、流し場内の掃除を始める。


「ああ、お主が拾ってきたアレか」ふむ。と考える。「アイツはホッポの部屋に突っ込むって駆逐の奴が言ってたぞ」流し場からガシガシと音が聞こえる。「なぜにワラワなのじゃ・・・」また面倒事がやって来たと白いワンピースのスカートを抱え、体育座りでブラウンの瞳が青い炎を見つめる。


「消去法」ガシガシとブラシが石を掻く力強い音が鳴る。「まぁ。よいじゃろう」一瞬眉間にシワがより沈黙するが、アレを無意味にキレさせると後が怖い。鬼の顔を思い出し身震いする。「ところで服はどうしたのじゃ?」


「ああ。ボロボロだし血が付いてて汚いから捨てたよ。駆逐の奴が」上水を呼び込み、濯ぎ洗いを行う。「困ったの」「まぁ仕方ないだろう。そもそも飼うなんて誰も思ってなかっただろうし」汗をぬぐい石の流し場から出てくる。


「まったく。夜中まで働かされるなんて」濡れた体のままドカッと椅子に腰掛ける。「駆逐に言え」その言葉にイーッと白い歯を見せて答える。


「あー」思い出したかのように飛行場姫が声を出す。「なんじゃ」「アイツの服着せればいいんじゃないか?」先程までバカみたいにダンスをしていたアイツを思い出す。「ああ。まぁ体型はあっていような」


「暴れるんじゃなかろうか」「いや、あんがい喜ぶんじゃないか?」飛行場姫は注ぎきり、空になったヤカンの蓋を開け、中を覗き込む。


「タマゴが入ってる」鉄の円筒形の茶こしの中に卵が4つほど入っている。「冷蔵庫に入っておったぞ、夜食にどうぞって」卵は半円形でボール型のプラスチック容器に入れられ、少女の書置きが添えられていた。


「これ好きじゃないんだよなぁ」彼女は一つ取り上げると、殻ごと、口の中に放り込む。前歯で数回噛み割った後、奥歯を水平にスライドさせるように殻をかみ砕いていく。オレンジがかった赤い瞳が左右に落ち着きなく動く。「良薬口に苦しじゃ、好き嫌いしおってバカが」



【【駆逐農園は基地の上層部に位置し徹底された温度管理がなされている。野生のアヒルなどが放牧されていて、そのアヒル達から時折卵をいただくのではあるが、その多くは有精卵である。つまり、卵内にはすでにヒヨコが存在している事がる。食用にする際は主に、茹で卵にして食べられる。


濃厚な味わいから愛好家も多く、アジアでは珍しくもない食べ物ではあるが、生まれついてから食す習慣がないと、見た目の問題もあり魚をまるかじるする深海棲艦達の間でも、賛否の分かれる食べ物である。食べもの自体の栄養価は群を抜いて高く、彼女らは知らずに食しているものの、疲れが取れやすくなるとの体験から薬味のように扱われている。】】



「戦艦棲姫など、駆逐のためと称してその辺の深海魚まで食べて出撃しているのに」北方棲姫のお小言モードが入り「お主の腰を労って~」しぶしぶ二つ目の卵に手を掛ける。「~そんなだから、駆逐がお前になびかんのじゃ」「はいはい」聞こえが悪くなり少し欠伸をすると、ウトウトし始める。「後はワラワがやるゆえ戻ってよいぞ」


「ありがとホッポちゃん」ため息をつく北方棲姫の好意に甘えて、少し背中を丸めながらフラフラとリビングから離れて行った。


駆逐棲姫の遊びが長引けば、艦娘の嫌がらせ組と会敵する可能性もある。もうすぐ夜が明けそうだが、潜水隊の主力であるソ級ヨ級を時間外に出撃させてしまったため、飛行場姫を休ませておいた方がいいと判断する。杞憂ではあるが、全力出撃ともなれば、制空能力だけを切り取れば、依然として絶大の信頼性のある飛行場姫は外せない。


「静かなもんじゃ」騒がしい二人組は外へ出て、時折泣きついてくる飛行場姫も部屋へ追い返すと一人、静寂の中、寂しさを覚える。小さな体の上半身をテーブルに乗せヤカンに腕を伸ばし手を止める。リビングにはカッチ、コッチと時計の音だけが静かに鳴っている。


「ああ。ソ級に持って行ってやろうかの」ヤカンの蓋を閉め、黒い取っ手を持つとグイっと体を下し石床に下りる。白いワンピースのスカートがフワッと広がり、白い髪がモワモワと動く。


「ん。寝ておるか」湿り気を残す、ソ級の黒髪に手を添える。手足を残して着こむダイビングスーツのような黒い服に、潜水には適さない、ムチムチとダイナミックに突き出る胸と尻が窮屈に押さえつけられている。彼女の尋問時には、物哀しい青い瞳とふくよかに発達した体型から、戦災で言葉を失った未亡人のような役割を与えられることも多い。


「すまん。起こしたかの?」乾かされる艤装から放たれる、海水の匂いと乾いた暑さの中、ソ級は目をゆっくり開く。壁側に丸く横になっていたため、体を幼女の方へと回すと黒い髪が顔に巻き込まれ覆いかぶさる。ホラーのように髪の隙間から光る哀しい青い目が僅かに幼女を後退させた。


「うん。これをお前にと思うての」ヤカンの蓋を開け、中身の卵を二つ手渡す。彼女はわずかに微笑みありがとうと受け取る。「それで、上の様子はどうじゃ」彼女は殻をむき、茹でられ硬度をました白身の部分に歯を付けると少しずつ噛み削っていく。「そうか」世間話のように会話を続け、幼女が頷きながら話しを促す。


「どれ、マッサージしてやろう」卵を二つとも食べ終わると幼女が横になるように促す。しかし、謙遜するように彼女は手を振っている。「バカも追い返したし、あまり早く湯を張っても冷めてしまう」幼女はソ級の背中に手を回しこみ、ウエットスーツのファスナーを引き下ろした。


押さえつけられていた胸がふくらみ、自然と真っ白な背中が弾けるように露出する。そのままうつ伏せにさせると、腰に馬乗りになり背中の背骨に沿うように小さな両指を少しずつ押しながらほぐしていく。指のサイズが小さいこともあり、北方棲姫のマッサージはその気持ちよさに定評がある。


「寝てしまっても構わんぞ」両膝を体から外し、彼女を挟んで石の椅子に膝立ちで乗る。幼女が体を伸ばし、指が肩に近づくたびに白いワンピースのスカートから、真っ白で面積の多い綿の子供パンツが見え隠れする。こめかみから伸びる白く雄々しい長髪が垂れ、前後にブランコのように揺れる。


小刻みに呼吸を立て、髪を揺らしながら体を下げ、お尻に両てのひらを開きコリをほぐしていく。腰を痛めた飛行場姫に良くやってやっており、不思議とお尻を揉みほぐし弛緩させてやると痛みが和らぐこともあるそうだ。ソ級は献身的なマッサージの中、寝息を立て始めたようだ。


「しばらくしたら、起こしてやるかの」ゆっくりとスカートの裾を抑え静かに跨ぎ、石床に降りるとお湯を張る作業に戻る。何度か熱湯を流し込んだ後、高温で衰弱しないように様子を見に戻ったが、すでに彼女は出かけていたようだ。干されていた艤装もなくなっている。


「まったく。働き者ばかりじゃの」石の椅子の上には、小さくすり潰されたような卵の殻が広がっていて、一見乱雑に広がるゴミに見えるが、わずかにありがとうと読めなくもない。「まったく。散らかしていきおってからに」幼女はぶつぶつと文句を言いながら卵の殻を寄せ集めるが、少し嬉しそうに白い髪が揺れている。


「もうすぐ夜明けか」リビングへと戻るとローマ数字の文字盤を見ながら、手に乗せた卵の殻をゴミ箱に捨てる。


通路脇でわずかに水の流れる側溝に捨てても良いが、有機物の堆積が悪臭を発生させる原因になるため、基地の上層域では極力避けられている。また、側溝の掃除を行うのが主に自分であるという理由もあった。


壁に向かい垂直に立つ重錘式[じゅうすいしき]の置き時計は僅かに傾斜する石床に、水平になるように傾斜に合わせ盛り上げられた、石材のプレートの上に設置されている。振り子を動かし、カッチコッチと時をつげる。


「本当に時間は早いの」内部に見える揺れる振り子を見つめ幼女は呟いた。



【【壁に立つ、幼女の倍ほどの背丈のある置時計は、とある商船の通行交渉時に収められたものだ。振り子である内部の錘を1週間に一度程度持ち上げ、下ろし、振りはじめを促す必要がある。若干取り扱いに不便はあるが、電力がなくとも動くためこの海底ではその独特の駆動音とともに評価が高い。


時報機能は、定期的な調整を極力少なくするため設計時から廃されており、飛行場姫でも本体の分解清掃はある程度行える。本体には一部、見覚えのない配列のアルファベットの文字が記載されており、商人に何かと訪ねたところ、時間が経つのは非常に早いという意味だそうだ。】】



「よいしょっと」ハシゴのような物を斜めに流しに立て掛けると、熱湯の入る鍋を流しに注ぐ。「面倒な事この上ない。あのバカに風呂を作らせよう」吹き出す蒸気が顔に飛び掛かりわずかにむせる。


「この際、海底ホテルにでもさせたらよいかもしれんの」ニヤニヤとし幼女のブラウンの瞳が揺れる。蒸気により湿った白いワンピースは幼女の裸体と、子供パンツが透けて見える。


作業を進めるにつれて、思考がだんだんと捕まえた男の事に寄って来る。今日から自分の部屋に住まわすことにもなるわけであるが、少女が遊び続けたいからこそ、気密性。いや、防音性の高い自分の部屋を選んだのだろうと。


自分一人が男の前で、演技を続けさせられる羽目になり、ずいぶんと面倒な話になったと改めて気が重くなる。酸素も艤装が造り続けているが、二人分となると生産量の調整が必要になるかもしれない。また仕事が増えたと、幼女は大きくため息をついた。


「帰って来おったか」室内の照明がチカチカとなり、小さな光源に替わる。高頻度で行われた出撃ゲートの開閉により、備蓄されていた電力を随分と消耗したらしい。残量が不足してくると、農園とゲート開閉用を除き、電圧降下により節電回路に自動的に切り替わる。


「ただいまです」少女が海水をポタポタと連れてきながら、リビングへ帰ってきた。「あ奴はどうした」幼女はひと段落付いたと、テーブルに座り白湯を飲んでいた。時刻はいつのまにか6時を過ぎている。「姉さまですか?8時間くらいの遠征に出てもらいました」


「ほう?」コップを置き、面白そうに声を出す。「あの巡洋艦はアジアに逃げたかったらしく、姉さまが途中までの護衛についたんです」潜新の奴がからんでいるとすればまぁ、そんな事だろうと予測はしていた。「それで、少し困ったことになったんです」


「見返りとして、物資の入ったコンテナを投下させたのですが」ソ級、ヨ級と相談した結果、浮力を外せば沈みそうだが、この深度までは外装が持たないかもしれないとの結論に至った。「もしかしたら、近くの島で荷下ろしする予定だったのかもしれません」ふむ。と幼女は話を聞いている。


「差し出し人は潜新で、荷受人は飛行場姫か。ならば白字裏書ではあるまい」幼女はイスからポンと飛び降りる。「グズグズを起こしてくる」飛行場姫なら何か分かるかもしれないと歩き出す。


「ごめんなさい」歩き出す背中に声がかかる。「迷惑をかけました」少女が頭を下げ紫の濡れた髪が下方向に垂れる。「よい」表情が曇る少女の顔を下から覗き上げる。「失敗は誰でもするのじゃ」少女の両手を優しく少女の胸の前にもって来ると、両手を組まさせる。


「それに」小さな手が少女の組まれた手を包み込む。「状況を見誤りお主を推薦した我らの責任でもある」優しいブラウンの瞳が。力を無くした紫の瞳を見つめ上げる。「そんな恰好をしてないで早く風呂にでもつかれ」「でも」少女が顔を上げると、紫の瞳の両端にわずかに光が見える。


「お主を風呂に入れろと、あのバカ姉に強く頼まれておってな」両手を白い髪の頭の上につける。「厳守しなかったとあの角で突かれては、た・ま・ら・ん」人差し指を伸ばし大げさにツンツンと動かす。紫の瞳から零れる水滴を見なかったことにする。「そんなささいなこと朝飯前じゃ」ケラケラと幼女はリビングを後にした。


「まったく」ポテポテと通路を歩き飛行場姫の部屋へと向かう。「泣き虫のたまり場かここは」プリプリと不満を述べながら扉を開ける。「朝だぞ!起きんか!ぐず!」ピンク基調の部屋で、ベッドのように組まれた木の上に布団で眠る彼女がいる。


「なによ!まだ早いじゃないキチガイ!」ゼンマイ式の高級そうな置き時計を見る。5時を少し過ぎたところだ。「もう七時前じゃ。また、巻き忘れおってバカめ!」布団を引っぺがすと、可愛い熊のガラが全身に付くパジャマを上下着ている彼女がいる。何がいいのか知らないが頭には三角形のサンタの帽子のような物を被っている。


「まーた変な帽子をかぶってからに」ベッドに飛びのると、銀色の髪がはみ出る帽子をスポッと剥ぎ取る。「やめてよ!これないと髪が絡むんだから!」「じゃあ坊主にせい」きゃあきゃあと言い争いをして無理やり目覚めさせると本題に入る。


「のう」「何よ」彼女は不機嫌そうに鏡台に向かい髪をといでいる。「巡洋艦からコンテナを出させたが回収できんらしい」それを聞いて少しぼーっとする頭で考える。「海底?」「海上じゃ」ふーんと興味無さそうに聞いている。「浮いてんなら、とりあえず島まで運べば?」「それが出来んから困っとろうが」不眠で少しイライラと答える。


「タコヤキいんじゃん」「ああ。そうじゃの」思い出した。あ奴らに押させればよいのか。「なんじゃ?」赤い瞳がニヤニヤと見つめる。「あんたも出来んじゃん。呆けた?」「バカめ!」飛び上がり後頭部を平手打ちする。「あいたっ」銀色の髪が大きく揺れた。





かくして飛行場姫・北方棲姫によるコンテナ上陸作戦は迅速に行われ、午前中に作業は完了する。コンテナを複数のタコヤキが額で一斉に押すだけの作業ではあったが、艦娘との会敵も予測されていたため、警戒を厳にしての作戦遂行となった。


ソ級、ヨ級は海底からコンテナの姿勢制御を定期的に行い、作戦完了後は正午に予想されるいつもの定期便に合わせ、嫌がらせを見守るために定位置で待機する。駆逐棲姫は疲労しており、戦艦棲姫は遠征中。飛行場姫は腰痛で、北方棲姫は不眠である。


仮眠をとったソ級が一人で残ると主張したが、基地の不備を見抜かれたくはないと、不眠でコンテナを漂流しないように見ていたヨ級が申し出た。結局、いつも通りのように二人が艦娘の進路を圧迫して、弾をばらまかせたら、そのまま帰らせる方法になる。


「すまんの。この埋め合わせはきっとするゆえ」小さく手を振るヨ級、ソ級に見送られながら、後ろ髪を引かれるように飛行場姫・北方棲姫は帰路につく。


「駆逐の奴どうしてた?」「落ちこんどる」飛行場姫は少し気まずそうに空を見上げた。潮風が頬を高速で過ぎる。二人の髪が大きく後方へとウェーブするように伸びている。飛行場姫はいつもの白いスーツに日光を受けて輝き。北方棲姫は海水を拾った白いワンピースで服を透かせながら、受ける風でスカートを暴れさせている。


北方棲姫から聞いた話から考えるに、これは偵察を怠った自分のミスだ。くしくも戦艦棲姫の言ったとおりになる。少し楽観しすぎたようだ。アレはしっかりしているようでいて、まだ実戦経験は少ない。不測の事態での判断は間違えることもあるだろう。


「あの姉には敵わないなぁ」ポツリと口から零れ出た。「お主はよくやっとる」青い空の元、海上を滑りながら北方棲姫がぶっきらぼうに言う。「そうかしら?」「そうじゃ」何気ないやり取りが彼女には少し嬉しく感じられた。





      「バカめじゃ」


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    |ア´       fニニニ7

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  /  .//厶‐‐'^'_ ゝヘ ノ  ̄ ',   /  )

  |  /v示ミ    '尤圷ァY     l/  /

  l∧{ 'んnl   {l n リ゛} r‐マ,  /

   / l乂ソ   乂zシノ γ7^ァ'⌒Y

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l八  ( /__/ {X}l   {-イ         \

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厶ヘ (___Y         \        ヾ }

   〉-'"               \      }V

  ゝ-─、      __ _/        }

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    _l___,'      '、__ 、

   マ===ァ       マ===ァ

    ゝ─'        ゝ─'








20 飛行場姫 北方棲姫




「ここがそうだ。坊やにはここで暮らしてもらう」飛行場姫が石の通路の奥にあるハッチを回しながら言う。「こいつは、人も平気で食うが、ワレが話を通すので安心しろ」細く銀色の髪がフワフワと広がる。


飛行場姫は力を入れハッチを回した。彼女の白い脚にわずかにスジが浮かぶ。鈍い金属音と共に冷たく仄暗い通路に光が滑り出てくる。





「なんじゃ。そやつは」


船のハッチのような扉が開くと、彼の想像とは違い部屋の上半分が薄い水色、下半分が緑色で子供部屋のような印象の四角く奥行きのある部屋が見える。ベッドのように木で組まれた場所の上に、布団が敷かれている。



【【施設内はほぼ石床で出来ているので、冷気対策として一段高い所で就寝するためだ。また、万が一、二酸化炭素が充満していた場合に、気が付かずに気を失うことをさける意味合いもある。各部屋には二酸化炭素量を測定する計器が必ずつけられている。


ベッドに対面して、壁際には勉強机のような場所に飛行機の模型がいくつか見える。部屋自体はかなりの奥行で、さらに奥には、四人掛けほどのテーブルがあり、その先に入口と同じようにハッチの扉が見える。こちらにはロックのように水平に鉄の棒がかかっている。】】



「ふむ」飛行場姫は大げさに姿勢を良くし、胸を張る。「私が先日捕まえてきたのだよ」飛行場姫の手には手綱のように赤いリードがあり、その先には星形のスタッツの付く赤い首輪をつけた全裸の男が、ペタペタとハイハイ歩きをして続いている。


「ほら、挨拶をしろ」飛行場姫は、ブーツの脚で彼のお尻を押し、前に出させる。ベッドの上に小さく座る、北方棲姫のインペリアルトパーズを思わせる深いブラウンの瞳が、値踏みするかのように男を見回している。


「それで、ワラワの昼飯にしてよいのか?」瞳が深く冷たく男を見下ろす。「ふむ」飛行場姫が手を組み、肩幅に股を開き大げさにポーズを取る。「これは、行く当てのない身でな」白いブーツが彼のお尻にコツコツとぶつかる。「食っても構わんが、私によくなついている」


北方棲姫から放たれる、黒光りする銃口を向けられているかのような恐怖感が、彼の体に刺さり込む。卓越した殺気が彼の体をこわばらせ、わずかに飛行場姫の足の後ろに下がろうとする。


「ワラワは人嫌いでの」顎の下に手を付け、彼を睨みつけるように言う。「私は忙しい。この坊やはお前が面倒を見ろ」飛行場姫から深海が広がっていく。「骨の標本をかえ?」拮抗する二人の気迫にいつの間にか彼は、飛行場姫の脚の後ろから事の推移を見守っている。


「貴様。ワレの命が聞けぬとでも?」彼女から広がる深海がその深さを急速に増していく。

彼が初めて彼女と対峙した際のあの深度だ。あるいは、さらに深い。「むぅ」ゴワゴワとした白い幼女の髪が居心地が悪そうに動く。あれほど恐怖した飛行場姫の重圧が、今は心強く感じるのは彼の心境の変化だけによるものだろうか。


「まぁ。よかろう」力強くなった飛行場姫の深さが、ブラウンの瞳を一瞬嬉しそうに細めさせる。「深海棲艦同士で争っても仕方がない」逃げ出す前の捨てセリフのように体をこわばらせ幼女が言う。「うん。ちょうどワラワも人間の生態に興味を持っていたところじゃ」ポンとベッドから飛び降りると、ワンピースのスカートがふわりと広がる。


「運が良いな。人間」小さな手が彼の首に伸ばされ、そっと首を掴む。その瞳は忌々しそうに彼をのぞき込んでいる。彼は居心地の悪そうに視線を逸らした。「北方棲姫。それの首は、貴様の首と同義だと思え」押さえつけるように、見下ろしながら高圧的に言い放つ。


「お主。ずいぶんと、偉くなったもんじゃな」鼻息を荒くし、こちらも両手を腰に添え睨み返す。「五体満足なら良いのか?」「良い」銀色の髪がゆらゆらと動く。「よかろう」幼女から、深い海の気配が消えた。


「お主、出てこい」飛行場姫の足の後ろに回り込んでいる男を、冷えた瞳が見つめる。「呼ばれているぞ、愚図」足を後ろに下げ、彼のお尻に引っ掛けると力強く前に押し出す。リードが伸び「ぅくぁ」彼の首が後ろへ引かれた。小さく息が漏れる。


「おい」幼女は股を開いてしゃがみ、ワンピースのスカートが両ももに乗り多くめくれ上がる。「おい」優しい平手打ちが彼の頬を撫でる。「こっちを向け」目を逸らす彼に瞳を合わさせる。ブラウンの瞳が彼の瞳の深部まで見つめた。


「飛行場姫。エサは良いとして」顎で奥のハッチを示す。「これのトイレはどうするのじゃ」他の部屋と違い、緊急時のシェルターも兼ねたこの部屋には、気密性の確保のために側溝が伸びていない。「まさかここでさせるつもりかえ?」「む。それは失念していた」飛行場姫の泳ぐ目を、ブラウンの瞳が呆れるように追いかける。


「ならばリビングでよかろう」気密性が高いこの場所では全ての匂いが長時間拡散せずに存在してしまう。気休め程度に部屋の四方に葉の細い植物が置いてあるが、匂いに関してはさほど役には立っていない。「おい。愚図」


「お前は、ここで用便はすませたか?」飛行場姫は幼女の隣にしゃがみ込み、オレンジがかった大きな赤い瞳で彼の顔をのぞき込む。「ウンコを出したのかと聞いている」突然の事に困惑する彼に顔を合わせ問い詰める。「少なくとも三日もため込んでいたのか」彼は小声で出していないですと答える。


「それはすまなかったな」白く冷たい手が、全裸で四つん這いになっている彼のお腹をさする。「確かに、少し張っているようだ」「なんじゃ、気持ちよかったのか?」幼女が彼のお尻側からのぞき込んでいると、彼女の指先が彼の腹をまさぐられ、彼は腹に向かってしっかりと反り返らせている。


「反方位じゃ。はよう進め」幼女が四つん這いになる彼の背中に飛び乗り、白く小さな足を回しこんで腹を蹴る。入口へと体を向けさせた。「まて。北方棲姫」幼女の体は見た目に反して重く、僅かにふくよかな体型ではあるが、60~70kgほどの重量がありそうだ。石床に当てる膝が痛み、彼は一瞬助け船が助け船が来たと思い僅かに安堵する。


「よもや止めるつもりではあるまいな?」約束をたがえるつもりかと低く声を出す。「そうではない。せっかくだ、鈴をつけてやる」“予定通り”飛行場姫は、勉強机の引き出しから、小さな鈴が二つ付く赤いリボンを取り出し、彼の反り返る根元に結ぶ。「ほう。面白い趣向じゃの。気に入った」


「ほりゃ。すすめ、すすめ」幼女は彼の背中に乗り、赤い手綱を片手に持ちながら、もう片方の手でお尻をはたく。冷たく仄暗い石の通路に、リズミカルに小さくなる鈴の音が響く。「良いぞ。これはなかなか愉快じゃ」幼女は楽しそうに白い髪を左右に揺らしている。


足を止めると、少しつまらなそうに後ろから付いてくる飛行場姫の白いブーツが股の間に滑り込んでくる。白い靴ひもの段差が股間を刺激し、小さく喘ぎ声を出させては彼の頭をのけ反らせる。彼は乳首を立たせ、靴ひもへの射精を堪えながらペタペタと手を前に進める。


「愚図。もう少しだ早くしろ」通路が明るくなり、リビングが近づく。ブーツの先端が彼のお尻の隙間に捩じり込まれ、両脇から黒い毛が生い茂る肛門をグリグリ刺激する。のけ反る顔は眉間にシワを寄せ、悶える腰振りが勃起の根元に付く二つの鈴を喧しく鳴らす。途中すれ違ったソ級や潜水組の女たちが、冷たく青い瞳で彼を見下しながら嘲笑うように通過して行った。





「よしよし、よく頑張ったな。偉いぞ」リビングにつくと、膝を赤くした彼を抱き上げ、椅子に座ると、子供をあやす様に膝に乗せ片手で彼を支えた。白いレオタードのようなスーツ越しに彼の顔を胸に押し付ける。ツルツルとした胸の間で、彼は穏やかな表情を浮かべている。その光景が幼女を心底呆れさせた。


「おい、飛行場姫」一段下げた声で、彼女を睨みつけながら言う。「さっさと排泄を済まさせて部屋に戻せ」彼を細く銀色に透ける髪で包み込みながら、彼女自身も目を閉じあやす様に彼を抱きかかえている。夜通し起きていた幼女に苛立ちが込み上がる。「もうよい、そ奴を貸せ!」


幼女は両手を伸ばし彼をむしり取ると、頭の上に力強く持ち上げ床に下す。そのまま冷たい石床に仰向けに寝転がらせると、幼女は男の横から執拗に腹を揉み揉みしだく。股間に結ばれた赤いリボンに付く、二つの鈴がリズミカルに鳴っている。次第に彼は顔をしかめ、冷やされた腹が水の動く音を奏で始める。


「パンパンに詰まっておる」体を動かし、勃起を手前に彼の脚の上にアヒル座りで座った。僅かに鈴の音が鳴る。白いワンピース越しに股間を擦りつけ、反り返り立ち上がる肉棒をさらに押し倒しながら、腸に沿うように指を動かし、体内の固形物を押し動かす。彼は鼻息を荒くして、お尻に力を入れながら耐えている。


「はよう出せ」幼女は腰を押し付けながら前後に体を動かし、さらに激しく指を腹に押し込み排泄を強要する。幼女の股に潰される鈴が睾丸に押し込まれ、彼は痛みから首を左右に動かすたびに長い息を吐いている。「こんなに勃起させおって」腰を反り返る勃起に乗せると僅かに幼女は股間に反発を感じた。


「容器をはようもて」体重を乗せ腰を前後に揺する。再び彼の体内から水の動く音が聞こえると、耐えるように股下の反発が強くなる。射精が先か、排便が先か。彼は二つの責め苦に耐えながら熱い声を漏らし喘ぐ。「よしよし」彼女がボール型にビニールを何度か張ったボール型の容器を床に用意する。「立つんじゃ」幼女は跨り、彼の股から下りると彼を鏡の前に移動させる。


飛行場姫は趣向の予想が付き、縦長い鏡の前にあるビニールを貼られたボール型の容器に彼を跨らせ股を開いてしゃがませると、背中側に回り込み両手で脇を抑え込む。幼女は横から顔を出し、白く小さな指で包み込むように、先端からわずかに精液を零れださせているリボンと鈴の付く彼の勃起を握っている。


「坊や見て見ろ」鏡に彼の姿が写り、首から紐を垂らし、全裸で股を開いて恥かしい鈴の音を奏でながら、幼女の上下に動く指の中で今まさに射精しようと先端を零れ出る液体で光らせながら尿道を開閉させている男の姿が見える。


彼の上半身は温度を上げ赤く変わり、心音を高めながら首筋から顔が、まだらに赤く染まっていく。視界がどんどん白く変わっていき、鏡から視線を逸らす彼の目じりに僅かに涙が浮き上がる。


「なんじゃ?糞詰まりか?」ゴロゴロと鳴らしイキむ彼のお腹から一向に顔を出さない固形物に業を煮やし、幼女は片手にビニールを被せると、生い茂る剛毛を掻き分け彼の肛門を指でなぞる。そのまま指の腹を押し込んだ。「ワラワが砕いてやろう」ブラウンの瞳が冷たく光るように感じられる。細い指が一本。勢いよく彼の肛内へと侵入した。


「坊や、早くしないと駆逐棲姫も連れてくるぞ」一瞬彼の顔がこわばり、覚悟を決めた様に腹に力が入る。「何じゃ、駆逐がどうした?」ドリルのように指が半回転させ内部へと侵入させていく。「こいつはどうも、駆逐を好いているらしい」彼に聞こえるようにワザと少し大きめに会話を行う。「それは面白いの」幼女の細い指が一本完全に捩じり込まれた。


「ほう。これは硬い」楽しむように挿入された二本目の指が、排泄直前で頭を押さえられていた硬い固形物を押し戻す。突き崩し、その固形物に指を指しこむと片手で手コキを続けたまま砕くことはせずに前後にゆっくりと滑り動かしていく。お尻をほじくられ喘ぎ声を上げる彼の姿を、彼女は銀色の髪を揺らし、股を濡らしながらうっとりと眺める。


「どっちじゃ?」出る。出ちゃうと。涙を零しながら訴える彼を嘲笑うように幼女が問う。「こっちか?」手コキの速度が速まり「こっちか?」固形物に差し込んだ二本の指が、アナルを犯しているかのように固形物をゆっくりと前後させる。「ほら。出せ」


「ひりだせ!」鈴の音が大きく鳴り彼が腰を前後に痙攣させるように振ると、彼は口を大きく開け、喘ぎながら鏡の男に向かい精液を飛び散らせた。「こっちもじゃ」指の先端をカギ爪のように曲げ引き抜くと、茶色い固形物がビニールにボトリと落ちる。


そのまま長く蛇のように黄土色の塊がおならのような水音を立て滑り出てくる。力を無くした彼の尿道から薄黄色の液体が漏れ始め、幼女は急いで角度を変えビニールの中へと誘導する。彼はすべてを見られた恥かしさから、顔を耳まで真っ赤に変え呼吸を荒げている。


「なんじゃ」見れば黄土色の固形物に鮮やかな血の筋が僅かに付いている。「お主バージンじゃったのか」幼女はケラケラと笑いながら、指のビニール袋を外す。そのまま容器からビニールを外し先端を結んだ。「捨ててまいれ」それぐらいせよとばかりに手に持つビニールを突き出す。


「可愛かったぞ坊や」顔を真っ赤にして石床に座り込み涙を零す彼の顔を、両手で押さえキスをする。彼女の絡め入れてくる舌の動きに答えるように鈴の音がなり、残る精液がドロドロと自然に噴き出した。彼女は幼女から犬の糞のようにビニールで結ばれた排泄物を受け取ると、フワフワとする浮揚感の中、下層へと下りて行く。


「さて、続きじゃ尻を出せ」涙を溜めながら僅かに怯える彼を、樽のような入れ物にしゃがませ尻を落とさせる。適度に熱い灰汁の温水に尻が沈み込み、彼の背中から幼女が指を樽の中へと指を滑り込ませ、肛門のシワを擦るようにばちゃばちゃと洗浄する。側面に泳ぐ剛毛を指で挟み擦る。


「良いじゃろう」桶から手を出すと塩を持ち、上水で指を揉み粗いする。「まったく。人間は手間が掛かってかなわん」幼女は首を振り、面白くなさそうに白い髪を震わせるとリビングの入口を、ブラウンの瞳を細め見た。「のう。戦艦棲姫」





「随分と可愛らしい格好ね?」


流水の潤いのように輝く長い黒髪と、額から突き出る二本の角。スピネルのような澄んだ赤色の瞳がこちらを見ている。黒いワンピースを着て腕を組みこちらを眺める彼女は、U字に垂れるワンピースから胸元を大きく見せ、真っ黒な下着を白い肌により強調させている。


スラリと伸びる長く白い脚の先には、黒い爪のつま先が見えるサンダルのようなハイヒールを履いていて、彼女の平均より高い身長をさらに大きく見せている。彼女は腕を下し、腰まで下りる長い黒髪を揺らしながらコツコツと近づいてくる。






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      , : : : ;l: : : : : : l三ヨニ゙i: : : : :l: : : l

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  、      ヽl: : : :/メ>.、  、  ,    / ; ; ; ; ヽ /   \

   .、      ヽ: : :/ ; ; ; ; ; ; > . ヽ  /; ; ; ; ; ; ; /    ⌒ ヽ

    ハ       ヽ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; \∨: : : : : : :/     -ニ'

   ,: :、      ヽ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;`; ; ; ; ; ; /  __,r―、_ヽ


    「あんたらのせいで、提督さんのメス化が進みすぎたわよ」


※ハーメルンで永遠にヒロインアンケート集計中。現在、男なのに提督さん票が異常に多いため、こころは処女とかいう事態が発生。




21 戦艦棲姫 飛行場姫 北方棲姫 提督さん(強制女装開始)




「あなた」赤い瞳が見下す様に彼の体を舐めまわす。


戦艦棲姫は両腕を伸ばし、彼女の白い指先、黒い爪が四つん這いになる彼の体をなぞっていく。「ワキもお尻もこんなに生やして、恥かしくないの?」


体を添うように背中に重ね、黒いワンピース越しに大きな冷たい胸を背中に乗せる。耳に口を付けると、そのまま、わき毛と尻毛を同時に引っ張った。彼は耳を赤く変え体を身震いさせている。彼の脈打つ鼓動が大きく早くなっていく。


「あら。恥かしいんだ」真っ赤に変わった彼の耳に、小声でささやく。声量に比べて彼女の声の浸透具合が高いのは、同時に低周波に声を乗せているからである。北方棲姫は彼女を見ながら、頭に響くからやめろとジェスチャーを行う。放っておくと、1、2時間はあの調子で事が進まなくなる。


「わらわ眠いゆえ、早くこ奴を連れて戻りたいのじゃが」ポテポテと近寄り、白い足で、彼女の顔にベタベタと粘着されている、彼の頭を踏み潰す。「もう、射精も済まさせておる」足をグリグリと動かしながら淡々と続ける。「ワラワの布団を精液まみれにされてはかなわんからの」小さなかかとが、彼の鼻に乗りゴリゴリと圧迫する。


「あら」彼女の耳が小さく鳴る鈴の音を拾った。


「お顔ふみふみされて、おちんちんおっきくなってるの?」彼のお尻から回り込む彼女の指先が彼の体を這いずりながら、しゃくとり虫のように進み、その現在位置をアピールする。彼はお尻をブルブル振ってその先へと進ませないように抵抗する。腰振りが鈴の音が周囲に大きく響く。


「なんじゃ。また勃起しおったのか」大きく片足を上げ、再び彼の頭に白く小さな足を乗せると、膝で捲れる幼女の白いワンピースのスカートが彼の顏に被さる。彼の視界を、明るい電灯が光を滑り込ませるスカートの中、白い綿で幅の大きな子供パンツが支配する。幼女はそのまま、足を前に動かし股間を彼の鼻と口に押し付ける。


「気色悪い鼻息じゃのう」口は塞がれたため、呼吸をするたびに彼の熱い鼻息が、パンツをすりぬけ幼女の子宮に出し入れされる。極限まで勃起させた根元に彼女の指先が到達し、黒い爪が弾く。彼は衝撃で体を大きく跳ね上がらせると。油断していた二人は彼から零れ落とされた。


「こりゃ。暴れるな」起き上がり、幼女の白い足の甲が彼の頬をはたいた。「なによ。突然」こちらも突然振り落とされ、少し不機嫌に彼のお尻にハイヒールの柄をグリグリと食い込まさせる。「気持ちいくせに」彼女のハイヒールの柄が、彼の肛門を捕らえると足の動きに合わせて僅かに回転する。


「こ奴はケツが切れておる」四つん這いでいる彼の顔の前に、股を開き幼女がしゃがみ込む。白いワンピースはもも上までめくれ上がり、白い下着がしっかりと見える。彼の視線が自然と向かい、恥かしそうに視線を逸らした。「何じゃ?」小さな手を伸ばし、顔を押さえつけると、股の間に視線を固定させる。「ほら、見よ」


「なに我慢してんのよ」彼のしり穴からハイヒールを無造作に抜いた。「ほんとは見たいくせに、バカなの?」肛門から僅かに輝く赤い液体が垂れている。「あら?」こめかみから垂れる黒い黒髪を耳の後ろにかき上げると、楽しそうに顔を近づける。「なーに?」片手の黒い爪で彼のお尻を広げ、穴から垂れる赤い血をまじまじと観察する。


「ふーふー」口を近づけ息をふきかけると、ゴワゴワと生える尻毛の奥で恥かしそうにギザギザの肛門が開閉している。「あっ!こらっ!」空気の抜ける音とともに、腸内の空気を吐き出され、彼女は顔でその匂いを受け止める。反射的に体を飛びのかせ、乾いた破裂音がお尻に彼女の赤い手形を付ける。彼は息を強く吐きながら上体を反り返らせ、鈴の音が大きく鳴り響いた。


「そのへんにしておけ」幼女がうんざりと声を出す。立ち上がり片足をあげると、小さな白く冷たい足が彼の頭に乗る。指先が髪をつまみ彼の顏をあげさせた。「ほれ。しゃぶってよいぞ」髪を離し、スカートの裾を上げ、彼の顏の前に小さな片足が開閉するように指を動かす。しかし、彼は顔を赤くしたまま口を閉ざしている。


「あんた、足好きでしょ?」彼女の重い言葉に僅かに彼は全身に力を入れ、身構える。「好きでしょ?」片方のハイヒールを脱ぎ、彼のお尻に足裏を擦りつける。彼女の透き通るような肌に気付かかなかったが、薄く白いストッキングをはいていたようだ。つるつるとした凹凸のある足裏が彼のお尻を摩擦する。


「なんじゃ」幼女の白い足の指先が彼の鼻をつまむ。「虐めてやろうと思うたら」摘まむ鼻で彼の顔を起こしあげる。「お主、変態と言うやつか」幼女の冷たく刺さる言葉に、わずかに股間が跳ね上がり、鈴の音が鳴る。


「じゃあ、止めじゃ」彼の顔を圧迫していた冷たく白い足裏が、石床にゆっくりとおりていく。「喜ばれては面白くもない」床に降りた白い足の親指動かす。彼は僅かに残念そうにその動きを瞳で追っている。「ん?なんじゃ?物欲しそうにみて。」


「これは変態欲しがりさんなのよ」白いパンストをももまで履いている細い足裏が、彼のお尻をこねくり回す。「そうよね?」彼女は腰に片手を当て、足指でお尻をなぞりおりろしていく。足の甲が鈴の付く彼の睾丸を支えると、彼は悶えるようにお尻を振り、小さく鈴の音を鳴らす。


「ほら、欲しいですは?」彼女の足の甲が四つん這いになる彼の足の間にねじ込まれたまま、パンパンに膨らませ反り返らす肉棒を彼の腹に押さえつけ、ゴリゴリ足の甲が擦り潰す。「早くしないとみんな呼ぶわよ?」足の甲一つで彼の股間を持ち上げる、彼はびっくりしたように両手で地面を掴み、脚を垂らし腰を持ち上げられる。


「ほら、欲しいですしなさい」彼は腰を小刻みに左右に振り感触を楽しみながら、足を開閉させながら顔に近づく小さな白い足指に粗い鼻息をかけている。


「しゃぶりたいのか?よいぞ?」足裏を見せ、力を入れて閉じる。足裏にシワがよりかれの口にかかとが近寄っていく。「こっちか?舐めたいか?」口元まで数ミリ程度の至近距離によると僅かに彼の口が開く。僅かに冷たい床の匂いと海水が作り上げた潮のような匂いが彼の鼻に流れ込んでくる。


「言わねばダメじゃ」舌を伸ばし足裏に接触すると、幼女は足を引く。「ほら。いいなさいよ」彼女の膝がさらに高く上げられ、睾丸に鈴が大きく食い込み痛みを生む。うつろな瞳で小さく欲しいですと呟いた。


「スケベ猿」彼女の脚が下り彼の膝が、床に打ち付けられる。瞬間口を大きく開けると、幼女の足が喉にまで食い込んでくる。


「ほれ、味わえ」幼女は片足を伸ばし、脚に興奮した鼻息を感じている。喉奥まで突っ込むと、反射的に噛みつかれるが意に介さず指先が彼の深部を犯し踊る。彼は目に涙を溜めながら瞳を霞ませ舌を足裏に密着させる。舌先を前後や左右に窮屈に動かしながら、冷たい感触を楽しむ。


「自分で腰動かしなさいよ」しなやかな白い脚を伸ばし足の甲で、股間を刺激しながら彼のお尻を平手打ちする。「もっと振って」平手打ちをされるたびに尻が赤く変わり、呻き声を出しながら激しく腰を振る。「ほら。ほら」彼女は黒い髪を耳にかき上げ、何度もはたく。真っ赤に変わるまで。


「こっちも休むなバカめ」白いスカートを両手で持ちながら伸ばす脚を、抜けきらない程度にズボズボと彼の口を出し入れさせる。彼は股間から鈴の音を響かせながら、幼女の足に自らジュブジュブと絡む水音を立て吸い付いていく。


「ほれ、早く出せ」幼女は両手でつかみ、さらにスカートをめくりあげる。大きな白い下着を彼の視線の上に見せつける。持ち上がった片足が下着にシワを作りながら小さな縦筋の女性器を浮き上がらせる。そこは、彼の鼻息の湿度と自ら零れだす粘土の高い体液が下着広範囲に濡らしている。


「ほら出すの」彼の首から垂れる赤い紐を手で引き寄せ、彼の顔が苦しそうに僅かに後ろへ起き上がる。二人の女の足が全裸で四つん這いになる彼の体を前後から犯しつくし、彼は首輪を締め付けられながら尻を何度も叩かれ腰を振りながら幼女の足をあさるように激しくしゃぶりたてる。


「あ」突然彼女の足が股間から離れる。もう少しで射精できたところで足を離され腰を振り股間を鳴らしながら彼は、幼女の足をしゃぶり続けている。


「な~に?」振り向くと、飛行場姫が服を持ってきたようだ。「何だ。坊やはお楽しみの最中だったのか」その声に驚き急いで足から口を離すと、顔が真っ赤に変わり赤みが背中にまで広がっていく。「何急に恥かしがってんのよ」彼女はお尻を強くはたいた。乾いた音が響く。


「駆逐棲姫を寝かしつけた後、こいつの服を持って来てな」手には彼女のボディコンのようなピチピチとした黒い服で短いぴちぴちとした短いスカートの服だ。上半身の広く開く胸元まで一体化している。


「それ、私のじゃない。着せる気なの?」両手を腰につけ、顎を突き出しながら彼女が言う。「ふむ。体格はお前に酷似しているので問題なかろう」コツコツと白いブーツの音をたてながら、飛行場姫が歩き寄ってくる。


「そんなのコレが着れるわけないじゃない」彼女の片足が彼の背中を押しつぶし、彼は石床に大の字に潰された。「密着していて温かいかと思ったのだが」飛行場姫の視線が僅かに下に下がる。「はぁ。あきれた」彼女は黒いワンピースを脱ぎ、白い体に黒い下着が上下にあらわれる。


「どきなさい。しっしっ」彼の顔の前にいる北方棲姫を手でどかす。「何じゃバカめ」彼女は彼の前に下着で股を開きしゃがみ込む。「あんたこれ着なさい」無理やり立たせると、黒いワンピースを頭からガボッと被せる。ゴツゴツとした体に、ほぼフラットな胸元によりにワンピースの胸元が大きく垂れ下がる。


「だっさ」彼女の短いスカートにより、わずかに睾丸をのぞかせながら直角に盛り上がりが出来ている。「しかも勃起してキモ」腕を組みグルグルと彼の周りを回りながら彼女の酷評が始まる。「流れ着いた水死体の方がまだいいわ」彼のスカートをめくりあげお尻を覗く。


「まぁ、そういうな」何だか居たたまれない気持ちで、飛行場姫が止めに入る。「自分で見なさいよ」彼女は立て鏡の前に力ずくで立たせ、彼にワンピースを着たまま、首輪をつけ勃起させている姿を無理やり見させる。


「こんなのと寝るのか?気持ち悪い」北方棲姫もまた腕を組み、呆れかえっている。着せてみればもしやとも思っていた自分が呪わしい。どれほど着飾っても愚図は愚図のようだ。第一胸のサイズが違いすぎる。「機能停止した艦娘を抱き枕にでもした方がまだ良いの」


「さりとて」気持ち悪そうに彼の体を見上げ、上下に吟味しながら幼女が続ける。「お主の服はすでに廃棄しており」呆れた瞳が彼の股間で止まる。「男装を用意してやる気もない」幼女の膝が彼の股間をグリグリと押す。「まぁ、ここは飛行場姫の顔を立ててやり収めてやるか」


「それとこれだ」飛行場姫は白いスーツの隙間に指を滑り込ませ、もそもそと胸元から白い下着を取り出す。彼女の瞳が一瞬大きく開き角が大きく膨らんだ気がする。「ほら」彼の鼻先に下着を垂らし匂いをかがせる。「誰の物かわかるか?」


「そうだ。いい子だ」言われるままに白い下着の股部分に広がる卵型のシミの後の匂いを嗅ぎ分け、小さく駆逐棲姫とつぶやく。「履いてみろ」サテン生地のそれは光沢があり、つるつるとしている。


「早く履きなさいよ。ぐず」面白そうだと思いながらニヤニヤと先を促す、彼女の赤く澄んだ瞳が、入口から紫の髪をフワフワとさせながら、楽しそうにのぞき込んでいる紫の瞳と目が合う。「ほら履いて」もじもじとしている彼の足に無理やり下着を足にくぐらせる。


「いやまて」飛行場姫が止めに入った。「何よ」飛行場姫は両手で彼のお尻を広げ隙間を覗き込む。「下着に血が広がるかもしれん」戦艦棲姫がスカートを持ち上げ、飛行場姫がお尻の中をしっかりと観察する。「大丈夫そうだな。良し。履け」


「何じゃ。情けない声を出しおって」飛行場姫は彼と入口の間に立ち、ニヤニヤと彼の様子を見ている。二人の女が、サイズが小さく、太ももに引っ掛かる少女の白い下着をグイグイと引き上げる。彼の助けを求めるような視線が飛行場姫にチラチラと向かうが、あいにく彼女にはその気はないようだ。


「ふむ。履けたか」力任せに下着を持ち上げられ、黒いワンピースの中で、下着が彼の股間に密着する。「よし、スカートを捲って見せよ」ゴツゴツとした両手で黒いスカートの裾を掴むと、ためらうように手が止まる。


「何してるの。早く上げなさい」「そうじゃグズめ」居合わせた女たちの視線が、心臓の鼓動が離れても聞こえるほど早くなり、泥酔しているかのように首筋まで赤く染まる彼に集中する。「早くしろ愚図」飛行場姫にお尻をはたかれ、目じりに涙をためながらゆっくりとスカートが持ち上がっていく。


黒いワンピースの内側が徐々に暴かれ、水着のインナーのような白いサテンの下着が見え始める。サイズ小さく、ももの内側から細く逆三角形に下着が張り付いている。さらにスカートが上がると光が差し込み、下着から睾丸と鈴が零れ出ている。


「もっと上げなさいよ」戦艦棲姫がニヤニヤと彼の股に近づき、しゃがんで赤面しプルプルと震える彼の顔を見上げる。「上げるのよ」彼女の片手がスカートを抑える彼の手ごと、無理やりめくりあげる。


「あはっ。やっぱり」彼はスカートから手を離し、顔を手で隠している。「ほう」幼女がのぞき込むと、飛行場姫もまた彼の前にニヤニヤとしゃがみ込む。少女もまた彼の背後からその雰囲気を楽しむ。


「ふーふー」彼の正面にしゃがむ戦艦棲姫が、小さな下着の上部から大きく顔を出す彼の亀頭に、息を吹きかける。両足首を飛行場姫と北方棲姫に掴まれているため腰をもじもじと動かし恥辱から逃げようともがいている。「ふーふー」


「なるほど、なかなか面白い趣向じゃな」しゃがみ込む三人の女たちが、下着から顔を出し釣り上げられた魚のように息苦しそうにパクパクと開閉する彼の尿道を凝視している。


「危ないわね」恥かしさで顔を隠しゃがみ込む彼に、角が刺さらないように咄嗟に顔を引く。耳が赤くなりすすり泣くような音が聞こえる。「ねぇお顔見せてよ」彼女は彼の腕を掴むと、恥かしそうに首を振っている。


「み・せ・て」ついに無理やり顔を晒され、唇をぷるぷると噛みしめながら目には涙の垂れた後が出来ている。鼻からは、わずかに鼻水を垂らし、見つめられながらグズグスと時折鼻をすすっている。


「なんじゃこやつは。ベソをかきおってみっともない」幼女の平手打ちが彼の頬を弾き首が大きく回転する。「あまり虐めてやるな」飛行場姫が両手を伸ばし胸の中に引き寄せる。抱きしめられるとグスグスとなく音が多くなる。


「今度は泣き虫さんなの?なっさけな」斜めに抱き寄せられ、飛行場姫から零れ出てい居る下半身のスカートをめくりあげると、挟まれた肉棒の先端からわずかに液体がにじみ出ている。「泣きながら我慢汁だして、ゴミくずみたい」黒い爪が尿道をなぞり挿し込まれる。


「なんだ?」胸から顔を出し、上目遣いに涙目で飛行場姫の顏をのぞき込んでいる。「決まってるじゃない」黒い爪がゾリゾリと尿道を削る。股間がビクビクと突きあがり僅かに鈴を鳴らす。「甘やかすから、ムラムラしてぴゅーぴゅーしたくなっちゃたのよね?」


「そうなのか?」オレンジがかった赤い瞳が彼の顔をのぞき込む。彼はハッとなり、再び彼女の胸の中に顔を埋めると顔を左右に振っている。「何でもよいが、ワラワそろそろ寝たいのじゃが」北方棲姫がプカプカと欠伸をしてウトウトとしている。


「しょうがないわね」戦艦棲姫が彼を彼女の胸から引きはがし、仰向けに床に転がせる。


「続きしてあげるからさっさと出しなさい」真っ白でしなやかな体に、上下に織り込みと濃さの違う黒の彩色の施された黒い下着を付けたまま、彼の捲られたスカートから見える白い下着から飛び出す股間に、膝上まである白いパンストを履く片足を乗せる。


「ほら、ぴゅっぴゅっ」巧みな足技で、極限まで勃起をさせると、次第に白いパンツがずり下がり斜めに大きく反り返る。「仕方ないやつだな」飛行場姫もブーツを脱ぐと口の前に近づける。「可愛いやつだ」彼はうっとりと眺めながら彼女のつま先一本一本にキスを始める。


「むか」戦艦棲姫が目の前で寝取られたような気持でイライラと足を動かす。「あんた、わたしんときそんな顔しないじゃない!」彼女が動かす足に少し力が入り、彼が苦悶の表情で飛行場姫の足に噛みつく。彼の表情が一瞬で白く変わった。


「気にするなその程度、どうという事もない」申し訳なさそうに彼は噛みついた個所に舌を付け何度も舐めるが、彼女は銀色の透ける髪を手で大きく翻し、勝ち誇ったように戦艦棲姫にキメ顔を向ける。「くやしぃ~」両足を石床に下すとバタバタと両手を動かし地面を踏みつける。


「そんな筋肉ゴリラより、私の方がいいに決まってるでしょ」下着姿でウロウロと歩き回る。「どうする?変わるか?」腰を曲げ彼の顔をのぞき込む。彼は舌先を指の隙間に差し込みゆっくりと順番に汚れをこそぎ落としている。「も~」牛のように角を突き出し、動物園で左右に歩き回るだけのゾウのように鬼の形相でウロウロとしている。


「早く終わらせよ、うすら馬鹿ども」北方棲姫が見かねて彼の股間に足を乗せる。勃起に直角に足を乗せて、ブドウ踏みのように幼女の小さな足が彼の白いパンツから出る睾丸を潰す。足を前後に傾け適度に足裏で球を転がす、交互に睾丸が刺激され彼は悶えるように足をガサガサと動かしている。


「そうか。気持ちよいか」鼻で喘ぎ声を出し、執拗に見下ろす様に足を口に乗せる飛行場姫の足にしゃぶりつく。「まったく。冗談じゃないわ」少し気を落ち着かせ、戦艦棲姫は彼の胸横にしゃがみ込むと、黒いワンピース紐をずらし乳首を露出させる。


「なんだ、乳首も勃起してるじゃない」場所がなく仕方なく、彼の乳首をパンスト足でこねくり回す。「ほら、早く汚いの出しちゃいなさいよ」足裏全体でワンピースから零れ出た彼の胸部を押しつぶす。「ほら、ほらほら」


「そうじゃ早く出せ」三人の女たちの足が彼の全身に這いずり回る。体を足で押さえつけられ彼は、目を霞ませ手足をバタバタと動かす。大きく開き喉奥まで足を受け入れながら胸部に足が蠢きまわり乳首を足指でつままれる。股間には石床に腰を下ろした幼女の足が二本伸ばされていて足が躍るように股間全体を挟み込み擦りたてる。喉奥から、鼻先から、絞り出すような彼の歓喜の悲鳴が室内に響き渡る。


ついに観念したように大きく声を出しながら大きくまくられたスカートの下、自分のヘソの窪みに濃厚なドロッとした精液を吐き出た。幼女の足が追い打ちをかけるように白い下着を押しつぶすと、ボコっと精液の塊が絞り出される。


「こりゃ汚すな」役目を終え、小さく萎み始めて下着の中に逃げ込もうとする、彼の肉棒を幼女の細い指がすぐさま追いかけ下着を剥ぎ下した。彼は飛行場姫に顔を起こされ、呼吸粗く上下に腹を動かしながらヘソに流れ込んでいく精液をボーっと眺める。


白い下着が彼の両太ももを締め上げる。逃げ出す様に小さく変わっていく彼の亀頭が毛むくじゃらの睾丸の間に乗り、ゾウの鼻のようにシワシワと伸びている。


「おい。誰か掃除をしてやれ」祭りの後の静かな疲れを感じるように飛行場姫が言う。「あんたしてやりなさいよ」振られた腹いせかツンツンとした態度で彼女が言う。「そうじゃ」幼女もまた気怠そうにブラウンの瞳を細めている。この中で一番パフォーマンスが良好なのは飛行場姫であり、二人の冷たい視線が彼女に刺さる。


「ふう。まぁ、よかろう」戦艦棲姫が彼の上半身を起こし背中を支える。北方棲姫が彼の両足を両手で広げて固定する。「手間取らせる愚図だ」寝そべるように直角に彼の腹に顔を近づけ、銀色の髪を片耳の後ろに手でかき上げると、一気にヘソに溜まる精液を吸い上げる。


「何顔赤くしてんのよ」その様子を顔を僅かに赤くしながら心音を速めていく彼に、再び彼女はイライラと始めた。「ふふっ」飛行場姫は口の中に溜まる精液を飲み下すと、彼の瞳とオレンジがかる赤く澄んだ瞳交差する。飛行場姫はわずかに微笑んだ。


「何処までも可愛い坊やだ」彼の顔を見ながら舌をヘソに付け、精液の飛散をなぞるように顔を股間に下していくと、再び様子を伺うように、股間が傾斜を始める。しかし、わずかに膨らむだけですでに力は無く、なめくじのように精液の後を作りながら腹の上をズルズルと伸びていくだけだ。


「もう立たないの?だっさ」戦艦棲姫が彼の耳元にそっと囁く。「変態で早漏で持久力もない。サルとした方がましだわね」意地悪に顔を赤らめる彼に続けた。「去勢する手間が省けてよいの」咄嗟に彼は手で顔を隠してプルプルと震える。容赦なく浴びせられる罵倒に、力なく垂れ伸びる股間が僅かに膨らんだようだ。


「こっちを見ろ坊や」恥かしそうに僅かに手の隙間を広げ、こっそりと彼女の声の方を見ると、片手で股に掛かる白いパンツを掴み。ナマコのように転がっている彼の尿道に、横から顔を突き出し彼女の舌が伸び触れようとしている。彼は手を閉じると首を振りイヤイヤを始めた。


「こら暴れないの」彼女の舌が接触し、尿道に力任せに先端をねじ込まれるとヒャッと嬌声を出し、平らな胸を突き出す。戦艦棲姫は彼の両手を掴み背中側に回しこむと、両手を石床に押さえつける。隠すものを失い、今まさに力なく転がる肉の塊が彼女の口の中に消えようとしている光景が滑り込んでくる。


彼は上半身を振り乱しながらダメダメと声を出すが、笑いながらゆっくりと彼女の口の中へと消えていく。飛行場姫の下が全体を絡め取り、喉奥へ出し入れするたびに、彼の上半身は後に手を押さえつけられ、騎乗位のように何度も胸を突き出し大きく跳ね回る。鈴の音がリンリンと勢いよく騒ぐ。


部屋中に、彼女の銀色の髪が上下に動きながら作る卑猥なこびり付くような水音と、彼が奏でる恥かしい嬌声が響き渡った。珍しい喘ぎ声が施設中に響き渡り、多くの者が作業を止め自然と手が股間に伸びる。紫の髪をフワフワとさせのぞき込む少女も、黒いスカートの中に手を差し込み、紫の下着の中に興奮気味に手を激しくねじ込んでいる。


「ほら。おしまいよ」彼は目から涙を零して、口からもよだれが垂らしている。上半身を離すと、力なく横に倒れた。「ま。これだけ消耗すれば寝られもしよう」ゼエゼエと呼吸を荒げ涙を横に垂らしながら、立ち上がり手の甲で口をふき取る飛行場姫の顔を見つめる。「いい運動になったか?ぼうや」


「ほらこっちよ」戦艦棲姫が彼を起こし上げる。腕の前で太ももを支え足を開かせたまま抱き上げた。そのまま大きな洗面所に連れていかれると、北方棲姫が水を出し、彼の黒いワンピースのスカートの中に潜り込みパチャパチャと股間を洗う。突然のあまりの冷たさに足をジタバタと動かしている。


「暴れるなバカめ」幼女の平手打ちが彼の股間に刺さる。全身に痺れるような痛みが広がりおとなしくなった。幼女の細い指先が全体を揉み洗いしシワをなぞるように彼が作り出した油分を落とす。「良いじゃろう」スカートの中からゴワゴワとした白い髪が出てくる。


「さ。部屋に戻るぞ」手で水を拭い彼の股間から水分を減らすと、そのままピタピタとしたサテンの白い下着をグイっと履き戻させる。「まったく気味の悪い格好じゃて」彼がよろと立ち上がると、黒いワンピースのお尻を幼女がはたいた。衝撃で小さく声を出し股間を突き出す。


「どうした坊や」首輪を持ち先導する飛行場姫に付いて歩く彼は、数歩ほどフラフラと歩き石床にしゃがみ込む。黒いワンピースのスカートがブワッと広がる。彼は何かを訴えるように彼女の瞳を見上げる。「ゆるす。言ってみろ」大きく瞳を開きながら彼に近づくと、恥かしそうに小声でおしっこと言っているようだ。


「あら。あらあら」戦艦棲姫があざ笑うかのように下着姿のまま彼の横にしゃがみ込む。「おしっこ?」赤く澄んだ瞳が楽しそうに彼を見つめる。「おしっこなの?」ワザと声を荒げると、彼は恥かしそうに顔を曇らせ下を向いた。


「めんどうじゃの」幼女はよろよろと欠伸をしながら様子を伺っている。飛行場姫は首を回し辺りを見回すと、さくじつバカがバカ騒ぎしたなごりが転がっているのを見つけた。エタノールのポリタンクだ。手綱を離し蓋の空いた一つ拾い上げると中を確認する。どうやらすでにすべて揮発しているようだ。


「おい。これにしろ」彼の前に半透明のポリタンクがとんと置かれる。「あらいいじゃない」戦艦棲姫がニヤニヤといやらしく彼の顔をのぞき込む。彼の顔が瞬時に赤く変わっていった。


「なんでもいいから早くせよ」幼女が彼を膝立ちにさせると、下着を引っ張り下ろす。スカートをめくりあげられ、傾くポリタンクの入口に尿道がセットされた。彼はすがるように周囲を見渡すが、誰もが彼の放尿を望んでいるようだ。


「早く出さんか。愚図め」飛行場姫が見下ろしながら、彼の頭をはたく。二人の女は彼の両脇にしゃがみ込みその先端を見つめている。「はやくしなさい」「そうじゃバカメ」女たちにみつめられ尿意が僅かに遠のくが、恥辱にいつまでも耐えるよりかは早く終わらせようと、黄色く僅かに湯気のあがる液体が勢いよく零れ出る。


「くっさ」戦艦棲姫が手をパタパタとさせながら顔を離す。「おえっ」ふんふんと鼻を近づけ尿道口を観察していたため匂いを直に吸い込んだ。彼女は大げさに床を転げまわり、騒ぎ立てる。性的なスイッチが入っていなかったため非常に不快なものと認識したようだ。


「近づきすぎじゃバカめ」幼女は事務的に肉棒を指で支え淡白に作業をこなしている。放尿が終わると、数回振り残りを絞り出させる。そのまま、タンクのキャップを閉めると、再び下着を履き戻させた。


「まったく手間のかかる坊やだ」呆れるように再び彼の赤いヒモを持つと、飛行場姫は彼と、北方棲姫を連れて、部屋へと戻っていった。








22 駆逐棲姫(白ナース服) 北方棲姫







北方棲姫の部屋の重いハッチの扉が開く。扉の音に北方棲姫がすぐさま反応し、布団をどかすと目を細めた。


「夕飯をお持ちしたのですが」白いナース服に身を纏い、白いナースキャップを紫のフワフワとした頭に乗せる少女が立っている。北方棲姫は口を開け、言葉を失った。


「おいグズ。起きよ」北方棲姫の小さな胸に頭を寄せ、抱き付くように寝ていた彼の腹を、白く小さな足で踏み潰す。「はぁ」彼は踏み潰されながらもどこか幸せそうに寝息を立てている。「何たるうすら馬鹿じゃ」


「お主。疲れてはおらんのか?」北方棲姫は木でベッドのように組まれた場所の上から、少女を見下ろしながら言う。「大丈夫です。少し寝ましたから」少女の顔色は良さそうだ。


「ぐ、ず。お、き、んっか」小さな足が、高さのある木のベッドから彼の体を足で叩き落とす。石床に体をぶつけると、もぞもぞと体を丸め始めた。


「気持ち悪いですね」戦艦棲姫の黒いワンピースを着て、自分の白い下着が、彼が曲げるように寝ている、ももの付け根から見え隠れしている。「き・も・ち・わ・る・い」少女のナースサンダルが彼のほっぺたをブニブニと潰す。


「あ。起きましたね」鼻を白いナースサンダルの足裏でゴリゴリと潰していると目を覚ましたようだ。「気分はどうですか?」鼻から口に掛けてギザギザとした足裏が乗り、サンダルの先端から見える白い靴下の匂いを嗅ぎつつ、目を出し声の方向を仰ぎ見る。


白いパンストに脚が覆われ、寒さからだろうか、その上に白いハイソックスを膝上まで履いている。ももの半分ほどまでカバーするナース服のスカートの内部には、ピンク色の透けるような生地の下着が見えた。僅かに縦に紫色に見える影は、恐らく少女の体毛だろう。


胸元のボタンで止まるタイプのようだ。体の中心より左にズレ縦に5、6個ほどのボタンが並んでいる。胸元は小さなUの字で露出は少ない。少女の頭には少し大きな白いナースキャップが乗っている。少女の手の平の上に乗るのは、大きな皿だろうか。


「夕飯の時間です」少女はスカートの中に視線を感じながら彼を見下ろす様に言った。「気分はどうですか?」少女の視線の先が彼の太ももに乗っている。彼は恥かしそうにはだけたスカートをひざ下まで下した。


「うん。その恰好はどうしたのじゃ?」北方棲姫が少女に呆れたように尋ねた。「ええ。飛行場姫様に仕立てていただきました」こちらは努めて冷静にポーカーフェースでいる。「ふむ」北方棲姫は納得したように言うが。内心は何だかよくわかっていない。


恐らくは、どちらかの企みであろうが、少女が楽しんでいるようなので放っておくことにしようとの親心である。潜新が送り着けた物資には、あちらがもっている洋服の類が組み込まれていたようだ。あれは、あれで気が利くところもある。


「それを食わすのかえ?」少女の手の上の皿には、もりもりと魚が並んで乗せられている。長い体に銀の背筋の魚だ。しかし、発育はあまりよさそうではない。魚の表面も僅かにボロボロと皮がめくれている。


「戦艦棲姫様が獲ってきて茹でてくださいました」ああ。と。北方棲姫が納得した。どうせいい加減に鍋に突っ込んで、身が底にでもくっ付いたのだろうと。あれは生で踊り食いすることも多いため、わざわざ茹でるのが面倒な気持ちも分からんでもないが。


「どれ」北方棲姫がピョンと飛び降りると、一尾を皿から取り上げる。「ふむ」口の中に頬り込み頭からガジガジと丸ごと噛み込んでいく。「なかなかに美味である」幼女の手からガジガジと鉛筆削りのように魚が口の中に消えて行った。


「どうぞ」少女が片手で、彼の口に魚の頭を向ける。「温かいうちが美味しいですよ」硬直する彼を見ながら持ち上げた魚を、少女は自分の口の中に魚の頭からパクパクと消えさせていく。「これは人も食べられるはずです」


過去に襲った船の中に、網の中に多量にこの類の魚が入っているものがあった。漁獲量と備え付けの冷却機材から、恐らく食用にしていたと判断する。


今回収穫したこの魚は、念のため一度茹でている。捕獲の際に、僅かに鱗を飲み込んでいたようで口の中にペタペタとくっ付く感触が残る。少女は無表情でレロレロと舌を回して、口の中に張り付く透明な鱗を飲み込んだ。


「のぅ」


彼の口に魚の頭を無表情でグリグリと擦りつけている少女に、何か言おうと小さく声を出すが、鋭い紫の視線が幼女の声を遮った。こやつ知っててやっておる、と。人間はアレを丸ごと食う者は極めて少ないと。


「まぁ、よかろう」幼女はもう一尾を手に取り、知ったことではないとカツカツと魚を口の中に消えさせる。


飛行場姫から聞いた話では、これは軍属が長いとも聞く。かなりの前線巡りも経験していたようだ。いまさら魚の一匹二匹どうということもなかろうと、幼女は知らぬふりを決め込んだ。しかしこの魚は、内臓の苦みが全身に回っているようだ。あのバカは本当にそのまま茹でたらしい。


「ほら、ほくほうさんも食べてますよ」ブリブリと擦りつけられる魚の口に、彼は怯えるように口を閉じている。「食べないんですか?」紫の澄んだ瞳と至近距離で目を合わせる。

「食べてください?」無表情な少女に対して、彼の心音は速まり、次第に顔が赤くなっていく。


「ね?」フワッと紫の髪を揺らし、少女が首を傾げると、顔を真っ赤にして彼の口が僅かに開いた。


瞬間、少女の瞳が僅かに細まり彼の喉奥にまで魚の頭が突き刺さる。口蓋垂、彼の喉ちんこに魚の鋭い口が突き刺さり、むせながら頭を引き戻した。ゲホゲホと体を丸める彼の姿に、無表情でキョトンとしている少女のピンクの下着は、ねっとりとした湿り気が広がり始めている。


「あーんしますか?」彼はプルプルと首を振っている。「困りましたね。食べてもらわないと怒られてしまいます」魚と皿を石床に置き、少女は白いナース服のスカートをズリっと腰まで上げると、白いパンストの中のピンクの下着を僅かに見せながら、彼の腰を挟み込むように跨った。


彼の着る黒いワンピースの中で、わずかに盛り上がる個所が、少女のピンクの股間に擦れる。少女は露出した股に気付いていない様子で体を半回転させると、置いてある魚の皿に手を伸ばした。ズシっと乗る冷たい感触が彼の太ももに密着する。


「よいしょっと」一尾の魚を再び取ると。鼻と鼻が擦れる距離までズリズリと腰を動かし密着する。「あーん?」彼は少女の大きな紫の瞳に見つめられながら顔を真っ赤にしてプルプルと顔を震わせる。


「真っ赤な顔。お熱ですか?死ぬんですか?」少女のおでこが彼のおでこに押し付けられる。少女の吐息がさらに彼の顔を赤く変え、彼の逸る鼓動とともに彼の耳を先端まで赤く染まる。「仕方ないですね」


少女は魚の頭を口で咥え、両手で彼の両腕を掴み、お尻に回しこまさせる。そのまま、手を戻し魚の頭を齧ると、ゆっくりと口の中で粉々に砕いていく。少女は奥歯を水平に動かし、しっかりと大きな骨を噛み砕いた。そして、かじった魚を片手に持ち、ゆっくりと彼の唇に顔を近づける。


「んー」


少女は無表情で口を突き出し、残る片手で彼の頭を自分の顏に力強く押し付ける。彼の唇に、少女が舌をねじ込み歯をこじ開けると、一気に苦みのある液体と魚の頭が彼の口の中に流れ込んでいく。強力な力が彼の頭を押さえつけ、次第に彼は溺れるようにそれを飲み下した。


「ぷぅ」少女は息を吐くと、手に持つ魚の胴体にかじりつき、内臓ごとゴリゴリと奥歯で噛み砕いていく。そして同じく顔を近づけた。少女は股間をグリグリと揺り動かし性的な刺激を与えながら、逃げようともがく彼を押しとどめる。深海棲艦の重さが彼に逃走を許させない。


「よくやる」傍からみていれば、一見恋人同士の甘いいちゃつきにも見えなくもないが、あれではやられている当人には拷問だろう。ナース服で腰を彼の股の上で腰をプリプリと動かしながら、ディープキスでエサを与えている。「気の毒なやつじゃ」


彼は少女のお尻を握りしめながら、顔を真っ赤にして、股間を少女の股にグリグリと押しつぶされる。気付かれていないと思っているのか、彼自身も少しづつ腰を動かし少女の股を求めているようだ。


「はぁ。うすら馬鹿しかおらんのか」幼女はベッドに座り、小さな足をプラプラさせながら、様子を見下ろしている。「何じゃろう、こうもやもやと」幼女はベタベタと引っ付く二人を見ながら足をプラプラとさせている。「なぜわらわの部屋でやるのじゃろうか」


「あーん」


彼の体を押し倒す様に少女が体を前に倒していく。三分の一ほどになった魚の体を彼の口に近づけるが、中心に背骨が見える。「あーんしないんですか?」少女が悲しそうに首を傾げると、彼は渋々口を開けた。


「はい。あーんです」


彼が口を開けると、無表情にもどりズボッと口に魚を突っ込んだ。目に涙を浮かべながら背骨を噛み下している彼の顔をまじかで観察し、少女の子宮は締め付けられるような刺激を生み出す。


「何だか無性にイライラするのぅ」ピョッと石床に飛び降りると、一人机の上の飛行機の模型の整理を始める。緑と青のコントラストの壁を見ながら遥かな空に思いをはせる。


「あーん」背中からまだ声が聞こえてきた。あのバカどもはいつまで引っ付いているのかと、無表情で小さな手が一つの白い飛行機を持った。ゴワゴワとした白く雄々しい髪が不敵に揺れる。


「ぶーん」


北方棲姫の小さな手の中で、飛行機のプロペラが回転する。机の上に敷かれたシートの滑走路を滑り、幼女の手の中、フワッと大空に飛び立った。


「ぶーん」ペタペタと歩きながら飛行機を手に持ち、上空へ向かい高度を稼ぐ。今なおイソギンチャクのように絡みついている二人に向かい、あゝ我らの北方攻撃隊が出動した。


「ぎゅーん」手を伸ばし上空にその雄姿が光る。燃料タンクを手でドロップさせ、翼を左右に振ると斜めに旋回しながら急降下だ。


「ふ”ぅ”ーん」


「きゃっ」少女は可愛く声を出した。


目の前で突然模型飛行機が彼の髪に急降下してきた。髪の毛が飛行機のプロペラにもじゃもじゃと絡まっている。少女の澄んだ瞳が楽しそうに大きく膨らむ。


「大変です。からまっちゃいました」


少女の手が伸び、彼の頭にくっ付いている白い飛行機をプリプリと左右に振る。そのたびに髪が引っ張られ、彼が小さく悲鳴を上げている。少女は彼の上半身を押し倒し、ぶら下がる飛行機に手を伸ばす。


少女のナース服を盛り上がらせている、胸の谷間がしっかりと彼の顔を潰した。うんうんと少女が体を伸ばし、手を伸ばし、少女の重い太ももが彼の持ち上がった股間を左右にこねくりまわす。


「はぁ」どうやらやぶ蛇だったようだ。「もう、勝手にせい」胸を押し付けながらベタベタとしている少女を白々しく見ながら、幼女は冷め始めた魚をガリガリと食べ始めた。「うすらバカのドミノ倒しじゃ」何だか今日の苦い魚は、一段と美味に感じられる。


「はい。取れましたよ」プロペラを逆回転させ、絡まる髪を外しながら、わずかに外れない髪をしなやかな白い爪で、プロペラの軸の近くから引きちぎる。上半身を揺するように動かし、彼の湿った洗い鼻息が少女の胸の谷間に、ナース服にしみ込み流れ込んでくる。


「終わったらのけ。それは、ワラワと模擬戦をするのじゃからな」幼女がプクプクと白い頬を膨らましながら言う。「飛行機ごっこですか?」「も・ぎ・せ・ん・じゃ」首を傾げ言う少女に間髪入れずに睨み返す。


「口でブーンとか、ばばばとかいうアレですか?」白いナース服の胸が、彼の顏の上でブリブリと揺れ動く。「そうじゃよ?飛行場姫ともやるが?」少女の紫の瞳が丸く膨らむ。真剣な顔をして、ぶーんしている姿を思い浮かべ、わずかに口がほころんだ。


「飛行場姫になついている以上」幼女の言葉に少女の耳がピクっと動く。「適性があるのかもしれん」幼女のブラウンの瞳が自分で言いだしたことではあるが、どこか自問するように彼を見ている。


「そうじゃの?」幼女の小さく白い足が彼の顎を踏み、カカトが左右に顔を振らせる。


「そうなんですか?」幼女の足を手ではたき落とすと、少女が両手で彼の顔を抑え紫の瞳を大きく膨らませて彼の顔を鼻を押し付け合いながら見つめ合う。少女の熱い吐息が彼の顔を真っ赤に染める。


先のワンワンレースでの大敗北をまだ根に持っているようで、この隙に寝取ってしまおうという魂胆が、幼女には見え見えだった。どうでもよい話ではあるが、この後の哨戒の交代に遅れるのはいささか困る。


「おい、駆逐棲姫」幼女が声を一段下げていう。


「何でしょうか」こちらはもう少し遊んでいたかったのにと言った表情だ。「引っ付くのもよいが」彼の黒いワンピースのスカートをガバッと幼女が捲ろうとすると、彼が素早くスカートを両手で抑えた。


「何ですか?」のしかかっている彼の体から下りると、ずり上がって、白いパンストの中のピンクのパンツをまる見えにしている状態から、スカートを元の位置までズリズリと下した。「気になりますね」少女は彼の抑えるスカートを幼女と一緒になって、引っぺがす。


「えっ」少女は捲りあがるスカートの中を見ると、小さく声を出した。「こっれ」少女の体が僅かに震え続ける。「まさか・・・」彼は顔を背けて知らないふりをしている。


「お主のパンツじゃよ?」捲れ上がるスカートの下、食い込む小さな白いパンツ上部からは、パンパンに膨らませた彼の尿道がはみ出ている。また、転げ出る睾丸には鈴が付いておりその芸術性を際立たせている。「履かせとったんじゃ」悪びれもなく幼女がケラケラと言う。


「そんな・・・」少女が両膝を石床にぶつけるような勢いで落とし、両手で顔を隠す。正面からでは確認できないが、幼女のブラウンの瞳が僅かに水平に開いた少女の口を見逃さなかった。「ひどい・・」少女は顔を抑え背中を振るわせる。


北方棲姫は、ペタペタと石床を歩き奥のハッチを空けると中へと消え、フルーツセットを持ってきた。部屋奥にあるテーブルの前の木の椅子に座り、真っ赤なツタの付いたリンゴを足をプラプラさせながら、シャクとゆっくりかじり始める。


今度は痴話げんかかと、ブラウンの瞳が遥か彼方を見ている。


「触らないで!」よろよろと起き上がり、股間を鳴らしながら伸ばす彼の手を、少女が顔を隠しながら片手で叩き落す。「ご飯まで食べさせてあげたのに」少女は背中を丸めヒクヒクと動きながら、涙をすするような音をさせている。


「私のパンツ履いて、こんなに勃起させて」少女からの恨み節が彼に突き刺さる。オドオドしてかける言葉を探している彼に、次々と呪いの言葉が降りかかる。「そんなに膨らませて気持ち悪い」


彼の気持ちとは裏腹に、たっぷりと教育された彼の股間が射精できる物を求め魚のようにパクパクと尿道口を開閉させている。少女から刺さる罵倒すら、快感に変わっているといった様子だ。幼女からも腐ったゴミを見るような感情のない視線が飛び込んできている。


「悪いおちんちんですね」


少女はナース服のスカートを直しながら立ち上がる。紫の瞳には振り切ったような涙の跡が見える。しかしその瞳は何かを決心したかのようであり、仰向けに転がる彼をもそもそと後退させる。


紫のフワッとした髪の上でズレたナースキャップの位置を直すと、少女は両手で腰を掴み、冷たく見下ろしながら、ズカズカと指の出るナースサンダルで歩みを進める。ズルズルと逃げる彼を追いかけ、緑と青のコントラストの壁際に追い詰める。


足で彼のずり落ちたスカートを腹までめくりあげ、彼の股間を再び露出させた。少女の白いナースサンダルの足が、彼の股間に迫り怒りを込めたような紫の瞳が彼を見下ろす。


「変態おちんちん」少女は片足のカカトを石床につけ、太ももまで白いソックスを履いた足指を上に逸らして足裏を斜めに止めたまま、少女は続ける。「きったない精液をパンパンに溜めて」怒声が混じるように威圧しながら少女が言う。


「ほら、腰を出して、自分でしてください?」斜めに構えた足が、彼の股間の手前に止まる。「ほら、早く」片足を曲げているため、少女のパンスト越しにピンクのパンツと、その中の少女のポワポワと生える紫の体毛が透けて見える。


「そんなにおちんちん膨らませて」彼は息を荒げ、めくれあがった白いナース服の、そのスカートの内側に視線を送っている。「欲しい癖に」誘うようにナースサンダルのギザギザとした靴裏が彼の履く少女のパツパツの下着を撫でる。


「早く」少女の気迫に押されて、彼は僅かに股を持ち上げ自ら少女の足裏に股の中心を擦りつけ始める。「良いですよ。もっとです」言われるままに白い下着をグイグイと押し当てる。「もっと、もっと」


片足を上げ見えるピンクの下着には、わずかに色の濃い部分が楕円形に広がり始めているようだ。彼の瞳が少女の性的興奮を見つける。僅かに怒りによるものか、ほほを赤らめているようではあるが、少女自身は股の湿り気に気付いていないようだ。


彼は少女が楽しんでいるならばと、心を決めて少しづつ声を出しながら、少女の足へと股間の鈴を鳴らしながら腰を突き出し、強く押し返す。


北方棲姫は何だか使命感に駆られているような彼の瞳を見て、どんなうすら馬鹿なのかとうんざりしたように、ミカンの皮を剥いている。そのままかじってもよいが、飛び散る果汁により大惨事になるとの彼女の経験則だ。


なんだか、あの二人はよくわからない駆け引きをしているようだが、やっている事はただの足コキプレイだとミカンの皮を口に放り込む。もう少し寝ていればよかったと後悔する北方棲姫であった。


「こんなに出して、変態おちんちん」どうやら終わったようだ。「おい駆逐。ワラワの部屋を臭わせるな」「ごめんなさい」少女は彼の太ももをナースサンダルでグリグリと潰す。

お前のせいで怒られたと言っているようだ。


ナースキャップを片手で押さえ、体を前へと曲げながら、彼の両足を無理やり肩と残る片手で開かせながら脚の間に四つん這いになる。大きな白いナースキャップが彼の視界を遮るが、彼の腹に射精した精液を舌で舐めとるような感触がある。


腹の上で上下にモコモコと動くナースキャップを、彼は力なく眺め見ている。彼の履く少女の白いパンツからはみ出る亀頭の先端に舌が触れ、尿道に沿い縦に舌がにじみ出る精液を絡め取っている。


そのまま、少女の口の中へと先端が沈み込み、下を亀頭のクビレをなぞるように舌を回転させ、わずかに付着していた皮の隙間の恥垢を削り取る。彼が吐き出した白濁液はすべて静かに少女の体内へと消えていった。


「これでよいです」少女が顔を上げ、唾液でベタベタになった、再び勃起を始めた肉棒を白いパンツの中に半分ほど戻す。そのまま黒いスカートを膝まで下した。


「そのパンツは穢れたので差し上げます」少女はナース服の乱れを直しながら立ち上がる。「それは、もういらないです」表情の読めない無機質な紫の瞳が彼を見下ろしている。


「用は済みました」いつのまにか魚の消えている皿を手に持つと、少女はそのままハッチを開いた。「ではさようなら」角の立つような、ツンツンとした態度ではあるが、楽しそうにふわふわと動く少女の紫の髪を幼女がブラウンの瞳で見送る。


ガチャンと重い扉が閉まり、バルブが回転した。


「ではの、模擬戦の続きを始めようとするかの」捨てられた子犬のように、暗い表情でふさぎ込んでいる彼の顔を白い足が強烈にはたく。「早く立たんかバカめ」


彼はよろよろと立ち上がると、石床に斜めに置かれている幼女の艤装から黒いタコヤキがポコポコと出てきて、小さくしぼむと彼の周りにフヨフヨと浮かぶ。


「では始めるとしよう」奥にあるテーブルに滑走路がプリントされたシートを置き、彼の手に模型飛行機を持たせた。タコヤキが強襲中の飛行場から飛び上がり、空戦をするという設定だ。


交代までの僅かな時間。北方棲姫の暇つぶしスパルタ教育が始まる。飛行場姫の昔を思い出すようで何処か懐かしい気持ちが芽生えた。


「お主はここでよい子にしておれ」木のイスに足をプラプラさせて、ひと段落遊んでいると壁にかかる小さな木造りの時計を見て、北方棲姫がおもむろに立ち上がった。壁にある艤装を持ち、ペタペタと歩き出す。


「ではの」こやつは底なしなグズのようで、特に何かをしだすとも思えないが、と。思い出したかのようにおもむろに立ち止まる。


「何を漁ってもよいが、勝手に射精はするでない。匂いがこもるのじゃ」


ぷよぷよと浮遊してタコヤキたちが、艤装の巣へと帰っていく。魚臭くなった部屋で、鼻をヒクヒクと動かして、空調もどうにかするかと考えながら、幼女は小さな手で入口のバルブを握った。


 








後書き


    /ノ 0ヽ
   _|___|_
   ヽ( # ゚Д゚)ノ   下がってろウジ虫ども!
     | 个 |      訓練教官のハートマン先任軍曹が後書きをgetする!
    ノ| ̄ ̄ヽ
     ∪⌒∪

>>1 貴様!俺の海兵隊をどうするつもりだ!
>>2 口でクソたれる前と後に「サー」と言え!
>>3 ふざけるな!大声だせ!タマ落としたか!
>>4 貴様には両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
>>5 アカの手先のおフェラ豚め!
>>6 まるでそびえ立つクソだ!
>>7 タマ切り取ってグズの家系を絶ってやる!
>>8 じじいのファックの方がまだ気合いが入ってる!
>>9 ベトナムに行く前に戦争が終わっちまうぞ、アホ!



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1件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2020-03-25 15:02:56 ID: S:5ZO8UX

つ´・ω・`) Fryhopperだけど、なぜかログインできなくなってたので、続きはハーメルンで掲載されてます。


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