これは霞が片腕を無くし、幼児退行を起こした日の事…

提督「♪～♪」

提督「今日も平和だな」

バタン

提督「ん？だれだ？」

明石「提督！霞ちゃんが！」

提督「霞になんかあったのか！？」

明石「幼児退行を起こしました！」

提督「…は？」

明石「気持ちは分かりますが早く！」

提督「お、おう…」

提督（霞が幼児退行？…まさか！）

提督「明石、もしかして…」

提督「その霞は左腕が無くなってないか？」

明石「なんで知ってるんですか！？」

提督「やっぱり、そうだったか」

提督「いや、何でもない」

提督「急ぐぞ！」

明石「？」

朝潮型の部屋

霞（子ども）「ふえええええ…」

鳳翔「ほらほら、泣かないの」ナデナデ

霞「うう…」ズズッ

霞「おかーさんは？」

鳳翔「今は居ないわ…」

霞「いつかあえる？」

鳳翔「そうね、いつか会えると思うわ」

霞「わかった、かすみはまってる！」

鳳翔「良い子ね」ナデナデ

霞「えへへ///」

ガチャ

提督「霞！」

霞「ん？だあれ？」

提督「」

霞「？」

提督（うん、初めて会った事にしとこう）

提督「こんにちは」

霞「こんにちは、かすみだよ！」

提督「これからよろしくな」

霞「うん！よろしくね！」ニコッ

提督「ああ、じゃあな（鳳翔執務室に来い）」

鳳翔（了解です、タイミングを見計らいます）

提督「じゃあ、またｎ霞「ねえ、またあえる？」

提督「ああ、あのお姉さんに話せば何時でも会えるよ（朝潮、頼んだぞ）」

提督「（霰と荒潮も後で執務室に来い）」

霞「ほんと？」クルッ

朝潮「ええ、何時でもお姉さんが連れてって上げるわよ（了解です、司令官)」

霞「やった～、約束、だよ？」

朝潮「うん、約束ね♪」

提督「じゃあ、またな」

霞「うん、ばいばい」

ガチャ

鳳翔「さて、私も行っていい？」

霞「またあえる？」

鳳翔「うん、絶対会えるわよ」

霞「おねえちゃん、ばいばい」

ガチャ

執務室

提督「ああ～疲れた！」

鳳翔「お疲れ様です」

提督「しかし、何時からあんな風に？」

鳳翔「私は最初から居た訳じゃないんですが…」

鳳翔「聞いた限りだと…」

鳳翔「朝起きたら小さくなっていて、状況が分かんなかったそうです」

提督「やはり…」

鳳翔「知ってるんですか？」

提督「ああ、実は霞が幼児化するのは二回目なんだ」

鳳翔「え？」

提督「前は1日で落ち着いたんだが…」

提督「今回は何日掛かるか分からん」

提督「あとあの服は誰の？」

鳳翔「択捉ちゃんのです」

提督「まあ背丈は一緒くらいか…」

コンコン

朝潮「司令官、朝潮です」

朝潮「霞ちゃんが来たいと言うので来ました」

提督「ん、入れ」

朝潮「失礼します」

ガチャ

霞「わあ…」キョロキョロ

提督「ようこそ、良く来たな」

霞「うん！」

提督「俺に会いたかったのか？」

霞「うん、きれいなおはながみたいの！」

提督「おっ、じゃあ近くの公園に行こうか」

霞「わかった、いこ！」

提督「ははっ、霞は元気だな」

霞「うん！」

近くの公園

霞「わあ…」キラキラ

提督「霞は公園は好きなのか？」

霞「う～ん…どうだろう？」

提督「じゃあお花は？」

霞「おはなはだいすき！」

提督「そっか、じゃあお花摘んでおいで」

霞「わかった～」タタタッ

提督「あ、ちょっと待って～」

霞「えへへっ、はやくきてよ～」

霞「あっ！」ドターン

提督「霞！？」

霞「うえーん」ポロポロ

提督「よっと…ほら泣かない」ナデナデ

霞「わかった、もうなかない！」

提督「霞は強いな…」ナデナデ

霞「えへへ、ありがと！」

提督「お花は摘めそうか？」

霞「うん！」

提督「じゃあ走らないで行っておいで」

霞「わかった～」トトトッ

提督「全く、可愛いな」

ＰＰＰＰＰ…

提督「おう、俺だ」

鳳翔『提督、ご報告が有ります』

提督「鳳翔か、どうした？」

鳳翔『いえ、明石さんが話したい事が有るそうです』

明石『どもっ！明石です！』

提督「おう、で」

提督「何の話だ？」

明石『えっと…その…』

提督「はっきりせんか」

明石『霞さんが小っちゃくなっちゃった件なんですが…』

提督「あっ（察し）」

明石『私たちが作った薬が原因です！』

提督「明石ア！」

明石『すいませーん！』

提督「まあいい、いつ戻るんだ？」

明石『明日の朝には戻ると思いますよ』

提督「わかった」

霞「ねえ、まだ～」

提督「おっと、後で執務室に来いよ」

明石『了解です…』

ピッ

提督「直ぐ行くか」タッタッタッ

霞「おそいよ！」

提督「ごめんごめん」

霞「ふふっ、ゆるす！」

提督「ありがとう」

霞「はい、これ！」

提督「これは？」

霞「おはな！」

霞「これあげる！」

提督「お、ありがとな」ナデナデ

霞「えへへっ、ありがと！」

提督「霞、そろそろ眠いんじゃないか？」

霞「うん…」ゴシゴシ

提督「そっか、じゃあおいで」

霞「えいっ！」ピョン

霞「♪～♪」

提督「そろそろ帰るか？」

霞「うん！」

霞「Ｚｚｚ…」

提督「もう寝ちゃったか」

霞「えへへ…かすみは…すきなの…」

提督（…俺の事かな）

鎮守府

朝潮「おつかれさまです、司令官…って」

提督「ああ、霞なら寝ちゃったぞ」

朝潮「可愛いですね…」

提督「ああ、良い奴だよ」

朝潮「何処で寝させるんですか？」

提督「ん…部屋で寝さしてやるか」

朝潮「いえ…司令官に迷惑を掛けるには…」

提督「いいの、ただあとで霞の服を持ってきてくれ」

朝潮「わかりました、また後で持って来ます」

提督「ああ、よろしくな」

朝潮「はい！では、また」タタタッ

提督「さて、運ぼうか」

提督私室

提督「よいしょ…」

霞「Ｚｚｚ…」

提督「よいしょ…」ギュ

霞「かすみ…しあわせ…」

提督（可愛い）

霞「ん…おやす…み」ギュウ

提督「Ｚｚｚ…」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

霞「んあ？」

霞「ここ…は？」キョロキョロ

提督「Ｚｚｚ…」

霞「なんで司令官が…」

霞「あ…ここは司令官の部屋か…」

霞「だとしても何でここに..」

霞「それにこれ、海防艦の服…」

霞「だめ…昨日のことが思い出せない…」

霞「ん…この紙は？」

霞へ

霞、起きたら服を着替えろ

霞の服はクローゼットに入ってるから

大丈夫だ、1000まで起きないから

あ、そうそう着替えたら少し待ってろ

話があるから

提督より

霞「…そう言うことね」

霞「っと、クローゼットか…」

ギイッ

霞「えっと…あった、これね」

霞「よいしょ…」ヌギヌギ

霞「恥ずかしいわね」///

霞「いいわ、早く着替えちゃいましょう」フクヲキル

霞（それにしても）

霞（なんで司令官の部屋に？）

霞（それに昨日の記憶がないのもおかしい…）

提督「ん…霞？」

霞「あ、おはよう」

提督「ん…元に戻ったか」

霞「？どう言う事？」

提督「あ、昨日の記憶ないの？」

霞「？ええ」

提督「ちょっと待てよ…」

霞「？」

提督「青葉、ネタはないか？」

青葉『良いネタがあります！』

提督「ほほう、どんなのだ？」

青葉『題して「子どもになった霞」です！』

提督「おう、証拠写真は有るのか？」

青葉『もちろんです！』

提督「じゃあ一回それを持って来たら新聞にしても良いぞ」

霞「！？」///

青葉『わかりました！直ぐに持っていきます！』ダダッ

ツーツー

霞「ちょっと！どう言うつもりよ！」

提督「ん？」

霞「ん？」じゃなくて！」

提督「いや、新聞にはさせないぞ？」

霞「じゃあなんで…」

提督「だって、青葉が写真を持ってるなら没収しちゃえばいいじゃん」

霞「さすが、私の司令官ね」

提督「だろ？」

コンコン

青葉「司令官、青葉です～」

提督「霞、見つかるとやっかいだぞ」

提督「ベットの下にでも隠れてろ」

霞「分かったわ」ゴソゴソ

青葉「司令官？いないんですか？」

提督「いいぞ～」

ガチャ

青葉「はい、写真です！」

提督「お、ありがとう」

青葉「どうですか、完璧ですか？」

提督「おう、いいぞ」

提督「ただ霞に許可を取ってからな」

青葉「青葉、了解しました！」

青葉「失礼します！」ガチャダダダダダダダ…

提督「さて、霞」

霞「さすがね」ヒョイ

提督「そうだろ？」

霞「で、どんな写真なの？」

提督「これだぞ？」チラッ

霞「って、これ誰よ」

提督「昨日の霞だぞ？」

霞「ふえっ？」///

霞「だってこれ、海防艦くらいの背じゃないのよ！」

提督「いやあ、昨日の霞は可愛かったなあ」

霞「そ、そう？」///

提督「うん、素直で可愛かったぞ？」

提督「まあ、今の方も可愛いが」

霞「あ、ありがとっ！」///

提督「ははっ、照れ顔も可愛い」ナデナデ

霞「もう，やめなさいよ///」

提督「あ、もういいのな」

霞「うん、何かどうでも良くなっちゃった」

提督「何それ」

霞「いいじゃない」

霞「私は、今幸せなんだから」///

提督「はいこれ」

霞「ん？これな…に？」

提督「はい、指輪」

霞「！？」

霞「あ、あたしなんかでいいの？」///

提督「うん、霞だから渡すの」

霞「…ほ、本当にいいの？」

提督「いいって言ってるだろ？」

霞「…」ボソボソ

提督「ん？なんて？」

霞「な、なら…」

霞「喜んで受け取るわ」///

提督「そっか、ありがとな」

提督「じゃあ手を出して」

霞「う、うん」スッ

提督「いくぞ…」スッ

霞「えへへっ、ありがと！」

提督「これからも宜しくな」

霞「うん！」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

霞「…ん…朝か…」

提督「Ｚｚｚ…］

霞「そうだった…ケッコンしたんだった…」グイー

霞「顔可愛い…」

提督「ん…霞？」

霞「ふふっ、おはよう」

提督「ああ、おはよう」

霞「昨日はありがとね」

提督「朝から霞は可愛いなあ」ナデナデ

霞「えへへ…」

提督「うん、顔は変わらないな」ナデナデ

霞「そうかしら？」

提督「うん、小っちゃい時と変わらない」ナデナデ

霞「ねえ、司令官」

提督「ん？なんだ？」

霞「私、まだまだ小っちゃくて頼りないだろうけど…」

霞「いつまでも宜しくね、司令官！」

提督「ああ、よろしくな」

提督「いつまでも…な？霞」

霞「うん！」

艦！