提督「えーと今出撃している艦隊はー」シヨルイミル

第一機動部隊 赤城 加賀 摩耶 鳥海 秋月 照月

提督「こいつらなら問題n」大淀「提督、第一機動部隊から報告です！」

提督「どうした？そんなに慌てて」

大淀「摩耶さんが大破したようです、撤退命令を出しました」

提督「…敵に潜水艦でもいたか？」

大淀「いえ、敵空母からの雷撃機により大破した模様です」

大淀「摩耶さんは機関停止して加賀さんが曳航しているようです」

提督「…了解…第三桟橋か？」

大淀「はい、迎えですか？」

提督「ああそうだ、入渠ドッグに連絡入れとけ」

大淀「わかりました、行ってらっしゃい」

~第三桟橋~

摩耶「うう…？」

提督「摩耶！」

摩耶「提督？」

提督「ああそうだ、大丈夫か？」

摩耶「ああ、このくらい平気だ」

提督「おう、じゃあ入渠してこい」

摩耶「その前によ…」

提督「ん？ なんだ？」

摩耶「提督…」ギュッ

提督「ま、摩耶？」

摩耶「怖かった…怖かったよお…」ポロポロ

提督「はいはい、怖い思いさせてごめんな」ナデナデ

摩耶「ん…提督、なあ」

提督「どした？」

摩耶「いつでも…隣にいてくれるよな？」

提督「もちろんだよ、いつでも摩耶の近くにいるから な？」

摩耶「うん…」

摩耶「なあ、しばらくこうしてていいか？」

提督「ダーメ！ 先に入渠してこい」

摩耶「わかった…」パッ シュン

提督「そんなに甘えたいのか？」

摩耶「うん…」

提督「じゃあ執務室で甘えさせてやるから、入渠してこい」

摩耶「わかった！じゃあな！」タタタタ…

提督「まったく、可愛い奴だ」

五月雨「提督っ！」

提督「ん？さみさみか」

五月雨「はいっ！」

提督「なんか用か？」

五月雨「いえ、白露型のみんなと一緒に旅行に行ってきます！」

提督「そうか、行ってらっしゃい」ナデナデ

五月雨「はい、行ってきます！」

白露「五月雨~まだ？」

五月雨「は~い、今行きまーす！」

提督「じゃあな」ヒラヒラ

ブロロロロロロ…

提督「行っちゃったか」

提督「執務室に戻ろ」

~執務室~

ガチャ

提督「さて、時雨も旅行行っちゃったし仕事だ」

提督「…」カリカリ

提督「…」カリカリ

ガチャ

摩耶「提督…」

提督「おう、来たか」

摩耶「うん」

摩耶「甘えさせてもらって…いいか？」

提督「ああ、いいぞ、ソファにおいで」

提督「よいしょっと…」

提督「ほれ、摩耶おいで」

摩耶「…うん！」タタタタ…ポフッ

提督「…」ナデナデ

摩耶「んっ…気持ちいい…やっぱいいな」ギュッ

提督「なあ、摩耶」

摩耶「なんだ？」

提督「いや…今の出撃…油断してたのか？」

摩耶「少し…な」

提督「そっか」ナデナデ

摩耶「…それ以上聞かないのか？」

提督「ん？摩耶の話したいタイミングでいいぞ？」

摩耶「あんま…言いたくない」

提督「じゃあ言わなくていいよ」

摩耶「なあ」

提督「ん？」

摩耶「後で…言うからさ…」

提督「無理しなくていいって」

摩耶「しばらく…寝さしてくれよ…」

提督「摩耶が寝たいならどーぞ」

摩耶「ん…」ギュッ

提督「…」ナデナデ

摩耶「zzz…」ギュッ

提督(寝顔可愛い)

提督(普段言動がガサツな分可愛く見える)

提督(いかん、俺も眠気が…)

提督「zzz…」ギュッ

~次の日の朝~

摩耶「zz…ん…」パチッ

摩耶「朝…か」

提督「zzz…」ギュッ

摩耶「ってそのまま寝ちゃったのか…」

摩耶「なんで毛布が…」

鳥海「摩耶、おはよう」

摩耶「あれ？鳥海？」

鳥海「まったく…執務室に報告に来たら司令官さんと寝てるんですから驚いたんですよ」

摩耶「ん…ああ、ごめん」

摩耶「毛布は鳥海が？」

鳥海「はい、この時期風邪ひきやすいので」

摩耶「サンキュ」

鳥海「言葉使いどうにかならないの？」

摩耶「ならない」

鳥海「はあ…まあいいわ それで？」

摩耶「？」

鳥海「なんで提督と寝てたのか聞いてるんです」

摩耶「ん~ 昨日甘えさせてもらってだから…」

鳥海「恥じらいなく言えるあたりすごいわね」

摩耶「なんで？」

鳥海「…まあいいわ」

提督「ん~…」ゴソゴソ

摩耶「提督、おはよ」

提督「んあ？摩耶？」

摩耶「おう、摩耶様だ」

提督「おはよ」

提督「って鳥海もいたのか」

鳥海「はい」

提督「って今朝かよ…何時間くらい寝たんだろ」

摩耶「間違いなく5時間は寝てるよ」

提督「寝たのが昨日の夕方だからな、正直腹減ってる」

摩耶「なんだよ、頼りないn」グゥー

摩耶「///」

提督「ふふっ、飯食いに行こっか」

摩耶「うん…」

~食堂~

間宮「いらっしゃーい！ あら、提督」

提督「おう」

摩耶「来たよ」

伊良湖「あら、摩耶ちゃん そう言えば昨日の夜来なかったわね」

提督「昨日一緒に寝ちゃったからな」ナデナデ

摩耶「んっ…えへへ」

間宮「仲良いですね」

提督「まあ、初期の方に来た娘だからな」

伊良湖「あら、そうでしたっけ」

提督「初の建造で出来たのが摩耶だからな」

提督「順番は五月雨→時雨→摩耶なんだ」

間宮「そうなんですか」

摩耶「提督、お腹減ったよ~」

提督「はいはい、A定食２つ頂戴」

伊良湖「はい、どーぞ」

提督「摩耶、食べよう」

摩耶「うん！」

提督「摩耶は可愛いな」ナデナデ

摩耶「んっ、嬉しい」ギュッ

提督「そっか、はい、A定食」

摩耶「いただきまーす！」

提督「いただきます」

摩耶「んー美味しい！」パクパク

提督「そうだな いつも通り最高だ」パクパク

摩耶「提督あーん」サシダシ

提督「…自分の分は自分で食べたらどうだ？」

摩耶「あーん！」グイ

提督「はいはい」パクッ

提督「あーん」サシダシ

摩耶「んっ！」パクッ

提督「美味しいか？」

摩耶「最高」

提督「そっか、よかった」ナデナデ

摩耶「俺のは？」

提督「もちろん美味しかったぞ」

摩耶「えへへ~ ありがと」

提督「食べ終わったか？」

摩耶「うん？」

提督「じゃあ仕事手伝ってくれるか？」

摩耶「五月雨は？」

提督「白露型がみんなで旅行行ってるんだって」

摩耶「じゃあ時雨もいないのか」

提督「Yes.」

摩耶「わかった、摩耶様に任せろ！」

提督「そう言うと思ってた」

~執務室~

提督「ほれ、仕事始めよ」

摩耶「なあ、ひ、膝に乗せてもらってい、いいか？」///

提督「いいぞ、おいで」

摩耶「ん~」ポフッ

提督「ほれ、仕事だ」カリカリ

摩耶「♪~♪」カリカリ

提督「…」カリカリ

摩耶「…」カリカリ

提督

「…」カリカリ

摩耶「提督はよ…」

提督「ん？」

摩耶「俺の事好きか？」

提督「？ 好きだぞ」

摩耶「女として？」

提督「どうして聞くんだ？」

摩耶「最近五月雨に提督取られてるような感じがして、な」

提督「はあ、摩耶」

摩耶「なんだ？」

提督「別に五月雨だけが大切なわけじゃないぞ？」

摩耶「なんでよ…結婚してるのにか…」

提督「おう、なんなら今この場でケッコンしてもいいぞ？」

提督「指輪はあるしな」

摩耶「ふぇっ？」

摩耶「けけけケッコン！？」

提督「おう、練度も足りてるだろ？」

摩耶「そりゃあ99だけど…」

摩耶「五月雨には報告しなくていいのか？」

提督「おう、ちょっと待て」

提督「あー五月雨？」

※『』は宿での会話です

五月雨『なんですか？』

提督「摩耶とケッコンしたいんだけどいい？」

五月雨『浮気は許しませんよ』

提督「練度あげるのって大事じゃない？」

五月雨『…まあ許しましょう ただし！』

提督「なんでしょうか」

五月雨『帰ったらたくさん甘えさせてください』

提督「おういいぞ じゃあな」

五月雨『はーい』ガチャ

提督「ということだそうだ」

摩耶「ええ…軽すぎない？」

提督「いつもd…」時雨『提督？どういうことだい？』←DANWA

提督「お？時雨？」

時雨『摩耶とケッコンするんだって？』ゴゴゴ…

提督「時雨、怖い怖い」

時雨『僕なんかどうでもいいの？』ゴゴゴゴゴゴゴコ…

提督「いや、戦略的にケッコンすることもあるんだからな？」

時雨『ケッコンしたら摩耶さんをすぐに解体するなら許す』

提督「ダメに決まってるだろ」

時雨『じゃあ結婚すんのダメ！』

提督「時雨~ カッコカリたぞ」

時雨『提督は僕と五月雨を見てればいいのっ！』

提督「おう、じゃあ五月雨だけ見るわ」

時雨『「僕と」って言ったでしょ』

提督「もっかい言って置くが(仮)が付くんだからな？」

時雨『じゃあ帰ったら(ガチ)して』

提督「おう、五月雨に繋げ」

五月雨『なんですか~』

提督「時雨が(ガチ)したら摩耶とケッコンして良いっていってるから結婚していい？」

五月雨『時雨、我儘言わないの』

時雨『やだ』プクー

五月雨『本当は嫌ですが今回はいいです』

五月雨『100%時雨譲らなそうなので』

提督「おう、ありがとじゃあ時雨の結婚指輪用意しとくわ」

五月雨『はーい』ガチャ

摩耶「…本当にするのか？」

提督「今更怖気着いたか？」

摩耶「ううん、そうじゃなくて…」

提督「ん？」

摩耶「俺って女としてはガサツだし、言葉使いも悪いし…本当に提督のお嫁さんに適してるのかなって…」

提督「摩耶」ギュッ

摩耶「？」

提督「俺はそんなに摩耶が好きなんだからいいの」

摩耶「提督…」

提督「それに戦力強化のためなんてただの言い訳だよ」

提督「本音は摩耶への感謝の気持ち」

提督「頑張ったな、これからもよろしく」って言う俺の気持ち…受け取ってくれるか？」

摩耶「…うん！」

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提督「摩耶~」ナデナデ

摩耶「何~」ギュー

提督「そろそろ夜だぞ~」ナデナデ

提督「帰らないのか？」

摩耶「提督と一緒に寝たいな~なんて」

提督「じゃ寝ようか」

摩耶「うん」

提督「すっかりデレたな」

摩耶「こんなにしたのは提督でしょ」

提督「はいはい、姉さん方に報告してこい」

摩耶「やだ」

提督「そう言うと思って呼んどいたぞ」

摩耶「えっ」

提督「嘘だ」

摩耶「やった」

提督「という名の本気だ 入れー」

摩耶「えっ、なにそれ」

ガチャ

愛宕「あらあら~すっかりゾッコンね~」

鳥海「おめでとう、摩耶」

高雄「これで三人目ですね 提督のケッコンは」

摩耶「バカー！」ポカポカ

提督「痛い、痛いって、可愛いけど」ナデナデ

摩耶「もう…」ギュー

提督「なんだかんだ言いつつ摩耶は優しいなあ」ナデナデ

摩耶「ん…」ゴシゴシ

提督「なんだ、眠いならそう言えばいいのに」オヒメサマダッコ

提督「悪い、来たばっかで悪いが摩耶と寝るわ、明日発表するからな？」

高雄「じゃあ帰りましょうか」

愛宕「いい夜を♪」

鳥海「じゃあ、おやすみなさい」

ガチャ

摩耶「ん…」ゴシゴシ

提督「はいはい、寝ちゃっていいぞ 無理するな」

摩耶「ん…おやすみ」

提督「おやすみ、摩耶」

摩耶「すぅ、すぅ」ギュー

提督「まったく、可愛い奴だ」ナデナデ

提督「よいしょっと…」

摩耶「zzz…」

提督「俺も寝るか」ゴソゴソ

摩耶「ん…提督」

提督「なんだ？」

摩耶「今…すごい幸せなんだ」

摩耶「こうやって提督と同じベッドにいれて…」

摩耶「提督とケッコンできて…」

摩耶「たとえ五月雨や時雨に先越されても…」

摩耶「ここは姉さんや鳥海に譲らない…から」

提督「ああ、そう言ってくれると嬉しい」ナデナデ

摩耶「ん…zzz…」

提督「おやすみ、摩耶、これからよろしくな」

摩耶「誰だと思ってる？この摩耶様だぞ？」ムニャムニャ

摩耶「任せろ、完璧にやってやるぞ…zzz…」ギュッ

提督「ん…」

提督(そろそろ寝るか)

提督「おやすみなさい」ギュッ

提督「zzz…」

~次の日の朝~

摩耶「zz…んあ？」

提督「zzz…」ギュッ

摩耶「そう言えば一緒に寝たんだっけ…」

摩耶「提督、見たこと無い顔してる…」

摩耶「まあ、寝たのは昨日が初めてだから仕方ない…か」

摩耶「提督可愛い...」

摩耶「きっと五月雨や時雨とかにしか見せたこと無いんだろうな…」

摩耶(正直独占欲はある)

摩耶(でも五月雨とかには絶対に敵わない)

摩耶(いくら駆逐艦でも…)

摩耶(提督についてでまともに戦えるはずが無い)

摩耶(初期艦で、結婚してて、ずっとそばにいて、提督の大切な人)

摩耶(今いないからって俺のものにしていいわけじゃ無い)

摩耶(少し…悔しい…)

摩耶(でも…それは紛れも無い事実…)

提督「ん…摩耶？」

摩耶(でも、今くらい甘えてもいいだろう)

提督「摩耶？どした？」

摩耶「提督、おはよう！」

提督「お、おう朝から元気だな」

摩耶「ん、提督」ギュッ

提督「ま、摩耶？」

摩耶「なんだよ…甘えちゃいけないのか？」

提督「別にそういううわけじゃ無いが…」

摩耶「少し…悔しがってただけだよ」

提督「なんだ？五月雨にヤキモチでも焼いたか？」

摩耶「いーや？」

提督「嘘つけ、わかってるぞ」

摩耶「嘘ついたっていいじゃん」

提督「じゃあそういう事にしとくか」ナデナデ

摩耶「ん…そういうことにしといて」ゴシゴシ

提督「ん？起きたばっかなのにもう眠いのか？」

摩耶「うん 眠い…」

提督「じゃあ寝ちゃえ、まだ0500だし」

摩耶「0700には起こして」

提督「はいはい、おやすみ 摩耶」ナデナデ

摩耶「ん…おやすみ」

摩耶「…」

摩耶「…」

提督「摩耶？」

摩耶「提督…」

摩耶「本当に…良かったのか？」

提督「何がだ？」

摩耶「俺とケッコンしたこと…まだ不安なんだ」

提督「っと…そうだな ケッコンした理由には続きがあるんだ」

摩耶「？」

提督「摩耶の事も好きだったから…」

提督「もちろん女の子としてな？」

摩耶「提督！」ギュッ

摩耶「もちろん、俺も男として大好きだ、提督の事」

摩耶「だからこれからよろしくな？」

提督「ああ、もちろんだよ」

提督「これからよろしくな、摩耶！」

艦！