提督「駆逐艦の間で淫夢ごっこが流行ってる?」
淫夢これくしょんほんと好き
広がる淫夢の輪
〜執務室〜
提督「……って噂を聞いんたんだけど、こマ?」
秋雲「そうだよ(肯定)」
漣「まるで鎮守府規模のパンデミックみたいだぁ……(直喩)」
提督「何だそれはたまげたなぁ。……つーかさ」
秋雲・漣「?」
提督「もしかしなくてもこれってお前らが原因なの?」
秋雲・漣「当たり前だよなぁ?」ドヤァ
提督「OK、納得した。頭出せ、拳骨してやる」
秋雲「(幼気な少女に拳骨なんて)してはいけない」
提督「やかましい」ゴッツン×2
漣「痛みは生きてる証拠だよ」ジンジン
提督「……それで、一体全体どういう経緯でそんなことになってんだ?」
秋雲「えっと、ことのきっかけは秋雲さんが自室で作業用BGMとして淫夢MADメドレーを爆音で垂れ流しにしたことで……」
漣「それを聞いて何だ何だと秋雲の部屋の前に集まってきたノンケの子達にすかさず漣が解説という名の淫夢布教を広めた結果……」
秋雲・漣「その翌朝にはご覧の有様だよ」
提督「え、何それは」ドンビキ
秋雲「ままま、そう焦んないで」
漣「広まったといっても所詮はごっこ遊びだから。ファッションホモ未満のホモガキ女児に過ぎないから」
秋雲「大丈夫だって安心してよ〜」
漣「へーきへーき、へーきだから」
提督「どこにもへーきな要素がないんだよなぁ……。真面目な話、本当に大丈夫なのか?」
秋雲「およ?もしかして提督はアタシ達駆逐艦の淫夢事情が気になる?気になっちゃう感じ?」
漣「うわぁ、これは上司からの避けられぬセクハラ行為の発露ですね……間違いない。憲兵に連絡させて貰うね?」スマホトリダシ
提督「どうして元凶コンビを糾弾する俺の方が憲兵のお世話になる必要があるんですか?(正論)」
秋雲「まーそれはそれとして、さ」
提督「人の話はちゃんと聞かなきゃあ……ダメだろっ!(義憤)」
秋雲「マジメだなぁ……」
提督「俺は提督だ。平和な鎮守府に無用な混乱をもたらすお前らのような不埒な奴らを放っておくわけにはいかねぇんだ」
秋雲「提督の鑑がこの野郎……!(賞賛)」
提督「だるぉ?(自画自賛)」
漣「ん〜、でもさぁ……」
提督「?」
漣「正直な話、ご主人様だって他の子達がどんなごっこ遊びしてるのか気になるでしょ?」
提督「……なりますねぇっ!なりますなります(食い気味)」
秋雲「そう言うと思って……」
漣「ここに青葉さんが駆逐艦寮に設置した隠しカメラからのライブ映像があります」つタブレット
提督「マジかよ青葉最低だな。あとでデイリー解体しなきゃ……(使命感)」
秋雲「じゃあ見るの止める?」
提督「(そんな選択肢は)ないです」
秋雲「だよねぇ〜」
漣「そんじゃま、早速1台目の隠しカメラの映像に……」
秋雲・漣・提督「ズームイン!」
提督「おっ、映像が出てきたな。えっとここは……」
秋雲「どうやら暁型の子達の部屋みたいだねぇ」
漣「あの4人がどんなごっこ遊びをしてるのか……私、気になります!」キラッ
提督「申し訳ないが作品が違うキャラの口癖を真似するのはNG」
漣「ご主人様のいけずー」ブーブー
秋雲「しっ、2人共静かに!」
提督「お、どうした?」ワクワク
漣「何か面白映像でも映った?」ワクワク
秋雲「映像はまだだけど、何か声が聞こえるんだよ」
提督「声?」クビカシゲ
秋雲「うん。話し声とかじゃないんだけど、これは多分……」
秋雲「ナレーションかな?」
漣「ナレーション……?」クビカシゲ
響『……』
響『遠征を終えて鎮守府へ向かう第六駆逐隊達。疲れからか、不幸にもロシア帰りの高級駆逐艦に追突してしまう。妹達をかばいすべての責任を負った暁に対し、駆逐艦の主、不死鳥のヴェールヌイが言い渡した示談の条件とは……』
提督・秋雲・漣「……」
提督・秋雲・漣「ファッ!?」
〜駆逐艦寮・暁型共同部屋室内〜
暁・雷・電
↓バァンッ!(大破)
響
響「……ッチ」ギロッ
電「ヤベェのです……ヤベェのです……。衝突しちゃいました……」オロオロ
雷「どうする……?お財布はしまっておいた方がいいわよね……?」アセアセ
暁「暁がいるから大丈夫よ!」フンスフンス
響「おいゴラァー。降りてよ。免許持ってるよね?……あ、コラー(棒読み)」
電「は、はいなのです……」ブルブル
響「おいゴラァー、免許見せてよ。あくしてね」
電「はい……」つ免許証(手作り)
響「よし君達、クルルァ(ト○カミニカーシリーズ:センチュリー)について来てよ」ブーン
電「なのです……(同ミニカーシリーズ:ボンゴ)」ブーブー
暁「さ、早く免許証を返してちょうだい!」
響「やだよ、おう」
暁「何でよ!レディである暁に意地悪しないでよね!」プリプリ
電(暁ちゃん、ちゃんとお芝居しなきゃダメなのです!(小声))コショコショ
雷(そうよ!ここからが面白いところなんだから!(小声))コショコショ
暁(う……わ、分かってるわよ!(小声))
暁「えっとえっと……お、オナシャス……?」クビカシゲ
響「君、それでも謝ってるつもりなのかい?」ギロッ
暁「ひっ……お、オナシャス、免許証……(涙目)」プルプル
響「やだって言ってるでしょ?とりあえず正座して。あくしてよ」
暁・雷・電「……(無言の正座中)」
響「君達、誰のクルルァにぶつけたと思ってるのかな?(腕組み)」
暁「ごめんなさい……(半泣き)」
響「ど、どう落とし前をつけるつもりなのさ?(動揺)」アセアセ
暁「えっぐ……ごめんなさぁい……。ひっく……ごめん、な、さい……(号泣)」
響「……」
暁「謝るからぁ……暁がちゃんごめんなさいするからぁ……。うぇ……雷と、電のことだけは……怒らないであげてよぉ……(大号泣)」
響「……」
雷「……」
電「……」
響・雷・電「もう許せるぞオイ!(鼻血)」
〜執務室〜
提督「か"わ"い"い"な"暁"ち"ゃ"ん"(鼻血)」
秋雲・漣「右に同じ(鼻血)」
提督「……それは兎も角として、まさかミニカーで冒頭の追突シーンを表現するなんて、ごっこ遊びにしては中々手が込んでいるじゃないか」
秋雲「まぁ肝心の芝居の部分は全体的に棒読みだった上、暁に至ってはそもそも芝居すらしていなかったけどね。流石はレディ(笑)」
漣「しかもそのレディは、響の迫真(苦笑)の演技を本気にしちゃって耐えられずに泣き出しちゃったし……。この未完の芝居に無理やり点数を付けるとしたら、贔屓目に見ても20点いけばいい方、かな?」
提督「だな。……だがまぁ何にせよ」
提督・秋雲・漣「暁カワイイヤッター!」ハイタッチ×3
提督「しかし、さっきの暁達の様子を見て改めて理解したんだが……」
秋雲・漣「?」
提督「駆逐艦達の間で淫夢ごっこが流行ってるっていうのは本当だったんだな」
秋雲「あ、提督ひっど〜い!」プンプン
漣「その言い草だと、ご主人様は漣達の言ってることを全然信じてなかったんですね!」プリプリ
提督「(そもそもお前らの言うことなんて9割方デマだと思ってたから信じられる要素なんて最初から)ないです」
秋雲「うわぁ……100人を超える人員を束ねる長の言動とは思えない程の暴言ですねくぉれはぁ……」
漣「ご主人様が幼い少女二人に暴言を吐いたって本当ですか?失望しました……那珂ちゃんのファン止めます」
提督「何でや!那珂ちゃん関係ないやろ!(様式美)」
秋雲「ま、戯れ合いはここまでにして……」
漣「実際に駆逐艦達の淫夢ごっこを見てみた感想はどうでしたか、ご主人様?」
提督「何やってんだあいつら……(率直な感想)」
秋雲・漣「だよねー」
提督「それ以外に言うことがあるとすれば、たどたどしいながらも頑張って演技している彼女達の様子を見るのは何というかこう……グッとくるものがあるな」
秋雲「㌔㍉コン?」
提督「うん(食い気味)」
漣「たまげたご主人様だなぁ……」
提督「まぁ初期艦の漣とドロップ時点で一目惚れした秋雲を嫁艦にしている時点で多少はね?(開き直り)」
秋雲・漣「うわぁ……(ドン引き)」
提督「提督なんて性的倒錯者の集まりでいいんだ、上等だろ」
秋雲「提督って何だよ(哲学)」
漣「もう提督って職業は変態の類語ってことにしてさ、終わりでいいんじゃない?(提案)」
提督・秋雲「異議無し」
漣「自分から変態の枠組みに入っていくのか……(困惑)」
提督「ロリっ子は可愛いからね、しょうがないね」
秋雲「はいはい、変態提督のことは一旦脇に置いといて、さっさと次の映像にほらいくどー」
提督「もう待ちきれないよ!」ワクワク
漣「早く次の映像を出してくれ!」ワクワク
秋雲「ん、おかのした(了承)そんじゃま、2台目の隠しカメラの映像に……」
秋雲・漣・提督「ズームイン!」
提督「ふむ、次はこの部屋か」
秋雲「クォクォワァ……(訝しげ)」
漣「どうやら陽炎型の部屋の一つみたいですねぇ」
提督「あー、そういや人数が多いからってことで四人部屋の幾つかこの子らに割り当てたんだっけな」
秋雲「だねー。まぁ秋雲さんはケッコンしてからは提督と漣の三人で暮らしてるから、あんまり実感がないんだけどねー」ケラケラ
提督「そーいやそーだな」ウンウン
秋雲「ま、今の生活もそれなりに楽しいから別に不満は無いんだけさ」ケラケラ
提督「え、何?俺との性活が楽しいって?(難聴)」
秋雲「(提督の耳はもう)ダメみたいだね……」
提督「主人公が難聴持ちなのは基本」キリッ
秋雲「百里ある」
漣「ほらほら、無駄話はそこまでにして映像に集中しましょうよ」
提督「お、そうだな」ズイッ
秋雲「見ますよ〜。見ますよ〜見る見るっ!」ズズイッ
漣「まぁもう始まっちゃってるみたいだけどね(無慈悲)」
提督・秋雲「悲しいなぁ……(落胆)」
漣「ままま、そう落ち込まないで。よ〜くタブレット見ろよ見ろよホラ」
提督・秋雲「ん?(期待)」
漣「陽炎型の1、2、3番艦がスゲ〜ことになってんゾ^〜」ニッコリ
不知火『……』
不知火『ちゅーちゅーしろだぁ?この女郎!お前らがちゅーちゅーしろよ!』
提督・秋雲・漣「……」
提督・秋雲・漣「あっ……(察し)」
〜駆逐艦寮・陽炎型共同部屋一号室室内〜
不知火「満腹になったらやめてくださいね……」クギサシ
陽炎「大丈夫大丈夫」つバニラアイス
不知火「あ……冷た……。あの、もう結構です」ケプッ
陽炎「まだまだ」つチョコアイス
不知火「いえ、もうお腹いっぱいですよ」サスサス
陽炎「もうちょっと食べてよ」つ抹茶アイス
不知火「いえ、本当に満腹なのでもう結構です」イラッ
陽炎「なによ、根性ないわね不知火(嘲笑)」フッ
不知火「だからお腹一杯だって言ってるじゃないですか(半ギレ)」ムナグラツカミ
陽炎「……っと。そんな態度じゃ商品にならないわよ?」テホドキ
不知火「そもそも、延々と差し出されるアイスを不知火が食べるだけの動画なんて一体誰に需要があるんですか(論破)」
黒潮「こっちの事情も考えてや(憤怒)」
不知火「無視しないで下さ……ってもしかして陽炎と黒潮が見るんですか?」ヒキッ
黒潮「あのさぁ……。もう抹茶アイスはええから、最後にチュー○ットをしゃぶって貰ってさ、終わりでええんやない?(提案)」
不知火「話聞けよ(半ギレ)」
陽炎「舐めて」つチュー○ット
不知火「……」パクッ
黒潮「チュー○ットちゅーちゅーも出来ひんの?そんなんじゃ甘いで(煽り)」
不知火「…………」チューチュー
陽炎「あのさぁ……もっと舌とか使ってよ(呆れ)」
黒潮「こんなんじゃいつまでも終わらんで?(半笑い)」
不知火「………………」ピタッ
陽炎「止めちゃうの?ちゅーちゅーしてよ、怒ってんの?(嘲笑)」
黒潮「あのさぁ……(呆れ)」
不知火「……不知火を怒らせたわね」ギロッ
陽炎・黒潮「へ?」キョトン
不知火「調子こいてんじゃねぇぞこの女郎!駆逐艦のくせによぉ、何がちゅーちゅーしろだ!お前らがちゅーちゅーしろよ!ほら、美味いんだろ?ちゅーちゅーしろよ!(迫真)」
陽炎「い、いや不知火……」ヒキッ
黒潮「一旦落ち着こ?な?」ヒキッ
不知火「いいから不知火のチュー○ットをちゅーちゅーするんだよぉっ!(迫真)」
陽炎・黒潮「アッー♀」
〜執務室〜
提督「……」
秋雲「……」
漣「……」
提督「何だあれは……(ドン引き)」
漣「たまげた迫真だなぁ……(ドン引き)」
秋雲「あーもう(陽炎型のイメージが)滅茶苦茶だよ」
提督「つーかさ……」
秋雲・漣「?」
提督「真面目な話、不知火が延々とアイスを食うだけの動画とか何処に需要があるんだろうな?」クビカシゲ
秋雲「さぁ……世界は広いからねぁ……」トオイメ
提督「だなぁ……」トオイメ
漣「んー、でもさ」
提督・秋雲「?」
漣「普段真面目な不知火が口一杯にアイスを頬張ってる動画とかさ、中々需要ありそうじゃない?」
提督・秋雲「……」
提督・秋雲「ありますねぇ!」サムズアップ
色んな駆逐艦に淫夢ごっこさせるから見とけよ見とけよ〜
なんだこのSSは…たまげたなぁ…
萌死には気をつけよう!(yusk)
あ~もう絶対見届けますよそりゃあ
1さん
コメントありがとうございます!
とぼけちゃって……こういうのがお好きなんでしょう〜?(ねっとり)
せっかち提督さん
コメントありがとうございます!
あぁぁぁ↓あぁぁぁ↑アーイク(暁)
これからも見てくれよな〜頼むよ〜
あくしろよ
お前の投稿を待ってたんだよ!
やっぱり…駆逐艦のロリ嫁を…最高やな!
4さん
5さん
コメントありがとうございます!
あくしたよ。
ロリ嫁は至高だってハッキリわかんだね。
駆逐艦特有の一転攻勢っぷり、俺じゃなくちゃ見逃しちゃうね
じゃけんはよう続き書いてくれや
面白すぎる
(作者さん)やりますねぇwwww