2021-02-14 21:42:15 更新

概要

とある主力艦の、休日の朝のおはなし


前書き

主力艦隊の休日の過ごし方を、青葉さんが新聞の記事にしたようです


ポンっ

密閉容器の蓋を開けると、芳醇な豆の香りが私の鼻をくすぐる


お手製ブレンドの豆は、容器の中で艶々と魅力的な輝きを放っている


計量スプーンを差し込むザクっという音は、窓から射し込む朝日とともに、これからはじまる幸せな時間を予感させずにはいられない


ハンドル式のミルにカラカラと音をたてて豆を落とす


小ぶりなミルは一人分を挽くのにも、私の手にもちょうどいい


そして、私はゆっくりと豆を挽く ガリガリ ガリガリ


この時ばかりは 速すぎてはダメ ガリガリ ガリガリ


ミルの引き出しを開ければ、たった今挽かれたばかりのコーヒーの香りが肺に飛び込んでくる


ドリッパーにセットしたフィルターに粉をいれたら準備OK


最初のお湯は少しだけ 粉を濡らし全体を蒸らす


ここから、カップ1杯分のお湯を何回かにわけて注いでいく


最初から最後まで「美味しくなれ」と念じながらいれる 私のこだわり


カップが満たされたらドリッパーをよけてできあがり


1杯のコーヒーの香りが、まだ眠気の残っていた頭を優しく起こしてくれる


今日はおやすみ 予定はまだない





ドンドン しまかぜ~! 遊びに行こ~!

訂正、予定が決まった


声の主に返事を返し、コーヒーをひと口、口に含む


仄かな酸味とほど良い苦味が、ゆっくりと身体に溶け込んでゆくのがわかる


今日もとってもいいお天気


後書き

第一艦隊6隻全員分、不定期にやっていく予定です


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くたくたさんから
2021-02-14 22:14:20

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1: くたくた 2021-02-14 22:15:00 ID: S:cyfBZg

島風の意外すぎるプライベート


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