ご注文は魔法少女ですか?第39話
第39話「放て、極限の拳‼︎」
前回のあらすじ
界王様「前回、シャロは第四幹部のクルセスと対決した。クルセスは、人の心を集めシャロや魔法少女の動きを分析し、シャロを追い詰めたが、シャロは諦めないという強い気持ちで、守護闘神とゴッドアーマーが目覚め、クルセスを撃破する。だが、戦いが終わった後謎の爆発音が!」
ドカーーーン‼︎
シャロ「何、何の爆発!」
シャロ「そうだ、最初に着いた大広間に行けば、みんないると思うし、何か分かるかも!」シュン!
チノ「確かにそれはありますね」
リゼ「でも、あの爆発音ならかなり大きい範囲だぞ。無事だと良いんだが」
シャロ「大丈夫ですよ、先輩チヤ達が簡単にやられるような事は無いですよ」
リゼ「そうだな、戻ってくるまで待とう」
その頃チヤは・・・
ドカーーーン‼︎
チヤ「グラビティショット‼︎」ドン!
?「岩盤盾‼︎」バキィン‼︎
チヤ「ハァ、ハァ、中々やるわね、グランドール、流石、幹部と言った所ね」
グランドール「貴様もだ、チヤ、貴様は今までの大地の魔法少女とは違う、これほど楽しい戦いは今まで無かった!」
チヤ「それにしても、爆発が凄いわね、私達かなり暴れてたみたい、何でこうなったのからし?」
それは今から遡る程、30分前・・・
シュン!
チヤ「着いたわね、此処に鍵を持った幹部が居るのね」
チヤ「でも、この部屋やたらと広いし、壁や床が頑丈ね」カンカン!
グランドール「教えてやろう、魔法少女よ」
チヤ「あら、早速幹部さんのご登場ね」
グランドール「俺はグランドール、幹部の一人だ」
チヤ「私はチヤ、大地の魔法少女よ」
チヤ「それより、この部屋が何でこんな頑丈なのか、教えてもらうかしら?」
グランドール「そうだったな、この部屋は戦闘データを取るための実験部屋でな、実験の際部屋が壊れない為に特殊な加工を施しているんだ」
チヤ「なるほどね、じゃあどれだけ暴れても問題は無いと言う事ね」
グランドール「その通り」
チヤ「じゃあ、早速貴方を倒して鍵を貰うわよ」シュン!
グランドール「すんなり行けばいいがな」
チヤ「50G重力拳‼︎」ドーーン‼︎
グランドール「ウグゥ、周りの重力を上げ、内側から肉体を破壊する技か、なるほど良いものだ」
グランドール「だが、重力を操る事がお前だけと思うなよ?」バァーン‼︎
チヤ「私の重力拳を、力尽くで外に流した!」
グランドール「次は俺の番だ、グラビティボール!」ボーーン!
チヤ「クゥ、重力魔法やっぱり他の人も使えるのね」
グランドール「重力魔法は、限られた者にしか使えん魔法だ。だが、同じ重力でも、性質も能力も全く異なる物にもなる」
グランドール「だが、俺が使えるのは重力だけじゃ無いがな」
チヤ「まだ、他にあるのね」
グランドール「ふん、既にお前の体に仕込んだ俺のもう一つの能力」
チヤ「何ですって!グハァ‼︎」ドカーーーン!
グランドール「粘着爆弾、俺は重力の他に爆弾を使った魔法が得意なんだよ」
グランドール「そら、どんどん行くぞ!」
グランドール「ロックオン、行けミサイルボム‼︎」ヒュンヒュンヒュン‼︎
チヤ「ロックドーム‼︎」ボカン‼︎
グランドール「ホゥ、岩盤をドーム状に広げ防御したか」
チヤ「こっちも、やられっぱなしは嫌だから、反撃させてもらうわよ!」
チヤ「石流波‼︎」ドーーーン‼︎
グランドール「ウグゥ、良いぞ楽しくなって来たでは、俺のとっておきを見せてやろう!」
グランドール「これを防御して、耐える事は出来ん、くらえアトミックボム‼︎」ドゴーーーン‼︎
チヤ「出来る限りの防御をするかしない、ロックグラビティドーム‼︎」ドゴーーーン‼︎
そして今・・・
グランドール「貴様は、俺のアトミックボムを耐えた初めての奴となったのだ」
チヤ「そう言えばそうだったわね、つい30分前にあったわねそんな事が」
チヤ「でも、あれを防御出来たのは本当ギリギリだったわ、ロックグラビティドーム、あれを使ってなければ危なかったもの」
グランドール「岩盤と重力をドーム状に広げた防御壁、あの爆発を耐え得る程だ。そんな事、簡単にある事では無い」
グランドール「まぁその話はもう置いといて、もっと戦いを楽しもうじゃ無いか‼︎」ヒュン‼︎
グランドール「ハァ‼︎」ドゴン‼︎
チヤ「クゥ!」ガキィン!
グランドール「フフフフ、貴様との戦い、最高だ生きるか死ぬかのスリルのあるこの戦い、久々に昔の人だった頃の血が騒ぐ‼︎」
チヤ「貴方元々人間だったのね」
グランドール「ああ、俺はかつて最強の名を持つ格闘家だった、だが余りにも俺が強すぎて、挑戦者が一人も居なくなり、等々世間からも、離されて行った。そんな時に、ダーク様に出会い、もっと強い者がいる世界で、貴様のその力を思う存分発揮できると言われ、俺は魔界に行き、新たな力を手に入れ、俺はダーク様に忠誠を誓い、今に至ると言う訳だ」
チヤ「人に戻る気は無いの?」
グランドール「戻る気はさらさら無い、戻った所で人気の弱さには飽きている、精々魔法少女である貴様らがまだ対等に戦える存在だ」
チヤ「そうなら良いわ、だったら続きを始めましょう」
チヤ「お互い、そろそろ本気を出し合って、決着を付けましょう」
グランドール「フフフフ、良いだろう、その方が楽しめるというものだ‼︎」
グランドール「来い、怪力を持つ魔獣、ミノタウロス‼︎」
ミノタウロス「グォーーー‼︎」
チヤ「私も、来なさい、コング、ライナサラス、エレファント‼︎」ヒュン!
三体「おう‼︎」
チヤ「ハァーーー‼︎」パァーーン!
グランドール「グゥ、何だこの光は‼︎」
チヤ「バラバラになっていた三体の聖獣の力を元の一体に戻したのよ。これが、大地の守護闘神、コンガライファント!」
コンガライファント「フゥ、やっと元の姿に戻れたこれでやっとまともに戦える」
グランドール「なるほど、守護闘神か、それが太古の昔、魔法少女と共にダーク様を倒し封印した奴か、良いぞ最高だ‼︎」
グランドール「行け、ミノタウロス‼︎」
ミノタウロス「タウルスラリアット‼︎」ドーーン‼︎
コンガライファント「大地の拳、グラウンドナックル‼︎」ドーーン‼︎
コンガライファント「中々やるな、あの魔獣こいつはそろそろ使った方が良さそうだ」
チヤ「やるって何を?」パァーーン
チヤ「な、何これ!」
コンガライファント(今から俺の力を鎧に変える、それは昔から魔法少女達が使っている力、ゴッドアーマーて言う奴だ、それを使って奴を倒す‼︎)
チヤ「良く分からないけど、良いわやりましょう!」パァーーン‼︎
グランドール「何だ、今度は何をやるんだ?」
チヤ「これが、ゴッドアーマー、凄い力が湧き上がってくる!」
グランドール「鎧、なるほどそう言う事か、ミノタウロス、こっちもやるぞ‼︎」パァーーン‼︎
コンガライファント(何だ、向こうもアーマーになれるのか!)
チヤ「そう見たいね、でも例えどんな状況でも、必ず倒す、殺されたお婆ちゃんの為にも!」
グランドール「そう言えば、そうだったなぁ、貴様の祖母、確かアクロスの部下が、殺したと聞いていた」
チヤ「グランドール‼︎」
グランドール「ふっ、そんなさっき立てるな、お前も直ぐに行くのだからな、祖母の元に、このダークアーマー状態で、貴様に死を送ろう!」
チヤ「やれるならやってみなさい!」
グランドール「良いだろうならば、さっき防がれた、アトミックボムを再び浴びせてやろう‼︎」
チヤ「だったら、私も修行の時、ある人が教えてくれた技で貴方を倒す‼︎」
グランドール「良いだろう、お互いの最高の技で決着を付けようぞ‼︎アトミックボム‼︎」ドゴーーーン‼︎
チヤ「私は負けない、くらいなさい、極限の拳、マキシマムナックル‼︎」ドーーーン‼︎
「ウォーーーー‼︎」
ドカーーーン‼︎
グランドール「フフフ、チヤと言ったな、貴様との戦い、悪く無かった、今度会えたならば、もっと楽しい戦いをやろうじゃ無いか」シュ〜ン
チヤ「ええ、また何処かで会いましょう、グランドール」ヒュンヒュンヒュン
チヤ「これが鍵ね、よしそれじゃあ、ココアちゃん達の所に帰らないと」ヒュン!
完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空」
悟空「今日は久々にオラ一人の次回予告だ、いざ一人になると寂しいもんだな」
青山「悟空さん、一人では無いですよ私も居ます」
悟空「オワァ‼︎オメー何処から!」
青山「それはまぁ良いじゃ無いですか、それより次回予告です」
悟空「そうだったな、時間はマヤの目の前に再びあの男が現れる‼︎果たして、マヤは奴を倒す事が出来るのか‼︎」
次回「焼け野原」
ぜってい観てくれよな(^ω^)
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