ご注文は魔法少女ですか?第24話
第24話「氷の上で、踊る華麗なバレリーナ」
前回のあらすじ
界王様「前回、祖母を亡くしたチヤの事を心配する、ココア達。そんな彼女を一人にしない為に、全員纏まって共に、行動する作戦となった。その時、骸の弟子、フランがココア達の前に現れ、マヤに骸から預かってきた物を託し、姿を消した。そして、その次の日、ココア達の前に現れた、ファントム。その恐ろしい、幻覚になすすべがなくなったと思ったその時、マヤが貰った、謎の箱が開き、有幻覚の骸が現れ、ファントムを撃破したのであった。」
その日の夜・・・
マヤ「んじゃ、さっき教えてなかった、あのボックスの中身なんだけど」
メグ「何が入ってたの?」
マヤ「中身は、フクロウだった。でも、ただのフクロウじゃないんだ、強く祈ったら、有幻覚の骸が出てきたんだよ!」
メグ「え、骸さんて、マヤちゃんに色々教えてくれたあの人!」
マヤ「そうそう」
マヤ「幻覚でも、骸はやっぱり普通に強いよ。あれは私じゃあまだ無理がある」
メグ「でも、私達はまだ成長してくんだし、その内倒せる時が来るよ」
マヤ「そうなんだと良いけどさ」
マヤ「まぁ、そんな先の事考えてないで、明日も早いし、そろそろ寝よ、メグ」
メグ「そうだね、確か明日も纏まって行動する作戦だよね?」
マヤ「うん、そうだよ」
メグ「分かった、ありがとうマヤちゃん、それじゃあお休み」
マヤ「うん、お休み」
次の日・・・
マヤ「ふぁーあ、もう朝か」
メグ「ん、マヤちゃんおはよう」
マヤ「お、メグおはよう」
マヤ「今の時間は、6時半か」
メグ「下に降りて、チノちゃんのお手伝いしよう」
マヤ「そうだね、チノだけにやらせてたら、あれだもんね」
メグ「うん、それじゃあ下に行こう」
一階・・・
チノ「あ、マヤさん、メグさん、おはようございます」
マヤ「おう、チノおはよう!」
メグ「チノちゃん、おはよう」
チノ「二人共、今日はやたらと早いですね」
マヤ「まぁ、なんか早く目が覚めちゃってさ、んでチノの手伝いでもやろうかなて、思ってさ」
チノ「あの、朝ご飯の準備とかはもう、やっていました。」
メグ「え、チノちゃん一人でもうやっちゃったの?」
チノ「いえ、私が降りてくる前に、チヤさんがやってたんですよ」
マヤ「チヤが、もうやってたんだ」
チヤ「あら、二人共おはよう」
マヤ「チヤ、おはよう」
メグ「チヤさん、おはようございます」
チヤ「もう、朝の準備は出来てるから皆んな起こして来てくれる?」
マヤ「分かった、チノ、メグ行こう!」
メグ「うん」
チノ「わかりました」
二階・・・
ココア「zzz」
チノ「ココアさんは、私が起こして来ます。二人は、リゼさん、シャロさんをお願いします」
マヤ「オッケー」
メグ「分かったよ」
マヤ「じゃあ、私リゼ行くから、シャロはお願いね」
メグ「分かったよ。」
チノ「それじゃあ、1、2の、3で入って起こしますよ」
チノ「1、2の、3!」ガチャン!
チノ「ココアさん、朝ですよ起きてください!」
ココア「へっ、もう朝?」
マヤ「リゼ、朝だよ起きて!」
リゼ「な、なんだ行きなり、人の部屋に入ってきて、私を襲いに来たのか!」
マヤ「どうしてそうなった!」
メグ「シャロさん、朝ですよ起きてください」
シャロ「まだ、仕事の時間じゃないわよ〜」
メグ「寝ぼけないでくださいよ〜」
一階・・・
ココア「ふぁーあ、チノちゃん達に大声で起こされたから、まだ眠いよ私」
チノ「今日も、見回りあるんですから、しっかり起きてください」
リゼ「それにしても、これチヤ一人でやったのか?」
チヤ「ええ、突言っても、モカさんも少し手伝ってくれたの」
モカ「あ、皆んな起きて来たのね、おはよう」
ココア「おはよう、お姉ちゃん」
モカ「朝ご飯出来てるから、食べましょう」
「はーい」
「いただきまーす」
ココア「おいしい!」
マヤ「本当だ、あれでもこの味前にも食べた事あるような?」
メグ「チヤさん、おばあさんの料理の味だよ」
マヤ「それか!」
チヤ「今日は、ノートに書いてあるレシピを見て作ってみたの」
リゼ「なるほど、それで何処かで食べた事のある味だったのか」
チヤ「でも、まだまだよお婆ちゃんにはまだ届かない。お婆ちゃんの出していたあの元気のでる味、あれは薬草とかを使って出していたものでもあるけど、それだけじゃない気がするの」
リゼ「そうか、まぁそれもその内わかると思うぞチヤ」
チヤ「まぁ、今はあまり考えてないわ。でも、わかれば皆んなに食べさせてあげれるのが多くなるから、頑張ってみるわ」
リゼ「まぁ、それは後にして、今日も纏まって行動して見回りをする」
リゼ「今日は、公園や広場とかに行ってみるからな、出発する時間は、今が7時10分ぐらいだから、20分後、半になったら出発する」
チノ「分かりました」
ココア「よーし、今日も頑張ろう!」
それから20分後・・・
リゼ「よし、皆んな準備は大丈夫だなそろそろ行くぞ」
ココア「うん、大丈夫だよ」
マヤ「さぁーて、今日はどんな奴が来るのかなぁ」
チノ「マヤさん、そんな敵が来るのを楽しみにしないでください」
マヤ「あはは、ごめんごめん、なんか最近、戦いに好奇心を抱いちゃってさ」
メグ「でも、気を付けてねマヤちゃん」
マヤ「大丈夫だよ、フラグを立てない限りは問題ないよ」
メグ「それが思いっきりフラグに聞こえるよ」
チノ「メグさん、今日はマヤさんの事をしっかり見ておいた方が良さそうですね」
メグ「そうだね、ちゃんと見ておかないと、マヤちゃん何するか分からないもんね」
リゼ「お前ら、そろそろ着くからな、一応言っておくけど、遊びに来たんじゃなく、見回りだからな」
マヤ「ねぇ、メグあれバレリーナ達じゃない?」
メグ「あ、本当だそっかもうそんな時期なんだ」
マヤ「何かあるの?」
メグ「この公園では、年に何回かバレエの発表会があるんだよ」
マヤ「ああ、それであんなに人が居るんだ」
メグ「私も昔、この公園で踊った事あるんだ」
チノ「そう言えば、メグさんバレエやってましたもんね」
ココア「ねぇねぇ、敵とかの気配無いから、少しだけ観に行こうよ」
リゼ「だからココア私達は遊びに」
ココア「もう始まりそうだよ!」
リゼ「あ、おい!全くあいつは」
チノ「でも、本当に敵とかも来そうに無いですし、少し覗いて行きませんか?」
リゼ「しょうがない、少しだけだからな」
♪〜♭〜♭
ココア「凄いね、今踊ってる子達、皆んな凄い」
メグ「やっぱり、こうやって久々に見ると皆んな楽しそうに踊っている」
マヤ「メグも時間あるときにでも、踊ればいいんじゃない?」
メグ「そうだね、また休みがあったら、踊ろうかな」
リゼ「そろそろ、終わりそうだな。よし、見回りの続きをするぞ」
ピキィン!
リゼ「敵の気配⁉︎」
モカ「皆んな、上から来るわよ!」
観客A「おい、空から何か落ちてくるぞ!」
ヒューン
ココア「このままじゃ、観客の人達が!」
メグ「氷河壁!」ズドン!
マヤ「メグ!」
メグ「私が今抑えてるから、観客の人達を避難させて!」
リゼ「分かった、チノ、シャロ、手伝ってくれ!」
チノ・シャロ「はい!」
メグ「クゥ、そろそろ限界‼︎」
ヒューン、ズドーン!
観客B「何か、落ちてきたぞ皆んな逃げろーーー‼︎」
「ウァーーーー!」
リゼ「何とか、観客達は居なくなったのか?」
チノ「そうみたいですね」
シャロ「それじゃあ、あの敵を倒しましょう!」
?「うーん、ここは人間界か?」
マヤ「そうだよ、どうせあんたは、アクロスの命令であたし達魔法少女を消しに来たんでしょう!」
オーラン「そうだ、俺はオーラン。確かにアクロス様の命でお前達を消しに来た。」
モカ「じゃあ、ここで相手してあげる!」
オーラン「やれるならやってみろ!」
メグ「皆んな、手を出さないで!」
マヤ「メグ?」
メグ「此処は私一人でやる」
マヤ「メグ、それは無茶があるよ」
チノ「マヤさん、今のメグさんに何言ってもダメですよ。だって、メグさん今凄い怒ってます」
マヤ「何で怒ってるの?」
リゼ「恐らく、この発表会上をめちゃくちゃにされた事だと思う」
マヤ「そういう事か」
オーラン「何だ貴様、最初に消えたいのか?」
メグ「貴方は、このバレエの踊りの会場をめちゃくちゃにした。だから、貴方は私が一人で倒す!」パァーーン!
メグ「氷を支配する、白き熊、アイスベア!」
オーラン「覚醒では無さそうだな」
ベア「修行以来か、外に出るの」
メグ「目の前に敵がいるから、あいつを倒すわよ」
ベア「ああ!」
オーラン「一体だけか」
メグ「聖獣だけじゃ無いんだからね!」
メグ「アイスツインダガー!」
オーラン「何!」
メグ「スノースラッシャー!」ヒュン、ヒュン
オーラン「クゥ、このガキが!」
オーラン「こんな、場所を守って何になるというのだ。こんなただ踊るためだけにある会場に何の意味がある‼︎」
メグ「⁉︎」ピキィン
ベア「あーあ、お前今やらかしたぞ」
オーラン「何だと、どう言う意味だ」
ベア「メグの前で、バレエの事馬鹿にしすぎたな」
オーラン「だから、何だと言ってるんだ!」
ドカーン
オーラン「何だ、この爆発する様なオーラは!」
ベア「お前は、メグを怒らせた、しかもその怒りの力で今覚醒したのさ」
オーラン「覚醒だと‼︎」
メグ「ハァーーー‼︎」
ピカーーン
ベア「覚醒した事で、武器も変わった、あれは初代氷の魔法少女、メルグのアイスハンマー。メルグは有名は開拓者であらゆる未知の地を開拓し、建設していた奴だ。その腕を見込んで、ココラテが、自分の仲間に入れたんだ。奴は、ココラテや仲間にピンチが訪れると、その自慢の物を作る力で、敵を騙す、建物や武器を作り味方を守ったと言う」
オーラン「待て、何だあのでかい奴は」
ベア「ああ、あれかあれは、氷の第二の聖獣、氷河の大地を支配する太古のゾウ、アイスマンモスだ」
マンモス「ハァ、アイスグラウンド‼︎」
オーラン「なんだ、地面が氷の地面に変わった」
メグ「氷の白鳥踊り、キグナスダンス!」
オーラン「何だ、踊りながら攻撃だと‼︎」
オーラン「ウァーーーー!」
メグ「まだまだ、行くよ。アイスハンマープレス‼︎」
オーラン「んガァ‼︎」パキン、パキン!
オーラン「体が凍り始めただと!」
メグ「このハンマーは、氷属性特性、構築の効果が入っていて、今貴方の身体は、新たに氷で出来た、体に構築されるの」
オーラン「何だと、氷で出来た身体だと‼︎」パキン、パキン
メグ「その氷の身体は解けない代わりにとても壊れやすいのだから」
オーラン「貴様ーーー‼︎」
メグ「ハァーーー!」
パリィン
メグ「こんな風にすぐ壊れるのよ」
メグ「フゥ、やっと終わった」
ベア「メグ、戦いが終わったから、俺たちは魔法石に戻るぜ」
メグ「うん、お疲れ様」ヒュン
マヤ「おーい、メグ!」
メグ「あ、マヤちゃん!」
マヤ「やったじゃん、覚醒してあの敵を倒した!」
メグ「うんでも、初めての覚醒だから、疲れちゃった」
チノ「無理も無いです、初めはそんな感じですが慣れていきますよ」
メグ「うん、でも今日は帰ったらすぐ休むよ」
チノ「今日は、ゆっくり休んでください、メグさん」
メグ「うん、ありがとう、チノちゃん」
完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空。今回は氷の力が凄かったな。でもな、次回はそれを超える奴だ。いよいよ、アクロスの最後の部下がモカの前に現れる。そして、モカに魔法少女以外の新たな力が目を覚ます」
次回「天使、目覚める」
ぜってい見てくれよな(^ω^)
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