2016-04-03 16:30:46 更新

第16話「輪廻から舞い戻った、術士」

前回のあらすじ

界王様「前回、アリーアルサーシェスに追い詰められたココア達だか、仲間を守りたいと言うココアの強い気持ちが、奇跡を起こし、初代の力が目覚めて、なんとか危機を乗り越えたが、ココア達は重症をした」

ツナ「お兄さん、ココアちゃん達は、大丈夫なんですか?」

涼平「ああ、なんとか一命は取り留めた、だか安静にしていないとやばいな」

リボーン「だか、またいつ奴らが襲って来るのも分からない、だから明日にでも修行を始める、分かったな、お前ら」

ツナ「わかった」

ココア「う、うーん、此処は?」

ツナ「ココアちゃん、目が覚めたんだね。!」

ココア「ツナさん、そうか私気を失って此処まで」

リボーン「そうだぞ、だが今は休んでろ、傷が開く」

ココア「うん、そう言えば他のみんなは?」

ツナ「まだ、眠ってるよ、明日には起きると思うから。」

ココア「分かりました。」

ツナ「それじゃあ、俺もう行くね、明日から修行をやるから。」

ココア「はい」

ココア「もう一眠りしよ」zzz

そして次の日・・・

ココア「うーん、よく寝た〜」

チノ「あ、ココアさんおはようございます」

ココア「あ、チノちゃんおはよう、傷はもう良いの?」

チノ「はい、涼平さんのおかげで、なんとか修行は出来ます。」

ココア「そっか、じゃあ今日も頑張ろうね!」

チノ「はい。」

リボーン「お、お前らもう大丈夫なのか?」

チノ「はい、昨日よりは楽です。」

リボーン「そうか、ならちょうど良い、他の奴らも集まってる、お前らも来い。」

チノ「分かりました」

大広間・・・

リボーン「よし、全員集まったな、これから修行する、ペアを発表するからよく聞いておけ」

リボーン「まず、ココアお前はツナと修行だ。」

ココア「え、ツナさんとですか?」

リボーン「そうだ、お前はまだ不十分な所が多いから、ツナと戦いながら身につけた方が良い」

リボーン「次は、リゼお前は山本とだ。」

リゼ「了解した。」

山本「よろしくな、リゼちゃん」

リゼ「ああ、よろしく頼む。」

リボーン「シャロお前は、獄寺とだ。」

シャロ「え、あの強い人とですか?」

リボーン「そうだ、お前の攻撃は獄寺の方が良くわかる面が多いから、教えてもらえ」

リボーン「チヤは涼平とだ。」

チヤ「よろしくお願いします」

涼平「おう、極限俺に任せろ!」

リボーン「マヤは、骸とだ。」

マヤ「結構ヤバそうな人なんだけど」

骸「クフフフ、よろしくお願いしますよ、魔法少女」

リボーン「メグは、雲雀とだ。」

マヤ「分かりました!」

ツナ「ちょっと待て、リボーンいくらなんでもメグちゃんと雲雀さんは、やばいよ。」

リボーン「心配するな、雲雀もしっかりやってくれる、それにあいつもやる気マンマンだぞ。」

雲雀「ねぇ、君氷を使って戦うんでしょ、なら僕の雲とどっちが強いか試してみようよ。」

メグ「はい、よろしくお願いします!」

ツナ「あれ、そう言えばリボーン、ランボは誰となの?」

リボーン「アホ牛は、誰も担当しねーぞ、残ってる、チノとモカは俺が担当する」

ツナ「え、じゃあランボは何処にいるの?」

リボーン「あいつは一旦帰らせた、こっちの修行が終わるまでは戻って来ねーよ。」

ツナ「そうなんだ。」

リボーン「とりあえず修行を始めるぞ、それぞれの場所に移動して開始しろ」

炎の間・・・

ココア「よろしくお願いします!」

ツナ「こちらこそ、じゃあ早速始めようか。」

ココア「はい!」

風の間・・・

山本「よし、おっ始めるか。」

リゼ「よし、かかって来い。!」

雷の間・・・

獄寺「修行するからには、手加減はしねーからな、覚悟しておけよ。」

シャロ「は、はい!」

獄寺「行くぞ‼︎」

大地の間・・・

涼平「ウォーーーー、極限に修行を始めるぞーーーーー‼︎」

チヤ「よろしくお願いします」

涼平「おう!」

毒の間・・・

マヤ「さぁ、修行を始めようよ。」

骸「クフフフ、そう慌てないでください、慌てると霧の幻覚に飲み込まれますよ?」

マヤ「なんですって!」

氷の間・・・

雲雀「じゃあ、そろそろ始めようよか。」

メグ「行きます!」

無の間・・・

リボーン「よし、俺達はここでやるぞ。」

チノ「ここは、水の間ではないみたいですね。」

モカ「光の間でもない。」

リボーン「ここは無の間、なんの属性もない部屋だここなら、充分にやれる、早速、始めるぞ。!」

チノ・モカ「はい、よろしくお願いします!」

こうして、それぞれの修行が始まった。

毒の間・・・

マヤ「霧の幻覚とかなんなのさ?」

骸「クフフフ、まぁそれは良いじゃないですか、そんな事より、君の本気を見せてください。」

マヤ「言われなくても、やってやるさ。」

マヤ「ポイズンデスサイズ‼︎」

骸「ほぉう、毒の鎌ですか。中々面白い武器だ。」

骸「だか、それで切りつけても無駄ですよ。!」

マヤ「ウォーーーー‼︎」ザン‼︎

マヤ「やった、当たった。」

骸「何処を切ってるんですか、僕はこっちですよ。」

マヤ「え、もうそんな所に!」

骸「クフフフ、無駄ですよ、僕はこっちです。」

マヤ「え、嘘!」

骸「こっちです。」

骸「ほらほら、攻撃してきてください。」

骸「さぁ早く。」

マヤ「これは、幻覚!」

骸「そう、だか少し違います。」

骸「実体のある幻覚、有幻覚」

マヤ「く、ならポイズンスネーク!」

骸「ほう、それが君の聖獣ですか。」

マヤ「やってやりな、デスブレス!」

スネーク「シャァーーー!」

骸「ほう、強い猛毒の息ですか、それでどうするんですか?」

骸「まさか、それで幻覚を消すとか考えてるんですか、無駄ですよ。そんな事では!」

マヤ「引っかかったね。」

骸「なんですと?」

骸「うっ、これはあの息に含まれていた、猛毒!」

マヤ「猛毒によって、あんたの力は弱くなってる」

骸「なるほど、これが狙いですか。」

マヤ「残念それだけじゃない、周りを見てみれば分かるよ。」

骸「周り、これは私がいる、いやこれは鏡にうつってる、私」

骸「だか、鏡がなんの意味があるのですか?」

マヤ「すぐに分かるよ、その中に入ってる限り、あんたは何も出来ないよ。」

骸「中にという事は、ドームか何かですか?」

マヤ「そう、それが新しい技、ポイズンミラードーム」

マヤ「まぁ、普通に壊せるとか思ってるだろうけど、無理だからね。」

骸「なんですと?」

骸「うっ、体が痺れ始めてる!」

マヤ「毒の効果だよ。」

マヤ「まぁ、そのドームから出てる毒の胞子もあんたの体を蝕んでる。」

骸「これは、一本取られましたね、クフフフ。」

マヤ「よし、そろそろ良いかな?」ポン!

マヤ「よし、ドームは解除したて、あれ骸さんがいない?」

骸「クフフフ、後ろですよ。」

マヤ「なぁ、いつの間に!」

骸「ハァッ!」

マヤ「グゥハァ!」

マヤ「まさか、ドームを解除した瞬間に?」

骸「いえ、違います、あなたが蛇を召喚した時から、僕は君の後ろにいた。」

マヤ「じゃあ、さっきまでのは幻覚。」

骸「そう、まぁ多少は聞きましたがね。」

マヤ「くそ、もっと力があれば」

骸「君は良い攻撃をしている、それによって相手を翻弄する事が出来ている。」

骸「その褒美としてはなんですが、少し幻術を教えてあげましょう。」

マヤ「幻術を?」

骸「そうです、あなたの毒の攻撃なら僕の幻術を活かせるはず、やってみましょう。」

マヤ「てか、あんた何処で覚えたんだよ、幻術とか。」

骸「まぁ、色々あったんですよ。」

骸「強いて言うなら、輪廻の果てですかね。」

マヤ「輪廻の果て?」

骸「まぁ、それは後にして、やりますよ。」

マヤ「勿体ぶって、てか、あれ魔法石とリングが光ってる」

パァーーン!

?「リングと魔法石を受け継ぎし、新たな魔法少女よ、そなたに私の力を授ける。」

マヤ「あんたは?」

ミラー「我が名は、ミラー初代毒の魔法少女」

マヤ「初代!」

骸「おやおや、これはとんでもない方が現れましたね。」

マヤ「すげー、これってココアと同じ状況て事‼︎」

骸「それより、リングを前に翳した方が良いですよ。」

マヤ「え、ああそうだった。」

ミラー「私の力の一部だ、受け取るが良い。」

ピカーーン!

マヤ「ウォーー、新しい力だ‼︎」

ミラー「では、さらばだ。」パァーーン!

マヤ「あ、消えちゃった。」

骸「それより、どんな力なんですが?」

マヤ「ちょっと待ってね、ハァーーー!」パァーーン

マヤ「手鏡だ。」

骸「アルコバレーノから聞いた話では、初代毒の魔法少女は、暗殺を行っていた殺し屋だったそうで、ターゲットに変装して手鏡を渡していた、そしてその次の日にその手鏡を貰ったターゲットは、死体として発見されていたと言う。」

骸「そうそれが、ミラーの死の手鏡、デスミラー」

マヤ「これが、私の新しい力。」

骸「それだけじゃないみたいですよ、魔法石を見てみなさい。」

マヤ「あれ、光ってる、キャァ!」パァーーン!

?「あーあ、よく寝たぜ。」

マヤ「なんか出てきた!」

?「あ、お前が新しい主か、俺はポイズンスパイダー、第二の毒の聖獣だ。」

マヤ「ポイズンスパイダー、よろしくね。」

スパイダー「ああ、よろしくな、マヤの嬢ちゃん」

マヤ「よし、これで幻術を覚えればさらに強くなれる、頑張るぞーー!」

骸「クフフフ、では続きを始めますか。」

マヤ「よぅし、やってやる!」

謎の場所・・・

チノ母「みんな、しっかりやってるようね。」

リゼ母「ああ、そのようだな」

シャロ母「私達は、こうやって、水晶から様子を見る事ぐらいして出来ないもんね。」

ココア母「私達には、やる事がある、魔界へのゲートを封印すると言う事が。」

マヤ母「まぁ、確かにそうだね、それをやらないとあの子達に更に大変な事を押し付けてしまうからね。」

メグ母「さぁ、続けましょう、こうしている間もあの子達も頑張っているんだから、私達も頑張らないと。」

ラテ「ええ、そうねやりましょう、みんな!」

「ハァーーー‼︎」

場所は移り、忘却の館・・

ココア「ハァ、ハァ、強いね、ツナさん」

ツナ「お前もな、中々威力があるなその剣」

ココア「えへへ、ありがとう」

ツナ「よし、そろそろ時間になるし今日はここまでにしよう」

ココア「ありがとうございました。」

風の間・・・

リゼ「フゥ、やっぱり本来の力を持った刀じゃないから、力が弱い。」

山本「お前、その刀は誰から貰っただ?」

リゼ「母親から、受け継いだんだ、まぁまだ、慣れてないけどな。」

山本「明日もあるんだ、その時にもっと練習しようぜ。」

リゼ「ああ、その時はまた頼む。」

雷の間・・・

獄寺「おい、もっと攻撃を繋げろ、バラバラだぞ。!」

シャロ「ハァ、ハァ、わかってるわよ。!」

獄寺「お前の攻撃は、まだ遅いんだ、明日はもっとやる。」

シャロ「更に早くするの‼︎」

獄寺「当たり前だ、雷なんだからな、お前が仲間を守り攻撃の核になるんだ。」

シャロ「分かったわよ。」

大地の間・・・

涼平「ウォーーーー、もっとラッシュして来い、そんな事じゃな、勝てないぞ。」

チヤ「はい‼︎」

涼平「今日はここまでだ、残りは明日やる。」

チヤ「お、お疲れ様でした〜。」

毒の間・・・

骸「いい感じですね、では今日はこの辺にしてまた明日です。」

マヤ「了解、ハァ〜疲れた、さっさと寝たい。」

骸「おやおや、そんな調子で大丈夫なんですか?」

マヤ「大丈夫だよ、明日もやってやるからさ。」

骸「では、期待しときます。」

氷の間・・・

雲雀「君、中々楽しかったよ、明日もやろう」

メグ「はい、お願いしまう。」

無の間・・・

リボーン「全員終わった頃だな、俺達も切り上げるぞ。」

チノ「はい、ありがとうございました。」

モカ「ハァ〜、疲れた、早く休もう」

チノ「モカさん、明日もありますからね、しっかりしてください。」

モカ「はーい」

こうして、この日の修行は無事終了した。

16話完

次回予告

悟空「オッス、オラ悟空。いや〜あいつらの修行中々楽しそうだったな、オラも混ざりたかったー、とそんな事より次回はやっと修行を終えたココア達、久々に街に戻ったらとんでも無い事が待ち受けていた。‼︎」

次回「襲いかかる、新たな刺客」

ぜってい、見てくれよな(^ω^)


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