ご注文は魔法少女ですか?第30話
第30話「色欲、美の呪い」
前回のあらすじ
界王様「前回、リゼ達、買い物組の帰りが遅いと話していたココア達。だが、そんなココア達の前に憤怒の悪魔、サタンがやって来た!チヤがサタンとの激しい激闘を繰り広げ、サタンを撃破するのであった」
魔界・・・
クルセス「さて、どうしたものか」
アクロス「どんな悪魔を送り込んでも、結局魔法少女達にやられて終わりだった」
アクロス「どうするんだ?クルセスこのまま終わるか?」
クルセス「分からん、俺もどいつを送り込むべきか分からなくなって来た」
シュン!
?「でしたら、この私が行きましょう」
クルセス「お前は、色欲のアスモデスウ、お前が行くというのか?」
アスモデスウ「はい、私の能力で、人間の姿になり奴らを油断させ、そのまま始末いたします」
クルセス「そうか、分かったなら、お前に任せるぞ」
アスモデスウ「はは、必ずやお役に立ってみせます」シュン!
アクロス「クルセス、あいつに任せていいのか、結局同じ事に」
クルセス「分かっている、だがアスモデスウの変身能力、少し興味が湧いたのだ。せめてそのデータを回収する」
アクロス「そうか、まぁ私は期待せずに待っているよ」ヒュン!
クルセス「さて、どうなるか楽しみだ」ヒュン
人間・・・
アスモデスウ「さて、ここが人間界ね。早速、人間に化けて魔法少女達を探さないと。でも、私一人はあれね、そうだわ!」パチン!
ヒュン!ヒュン!
アスモデスウ「フフ、さぁ働いて貰うわよ。今は亡き、グール達」
その頃ココア達は・・・
ココア「どうする?今日」
リゼ「そうだな。結局敵も居なかったし、何処かみんなで行くか」
ココア「そうだね、じゃあ、みんなでお買い物に行こう!」
リゼ「分かった、チノ達はどうする?」
チノ「私は行きたいです」
シャロ「もちろん、私も」
チヤ「私は少し、やりたい事あるから、いいわ」
モカ「私も今日は遠慮しておく」
リゼ「そうか、そう言えばマヤ達は何処だ?」
シャロ「あれ、確かに居ないですね」
チノ「マヤさん達なら、もう先に何処かに行きましたよ」
リゼ「あいつら、まぁ良いか連絡は出来るんだろ?」
チノ「はい、出来ますよ」
リゼ「なら良い、それじゃあ私達も行くか」
チノ「はい」
チヤ「いってらっしゃい、みんな」
モカ「気をつけてね〜!」
ココア「よし、じゃあ何処のお店行く?」
リゼ「そうだな、色々あるからなぁ〜」
シャロ「それじゃあ、私のオススメのお店に案内しますよ!」
ココア「本当!やったーーー!」
ココア「そうと決まったら、行こう!チノちゃん!チノちゃん?」
チノ(マヤさんやメグさん、大丈夫でしょうか、何も無ければ良いんですが)
ココア「チーノちゃん!聞いてる?」
チノ「ワァッ!、びっくりさせないでくださいよココアさん」
ココア「だって、なんかボーーーっとしてたから、何か考え事?」
チノ「いえ、何でもないです。そんな事より行きましょう!」
ココア「あっ、チノちゃん待って!」
その頃マヤとメグは・・・
メグ「マヤちゃん何処行くの?」
マヤ「うーん、どっかその辺」
メグ「その辺て何処?」
マヤ「分かんない。まぁなんか良い店とかあったらそこ行けば大丈夫だよ!」
メグ「あれば良いけどねお店」
?「あの〜すみません、ちょっと宜しいですか?」
メグ「はい、何でしょう?」
?「この辺りで、ラビットハウスと言うお店を探してるんですが、知りませんか?」
マヤ「ああ、ラビットハウスなら、この道を真っ直ぐ行って、突き当りを曲がって直ぐの所に有りますよ?」
?「そうですか、ありがとうございます」
メグ「いえいえ、お気を付けて」
マヤ「ねぇメグ、なんかあの人変じゃない?」
メグ「どういう事?」
マヤ「私の気のせいだと良いんだけど、なんか嫌なオーラが出てた」
メグ「ふーん、でも、怪しそうには見えなかったけどなぁ〜」
?「すみません、お聞きしたい事があるのですが、宜しいですか?」
マヤ(また、変な奴来た)
マヤ「はい、何でしょう?」
アスモ「私、アスモと言う者でして、この街で有名なラビットハウスと言うお店に行きたいのですが、もし良かったら案内して貰えませんか?」
マヤ「でも、私達行きたい所があるので、ちょっと」
メグ「全然、大丈夫ですよ。ねっマヤちゃん!」
マヤ「メグ、あんた」
アスモ「ありがとうございます」
メグ「それじゃあ、行きましょうか」
メグ「そう言えば、アスモさんは何のお仕事をしてるんですか?」
アスモ「私は、人々の為に有らゆる世界に旅をして、新しい資源の発見の仕事をやっています」
メグ「へぇ〜凄いですね!」
アスモ「メグさんや、マヤさんはまだ学生さん何ですか?」
メグ「はい、そうです。あと他に友達で、高校生の人もいます」
アスモ「いっぱい友達が居るんですね、羨ましいです」
メグ「あっ、アスモさん着きましたよここがラビットハウスです」
アスモ「わざわざ、ありがとうございました」
メグ「いえ、大丈夫ですよ、そうだ、ねぇマヤちゃん、私達でお持て成ししようよ!」
マヤ「まぁ、別に良いけど」
メグ「それじゃあ、アスモさん、中に入って座って待っててください!」ガチャン!
アスモ「はい、ありがとうございます」
メグ「ほら、行くよマヤちゃん!」
アスモ(どうやら、上手く行ったわね。私の召喚した、グールも忍び込んでる。ココア達が居ない今、狙うべきか)
メグ「アスモさん、注文は何にしますか?」
アスモ「えっ、あっはい、そうですね、それじゃあカフェオレをお願いします」
メグ「分かりました〜」
マヤ「メグ、出来たら私が持って行くよ」
メグ「うん、お願い。あでも、その前に地下に行って、お砂糖持って来てくれる?」
マヤ「うん、分かったよ」
地下・・・
マヤ「えーっと、砂糖は何処かな?」ガタン
マヤ「一番上の棚にあるかな、よいしょ」
マヤ「あった、よし戻るか」
ガサガサ!
マヤ「何かいる⁉︎」
ガサガサ、ガサガサ
マヤ「ゴキブリじゃない、何か別の奴」
ガサガサ、ピタッ!
マヤ「来る!」
ピュッン!
?「ヌァーーー!」
マヤ「お前は、ポイジャン!」
ポイジャン「久しぶりだなぁ、マヤ!」
マヤ「何でお前が此処にいる、あんたは前に倒したはず!」
ポイジャン「色欲の悪魔、アスモデスウ様の力で蘇ったのさ!それに、なぜ此処に居るかと言うとついさっき、丁寧に教えてくれたじゃないか?」
マヤ「そうか、あの時あった男の人、あんただったのか!」
ポイジャン「そんな事より、良いのか?上にもお仲間が居るんじゃないのか?」
マヤ「メグ!」
ポイジャン「隙を見せたな、これで終わりだ!」シュン
マヤ「あんたに構っている暇なないんだよ!」
マヤ「ハァ!」バキィン!
ポイジャン「なっ、何ーーーこの俺がまた貴様に!グァーー!」
マヤ「永遠に寝てな!そんな事より、メグ!」
一階・・・
マヤ「メグ、大丈夫!」
マヤ「メグ⁉︎」
メグ「マヤ、ちゃん」
マヤ「メグ、しっかりして、今治すよ、ヒール!」パァーーン
メグ「あ、ありがとう、マヤちゃん」
マヤ「クゥ、お前!」
アスモ「なんだ、ポイジャンはもうやられたの、予定より、少し早いけどまぁ良いわ」ヒューン
アスモデスウ「私の名前は、アスモデスウ。色欲の悪魔よ宜しく」
マヤ「よくも、メグをあんたは許さない!」
アスモデスウ「許さない?アハハハハ、許さないて貴方、その子がそんな事になったのは、貴方が目を離したからそうなったじゃない、貴方が悪いのよ?」
マヤ「違う、お前がメグを傷つけたじゃないか!」
アスモデスウ「違くないわ。大体、最初に会った時から貴方私を怪しんでたじゃない、その時に私に道案内とかしなければこうならなかったのよ?」
マヤ「うるさい、このババアが!」
アスモデスウ「何だと、この糞ガキが‼︎」ドゴーン
マヤ「ガバァ!」
アスモデスウ「少し、礼儀と言う物を教えないとダメのようね、ええマヤちゃん!」
マヤ「うるさい、おばさん!」
アスモデスウ「ケァーーー‼︎」シュン!
マヤ「ふん!ポイズンニードル‼︎」ヒュン!
アスモデスウ「当たらないわよそんな攻撃!」チク!
マヤ「くそ、かすった程度か!」
アスモデスウ「・・・」タラー
アスモデスウ「血、くそがーーー‼︎」
マヤ「何、この魔力の力は!」
アスモデスウ「よくも、この私の美しい顔に傷を付けて、更には気高い血を流させたわね、貴様だけは生かしておかないぞ‼︎」
アスモデスウ「来い、美の魔獣、リリス‼︎」
リリス「お呼びでしょうか、ご主人様」
アスモデスウ「目の前にいるガキに本当の美を教えてやりなさい!」
リリス「畏まりました」
リリス「デスラブレス‼︎」ヒュ〜ン
マヤ「何この甘い香り?」
アスモデスウ「アハハハ、その煙を吸ったわね!それは強力な催眠効果と幻術効果を持ってる毒ガスよ!」
アスモデスウ「さぁ、美の呪いを見せてあげるわよ!アハハハハ!」
マヤ「ポイズンデスサイズ!」シュン!
アスモデスウ「何だと‼︎」
マヤ「残念だけど、私にこの程度のガスと毒は効かないわよ」
マヤ「次は私の番だよ!」
マヤ「ハァーーー‼︎」パァーーン!
マヤ「敵をその猛毒の針で刺し殺しなさい!ポイズンスコーピオン!」
スコーピオン「ヒャッハー、久々の外だぜ!」
マヤ「行くよ、スコーピオン!」
スコーピオン「おう!」パァーーン!
アスモデスウ「まさか、一体化!」
マヤ「猛毒蠍の針、スコーピオンニードル‼︎」ヒュン
アスモデスウ「リリス行きなさい!」
リリス「はっ、はい!」
リリス「ウォーーーー‼︎」
マヤ「ふん!」ドス!
リリス「グブゥ‼︎」バタン!
アスモデスウ「何だと、リリス起きなさい!早く!」
マヤ「無駄だよ、スコーピオンニードルを一発受けたんだもん、こいつはもう少しで死ぬ。」
アスモデスウ「己、魔法少女‼︎」
マヤ「次はあんただよ。あんたは一発で済ませない!」
アスモデスウ「何を言ってるんだい、だったらその刺してる間に攻撃を!」
マヤ「次はあんただよ。あんたは一発で済ませない!」
アスモデスウ「何を言ってるんだい、だったらその刺してる間に攻撃を!」
アスモデスウ「体が、まさかこの私が恐怖してるとでも言うのかい‼︎クソ、動きなさい!」
マヤ「いくらやったって無駄だよ。それじゃあ、これからあんたに14発打ち込んであげるよ」
アスモデスウ「14発、なるほど蠍座の星の数打つという事かい」
マヤ「まず、一発目!」ヒュン!
アスモデスウ「グゥ、まだだね、もっとやって来などうせ効果は無いんだから」
マヤ「じゃあ、連続で四発!」ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン!
アスモデスウ「グガァーーーー‼︎」
マヤ「どう、聞き始めてきたでしょ」
アスモデスウ「己、だがまだ、行けるよ!」
マヤ「最後のアンタレス手前の残り八発打ってあげるよ!」ドス!
アスモデスウ「‼︎」
マヤ「そこまで行くと、言葉すら出ないでしょ、でもね最後の一発、アンタレスはメグの分も込めて打ち込む!」
マヤ「アンタレス‼︎」ヒュン‼︎
アスモデスウ「ーーーー‼︎」ドスン!
アスモデスウ「・・・・」シュ〜ウ
マヤ「やっと、終わった」
ガチャン
リゼ「ただいま、今帰ったけど、おっマヤ達帰ってきてたのか」
ココア「えっ、何が有ったの!」
マヤ「まぁ、話すと色々あるけど、後で話すよ」バタン!
リゼ「マヤ!」
ココア「マヤちゃん!」
完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空」
シャロ「シャロです」
悟空「なんかもう、違和感無く感じてきたなぁ」
シャロ「そうですか?私はまだ緊張してますよ」
悟空「そうかぁ?まぁ良いや、次回予告行こうぜ」
シャロ「そうですね、次回は敵に奇襲されたメグの前に傲慢な堕天使が襲い掛かってくる!果たして、メグは倒せるのか!」
次回「傲慢な堕天使来る」
ぜったい見てね
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