ご注文は魔法少女ですか⁇第3話
遅くなってすみません、ご注文は魔法少女ですか⁇第3話目完成したので、良かったら楽しんで行ってください
第3話「銀髪の侍」
前回のあらすじ
界王様「ココアを探し、崩れた世界のバランスを戻す為異世界に旅立ったチノ達。学園都市と言う世界に来たチノ達、超能力を持つ学生、御坂美琴とその仲間達と出会う。そして学生達を操っていたマリネアを倒し、学生達を解放。だが、そんなチノ達の前に破壊神デウスとデアが現れ、チノ達に我々を倒し計画を止めてみろと言って姿を消した。チノ達は美琴、黒子を仲間に加え、新たな世界へと旅立つのであった」
・・・
リア「そうだお前ら、イェーシッド様から頼まれた事で伝えておきたい事がある」
チノ「頼まれた事てなんですか?」
リア「まずはこの写真を観てくれ」
チノ「なっ、この写真に写ってるのはまさか!」
リゼ「どうしたんだチノ、何が写ってるんだ?」
チノ「観てください」
リゼ「これってまさか、ココアの守護闘神ドラフェオン!」
リア「そいつだけじゃ無い、他の写真にも他の守護闘神達が写ってる」
リア「守護闘神達はココアから離れて、あらゆる異世界に移動した。守護闘神の元々の力は世界一つは破壊出来る程の力を持って居る」
リア「今、あいつらは宿り主のお前達から離れている。このまま放って置くと暴走してしまう可能性がある」
リゼ「それを防ぐ為にあいつらを探して捕獲しろと言う事だな」
リア「そういう事だ、だがどの守護闘神がどの異世界に居るかは分からない、でも近くに入ればお前達の持って居るリングと共鳴するからそれを頼りに探すんだ」
チノ「分かりました」
リゼ「守護闘神か、あいつらならココアに何が起きたか分かるかもしれないな」
チノ「ですね、次の異世界でも探して観ましょう」
リア「そろそろ着くぞ、次の異世界に」
パァーーン!
・・・
チノ「着きましたね、それにしてもこの世界は何だか江戸時代の雰囲気も有れば、現代的な雰囲気もありますね」
マヤ(あれ、ここなんか観た事ある様な?何で観たっけ?)
リゼ「そうだな、リアこの世界はどんな場所なんだ??」
リア「ああ、この世界は」
ガサガサ!
リゼ「何だ、誰か居るのか!」
シャロ「まさか、新たな刺客なの!」
チヤ「気を付けて来るわよ」
チンピラA「よう、可愛いお嬢さん達ここで何やってるんだい?」
チンピラB「暇だったら、俺達と遊ばないか?」
チノ「いえ、丁重にお断りさせていただきます」
チンピラB「そう言わずにさ、一緒に遊ぼうぜ!」ヒュン!
リゼ「チノ危ない!」
バキィン!
チノ「あれ、何とも無い」
?「大丈夫か、お前ら」
チノ「あ、ありがとうございます。貴方は一体?」
チンピラA「おうおうおう、何だテメェは!」
チンピラB「邪魔するんだったらただじゃ済ませねーぜ」
?「ギャーギャーやかましいんだよ。発情期ですかコノヤロー」
銀時「俺は何でも屋、万屋銀ちゃんの坂田銀時だ」
チンピラA「万屋銀ちゃんなんて知らねーし、お前の事なんかもっと分からねーよ!」
チンピラA「おい、やっちまうぞ!」
チンピラB「おう!」
バキィン!バキィン!
チンピラA「て、テメェ!お、覚えてろよ!今回は見逃してやる」
チンピラB「お、おい待ってよ置いて行くな!」
銀時「フゥ〜やっと終わったぜ。所でお前ら大丈夫?」
リゼ「ああ、問題無い助けてくれてありがとう」
銀時「ああ、いいって事だ。たまたま通りかかっただけだからよ。てか、なんか凄い目をキラキラとさせてこっちを観てる奴が居るのだか」
チノ「ま、マヤさんどうしたんですか!」
マヤ「チノ、本物だよ!本物の銀ちゃんだよ!」
マヤ「あの、銀魂主人公だ!」
銀時「えっ何、まさか俺そんな有名人になっちゃったの?まさか俺のファンなのか!やべーよ、こんなの初めてだよ。銀さんこんなの初めてだから何するれば良いの?」
マヤ「漫画も読んでたし、アニメや映画も全部観た!」
銀時「ウォーーーマジか!こんな目の前に銀魂をめちゃくちゃ観てるファン会えた!」
銀時「よし、とりあえず俺の家に来て話をしよう。なんか困ってるようだしな」
マヤ「マジで!やった、よし皆んな行こ!」
チノ「マヤさん、いつも以上に元気ですね」
メグ「前に、リボーンさん達が来た時もこんな感じだったね」
チノ「そう言えばそうでしたね。フフ」
マヤ「おーい、皆んな早く!」
チノ「今、行きますよ」
少女移動中・・・
万屋銀ちゃん・・・
銀時「おーい、新八、神楽いるかー?」
新八「あ、銀さん何処に行ってたんですか。銀さんが出掛けてる間ニュースで大変な事があったんですよ!」
銀時「何、また例の事件?」
神楽「そうアル、一昨日に続いて今日もアルヨ」
チノ「あの、例の事件とは何ですか?」
銀時「あ、いや気にしなくても良いですよ。こっちの問題なので」
新八「銀さんその人達は誰ですか?」
神楽「まさか、銀ちゃん等々彼女が出来ないからそっち走ってしまったアルか!」
銀時「ちげーよ!別に銀さんそういう趣味とかねーし、別に彼女出来ねー事気にして無いからね銀さん」
新八「いや、めちゃくちゃ気にしてるじゃ無いですか」
チノ(何だこのやり取り)
新八「あ、すみません変な所お見せしてしまって、どうぞ上がってください」
新八「銀さんあの人達は?」
銀時「あー、さっき外でチンピラに絡まれてる所を俺が助けたんだ。そんでまぁ、なんか困ってる感じだから連れて来た」
新八「そうだったんですか」
銀時「んじゃまぁ、なんか話ある感じだから、聞いてやるよ。俺たち一様何でも屋だから」
チノ「はい、まず最初に私達の事を言った方がいいですね」
チノ「まず、私達は外の世界からやって来た者です」
新八「外の世界と言うと、皆さん天人何ですか」
チノ「え、天人と言うのは何ですか?」
マヤ「あ、この世界で言う宇宙人の事だよチノ」
チノ「そうなんですか、ありがとうございますマヤさん」
マヤ「良いよ別に気にしなくても。話に戻って」
チノ「そうでしたね、私達は天人じゃ無いです。私達は異世界から来たんです」
新八「い、異世界てつまりこの世界とは全く別の次元から来たって事ですか!」
銀時「信じれねー部分もあるけど、服装的にも違うからなありえなくもない」
神楽「そんな異世界だなんて、厨二癖ーこと言ってるだけアル」
新八「神楽ちゃん、そんな事言っちゃダメだよ!」
チノ「いえ、大丈夫ですよ。いきなり言われても信じれないと言うことはわかっていましたから」
新八「チノさん、そんなに気を落とさないでください。ほら神楽ちゃん謝って!」
銀時「でも、異世界から来たって事は何かしらの力は持っているんだろ?」
チノ「はい、私達は魔法を使えます」
新八「魔法!凄い、魔法を使えるんですか!」
新八「どんな魔法なのか、教えてくれませんか」
チノ「私は水を操る魔法です。」
リゼ「私は風だ」
シャロ「あたしは雷を操るわ」
チヤ「大地を操る魔法よ」
マヤ「私は毒だよ」
メグ「私は氷を使います」
モカ「光を操る魔法です」
新八「凄い!皆さん異なる属性の魔法を使うんですね!」
銀時「でも、なんか一つ属性足りねーよな?」
新八「え、足りないですか?闇は敵が使う奴として考えるとなるとあと一つは」
銀時「火だよ、よく考えてみろドラクエやFFなんかのRPG系のゲームにある定番的な属性だよ」
新八「あ、確かにあの火を使う人はいないんですか?」
チノ「火を使う人は、前まではいたんですが今は」
新八「何かあったんですか?」
チノ「2年前、私達は初めて魔法少女になりました。その時、ダークと言う敵と戦っていました」
チノ「当時、ダークとの最後の戦いの時、炎の魔法少女ココアさんが自らを犠牲にして私達と世界を平和にしたんです」
新八「そうだったんですか、それじゃあ今炎の魔法少女はいないんですね」
チノ「はい、だから私達は今起きてる世界の異変を止める目的と一緒に居なくなったココアさんを探す旅に出ているんです」
新八「さ、探すって死んだ人をですが!」
リゼ「いや、死んでは居ないんだ、ココアは自分の存在と自分が居たと言う記憶を消して、姿を消したんだ」
新八「なるほど、その姿を消したココアさんを探す事と今起きてる異変を解決する為にこの世界に来たんですね」
リゼ「そう言う事だ」
新八「銀さん、神楽ちゃん!万屋銀ちゃんの出番ですよ!」
銀時「そうは言ってもよう、今俺らの世界でも異変起きてるじゃんそれ解決しねーと意味なくね?」
新八「あ、確かに」
チノ「あの、その話私達にも聞かせてくれませんか?」
銀時「ああ、良いぜ。今この江戸の町に起きてる事を」
銀時「最近になって、人さらいや行方不明の事件が相次いでいるんだ。犯人もわからねー状況だ」
チノ「何か手掛かりとかは見つかってないんですか?」
銀時「手掛かりすら何もねーんだ。天人の仕業とも噂されてるがまだ分からねー」
チノ「そうなんですね」
・・・ガラガラ
新八「あれ誰か来たんですかね?今戸が開く音がしましたね」
銀時「こんな時に客とは、また行方不明が出たのか?」
チンピラA「魔法少女、発見」
チノ「こ、この人は!」
銀時「こいつはさっきのチンピラ!一体何しに来やがった!」
新八「でも、銀さん何か様子がおかしくないですか?」
チンピラA「あるお方の命により、今から魔法少女お前らを始末する」
リゼ「たった一人で私達をか?」
チンピラA「そうだ」
リゼ「面白いなら、相手になってやる」
銀時「待な嬢ちゃん、ここは俺がやる」
新八「銀さん、大丈夫なんですか!」
銀時「心配すんな、ぱっつぁん俺一人で大丈夫だ」
チンピラA「面白い、さっきの俺とは違う事を教えてやるよ」
チノ「リゼさん、感じますか?」
リゼ「ああ、あのチンピラから僅かに魔力の気配を感じる」
チノ「銀時さん一人で大丈夫なんでしょうか」
リゼ「分からない、だが見守るしかない」
銀時「行くぜ!」
チンピラA「貰った!隙ありだぜ!」シュン!
銀時「何!グハァ!」
新八「銀さん!」
神楽「銀ちゃん!」
リゼ「あいつ!許さん!」
チンピラA「言っただろう、さっきとは違うって隙を見せたら終わりだぜ。ヒッヒッヒ」
リゼ「おい!貴様!」
チンピラA「んん?次は魔法少女のお出ましか」
リゼ「チノ、銀ちゃんを頼む」
チノ「分かりました」
リゼ「貴様、さっき刀じゃなく別の物を使っただろ?そいつを出せ!」
チンピラA「ヒヒ、それはこいつの事だろう?」ヒュン
チンピラA「此奴はなぁ〜、あるお方と契約して手に入れた奴さ。」
リゼ「そのあるお方て言うのは誰だ!デウスか?デアか?」
チンピラA「デウス?デア?知らねーなそんな奴俺が契約した人はスラッシャー様という方さ」
リゼ「なるほど、今この街で起きてる異変の犯人はそいつで間違いなさそうだな。スラッシャーの居場所を教えて貰おうか」
チンピラA「はぁ?教えるわけねーだろが、バカかテメェー?」
リゼ「ならいい、ここでお前を倒して自分の力だけで探す」
チンピラA「面白え、ならやってみろよ!」
リゼ「喰らえ、疾風波!」ドォーーン!
チンピラA「グァーーー!」
リゼ「どうだ!」
チンピラA「フフ、良い力だ魔法少女。これなら俺が抑え込んで居たものを外に出しても問題はなさそうだな」
リゼ「抑え込んで居たもの?」
チンピラA「スラッシャー様から授かった力よ、俺の命を喰らいその力を発揮せよ!」パァーーン!
リゼ「な、なんだこの光は!」
クリーチャー「ウォーーーー!」
リゼ「あれは、クリーチャー!」
クリーチャー「グルル、魔法、少女を、殺す!」
リゼ「私だって、簡単にやられる訳にはいかない!」ピカーン!
シャロ「先輩のリングが!」
チヤ「リゼちゃんの新しい魔神器の登場よ!」
リゼ「疾風の如く敵を切る疾風刀、烈風の如く敵を貫くウィンドマグナム、これが私の新しい魔神器ソードアンドマグナム!」
マヤ「すげー、刀と銃両方を扱う力だ!」
チノ「あれが、リゼさんの新しい魔神器」
リゼ「さぁ、クリーチャーさっさとおわらせよう」
クリーチャー「グォーーー!」
リゼ「一振りで十分だ」シュン!
マヤ「あんなに離れてるのに一振りだけってどういう事?」
シャロ「確かに、しかも魔法も使わずに立った一振りだけ」
メグ「みんなあれ見て!」
モカ「そ、そんな魔法も使わず一振りだけで」
チヤ「クリーチャーを切った!」
クリーチャー「グッ、グガ!」バタン!
チヤ「いったいどうやって」
銀時「簡単な事さ、あの城ちゃんのやった事は」
チヤ「銀時さん!もう大丈夫なの!」
銀時「ああ、問題ねーよ。そんな事より、あの嬢ちゃんの持ってる刀相当なものだぜ、一振りで空気すらも切れる奴だ。」
チノ「⁉︎そういう事でしたか」
銀時「気づいたな、そうあの嬢ちゃんは一振りで空気を切って、その切った空気を斬撃にして放ったんだ」
リゼ「あっ!スラッシャーの居場所を聞くのを忘れてた!でもまぁ良いか自力で探せば」
パチパチパチ
リゼ「誰だ!」
?「見事だ魔法少女、俺の送り込んだクリーチャーをあっという間に倒した」
リゼ「お前は?」
スラッシャー「そうだな名乗らせてもらおう、我が名はスラッシャー、魔法少女お前たちの命をもらいに来た」
リゼ「お前がスラッシャー、目的はなんだ?私達を始末する以外にもあるんだろ?」
スラッシャー「お見通しという訳か、まぁその通りだ。もう一つの目的それは、この世界の住人達を支配し、デウス様、デア様の望む世界へ塗り替える事、そのためにはお前達光の戦士達はいらないのだ、全てが絶望と闇一色、それが我らの望む世界」
リゼ「だったら尚のこと止めないといけないな、私達は友達を探して世界の異変を止める!」
スラッシャー「友達?ああ、保登ココアの事か」
リゼ「知っているのか、ココアの居場所を」
スラッシャー「いいや全く知らん、我々も総動員で探している所だ。あいつを消さない限り我らの目的に近づかんからな」
リゼ「そんな事絶対にさせない!」シュン!
スラッシャー「だったら俺を止めてみろよ」シュン!
ガキィン!
リゼ「これでも喰らえ!斬風撃!」シュン!
スラッシャー「フッ、そんな攻撃効かんな」パァーーン!
リゼ「なっ!弾かれた!」
リゼ「だったら、連続斬風撃!」シュン!
スラッシャー「ほぅ、連続攻撃か。だが、残念それも無意味だ」
スラッシャー「ネイルクロー!」シュン
リゼ「切り刻んで、防いだのか!」
スラッシャー「なぜお前の技が防がれたのか教えてやろう。」
スラッシャー「まず、俺は体全体に魔力のオーラで作った鎧を身に纏っている。この鎧の効果は相手の魔力を分解し外へ受け流す効果を持っている。」
スラッシャー「次に、お前の連続攻撃を切り刻んだのは俺の能力だ。俺の能力は、あらゆる物質、物体を切ることのできる能力だ。それが魔力であったとしてもだ」
リゼ「そ、そんな、それじゃあ私の攻撃は全て効かないのか」
スラッシャー「そう言うことだ、この先お前達の力は通用しないという事、マリネアを倒せたのも運が良かっただけ、お前達は覚悟が足りないんだよ」
スラッシャー「その程度の力で、よく保登ココアを探すなどと出来たな、だが安心しろここでお前達は終わるのさ、いずれあの世で保登ココアに会える。さらばだ魔法少女!」シュン
チノ「リゼさん逃げて!」
シャロ「リゼ先輩逃げてください!」
チヤ「リゼちゃん逃げて!」
ガキィン!
スラッシャー「なんだと!」
チノ「あ、あの人達は!」
リゼ「お前達は、万屋」
神楽「いつまでそこに座っているつもりネ」
新八「さっさと立ち上がって、この化け物をぶっ飛ばしてくださいよ」
銀時「下を向いてんじゃねーーーー!ちゃんと、前を向いて敵に集中するんだよ!お前には守りたいものや会いたいダチ公がいるんだろ!ちゃんと自分の覚悟出しやがれ!」
リゼ「そうだな、いつまでも下を向いている訳には行かない、前を向いて敵に集中しなきゃ、私の今までやってきた事、覚悟を出すんだ!」パァーーン
リゼ「リングが光り出した!これは、炎、私の覚悟が再び希望の炎を燃え上がらせたのか」
リゼ「スラッシャー、これでお前とまともに戦える」
スラッシャー「フン、良い気になるなよ魔法少女、そちらもその気ならこちらも奥の手を出すまでだ」スッ
リゼ「あれはリングか?」
スラッシャー「これはお前達、魔法少女の持ってるマギカルリングとは一味違う、デウス様、デア様が我々にお与えくださった、ダークリングだ。闇の力を増大させる賢者の魔石を材料としている」
スラッシャー「そしてこれが、お前達魔法少女の炎とは違って異質な炎、怒り、憎しみ、悲しみ、それらを合わせて燃え上がる、我々の覚悟を表す炎、絶望の炎だ」ボオッ!
リゼ「禍々しい、なんて禍々しい炎なんだ」
スラッシャー「さぁ、見るが良いこれが俺の真の姿だ!」
スラッシャー「リミッターブレイク!」ドン
リゼ「炎を自分の体の中に!」
スラッシャー「ウォーーーー!」ドォーーン!
リゼ「一体何が、起きたんだ」
シュ〜
スラッシャー「これが俺の真の姿、鉄壁の守りを持つ兵士、アイアンソルジャー!」
スラッシャー「リミッターブレイクとは、炎を自分の体の中に注入して自分の限界の壁を破壊し、一時的に己の限界値以上の力を解放する事」
スラッシャー「また、魔力のオーラも倍増しているから、さっき俺が身に纏っていたオーラの鎧も分厚く頑丈になった。この鎧を貴様の持っている、刀や銃で破壊する事が出来るかな?」
リゼ「出来るさ、私の風の炎の特性は破壊、お前のその鎧も簡単に破壊して見せる」
スラッシャー「面白い、俺の全ての魔法攻撃すらも分解し受け流す鎧とあらゆる物質や物体を切り刻む能力、これらを破壊出来るものならやってみろ、魔法少女いや、リゼよ!」ヒュン!
リゼ「風の炎を纏った疾風刀、ウィンドマグナム、これらの力今見せてやる!」ヒュン!
リゼ・スラッシャー「ウォーーーー!」ガキィン!
リゼ「やはり、さっきとはパワーが違うな、リミッターブレイク恐ろしい技だ」
スラッシャー「貴様も別人になったかの様にパワーが増している、己の覚悟が固まった証拠、だからそこまでのパワーを出せている。リゼよ、貴様との戦いは何処か懐かしみがあって楽しいぞ。久々に昔の血が騒いでいる、人間だった頃の血がな!」
リゼ「お前、元は人間だったのか!」
スラッシャー「ああ、そうだ。だが俺は、別世界の住人だった。あの頃、やっていたのは、ハンターと言う仕事をやっていた。俺が今身につけている鎧やあらゆる物質や物体を切り刻む能力は、その頃に覚えた念能力の一種だ。」
スラッシャー「そのお陰で、魔力もオーラの様に自在にコントロール出来たな。」
リゼ「一体何があってそんな姿になったんだ?」
スラッシャー「俺自身も覚えていない、だが人間だった時に、でかい蟻に食われた事だけだ、その後目が覚め、記憶が戻った時はこんな姿だったのさ。そして、こんな俺を拾ってくださったのが、デウス様、デア様だったのさ」
リゼ「なるほど、それで今はその二人に忠誠を誓って私達を始末しに来たと言うわけか」
スラッシャー「そうだ、だが今それをお互い忘れ様じゃないか、今はお互いの力をぶつけ合って、どちらが先に命尽きるか、本能の赴くままに戦おうじゃないか、魔法少女よ!」
リゼ「フッ、それも悪くないな。良いだろう、スラッシャー、行くぞ!」
リゼ「天風忍法、旋風!」ヒューーン!
スラッシャー「竜巻ごとき、一瞬で切り刻んでやるわ!アトミッククロー!」シュン!
リゼ「旋風が一瞬で切られるのは分かっていたさ、だがこれで終わらせる」
スラッシャー「なっ!いつの間に後ろに」
リゼ「真空ドーム!」ヒューーン!
スラッシャー(ウッ!息が出来ん!)
スラッシャー(だが、こんな空間すぐに切って脱出してやる)シュン!
スラッシャー(な、なぜだ、切れない、バカな)
リゼ「真空、それは空気中に分子や物質、あらゆるものが0の状態、空気抵抗もない空間、お前のあらゆる物質や物体を切り刻む能力はその空間の中では役に立たないのだ」
スラッシャー(お、己、リゼ!)
リゼ「これで、終わらせる。天風流忍術、真空斬り!」ズザン!
リゼ「これで終わった、ドーム解除」ヒュン
スラッシャー「ま、待て、まだ終わっていないぞリゼよ」
リゼ「なっ、まだ立つのか!」
スラッシャー「俺の命はまだ尽きていないぞ。命尽きるまでが戦いだ」
リゼ「スラッシャー、お前。分かった決着を付けよう」
スラッシャー「我が全エネルギーよ、炎となって燃え上がれ!」ボォーー!
リゼ「風よ、我が力となれ!」ヒューーン!
スラッシャー「これが最後の技、スラッシャークローーーーー!」ドォーーン!
リゼ「行け風の龍、風龍斬撃!」ドォーーン!
スラッシャー・リゼ「ハァーーー!」
ドォーーーーン!
リゼ「ハァ、ハァ、これで本当に終わったんだな」
リゼ「そうだ、スラッシャーはどうなったんだ?」
チノ「スラッシャーならあそこです」
リゼ「チノ、あっちにスラッシャーがいるのか」
・・・
リゼ達が行ったその先には、命全てが燃え尽きて、真っ白になったスラッシャーがいた
リゼ「スラッシャー、お前」
チノ「本当にリゼさんとの戦いが楽しかったのでしょうね、こんなに真っ白になって息を引き取っているのに、笑顔ですよ。」
リゼ「スラッシャー、お前は敵ながらにあっぱれだよ。安らかに眠ってくれ」
シュ〜、スラッシャーの体は白い粉となり、風に乗って、消えて言ったのであった。
リゼ「よし、これでこの世界にも平和が戻ったんだな」
チノ「そうですね、でも結果ココアさんの手がかりは有りませんでしたね」
リゼ「そうだな、でもめげていても仕方ないさ!次の世界に行こう!」
「オーー!」
銀時「おい、オメーラちょっと待てくれないか」
リゼ「どうしたんだ、銀時私達に何か?」
銀時「俺たち、万屋はまだお前らの依頼を終わらせてねー、お前らからの依頼、つまりココアを探す事、その為にお前らに着いて行く」
新八「銀さん、一人じゃ無理しそうだし、僕らも付いて行きますよ。」
神楽「銀ちゃんを一人にしたら、この魔法少女達がイケナイコトされるかもしれないネ、だから私も付いて行くネ」
銀時「という訳で、俺たち万屋銀ちゃんはこう言う意見でまとまった、この先もなにとぞ宜しく頼むぜ!」
リゼ「ああ、宜しく頼む、万屋」
チノ「それじゃあ、リアさんお願いします」
リア「おう、次の世界に行くぞ!」
パァーーン!
チノ「ま、眩しい」
銀時「チノだったか、俺に掴まってろよ」
チノ「はい!」
ヒューーン!ドン!
チノ「あれ、ここは?」
銀時「なんだ、この真っ白い空間とあのどでけー扉は?」
チノ「銀時さん、誰か居ます」
銀時「敵か?」
チノ「わかりません」
?「よう、初めましてだな外の世界の住人さん」
チノ「あなたは誰ですか?リゼさんや他の人達は何処にやったんですか!」
?「そんなに質問責めすんなよー、まぁ何者かて事には返すけどな」
?「俺はお前達が世界と呼ぶ存在、あるいは宇宙、あるいは神、あるいは心理、あるいは善、あるいは一」
チノ「あなたは一体」
ドォーーーーン!
銀時「扉が開いた、そんでもって中でなんかうねうね動いてる」
真理「ようこそ、身の程知らずのバカヤロー、見せてやるよ世界を」
チノ「な、なんですかこの黒い手は!私達をどうするつもりですか!」
真理「安心しろ、次目が覚めた時は仲間の元だ」
銀時「は、離して〜、私に乱暴する気でしょ!エロ同人みたいに!」
真理「あいにく俺は男に興味はねーよ」
チノ・銀時「ギャァーーー!」
真理「次来る時はお仲間も一緒に、魔法少女達」
ドォーーーーン!
完
次回予告
銀時「オッス、オラ銀時。いやー今回はえらい目にあったぜ次回もまた、変な奴らが出て来るし、たくよ」
悟空「お、オラの代わりにやってくれてたんか、わりーな」
銀時「だ、大先輩じゃねーか!なんでこんな所に!」
悟空「オラ、このssの次回予告担当してるんだよ。そんでさ、頼みがあんだけど、次回からオラの手伝いしてくれよ」
銀時「よ、喜んでやらせていただきます!」
悟空「おう、サンキュー!そんじゃ次回は、錬金術師なんかが出て来るみてーだな。オラワクワクすっぞ!」
銀時「俺も活躍する予定だからしっかり見ろよお前ら」
次回「鋼の錬金術師」
ぜってい、みてくれよな!(^ω^)
追いついた