ご注文は魔法少女ですか?第17話
面白かったら、コメ、好評価よろです(^ω^)
第17話「襲いかかる、新たな刺客」
前回のあらすじ
界王「前回、リボーン達家庭教師と共に修行を開始したココア達、その修行の中で新たな力に目覚め始めていくココア達、果たしてこの先の彼女達の道には、何が待ち受けているのか。」
ココア「やっと、全ての修行が終わったね。」
チノ「久々に、帰れますね。」
リゼ「よし、今まで修行した分をこの先の戦いに活かしていくぞ!」
シャロ「リゼ先輩張り切ってますね。」
チヤ「それはそうよ、だって今回の修行で、新しい事がみんな見つかったでしょ、それを早く試したいのよ。」
マヤ「よーし、早く帰って、ホムンクルスやグールをぶっ飛ばそうよ!」
メグ「マヤちゃん、そんなに焦らないで。」
モカ「そう言えば、リボーンさん達は?」
ココア「修行が終わったから、自分達の世界に戻るんだって、また何かあったら来るとは言ってたよ。」
モカ「そうなんだ、でも結局お母さん達は戻って来なかったね。」
チノ「何処かで、この世界のバランスが崩れない為に抑えてるんですよ。」
シャロ「また、会えますよ、モカさん。」
モカ「それもそうね、じゃあ帰ろっか。」
ココア「あれでも、どうやって帰るの?」
マヤ「あ、確かに」
チノ「誰か転送できる魔法、覚えてませんか?」
リゼ「全く覚えてない。」
シャロ「私も。」
チノ「みんな覚えてないとなると、どうしますか。」
チヤ「あの〜、私連絡手段ならあるわよ。」
ココア「チヤちゃん、本当!」
チノ「じゃあ、誰かに連絡して、迎えに来てもらいましょう」
チヤ「あ、連絡ならもう済ませてるわ、もう時期に来ると思うわ。」
リゼ「誰が迎えに来るんだ?」
チヤ「ワイルドギースよ」
リゼ「あいつ、何か手段あるのか?」
チヤ「その辺は大丈夫だって、言ってたわ。」
リゼ「なら良いんだけど」
シャロ「ねぇ、何かこっちに来るわよ。」
チヤ「あ、噂をすれば」
ココア「大きいカラス?」
チノ「あんな大きいカラスがいる訳ないじゃないですか。」
マヤ「いやでもあれ、どっからどう見ても、カラスだよ、チノ」
メグ「あ、こっちに降りてくる。」
シャロ「誰が乗ってるわね。」
ワイルドギース「おーい、お前ら〜。」
ココア「ワイルドギースだ、おーい」
バサ、バサ
?「こいつらが、お前の言ってた、魔法少女達か?」
ワイルドギース「ああ、そうだ」
シャロ「か、カラスが喋った!」
ワイルドギース「ああ、紹介が遅れたな、こいつは俺の相棒クロだ」
クロ「よろしくな、お前ら」
チヤ「よろしくね、クロ」
マヤ「でっけ〜カラス、よろしくね。」
ワイルドギース「お前ら、話したい事があるから、早く乗れ。」
「はーい」
クロ「よーし、飛ぶからな、しっかり掴まってろよ、それ‼︎」バサバサ
マヤ「おお、空の上だ!」
メグ「凄い景色だね、マヤちゃん」
ワイルドギース「まぁ、楽しんでるのは良いんだか、話がある、よく聞いとけ。」
リゼ「そう言えばそうだったな、一体なんなんだ話って?」
ワイルドギース「お前らが、居なかった間街では、奇妙な奴が現れたんだ。」
チヤ「奇妙な奴?」
ワイルドギース「ああ、そうだそいつが、街に現れたから、グールやホムンクルスの数が急激に減ったんだ」
マヤ「なんだ良いことじゃん」
ワイルドギース「俺も最初良いことだなと思ったんだだか、数週間してそいつの事を聞いたんだ」
ワイルドギース「聞いた話では、そいつはただ食ってるだけじゃなく、そのグールやホムンクルスが出た人の体すらも食ってるんだ!」
マヤ「マジで!」
チヤ「そんな、人すら食べんだなんて」
ワイルドギース「使い魔を使ってそいつの事を調べたんだ、最初は魔物か何かだと思った、だがそいつは魔物の姿すらしていない、普通の人間の姿をしてたんだ」
チノ「人の姿をした魔物という事ですか?」
ワイルドギース「いや、そいつからは魔力は感じなかった、恐らく力は普通の人並みだ」
リゼ「恐らく?」
ワイルドギース「ああ、まだ分からんが、そいつから、嫌な予感を感じた。」
チノ「人の姿をした魔物という事ですか?」
ワイルドギース「いや、そいつからは魔力は感じなかった、恐らく力は普通の人並みだ」
リゼ「恐らく?」
ワイルドギース「ああ、まだ分からんが、そいつから、嫌な予感を感じた。」
ワイルドギース「このタイミングで、お前らの修行が終わってよかった、もう少し遅かったら、とんでも無い事になっていただろう。」
ココア「ねぇ、もしかして私達がその人の事を監視するという事?」
ワイルドギース「ああ、そうだ、だがもしもの時はそいつを倒してくれ」
チノ「え、浄化じゃなく倒すんですか!」
ワイルドギース「ああ、そいつはもう浄化仕切れない程の邪悪さがある、だから倒してくれる、俺からの話は以上だ」
ワイルドギース「もう少しで、街に着くからお前らちゃんと準備しとけよ。」
チノ「分かりました。」
数時間後・・・
ココア「あ、街が見えて来た。」
チノ「本当何日ぶりですかね。」
リゼ「ああ、全くだ」
ワイルドギース「お前ら、街に入ったら、気を抜くなよ。」
シャロ「え、何でよ。」
ワイルドギース「言い忘れたが、さっき言った奴は強いオーラを出してる、だから気を抜くなよ。」
チヤ「分かったわ。」
ワイルドギース「街に入る‼︎」
シュン!
ココア「いつもと変わらない街だけど」
チノ「そうですね、何か恐ろしい力を感じます。」
リゼ「さっき言ってた奴が近くにいるような感じだな」
ワイルドギース「いや、お前ら奴はいるぞ、目の前だ」
リゼ「何!」
ココア「あ、あそこ、ラビットハウスの前に人影がある‼︎」
チノ「もしかして、あの人影が」
クロ「おい、ギース近くに降りても大丈夫か?」
ワイルドギース「ああ、近くで頼む。」
バサ、バサ、バサ
?「やっと来たか。」
ココア「あの人がさっき言ってた人」
チノ「皆さん、気をつけてください。」
リゼ「ああ、危険な香りしかしない。」
シャロ「この前戦った、アリーアルサーシェス並みの危機を感じる。」
?「待っていたぞ、魔法少女」
チノ「私達の事を知ってるようですが、貴方は何者ですか、人の体をしてる割には、何か危険な力を感じますが」
マンモン「俺の名は、マンモン、魔法少女お前達を待っていた。」
チヤ「私達を?」
マンモン「そうだ、さぁ戦いを始めよう」シュン!
リゼ「来るぞ!」
ココア「ファイヤーソード!」ガキィン!
マンモン「ふむ、中々やるな、保登ココア。」
ココア「貴方、一体何者なの、人の体をしてるグール、それともホムンクルス?」
マンモン「グールではない、だが普通のホムンクルスとも違う、俺は完成されたホムンクルス」
ココア「完成された、ホムンクルス?」
マンモン「そうだ、俺は今までこの街に出現した、グールやホムンクルス、更にはそいつらが生まれた人の体を食べて力を吸収してた。」
チノ「何で、そんな事をしたんですか。」
マンモン「力が欲しかったからさ。」
リゼ「力が欲しいという事で、人の体まで食うとは、お前本当に人間か?」
マンモン「人間?違うな俺はもう人間ではない、悪魔最強の力を持った悪魔だ!」
チヤ「なら、私達が貴方を倒す!」
マンモン「無理だな、お前達のそんなちっぽけな力では無駄だ。」
マヤ「やってみないと、分かんないだろうが!」
マヤ「ウリャァーーー!」ドーーーン!
マンモン「こっちだ」
マヤ「は、早い!」
マンモン「ふん‼︎」
マヤ「ガバァ!」
メグ「マヤちゃん!」
マンモン「お前も、同じ様にしてやろう」
モカ「そうはさせない!」
モカ「ホーリーアロー!」シュン、シュン、シュン!
マンモン「ハァーーー!」
バーーーーン
モカ「な、矢を消した!」
マンモン「終わりだ、ハァッ!」ドン!
モカ「な、ウワァーー!」
リゼ「貴様、これでもくらえ」
リゼ「天風流、忍法、斬風!」シュドーーーン!
マンモン「やれやれ、その程度の技しかないのか?」
リゼ「何だと!」
マンモン「ただ、風としか思えんな」
リゼ「な、斬撃が混じってる斬風をまともに浴びてるのに傷が無いだと!」
マンモン「期待していたのに、しょうがないもう、片をつけてやる。」
マンモン「グワァ、ヌワァーーーー!」
シャロ「苦しみ始めた。」
チノ「何か出てきてますよ。」
ココア「黒い塊?」
リゼ「だが、何かやばいぞ!」
チヤ「そうみたいね。」
マンモン「ウォーーーー!」
マヤ「出て来てる、黒い奴がマンモンの体にくっ付いてく!」
メグ「だだの変身じゃないみたいだね」
モカ「恐らくあれは、今まで食べた、グールやホムンクルスの力の塊よ」
マンモン「アアアアアア!」パァーーン!
ココア「ま、眩しい!」
リゼ「光が消えてくぞ。」
シューーン
リゼ「一体何が起きたんだ?」
チノ「み、皆さんあれを!」
シャロ「何あれ!」
モカ「あれが、さっきのマンモンなの?」
マンモン「うーん、清々しい気分だ」
ココア「貴方、マンモンなの?」
マンモン「そうだ、俺の今まで蓄積してきた、グールやホムンクルスの力を凝縮した、力の塊を自分の一部にした。」
リゼ「何だと!」
マンモン「俺には、ある能力がある。」
マンモン「俺の能力は、人の感情、オーラ、様々な物を蓄積して吸収する能力だ」
リゼ「そうか、グールやホムンクルスは人の邪悪さや絶望によって生まれた存在だから、あいつはそれらを食って、蓄積してたんだ!」
マンモン「そういう事だ、まぁ理由は他にもあるだが、お前達に話す事でもない、だが貴様らは邪魔な存在だから此処で消す!」
ココア「なら、私達は、貴方を此処で倒す!」
ココア「ドラゴン、フェニックス!」
ドラゴン・フェニックス「おうよ!」
マンモン「聖獣か、だがそれだけでやれるのか?」
ココア「これだけだと思わないで、フレイムバスターソード!」
マンモン「ホゥ、剣の形が変わったか、少しは面白くなって来たでは、始めようか!」
チノ「ココアさん、私達も忘れないでください!」
リゼ「みんなで、あいつを倒すぞ。」
シャロ「はい‼︎」
チヤ「ココアちゃんだけに良い所持ってかれると嫌ですもん。」
マヤ「よーし、骸に教えて貰った、幻術を今お披露目するぞ〜!」
メグ「マヤちゃん、張り切ってるね。」
モカ「ココア、私達みんなでこの街を守りきるわよ!」
ココア「みんなぁ」
マンモン「ふん、正義のヒーローごっこは終わったか、では始めようか!」
ココア「さぁ、行くよ、みんなぁ!」
ココア以外「うん‼︎」
マンモン「魔法少女、貴様らは我々とって邪魔でしかないのだ、あの方のダーク様の野望の為にも、消し炭にしてくれる!」
リゼ「やれるものなら、やってみろ、ウィンドスナイパー!」
リゼ「くらえ、斬風弾」パァン!
マンモン「その程度の攻撃何ともないわ!」
シャロ「なら、」
チヤ「私達」
シャロ・チヤ「二人の攻撃ならどう!」
マンモン「何!」
シャロ・チヤ「グラビティサンダー!」シュドーーーン!
マンモン「グワァーーー!」
シャロ「よし、少しは効いたはず」
チヤ「シャロちゃん、油断は禁物よ。」
シャロ「分かってるわよ、ほら来るわよ!」
マンモン「己、貴様らー!」
マヤ「私もいるよ。」
マンモン「ハァーーー!」
マヤ「ポイズンウォール!」ドパァン!
マンモン「毒の壁だと!」
マヤ「へへ、どうよ!」
メグ「私だって、やってやるんだから!」
メグ「アイスニードル!」シュン、シュン、シュン、
メグ「毒のついた手に当てたよ。」
マヤ「メグ、ナイス!」
マンモン「グワァーーー!」パキパキパキ
マンモン「許さん、許さんぞ、貴様らー!」ドーーーン!
ココア「やばい何か来る!」
リゼ「お前ら、離れろ!」
17話完
次回予告
悟空「オッス、オラ悟空いやぁ〜、あのマンモンとかいう奴とんでもねぇー奴だな、一体あいつをどう倒すのか見ものだぞ。そんな次回はマンモンが更なる進化をするぞ」
次回「現る、強欲の悪魔の本性」
ぜってい、見てくれよな(^ω^)
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