第33話「心を求める者」

前回のあらすじ

界王「前回、ココア達魔法少女の前に最後の悪魔、性欲のセクシャルが現れた。セクシャルの魔法に次々とやられていく、魔法少女達、だか、モカだけは、天使の力で、その力に打ち勝ち、聖獣、シャイニングユニコーンが目覚め、セクシャルを撃破した」

魔界・・・

ダーク「とうとう、クルセスの送り込んだ、悪魔達が全てやられたか」

ヒュン！

ダーク「珍しいじゃ無いか、お前が私の元に来るなんて、ゼムナス」

ゼムナス「ダーク、今から私は魔法少女達の元に行く、奴らが我々の為にどの位役に立つまでに成長したか、試したくなった」

ダーク「そうか、分かった」

ゼムナス「では、行ってくる」シュン！

その頃ココア達は・・・

ココア「お姉ちゃん、ありがとう助かったよ」

モカ「良いのよ、私は仲間を守る為に当然の事をしたんだから」

チノ「でも、モカさんが居なかったら今頃私達、どうなっていた事か」

リゼ「ああ、全くだ。ああ言うタイプの悪魔とはもう戦いたく無いなぁ」

シャロ「そう言えば、今思ったら、みんな覚醒しましたね」

リゼ「確かにモカさんも最後の聖獣が目覚めたし、後は」

チヤ「魔界に行って、ダーク達を倒すだけね」

ココア「だね、でもどうやって行くの魔界に？」

リゼ「あっ、確かにどうする」

マヤ「青ブルマとか居ないから、私達じゃ、分からずじまいだね」

メグ「そうだね、困ったね」

ゼムナス「何かぁ、悩んでいるのか魔法少女達よ」

リゼ「こいつ、いつの間に！」シュン

チノ「どうやって此処に入り込んだんですか！」

ゼムナス「簡単だ、私は自分の力で、空間を移動する、ゲート開けるのだ、それを使って、魔界から此処まで来たと言うわけだ」

リゼ「そんな事より、お前前にも私達の前に現れた、ゼムナス！」

ココア「私達を倒しに来たの？」

ゼムナス「倒す為では無い、お前達がどれ程までに成長したのか気になってな、こうして現れたという事だ」

チノ「貴方は、試したいかもしれませんが、此処で倒します！」

チノ「濁流波！」ドーーン！

ゼムナス「ハァーーー！」

チノ「クゥ、受け止められた！」

ゼムナス「良い威力だ、魔力のコントロールも出来てる」

チノ「敵に褒められても、嬉しくありません」

リゼ「だったから、次は私だ！」シュン

リゼ「天風忍法、刃の風！」ヒュン！ヒュン！ヒュン！

ココア「リゼちゃんが、忍術を使ってる！」

シャロ「いつの間にあんな技を、でも、流石先輩ね」

リゼ「ウォーーーー！」

ゼムナス「ホゥ、風を此処まで使いこなせたか、となると刀の方もか」

リゼ「ああ、今からたっぷり見せてやる！」

リゼ「天風流、六の風、槍風！」ヒューーーン

ゼムナス「グゥア！」

ココア「やった、直撃したか！」

リゼ「いや、まだだ！」

ゼムナス「やれやれ、まさか武器を抜かせるとは、あっぱれだぞ魔法少女」

マヤ「レイザーソードだ」

リゼ「まさか、二刀流だったとはな、驚きだ」

ゼムナス「では、私も行かせて貰うぞ！」ヒュン！

リゼ「後ろ、そこだ！」ガキィン！

ゼムナス「良い反応だ、だが、ハァ！」ドーーン

リゼ「クゥ、なんだこの衝撃はな、ウァーーーー！」

ココア「リゼちゃん！」

リゼ「す、すまん、少しばかり油断した」

チノ「ココアさん、一人一人戦っても勝ち目はありません、此処はみんなで行きましょう‼︎」

ココア「うん！」

ゼムナス「ホゥ、全員で掛かってくるのか面白い、では少し場所を変えようじゃ無いか」パァーーン

ココア「何この光！」

チノ「ま、眩しい‼︎」

「ウァーーーー！」

謎の場所・・・

ココア「此処は街？」

チノ「そう見たいですね、でも人の気配が全く無い」

リゼ「不気味だな」

ゼムナス「ようこそ、存在しない世界へ」

シャロ「ゼムナス！」

ゼムナス「此処は、外の世界の者達に存在を忘れられた、悲しい世界なのだ。」

チヤ「忘れられた世界、そんな世界が有るなんて」

ゼムナス「信じられんのも無理は無い。だが、これは事実だ」

ココア「龍撃斬！」ヒューーーン

チノ「ココアさん！」

ゼムナス「ふん！」

ココア「そんな話より、貴方の本当の目的を言いなさい！」

ゼムナス「知っていたのか、流石だな、炎の魔法少女よ、良いだろ教えてやろう」

ゼムナス「私は、貴様らを試したいのでは無い、本当の目的は、貴様ら魔法少女の心だ」

ココア「私達の心？」

ゼムナス「そうだ、普通のハートレスや人の心では、キングダムハーツを完全に復活させる事は出来んのだな。だから、完全に復活させる為に、強く、希望に満ち溢れている、心が必要だったのだ！」

ココア「それで、私達を見つけて、心を奪おうと？」

ゼムナス「そうだ、だが初めて会ったお前達の心を使っても、意味が無いのでな、時間を掛けて、心を成長させたと言う事だ」

チノ「ダークと協力してるのも、芝居なんですね‼︎」

ゼムナス「残念ながら、芝居では無い、我々は本当に協力している、私の目的は、さっきも言ったとうり、キングダムハーツの完全な復活、キングダムハーツが復活しなければ、異世界の扉を出現させれ無いのでな」

ゼムナス「とりあえず、私の話は以上だ」

ココア「なら、尚の事止めるわ、貴方を倒して！」パァーーン

ココア「ドラゴン、フェニックス、レオン！」

ドラゴン「おう！」

フェニックス「此処に」

レオン「ひと暴れしてやるよ！」

ゼムナス「ホゥ、全ての聖獣を召喚したか。それで私を倒すのか？」

ココア「ゼムナス、忘れたの？魔法少女や聖獣は私だけじゃ無い事を」

ゼムナス「まさか！」

ココア「そう、今皆んな、聖獣を全て召喚してるのよ。そして、武器も」

ココア「行くよ、皆んな！」

「うん！」

ココア達「ハァーーー‼︎」ズドーーン‼︎

ゼムナス「此処で、敗れてなるものか、ウォーーーー‼︎」ズドーーン

ドカーーーン‼︎

ゼムナス「ハァ、ハァ、まさか、私が敗れるとはな意外だった」

ココア「ゼムナス、貴方もこれで分かったでしょ、心は集めるものじゃ無い、協力しあって、力を出すものだって事を」

ゼムナス「ああ、思い知らされた、お前達の言うとうり、協力とは、実に良いものだ、そうだろ、ダーク」

リゼ「なんだと！」

チヤ「ダークですって！」

ダーク「気付いていたか、ゼムナス。だが、お前がそいつらと戦っていたお陰で、心のエネルギーは回収出来た」

ゼムナス「そうか、では後は頼んだぞ、ダークよ」シュ〜ン

ダーク「ああ、任せておけ」

ココア「ダーク、此処で今、倒す‼︎」

リゼ「ココア、やめろ！」

フッ！

ココア「なっ、消えた！」

ダーク「今、お前達と戦う気は無い、戦うとしたら、魔界でだ。待っているぞ、魔法少女よ！」シュン！

ココア「ダーク！、クゥ逃げられた」

チノ「ココアさん、帰りましょう私達の世界へ、戻って魔界に行きましょう！」

ココア「うん！」

パァーーン！

シャロ「此処は、ラビットハウス、元の場所に帰ってきた！」

青山「皆さん、お帰りなさい」

リゼ「青山さん！なんで此処に？」

青山「師匠の命令で、皆さんをお迎えに参りました」

チノ「お母さんの、という事は」

青山「ええ、皆さん明日、魔界へ出発です！」

マヤ「いよいよか、楽しくなってきたね、皆んな！」

チノ「遊びに行くんじゃ無いんですからね、マヤさん」

マヤ「分かってるって」

青山「と言っても、まだ少し、時間が掛かるので、出発までの間の時間で、私達なりに出発前の前夜祭パーティーをやるので、そちらで時間を潰しましょう」

マヤ「やったーー、ご馳走が食べられる！」

メグ「もう、マヤちゃんたら！」

モカ「まぁ、元気かあるだけ良い方よ」

青山「では、皆さん館まで行きますよ」

チノ「あの、青山さんちょっと待っててください、ちょっと取りに行きたいものがあるので」

青山「分かりました」

数分後・・・

チノ「お待たせしました」

青山「それでは、皆さん、行きますよ」

「はい！」

完

次回予告

悟空「オッス、オラ悟空」

メグ「メグです」

悟空「次回は、ご馳走が出るんだって、オラも行きてーな、どんな飯が有るんだ！」

メグ「アハハ、そんな事より、次回は館に集められた魔法少女達、そこでは彼女を歓迎する、魔界出発前の前夜祭が開かれていた。そして、いよいよ魔界へ突入！」

次回「魔界突入」

絶対見てくださいね