2016-12-14 17:54:58 更新

概要

ある物が届いてから狂い始める鎮守府
艦娘達の提督に対する重たい愛・・・
様々な行動や誘惑で提督を手に入れようとする
果たして、提督は一体どうなるのか?


前書き

この作品は基本、提督が艦娘の誘惑に負けて
艦娘にあんな事やこんな事をされてしまう
「ふっざけんなよ!この究極の駄作品がっ!」
と言うレベルの物です
激しいキャラ崩壊とか暴力的だとか
ほんのちょっと過激な性的描写とか
突然の展開とか、色々あるけど
駄目な人はブラウザバックかそっ閉じ
大丈夫な人はそのまま本作をお楽しみ下さい。

基本は提督視点、たまに艦娘視点で書く事
あるから、そこんところ宜しく。


冒頭・謎の視線と過去と・・・



提督「・・・」ハイライトオフ


ズゾゾゾゾッ!

モグモグモグ……ゴクン


いつになっても終わらない

終わる日が見えてこない

ある日を境に、俺は時々

何者かの視線を感じる様になった

全てはあの日の始まりから・・・

















<●><●>









・・・ああ、今でも何処かで

俺は見られている、俺は狙われてる

今、執務室で食ってる蕎麦に味や食感が

全く感じられない。もう、何食ってるか分からん

仮にこれが飯でなかろうと執務中だろうが

休憩中だろうがお構い無しに見て来やがる





<●><●>




提督「・・・」


ズゾゾゾゾッ!

モグモグモグ……ゴクン


提督(チクショウ、誰なんだよぉ・・・もういい加減に止めてくれよぉ・・・)ポロポロ




・・・少し、過去の話をしようか

大本営からケッコンカッコカリの指輪と

書類一式が送り届けられたその日の話・・・

全ての原因はこの日が始まりだった・・・



―――――――――


「・・・そうか、ついにこの時が来たのか」


突然、大本営からある物が送られてきた

青い小さな箱と書類一式を見て嘆息し

小さな箱だけを机の中にしまい

重要な書類のみを手に取り、目を通していた

その後は椅子に寄り掛かり天井を仰ぎ見た

提督になって○年・・・その時が来たのだ。


ケッコンカッコカリ・・・

それは通常の練度が最高に達した艦娘に

一度だけ与えられる成長の延長線・・・

また、艦娘に一人の女としての幸せを

与える事が出来るシステムである・・・


ある者は前者の意味で使い、力を与えたり

ある者は後者の意味で使い、愛を捧げたり

使う者は人それぞれである

中には、ジュウコンとやらをやる強者や

ケッコンカッコカリの相手が決められず

頭を抱えて悩む者も多いとか

・・・実を言うと、俺も悩む者の一人である


青葉「司令官、どうかしたんですか?」


突然、青葉が天井から現れる

お前一体何者だよ・・・


提督「あ・・・いや、何でもない」


俺は急いで書類を机の中にしまった


青葉「さっき隠した物、なんですか?」


提督「何でもないよ、青葉」 


青葉「司令官、さっき隠した物を見せてください。さもないと青葉、司令官の事を徹底的に観察しますよ?」ハイライトオフ


提督(・・・)


明らかに危険な発言をする青葉・・・

コイツがこんな事を言うと本当に洒落にならない


コンコン…


こんなヤバイ空気の中、誰かが扉をノックする

俺と青葉は扉に顔を向けて首を傾げる


ガチャッ!!


衣笠「はーい!衣笠さんの登場よ!」


提督「衣笠?どうした?」


衣笠「提督、無理してお仕事してるんじゃないかと思って、心配して来ちゃった」


提督「あっ、ああ・・・いや、大丈夫だよ。仕事は間に合ってるさ、ありがとう衣笠」


衣笠「本当に?でも、もしお仕事が辛くなったら、私に頼るって約束してね。もう、無理して倒れる姿はあまり見たくないんだ」


胸に手を当て、ちょっと泣きそうな顔で

じっと見つめてくる衣笠・・・申し訳ないです


提督「・・・善処します」


俺は衣笠にたくさん迷惑をかけた

まあ衣笠だけでなく、そこに居る青葉や

多くの艦娘達にもかなり迷惑をかけてきた


ただ単に仕事の要領が悪いだけなのだが

それでも、皆は出来の悪い俺を見捨てなかった


無理して仕事をやって倒れた事は何度もある

その度に多くの艦娘に嫌と言うほど

説教を食らった・・・色々とキツかった。


衣笠「約束だからね?提督の重荷は私も背負って、提督の負担は減らすつもりだから、それだけは忘れないでね、提督」


少し頬を赤く染めて、はにかむ衣笠


提督「あっ、ああ・・・分かった」


俺はそんな衣笠の表情にどぎまぎしていた

その、不意打ちと言うか・・・

あまりの可愛さに言葉を失った


青葉「司令官?何、鼻の下伸ばしてるんですか?」


ヤバイ、青葉が更にご機嫌ななめに・・・


提督「お、おぉう・・・悪い」


衣笠「なーにー?青葉、妬いてるの?」


口元に手を当ててニヤニヤと笑う衣笠

おいバカ止めろ、煽るな


青葉「別に、妬いてなんかないし」プイッ


あー、更に機嫌が・・・空気がね、ヤバイ


衣笠「じゃあ、衣笠さんが提督にこ~んな事しても、何とも思わないよね?」


そう言って腕に抱き着いて密着する衣笠

あぁ・・・腕に柔らかい触感が・・・


青葉「はっ?」イラッ


衣笠「ふふーん」ニヤニヤ


ますます場の空気が悪くなります

止めてくれ、マジで。俺の負担がだな(略)


――――ブツッ!


青葉「・・・図に乗んなよ?ガサー」


衣笠「あっ?」イラッ…


ゴゴゴゴゴ……


…まぁ、そうなるな(使い勝手良いよねコレ)


じゃなくて!!


提督「二人とも、喧嘩はやめてくれよ。な?」


青葉「すみません、司令官・・・」


衣笠「ごめんね、提督・・・」


青葉(司令官のおかげで命は助かったね、ガサー)

衣笠(良かったわね、提督に助けてもらえて)


提督「分かってくれればそれで良いんだ」


正直、仲裁しないと後がヤバイ

執務室も俺も鎮守府全体も・・・崩壊する

しかし、ホッとしたのも束の間・・・


青葉「ところで司令官・・・」


提督「ん?」


青葉「この件についてはどうするんです?」


⊃ケッコンカッコカリについての書類


提督「っ!?」


俺は慌てて机の引き出しを開ける・・・

どこにも無い・・・だと?

馬鹿な!?コイツ、いつの間にっ!?


衣笠「なになに?ケッコン・・・カッコカリ?」


提督「あっいや、その・・・」


青葉「もちろん、青葉とですよね?司令官」


衣笠「えっ・・・?提督・・・?」


提督「その、だな・・・」


衣笠「ねえ、提督・・・ケッコンは私を選んでくれる・・・よね?」


青葉「なに言ってるの?ガサー。司令官は青葉の司令官なんだから、当然選ぶのは青葉に決まってるじゃない」ハイライトオフ


衣笠「青葉こそ、さっきから青葉の青葉のって言ってるけど、司令官は青葉のじゃないでしょ?」ハイライトオフ


青葉「はっ?」


衣笠「あっ?」


青葉・衣笠「「・・・」」ゴゴゴゴゴ


二人とも期待の眼差しをこちらに向けた後に

お互い、顔を合わせて睨み合う・・・

…まぁ、そうなるな(二回目)

そして激しい口喧嘩が始まった・・・

救いなのは艤装しなかった事


ただ、口喧嘩のタイミングが悪かったのか

このケッコンカッコカリの話が

別の艦娘に伝わり(恐らく内容が駄々漏れ)


そこから更に別の艦娘に伝わり

もう鎮守府全体に伝わったとか何とか・・・


多分、これが最大の過ちだったのだと思う

ケッコンカッコカリの話さえ無ければ

こんな事にはならなかったのかも知れない



――――――


蒼龍のち視線、時々・・・



鎮守府にケッコンカッコカリの噂が広まって

2、3日くらい経ったくらいの日の朝・・・

俺は着替えて自室を出て執務室へと向かい始める


―――――――――


しかし、自室を出た途端・・・


タッタッタッタッタ…


提督「ん?」


ガバッ!…ドゴオッ!


提督「ぐっふぅあぁ!?」


振り向き様に横から強い衝撃を加えられた

踏ん張れず倒れて後頭部強打!!痛ぇ・・・


蒼龍「おっはよ~!提督♪」


提督「ぉぉ・・・おはよう」


犯人はテメェか、蒼龍・・・痛ぇじゃねーか

今、腹に当たってる柔らかい触感よりも

受けた衝撃で強く打った後頭部の痛さが勝ってる

柔らかいのを当てられても喜べない、頭痛い。


提督「お前、駆逐艦みたいな事するのな」


おかしい・・・蒼龍がこんな事をするなんて

よくちょっかいを掛けて来る蒼龍だが

こんな体当たりして押し倒してくると言う

ちょっかいの掛け方なんて普段してこないのだ


蒼龍「だって・・・こうでもしないと他の娘に提督取られちゃうじゃん・・・」ボソッ


提督「何か言ったか?蒼龍」


俺の胸に顔を埋めて何か呟いてるが・・・

ハッキリ言って聞こえない。

コイツ・・・一体何を呟いた?


蒼龍「何も言ってないよ」


提督「・・・そうか」


蒼龍「それよりも提督・・・」


提督「ん?」


蒼龍「おはようのキス・・・しよっか?」


提督「」


はっ?今コイツ何つった?

スマンよく聞き取れなかったわ

・・・つーか、何どさくさに紛れて

マウントポジション取ってんだ

身動きが取れんだろ


蒼龍「ん~・・・・・・」


やがて俺に覆い被さり、頬に手を添えて

目を瞑り顔を近付けて来る蒼龍・・・

おいおいおいおい待てコラ

サービス良すぎじゃないですか?蒼龍さん

貴女、そう言うキャラでしたっけ?


提督「・・・っ!」(えぇい、ままよ!!)


目を瞑り受け入れの準備・・・は出来てないが

まあ、一応目を瞑って自棄にはなる

そして・・・














蒼龍「・・・ぷっ」クス


提督「・・・?」


何が起きてるか分からない・・・

片目だけ開いて見ると蒼龍が

唇が触れるか触れないか

ギリギリの所で寸止めして笑っていた

そして顔を離して・・・


蒼龍「あはっ♪引っ掛かった引っ掛かったぁ♪」


提督「」


これ以上に無いくらい満面の笑みの蒼龍

このやろう・・・男心を弄びやがった


蒼龍「も~、提督ったらかぁわいいんだから♪」


ウインクしながら俺の口に人差し指を当てる蒼龍

腹立つわぁコイツ・・・いつもの蒼龍だけど

スッゲェ腹立つわぁ・・・かなり来たなコレ

でも怒鳴らないし暴力も振るわない、絶対に。


提督「・・・」


蒼龍「・・・提督、怒った?」


提督「・・・どけ」


俺は蒼龍に冷たく言い放った

からかうには、流石に度が過ぎてると思う


蒼龍「あっ、うぅ・・・」


涙目でこちらを見て全く動かない


提督「執務室に行かねばならん、どいてくれ」


蒼龍「・・・」


俯いてゆっくりと俺から離れる


提督「・・・」


蒼龍が離れた後、俺は執務室へと向かった

怒鳴らないし暴力も振るわないとは確かに言った

だけど、怒らないとまでは言ってない。

俺は何でも許せるほど良く出来た人間ではない


蒼龍「・・・待って」ボソッ


提督「・・・」


待ってやる必要は無い、俺もそうだが

蒼龍には少し頭を冷やしてもらおう

反省の意味も込めて・・・


蒼龍「提督、待っててば!」


タッタッタ……ガバッ!


提督「っ!?」


蒼龍が駆け寄って俺の前に回り込み

突然、抱き着いて来た・・・


提督(・・・今度は何だ?)


正直、からかわれるのは勘弁してほしい

あんなのを立て続けにやられたら

流石に冷静ではいられずに殴るかも知れない


急に抱き着いて上目使いしてきたと思ったら


蒼龍「んっ・・・」


……チュッ


提督「っ!!?」


突然、蒼龍がつま先立ちになってキスをしてきた


蒼龍「んふっ・・・ジュルル・・・ゴク」


口を抉じ開け、舌を入れて口の中を掻き回す

舌を器用に使って口の中の唾液を啜り飲む

すると突然、蒼龍が俺の腕を掴み誘導して

自身の胸に手を押し当てた


蒼龍「あんっ!・・・ふふ、んっ・・・チュッ、チュル・・・レロレロ・・・チュパ」


ディープキスをしつつ、蒼龍は

誘導して胸に押し当てた手にそっと

自分の手を添えて軽く動かす

これは、ジェスチャーで揉んでと言っている

(ようなもの)


モニュ……ムニュムニュ……


俺は・・・蒼龍の誘惑に勝てなかった

手をゆっくりと動かし、蒼龍の胸を優しく揉んだ

大きくて柔らかい・・・けど、弾力があって

凄く触り心地が良い・・・夢中になるくらい


蒼龍「んんっ!んっ、んあっ・・・気持ち、良いよぉ・・・提督ぅ・・・もっと、揉んで・・・んっ、そう。嬉しいなぁ・・・あっ・・・提督、好き・・・大好き・・・んっ、チュル・・・イジワルして・・・んむっ、チュッ・・・ごめんなさい・・・はむっ・・・チュッ、チュル・・・」


スイッチが入ったのか、おねだりして

俺の首に腕を回し、更に密着してキスをしてくる

それからと言うものの、蒼龍は恍惚とした表情で

俺の口の中を夢中でかき混ぜて唾液を舐め取り

それを美味しそうに飲んでいた

俺はと言うと、ただ単に蒼龍に身を委ねていた


蒼龍「んくっんくっ・・・ぷはぁっ!」


やがて、長い長いキスが終わると

蒼龍は顔を離す、すると俺と蒼龍の口の間に

銀色の架け橋が出来て、ゆっくりと崩れ落ちた

その後は蒼龍が後ろへとゆっくりと離れた


蒼龍「んっ、えへへ・・・提督、大好き」


これ以上無いくらい満面の笑みでそう言った


蒼龍「私ね、待ってるから・・・提督が指輪を持って私の所に来てくれるの、ずっとずっと待ってるから!」


凄く期待した眼差しを向けて告白してくる


蒼龍「じゃあ、また、ね・・・」


そう言って更に頬を赤く染め、軽く手を振り

恥ずかしそうに小走りで去って行った


提督「・・・」


蒼龍が去った後、俺は執務室に向かい始めた


やってしまった・・・。誘惑に負けて

蒼龍に身を委ねてしまったとは言え

俺はなんて事を・・・・・・。









<●><●>




提督「っ!?」バッ!


廊下を歩いていると、突然

後ろから気配と言うか、視線を感じて

振り返ってみたのだが・・・





・・・誰も居なかった。


提督(一体・・・何だったんだ?)


辺りを軽く見渡すが・・・やはり何も無い


提督(気のせい、か?)


俺は前に向いて執務室へと歩み始めた・・・







(提督に抱き着いた・・・提督とイチャついた・・・提督とキスした・・・許さない・・・許さない許さない許さない!・・・提督は他の誰のモノでもない、提督は私のモノ!私だけのモノなの・・・提督は誰にも渡さない!)ギリィッ!



―――――――――


自室にて・・・


蒼龍「た、ただいま・・・」


飛龍「あっ、蒼龍。お帰り~、何処行ってたの?」


蒼龍「うん、ちょっとね・・・」


飛龍「・・・蒼龍?顔が赤いけど、大丈夫?」


蒼龍「あっ、うん大丈夫大丈夫・・・」


飛龍「?それなら、良いけど」


突然、ベッドに倒れ込みうつ伏せになる蒼龍


蒼龍(キスしちゃった、提督と・・・)


先程の出来事を思い出し、顔を更に赤らめ

人差し指を軽く咥えて恍惚とした表情をする


飛龍「っ!?」


蒼龍(提督、私の所に来てくれないかなぁ・・・提督とケッコン・・・したいなぁ)


どうしたら提督は自分を選んで

ケッコンしてくれるのか、その方法を考える


飛龍「ね、ねぇ蒼龍・・・具合悪いんじゃないの?本当に大丈夫なの?」


蒼龍「大丈夫だって」


再び枕に顔を埋める、そして頬擦りする


飛龍(何か、いつもの蒼龍じゃないんだけど)


蒼龍(提督の赤ちゃん欲しいなぁ)ハイライトオフ


どうすれば自分を選んでくれるのか・・・

と言う考えから、脱線して

何かよからぬ妄想を抱いていた・・・


蒼龍「ふっ、ふふ・・・ふふふふふ・・・」


飛龍「・・・」(一体何があったの?)


蒼龍(いつか、提督が私をたくさん愛でてくれて、そして提督の子供が出来て幸せな家族を築いて・・・それでそれで・・・)


もはや蒼龍の瞳に光など無い

あるのは提督に対する執念と独占欲のみである

そして、頭の中では提督と家族になり

幸せな毎日を過ごしている世界を想像していた


蒼龍はケッコンカッコカリに関しては本気だが

飛龍は、一応ケッコンカッコカリの噂は

耳にしているが、興味が無い訳では無い

まあ、偶然自分が選ばれればそれも良いかな

と言った程度である。


―――――――――


提督「っ!?」ゾクッ!


提督(なんだ、今の寒気は・・・?)




鈴谷と視線と狂気と・・・



蒼龍の誘惑に負けてしまったとは言え

あんな事をしてしまうとは・・・

俺は激しく後悔した・・・


何故、振りほどけなかったのだろう?


そう思うばかりだ・・・

あれこれと悔やんでいる内に

執務室に着いた俺は、早速中に入り鍵を掛ける

重要な場所だからな、開放的なのは不味いだろ


その後に椅子に座って書類に手を・・・出さず

机の引き出しの中の、ある書類と箱を

一度睨み、閉まってから考え事を始めた・・・

たかが・・・と言ったら失礼なんだろうが

こんな物で各鎮守府が乱れていると聞く

大本営は一体何を考えているのだろうか?


サスリサスリ……


中には上手くやってる所もあるらしいのだが

一部では、嫉妬やら何やらで殺人や

鎮守府が崩壊した等と言う噂も聞く・・・


ジーッ……


一人・・・或いは複数と絆を深めた結果が

その様な事態になるなど世の中とは怖いものだ


シコシコシコシコ……


・・・と言うか、さっきから股間に違和感を

感じる・・・机の下に何か居る・・・誰だよ?


「はむっ、ん・・・んむ、ジュル・・・チュパ・・・んっ、チュウゥゥゥ・・・レロ、チュ・・・んん、ヂュルルル・・・」


提督「うぐっ!?」


――――――


執務室の窓が見えるとある穴場から・・・


「アレは・・・提督?天井なんか見てどうしたんだろ?」


――――――



提督「うっ・・・くっ、あぁ・・・」



弱点を把握してるのか随分と舌使いが上手い事





・・・じゃなくてっ!何やってんだよ




提督「鈴谷あぁぁっ!」


鈴谷「ん、んむっ・・・ヂュルルル・・・ふぇいふぉく、ひぃーっす・・・んんっ、チュルル・・・レロ、チュパ・・・」


プチッ…プチッ…シュルシュル……パサッ


鈴谷にガッチリと下半身をホールドされてます

しかも、鈴谷が服を脱ぎ始めてます・・・

と言うか、こんな所誰かに見つかってみろ

戦争だ・・・戦争が起こる・・・消えるぞ

俺も鈴谷も、この鎮守府も、何もかも・・・。


鈴谷(あっ、先っぽから我慢汁出てきた♪)


鈴谷「んふ・・・チュルル、チュパ・・・レロレロ・・・はむっ、チュウゥゥゥ・・・コク」


けど、鈴谷に抵抗出来ない・・・

鈴谷の頭を抑えても、力が入らず

咥えられ舐められしゃぶり尽くされて・・・

俺はただ、鈴谷にされるがままだった

やがて・・・


提督「ぐっ!!」(で、出る!)ビクンッ!


ドピュッ……


鈴谷「んぐっ!?」ビクッ


ビュルッ!ビュクビュクッ!ドプドプドプ……


鈴谷「ん、ゴク・・・んふっ、ん・・・ゴク・・・ゴク・・・んんっ、コクンコクン・・・んっ、チュウゥゥゥ・・・コクン」


鈴谷(ダメ・・・提督の精液、スッゴく美味しい・・・クセになっちゃうじゃん・・・んっ、もうちょっとだけ頂戴、提督・・・)


我慢出来なくなった俺は

鈴谷の口の中に欲を吐き出した

鈴谷はと言うと、うっとりとした表情で

ガッチリと俺にしがみつきながら

精液を一滴も溢さず、喉を鳴らして飲み干し

尿道に残ってた精液を残らず吸い取って飲んだ


鈴谷「・・・提督、気持ち良かった?」


机の下から出てきて、鈴谷が立ち上がって

見下しながら訪ねてきた


――――――


「アレは・・・?」


「!!」


「なんで鈴谷が執務室に?しかも裸で・・・」


「・・・そっか、そう言う事か。」


――――――


提督「・・・っ」メソラシ


正直に言えば、凄く気持ち良かった・・・

でも、それを答える訳にはいかない

寧ろ答えてはいけない。何故ならそれは・・・


鈴谷「気持ち、良かったみたいだね、提督・・・じゃあさ、今度は鈴谷のおっぱいに挟まれて、もう一回どっぴゅんしたくない?」


こうして鈴谷が増長するからだ

出来ればこう言った事は避けたいのだが

鈴谷は俺の主砲をしっかり握って上下に扱き

上目使い、しかもエッロイ顔で誘惑してくる


提督「・・・」


<●><●>


提督「っ!?」ビクッ!


何だ!?また、なのか・・・っ!?


鈴谷「ねえ、提督・・・続き、シよ?」


正直に言えば、して欲しい

鈴谷の胸でイカされたい・・・

だが、ここで選択肢を『はい』にしてしまうと

分かるだろ?・・・だから俺は




提督「もう良い・・・鈴谷」


ゆっくりと鈴谷を引き離す

(アレをきちんと閉まって、ズボンのチャックを閉める事も忘れない・・・)


鈴谷「・・・えっ?」


鈴谷「なん、で?提・・・督・・・」


提督「鈴谷・・・これ以上はマズイ」


鈴谷「別に良いじゃん・・・続きをしても。なんで拒むの?ねえ、なんで?提督」ハイライトオフ


ゆっくりと、鈴谷が距離を詰めてくる


提督「・・・」


理由はあるけど、答えられない・・・

上手く説明出来ないし、鈴谷を納得させられない

だけど、どうしてもそれだけは譲れない


鈴谷「提督、鈴谷の事キライ?」


提督「嫌い・・・ではない」


鈴谷「じゃあ・・・なんで?鈴谷は提督の事、好きなのに・・・誰よりも大好きなのに」


提督「・・・」


鈴谷(こうでもしないと、提督・・・他の誰かに取られちゃうじゃん・・・そんなのイヤ!提督は・・・提督は鈴谷だけのモノなんだから!提督の一番は鈴谷だけで十分・・・)


鈴谷「だから・・・だから鈴谷は・・・っ!」


目の前で鈴谷が立ち止まった


提督「・・・鈴谷」


鈴谷「ねえ、提督・・・鈴谷と赤ちゃん作ろうよ。赤ちゃん出来て、既成事実になっちゃえば提督は、一生鈴谷のモノだよね?」ハイライトオフ


突然、前に倒れ込み俺に寄り掛かると

耳元でそんな恐ろしい事を囁いた・・・

コイツ・・・なんて事を


鈴谷「じっとしててね提督、すぐに済ますから」


イカン!これを許しては・・・


提督「鈴谷・・・悪いっ!!」ドンッ!


鈴谷「キャッ!?」ドサッ…


俺は急いで立ち上がり、執務室を後にした


………………。





鈴谷「・・・ヒドイなぁ、提督。鈴谷を突き飛ばして逃げるなんて・・・でも、良いよ。許してあげる・・・だって、最後はどうせ鈴谷のモノになるんだし・・・提督が誰とナニしようが、最後は鈴谷が全部奪うんだから・・・提督は誰にも渡さない、提督は鈴谷だけのモノ・・・提督、鈴谷と一生二人きりだよ。ふ、ふふふ・・・ははは・・・あははははは・・・あっははははははははははははははっ!!!」



誰も居ない執務室で

目を見開き、高笑いをする鈴谷

その目は深く澱んでいて光など無かった




――――――


(鈴谷・・・許さないっ!!)ギリィッ!


何者かは強く唇を噛んだ

それも、血が滲み出る程に

その者もまた、目に光など無い


――――――



自室と朝食と・・・



執務室から慌てて逃げ出した俺は

突き飛ばしてしまった鈴谷に心の中で謝り

行き先も無く、ただ逃げ回っていた・・・


あのまま執務室に居れば、取り返しの

つかない事になっていたかも知れない


それにしても・・・




グウゥゥゥッ……


提督「腹が減ったな・・・」


そう言えば、飯食ってねぇな・・・

でも、食堂には行かない、行きたくない

艦娘達の視線が怖い、空気が怖い、何もかも怖い

・・・自室で何か食べるか


――――――


自室に入ると俺は、身の安全の為

扉に鍵を掛けておく。怖いじゃん、今の艦娘達

さて、そう言えば艦娘達には内緒で

隠してあるカップ麺があったな、アレを食おう


――――――


ズゾゾゾゾッ!

モグモグ……ゴクン


ズゾゾゾゾッ!

モグモグ……ゴクン


提督「うめぇうめぇ!たまんねぇな、オイ!」


流石は●王!貴様が天を握る事はないとか

生意気言ってスンマセンっしたーっ!!

貴方はもうこの業界の覇者です、はい!



カチカチ……カチャン……キィィィッ……パタン…カチッ


「ふふっ」ハイライトオフ


ズズズズズ……


提督「・・・ふぅ」


・・・・・・なーんて

馬鹿な事をやってる場合じゃあ無いわな

ただ、●王はマジで旨いと思う

覇者かどうかは置いといて


ズゾゾゾゾッ!

モグモグ……



ヒタ…ヒタ…ガバッ!……ムニュン


「て・い・と・く♪何、食べてるんですか?」


提督「ぶはっ!?」ビクッ!


な・・・に・・・?


今の状況を説明しよう

俺が●王を堪能してる最中に何者かが

部屋に侵入してきて背後から密着してきた

馬鹿な、確かに鍵は掛けた筈なのに・・・

艦娘が何故ここに!?何が起きているんだ


「提督、こんな物食べてはいけませんっ!!」


背中に柔らかい触感が無くなったかと思えば


バチィンッ!


バシャッ!…ボトッ……


提督「っ!!」


後ろから伸びてきた手が俺の持ってる

カップ麺の覇者を強く叩き落とし・・・


提督「何しや・・・っ!!」


大鯨「はい?」ニタァ


提督「・・・っ!!」ブルッ!


マズイ・・・コイツ、目がヤバイ!

しかも、歪んだ笑みを浮かべてやがる!!

背後は壁、しかも窓がない

正面に脱出口、それと艦娘が一人・・・

やるか?やってみるか!?よし、やるぞ!


大鯨「提督のお部屋、汚しちゃいましたね。今からお掃除して美味しい物を作ってあげますから待っ―――」


大鯨が出入り口付近にある

掃除道具を取りに行った瞬間


提督「うおおぉぉぉぉっ!!」


俺は雄叫びをあげて大鯨に突っ込む

俺はやらねばならない・・・

例え艦娘を傷付ける事になろうと

それによって心が痛む事になろうと

しかし・・・


ガッ!ドサッ…ガシッ!!グググッ……


提督「ぐわあぁぁっ!?」


そんなに甘くはなかった・・・


大鯨「もう、危ないじゃないですか提督」


そんな、馬鹿な・・・こんな事って・・・

心が痛む・・・それを承知の上で

俺は大鯨を突き飛ばして逃げようとした

だけど、大鯨は軽く避けた後にすぐ足払いをし

あっと言う間に俺を組伏せた・・・


大鯨「提督は悪い子ですね、これは教育し直さなきゃいけませんね・・・」ボソッ


グググググッ……


更に関節を極めてくる・・・かなり痛い


提督「あがっ、ぐぅ・・・っ!」


ミシッ……


大鯨「本当は提督をこうして痛め付ける、なんて真似はしたくないんです・・・。でも、提督がおイタしないよう、こうやって体で分からせるしか無いんです!ごめんなさい!」ググッ


ミシミシミシ……


提督「かはっ!」


大鯨「ですが安心してください、絶対に折ったりはしませんから。抵抗出来なくなる程度に抑えますから」


徐々に力を込めたり抜いたりと

上手く調整し間接を極め続ける大鯨

暫くそれが続けられている内に

俺は意識を手離してしまった・・・


大鯨「気を失ったのね・・・。じゃあ、目を覚ましたら暴れられない様にしないと・・・」


カチャン……


何処から出したのか分からない手錠に掛けられ

大鯨にいとも簡単に提督を拘束した・・・




束の間の悪夢



ここは・・・何処だ?俺は・・・確か大鯨に

・・・うっ!頭が・・・


「いつまで寝てるの?起きてよ・・・ねぇ」


なんだ?・・・声が・・・


「起きろって言ってるでしょ!?」


バキィッ!


「がっは・・・ぁぁ・・・」


「ふふふ、良い声・・・」


突然、誰かに殴られた・・・

よく見ると・・・コイツは・・・大鯨?


「ーーーーーっ!?!?」


更に連続で殴られた・・・

なんで・・・なんでこんな真似を・・・


「無様ですね!所詮人間ごときじゃあ、艦娘に勝てないと言うのに・・・逆らうからこうなるんですよ!!あっはははははっ!!」


「ほら、もっと良い声で啼きなさいっ!」


そう言って容赦なく暴力を振るう

鳩尾を踏みにじり、顔面を踏んだり蹴ったり

手加減など一切感じられなかった


「あぐっ!かはっ・・・ぁ、ぁぁ・・・」


「あぁ、たまんない・・・その顔、もっと見せてくださいよ。て・い・と・く♪」


恍惚とした表情をこちらに向ける

・・・これが大鯨なのか?本当の・・・

じゃあ、俺の知ってる大鯨は・・・?


「・・・けて」


「はい?」


「・・・・・・くれ」


「聞こえませんねぇ、何を言ってるのかしら?」


顔面を踏みにじる大鯨・・・

それでも俺は求める


「たす・・・けて、くれ・・・」


「はっ?」


「助けてくれえぇぇぇっ!!」


「・・・・・・」


「だれか・・・誰か助けてくれ!!」


「何言ってるんですか?貴方・・・」


「もう嫌だ!こんな・・・こん―――」


俺は誰かに助けを求めた

正直こんなの耐えられない!

誰でも良い、誰か助けて欲しかった

・・・しかし、俺が助けを求めたのが

気に食わなかったのか、大鯨は

徹底的に俺を痛め付けた


「ーーーーーっ!!」


「貴方が上げていい声は悲鳴だけなんですよ?何、助けなんか求めちゃってるんですか?誰も貴方なんか助けませんよ、無力で無能で役立たずな人間風情の貴方なんかに、ね・・・」


「それが分かったなら啼きなさい!さぁ、私が満足するまで!たっぷりと可愛がってあげますよ」


・・・この後、俺はひたすら大鯨に

殴られ蹴られ踏まれと散々な暴力を受けた



大鯨と拘束と料理と・・・



提督「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


提督「はあ・・・はあ・・・はあ・・・はあ」


い、今のは・・・夢・・・!?

なんて夢を見ちまったんだ・・・

俺は乱れてる呼吸を整えようと

ゆっくりと深呼吸をした


――――――


提督「・・・ふぅ。」


漸く落ち着いた。


そして手足を動かそうとすると


ガシャ……


提督「・・・」(無理か)


腕は後ろに回され手錠で拘束

足は何か布・・・いや、これは服か?

とにかくそんな物でガッチリと縛られてる

どうしようもないので辺りを見渡す・・・

ここは・・・間違いなく俺の部屋ではない

それはすぐに分かった・・・だが、ここは?


「ふ~んふ~んふふ~ん♪」


・・・何やら部屋の奥から鼻歌が聞こえる

やはり大鯨なのだろうな・・・

それ以外の可能性も考えてはいるが

確率としては大鯨が一番高い


どうする事も出来ない俺は、大人しくしていた

何とかなんねぇのかよ!なんて喚かない

何とかなってるなら既に何とか出来てる

・・・流れが来るのを待つしかあるまい

最悪、このまま大鯨と・・・なんて事も有り得る

大鯨と、か・・・それも良いかなとも思った

こんな形でなければ、の話だが・・・


「て・い・と・く♪お待たせしました」


提督「」


スタスタ……コトッ


俺は絶句した。大鯨が来た事に対してではない

今の大鯨の格好に、だ・・・

料理の乗ったお盆をテーブルの上に置いた

大鯨の姿は・・・


大鯨「あの、私…こう言うの、着てみました。どうでしょうか?」モジモジ










・・・・・・裸エプロンだった。


男なら気になる、もしくは好きな異性に

やってもらえれば誰しもが興奮するであろう

伝説の憧れてしまう衣装・・・


しかし、俺は興奮していない

理由は簡単、状況が状況だけに危機感を覚え

自分でも驚くほどに冷静だった・・・

単にそれだけである


もし、こんな状況じゃなかったら

他の艦娘にどんな目で見られようと

俺は大鯨に落ちていた・・・間違いなく


大鯨「あの、提督?やっぱり、変ですか?」


俺は何も答えなかった・・・

正直に言えば変じゃないさ

似合ってるし可愛い

・・・だけど、それを口には出来なかった

口にしてしまえば最後、後戻り出来なくなる

そんな気がしていた・・・。


大鯨「・・・やっぱり、変ですよね」


大鯨が落ち込んでほんの少し涙を流す・・・


提督「・・・」フルフル


大鯨「っ!!提督・・・」パアァァァッ!


・・・何やってるんだよ俺ぇぇっ!?!?

口では言えないからって

首を横に振って答えた挙げ句

それで大鯨を喜ばせてどうするんだ!?

いくら冷たく出来ないからって

艦娘を泣かせたくないからって

いくらなんでも甘過ぎだろ!?

何考えてんだよ、俺!?死ね!

今すぐ死んでしまえ、俺!!


…ガバッ!


大鯨「~♪」ギュゥゥ


突然、大鯨が抱き着いてきた

…まぁ、そうなる・・・のか?

あぁ・・・大鯨から柔らかい触感と良い匂いが

・・・じゃなくて、ヤバイんじゃねぇの?これ


提督「なあ、大鯨・・・その、料理が・・・」


大鯨「ハッ!?ごめんなさい提督!今すぐ食べさせてあげますね!」パッ!


ナ~イス俺!空腹で良かった~!助かった

・・・ん?

『食べさせてあげる?』


大鯨「はい、提督。あ~ん♪」スッ


…まぁ、そうなる・・・なったらいかんよ!?


提督「・・・自分で食べさせてくれないか?・・・その、恥ずかしい・・・」


これ、真面目な話。本当に恥ずかしい。


大鯨「・・・イヤでしたか」


うるうると目に涙を溜めて上目使い

・・・ごめんなさい、もう無理です


提督「・・・大鯨、ごめん。食べさせてくれ」


大鯨「提督・・・はい、喜んで!」


俺はその後、大鯨にひたすら食べさせて貰った

よく味わって食べてくださいとか

熱いから気を付けてくださいとか

そんな事を言われながら次々と

口に運ばれて行くと・・・


ドゴーンッ!!


提督「っ!?」


「やっぱり・・・嘘だったんだ・・・」


なんだなんだ!?急に扉が吹っ飛んだぞ!?

おい、誰か状況を説明してくれ!頼む!!


大鯨「・・・」


「提督さん、部屋に居ないからまさかとは思ったけど・・・そう言う事なんだ・・・」


爆風の中からゆっくりと何者かが歩み寄ってくる


提督「ずい・・・かく・・・?」



瑞鶴「・・・許さない」ハイライトオフ


一体何が起こっているのか俺には全く分からない

ただ、今の状況を把握するなら

瑞鶴の声が低く、また目に光は無い。

とてつもない怒りの表情で殺意を放ってる


・・・正直、洒落にならんな。


大鯨「あら、私は『嘘』は吐いてませんよ?」


瑞鶴「・・・そんな事はどうでも良い、提督さんを返して・・・私の、提督さんをっ!!」


ゆっくりと弓を構えた後、力一杯引っ張る

マズイ、これは本当にマズイ!


提督「瑞鶴!まずは落ち着いてはな―――」


瑞鶴「提督さん、待っててね。今すぐその女から助けてあげるから・・・」


とんでもなく冷たい笑みを浮かべながら

こちらに目を向ける瑞鶴

クッ!なんて事だっ!話す気さえ無いのかよ!


瑞鶴「さぁ、まずは提督さんを解放して。その後に死んで。私の提督さんを穢し―――」


大鯨「嫌ですよ」ニタァ


瑞鶴「・・・はっ?」


大鯨「貴女に嘘は吐いてない、提督は汚していない。なのに何故、死ななきゃいけないんです?馬鹿馬鹿しい。それと提督は他の誰のモノでもなく私の提督です」ギュッ


瑞鶴に煽る様に抱き着いてきた大鯨

触感がどうのとか言ってる場合じゃねぇ

本当に何とかしないと・・・


――――プツン


瑞鶴「・・・あっそう。攻撃隊、発艦始め」


冷たく言い放ち、流星と彗星一二型甲を・・・


提督「」


察しなければ良かった・・・このままだと俺

完全に巻き添えで爆撃されるじゃん


提督「ま、待て!瑞鶴!落ち着いて話を―――」


瑞鶴「・・・殺れ」


その一言の後に激しい攻撃が起こった

瑞鶴の放った艦載機が情け容赦無く攻め続ける

その中で瑞鶴の狂気に満ちた笑いが響き

そして・・・


大鯨「」


提督「うっ・・・ぐ・・・」


部屋の中はあっと言う間に滅茶苦茶になった

情けない事に、動けない俺に被害が被らない様

大鯨は俺に覆い被さり庇ってくれた・・・

その大鯨はと言うとボロボロにされて

俯せで倒れていた・・・呼吸は、まだある


殺れだなんて・・・こんなの

俺の知ってる瑞鶴ではない

なんで・・・どうしてこんな事に・・・


瑞鶴「・・・行こう、提督さん」ガシッ


提督「お、おい!待ってくれ!瑞鶴!!」


俺の首根っこを強く掴んで引っ張ろうとする

足の拘束は解けたが、腕の拘束は解けてない

・・・いや、今はそれが問題ではない!


瑞鶴「提督さん…なに?」


冷たく見下ろす瑞鶴・・・なんて目だ

酷く澱んでいて、恐怖しか感じられない


提督「大鯨を・・・大鯨を入渠させてやってくれないか?」


瑞鶴「・・・・・・はっ?」


提督「このままだと、大鯨―――」


瑞鶴「それが何?捨て置けば良いじゃん。提督さんを拐かした汚い女なんてさ」


提督「しかし・・・」


瑞鶴「それとも何?私よりそっちの女の方が良い訳?そんな事ないよね、提督さん」


提督「違う、そうじゃ―――」


瑞鶴「あぁ~、そう言う事かぁ・・・提督さん、あの薄汚い女に洗脳されたんだね?大丈夫、私が今すぐ助けてあげる・・・解放してあげるからね。ふっ、あはっあははっ!そっかそっか、そう言う事かぁ・・・アハッアハハ、アハハハァッ!!」


・・・何を言っても無駄か、俺は諦めた

ただ瑞鶴に連れて行かれるだけ・・・

すまない・・・大鯨。助けてやれなくって

















暫く時間が経って・・・


大鯨「・・・」


目を覚まし、ゆっくりと起き上がる大鯨

辺りを見回すと提督の姿が無い


大鯨(提督・・・)ギリィッ…


下唇を強く噛み、拳を強く握り

口の端や掌から血を滲ませ、僅かに滴らせる

ゆっくりと、上を向いて息を吸い込む

すると・・・


大鯨「よくも提督との一時を・・・よくも私の提督を・・・よくも・・・よくもよくもよくもっ!私の提督をっ!!瑞、鶴・・・す・・・ろす・・・ころすっ、殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すぅぅぅっっ!!」


大声で叫び、恐ろしく発狂する姿があった




大鯨と瑞鶴と部屋と・・・



提督が誘拐される少し前の出来事・・・


大鯨「さて、お掃除しないといけませんね」


気を失った提督を拘束し、改めて掃除道具を

手にして掃除を始める大鯨

提督の部屋は綺麗である

汚くなったと言えば、●王の麺やスープ

それと具が散らばってる、と言った所か

テキパキと手際良く掃除をする


大鯨「さて、次は・・・ん?」


ごみや隠してたカップ麺を分別し

ごみ袋に入れて、他にも汚れてる所が無いか

確認する為に部屋を見渡すと

チラッとだけ顔を出してる本が見つかった


大鯨「・・・」


その本に歩み寄り、手に取って読み始める


大鯨「まあ・・・提督ったら、こんなものが好きなのね」


大鯨が見付けたのは、女性があんな格好や

こんな格好をしてる薄い本(写真集)である


大鯨「うふふ、良いですよ提督。貴方が喜んでくれるなら私・・・頑張りますから!」


何ページか軽く目を通した後

本をビリビリに裂いて、ごみ箱へと入れた

・・・これが裸エプロンをやった原因である


他にも、薄い本が見付かり全て処分されたとか


大鯨「さて、ごみを捨てないと」


彼女の中では、未開封のカップ麺でさえ

完全に、ごみ扱いである・・・

理由は単純、隠れてこんな物ばかり食べては

体に悪い。提督に害を成すモノは処分

たったそれだけである


ごみ袋を持って、捨てに行こうとしたその時


「あれ、大鯨?何してるの?」


偶然通りかかった瑞鶴に呼び止められる

大鯨は振り向いた時に瑞鶴の姿を確認すると

持ってるごみ袋を見せて・・・


大鯨「今からごみを捨てに行こうとしてたんですよ」


瑞鶴「・・・スゴい量ね」


大鯨の持つ大きく膨らんだごみ袋複数を

見ながら呟く様に言った

ごみ袋の中身は空のカップ麺の容器と

未開封のカップ麺や薄くてやらしい本

その他諸々とも知れず

(中身は未開封を除いて分別されてます)


大鯨「瑞鶴さんも一緒に、はい、これ持って?」


瑞鶴「えっ、えっ!?いや、ちょっと・・・」


大鯨は笑顔で大量にあるごみ袋の内の一つを

瑞鶴に無理矢理押し付ける様な形で手渡す


瑞鶴としては部屋の近くを通りかかったので

ついでに提督とのコミュニケーションでもと

思っていたのだが・・・


瑞鶴(どうしてこうなった・・・)


訳が分からないまま手伝わされた

なお、捨てに行ったごみ袋は以下の通りである


大鯨は未開封のカップ麺が入った袋二つ


瑞鶴はカップ麺の空の容器といやらしい本が

入った袋を二つ


―――――


ごみを捨てた後・・・


瑞鶴「ふぅ~・・・やっと終わったぁ」


大鯨「お疲れ様でした」


大きく伸びをする瑞鶴と、それを見て微笑む大鯨


未開封のカップ麺についてだが

偶然出会った憲兵に引き渡され

美味しくいただかれたとか何とか・・・


その後、瑞鶴の持つごみ袋片方を持ち

共に運んで目的地に到達し捨てたのである

それからは軽く雑談をし・・・


大鯨「あっ、忘れものをしたので一足先に戻りますね」


瑞鶴「忘れ物?一緒に探そっか?」


大鯨「いえ、大丈夫です。すぐに見付かるので」


瑞鶴「ふ~ん・・・」


大鯨「では、失礼します」


この後が原因で提督争奪戦争が起こった

瑞鶴は大鯨の忘れものを小物か何かと考えていた

しかし、大鯨の言う忘れ物とは提督の事だった


大鯨が去った後、密かに大鯨をつけた瑞鶴

大鯨が提督の部屋に入って行った後

ものの数分で部屋から出てきた

それも、真っ黒なごみ袋を持って・・・


大鯨が去った後、提督の部屋に入る瑞鶴

提督を探すも、提督の姿は無い

念のためと言う意味も込めて大鯨の後をつけた


自室に入る大鯨を確認すると

瑞鶴は扉の前に張って、回りを見渡し

誰も居ない事を確認する

念のため、部屋から少し離れた所も・・・


確認作業が終わると、大鯨の部屋の中を覗いた

すると、信じられない光景を目の当たりにした


瑞鶴「」


そこには、椅子に縛り付けられた提督と

裸エプロン姿の大鯨が居た

その様子を見て硬直した

・・・が


瑞鶴「助けなきゃ・・・提督さんを」ハイライトオフ


すぐに自室に戻る瑞鶴

この後に艤装し、再び大鯨の部屋の前に立ち

まずは扉を爆撃し、その後は大鯨を

徹底的に叩いた・・・

そして、提督を掴まえて引き摺る


これが、提督争奪戦争の結末である



提督と瑞鶴と・・・



あの部屋が爆撃されてから数分後・・・

どうやら、俺は瑞鶴の部屋に連れて行かれてる


ズルズル…ズルズル…


瑞鶴「・・・提督さん、さっきからずっと黙ってるけど、まだあんな女の事を気にしてるの?」


提督「・・・」


肯定もしなければ否定もしない

俺は何も答えなかった

正直に言うと、瑞鶴と話すのが怖い


瑞鶴「まあ、別に良いけどね。あんな女の事なんて忘れさせて私だけ見れなくしちゃうから」


提督「な・・・に?」


どういう意味なのだろうか?

分かる範囲としては、今の俺は拘束されてる

足は動かせるが両腕が動かせない・・・


提督「・・・・・・・・・っ!!」


俺は一瞬、嫌な未来を見てしまった気がする

拉致監禁は前提で逃げられない様に

足を潰してその後はじっくり洗脳と言う・・・


いや、待てよ?そんな事をすれば

他の艦娘が黙ってない筈・・・

それに、そもそもそんな事をすれば

他の艦娘も同じ事を繰り返すだろうな

俺は・・・まあ、お察しくださいだろうが


一応、可能性として残しておくが

一体何をする気なんだ?

・・・恐ろしくて聞けないな。


瑞鶴「提督さん、着いたよ・・・ふふふ」


・・・正気じゃあ無いのは確かだよな。


俺は瑞鶴に引き摺られたまま

瑞鶴の部屋に入れられた


「・・・っ!?瑞鶴、何をしてるの!?」


驚いた表情で俺と瑞鶴を交互に見る翔鶴

…まぁ、そうなるな。


瑞鶴「何って?襲われてた提督さんを助けて連れてきただけじゃない」


翔鶴「・・・襲われた?どういう事?」


瑞鶴は翔鶴に大鯨の件を話した、すると・・・


翔鶴「・・・」


話を聞いた後、俯いて肩を震わせている

・・・アレ?拳を強く握ってないか?


翔鶴「なんて、事を・・・瑞、鶴・・・」


瑞鶴「さあ、提督さん・・・」


スタスタ…ガシッ…


翔鶴「瑞鶴、謝ってきなさい・・・」


怒りの表情をして瑞鶴の肩を強く掴む翔鶴


瑞鶴「なに?邪魔する気?翔鶴姉ぇ・・・」


グググッ…


翔鶴「謝ってきなさい」


瑞鶴「・・・」


翔鶴「・・・」


スゲェ・・・バチバチと火花を散らしてやがる

翔鶴ってキレたらメチャクチャ怖いんだな

・・・翔鶴の機嫌損なわせない様にしよう

その前に俺が無事なら、と言う話ではあるが


瑞鶴「翔鶴姉ぇ・・・私の邪魔するんなら、いくら翔鶴姉ぇでも容赦しないよ?」ゴゴゴゴゴ


姉相手に殺意を・・・?おい、嘘だろ

止めろ、瑞鶴と言いたかったが・・・

瑞鶴の発する気に当てられたのか、言えない


翔鶴「何を言ってるの?瑞鶴・・・。私は貴女が間違った事をしてるから注意して、間違った道へ進まないようにしてるのよ?」


瑞鶴にキッと睨む翔鶴、妹に殺意を向けられても

平然としてるなんてスゴいな・・・

翔鶴は強いんだな・・・俺は情けないよ


瑞鶴「間違ってる?私が?」


翔鶴「ええ、間違ってるわ瑞鶴」


瑞鶴「ふっ・・・ははは・・・あはははははははっ!!!」


翔鶴「!?何がおかしいの瑞鶴!?」


瑞鶴「私は間違えた事をしてないよ、翔鶴姉ぇ。提督さんを救う為、提督さんを手に入れる為、提督さんの傍にずっといる為、提督さんのお嫁さんになる為、全部全部!提督さんの為に私は――」


翔鶴「瑞鶴っ!!!!」


…パァァンッ!!


乾いた音が響いた・・・


翔鶴が、瑞鶴の頬に思いっきり平手打ちをした

翔鶴は怒っている・・・

だが、同時に涙を浮かべている

翔鶴は、瑞鶴に手を上げた事への後悔と

その瑞鶴が間違った道へ進んでしまった事に

対して、嘆いてる涙なのだろう・・・


翔鶴「瑞鶴が、提督の事が大好きなのは分かってる・・・。でも、それでもして良い事と悪い事と言うのがあるでしょうっ!?瑞鶴っ!」


瑞鶴「・・・」


翔鶴「どうしてそんな事をしたの!?」


瑞鶴「・・・すぞ」


翔鶴「答えて、瑞鶴!!」


瑞鶴「・・・ろすぞ」


翔鶴「・・・・・・えっ?」


瑞鶴「殺すぞ」


提督「っ!!!!」(マズイ!)


逃げろっ!翔鶴!!

そう叫びたかったが・・・


ガッ……ドゴォォォンッ!!!


翔鶴「!?!?か、は・・・」


提督「!!」


遅かった・・・ほんの一瞬の出来事

瑞鶴が酷く濁った目を細めて翔鶴を見て

その後に翔鶴の頭を掴み

後頭部を壁に強く打ち付けた

しかし、それだけで済まなかった


瑞鶴「私、言ったよね?翔鶴姉ぇでも容赦しないってさ・・・」


手を離した後、そこから更に鳩尾に膝蹴り

顎に拳を一撃を加え

もう一度頭を壁に打ち付けた後に一回転して裏拳

翔鶴が地面に倒れる間際に後ろ首に肘を当てて

全体重をかけて、そのまま地面に落とした


翔鶴「」


提督「しょ、翔鶴ーーーーっ!!!!」


瑞鶴「あっははははははははっ!!!!ざまぁないよね、翔鶴姉ぇっ!!大人しくしてれば、こんな目に遭わなくて済んだかも知れないのに・・・バッカみたい、あははははははは!」


提督「瑞鶴・・・お前っ!!!」


瑞鶴「なに?提督さん」


提督「翔鶴はお前の姉だろ!?何やってんだよ!?」


瑞鶴「うるさいなぁ・・・」


提督「なに・・・?」


瑞鶴「うるさいって言ったのよ、口を開けば私よりも他の女ばっかり!もううんざりだわ!」


提督「何言っ―――」


ドゴォォッ!!


提督「うぐっ!?」


瑞鶴が突然、俺の鳩尾を強く踏みつけた


瑞鶴「もう喋らなくて良いよ提督さん。他の女の事を気にする提督さんなんて要らない」


グググッ…グリッ!


提督「っ!!ゲホッゴホッゴホッ!!!」


瑞鶴「これから私しか考えられない様にしてあげる。提督さん・・・大人しくしててね、すぐに済ませるから・・・」


その後、俺は無抵抗のまま瑞鶴に

好きな様になぶられ、意識を失った・・・

クソッ・・・なんで、こんな事に・・・

これもそれも、あの指輪と書類が悪い

あんなものさえ・・・来なければっ!!!



―――――――



瑞鶴「さて、準備をしないとね・・・提督さん、待っててね。もうすぐ提督さんのお嫁さんになるから・・・」ハイライトオフ


瑞鶴「その前に・・・私の邪魔した翔鶴姉ぇにお仕置きしないとね・・・。くっ、ふふふ・・・ハハッ!アハハ・・・アハッ!アハハハァッ!!」


ズタボロにされ、倒れる提督と翔鶴・・・

その中で瑞鶴の狂気に満ちた笑いが響いた


――――――



歪んだ愛情、狂気の果てに・・・



ヒタッ…ヒタッ……


「・・・」ハイライトオフ


ジャラジャラジャラッ!!


「いやっ!止めて、離して瑞鶴!!どうしてこんな事をするの!?こんなの間違ってる!!」


「お願い、提督も解放して!!貴女はこんな事をする様な子じゃないでしょ!?瑞鶴!」


ジャラジャラジャラジャラッ!!


「うるさいなぁ・・・翔鶴姉ぇが悪いんじゃん。大人しくしてれば良いのに邪魔してさ」


ヒタッ…ヒタッ…


「瑞鶴!お願い、正気に戻って!!」


「・・・」


ヴィィィィン……


「ねえ、翔鶴姉ぇ・・・これ、何か知ってる?」


ヴィィィィン……


「・・・っ!?なに、それ・・・いや、やめて瑞鶴!お願い、本当にやめて!!」


「怖がらなくても良いよ?すぐに気持ちよくなるからさ・・・」


ヒタッ…ヒタッ…

ヴィィィィン……


「いや・・・いやっ!いやああぁぁぁっ!!」


クチュ……クチュクチュ……


「んひぃぃぃぃっ!?!?」


ヴヴヴヴヴ……


「んぐっ!・・・んっ!・・・ぁぁっ・・・」


「身悶えちゃって・・・可愛いよ、翔鶴姉ぇ」


なんだ・・・?やけに騒がしい・・・

一体・・・何が?

俺は意識を取り戻し、目を開いた・・・


提督「っ!!?」


バカな・・・なんだこれは

何が起きてる?

瑞鶴が何かを見て楽しんでる・・・


ジャラ…


提督「!?」


おい、腕が鎖で繋がられてるってのかよ!?

それに、喋れない。これは・・・猿轡か!!


瑞鶴「ん?」


瑞鶴がゆっくりと振り向いてくる・・・


瑞鶴「あぁ・・・提督さん、起きたんだ。おはよう、提督さん♪」ニタァ


提督「」


瑞鶴がゆっくりとこちらにやって来る

コイツ、酷く目が濁ってやがる・・・

それに、また歪んだ笑みを浮かべてる

どこまで狂ってるんだよ、瑞鶴


・・・俺はこの先、どうなるんだろうな?


瑞鶴「ねえ、これ見てよ」


翔鶴「っ!?」


提督「」


ゆっくりと瑞鶴がその場から少し避けると

そこには裸にされ束縛されてる翔鶴が

脚を大きく広げられて何かを突っ込まれて

顔を赤らめ、泣きそうな目でこちらを見ていた


翔鶴「いや、お願い・・・見ないで、ください・・・提、督・・・」


消え入りそうな声で訴える翔鶴


瑞鶴「ふふっ」カチッ…


ヴヴヴヴヴヴッ!!


翔鶴「っ!!!」ビクンッ!!


翔鶴「んああぁぁぁっ!?いや!やめ、て・・・あっ!んんっ!ずい・・・あひっ!・・・くぅっ、ぁぁぁっ・・・」カクカク


瑞鶴「あっはははは!感じてる感じてる!!」


コイツ、翔鶴になんて事を・・・

俺は瑞鶴を睨み付けた


瑞鶴「・・・何?その目」


翔鶴は・・・ろくに仕事も出来ねぇ俺を

元気付けてくれたり手伝ったりして

よく気遣ってくれてる良い艦娘なのに・・・

それなのに、こんな形で泣かすなんて・・・

許せねぇ・・・テメェは絶対に許さねぇっ!!


瑞鶴「まあ、どうでも良いけどね」


シュルシュル……パサッ


そう言い捨てると、突然服を脱ぎ始めた

そして、ゆっくりと近付き

俺の口に手を伸ばして猿轡を外し

今度はズボンにゆっくりと手を伸ばして来た


提督「っ!?」


ズボンを脱がして下半身を丸出しにさせる

すると、瑞鶴が俺の首に腕を回して跨がり

瑞鶴の膣を俺の主砲に擦り付ける・・・


瑞鶴「あはっ♪提督さんの大きい・・・ねえ、興奮した?私の裸を見て興奮した?ねえねえねえっ!!」


ぐいっと顔を近付けてくる・・・


提督「瑞鶴、今すぐやめ・・・んむっ!?」


瑞鶴「んふっ♪・・・チュッ・・・レロ」


突然、口を塞がれた・・・それも瑞鶴の口で

要はキスされた、無理矢理・・・


提督「んぐっ・・・んんっ!!」


瑞鶴「はむっ、ジュルルルル・・・んん、あっ・・・チュッ・・・レロレロ・・・」


口の中に入り込んできた瑞鶴の舌を

追い出そうとしたら、逆に絡まれて引っ張られ

瑞鶴の唇に挟まれて強く吸われた・・・

頭を後ろに下げて逃げようとしても

頭はガッチリと掴まれて逃げられない

一方的に口の中や舌が犯される


それでもなお、瑞鶴は腰を動かす事を止めない

恍惚とした表情を浮かべながら

まだ擦り付けてくる・・・

マズイ・・・色んな意味でマズイ


瑞鶴(あっ・・・提督さんのがまた大きくなってる・・・そろそろ良いよね?)


一方的に口の中を犯してきた後

瑞鶴はゆっくりと口を離した

俺と瑞鶴の間には、銀色の架け橋が出来ていた


瑞鶴(翔鶴姉ぇに突っ込んでるローターの強度を下げようかな)


カチカチと音を鳴らしてボタンを押す瑞鶴


瑞鶴「翔鶴姉ぇ、よく見ててね。私と提督さんが一つになるところを」


翔鶴「・・・えっ?」


提督「なに・・・!?」


ズプッ…ズププププッ……


瑞鶴「あははっ!入っちゃったぁ♪」


提督「うっ、ぐっ!!」


翔鶴「そん、な・・・」


瑞鶴の膣内に俺の主砲が飲み込まれた

中はとてもキツく、締め付けてくるっ!


瑞鶴「ねえ、提督さん・・・私を見て、私だけを見て。私だけを受け入れて・・・ね?」


提督「・・・・・・っ!!」


翔鶴(あぁ・・・提督のがあんなに・・・羨ましい、私も・・・)


ハッ!?


翔鶴(私は何を!?違う!そんなんじゃない!確かに提督の事は大好きだけど・・・私を選んで欲しいとも思う・・・けど、あんな形は嫌!お互いの意思を尊重しない行為なんて・・・そんなの、愛でも何でもないわ!)


グチュグチュグチュ……ニチュ……


翔鶴(・・・でも、あんなに気持ち良さそうな瑞鶴を見てたら・・・私も、提督に・・・)


瑞鶴「・・・」ニタァ


翔鶴「ぁっ・・・」


瑞鶴「私の番が終わったら考えてあげても良いよ?翔鶴姉ぇ」ニヤニヤ


翔鶴「ち、違う!これは違うの!これは・・・そう言うのじゃないの!!」


瑞鶴「ふ~ん・・・?じゃあ、提督さんの子種は全部私が貰って良いよね」


翔鶴「・・・えっ?」


提督「」


瑞鶴「そう言う事だから、また動くね提督さん。あっ、好きな時に射精して良いよ?全部私の膣内で受け止めるから、ね♪」


そう言うと再び腰を動かし始めた瑞鶴

正直に言うと、油断すればあっという間に

瑞鶴の膣内に射精してしまいそうだ

逃げ道なんて無い、俺はこのまま・・・

瑞鶴に一方的に犯されて終わるのか・・・


瑞鶴「んっ・・・はぁっ、提督さんの・・・ビクンビクンって・・・してる」トロン


提督「やめ、ろ・・・やめてくれ、瑞鶴」


瑞鶴「提督さん、我慢しなくても良いんだよ?どうせ、赤ちゃんが出来るまで逃す気はないんだから」


翔鶴「瑞鶴やめて!提督を苦しませないで!!」


瑞鶴「ほんっとにうるさいなぁ、翔鶴姉ぇは・・・話しかけないでよ。今、良い所なのに」


そう言うと瑞鶴は手元のスイッチを弄る

すると、突然翔鶴がビクンッ!と反応した


翔鶴「んはああぁぁぁぁっ!?ず、ずい・・・あぁぁっ!やめ・・・これ、とめ・・・て、ずい・・・かく・・・んんっ!!」ビクンビクン


瑞鶴「あははっ!そうやって喘いでなよ翔鶴姉ぇ」


提督「ずい、かく・・・おまえ、なんでっ!もう・・・止めろ!・・・こんな――」


瑞鶴「・・・提督さんもうるさいなぁ、そんなうるさい口はこうするからっ!」


提督「んむっ!?」


瑞鶴が俺の頭を掴むと逃げられない様にし

瑞鶴の口が俺の口を塞いだ


瑞鶴「んふっ・・・ん~・・・チュッ・・・はむっ、チュルル・・・レロ・・・はぁ、んんっ!チュッレロレロ・・・ジュルルル」


瑞鶴の濃厚なキスによって俺の思考が

徐々に働かなくなっていく

更に快感も迫って来て・・・


提督「っ!!!」
























…………ドピュッ



瑞鶴「んんっ!?」



ビュクッ!ビュルビュル……ドプドプドプ……


瑞鶴の膣内に精液を打ち込んでしまった

精を放っても瑞鶴は離してくれない

それどころか、更に締め付けて精液を搾り取る

更にキスをしたまま再び腰を落とし始める

どうやら、本気で全て出すまでヤり続けるつもりだ


瑞鶴(んっ、出てる出てる♪でもまだ解放してあげない。だってまだ固いんだもん)


翔鶴「んっ!ぁぁっ・・・ずい、かく・・・やめ・・・ひぅっ!」


ごめん、翔鶴・・・俺、もうダメだ・・・


瑞鶴が腰を動かし続けてると

俺は、ある違和感を感じた気がした

いや、気のせいであってほしい・・・

瑞鶴がより快楽を得ようと角度を僅かに

ずらしつつ、腰を振り続けてる気が・・・


瑞鶴「あぁんっ!!あっ、この・・・角度・・・すっごく・・・気持ち、良い!!あっあっあっ・・・くふっ!はひぃっ!!」


・・・気のせいじゃなかった。


ドピュッ…ビュクビュク……ドプドプドプ


瑞鶴「あはっ!もう出ちゃったの?提督さん早いよ。でも、それだけ気持ち良かったんだよね?私で感じてくれてるんだよね?」ハイライトオフ


あっという間に二度目の射精をしてしまった

一方的に動かれてる分、すぐに達してしまう


瑞鶴「もっと沢山出して良いよ。私と提督さんの赤ちゃん作ろうよ、ね?」


瑞鶴が俺の頬を優しく撫でてくる

俺は何も言い返せなかった・・・

ただ、歯を食いしばって我慢してるだけだ

・・・まあ、その効果は全く無い訳だが


瑞鶴「提督さん、大好き♪」ウットリ


提督「」


その後、俺はひたすら瑞鶴に犯され続けた

翔鶴はと言うと、ただ喘いでいるだけだった

瑞鶴瑞鶴と呼ぶ翔鶴の声が聞こえなくなった

もはやこの部屋は瑞鶴だけの世界と化していた


――――――


ハムッ、チュパッ…チュルチュル…レロレロ…ドピュッ


ゴクッ…ゴクッ…ジュルルルルルル……チュウゥゥゥゥゥ


コクン…コクン…チロチロチロチロ…レロレロ……ジュルルル


チュパッ…ジュルル…チュウゥゥ…レロレロ…ドピュッドクンドクン


ゴクッゴクッ……コクン……コクン…チュウゥゥゥ…チュポンッ!


ニチュ…ズプズプズプ…パンパンパン……ドピュッ


グチュグチュ……ニチャニチュ…ズププ……ビュクビュク


ドピュッビュルビュルビュル…ビュクビュク…ドプドプドプ


――――――


提督「・・・ぁっ」ハイライトオフ


ドピュッ……


瑞鶴「ん、また出た・・・よしよし提督さん、えらいえらい」ナデナデ


もう、何度目の射精になるのだろう?

主砲を舐めしゃぶられ、膣内で扱かれ

瑞鶴に犯され続け、とうとう壊れた

何も考えられない、考える事が出来ない

今ではもう、瑞鶴の性欲処理の道具と言っても

過言ではない気がする・・・


瑞鶴「でも・・・射精の量が減って反応薄くなったね。もう疲れちゃった?」


提督「」


瑞鶴「じゃあ、今日はもうこのまま寝よっか」


ヴヴヴヴヴヴ……


翔鶴「てい・・・とく・・・」ハイライトオフ


翔鶴の口の端には涎が垂れていて

彼女の周りには小さな水溜まりが出来ていた

その小さな水溜まりは全て彼女の愛液である

また、翔鶴は虚ろ目だが涙を流していた

提督を救えなかった無念から来る涙だった


瑞鶴「ふふっ、提督さん・・・責任取ってね?」


提督「」


もうどうにでもなれ、何がどうなろうと・・・

俺には知った事ではない・・・



逆襲の大鯨



ヒタ…ヒタ…


「・・・」ハイライトオフ


ヒタ…ヒタ…


返せ・・・


ヒタ…ヒタ…


提督・・・


ヒタ…ヒタ…


私の・・・


ヒタ…ヒタ…


・・・返せ


ヒタ…ヒタ…


提督を・・・返せ


ヒタ…ヒタ…


私の・・・返せ


ヒタ…ヒタ…


提督を・・・返せ


ヒタ…ヒタ…


返せ・・・返せ返せ返せ


ヒタ…ヒタ…


返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ


ヒタ…ヒタ…


私の提督を返せ!


ヒタ…ヒタ…


「私の提督をっ!返せ・・・っ!瑞鶴うううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!」


ドゴオオォォォォォォォンッ!!!


パラパラパラ……


ヒタ…ヒタ…


大鯨「て・い・と・く?何処ですかぁ~?」


大鯨がゆっくりと五航戦の部屋に入ると・・・


提督「」ハイライトオフ


瑞鶴「えっへへへ・・・提督さん」スリスリ


翔鶴「ぁっ・・・ぅぅっ」ハイライトオフ


大鯨「・・・」


見てしまった、瑞鶴と提督が繋がっている所を

愛しい提督が既に犯されてしまった所を

無抵抗な提督に密着し肌を擦り合わせてる所を


大鯨「提・・・督?」


提督「」ハイライトオフ


瑞鶴「なに?邪魔しないでくれる?今・・・ううん、これからずっと私と提督さんの時間なんだから、空気読んでさっさと消えてくれる?」


大鯨「ふーん・・・どうやら、死にたいようですね?」<●><●>


大鯨はゆっくりと一本ずつ指を曲げて拳を作ると

突然走り出して間合いを詰める

そして背後から瑞鶴の首根っこを掴んで持ち上げ

無理矢理にでも提督から引き剥がし

腰に一撃殴り、その後に腕を絡ませ首を絞め

提督から少し引き離し、すぐに解放し

脇腹に強烈な蹴りをかまして壁に叩き付ける

その後に倒れた瑞鶴に馬乗りになり

一方的に殴り続けたり頭を掴んで

床に何度も強く叩き付けたりした


大鯨「よくもっ・・・よくもっ!私の提督をっ!!いつもいつも私の提督を傷付けてるお前みたいなクズがっ!なに私の提督に手を出してるのよ!?許せない・・・許せない許せない許せない許せない許せないっ!!」ハイライトオフ


瑞鶴「・・・」


散々痛め付けて瑞鶴が気を失うと・・・


大鯨「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ふぅ・・・・・・」


呼吸を整え、ゆっくりと提督を見る

提督に向けた顔は恍惚とした表情だった


大鯨「提督・・・」トローン


提督「」ハイライトオフ


大鯨「今、向かいますからね・・・ふふっ」


瑞鶴から離れ、提督に近付き

そっと頬に手を添えて優しく撫でる


しかし、提督は何も反応しない

完全に目が死んでる


だが、大鯨はそんな事を気にしない

提督の拘束を外しその鎖を瑞鶴に使い

腕を縛りあげる・・・提督と同じように


翔鶴「てい・・・と・・・く・・・」ハイライトオフ


大鯨「ん?」


大鯨はゆっくりと翔鶴の方を向いた

拘束され、膣内にローターを入れられ

快楽に耐えきれなくなり壊れた翔鶴を見た


提督から離れ、翔鶴に近寄り顔の前で手を振った

しかし、何も反応しない


大鯨(ああ、これはダメですね)


鼻で笑い、翔鶴を見下す大鯨・・・

翔鶴から提督の匂いがしないと分かると

大鯨は翔鶴の拘束も解き

その鎖でまた瑞鶴を拘束する、今度は足の方

瑞鶴を完全に拘束すると大鯨は提督の下へ戻り

提督を背負い、自分の部屋ではなく

提督の自室へと運んだ

その後は提督を風呂場へと連れていき

裸にさせ、全身を洗い、身体を拭き、服を着させ

布団に寝かしつけて、部屋の鍵を拝借し

鍵をかけて部屋から去って行く


大鯨「少し待っててくださいね、貴方・・・」


大鯨は完全に自分が提督の嫁・・・

いや、本妻であると思い込んでいる

提督に相応しいのは自分のみと決めつけていた


その後、再び五航戦の部屋に入ると

大鯨はペンを取り出し瑞鶴へと近付き

瑞鶴の肌に何かを書き込んだ

それを見た艦娘は必ず敵に回す様な内容を

瑞鶴の肌に、服にと、とにかく書きまくった


瑞鶴の制裁が完了した後、翔鶴を入渠させた

甘い考えの提督なら、こうして翔鶴を

助ける事によって、提督は自分を褒めて

頼ってくれる、その後に指輪を貰えると・・・

翔鶴と言う敵を増やしてしまう事になるが

見捨てて離れるよりは救って利用した方が良い

そう考えていた・・・


下手に見捨ててしまっては提督は必ず

自分を叱責し、翔鶴の下へと向かう・・・

その事を予測し、手を打ったのだった


その後は執務室へと向かい・・・



提督、貴方の為なら私は・・・



コンコン…ガチャッ


大鯨「失礼します・・・っ!?」


執務室に入ると、部屋の隅に鈴谷が

壁に寄り掛かる形で座って・・・

いや、崩れて横になっている


大鯨は慎重に鈴谷に近付いてみた・・・


鈴谷の目に光はなく、ただ提督提督とブツブツ呟きながら口の端から血を流していた


誰が何の目的でやったのか大鯨には分からない

しかし、これだけはハッキリと分かる

鈴谷は提督に手を出したと言う事だけは・・・


大鯨(さて、どうしましょう?)


自分の提督に手を出した艦娘など

どうなっても構わない

寧ろ、そう言う目に遭ってくれた方が良い

大鯨はそう考えていた


しかし、すぐにその考えは捨てて

提督が毎日使用してる椅子に座り

机の上にある書類に手を出した

さっさと終わらせて愛する提督との

二人きりの時間を堪能するために・・・


……………………。


大鯨「ふぅ・・・、こんな所かしら」トントン


書類に筆記を終えた後、纏め作業に取り掛かった


カサカサカサ……トントン


書類を綺麗に纏めると一つのファイルに入れ

机の中に閉まった


大鯨(今から向かいますから、待っててくださいね。て・い・と・く♪)


コンコン…


大鯨(・・・誰かしら?)


大鯨が椅子からゆっくりと立ち上がる


ガチャッ


「失礼します」


部屋に入って来たのは鹿島だった


大鯨「・・・」

鹿島「・・・」


一瞬、目が合うと、そのまま無言で睨み合う二人


鹿島「提督さんはどうしたんですか?何故、貴女がそこに居るんです?」


笑顔で質問する鹿島、しかし目は笑ってない


大鯨「提督なら自室に居るわ。今まで職務で無理をしたらしく、疲れが溜まって身体が動かないんですって。それで私が代理に頼まれたの」


鹿島「なるほど・・・全く、提督さんらしいですね・・・でも、おかしいですね?その理由と、貴女が提督さんの椅子に座ってたのとどう言った関係があると言うんです?」


大鯨「提督に頼まれた際『椅子に座っても良い』って言われたのよ。まあ、もう仕事なんて終わらせてしまったので、今頃貴女が来ても用済みなんですけどね」ニタァ


――――――ブツッ!


鹿島「そう、ですか・・・ふーん」ハイライトオフ


この後、大鯨と鹿島の戦いが起きた・・・


鹿島「あまり図に乗らないでくれます?じゃないと、そこで寝転がってる屑みたいな事になりますよ?」ググググッ!!


大鯨「あんなの、どうでも良いんです。それはそれで貴女こそ、さっさと部屋に戻ってくれないかしら?もう用済みなの、だから自室に帰ってください、今すぐに」ググググッ!!


互いが互いの手を握り潰す勢いで掴み合う

そして二人にはとてつもない殺気が漂う

二人の目は酷く澱んでいる・・・


鹿島「いいえ、用はあります。私はこれから提督さんの看病をしなければいけませんので、その邪魔者の排除をしなくてはいけません」


大鯨「心配しなくて結構です。提督の看病は私がしますので・・・なので貴女は、どうぞ海の底へ沈んでください」


鹿島「海の底へ沈むのは貴女の役割でしょ?なので沈んで来てください。そしてそのまま二度と浮上しなくて良いので。提督さんの看病から今後のお世話まで、全部私がしますから」


大鯨「お世話の練習の間違いでしょ。思い上がらないでくれません?」


鹿島「それはお互い様でしょう?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ………


ギリギリギリギリ…メキメキ…。


暫くの間、大鯨と鹿島の争いは続いたそうな


後書き

次回予告
譲れない戦いがある、避けては通れぬ道がある
女二人は争う、一人の男の為に・・・
しかし、二人の女が争ってる中
新たな女がまた、一人の男を略奪しようと
企んでいた・・・終わりは無いのか?
無いのだろうな・・・男がどうにかするまでは

次回、提督独占戦争
『提督の自室にて・・・』
を、お楽しみください

大鯨・鹿島「「提督(さん)は私の物です!!」」

貴方は、艦娘の愛を受け入れられますか?
・・・乞う御期待下さい!

※重要事項です。続編は新しく投稿します
タイトルは提督独占戦争―続初日―となります


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1: SS好きの名無しさん 2016-11-27 19:03:46 ID: s4p393r_

艦これのヤンデレ物多スギィ! 続き頑張ってください。

2: 駄猫 2016-11-27 19:16:05 ID: GxhvAj_O

コメント、ありがとうございます!

時代の流れはヤンデレと見た!!
(この時点で時代の負け犬入り確定ww)

続き、頑張りますよ
書いてて面白くなってきた(虚ろ目)

3: SS好きの名無しさん 2016-11-27 20:33:16 ID: m4ETwBFG

提督くん 「誰か助けて!!」  大鯨 「誰が大きな声出していいっつったオラァ!!(豹変)」

4: 駄猫 2016-11-27 21:15:00 ID: 3bEgdXGW

コメント、ありがとうございます!

夢オチネタとして使わさせて頂きます
・・・真面目な話

5: SS好きの名無しさん 2016-11-28 01:51:50 ID: HeI2dqzF

マジでこの感じのss大好き。
頑張って書き続けてくれ。

6: 駄猫 2016-11-28 06:32:56 ID: cJZhLhNt

コメント、ありがとうございます!

思い付く限りどんどん書きますので
それなりに御期待下さい(真顔)

7: SS好きの名無しさん 2016-12-03 06:46:46 ID: HeT6JW0Q

瑞鶴に抵抗した提督がボコボコにされてグチャグチャに犯される展開かな(´・ω・`)

8: 駄猫 2016-12-03 07:00:05 ID: kCt5xzEZ

それだけで済まさないのが駄猫流
瑞鶴は姉の翔鶴を泣かす!!

9: brack 2016-12-04 00:59:43 ID: gfV9baPW

ゾクゾクしますねー♪
こんなヤンデレss自分には書けませんよ
応援してます!
提督に救いがあらんことを(祈)

10: 駄猫 2016-12-04 15:35:51 ID: 0oqqkRJt

中毒にならんよう気を付けるんだぞ~
(手遅れかも知れんが・・・)
色んな物を見てくれば
『こんなもん』より良いの作れるぞぃ
応援ありがとーー!

ご冥福をお祈りください(嘘)

11: SS好きの名無しさん 2016-12-05 00:04:05 ID: q3YP_zO_

暴力系ヒロインの病みほど恐いものはない...

12: 駄猫 2016-12-05 06:34:43 ID: Gtici62U

何でも自分の思い通りにさせようとする

瑞鶴のツンばかりの態度だったのが
(提督を失うと言う意味で)ヤバく感じて
中でデレが爆発した、その結果が・・・
って、そう考えるのは
ちょっと無理があるよねぇ・・・ww

13: SS好きの名無しさん 2016-12-10 16:33:08 ID: nHpHIg4i

こんなに濃密な内容なのにまだ初日とか絶望ですね|д゚)

14: 駄猫 2016-12-10 19:48:37 ID: UO2y9PL-

普通ならメンタルぶっ壊れてます
もしくは鎮守府から脱走か・・・

まだまだ病ませたい艦娘いるし出すよ
(次作品にて)

15: SS好きの名無しさん 2016-12-16 17:34:40 ID: bStFXljC

あぁ^~最高なんじゃ^~

16: 駄猫 2016-12-17 04:50:48 ID: PFeMYQHn

それは良かった!Σd( ´∀`)


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1: SS好きの名無しさん 2016-12-16 17:35:17 ID: bStFXljC

続きが気になってしょうがない


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