叢雲と提督 8話
大変お待たせしました8話目です!
夜が明けて出撃する横須賀第七鎮守府第一艦隊!
初めての人は1話から!1話から読んでくれてる同志諸君へは心からのありがとうを!
遅れてしまい申し訳無い、書くだけで投稿するのを忘れてました、、、てへぺろ!
一応チェックしてから投稿してますが誤字脱字あったら指摘願います。
ー翌朝ー
日が昇り始めて直ぐ、昨晩のアレからあまり寝てないのでキラキラと輝く海面の反射が目に刺さる。
港に集合した艦隊は長門を除き全員の出撃準備が整っており、自力では艤装をつけられない長門に妖精の操作するクレーンが巨大な艤装を取り付ける。艤装に乗っかった小さな妖精が工具で完全に固定し、接続が完了すると長門が艤装を始動し簡単な確認を始める。駆動音と共に砲塔が回転、同時に砲身の仰角を最大にし、続いて最大俯角にする。一頻りの確認が終わると妖精がオーケーサインを出す。それを木曽が確認すると敬礼をして出撃の挨拶をする。
木曽『木曽、長門、赤城、加賀、時雨、夕立!以下6名!輸送船護衛任務を遂行して参ります!』ピシッ!
提督『おうっ、道中気をつけてな、帰ってくるの3日後だっけか?』ケーレー
木曽『何事もなければその予定だ』
長門『そうなる事を祈ろう、提督、約束は忘れるんじゃないぞ』
時雨『行ってきます提督』
提督『いってらっしゃい』
夕立『なでなでしてほしいっぽい!』
提督『はいはい、頑張れよ』なでなで
夕立『これで夕立は頑張れるっぽい!レ級だってヲ級だってギッタンギッタンのボッコボコにしてあげる!』
提督『その意気だ!んじゃみんな気をつけてな、最悪輸送船見捨てて逃げ帰って来い、、、というか赤城若干ぐったりしてないか?大丈夫?』
赤城『はいっ?!問題ありません!色々ありましたもので、、、』
提督『色々?』
加賀『色々は色々よ、気にしないでくれていいわ』
提督『まぁ加賀が言うならそうなんだろ、んじゃいってらー』
艦隊は輸送船との合流地点に向い出撃した。
榛名『提督、本日は私、榛名が秘書の任を務めさせて頂きます』
目に見えてウッキウキで敬礼しニコニコ微笑むこの艦娘、榛名は我が鎮守府1軍メンバーの一人である。
提督『よろしく頼むな榛名、んじゃ朝飯にしよー』
榛名『よろしければ榛名がお作りしましょうか?』
提督『んじゃ頼もうかな?でも俺の部屋多分まだ叢雲が寝てるから榛名達の部屋でいい?』
榛名『はいっ!お姉様達も喜びます!是非そうなさってください!』
少女のように小さくスキップをしながら隣を進む榛名、すれ違う艦娘達と挨拶を交わしながら金剛型戦艦四姉妹が暮らす部屋に向かった。
ー金剛型私室ー
金剛『ぐっモーニンてぇぇとくぅぅぅう!!!!』ハグゥ!!
ドアを開けると真っ先に飛び込んで来たのは金剛だ。ハグしながら背中をポンポン叩き、頬に軽いキスを交わす。
金剛『今日は榛名が秘書艦なのは知ってたけど来るなんてビックリだヨー! breakfast食べに来たノー?』
提督『イグザクトリー、榛名が作ってくれるんだって』
榛名『はいっ、榛名!頑張ります!』
金剛『まだ食べてなくて本当良かったネ!提督と食べるの本当久しぶりデース!』
金剛(榛名、グッジョブ!)
榛名(はいっ、お姉様)
提督『比叡と霧島は?』
金剛『二人とも今日はホリデーだから朝から車に乗って何処かへgoneしましたネ』
提督『そういや金剛達はみんな車の免許取ったんだっけか』
金剛『イエース!四人で車も買ってエンジョイしてるネ!』
提督『一昨年金剛がバイクの免許取った時トライアンフのボンネビルをプレゼントしたのは覚えてるけどいつの間に車も買ったの?』
榛名『2ヶ月ほど前に榛名が免許取得した際にジャガーのえっくすじぇい?でしたか、、、、をみんなで購入しまして』
金剛『jaguar XJのlong wheel base modelネ、ちょっと高かったけどいい買い物したと思うヨ!』
提督『おいくらなんぼ?』
榛名『二千万円ほどです、使い道に困っていた危険手当や褒賞金がやっと使えましたのでちょっと安心です』
提督『四人合わせたらそんな買い物が出来るのか、兎に角事故には気をつけてな』
榛名『はいっ、では榛名は作り始めますね、何かご希望の品はありますか?』
提督『榛名に全部任せるよ』
榛名『榛名!全力で作ります!』カチャカチャ
黙々と作り始めた、手つきはかなり早く10分あれば出来そうだ。金剛が腕に張り付いて甘えながら話してくる。
サラシを巻いてもまだまだ大きい胸を押し付けてくるのはわざとかどうか未だに謎だ。
金剛『テートクテートクっ今度はいつtouring行きますカ?』
提督『んー、明日なら別にいいよ?休みだけど特に何かあるって訳でもないしどうせ日帰りツーリングだからな』
金剛『緊急の出撃命令が来ない限り休暇申請しとくネ!』
提督『まぁ敵の大規模作戦の兆候もないし、近辺の哨戒も24時間態勢でくまなくやってるし、イケると思うわ。今回は新しいので行くかな』
金剛『新しいmotorcycle買ったノ?』
提督『まぁな、今回のは高い買い物じゃなかったから別にお遊びの範囲だ』
金剛(世間一般では多分遊びじゃない金額なんだろうなぁ、、、)
金剛『ナニ買ったノー?』
提督『今日届くからそれまで内緒かな、まぁ気に入ったら金剛も乗っていいよ?』
金剛『ますます気になりマース、、提督も事故にはbe carefulネ?提督は人間なんだからスグ死んじゃいまスヨ〜?』
提督『俺が安全運転の極みなのはお前さんも知ってるだろ?無茶はしないってのが単独事故を防ぐコツだ、あとは運とテクニックだけどな』
金剛『それもそうネ、五航戦シスターズと走った時はマジに死ぬかと思いマシタ、、、』
提督『最近のあいつらは俺でもちょっとしんどいものがある、、、やはりリッタースポーツはやめて250に乗せるべきだった、、、』
〜その頃の翔鶴姉妹〜
翔.瑞『へっくし!!!』
翔鶴『あら、、、風邪でもひいたかしら?』
瑞鶴『絶対ないよ翔鶴姉、多分提督さん辺りが噂してるんじゃないの?』
翔鶴『そうかしら、、、?それより瑞鶴、早く朝食にしましょう?』
瑞鶴『はーい』
〜提督・金剛達〜
\チンッ/ガシャコンっ!
榛名『朝ごはん、出来ました!』
カリカリに焼けたベーコンと半熟卵のベーコンエッグ、こんがりきつね色のトースト、インスタントにちょっとした一手間を加えたであろうコーンスープにコールスロー。とても10分弱で作ったとは思えない内容だ。(飲み物はもちろん紅茶だった)
金剛『さすが我が妹!いつもながら凄いネ!』
提督『あぁ流石榛名だな、美味そう』
榛名『お口に合うとよろしいのですが、、、』
提督『では、いただきます』
金剛『いただきマース!』
榛名『どうぞ召し上がってください』
メチャクチャ美味しい朝ごはんだった。
ー20分後ー
提督『ご馳走様でした。美味かったぞ榛名!また腕上げたな』
榛名『喜んでいただけて何よりですっ』
金剛『紅茶も上手に淹れれるようになったネ!妹の成長にワタシも感涙デース』
榛名『そんな、お姉様まで、、お紅茶はお姉様が淹れた方がずっと美味しいですよ?』
金剛『そんな事ないネ!ワタシと同じくらいの所まで来てマース、もう立派なtee masterデス!』
榛名『そんな、、、榛名には、勿体無いお言葉です!』
提督『よし、片したら執務といこうか。俺やっとくよ』
榛名『いえお気遣いなく、榛名が始末しますよ』
提督『俺するよ?作ってもらったお礼だ』
金剛『ワタシがしようか?』
提督『別に俺が』
榛名『いえ榛名が!』
金剛『ワタシがするネ!』
埒があかないので三人で効率よく洗った。
ー五分後ー
提督『やっぱみんなでやれば早いもんだな』
榛名『お姉さまにまでお手伝いしてもらい、、、ありがとうございます』
金剛『my pleasure!姉妹なんだからこのくらい当然デース、今日は秘書艦としてBestを尽くすネ!』
提督『んじゃ執務と行くか、今日も1日がんばるぞいっ!』
榛名『はい提督っ。榛名、全力でお助けしますね!』
金剛『byeテートク!愛してるネ!』
提督『おう!邪魔したな』
〜執務室〜
榛名『これとこれとこれとそれで、本日の提出書類は全部ですね。あとはこれらの報告書と申請書に捺印していただいて。
あと日誌と郵便物、隣町の小学校から社会見学の申込みと地元テレビ局から撮影の申込みが』
提督『ふんふん、、、かきこかきこ、、、ローカルテレビは何?反戦運動なら断れ』
榛名『どうやら天気予報の時の背景として此方の本棟を使いたいようです。使用料も払うから使わせてくれと』
提督『それだけならいい、別に金も取らん、万が一クルーが深海棲艦との戦闘に巻き込まれても知らんとだけ注意書きしといて、小学生の方もだ』カキカキ
榛名『という事は社会見学も許可されるんですね?』
提督『内容はこっちが勝手に全部決めるし、来る人数や年齢にもよるがな、学校の規模は?』
榛名『中規模の学校で一学年は約70人、今回社会見学に来るのは5年生の64人、2クラス分です』
提督『言う事聞かない奴は問答無用で海に叩き落とすからみんな良い子にしてなよって脅しかけて、利根型、高雄型、妙高型の全員と飛鷹型と千歳型の合計何人だ、、?』
榛名『14人ですね、これだけいれば誰かがはぐれたり勝手する事も無いでしょうし、心配でしたら手空きの駆逐艦の子達にも手伝ってもらいますか?』
提督『そうする、っと!出来た書類チェックして』
榛名『了解です』
こうして黙々と執務作業をこなし11時過ぎにはほぼ完了した。
提督『できたっと。提出も完了、あとは?』
榛名『テレビ局と小学校には私からお電話で先ほどの旨返答しておきますので執務はこれで終わりです。確か今日は来客があるのでしたか?』
提督『昔から世話になってる人だ、夕方には来るよ』
すると机の上にある内線電話が鳴りスッと榛名が取る
榛名『はい、こちら執務室。はい、はい、、はい提督から伺ってます、駐車場まで案内して差し上げて下さい。すぐ提督も向かいますので』
提督『門の守衛妖精って事は、噂をすればなんとやらってヤツか』
榛名『丁度執務が終わったところでよかったです。榛名はお電話してから向かいますのでお先に行っててください』
提督『おう、んじゃいってくる』
ー駐車場ー
着いてみると2トン程の小型トラックにお目当のバイクが載っており、中年の男がテキパキと積荷の固定を外している。
バイクを降ろすと、男が振り返りこちらに気づく。
男『よう!俺君!立派になって〜!君が提督とは驚き桃の木山椒の木!』
提督『お久しぶりです!わざわざ京都から呼び寄せてすいません』
男『しゃーないよ、このバイクうちのお客さんのだったし、コレが欲しかったんだろ?』
提督『ニンジャZX12R、初期型のライムグリーン!憧れでしたからね』
男『注文通りエンジンは腰上腰下、フロントフォークもフルオーバーホールしてサスもエキゾーストも新品、ブレーキにバッテリーその他消耗品も新品のほぼ新車だ』
提督『ありがとうございます、大変でしたでしょう?』
男『あぁ、、っとこれ納品書と車検証と領収書と整備内容の紙ね』
提督『代金はもう振り込んであるので』
男『毎度ありっ、しかし広いね〜、さすがエリート!』
提督『まだまだペーペーですよ、お昼でも食べて行きます?ご馳走しますよ』
男『遠慮なく頂こうか』
すると榛名が小走りでやってきた
榛名『提督、お待たせしました。そちらがバイク屋さんの方ですか?』
男『そだよー、バイク屋一筋20年!京都にある小さな店の店長さ!』
榛名『提督がお世話になっております、この度はわざわざ京都からお越しいただきありがとうございます』ペコリ
男『いえいえいえ、こちらこそ昔からご贔屓にしてもらってます』
榛名『これが件のバイクですか?やはり大きいですね』
提督『まぁ1,200ccあるからな』
榛名『綺麗な緑色で、何となく愛嬌のある顔ですね』
男『前の持ち主が綺麗に乗ってましたからね、俺君、ご飯食べよう(切実)』
提督『分かりました、んじゃ榛名も食堂行こうか』
ー食堂ー
世界的に有名な魔法学校の食堂をちょっと明るく今風にして少しスケールを小さくした感じの食堂は、お昼には少し早いせいもあり食堂はがらんとして空いている。しかし厨房ではラッシュに向けての仕込みで忙しく妖精さん達のガチャガチャと何かを作ってる音が響く。
男『こういう食堂来ると高校時代を思い出すわ〜、こっちのが洒落てるし綺麗だけど』
提督『新しいってのもありますけど基本的に使うのは女の子達ですからね、デザインとかにもそれなりに気を使ってあるんですよ』
榛名『我々艦娘の憩いの場の一つとしてとても重要な場所ですから』
男『ですよねー、でメニューは?』
榛名『こちらの機械で食券を発行すると、番号とメニューの書かれた紙が出てきます。呼ばれたら指定の場所に取りに行って受け取るだけです』
男『俺の高校時代とは比べようのない進歩だな。えっと、、、値段書かれてないけど?』
提督『鎮守府内の設備は一部有料ですけど基本タダですよ。最低限の衣食住は提督も含めて保証されてますからね』
男『さすが命張ってる仕事は凄いなー、んじゃカツ丼』ピッ
提督『天ぷら蕎麦にしよ』ピッ
榛名『榛名もそれにします』ピッ
空いてるせいか20秒弱で呼ばれた
提督『ずずずずーっ』
男『旨えな、、、』
提督『どこぞのチェーン店よりは美味しいでしょうね、ほい榛名、エビ天一個あげる』
榛名『これは、ありがとうございます!』
提督『時に男さん、お店の方はどうですか?』
男『まぁボチボチだが、大きいバイクはますます売れねぇな、原付と電動スクーターがちょこーっと。あとは自転車だ。これじゃ開店当初みたいだぜ、、、』
提督『大変ですよね〜。一応景気は回復傾向にあるとはいえ実感が無い感じです。まぁ公費で賄われてるウチらが言えた柄じゃないんすけどw』
男『庶民感覚失って無かったら十分さ。まぁ今回でがっぽり儲けさせて貰ったからしばらくは安泰だな。』
提督『それは良かった。まぁまた頼む事もあると思いますんで、そん時はよろしくです』
榛名(私もバイクの免許とろうかしら、、、)
食事を終えるとバイク屋は特に鎮守府の見学をするわけでもなく仕事が溜まってると言いサッサと帰って行った。再び執務室に戻り、書類に不備が無いかを確認する。
〜執務室〜
提督『そういやテレビと社会見学はどうなった?』
榛名『どちらにも承諾の旨通達しておきました。先生が大層喜んでましたよ?』
提督『他の鎮守府ってブラックだったり怖かったりするからねー、ウチがちょっと緩いってのもあるだろうけどな、横六とか何回提督変わった?』
榛名『榛名が知ってる限りでは4人は変わっています。横須賀第六鎮守府の方々も流石に可哀想です。。。』
提督『まぁのし上がってくる時に根性がねじ曲がるのも多いからな、それに比べたら俺なんて可愛いもんでしょ』
榛名『提督はお優しい方ですし、頭も良くて常に周りを見ておられます。私達は本当に幸せ者です』
提督『榛名、あんまり褒めると調子乗っちゃうからやめてね?』ニヤニヤ
榛名『ではお話を戻して、テレビの方は3日後の午後3時に、社会見学は2ヶ月後に指定しておきましたが、問題無かったですよね?』
提督『別にいつ誰が来ようと悪ささえしなけりゃ問題はない、トラブルが無ければいいんだが、、、』
榛名『大丈夫です!榛名が何とかしてみせます!』
提督『まぁこの二件はお前さんに任せるよ、何かあればすぐ報告してくれ』
榛名『了解ですっ』
提督『さてと、、、今日は営業終了すっかな〜』
榛名『そろそろ第一艦隊の皆さんが輸送船団と合流すると思われます、一度通信を試みますか?』
提督『まぁ無線封鎖するほどの任務では無いしな。つないでくれ』
ザザーッ、、、、
木曽『なんだ提督か?どうした?』
提督『調子どうかなー?と思ってさ』
木曽『無事輸送船と合流して太平洋のど真ん中だ、特に深海の奴らは見当たらない』
長門『この静かな海が続けば良いのだがな』
提督『長門ー、あんまり無線に割り込むなって言ってるだろ?』
長門『提督と少し話をしたくてな、そっちはどうだ?』
提督『つつがなく鎮守府運営中なりって感じだ』
長門『問題が無いなら良かった、帰りを待っていてくれ』
木曽『また何かあれば連絡する、通信終了』
夕立『ぽいー!てーとくさんまだ切っちゃダメー!』
提督『どうしたどうした?』
夕立『なんでも無いっぽいけど、、、何となく寂しいっぽい〜』
時雨『ごめんね提督さん、切ってくれて大丈夫だよ』
夕立『ぽぃぃいい!』
提督『頑張れ夕立!帰ってきたらご褒美をあげよう!じゃあな』
夕立『やったていと、、』ブツっ!
提督『切っちゃった、、、まぁいっか』
榛名『提督、これからどうします?』
提督『んー、今1時過ぎ、、、2時くらいまで寝るかな?』(あんまり寝てないし、、、)
榛名『仮眠でしたらぜひ榛名の膝をお使いください!』
榛名 きらきらきらきら☆☆
提督『誰から教わったそれwww』
榛名『お姉様曰くこうすれば提督はイチコロだと、、、気持ち悪かったでしょうか、、、?』
提督『可愛かったよ、出来れば動画撮って残しておきたいレベル』
榛名『それは恥ずかしいのでダメです』
提督『んじゃ膝枕頼む』
榛名『はいっ喜んで♡』
ソファーの端に榛名が座りその膝に頭を置く、何とも言えない女の子の柔らかさ、甘い匂い、胸の向こうから覗くその顔には優しい微笑みが浮かび、そっと頭を撫でてくれる。
提督『頭撫でられるのに弱いっていつ気づいた?』
榛名『飲み会の時の膝枕ですかね、撫でたら何とも言えない気持ち良さげな表情をなさってたものですから』
提督『そっか、、、なんか榛名の膝枕がなんか一番安心するわ』
榛名『光栄です、榛名の膝なら何時でも使ってくれていいですよ』
提督『ありがと、んじゃ1時間程で起こしてくれ』
榛名『おやすみなさい提督』
意識が無くなるまでずっと榛名は優しく撫で続けてくれた。とは言っても安心しきって1分強で意識がなくなったので何とも言えない。
榛名『あら、もう寝ちゃったんですね、、、』
榛名『てーとく〜、、、つんっ』
鼻先を軽くつつくが提督に反応はなく静かに寝息を立てている。
榛名『提督、榛名は提督の事を心の底よりお慕い申し上げています、、、』
榛名は提督の唇に手を伸ばし指先で触る
榛名『提督のお優しい所が好きです、提督はいつも自分より私達の事を大事にしてくれています』
榛名『提督の声が好きです、提督の声を聴くとなんだかホッとするんです。提督の手が好きです、少し骨張ってますけど指が長くて綺麗で、執務作業中もつい見惚れてしまいます///』
榛名『提督の髪が好きです、ごわごわしてるけど指が引っかかる事がなくてサラサラで触ってるとクセになっちゃいます』
榛名『提督の目が好きです。大きくて茶色い瞳はいつもキラキラしていて、まつ毛も長くてくりくりして、ここだけの話長門さんや金剛お姉様も羨ましがっているんですよ?』
榛名『提督の香りが好きです、提督は男臭いといつも言っておられますが私はそんな事無いと思います』
叢雲『私も司令官の匂いは好きよ』
榛名『えっ、あわっ、あわわわわわわわわ////』
顔がどんどん赤くなり頭から煙が出んとせんばかりの赤っ恥である。
叢雲『大丈夫よ、ちゃんと聞いたのは目の話からだから、うぅ、、寝過ぎて頭痛い、、、』
榛名『だだだ大丈夫ですか?』
叢雲『軽い頭痛よ、問題ないわ。しかしコイツもこういう時は可愛い顔して寝てるのよね〜』
榛名『えと、あの、そ、そうですよねー』
叢雲『榛名、別に気にする事ないわ、私も似たようなものだから』
榛名『穴があったら入りたいってまさに今だと思います』
叢雲『恥ずかしいのは分からないでもないわ、他には黙っといてあげるから』
榛名『ありがとう、、、ございます』
叢雲『まぁ口止め料は貰うけどね、こいつから』
叢雲は寝てる提督のほほに軽いキスをした。
榛名『きっと提督がケッコンをするならなんだかんだで叢雲さんが正妻なんでしょうね、、』
叢雲『練度的にそれは無いわ、長門か翔鶴かあなたの三人よ、せいぜい頑張りなさい。私はご飯でも食べてくるわ』
ガチャン
提督『ん、、、誰か来た?』
榛名『叢雲さんが様子を見に来ただけです』
提督『、、、どんくらい寝た?』
榛名『まだ10分ほどしか時間は経ってないので安心してお眠りください』
提督『ん、、、』
提督『すぅ、、、すぅ、、』
榛名『正妻、、、か、、、』
ー30分後ー
榛名『少し退屈、ね、、、』
榛名『つんっ』
榛名(なんだか私も眠く、、、)
榛名『うと、うと、、』
提督『はる、、なぁ、、』
榛名 『なんですかー、提督?榛名はここですよー』
榛名(寝言かな?どんな夢を見ているのでしょうか、、私も少し、、だけ、、)
榛名 すやぁ、、、
コンコン、、、コンコンコン、ガチャ
陸奥『お邪魔するわね、、あら?やっぱり留守かしら、、、』
陸奥が部屋を見渡すと、ソファーで寝ている二人を見つける
陸奥『あら、あらあら、仲のいい事ね♡』
榛名『すやぁ、すやぁ』
提督『すぅ、、すぅ』
陸奥『あらあらまぁまぁ、、、イタズラしちゃおっかな?』ツンっ
提督『、、、』
陸奥『唇いただきますっ』ちゅっ
陸奥『ごちそう様でした、榛名も寝ちゃってるし、誰も構ってくれそうにないわね、戻りましょ』
陸奥(ルンルンルン♪今日はラッキーだった♪)
この後特に誰かが来る事もなく、窓越しに聞こえる波の音がゆっくりと流れる時間を演出した。
〜提督が寝てから約1時間半後〜
提督『ん、、、あれ?榛名寝てる?』
榛名を起こさないように静かに起き上がり、静かに眠る彼女を確認する。
提督『こんな体勢じゃ首痛めるぞ〜、今度は俺が膝を貸そうか』
そう思い立った提督は長期戦に備え適当な本とイヤホンを取り出し榛名を横にして太ももに乗せた。
提督(可愛いよなぁ、、、昨晩叢雲としてなかったら危うく寝込みを襲うところだ、、、)
ぼーっと本を読みながら榛名が起きるのを待つ、、、本をひとしきり読むとイヤホンを耳に挿し適当に音楽を聴きながらボーっと過ごす、木曽達はうまくやっているのだろうか、、、、
ーちょうどその頃の第一艦隊ー
木曽『流石にここまで静かだと暇だな、偵察機から何か反応は無いのか?』
赤城『皆さん頑張ってますけど特に何も無いようです、加賀さんは?』
加賀『私もよ、全機とも連絡は取れてるから何も問題は無いわ、長門さんの電探にも反応は無いの?』
長門『10分おきに調べてはいるが圏内には何も無い』
時雨『ボクの聴音機にも反応は無いね、夕立の方は?』
夕立『こっちも気配なしっぽい〜、ここまで静かだと逆に怖いっぽい〜』
木曽『確かにそれはあるな。赤城!目的地まで偵察機は届くか?』
赤城『ええ、片道なら問題ないわ。硫黄島に着陸させておきましょう』
赤城が弓を構え弦を引く、ギリギリと音を立ててしなっていく。
赤城『それじゃぁお願いしますね』
ぱひゅん!、、、ヴーン
放たれた矢は閃光と共に小さな飛行機になりさらに実機の半分程度の大きさにまで巨大化しどんどん高度を上げて先を見に行った。
赤城『無線機も問題ありません、3時間か4時間程度で到着するでしょう』
加賀『上空直掩も抜かりないわ、あとは行って帰るだけよ』
木曽『だといいがな、しかしアレだな、最近の輸送船というのはデカイ上に速いな』
長門『最新の船だからな、私たちの時代とは何もかもが違うさ、20ノット程ならば余裕の筈だ』
木曽『どうりでずっと第1戦速なわけだ』
夕立『そういや何運んでるっぽい?』
時雨『確か水に食料や燃料、弾薬、医薬品に日用品、基本的には硫黄島勤務の一般兵士さん達に向けての補給だね』
赤城『全部まとめて一回で運ぼうとしてるのね、ならこの大きさにも納得いくわ』
木曽『なんだお前ら、資料読んでなかったのか?』
夕立『夕立は説明書は読まない主義っぽい!』
赤城『私もよ』
長門『夕立はともかく赤城!お前も資料に目は通しておけ!』
赤城『一応読んではいるのですが、、、』(中身覚えてないだけよ)
赤城『?!?!』
加賀『どうしたの?赤城さん』
赤城『11時の方向、約90海里の地点で偵察機からの通信が突然途絶えました、、、』
加賀『私の機が一番近い様ね、すぐそちらに向かわせます』
赤城『お願いします、ただのエンジントラブルか無線機の故障だと良いんですけど、、』
加賀『じきに判るわ』
木曽『嫌な予感がするぜ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ー鎮守府執務室ー
榛名『すやぁ、、、すぅ、、』
提督『〜♪』
提督(なでなで、榛名も然りこの鎮守府にはサラサラヘアーが多いで、要望書の通りシャンプーをツバキにしたからかな?)
榛名『ん、、、、あれ?提督?』
提督『お、起きた?』
榛名『何故入れ替わって、、、?』
提督『榛名寝ちゃってたからな、もう少しなら寝てていいぞ?なでなで』
榛名 むくり
榛名『お時間は、、、?』
提督『3時だ、コーヒーでも飲むか?』
榛名『えっ!?申し訳ありません!約束のお時間を、、、』
提督『愛の寝言沢山聞けたから許すよ』
榛名『はっ、、えっ、、、、』ボフッ
提督『嘘だよwwwすやすや静かに寝てた』
提督『しかしボフッてwwwwボフッってどこから鳴った?wwww』
榛名 ぷくー
榛名『もう提督なんて知りません、、、』ぷいー
提督『悪かったよ、ほらおいで』
腕を広げると静かに近寄ってくる、ある程度まで来るとギュッと榛名を抱き寄せると、腕の中の榛名はじーっと上目遣いで見つめてくる。
榛名『キス、、、してくれたら許してあげます、、、』
提督『はいはい』
榛名はそっと目を閉じキスされるのを待ち構える、以前唇と見せかけて鼻先にしてやったらメチャクチャ機嫌を損ねたので素直に唇を合わせる。
ぶつかった瞬間ピクっと榛名が硬直し服をつかむ手に力が入るが直ぐに抜け、優しい接吻は徐々に熱を帯びる。
提督『はい、お仕舞い』
榛名 『もう少しだけ、、、よろしいですか、、、?』
提督『イチャイチャするのはコーヒー飲んでからな、今晩でも別いいいし』
榛名『お夜伽、、、ですか?』
提督『榛名がしたかったらそれで俺はOKだ』
榛名 パァァァア
提督(目に見えて喜んでる、、、)
提督『飲む?』
榛名『はいっ、いただきます!』
ーコーヒータイムー
提督『ほい、どーぞ』
榛名『ありがとうございます』
提督『よいしょっと』
榛名『提督の淹れてくださる珈琲はいつも優しいお味で飲みやすいです』
提督『まぁ俺の人間性が出てるのかもな、基本紅茶しか飲まない金剛でも執務室来たら飲んでるし』
ドア<バァン!
金剛『呼ばれて飛び出て金剛デース!テートク〜、coffee飲みに来マシタ!』
提督『おぅ、すぐ淹れるわ』
提督『金剛はミルク多めの砂糖ちょっとだっけか?』
金剛『今日はwithout sugarな気分ネ』
提督『ほーい、おまちどーさん』
金剛『thanks!そういやmotorcycle来てましたネ!見てきたヨー?』
提督『どう?』
金剛『speedmeterがオカシイね!』
金剛『何なんデスか?!340キロ!?五航戦シスターズを負かそうとしてるんデスか?』
提督『そんな気は無いしサーキットでもアレは遅いから勝てないな。ただ昔からの憧れだ。300出す気は無いから、乗りたかったら金剛も乗っていいよ、扱い辛いマシンだから気を付けてな』
金剛『OKネ!榛名も後ろ乗せてあげマース!』
榛名『はい、是非!』
コンコン
提督『入っていいよー』
ガチャン
入ってきたのは私服の比叡と霧島だ
比叡『お姉様ぁぁぁあ!!!ここにいらしたんですねぇ?!』
霧島『何を大げさな、帰ってくるときここに来る姉様をみたでしょ?』
提督『二人ともお帰り、どっか行ってたの?』
比叡『はいっ、帝都の方に私服を買いに行ってました!』
艦娘は東京の事を帝都と呼ぶ奴が多い、前世の記憶が起因しているせいかそもそもの言葉使いが古いせいもあるのかよく分からない。まぁ紺◯とか旭◯の艦隊ぽくて俺は好きだ。(え?第七鎮守府がどこにあるだって?房総半島の南のどこかだ!漁港と温泉と神社があるとこ、近くには航空基地もある!神(うp主)がGoogleマップ見ながら良さげなロケーションを適当に決めたんだよ!相模湾と東京湾護る要の一つって設定なの!何?今度は横須賀なのになんで千葉にあるのかって?東京ネズミーランドだって千葉にあるだろう!ほら!戻るぞ!)
霧島『金剛姉様や榛名にも何着か気に入りそうなの買ってきたわよ』
金剛『nice!さすが我が妹達ネ!』
比叡『これとか榛名好きなんじゃない?』
袋から比叡が取り出したのは白に近いベージュに濃い赤茶色のリボンがあしらってあるプルオーバーでプリーツやらレースでふわふわしている、洒落たゆるふわ系女子大生が着てそうな一着だ。
榛名『とってもとっても素敵です!』
霧島『私のデータには榛名の好みはもちろんお姉様や比叡、提督や他の艦娘もしっかり記録されているわ、金剛お姉様にはこちらを』
霧島が見せたのは、首元がフリルで飾られた暗い紅色のニットプルオーバーだ。生地の縦縞を見て伸縮性高そうくらいにしか思えない男である俺を許してくれ。女物の服とかあんま詳しくないしファッションには疎いんだよ!
霧島『既にお持ちのカーディガンかポンチョと合わせたらいい感じだと思います』
金剛『thank you so much!とっても可愛いネ!』
比叡『提督にはコレどうかなー?って、はいどうぞ』
手渡されたのは黒い羊革製のベストでポケットは無くクラシックな感じである
提督『カッコええやん、ありがとう!』
比叡『いえ!近々横須賀第七鎮守府オクトーバーフェストですから、提督がバーテンダーするのにこういうの着たら恰好良いかな、、、と』
提督『せやな!これ着てシャカシャカしたらカッコええよな、有難く着させてもらうわ』
金剛4姉妹(ここまで関西弁出るって相当喜んでる)
霧島『気に入って貰ったようでこちらも嬉しいです、では私達は部屋へ戻りますね』
比叡『金剛お姉様!榛名も後でファッションショーしましょうよ!』
金剛『OK比叡、coffee飲んだらすぐ戻るネ!』
榛名『榛名は秘書艦なので、、、』ちらっ
提督『いいよ、行ってきな』
榛名『では金剛お姉様と一緒に戻ります』
比叡『それじゃあ待ってるね〜』
ガチャン
榛名『提督も来ますか?』
金剛『提督が来てもノープロブレムですカラ!むしろ見に来て欲しいデース!』
提督『えー、仲良し四姉妹の交流にむさ苦しいのが混じるのは流石に悪いって』
金剛『全員の裸も大事なトコも見たんですから問題nothingね!』
提督『みんながそう言うならいいけど、、、』
この後すっごい目の保養になったのは言うまでもない。
ーヒトキュウサンマルー食堂
金剛達四人は鳳翔さんとこに飲みに行った、誘われはしたが昨日さんざん飲んだので断り、一人で食堂である。
提督『しかしホンマいいもん見れた』
龍驤『なんやって?この龍驤ちゃんの事が可愛いやって?うれしいなぁ』
提督『どうした可愛い龍驤ちゃん』
黒潮『司令官がお一人様とは何か珍しいなぁ、どないしたん?』
提督『黒潮もか、別に偶には一人でもええかなーと』
黒潮『司令官が一人になれる訳あれへんやん〜、アンタどんだけモテモテか分かってるん?』
龍驤『やからウチらが寄ってきたんやん〜、なんか久方ぶりに話す気がするわ〜』
提督『まぁ確かにお前らあんま使ってあげれてへんからな、まぁお喋り相手くらいにならなったるで』
祥鳳『なら私も頼もうかしら』
大鳳『あの私も』
蒼龍・飛龍『私達も〜!』
結果大勢に囲まれての晩ご飯でとても忙しかった(口が)
〜フタマルヨンゴー〜執務室〜
提督『なんとなくここが一番落ち着くよな、静か、、、』
湯上りでホカホカの提督はソファに寝転がってくつろいでいる
コンコン
提督『どーぞー』
ドアが開くとパジャマを着た榛名が入ってきた。榛名も湯上りなのか髪の毛が湿っている感じだ。榛名は入ってくると鍵を閉めた。
榛名『こんばんわ提督、お加減はどうですか?』
提督『いい感じ、そっちは?』
榛名『榛名は大丈夫です、その、始めてもよろしいですか?』
提督の横たわるソファの前に立ちもじもじと聞いてくる
提督『いいよ、おいで』
許可を貰った榛名は提督の上に覆い被さり熱い接吻を交わす、互いの舌はうねうねと唾液を混ぜ合わせ小さな喘ぎ声が榛名から漏れる。
榛名『榛名はダメな子です、朝からずっとこの事ばっかり考えてました。その、、、いやらしい、、、事、、』
提督『榛名はダメな子じゃないよ』
榛名『これでも、ですか?』
そう言いソファを離れると服を脱いだ、現れたのはピンクのベビードール、透けて見えるのは穴の開いた隠す気のないいやらしさの限りを詰めたようなセクシーな下着だ。
提督『ほぅ、、、』
起き上がりまじまじと眺めると頬を上気させ目を逸らせ、ベビードールの裾をたくし上げ照れながら榛名がつぶやく
榛名『このふしだらな榛名を、、、お仕置きしてください、、、』
提督『ならしっかりお仕置きしないとな、、、机に手をついて』
榛名『はい、、、』
榛名は尻をこっちに向け手を机に置く、愛液が太ももを伝い膝に届くまで垂れているのが目に入った。
提督も服を脱ぎ臨戦態勢に入る。
そして狙いを定め榛名の蜜壺にいきりたつ野獣をねじ込んだ。
榛名『あぁっ!!いきなりそんなっ!!』
提督『ダメな子にはちゃんとお仕置きしないとな?』
榛名『はぃっ、、はるっ、、な、はっ、、ダメなっっ!!っくぅん!子、、、ですっっ!!あっあっ、、、ん〜っ!』
子犬のような喘ぎ声を出し膝をガクガクさせながら快楽を楽しむ榛名、その淫靡な恍惚の表情も開いた口からだらしなく涎をたらす。
榛名『はひっ、、、だめです、、、てぇ、、とく、、、このまま、、だとっ、、っあん!、、おかしくっ!!』
さらにペースを上げ突く、野獣はさらに硬度を増し中を掻き回す。
榛名『あっあっあっんっっ!っく!はぁっんっ!!!』
榛名『イッちゃ、、、あっ、、イッちゃいますぅぅう!!あっ!!んっんっ!!』
もう何回か突いたところで一番奥で止まる。するとへなへなと榛名が床に崩れ落ちズルンと逸物が抜けてしまう。
榛名『はぁっ、はぁっ、申し訳ありません、、、榛名だけ達してしまいました、、』
提督『部屋行くか?』
榛名 コクリ
部屋に入ると榛名は提督を静かに押し倒した。
提督『今日は榛名が上か?』
榛名『今回こそ提督を満足させてみせます』
すると腰を前後に動かし始めた。ネチャネチャという粘着質な音と少し荒い榛名の吐息のみが部屋を巡る。
キツく締まりの良い中が愚息をこすりあげ欲望を吐き出させようとする。
榛名『どう、、です?、、んっ』
提督『大分上手くなったな。余裕ないや、、、それに、、』
榛名『??』
提督『その下着も点数高いぞw』
提督が微笑みながら榛名の乳房を下から持ち上げるように掴み揉みしだく。
弾力溢れるその乳房は指を弾くようにモチモチで薄紅色の乳輪にはピンと立った乳首が、それを指で弾くと榛名は身をよがらせる。
榛名『んんっ、弄ったらだめですぅっ』
そう言って身体を倒し提督の首筋を舐め耳を喰み耳穴を舐め回す。
提督は息を荒げそのくすぐったさに反応する。
榛名『提督の弱い所は全て判ってます、こことか、こことか』
榛名は右手で掻くように提督の頭を撫で舌を提督の口腔内に滑り込ませ舌を蛇のように絡ませる。
左手は添えるように提督の胸板に置かれ親指の腹で提督の乳首を愛撫する。
提督も負けじと榛名の秘部に手を伸ばし結合部のすぐそばにある豆を摘む。
するとみるみる榛名から余裕が消えヒクヒクと中が蠢く。
榛名『ふぁ、んぁぁっ、んくっ!』
提督『またイッたなw』
榛名『うぅ、、言わないで、、ください、、』
そう言いながらも腰はしっかり動いてる榛名、提督にも絶頂の気配が訪れ始め、腰を突き上げる
榛名『んんっ、出そうなんですかっ?んっ、んっぁ』
コクリと頷き榛名が笑顔で応える。
榛名は腰を振るペースを上げながらも提督の突き上げにリズムを合わせる。この気遣いが榛名としてて一番心地が良く彼女がとても愛おしくなる瞬間である。
そしていよいよ提督に頂上が見えているのを察すると彼女は熱烈なキスをしてくる。数秒後、彼女の膣内に白濁液が吐き出される。
榛名『熱いの出てますよ提督、お加減はどうですか?』
質問しながら撫でてくれる榛名、こちらも榛名の髪をわけ撫でてやる。乱れた髪を除けてやると満足げな表情の榛名がいた。
榛名『沢山出ましたね』
提督『あぁ』
榛名『大好きです提督、心の底より愛しております』
その言葉に応えるようにキスをする。
榛名『姉様や他の子達とも同じ事している事は知ってます。でもいいんです、こうして一時だけでもご寵愛を賜れるだけで榛名はとても幸せです』
提督『、、、』
榛名『そんな顔をなさらないで、提督は笑っ、、』
すると提督は榛名が下になるように促す、正常位で覆いかぶさり耳を甘噛みすると小さな嬌声が漏れる。
提督は低く小さな声で呟いた。
提督『愛してる』
不意に訪れたその声に榛名は感動の涙が溢れてきた。
榛名『私も愛してます、大好きです、、、心の底から、、、っ!初めて、、、ひぐっ、、、お会いした時から、、えぐっ、』
嗚咽が漏れ大粒の涙がどんどんこぼれ出す。提督はそれを拭うと額に、鼻先に、頬に、そして唇に優しくキスをした。
提督『泣くなよ、つられて泣いちゃうだろ?』
榛名の手を握りそっと続ける
提督『笑ってる方がいいのは榛名も同じ、ね?』
榛名『提督はお優しいです、、、優しすぎます、、、うぅっ、、』
涙目の榛名は微笑み提督を抱きしめる
榛名『また大きくなってきましたよ』
意図的に膣内を動かし眠りにつこうとした野獣を目覚めさせる榛名、深呼吸をして息を整えると艶美な声で囁いた
榛名『もっと榛名を愛して下さい』
二人は激しくも優しく、そして静かに唇を合わせ舌を絡める。同時に提督は腰を大きく前後させる、ぬちゅぬちゅと粘着質な水音にパン、、パンと比較的遅い拍子が部屋に刻まれる。
榛名『んちゅ、、、んふっ、んっ!あむ、、んっ!』
榛名『てい、、とくっ、、、!』
提督『んー?気持ち良くなかったか?』
榛名『いえ、決してそんなわけでは、、、その、、、もっと激しく、、、』
顔を真っ赤にしながら榛名が要望すると提督はすぐにペースを上げた。
すると榛名は悲鳴のような歓喜の叫びをあげ激しいピストンは榛名を快楽の沼へと引きずり込む。
激しく乳房が揺れるのを鷲掴み乳首を抓り反対側は歯を立てて加減しながらも強く噛みつく、噛みつかれた乳首は吸い上げられさらに先端を舌で転がされる。激しい痛みは性的快感へと変換され彼女の脳へと届けられた。
榛名『おっぱいっ、、あっ、、だめですっ、、、あぁ!!んんっあっ、、真っ白にっ!、、、んっ、、なっちゃうぅぅ!』
榛名『あっあっあっんんっぁ!またっ、、んっんっぁんっ、来ちゃう、ぁん!』
その刹那再び達した榛名は身を激しくよがらせ膣内は激しく踊り快楽を加速させる、しかしピストンは全く止まらない。
榛名『あっぁ、んくっ!だめです!ダメっダメぇ!、、らめてっんっ!くらひゃいっんぁん!』
必死の嘆願も無視され続く激しいピストンは彼女により強い快楽を与え思考を奪う。数秒で彼女から完全に言葉は消え、突かれるリズムに合わせてただ哭く事しか出来なくなってしまった。それでもなお緩むことのないピストンはむしろより速くなる。
榛名『あっあっあっあっんぁ!』
快楽に完全に沈んだ彼女からは突かれるたび潮を吹きベッドを濡らす。時折出す甲高い悲鳴は舌により塞がれた。長い絶頂の中さらに高い絶頂を迎え膣内が狂ったように痙攣し締め付けて来る。とうとう耐えきれなくなった怪物は再び多量の欲望を吐き出す。子種を子宮に注ぎ込まれる快楽に榛名は悲鳴をあげようとするが提督の熱い接吻がそれを阻む。
榛名『んんっ!んんんっンンンー!』
釣り上げられた魚の様にビクンビクンと打ち震える榛名、息もまともに出来ず鼻息を荒げ、数センチも離れてない提督の眼をただただ観ていたが微妙に焦点は合ってない。
しかし少しづつ息を整え思考を取り戻し、コトが終わった事に気づくとそっと瞳を閉じ静かに提督を抱きしめ、絡めた足で提督の腰をより引き寄せ、最後の一滴まで搾り取ろうと密着する。
息継ぎのない長い長い接吻は体感で3分以上続いた。その間二人はずっと抱きしめ合い密着した互いの肌を感じ合う。
高い脈拍は互いに分かるほど密着した。余韻の静かな時間は防音壁越しの小さな波の音が飾りたてる。
疲れ切った二人は繋がったまま睡魔の誘いに簡単に連れて行かれてしまった。
ー深夜ー
榛名(ん、、あれ、寝ちゃってた?う、、、重い、、)
提督を横へ転がすようにどかすとスルリとペニスが抜け若干の快楽がやって来て、再びスイッチが入ってしまう。
榛名『綺麗にしてあげなきゃ』
愛液と精液にまみれふやけたモノを口に含み優しく吸い上げる。寝ている提督にコッソリ悪戯をしているようで背徳感が、同時に奉仕出来ているという高揚感が頭をよぎる。丁寧に吸ったり舐めたり咥えたりするうちに再びペニスは徐々に硬さを取り戻していく。
榛名(ふふっ、また大きくなった♪面白いです)
深い眠りに就いている提督は全く起きる気配が無い。榛名は提督に跨ると小さな声で呟きながら挿入する。
榛名『主砲装填です//んふぅ、、んっ、さっきより、、、大きい?』
少し体勢を変え、挿れたまましゃがみ込む、提督が起きないように、提督には体重をかけずベッドに手を置き腰を上下に振り始める。はしたない格好は羞恥心を煽りそれが榛名には少し心地良かった。
小さな絶頂を何度も迎えながら腰を己の欲望に忠実に振り続ける。すると射精直前の肥大を感じ一番奥に突き入れる。子宮口と亀頭がキスをし子宮に直接精液を吐きかけられるような、そんな感覚が中で起こる、ビクンと小さく震え満足げな表情を提督に向けるが彼が起きそうな気配はない、
何度も中でビクンビクンと脈打つ野獣は最後に一回吐き出すとまた榛名は絶頂を迎えへなへなと提督に覆いかぶさる。
榛名『膣内に出されるこの感覚、榛名は大好きです、提督のものになってるって感じがして』
膣内で徐々に大きさと硬さを無くす逸物を抜くと先ほどよりサラサラとした白濁液が太腿を伝い落ちる。
もう一度提督のモノを口に含みさっきより強めに吸ったりして掃除した、今度は大きくならなかったのが少し寂しかったがそれより寂しかったのは事の最中彼の反応が全く見れなかったことだ。
榛名は私室奥にあるシャワー室でシャワーを浴びある程度の精液を掻き出し垂れた精液でベットが汚れないようにする。
そっと提督の腕枕を取り出し大好きな彼に絡みつくように抱きついて再び眠りに就いた。
毎度ながらこのシリーズを読んでいただきありがとうございます!コメとか評価が着くとやる気出ますよね!今4話分くらい書き溜めれているので年末年始の休みの暇潰しの材料になれるように頑張りますね!
待ってた これからもがんばー♪楽しみにしてるー
続き待ってます!
続き頑張って!!
続きが見たいです!ヽ( ̄▽ ̄)ノ