2018-01-20 21:49:31 更新

概要

この作品は犯罪者に救いの手5の続きになります


前書き

蒼野夜一

【過去に人を何百人も殺めた犯罪者 現在は四季達と仕事して罪を解している】
【過去、天龍遥を佐久間グループから守る為に人を殺めていたが最後の最後で遥に守られ守りきれなかった…】
【体力、剣術、知識が高い万能型的存在(作者は頭悪いですがそこは置いておいてください…)】
【蒼野は死んだのかは不明 佐久間グループ殲滅後謎の人間?らしき者が突如出現し、その謎の人間が出したと思われる謎の空間によって蒼野は裁判所の目の前に居た】
【キレるとかなり危ない】


四季映姫

【幻想郷の閻魔を務める閻魔大王】
【蒼野と一緒に仕事をしている】
【蒼野は犯罪者だが四季映姫は蒼野が行為を持って人を殺してたとは考えられず、四季映姫と共に仕事の手伝いなどをして罪を償う刑にした】


小野塚小町

【四季の部下で亡くなった者の霊を裁判所まで運ぶ死神…だが、よくサボっている】
【よくサボって人里の団子やミスティアの夜雀に居る】


大閻魔

【四季達の上司…だけ】



永琳 「うどんげ これと同じ薬が薬品倉庫にしまってあるから適当な数持ってきてもらえるかしら?」


鈴仙 「っえ?適当な数って…何個持ってくればいいんですか?」


永琳 「好きなだけ持ってきていいわ 面倒だったら全部もってきて?」


鈴仙 「わかりました」タッタッタッ…


永琳 「てゐ あなたは薬を勝手に使った罰を免除にしてあげるからさっきあなたが使った薬の弱くしたやつを適当な数持ってきてもらえるかしら?」


てゐ 「いや、だからなんで適当な数なんだウサ 何個かいってくれウサ」


永琳 「適当でいいわ 面倒だったら全部もってきて?」


てゐ 「いや全部の方がめんどうだウサ…めんどくさいウサね」タッタッタッ…


永琳 「今から二人が持ってくる薬 あなたタダでにあげるわ?どう使うかはあなたに任せるわ」


蒼野 「…っえ?なんでですか?そんな大事な薬をなぜタダで自分に?」


永琳 「…実はね?あの薬を打って完全に効いた人、あなただけなのよ 他にもてゐが勝手に持ち出して使った人を見ていたのだけど、誰一人完全に治癒するまで我慢できなかったのよ」


永琳 「どんな大男でも激痛の痛みには耐えきれずに自ら命を絶とうとしてしまうほど…なのにあなただけは耐えきって完全治癒できた」


永琳 「だからこの薬はあなたに託した方がいいと思ったのよ 他の人に飲ませてもどうせ同じ結果になるのが目に見えてるからね?」


永琳 「とは言っても、さすがにさっき使った激薬を事あるごとに飲んでたら身が持たないと思うから少し弱めた薬を渡すわ そっちの方がいいでしょ?」


蒼野 「…たしかに深い傷負う度にさっきの薬を使ってたら身が持ちそうにありませんね」


蒼野 「でも本当にタダで貰っていいんですか?せっかく研究して作った薬を…」


永琳 「破棄するのに困ってたからそれをあげたと思えばいいだけよ 破棄してくれるお礼に筋肉活性化をあげると思えばね?」


蒼野 「…わかった それじゃ遠慮なくその薬を貰うよ?ありがとな 先生」


永琳 「どういたしまして!」


鈴仙 「師匠 頼まれた薬全部もってきました?」タッタッタッ…


てゐ 「持ってきてやったぞウサ」タッタッタッ…ドサッ 薬を蒼野のベッドの上に置く


永琳 「ありがとう二人とも?」


鈴仙 「それにしても師匠 この薬全部もってきたのはいいんですが一体何に使うんですか?」


永琳 「あげるのよ この人にね?」


鈴仙 「…っえ?」


てゐ 「まじかウサ!?あのケチで自分勝手で誰からの指図を受けないやぶ医者があげるだと!?信じられないウサ!!」


永琳 「誰がやぶ医者だって…?」(#^▽^)


てゐ 「やべ つい本音がでちまったウサ」


永琳 「やっぱり後でこき使ってやるわ うどんげを!」


鈴仙 「なんで私なんですか!?」


永琳 「てゐの悪事=うどんげの罰だからよ」


鈴仙 「理不尽なうえにとばっちりだー!!!!」(´;□;`)ブワッ


てゐ 「がんばウサ!」( •̀∀•́ )b


鈴仙 「あとで殺す!!」ギロッ!!


てゐ 「やってみろウサ」


蒼野 「…えっと、先生 話しを戻すけどいいかな?」


永琳 「あらごめんなさい?えっと、退院のことかしら?」


蒼野 「…よくわかりましたね?俺が退院いつできるのか聞こうとしてたって?」


永琳 「前も怪我が完全に治ってない状態で早く退院しようとしてたからもしかしたらと思ったのよ?」


永琳 「今からでも退院できると思うけど、念のため今日は様子見で入院してちょうだい?明日の朝まで何事もなければ退院を許可するわ」


蒼野 「わかりました」


永琳 「二人とも その薬を渡してあげて?」


鈴仙 「はい」タッタッタッ…


鈴仙 「どうぞ」スッ 薬の入った紙袋を渡す


蒼野 「ありがとう」スッ


てゐ 「ほらよウサ」


蒼野 「ありがとな?」スッ


永琳 「それじゃ行くわよ二人とも 今日はもう休んで明日に備えなさい?」


鈴仙 「…わかりました」ムスッ


てゐ 「了解だウサ」


タッタッタッ…パタンッ


蒼野 「…」


蒼野 「…明日には退院できるか?てゐからもらった薬のおかげだな 激痛に耐えた甲斐があったな」


蒼野 「(これならすぐにでも仕事に戻れそうだな?退院したらメイの墓参りに行かないとな 四季の話しだと閻魔嫌いの幽香の敷地、太陽の畑に立ててあるって言ってたからな)」


蒼野 「…綾瀬…」


蒼野 「(…俺があの時、背後に回ったノンに気づいていれば、綾瀬は死ぬことなかったのに…)」


蒼野 「…綾瀬…!」ツツー…


蒼野 「うぅ…ごめん、本当に…ごめん…!!」ポタッポタッ…













朝ー蒼野の病室



蒼野 「よっと?」スルスル… 元の着替えに着替え直す


鈴仙 「どうぞ あなたのお荷物です」スッ 蒼野の荷物を渡す


蒼野 「ありがとう」スッ


てゐ 「店主にはもう話をつけてあるからあとは案内するウサ」


蒼野 「すまないが頼む」


永琳 「充分に動けそうね?これならもう退院しても良さそうね」


蒼野 「そうだな もう身体も痛くないし、体も軽いからこれなら平気そうです!」


永琳 「ならいいわ 次は来ないようしなさいよ?閻魔様にもあまり心配かけるんじゃないわよ?」


蒼野 「わかっています 世話になったな!それじゃ!」タッタッタッ…


ガララッ


四季 「失礼します 蒼野 具合はどうです…」


蒼野 「おっす!四季 おはよう?今日も閻魔の仕事休みなのか?」


四季 「…っえ?あっ蒼野?あなた、なんで私服で立って…?」


永琳 「あら?ちょうどいいタイミングで来てくれたわね 閻魔様に話しておかないといけないわね」


四季 「なにをですか?てか、なんで蒼野が私服を着て立ってるんですか?まだ立てる状態じゃなかったはずでは?」


永琳 「それも兼ねて話すわ 昨日の夜のことなんだけどね?」



永琳説明中…



四季 「…なるほど そういうことでしたか」


永琳 「見た感じ大丈夫そうだから今日退院させたのよ …まぁ、ちょっと無理して治したのが気になるけどね」


四季 「医者であるあなたが退院してもいいと言うならなにも言いませんが…」


四季 「蒼野には後で叱りますので覚えておいてください」


蒼野 「なんで!?」


四季 「無理に傷を治したからです 危険な薬に手を出してまで傷を治す必要はなかったはずです 違いますか?」


蒼野 「…別にいいだろ?早く傷を治して仕事に復帰したかったんだから」


四季 「そんな理由のために危険な薬に手を出したんですか!!万が一、あなたが痛みに耐えきれなくて自害していたらどうするんですか!!」


四季 「ケガをしていたら仕事なんて休んでいいんです!だれも怪我してでもやれなんて言ってないでしょ!!」


蒼野 「…それは…」


四季 「大閻魔様が今まであなたに無理してでも仕事をやれと言ったことありますか!?慧音さんの時だって蒼野がケガしてることを知ったら任せようとしませんでしたよね!!」


四季 「あなたが無理しなければ平気だと言って受けましたよね!その結果あなたはさらに大怪我して入院しましたよね!覚えていますよね!!」


蒼野 「…あぁ 覚えてるよ


四季 「過去にそういうことがあったと言うのにまだ無理しようとしますか!?もう無理はしないと約束しましたよね!!」


蒼野 「別に今回は無理してないだろ?ただ傷を早く治すために薬を使っただけで…」


四季 「それを無理してると言うんですよ!!怪我を治すために4ヶ月かかる怪我をたった一日で治したじゃありませんか!!」


四季 「昨夜、怪我を治すために激痛に耐えながらも怪我を治したんですよね?それを無理してると言うんですよ!!」


四季 「なにか間違ったこと私は言いましたか?なにも間違っていませんよね!事実ですよね!!」


蒼野 「…そりゃっまぁ…事実だけど…」


永琳 「そこまでにしておきなさい ここをどこだと思ってるの?病院で騒がないでちょうだい」


四季 「…すみません 少々頭に血が上りすぎました」


永琳 「わかればいいわ 叱るならここじゃない場所でしてちょうだい?それよりてゐ あなたは早く場所を案内してあげなさい」


てゐ 「わかってるウサ それじゃ早く行くウサ」


蒼野 「あぁ わかった」


蒼野 「四季 とりあえず説教はあとで聞くから今は刀を治しに行きたい いいかな?」


四季 「…次はないと思ってください いいですね?」


蒼野 「…できる限りはするよ」


四季 「…まぁいいでしょう?それと蒼野 あなたに渡すものがあります」スゥ…スッ どこからともなく蒼色の鞘の中に収まった刀を蒼野に差し出す


蒼野 「っ! その刀…メイの!」


四季 「蒼の刀と言うそうです あなたに渡すよう頼まれました」


蒼野 「頼まれたって…あいつはもう死んでるのに、どうやって…?」カタッ


四季 「あなたが入院してる時にその方は裁判を受けに来たんです その時に頼まれました」


蒼野 「っ!? あいつお前のところで裁判を受けに行ったのか!?はっ判決は!?」


四季 「…」


蒼野 「…うん そうだよな…天国なわけ、ないよな…」


蒼野 「あいつだってそれなりに悪いことしてたからな…天国に行けるわけないよな…」


蒼野 「…メイ…!!」ギリッ!!


四季 「…たしかにあの方は地獄に落としました 前歴もかなりあったので天国にいけるようなものではありませんでした」


四季 「ですが、地獄に落としたと言っても深い層ではないのでそこは変に勘違いしないでください」


蒼野 「…っえ?深い層じゃない?どういうことだ?」


四季 「地獄と言うのは三段階に分かれているんです わかりやすく言うなら松、竹、梅と例えてください」


四季 「それであの方を落とした階層は梅 軽罰を償うところです 綾瀬さんは悪いこともしていれば良いこともしていたので、そのおかげで深い層に落とされずに済みました」


蒼野 「…そっそうか 地獄でも深い層じゃないのか?ならよかった 深くなくて…」ホッ


四季 「…あなたらしくない表情を見せますね?蒼野 まっそれほど綾瀬さんのことを思っていたという証拠ですね?」


蒼野 「っ! わっわるい 別にそういう表情を出そうと思ったわけじゃ…」


四季 「別に謝ることはありません 誰かのことを心配することに関して叱ることはしません」


四季 「…まぁ 敵である者のことを心配したことに関しては褒めませんがね?一応あの方も佐久間グループの一員なんですからね」


蒼野 「…」


四季 「まっそれは置いといて?早く霖之助さんのもとに行きましょう この後、行かないといけない場所があるので時間かけたくありません」


蒼野 「行かないといけない場所?いったいどこに行くんだ?俺もこの後行きたい場所があるんだが…」


四季 「その心配は無用です あなたの行きたい場所と一緒の場所ですから安心してください?」


蒼野 「…っえ?いっしょ?」


四季 「それでは行きますよ」タッタッタッ…


蒼野 「あっあぁ…」タッタッタッ…


てゐ 「それじゃ行ってくるウサー」タッタッタッ…













香霖堂



カランカラン…


てゐ 「じゃまするウサー?」


四季 「お邪魔させてもらいます」


蒼野 「(…なんか、この世界に無いものがいっぱいあるような…?)」


霖之助 「いらっしゃい 待っていたよ?永遠亭に住まうウサギさん」


霖之助 「刀を治して欲しいという人はその方かな?腰に刀を付けているけど」


てゐ 「そうだウサ 早速だが見てくれウサ」


霖之助 「わかった」


蒼野 「…あんたが鍛冶師か?」


霖之助 「いや 鍛冶師ではない?ただ気まぐれにやってるだけだ」


蒼野 「…ほんとに折れた刀を治せるのか?」


霖之助 「ものを見ないことにはわからない まずは折れた刀を見せてくれるかい?」


蒼野 「…わかった」カタッ…スッ 闇の刀を腰から引き抜いて渡す


霖之助 「…これはまたなかなか使い込まれてるね?鞘は至る所にキズが入って、柄糸(手を握る部分に付けている糸)がボロボロじゃないか」カタッ


蒼野 「ずっと使ってたからな?ほぼ毎日のようにな」


霖之助 「…これはまたポッキリと折れてるね 相当無理して使ったみたいだね?」


蒼野 「…」


霖之助 「えっと 刃先はっと…」スーッ…カタンカタンッ 鞘を斜めさせて折れた刃先を机の上に取り出す


霖之助 「…へぇ かなり人を切ったみたいだね?刀が紅色に光ってるけど?」


蒼野 「その刀で100人以上は切ってきたからな?紅色に光っていてもおかしくはない」


霖之助 「なるほど…」ジ…


四季 「どうですか?治せそうですか?」


霖之助 「…うん ただ折れただけみたいだから取り付ければいいだけみたいだ?これくらいなら明後日ぐらいまでには治せそうだね」


蒼野 「ほんとうか!?」


霖之助 「うん それと柄糸やキズとかもついでに治しておくから2日~3日ぐらい時間をくれないか?やっぱり刀は美しくないとかっこ悪いからね?」


蒼野 「わかった すまないが修理お願いするよ」


霖之助 「引き受けた 責任をもって修理するよ」カチャカチャ…カチャンッ 刃先を鞘に入れて取っ手を鞘に収める


てゐ 「それじゃ約束の物だウサ これが欲しかったんだろウサ?」スッ… 茶封筒になにか入ったものを霖之助に渡す


霖之助 「…本当にこれで例のものが動くんだろうね?」スッ


てゐ 「安心しろウサ そこは保証するウサ」


霖之助 「…信じるよ その言葉」カサッ…スッ 茶封筒の中から髪を取り出して読む


蒼野 「…? なにを渡したんだ?」


てゐ 「外の世界に存在する物の使い方が載ってる書斎だウサ」


蒼野 「…外の世界の物の使い方?」


てゐ 「おっと!余計なことは言うなウサ お前が外来人だと知れば店主はここにある外の世界の物の使い方を全部聞いてくるウサ」ヒソヒソ


蒼野 「っえ ぜんぶ…?」ボソッ


霖之助 「…なるほど あれはあぁやって使うものなのか…覚えておかないと?」フムフム


てゐ 「納得したウサか?納得したならこれで取引成立だウサ」


霖之助 「いいだろう ここに書いてあることは全部本当のことのようだ?取引成立だ」


てゐ 「それじゃこいつの刀のことは任せるウサ」


霖之助 「責任持って修理するよ」


四季 「それでは次の場所に行きましょう 行きますよ?蒼野」


蒼野 「あいよ」


霖之助 「あ、ちょっと待って?」


蒼野 「? なんだ?」


霖之助 「もし良かったらなんだけど、この闇の刀を預かっている間 僕の刀を貸しておくよ?」カチャカチャ…


霖之助 「僕の愛刀 草薙の剣をね!」スッ


蒼野 「…っえ?」


霖之助 「この刀の名前と用途を見させてもらったけど、用途の中に君が大事に使ってるのも感じ取れたんだ そんな刀を大事にする人なら僕の刀を貸しても平気かなと思ったんだ」


蒼野 「…名前と用途を?それは能力か?」


霖之助 「うん 僕は道具の名前と用途が分かる程度の能力を使えてね?本来なら用途だけでわかるわけないんだけど、その用途の中に君が出てきて刀を振っていたんだ」


霖之助 「こんなこと初めてだよ 用途の中に人が現れてくるなんて?おかげでいい経験ができた ありがとう」


蒼野 「別に俺はなにもしてないが…それよりいいのか?初めて会った奴に自分の刀を貸すなんて それにその刀がなくともあと二本あるから平気だぞ?」


霖之助 「それじゃ僕からのお願いで使ってくれないか?ずっと使われないでしまってあるより、誰かに使ってもらった方が刀も喜ぶと思うんだ」


蒼野 「…紅色に染めちまうぞ?」


霖之助 「刀なんだから紅色に染まってしまうのは仕方ないことだ だから君の刀を預かってる間、使ってくれないか?」


蒼野 「…わかった それじゃありがたく使わせてもらうよ?」カタッ 草薙の剣を受け取る


クンッスー… 刀を鞘から抜き取り刃を見る


蒼野 「…見事な刃だな すげぇ切れ味がよさそうだ」


霖之助 「切れ味と耐久性は保証するよ 重さはちょっとあるけど、君が持ってたこの闇の刀もかなり重量があるからたぶん楽に扱えると思うよ?」


蒼野 「…」ヒュンヒュンッ…ヒュンッ 刀を軽く振って腕を慣らす


霖之助 「…いい刃音だ?やっぱり君に持たせて正解だったよ 風を切る音がすごく心地よい音だよ」


蒼野 「…それはどうも?」スチャンッ


てゐ 「…あのけちな店主が刀を貸すとはなウサ 驚いたウサ」


霖之助 「自分でも思ってるよ 基本的、自分が非売品にしたものはゆずらないからね?」


てゐ 「明日は大雪かもしれないウサね」


霖之助 「かもしれないね」


蒼野 「…冷静だなあんた バカにされてること気づいてないのか?」


霖之助 「気づいてるよ だけど本当のことだから怒っても仕方ないだろ?事実なんだからね」


蒼野 「(…ここの店主 意外にやり手か?バカにされても言い返すことなどはしないで平常心で返答する 普通のやつならなにかしら言い返すのに…)」


四季 「それでは次の場所に行きましょう てゐさん 手伝っていただきありがとうございます」


てゐ 「礼には及ばなさいウサ お前らも気をつけろよ?」


四季 「わかっています それでは」


蒼野 「2〜3日したらまた来るよ それじゃ」


タッタッタッ…パタンッ


てゐ 「…」


霖之助 「…それにしても 本当にこの刀はすごいね?折れていても刀としての性能がまだ生きてるよ」


てゐ 「折れてるのにかウサ?」


霖之助 「うん 本来の刀は折れたらもう約立たずになっちゃうけど、あの子が持ってたこの闇の刀…まだまだ闘気を感じるんだ!」


霖之助 「よほどあの子に好いてるみたいだね?早く治して、元の持ち主に返してあげないとね?」


てゐ 「ふーん?まぁいいウサ それじゃ私も帰るからあとは頼んだウサ」


霖之助 「わかってるよ また外の情報のことがあったら教えてくれ?」


てゐ 「気が向いたらなウサ」カランカラン…


パタンッ













太陽の畑



四季 「着きましたよ蒼野 ここが私の来たかった場所です」ヒュー…スタッ


蒼野 「…ここって太陽の畑だよな?なんでここに用が?」


四季 「お墓参りです 綾瀬さんのね?」


蒼野 「…っえ?」


四季 「来たかったんでしょう?綾瀬さんのお墓参り 先ほど行きたい場所があると言ってましたがここじゃありませんでしたか?」


蒼野 「…いや、ここで合ってるけどなんでわかったんだ?俺言ってないよな?」


四季 「だいたい予想していました あなたが行きたい場所があると言っていた時点でここだとわかりました」


四季 「綾瀬さんのお墓はあの木の影になっている場所です 墓石が建っていますよね?」


蒼野 「…」


大きな木の影になっている場所には月下美人が添えられている墓石が建っていた


蒼野 「…あの花 月下美人か?たしか綾瀬が好きだって言ってた」


四季 「幽香さんが添えたんだと思います あの方は花ならなんでも作ることができますから」


蒼野 「…花を作る?」


四季 「幽香さんは花を操る程度の能力を持っているんです どんな花でも季節関係なく、種や根っこなんかも使わずに作ることができます」


四季 「花以外にも植物も操ることができます 花や植物に関することなら彼女が適任と言ってもいいでしょう」


蒼野 「…なぁ 月下美人ってたしか、夜に数時間しか咲かない花じゃなかったか?なのになんで今咲いてるんだ?」


四季 「それは幽香さんが常に咲かせているようにしてるからだと思います そうでなければこのような時間に咲くはずがありません」


蒼野 「花の性質も変えることができるのか?そんな細かいところまで…」


四季 「それじゃ 早くお墓参りして裁判所に帰りますよ?蒼野が治ったことも兼ねて大閻魔様に話さないといけないことがありますからね」


蒼野 「…わかった」


タッタッタッ…





蒼野 「…」綾瀬のお墓の前で呆然と立つ


四季 「…」スッ… 手を合わせて拝んでいる


蒼野 「…ごめんな?綾瀬 2度も守れなくて…必ずお前の仇をとってやるからな」スッ…


蒼野 「…」手を合わせて拝む


…ガンバッテネ アオノ


蒼野 「っ!」バッ どこからか声が聞こえてきて、瞬時に顔を上げる


四季 「? 蒼野?どうかしましたか?」


蒼野 「…いや、なんでもない 気にしないでくれ?」フフッ


四季 「…?」


蒼野 「それじゃ大閻魔のところに行こうぜ?あいつに俺が退院したことを知らせないとな!」


四季 「そうですね 行きましょう」


ヒュー…













裁判所ー大閻魔の仕事場



大閻魔 「…」カリカリ…


大閻魔 「…っ! この気配…浮遊石か?まさか」


コンコンッ


シキデス ナカニハイッテモヨロシイデショウカ?


大閻魔 「いいぞ 入れ」


ガチャッ


四季 「失礼します」


蒼野 「邪魔する」


大閻魔 「やはり蒼野も一緒か 浮遊石特有の気配が感じ取れたからもしやと思ったが案の定いたな」


大閻魔 「お前さんもう退院したのか?まだ傷全然治ってないだろ?」


蒼野 「いや?もう完全に完治したよ ちょっと危ない薬を使ってな!」


大閻魔 「…危ない薬?」


四季 「永琳さんの特効薬です それを使って完全にケガは治ったそうです」


大閻魔 「…永琳の特効薬で危ない薬って…蒼野 お主よく死ななかったな?永琳の特効薬関類の物はかなり危ないものばかりだと聞いてるんだが…」


蒼野 「…まぁ 4ヶ月分の痛みが数分のあいだに襲ってきたからかなり危ない薬だったといえば危なかったが…」


大閻魔 「…」


四季 「それより大閻魔様 今後の佐久間グループの対処の方なんですが…」


大閻魔 「…ほれ」ピラッ 一枚の紙を四季に渡す


四季 「…これは?」スッ


大閻魔 「処刑許可書だ 佐久間グループを抹殺するために必要な書類だよ?そこにお主らの名前を書けば許可が下りる」


四季 「…っえ?なんでわかったんですか?わたし、話しましたか?」


大閻魔 「話とらんよ ただ、なんとなくわかっただけだ?佐久間グループのことを話してきたらだいたいそんなことじゃないこと思っただけだ」


大閻魔 「それ取るのに苦労したんだからな?四季を除いた全閻魔を集めて総合会議を開いて、なんとか上手く話をまとめて半数以上の賛成派を集めることができたから許可が下りたが 本来なら処刑許可なんて取れないからな?」


蒼野 「…大閻魔…」


大閻魔 「…期待を裏切らないでくれよ?蒼野 幻想郷の未来はお主たちにかかってる 必ず佐久間グループを滅ぼせ!いいな?」


蒼野 「…あぁ!」


四季 「大閻魔様 私も許可が下りるんですか?私の名前も書くよう言ってましたが…」


大閻魔 「総合会議の結果 手を染める者を管理するものを付けることを条件とすることを義務付けられてな?一応閻魔の手で指定された者を処分することも許可が下りてる」


大閻魔 「ただし、閻魔の手で殺ることはあまりやらんようにと言われた やはり閻魔の手でだれかを殺めるのは悪い印象を持たせてしまうからなるべく蒼野に殺めさせてくれ」


四季 「わかりました」


蒼野 「えっと、ここに俺の名前を書けばいいのか?」


四季 「そうです ここにあなたの名前を…あっ!」ハッ


大閻魔 「? どうした?」


四季 「…大閻魔様 蒼野は元々殺人鬼ですが…ここに蒼野の名前を書いたら調べられるのでは…?」


大閻魔 「安心しろ そこはわしの手で人材隠蔽と書くから普通に書いても平気だ?」


四季 「それならいいんですが…」カリカリ… 処刑許可書に自分の名前を記載する


蒼野 「…」カリカリ…


大閻魔 「あっあと指印も頼む どの指でも構わんぞ?」


四季 「…」トントンッピトッ 処刑許可書に朱肉を付けた指を押し付ける


蒼野 「…」トントンッペタッ 親指で指印を付ける


大閻魔 「許可書をくれ」


四季 「はい」ペラッ


大閻魔 「あとはこれに受理した判子を押してっと?」ガシャンッ


大閻魔 「よし!これでお主らは佐久間グループの者を始末することが許可された これでどんなに騒ぎを起こそうが佐久間グループ抹殺のためにやったことなら許される」


大閻魔 「蒼野夜一 四季映姫・ヤマザナドゥ お主たちはこれから佐久間グループ抹殺をメインにして動いてもらう」


大閻魔 「小町にも手が空いた時に協力してもらうよう頼んでおく 幻想郷の裁判は一時的に別の者を付けるから心配しないでくれ」


四季 「わかりました」


大閻魔 「蒼野 次に奴らの目的はお主の持っている光の刀を奪うことだそうだ お主、四季にだけ話したらしいがなぜわしに蒼漱石という首飾りのことを話さなかった?」


蒼野 「…」


蒼野 「さぁな?気分かな なんとなくお前には話したくなかった ただそれだけだ」


四季 「…」


大閻魔 「…まぁいい 四季には話してたみたいだからそれは置いておこう」


大閻魔 「二人にはかなり大変な役目を押し付けてしまうが幻想郷の異変解決のためだ 頼むぞ?」


四季 「はい!」


蒼野 「おう!」


大閻魔 「蒼野だけ下がれ」


四季 「…っえ?」


蒼野 「…四季はだめなのか?」


大閻魔 「四季には少し話がある だから席を外してくれんか?」


蒼野 「わかった 邪魔したな」


タッタッタッ…パタンッ


大閻魔 「…」


四季 「…それで、話とはいったいなんですか?蒼野を行かせたということは蒼野には聞かれたくないから行かせたんですよね?」


大閻魔 「…察しが良くて助かる まさにその通りだ」


大閻魔 「じつはな 前々からわかっていたんだが…今回の敵の頭は蒼野には知られるわけにはいかないんだ」


四季 「それはなぜですか?たしか佐久間グループの頭は昔と違って女性の方に変わったんですよね?」


大閻魔 「そうだ その女はまだ蒼野には本当の姿を表していないみたいだが、もし表したら蒼野は戦意喪失する」


四季 「…それだけで蒼野が戦意喪失するとは思えませんが?それと、その方が本当の姿を見せたらと言ってましたが大閻魔様はわかっているんですか?」


大閻魔 「…あぁ 小鈴たちの話を聞いて確証がついた もう確実だ!」


四季 「それはいったい誰ですか?」


大閻魔 「【…蒼野が今まで守ってきた 天龍瑶だ…】」


四季 「っ!!!!!? そっそれは本当なんですか!?佐久間グループの頭が瑶さんって!!!?」


大閻魔 「…あぁ 前の頭が天龍瑶に頭の座を取られて蒼野を狙っている なぜ狙っているのかまではわからんが…」


四季 「そっそんなバカな話がありますか!!瑶さんが佐久間グループの頭なんて!?」


四季 「天龍瑶さんは蒼野にずっと守られていたんですよ!それなのになぜ瑶さんが蒼野を!?」


大閻魔 「そこまではわからん ただ、頭が天龍瑶で蒼野を狙っていることは確実と言うことだけしかわからん」


四季 「…そんな 天龍瑶さんが…頭なんて…」


大閻魔 「…蒼野には言うなよ?このことを知ったら…あいつは絶望に落ちる 今まで守ってきたものが敵になってるなんて知ったら…」


四季 「…ですが、ずっと隠すことはできません いつかは知ることになります」


大閻魔 「…そうだな だが、今は知る時ではない…知るとしたら、もう少し時間が経ってからの方がいいかもしれない」


四季 「…そうですね まだ言わない方が良さそうですね」


四季 「…蒼野…」













三途の川



小町 「ふぁぁ…!ひまだねぇ こんな日は寝るのが一番だね?」岩に背をかけて座っている


小町 「夜一も意識が戻ったみたいだし、これで安心して昼寝ができるよ いやぁ良かったよかった!」


小町 「…とは言っても、やっぱり完全には安心したとは思えないね あのとき、私もいれば夜一の怪我も少しは抑えることができたかもしれないからね…」


小町 「…私がいれば、夜一はあそこまで……」


コマチー


小町 「…っん?今の声…まさか!?」ガバッ


蒼野 「おーっす小町 またサボって寝てるのか?四季に怒られるぞ?」ヒュー…スタッ 空を飛んで小町の元へ降りる


小町 「よっ夜一!?なんであんた、まだ怪我は治ってないだろ!?なんでここにいるんだい!?」


蒼野 「ちょっと危険な薬を使ってな?それを使ったら数分で治ったんだ」


小町 「危険な薬?…あんた、まさか永琳の劇薬を使ったのかい?」


蒼野 「あぁ!あれはかなりの激薬だったな?使ったら数秒後にはほぼ意識がなくなったから死ぬかと思ったよ」


小町 「そんな平然とした顔でやばいこと言わないでほしいんだけど…」


蒼野 「あぁ悪いわるい 変に心配させちまったか?そんな心配するようなことじゃないから気にしないでくれ」


小町 「いや気にするなって…」


蒼野 「まぁなんにしても、早く怪我が治ってよかったよ?これならもう仕事に復帰できるから佐久間グループを潰すことができるからな」


小町 「…」


蒼野 「…小町?」


小町 「…夜一 ごめんよ?私があの時、あんたに全部任せたばかりにあんな大怪我をして…あの時、私も一緒にいれば…」


蒼野 「べつに謝ることなんかねぇよ?てか、なんでお前が謝るんだ?お前はなにも悪いことなんてしてないだろ」


小町 「いいやしたよ あんたに任せて私は先に帰ったんだ あの時、帰らないでどこかに隠れて 夜一がやられそうになったら出ればよかったのに…」


蒼野 「あの時は仕方ないだろ?人質を取られて俺だけを指名してきたんだから小町はわるくない」


蒼野 「それに四季たちを足止めするためにもお前に任せないといけなかったからべつに謝ることなんてない」


小町 「だけど…」


蒼野 「別に気に病むことじゃない これ以上謝られても迷惑だし、謝ってもらっても俺も困る だからこれ以上は気にするな」


蒼野 「だけど、その気持ちだけは受け取っておく お前の気持ちもわからなくはない 心配させて悪かったな?」


小町 「夜一…」


蒼野 「だからいつもみたいに元気な小町に戻ってくれ?お前にしょぼくれた顔は似合わない 元気で明るい小町の方がかわいくて魅力的だぞ!」


小町 「かわっ!?」///カァァ


蒼野 「? どうした?急に顔を赤らめて?」


小町 「あっいや、なんでもない 気にしないでおくれ…(またかわいいって…夜一、無意識でそういうこと言ってくるからすごく恥ずかしい…)」///


蒼野 「?」


小町 「…それと夜一 今夜は暇かい?」


蒼野 「今夜?別に予定はないが」


小町 「なら今日外食しないかい?ミスティアがやってる屋台があるんだけど今日はそこで食べないかい?」


蒼野 「っえ?ミスティアって屋台やってるのか?」


小町 「あぁ!料理はほぼなんでも作れるから食べたいものを言えばなんでも作ってもらえるよ!」


小町 「あっ鶏肉を使う料理はあまり作りたくないみたいだからそれだけは覚えといておくれ?ミスティアは鳥の妖怪だから」


蒼野 「んー…外食はあまり好まないんだが?」


蒼野 「…まぁいいか わかった!今日の夜一緒に行くか?」


小町 「決まりだね!それじゃまた後でね!」


蒼野 「おう!そんじゃあな?」フワー…


ヒュー…


小町 「…夜一のやつ もうケガ治ってたのか?しかも退院までしてたなんて…よかった」


小町 「…よし!もう後悔するのやめよう 夜一も元気になったんだからいつまでも後悔してにいでいつもの私に戻ろっと!」


小町 「よぉし!そうと決まったら早速寝よっと!寝て気分スッキリしよっと!!」


小町 「さぁて今日もいい天気だし気持ちよく寝られるなぁ?のんびり寝てゆっくりゆっくり起きよっと」ゴロン 再び岩に背中をつけて寝っ転がる


小町 「おやすみー…すぴー……」













夜ー迷いの竹林付近



屋台夜雀



ジュー…


ミスティア 「…よし!仕込み完了っと!」


ミスティア 「ヤツメウナギも焼き終わったし あとはお客さんが来れば!」



小町 「おいーっす!席空いてるかい?」パサッ


ミスティア 「いらっしゃい!空いてるよ 好きなところに座って!」


小町 「おぉそうかい!夜一 空いてるから来な!」


ミスティア 「…っえ?夜一?」


蒼野 「あいよー?」パサッ


ミスティア 「あっ蒼野!」


蒼野 「おっす!ミスティア 久しぶりだな?元気そうだな 元気にやってるみたいでよかったよ!」


ミスティア 「蒼野こそ元気そうでよかったよ

私に化けた奴が蒼野を入院させるほどの怪我を負わせたって聞いた時は驚いたよ」


蒼野 「あのときは油断してたからな?まさかミスティアが偽者だとは思わなくてな」


ミスティア 「ごめんね 私がやられてなければケガなんてしなかったのに…」


蒼野 「別にお前が謝る必要はないだろ?むしろお前も被害者なんだから謝られても困る」


蒼野 「それよりも俺はミスティアが無事でほんとによかったよ!お前は女だからもし万が一、一生消えない傷とか付けられてたりしたらどうしようかと思った」


蒼野 「見る限り外傷はなさそうだからよかったよ!」ニカッ


ミスティア 「っ! しっ心配してくれてありがとう…」///カァァ


小町 「…?」ピクッ


小町 「(あれ?ミスティアの様子…なんかいつもと違うね?いつもなら人間に対してはけっこう冷たいはずなのに…)」


蒼野 「たしかここは鶏肉を使った料理以外ならなんでも作ってもらえるんだよな?」


ミスティア 「うん 鶏肉を使わない料理ならなんでも作れるよ?材料があればだけどね」


蒼野 「それじゃまずは軽めにサラダでもお願いしようかな?なんのサラダにするかはミスティアが決めてくれ」


ミスティア 「嫌いな食べ物とかってある?」


蒼野 「基本的何でも食べるから平気だよ 気にしなくていいよ」


ミスティア 「わかった それじゃ少し待ってて?」


蒼野 「あぁ!」


ミスティア 「小町さんはなににしますか?」


小町 「うーん…そうだねぇ?やっぱり最初はお酒かな!」


ミスティア 「お酒ですね わかりました!」スッ…スポンッ 酒が入ったビールの王冠を栓抜きで抜き取る


シュワシュワシュワシュワ…


ミスティア 「はいどうぞ!」スッ


小町 「いただきまーす!」ゴクゴク…


小町 「ーっぷはぁ!やっぱり働いたあとのお酒はうまいねぇ!!」


蒼野 「あまり飲みすぎんなよ?ほどほどにしとけよ」


小町 「わかってるって!そんなに心配しなくても平気だよ!」


小町 「女将さん!レバ刺し1つ!」


ミスティア 「はーい!」


ミスティア 「はいサラダお待ち!」カタッ


蒼野 「ありがとう」


ミスティア 「はいレバ刺しお待ち!」カタッ


小町 「おお!美味そうだねぇ!」


蒼野 「…」シャクッモグモグ…


ミスティア 「どう?口に合う?」


蒼野 「…うん なかなかうまいな?新鮮な野菜を使ってるのがすごくわかるよ まだこの野菜は仕入れたばかりか?」


ミスティア 「そうだよ!よくわかったね?今日人里に行って採れたての野菜を買ってきたの」


蒼野 「何日も置いてある野菜の食感と味が全然違うからな?やっぱり新鮮な野菜は美味いな!」シャクッモグモグ…


ミスティア 「そう言ってもらえると仕入れた甲斐が有るよ!」


小町 「女将さん!ヤツメウナギひとつお願い!」


ミスティア 「はーい!」ジュゥゥ…


蒼野 「…ヤツメウナギ?鰻の仲間か?」


小町 「そうだよ 甘辛のタレで焼いた鰻でそれがまたなかなか美味いんだ!」


蒼野 「ふーん…?」


ミスティア 「蒼野も食べる?」ジュゥゥ…


蒼野 「っえ?あぁいいよ 俺は食べない!」


ミスティア 「そう?けっこうおいしいよ?」


蒼野 「たしかに美味しいかもしれないけど…な?」


ミスティア 「…?」


小町 「…っ!(あぁ そういうことか?)」


蒼野 「(食いたくても鰻は高いだろうから食えねぇよ…さすがに俺の手持ちじゃ…)」


小町 「女将さん 隣にもヤツメウナギひとつお願い!」


ミスティア 「はーい!」


蒼野 「っえ?いや、いいよ!俺は別のもの食べるから…」


小町 「いいよいいよ!夜一も食べなって!ミスティアが作る鰻は結構美味いから1度食べた方がいいよ!」


蒼野 「いやほんとにいいって!俺はサラダとかそういうの食べてるから…」


小町 「安心しなって?今日は私が奢るから夜一は気にしなくていいよ」


蒼野 「っ!」


小町 「あんたは罪を償うために働いてるから収入がないことは知ってるよ 今日は私から誘ったんだから奢るよ?」


蒼野 「…いや、そうだとしてもいいよ まして女に奢ってもらうなんて…」


小町 「あはは!あんたはほんとにまじめだねぇ?あんたのそういうところ 嫌いじゃないよ」


小町 「でもね?夜一 逆に考えてみなよ?あたいだけガツガツ食べて、あんたが控えて食べてたりしたら私はどう思う?普通に考えてあたいはいい気持ちにはなれない」


小町 「だからそんなこと気にしないで一緒に食べようよ!腹いっぱい食べてね!」ニィ


蒼野 「…そうか わかったよ?小町がそういうならちょっと贅沢をさせてもらおうかな?」


小町 「おう!じゃんじゃん頼みな!」


蒼野 「ミスティア 追加で豚汁と鯖の塩焼きを頼めるかな?」


ミスティア 「はーい!」


小町 「…っん?ちょっとまって 鯖ってあの海にいる鯖かい?」


蒼野 「そうだが?」


小町 「…女将さん 幻想郷に海はないのにあるのかい?」


蒼野 「…っえ?海がない?」


ミスティア 「ありますよ?にとりさんが養殖してるらしく、物々交換でもらってるんです!」


小町 「あぁ養殖か?それなら納得だね」


蒼野 「小町 この世界には海ないのか?」


小町 「ないよ 川や池はあるけど海はないんだ…ぷはぁ!」


蒼野 「…ないのか それは残念だな?あったら見たかったなぁ…」ハァ…


ミスティア 「蒼野は海を見たことあるの?」


蒼野 「何回もあるよ?あの潮風が頬を撫でていく感じ、太陽の光が反射してキラキラと光る水、サラサラとした砂浜に足をつけた時の感触…もう最高だよ!」


小町 「なんだい?夜一は海好きなのかい?」


蒼野 「あぁ!さすがに泳ぐことはできなかったが海の近くにいるだけでも気分がもう最高地だったよ!」


蒼野 「海にいる時は佐久間グループの奴らも攻めて来れなかったからな?拳銃や短刀、刀などは潮風に弱いから当たるとすぐにダメになる」


蒼野 「その点、俺の刀は潮風に強いように加工されてるから錆びることはなかった だから海は好きなんだ!」


小町 「へぇ?そんなにいいんだ?わたしも見てみたいな 海?」


ミスティア 「わたしも見てみたい そんなに素敵なら1度は見ておきたいな?」


蒼野 「うーん…見せてやりたいが俺の世界に一緒にいけたら見せられるんだけどなぁ?」ウーン


小町 「…それは無理だね 私たちの力じゃどうやっても夜一の世界にはいけないね?」


ミスティア 「そうですね 隙間妖怪ならいざ知らず」


蒼野 「隙間妖怪?紫のことか?」


ミスティア 「っ! 知ってるの?」


蒼野 「あぁ 1度だけ会ったことあるからな?でもなんであいつならいざ知らずなんだ?」


小町 「あの妖怪は隙間を操ることが出来ることは知ってるかい?」


蒼野 「あぁ その隙間を使っていろんなところに行けるんだよな?」


小町 「その隙間を使って外の世界に行き来することが出来るんだ この世界でそんなことできるのは紫しかいないんだ?」


蒼野 「っえ そうなのか?あいつこの世界だけじゃなく別の世界にも行けるのか?」


ミスティア 「そうだよ だからもし海に行くとしたらその妖怪に頼まないと行けないよ」


小町 「まぁ頼んだところで聞いてくれるとは思えないけどね?あの隙間妖怪はめんどくさがり屋だから」


蒼野 「…そうか それなら仕方ないな?見せてやりたかったなぁ…」


ミスティア 「はい 鰻お待ちどおさん!」コトッ


小町 「っお!待ってました!」


蒼野 「…うまそうだな?」スッ…


パクッ


小町 「んー!やっぱりミスティーの鰻はうまいねぇ!」モグモグ


蒼野 「…うん!なかなか美味い!タレと鰻が合って口の中に旨みか広がってすごくいいな!」モグモグ


ミスティア 「口に合うようで良かったよ!」



妹紅 「うぃーっす!席空いてるかい?」パサッ


ミスティア 「いらっしゃい!空いてるので好きな席に座ってください」


小町 「っお!妹紅じゃないか あんたも飲みに来たのかい?」


妹紅 「小町と蒼野 お前達も来てたのか?」


蒼野 「あぁ 小町に誘われてな?妹紅は1人で来たのか?」


妹紅 「いや もう一人いるよ?おーい 席空いてるってよ!」


? 「はーい!」パサッ


蒼野 「…っえ?おっお前…」


菫子 「…っえ?よっ夜一!?なんであなたここに!?」


蒼野 「お前こそなんでここに!?ここ別の世界だぞ!?」


小町 「なんだ?菫子と知り合いだったのかい?」


蒼野 「あっあぁ 俺がまだ自分の世界にいた時に戦った1人だ?」


妹紅 「っえ!?戦ったって…菫子 お前蒼野と殺り合ったのか!?」


菫子 「えっえぇ…夜一は犯罪者だったから捕まえて人気者になろうと思って…けど、勝負を挑んで負けましたけど…」


蒼野 「たしかにお前を負かしたな?超能力とかなんとか言ってお前の攻撃を全部避けて刀を突きつけたな?」


蒼野 「まぁ 殺す理由や価値なんてなかったから殺さなかったけどな?無意味な殺生はしないのが俺の決まりだから」


蒼野 「それよりなんでお前はここにいるんだ?お前も向こうの世界で死んだのか?」


菫子 「死んでないよ?わたしは寝てる間だけこっちの世界に来れるの」


蒼野 「…寝てる間だけ?」


菫子 「夜一こそなんでこっちの世界に?あなたが佐久間グループ壊滅後、喪失してから外の世界はあなたを捕まえるために必死になってるのよ?」


蒼野 「…それが、俺にもわからないんだ?気がついたらこっちの世界にいたから…」


菫子 「そうなの?」


蒼野 「あぁ 佐久間グループ全員抹殺後に変な人物が現れてな?その人物がなにかしてきて、こっちの世界にいるんだ」


菫子 「謎の人物ね…不思議なことね?なにか外の世界に情報がないか確かめておこうか?」

蒼野 「頼めるか?」


菫子 「いいよそのくらい もうわたしはあなたを殺す気になんてないし、なによりあなたは殺人鬼なのに私を生きしてくれたお礼もしないといけないからね?」


蒼野 「別に礼を返してもらおうなんて思ってもいなかったが…」


妹紅 「はいはい?そういう話はまた今度にして、早く飯食おうぜ?」


菫子 「はーい!」ストン


ミスティア 「注文は?」


妹紅 「私はたけのこご飯とたけのこの味噌汁!」


菫子 「わたしはハンバーガー!」


ミスティア 「はーい!」


蒼野 「ハンバーガー!?あるのかこの世界に!?」


菫子 「あるよ?わたしがどういうのかを教えてレシピに入れてもらったの!」


蒼野 「…あるんだ ハンバーガー…」


小町 「食べるかい?そのハンバーガーとやらを?」


蒼野 「っえ?あっいやいいよ うなぎや鯖の塩焼きとかだけで十分だよ」


小町 「遠慮するなって!女将さん 追加で隣にハンバーガーを1つ!」


ミスティア 「はーい!」


蒼野 「…ほんとにいいのに…」


菫子 「女将さん あとビールもお願い!」


ミスティア 「はいはーい!」


蒼野 「ビール!?おまっ未成年だろ!さすがにビールは…」


菫子 「この世界じゃふつうだよ?夜一 霊夢さんや魔理沙さんも飲んでるでしょ?」


蒼野 「たしかにそうだが…」


ミスティア 「はい!鯖の塩焼きと豚汁おまち!」カタッ


蒼野 「っお!うまそうだな?久々にこういうのが食べれるからうれしいな!」


小町 「…そういえば夜一って外の世界にいるときは何を食べてたんだい?いろんな人に追いかけられてたって言ってたけど」ゴクゴク


蒼野 「雑草」モグモグ


全員 「「…っえ?」」


蒼野 「…冗談だ さすがに毎日は食べてなかったよ」


ミスティア 「毎日じゃなくても食べてたの!?」


蒼野 「あぁ まともに食料が取れなかった時は断食か雑草食ってたよ?あまり美味しくなかったが…特に苦味が強くて強くて!」


後書き

蒼野の情報

年齢 16歳
性別 男
身長 172cm
体重 30kgから40kgの間(痩せすぎている)
学力 IQ?(作者は馬鹿なので不明)
体力 かなり高い
剣術 かなりの使い手
武術 かなりの使い手
能力︰結界を操る程度の能力



 蒼野の荷物
・闇の刀(打刀 約90cmの刀)
・光の刀(打刀 約90cmの刀)
・蒼の刀(打刀 約90cmの刀)(元々はメイ(綾瀬や私物)
・小刀(脇差 約50cmの懐刀)
・メリケンサック(ごく普通のメリケン)
・薄い毛布(医療用に使われる防寒型毛布)
・携帯食料(スナック菓子みたいな高カロリー食料)
・活性化薬(永琳特性 使えば筋肉が活性化していつも以上に動きや切れ味が良くなる 効果は30分だが切れたら通常に戻る)
・激瞬時治療薬(弱)(永琳特性 使えば深い傷を瞬時に治すことができるが初めて使った激瞬時治療薬(強)より効果が弱いため、生死に繋がる怪我を負った場合には限度がある)


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