2019-04-05 22:16:40 更新

前書き

第一位と第二位の幻想入り、その3です。
今回ミス多いかも。


第一話 紅魔館の主とその家族




垣根「手紙?」


霊夢「ええ、紅魔館から」


一方「どこだァ?そりゃ」


霊夢「吸血鬼の館」


垣根「この世界には吸血鬼もいんのか…」


垣根「で?手紙にはなんて書いてあったんだ?」


霊夢「是非一度来て欲しいって」


霊夢「どうすんの?」


垣根「そりゃあ行くさ」


一方「ンじゃ行くかァ」


霊夢「え?今から?」


垣根「暇だしな」


一方「飯は向こうにたかるからいらねェ」


霊夢「気をつけなさいよ」


垣根「誰に言ってんだ」バサァ


一方「死なねェっつの」タツマキセツゾク


ビュ-ン


霊夢「…無事に帰って来れるかしら…」







































垣根「よっと」スタ


一方「ここかァ」ストン


「お待ちしておりました」


垣根「誰だテメェ」


美鈴「私は紅 美鈴。紅魔館の門番です」


美鈴(普段は寝てますが)


一方「俺らはここに招待されてンだが」


美鈴「承知しております。しかし」ザッ


美鈴「その前に、手合わせ願います」


一方「……俺がやる。手ェだすなよ」


垣根「チッ…次は譲れよ?」


一方「いつでもォぞ?」


美鈴「では…」


美鈴「紅 美鈴!参ります!!」ダッ


そう言い美鈴は一瞬で一方通行に肉薄する。しかし一方通行はなにもしない。ただ突っ立っているだけだ。


美鈴「ふっ!」ヒュン


キィィィィィン


美鈴「?!」ドゴッ


美鈴はここで初めて驚く。自分が与えたダメージが丸々自分に返ってきたからだ。


美鈴(今のは…)


一方「終わりかァ?」


一方通行は自分の足元にあった小石を音速以上の速度で蹴りだす。


美鈴「はあっ!」バキッ


一方「ほォ…」


美鈴は殴っただけで小石を破壊し、怪我してる様子も無い。


美鈴「はあああ!!」


一方「!」


一方通行は何か嫌な予感がし、すぐさま回避に移るが


美鈴「はあっ!」ヒュッ


一方「?!がは…!」


一方(反射が…破られただと?!)


一方「テメェ…何しやがった…」


美鈴「当たる瞬間に拳を引いたんですよ。でも、完璧じゃなかったのでこちらにもダメージはありましたけどね」プラプラ


一方(コイツ…!初見で見抜きやがったのか…!)


一方「お返しだァ!」


そう言い一方通行は圧縮した空気を放つ。さらに追い討ちをかけるように一方通行自身も肉薄する。


美鈴「「極光 華厳明星」!!」


一方「おらァ!!」


美鈴の放ったスペカを読み合いで勝ち、反射を機能させる。しかし、やはり明後日の方向にエネルギーが飛んで行ってしまう。


一方(コイツのチカラはエネルギーが大半かァ。その上コイツ自身のエネルギーだからコイツのエネルギーを解析しきりればクリアだ。)


一方(底が浅せェよ)


美鈴「はあっ!」


一方「テメェの腹の中は読めてンだよ!」


キィィィィィィィィィン


美鈴「くっ…!」


美鈴は態勢を立て直し、反撃にスペカを放つ。


美鈴「「光符 華光玉」!」


一方通行は後少しの解析を始める。そして、


一方「成る程、全部分かった」


キィィィィィィィィィン


美鈴「ッ!」


美鈴が意外だったのは自分の撃ったスペカがそっくりこのまま返ってきた事だ。先程は見当違いの方向に飛んで行ってたので完全な反射が出来ないと思っていた。


一方「止めてみろよォ?」ギュン


美鈴(回避は間に合わない。ならば威力を相殺する!)ヒュッ


一方通行は地球の自転を美鈴にぶつけた。


美鈴「くうぅっ!!」


流石の美鈴も地球の自転ををぶつけられらばひとたまりもない。


美鈴「……これは立てませんね」


一方「ンじゃ、俺の勝ちでいいよなァ?」


美鈴「ええ」


美鈴「手合わせありがとうございました」


美鈴と別れ紅魔館に入り玄関前まで来ると、一人のメイドが迎えてくれた。


咲夜「お待ちしておりました」フカブカ


垣根(コイツ…いつ来やがった…)


一方(テレポーターかァ?)


咲夜「どうぞ中へ」


ギィ…


咲夜「ようこそ、紅魔館へ」


垣根「でけぇ…」


咲夜「早速ですが…」


咲夜「私とも手合わせしてくれませんか?」チャキ


垣根「俺がやる。下がってろモヤシ」


一方「負けたらぶっ殺す」


垣根「負けねぇよ」


垣根「うし!始めるか」バサァ


咲夜「ええ」


垣根は移動を開始しようとするが、一瞬にして咲夜が目の前からいなくなる。そして目の前には大量のナイフがあった。


垣根「ッ…!」


とっさに羽を使いガードし、なんとか無傷で済んだ。


垣根(こいつの能力は…まさか!)


垣根(確かめてみるか…)


垣根は一瞬にして咲夜の前に移動するが、またしても咲夜はいなくなり、大量のナイフのみが残されていた。


垣根(今ので確信したぜ。コイツの能力は……)ガ-ド


垣根「よお、時間を操るなんて卑怯じゃねぇか?」


咲夜「あら、もうバレちゃった?」


垣根「腹が割れたってのに随分余裕じゃねぇか」


咲夜「分かったところで止められないでしょ」


垣根「どうかな」


垣根「おらっ!」


垣根は今度は肉弾戦を仕掛けるが、時間を止められカウンターをもらう。


垣根「が…!」


咲夜「馬鹿ね。肉弾戦なら勝てるとでも?」フゥ


垣根(もう少しだな)


垣根はもう一度肉弾戦を仕掛けるが、落ち着いて咲夜は時間を止める。


咲夜(さて…)


咲夜「今度は蹴りじゃなくてナイフで行こうかしら」ジャキッ


咲夜はナイフの弾幕を作り始めるが、


咲夜「はあ…はあ」


咲夜(どうして息切れなんか…)


咲夜(大して動いてないのに…)


遂に咲夜は呼吸が苦しくなり能力が持たなくなった。


咲夜「か…ひゅ…」ゼエゼエ


「酸欠になる気分はどうだ?」


咲夜は遂に立てなくなり膝をつく。そして声の主を見上げる。


垣根「何をしたか教えてやる」


垣根「つっても簡単な事だけどな」


垣根「俺の未元物質で酸素を変質させる素粒子を大量に創った。んでばら撒いた」


垣根「ま、俺の勝ちだな」


垣根はそう言って扉を開け、咲夜をお姫様抱っこで外まで連れ出す。


咲夜「はぁ…はぁ…はぁ…」


垣根「時間を止めてもテメェは呼吸してるからな。そいつを使用してテメェに変質した酸素を供給させた。だからテメェは酸欠になった」


咲夜「成る程ね…私が苦しむのを見て楽しむつもりだったのね」


垣根「それも理由の一つだな」


咲夜「でもそれって貴方にも負担がかかると思うのだけれど」


垣根「俺の時間止まってりゃ呼吸しなくて済むだろ」


咲夜「あぁ…そっか」


咲夜「でもお姫様抱っこで連れ出す必要はあったの?」


垣根「肺に負担がかからねぇだろ」


咲夜「……それだけなの?」


垣根「そうだが?」


咲夜「……そう」


咲夜(ちょっと残念に思ってしまうのはなんでかしら)


垣根「んで俺は勝った訳だが…。ここのご主人様にはまだ会わしてもらえねぇのか?」


咲夜「今から会えるわよ。着いてきて」


咲夜「お嬢様には失礼のないようにしてね」


垣根「はーい」


一方(時間を操る、かァ)


一方(完全に理解すりゃァ敵じゃねェな)

















































咲夜「お嬢様、連れて参りました」


垣根「お初お目にかかります。私、垣根帝督と申します」フカブカ


一方「一方通行と申しますゥ」フカブカ


垣根も一方通行も頭を下げ丁寧な口調だが、その仕草や表情が明らかにふざけている。その後ろでは咲夜が顔を真っ赤にして怒っている。


レミリア「……馬鹿にしているのかしら?」


垣根「いえいえそんな。滅相も無い」


レミリア「……まあいいわ。よくここまで来れたわね」


垣根「何様だチビ」


レミリア「チ…!貴方、誰に口をきいてるのかわかってるのかしら?」


一方「オイ、ここの主はどこにいンだよ」


レミリア「私だけど?」


一方「テメェみてェなチビガキが主な訳ねェだろ。鏡見てこい」


レミリア「」ピキッ


レミリア「……これでも私、500歳なのよ?」


垣根「ムキになってる時点で外も中身もガキだっつの」


レミリア「ムカつく人間ねぇ…」


「レミィ、何の用かしら」


垣根「あ?」


パチュリー「あら、見ない顔ね」


一方「誰だテメェは」


パチュリー「パチュリー・ノーレッジ。魔法使いよ」


レミリア「丁度いいわパチェ。この二人を相手してあげなさい」


パチュリー「疲れるんだけど…」


一方「垣根ェ、次は俺だァ」


垣根「チッ…」


一方「そういうわけでェ、俺が相手しまァす」


パチュリー「はあ…」


パチュリー「面倒ね」


一方「いくぜェ!!」


一方通行は足裏のベクトルを操作しパチュリーのいる二階と同じ高さまで上昇する。


パチュリー「いくわよ」


パチュリーは無数の弾幕を撃ちだし迎撃する。

一方通行は解析の為に触れる必要があるので弾幕ひ触れることになるが、これだけ数が多いと両手だけで捌くのは厳しく、ダメージを受ける。


一方「ぐ…」


パチュリー「「土符 ドリリトンシェイク」」


パチュリーは追撃のためにスペルカードを発動し一方通行を潰しにかかる。


一方(基盤がバラバラで解りにくいがコイツ自身のチカラの根本は変わらねェ。掌握さえ出来れば敵じゃねェ)


一方通行は解析する。パチュリー自身のチカラの解析に焦点を当てている為、基盤となる力の解析が疎かになり、無意識のうちに反射設定から外れてしまう。


一方(この、物理法則を捻じ曲げているチカラ正体は…!)


一方「がっ!?」


パチュリーが不意打ちで放ったレーザーに直撃してしまい、一方通行は壁まで吹っ飛び叩きつけられる。予想外にダメージが大きく、膝をついてしまう。


パチュリー「もう終わりかしら?」


パチュリーは追撃の手を緩めない。一方通行はなんとか弾幕を反らしながら解析を再開する。


一方[もォ少し…!)


ひたすら解析する。ダメージを受けるが気にせず解析を進める。そしてついに


一方(解析、完了だ)


一方通行は再び足裏のベクトルを操作しパチュリーに突撃する。


パチュリー「「水&木符 ウォーターエルフ」」


一方「効かねェよ!!」


キィィィィィィィィィン


パチュリー「!!」


ここで初めてパチュリーの顔に驚きが浮かぶ。弾幕を放ち反射された弾幕を相殺するが、


一方「喰らいやがれェェェェェェェェェェ!!」


一方通行は己の右拳に空気を集約させ放つ。

パチュリーは即席の障壁を張るが、


パチュリー(殺しきれなーー)


ドゴォォォォォン!!


一方通行の拳がパチュリーに刺さる。しかし一方通行は立つのに必要な箇所だけにダメージを通し、それ以外は地面に衝撃を分散させる。


パチュリー「むきゅう…」


一方「俺の勝ちだ」


一方通行は己の勝利を宣言する。


レミリア「……まさか勝つなんてね…」


垣根「見縊るなよ吸血鬼」


レミリア「……もうすぐ夜ね」


レミリア「夜は…吸血鬼の時間…」


レミリア「私も思う存分に力を発揮できるわ」


垣根「そりゃ良かったな」


咲夜「お嬢様。妹様も連れてきてみては?」


レミリア「この人間達なら大丈夫でしょう。連れて来なさい」


咲夜「かしこまりました」


咲夜「連れて参りました」


一方(時間止められても俺ァ動けるンだがなァ)


フラン「ねぇねぇ!貴方達が遊んでくれるってほんと!?」


垣根「遊んでやるよ」


フラン「やったあ!じゃあ早速外に行きましょ!!」





























レミリア「2対2のタッグ戦でいいかしら?」


垣根「構わんよ」


一方「基本は弾幕ごっこに沿ってやるが殺しに来ても構わねェよ」


フラン「いっくよー!!」


フラン「「禁忌 レーヴァテイン」!!」


フランの右手に炎の槍が出現する。


レミリア「「神槍 スピア・ザ・グングニル」」


レミリアの手にも槍が出現するが、こちらは紫色で、基盤が見るだけでは分からない。


一方「ハッ!姉妹揃って槍が武器かよ」


フラン「行くよ!!」


その声で全員が動き出す。フランは一方通行に。

レミリアは垣根目掛けて槍を振り下ろす。


フラン「それっ!」


一方通行は受け流しつつ解析する。


一方(コイツのチカラが基の物理法則に密接に絡みついてやがる。浮き彫りにしろ…絡みついてるチカラは…)


フラン「凄い凄ーい!!こんなに長持ちしたのは初めてだよ!!」


フラン「お兄さん、もっと楽しませてね!」


一方通行は強烈な悪寒に襲われる。


一方(なンだ!?このガキは今なにをしやがった!!)


まるで自分の体の中から大事な物が出て行くような…


一方(このままだとヤベェ!!)


一方通行は自分にかかっている正体不明のベクトルを強引に操作する。そのチカラのベクトル操作に頭を割かれ、フランのレーヴァテインを完全に反射しきれず喰らってしまう。


一方「ご…」


一方通行は地面に叩きつけられるが、なんとか衝撃は地面に逃がすことに成功した。


一方「テメェ…さっきなにしやがった」


一方(これがコイツの能力かァ…?)


フラン「何のこと?」


一方「テメェ…俺の中から何を引き出そうとしやがった」


フラン「う〜ん、なんて言うのかな?お兄さんの「目」みたいな物を壊そうとしただけだよ」


一方「それがテメェの能力か」


フラン「うん。私の能力は「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」だよ」


フラン「こう言う風にね」


フランはそう言うと近くにあった花壇を破壊してみせた。

一方通行も破壊のスペシャリストだが、一方通行の場合は物体の状態や密度などを素早く計算し、破壊に最適解な方法を導き出す。


一方(だがコイツのやってる事は必要最低限だけのチカラでの破壊だ)


例を挙げるならばジェンガだろうか。ある程度棒を抜いたジェンガを支えている軸となるものを引き抜けば、バラバラに倒れてしまうみたいに。


一方(コイツの能力を模倣できりゃァ破壊に必要な演算方式を一新出来る!)


一方通行はフランの猛攻に耐えながら演算を続けついに模倣する。


一方「おらァ!!」グシャ


フラン「!!」


一方通行はフランのレーヴァテインを霧散させる。驚いたフランは次の行動に少しのラグが生じる。一方通行はそこを見逃さない。


一方「吹っ飛べェェェェェ!!」


一方通行はフランを垣根と闘っているレミリアに向けて殴り飛ばす。それから一方通行自身も上昇する。


垣根「解析は終わったか?」


一方「たりめェだ」


垣根「こっちも完了だ」


吹き飛んだレミリアとフランが戻ってくる。


垣根「そろそろ終いにしようか」


垣根の一言で戦闘が再開する。


垣根「窒素爆弾って知ってるか?」


垣根「窒素爆弾ってのは窒素を1700度、110万気圧で圧縮させたポリ窒素を用いた爆弾のことだ」


垣根「まあ、取り扱いが安定してねぇから実用化されてねぇがな。ま、机上の空論ってやつだ」


レミリア「……?」


フラン「??」


垣根「だが、俺の未元物質で再現すれば、原子爆弾以上の威力を持つこれを生み出すのも造作ねぇ」


垣根「さて、お前らに耐えられるか?」


垣根は窒素爆弾を起動し、その場から離脱する。


レミリア「ッ!!」


ドガァァァァァァァァァァァァン!!


一方「やったと思うかァ?」


垣根「まだだろうな」


レミリア「やってくれたわね…!」


フラン「痛かったー」


フラン「今度はこっちの番だよ!!」


フラン「「禁弾 過去を刻む時計」!」


そう宣言しスペカを発動する。それと同時にレーヴァテインを再び右手に持ち、突撃してくる。


レミリア「「紅符 スカーレットシュート」」


レミリアもスペカを発動し、グングニルを持って突撃する。


垣根は避けながらフランのレーヴァテインに未元物質の翼をぶつける。しかしフランに未元物質の翼の「目」を破壊され、レーヴァテインで吹き飛ばされる。


ドゴォォォォォォン!!


垣根「ぐ…が」


一瞬息が止まり、後に肺の中の空気を全て吐き出した。


垣根「未元物質の翼が破壊された時の壊し方…あんなの見た事ねぇ…」


垣根「おらあっ!!」ゴオッ


フランに垣根の翼が迫るが再び「目」を破壊され、翼は霧散する。


垣根(分かってきたぜ…)


垣根は翼を何度も生み出し叩きつける。フランも負けじと「目」を破壊する。


垣根(…逆算終了だ)


垣根は、今度は6枚の翼を全て音速を超える速度で打ち出す。


フラン「くっ…!」


フランは全てを防ぐ事が出来ず、直撃を喰らう。垣根は追い討ちに、更に翼で打ち続ける。


フラン「うう…」


遂にフランは立てなくなり、戦闘不能になってしまう。


垣根「翼には再生を遅らせる効果を持つ素粒子を入れてあった。だから再生が遅いんだよ」


フラン「フラン、負けちゃった」


垣根「じゃ、此処から見ていろ。吸血鬼対化け物を」


































レミリア「はあっ!!」ブン


一方「効かねェよ!」キィィィィン


レミリアは弾幕を撃ち出し、合間にグングニルで追撃してくる。


一方「届かねェンだよ!!」


しかし、レミリアのグングニルに触れた途端、演算が乱れ、反射が出来なかった。


一方「何ーー」


ゴシャッ


グングニルによって紅魔館の壁まで吹き飛ばされ、大ダメージを受ける。幸いにして、衝撃は全て分散させる事が出来た。


一方「がはっ…!!」ビチャ


一方通行は血を吐き出し、口の中に鉄の味が広がるのを感じた。


一方「テメェ…!何しやがったァ!!」


レミリア「あら、私は何もしてないわよ?貴方はたまたま演算を失敗する「運命」だったんじゃないの?」クスクス


一方(つまりコイツの能力は…運命に干渉することができる能力つゥことか…!)


一方(操りきれるか?運命なンて曖昧なベクトルを…!)


一方通行とレミリアは激突する。しかし、レミリアの運命を操る程度の能力に苦戦し、一方通行はダメージが蓄積していく。


一方(掌握しろ!!運命なンて曖昧なベクトルを操作する方法を!!)


一方通行はダメージを受けながらも考える。「運命」という概念すらも操れるように。そして遂に、


一方「……完了ォだ」


レミリア「ッ…!運命に干渉出来ない…!!」


一方通行は遂に、概念すらも操れるようになった。「運命」なんて不確かなベクトルを。


一方「おおォォォォォォォォォォォォ!!!」


一方通行は地球の自転を乗せたパンチを繰り出す。


レミリア「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


レミリアもグングニルをぶつけ、押し切ろうとする。

レミリアの槍、冠する名は「スピア・ザ・グングニル」この一撃が、彼女の全身全霊だった。

対して一方通行は、フランのように、「目」だけにダメージを通すように殴る。結果


レミリア「ッ!」


レミリアのグングニルは砕け散り、一方通行の拳がレミリアに刺さる。


一方「おォォォォォォォォォォォォ!!!」


ドガァァァァァァァァァァァァン!!!!


一方通行によって吹き飛ばされたレミリアは、紅魔館の門まで飛ばされた。


一方「……」


一方「……俺の勝ちだァ」



























































「「「いただきまーす」」」


咲夜の作った料理を、紅魔館の皆は美味しそうに食べる。しかし今日は、この中に二人の男の影があった。


垣根「ナニコレ超ウマイ」パクパク


一方「汚ねェよバ垣根。死ね」


垣根「お前も食べてみろって。滅茶苦茶ウマイから」


一方「……」パク


一方「……」パクパク


垣根「な?」


一方「いやァうン。こりゃ確かにそォなるわ」パクパク


咲夜「お口に合って良かったわ」


垣根「いい嫁さんになれるぜ、咲夜」


垣根「是非とも俺の嫁に欲しい」


咲夜「う…」カアッ


咲夜(なんでこうもサラッと言えるのかしら…)


フラン「ねぇねぇお兄ちゃん達!」


一方「おォ、どォした?」


フラン「また遊んでくれるよね?」


垣根「ああ、いつでも遊んでやるよ」


フラン「やったー!!」


美鈴「フラン様フラン様」チョイチョイ


フラン「ん?」


レミリア「……」イジイジ


フラン「おねー様も一緒に遊びたいの?」


レミリア「ち、違うわよ!ま、まあ、どうしてもって言うんなら…」


フラン「うん!じゃあおねー様も一緒に遊びましょ♪」


レミリア「やった…じゃなくて、仕方ないわね。そこまで言うなら…」


パチュリー「ねぇ、一方通行」


一方「あァ?」


パチュリー「ずっと気になってたんだけど…」


パチュリー「貴方の能力って何?」


パチュリー「それと垣根くんも」


一方「俺の能力はベクトル操作。クソメルヘンの能力はこの世に存在しない素粒子を創り操る能力だ」


パチュリー「……とんでもない能力ね」


一方「ここの連中も大概だろ」


パチュリー「そうね」


パチュリー「そういえば」


一方「なンだ?」


パチュリー「私は基本図書館にいるのだけれど…」


パチュリー「図書館、使っても良いわよ」


一方「おォ、ありがとな」


垣根「俺もいいか?」


パチュリー「ええ」


フラン「あー!パチュリーばっかり話しててずるいー!!」


美鈴「まあまあ、落ち着いてください妹様」


レミリア「フラン、はしたないわよ」


フラン「む〜」


ガタッ


一方「寝る。ベッド貸してくれ」


垣根「んじゃ俺も寝るか」


咲夜「こっちよ。着いてきて」



































咲夜「一方通行はここよ」


一方「ンじゃおやすみィ」


バタン






































咲夜「ほら、貴方はここ」


垣根「サンキュ。じゃおやすみ〜」ヒラヒラ




































一方「……ン」ムクリ


フラン「あれ?起きた?」


一方「……」


一方「……なンで此処にいやがる」


フラン「だって私の部屋だもん」


一方「」













































垣根「……あー」ムクリ


咲夜「あら?起こしちゃったかしら?」


垣根「」


垣根「……なにしてんだよ」


咲夜「寝る準備よ」


垣根「は?」


咲夜「あら、だって私の部屋は此処だもの」


垣根「」


咲夜「さて」ゴソゴソ


垣根「……おい」


咲夜「何よ?」


垣根「……テメェがベッドで寝ろ。俺はそっちで良い」


咲夜「客人にそんなことさせられないわよ」


垣根「うるせぇ。サッサとどけ」


咲夜「気を遣ってくれるのは嬉しいけど、流石に悪いわ」


垣根「……」ヒョイ


咲夜「へ?!」


垣根「おら、良い子はこっち」ポイ


咲夜「きゃあ!何すんのよ!」


垣根「はいはいサッサと寝ろ」ゴソゴソ


垣根「zzzzz」


咲夜「……」カアッ


咲夜(お姫様抱っこ…された…)


咲夜「……はぁ」ゴソゴソ


咲夜(暖かい…)


咲夜(…今日はいい夢が見れそうだわ)


咲夜「……おやすみなさい」













































一方「オイ、パチュリー」


パチュリー「何かしら?」


垣根「本借りるぞ」


パチュリー「ええ」
































垣根「パチュリー」


パチュリー「何?」


垣根「これは具体的にはどういうものだ?」


パチュリー「これはねーー」


一方「「パチュリー、垣根が終わったらこっちも頼む」


パチュリー「わかったわ」


























垣根「あんがとな。参考になった」


一方「また来る」


パチュリー「ええ、いつでもいらっしゃい」


垣根「じゃあな」ヒラヒラ


一方「あばよォ」ヒラヒラ


パチュリー「じゃあね」バイバイ










































垣根「世話になったな」


フラン「う〜、もう帰っちゃうの?」


一方「心配すンな。またすぐ来てやンよ」ワシワシ


フラン「んにゃ〜♪」ワシワシ


一方「約束してやる」


フラン「絶対だよ?」


一方「あァ」


垣根「それじゃあな」


一方「じゃァな」























フラン「おねー様」


レミリア「何かしら?」


フラン「一方通行たち、また来るかな?」


レミリア「……きっと来るわよ」


レミリア「……約束、したからね」




























































終わり


後書き

それでは人物紹介から。









紅 美鈴 年齢?
性別 女

能力「気を使う程度の能力」

普段は温厚な性格。門番だが、居眠りしていることが多く、そのことでよく咲夜に怒られている。武術に秀でている。










十六夜 咲夜 年齢16歳(このssのみ)
性別 女

能力「時間を操る程度の能力」

時間を操ることに関してはほぼ出来るが、時間を戻すことは出来ない模様。PADを入れている疑惑があるが、本人に言うと物凄く怒る。








パチュリー・ノーレッジ 年齢?
性別 女

能力「火+水+木+金+土+日+月を操る程度の能力」

病弱で喘息持ちだが、意外と性格は暗くない。
図書館にほぼ住んでいるような状態で、魔理沙によく本を盗まれる。









フランドール・スカーレット 年齢495歳
性別 女

能力「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」

物体の「目」と言うところを破壊することで、物体を破壊している。人懐っこいが、怒らせるとやばい。というか死ぬ。











レミリア・スカーレット 年齢500歳
性別 女

能力「運命を操る程度の能力」

紅魔館の主で、過去に異変を起こしたこともある。幼女のような見た目の為、舐められやすい。リラックスした時のみ、素の自分を見せる。


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