2017-07-25 00:48:29 更新

概要

サンドウィッチマンさんの「街頭インタビュー」を人気スクールアイドルがカバーしてくれたみたいです。


絵里「ねぇにこ。私たちももうすぐ大学生よ」


にこ「そうね。早いものよ」


絵里「大学生になったらアルバイトとかするでしょ?働くの初めてだし色々心配なのよね」


にこ「あら、そうなの?何かやりたいバイトとかあるの?」


絵里「小さい頃からの夢で街頭インタビューのバイトやってみたいのよ」


にこ「え?なんでそんなのが夢なのよ…」


絵里「だから今のうちに街頭インタビューの練習しておこうかなって」


にこ「話が急ね。まあいいわ、手伝うわよ」


絵里「じゃあ神田さんで希を待ってるところに聞きにいくわね」


にこ「設定が細かいわね…」


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にこ「希遅いわねぇ」


絵里「あのーすいません、アンケートにご協力お願いできますか?」


にこ「今急いでるのよね」


絵里「池袋の50代の男性に聞いてるんですけど」


にこ「一つも当てはまってないわよ!?なんでにこに聞いたのそれ!」


絵里「もし問題があるようなら音声も変えますし、目のところに材木入れます」


にこ「モザイクよね!?なんで目に材木入れてアンケート答えるのよ!別にカメラとかないみたいだし!」


絵里「いやもう本当に直ぐ終わるんで」


にこ「本当に?」


絵里「ええ。あーーーーーっと言う間に終わります」


にこ「長そうね!あんたのあっという間長そうよ!本当に直ぐ終わるの!?」


絵里「直ぐ終わるんで」


にこ「じゃあ答えるわよ」


絵里「ありがとうございます。まず始めに」


絵里「このアンケートを何で知りましたか?」


にこ「あんたよ!あんたが言ってきたんでしょ!?」


にこ「あんたって書いときなさい!」


絵里「私って書いとくのね…あっ」


絵里「あなたは普段ペンや書くものを持ち歩いていますか?」


にこ「ペン?こんなボールペンならあるけど」


絵里「もしよろしければそれを貸していただけますか?」


にこ「なんで持ってないのよ!?しかも何アンケートみたいに聞いてんの!?」


にこ「もういいわよ、これ使いなさい。なんで持ってないのよ」


絵里「さっき粗品であげちゃった」


にこ「なにあげちゃってんのよ」


にこ「ふざけてるわねさっきから!あんたみたいなのはね、親のしつけがなってないのよ」


絵里「につけがなってない?」


にこ「え?」


絵里「ちょっと待ってください。いいですか?親の悪口はいくら言われても構わないですよ」


絵里「でもね、親が作る煮付けの悪口、これだけは絶対に許しませんよ!」


にこ「なんの話してんのよ!しつけよ!しつけ!」


絵里「あ、しつけね」


にこ「知らないわよあんたのお母さんの煮付けの味とか!」


にこ「ヨネスケかっ!って話よ」


絵里「あの、お名前教えてもらってもいいですか?」


にこ「名前?矢澤よ」


絵里「あ、名字もお願いします」


にこ「どう考えても名字じゃないの!どこの世界に高橋矢澤とかいるのよ!テニスのペアじゃないんだから!」


絵里「矢澤さんですね」


にこ「矢澤にこっていうのよ」


絵里「血液型は何型ですか?次の四つから選んでください」


にこ「なんかめんどくさくない?」


絵里「A.B型、B.O型、C.AB型、D.A型」


にこ「もうなんのこっちゃわからないじゃない!」


にこ「Aよ!」


絵里「AのB型で」


にこ「違う、違う、DのA型よ」


絵里「DのA型ってなんですか?」


にこ「あんたが言ったのよそうやって!」


絵里「何か特殊な…」


にこ「A型ってことよ!特殊じゃないわよ全く」


絵里「1人暮らしですか?それともその日暮らしですか?」


にこ「おかしいでしょって!その質問!なにその日暮らしって。そんなギリギリの生活してるように見える!?」


にこ「実家に住んでるのよ」


絵里「実家で」


絵里「お仕事は、何力団ですか?」


にこ「暴力団しかないじゃない!何その質問!ちゃんと聞きなさいよ!」


にこ「にこはあんたに協力してんのよ!?協力団よ!」


絵里「協力団?」


にこ「そうよ!協力団って書いときなさい」


絵里「本当はお仕事は何ットマンをされてるんですか?」


にこ「おかしいでしょ!何よ、何ットマンて。ヒットマンしかないじゃないの!」


絵里「ヒットマン!?」


にこ「ヒットマンじゃないわよ!アイドルやってんのよ。アイドルットマンて書いときなさい」


絵里「アイドルットマン?」


にこ「そうよ。アイドルットマン」


絵里「身の回りではいろんな派閥があると思いますが」


にこ「ああ、まあ少しはあるわね」


絵里「あなたはうどん派ですか?蕎麦派ですか?」


にこ「ちっさ!派閥の内容ちっさ!そんな派閥とか考えたこともないわよ!」


絵里「ちなみにどっちですか?」


にこ「安いしうどん派かしらね」


絵里「うどん派で」


絵里「これ蕎麦派に寝返る確率っていうのはどれくらいでしょうかね」


にこ「結構あるわよ!?普通にお蕎麦も食べるし」


絵里「そうですか。じゃあご家庭でラーメンを作ることはありますか?」


にこ「ラーメン作るわよ。土曜の昼食とかにね。インスタントが多いけど」


絵里「小麦粉からですか!?」


にこ「んなわけないでしょ!メーカーじゃないし!大工場いるじゃないの」


にこ「お湯で煮てすぐできるやつよ」


絵里「ちょっと何言ってるかわかんない」


にこ「なんで何言ってるかわかんないのよ!」


にこ「忙しいのよこっちは!ふざけないでよ!」


絵里「はい、はい」


絵里「ここからは二択になります」


にこ「もう早くして」


絵里「外食と自炊なら自炊の方が多い、YES

or NO」


にこ「あ、なるほどね。家で作る事が多いからYESね」


絵里「YESと答えた方に質問です。人参、玉葱、ジャガイモ、豚肉を煮込んでいます。何ができますか?YES or カレー」


にこ「カレーだわ!それはカレーよ!何ができますかでYESっておかしいじゃない!」


絵里「では、よく死にたくなることがある」


にこ「何の質問よそれ!」


絵里「Dead or Alive」


にこ「やかましいわね!何いい声で言ってんの!?その二択は大体何よ!生きるか死ぬかって!」


絵里「デッドで」


にこ「デッドじゃないわよ、アライブよ。生きてくのよこれからも」


絵里「女性がキレイになるなら整形してもよい、YES、高須クリニック!」


にこ「うるさいわね!もうただただうるさいわよ!さっきからふざけすぎよ!」


にこ「何がYES、高須クリニックよ。私郷ひろみじゃないわよ!」


にこ「セスナからカッコつけて降りてこないわよ!」


にこ「何の役に立つのよこれ!もう帰るから!」


絵里「あああ!すいません最後に一ついいですか!?」


にこ「忙しいのよ!」


絵里「本当に一つだけ!」


にこ「早くしなさいよ!」


絵里「今の気持ちを誰に伝えたいですか?」


にこ「あんたよ!」


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絵里「街頭アンケートも難しいわね」


にこ「真面目にやりなさいよ」


にこ絵里「どうもありがとうございました」


fin


後書き

サンドウィッチマンさんのネタどれもこれも面白いですよね。


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