隊長「彼女ほしいなぁ……」
これはゴッドイーター2での終末補食後の後日談になっております
主人公の装備はハンニバルのナイフと銃など一式装備
終末補食から一ヶ月がたち、あの日から俺達、ブラッドの結束力が一層高まった
天国に逝ったロミオも、これで成仏できただろう……
こうして俺はロミオの墓の前で、心の中で呟いた
ある程度済ませた所でその場を後にしようとしたその時だった
『それでいいのか?』
隊長「誰だ!!」ガバッ
しかし、そこには誰もいなかったのだが
よくまじまじと目をこしらえて見てみると、うっすらと人の姿が見えて来たのだ
金髪でニット帽を被った姿が……
隊長「ロミオ……ロミオなのか!?」
ロミオ『おいおい、声だけでも気付いてほしいなぁ』
隊長「あぁすまない……こんか馬鹿みたいな声はロミオしかいないよな」
ロミオ『』
隊長「それにしても生き返ったのか!?」
ロミオ『いや、俺は生き返って無いんだ、幽霊として今ここにいるんだ』
隊長「おいおい、まだ成仏してなかったのかよ」
ロミオ『悲しいことにね、ちゃんとお前らの事を見てたんだぜ、色々と大変だったみたいで力になれなくてすまないと思ったよ』
隊長「あぁ大丈夫大丈夫、お前は元から即戦力じゃなかったから」
ロミオ『なんかさっきから酷くない!?何!?お前はいつも俺の事をそんな風に思ってたの!!?』
隊長「だってさぁ正直、最後で血の力に目覚めて貰ってもさぁ死んでしまったら意味無いじゃん?それに勝手に出ていくしよぉ」
ロミオ『もうやだ……この人』グスッ
隊長「ハハッ冗談だ冗談」
ロミオ『冗談にも程々にしろってレベルだよ!あわゆく成仏しかけたわ!!!』
隊長「いやいや、成仏して逝っとけよ」
ロミオ『あのなぁ、ここで成仏したら話が進まないからな』
隊長「はぁ、それで何のようだよ」
ロミオ『お前は彼女欲しいと考えたことあるか?』
隊長「え?彼女?……あぁそりゃ欲しいけどよ、出会いが無いしなぁ」
ロミオ『それ?本気で言ってるの?』
隊長「うん」
ロミオ『……じゃあ知ってる女の子を挙げてみてよ』
隊長「えーとなぁ、まずはナナとシエルだろ?そしてユノとアリサさんだろ?ほんでエリナとフランとヒバリさん、あとはリッカとカノンぐらいかな」
ロミオ『まぁこんなけ出たら上出来かな、単刀直入に言わしてもらうぞ、少なくともシエルとナナとエリナちゃんはお前に好意を抱いているぞ!?』
隊長「そんなヴァカナァ!?あの三人が!?」
ロミオ『思い当たる節はあるか?』
隊長「えーとなぁ、シエルはバレットの話の時に抱きついて来たなぁ」
ロミオ『なにそれ!?メッチャ羨ましいじゃん!!あんなおっぱいに抱きつかれたのか!?知らんかったし!!』
隊長「そりゃあお前、そのときは生きてたからなぁ」
ロミオ『で、感触は?』
隊長「すごく、大きくてやらわかったです///」
ロミオ『それっていつ頃なの!?』
隊長「あぁ、お前が失踪した時だ」
ロミオ『』
隊長「そう泣くなよ(笑)」
ロミオ『てめぇ笑ってんじゃねぇか!?』
隊長「まぁエリナは、任務に連れていってからか絡んでくるようになったなぁ」
ロミオ『まぁ、いわゆる一目惚れかねぇ』
隊長「ナナはやたらおでんパンやら、手作り料理を食べさせてくれるようになった気がする」
ロミオ『ほぅほぅ、とりあえずお前が好みの女子は誰なんだ?』
隊長「んー?今のところわかんねぇわ」
ロミオ『まぁ、お前には色々とお世話になったしここは恋のキューピッドになってやるよ!!まず最初は絡んでやることから始まるんだよ」
隊長「まぁ色々とやってみるわ」
ロミオ『なにかあったら、ここに来るといいぜ』
隊長「りょーかい」
……………………………………………………
From 極東支部 エントランス
隊長『さぁて、誰から相手にしようかな……』
ヒバリ「あっ!!隊長さん!!」
隊長「あぁヒバリさん、どうかしたのですか?」
ヒバリ「さっきシエルさんが探していましたよ?恐らくラウンジにいると思いますよ」
隊長「シエルが?うんわかった行ってみるよ、それとヒバリさん、教えてくれてありがとうございました!」
ヒバリ「いえいえ、お気になさらず♪」
From ラウンジ
隊長『来てみたものの、本人はカウンターで寝てしまってるじゃん』
どうやら酒を飲んでしまったらしく、酒が回って泥酔したって感じだと思われる
するとその後ろに見たことある後ろ姿が見えていた
ハルオミ「グヘヘ……やはりこの子は出るところは出てるし、たまりませんなぁ!!」
って、呟き両手の指を動かしながらニヤついているハルオミがいた
そこで俺は選択肢が求められていた
1、小僧、派手にやるじゃねぇか!どうだ!本部にバラしてやろうか?
2、 毎日ドゥンドゥンヤろうじゃねぇか!これから毎日襲おうぜ?
3、もっとヤるがいいや!!
もちろん俺が選択するのは
隊長「小僧、派手にやるじゃねぇか!どうだ!本部にバラしてやろうか?」
ハルオミ「ビクッ!?……なんだお前だったのかぁ……てっきりジュラル星人かと思ったぜ」アセアセ
隊長「んな訳無いでしょ……てか何をしようとしていたのですか?大体は想像できますけど」
ハルオミ「いやぁこんなけ泥酔してたら、少しくらい触ったって問題無いかなって……グヘヘ…もう俺は我慢できないぞぉ!!」ガバッ
するとハルオミは何かが吹っ切れたのか、ルパンダイブし始めたのだ
もう周りが見えてないようだ、しかしこれが命取りとなったのだ
アリサ「フライア職員さーん、こっちでーす」
ハルオミ「へ?ちょっ!?おまっ!?俺はまだ何もしてないって!!」
職員「未遂で逮捕する」
ハルオミ「やめてぐれぇえええ!」
こうしてハルオミ(変態)は連行されたのだった
しばらくは彼の姿を見たものはいないらしい
ギル「こんな人が俺の先輩なんて、恥ずかしい!!」
ナナ「仕方が無いよ……こんな時はおでんパンをお食べ?」
隊長「なんだかカオスだな、おい」
エミール「それこそ外道!!」
まわりの騒ぎで気がついたのか、シエルが目を冷ました
シエル「なぁんの騒ぎですぅかぁ?」
気のせいか呂律が回ってなくて目がトローンとしていて少し顔が赤い気がするが、気のせいだろう
隊長「目が冷ましたか?シエル?」
シエル「ふぇ?あぁ君かぁ♪」
隊長「お、おう、そうだか?何だか俺を探していたようだけど」
シエル「んな事どうだって良いんですよぉ、それより一緒に気持ちよくなりましょうよぉ♪」
隊長「お、おい、ちょっおまっ!?」
シエル「ふへへ、美味しそうなソーセージ♪」サスサス
隊長「これは俺のお稲荷さんだ!!目を覚ましてくれ!!」
シエル「あぁどんどん脈動が激しくなっていっておおきぃ……」
隊長「んあっ!ダメッ!そんな強く握らないで!!」
シエル「美味しそぉ、どんどん硬くなっていくぅ♪」
隊長「ヤバイって!!そんな公共の場で!!ムツミちゃんがいるのに!!」
ムツミ「何か言いました?」
隊長「いっ!?いやぁ何でもないよぉ!」
ムツミ「?」
隊長「あっ!アッー!!」ヘブン
…………………………………………………………………………………
満塁男になった!
弾道が1上がった!
粘り打ちになった!
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物影
??「」ジー
その次の朝でのラウンジ
シエル「申し訳ございませんでした!!」
隊長「いいよその事は、お互いまだ破けたり失ったりしてないからさぁ」
シエル「///!! 」
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