こいびと
アルパカから"こいびと"という言葉を聞いたギンギツネとキタキツネは、博士たちの所に聞きに行った。
注意!注意!
所々キャラ崩壊があります。ご注意ください。
後半はちょっとエッチ(多分)な描写があります。ご注意ください。
(カランカラン)
ア「あらぁ、いらっしゃーい!」
ギ「お邪魔するわね。」
ア「まぁまぁ!ギンギツネちゃんにキタキツネちゃんが来てくれるなんて嬉しいねぇ。まま、座って座ってぇ。」
ギ「中々いい所ね。"かふぇ"って言うんでしょ?」
ア「そうだよぉ。ジャパリカフェって言うんだよぉ。カフェってお客さんに紅茶を出す場所だったらしいんだけどぉ...」
ギ「らしいんだけど?」
ア「ぜーんぜんお客さんが来ないんだねぇ。」
ギ「...そんなに?」
ア「来ないねー。」
キ「...いつも1人なの?」
ア「いつもはトキちゃんがいるんだけどねぇ。今日は何故か来なかったんだよねぇ。」
ギ「何かあったのかしら。」
ア「さぁねぇ。用事でもあるんかねぇ。」
キ「...じゃあ来ないと静かなの?」
ア「そだよぉ。だぁれも来ないと、静かだよぉ。」
キ「ギンギツネ、ボクここ気に入った。ここに住む。」
ギ「えぇ?!何言ってるのよ!そんなのアルパカに迷惑でしょ!」
キ「えぇ~、やぁーだぁー!静かな所でゴロゴロしーてーたーいー!!」
ア「まぁまぁ。別に私はどうってことないから、ここで暮らすなら大歓迎だよぉ。」
キ「ほら。アルパカもこう言ってるよ。」
ア「でもぉ。」
キ「?」
ア「うちはカフェだから、お客さんが来た時のために毎日お店の準備するんだよぉ。」
キ「毎日してるの?!」
ア「そだよぉ。お客さんがいつでも来ていいように準備して待ってるんだよぉ。」
ギ「それは大変ね...」
ア「それに、うちに住むなら働いてもらわないとねぇ。」
キ「は、働...く?」
ア「そだよぉ。お客さんが来たら紅茶を出してあげるんだよぉ。」
ギ「ぐうたらキタキツネには丁度いいわね。キタキツネ、ここに住んで少しは動いたらどう?」
キ「やだ。毎日働くならボク、今の家でいい。」
ア「アハハ。そう言うと思ってたよぉ。」
ギ「あんたねぇ...」
ア「でも、二人を見ていると飽きないねぇ。」
ギ「え」
ア「二人とも仲がいいから、見てるこっちは笑顔になれるよぉ。」
キ「ボクたち、仲がいいってさ。」
ギ「仲がいいっていうか、キタキツネの面倒を見ているっていう方が正しい気がするんだけど...」
キ「ボクがギンギツネを、お世話をしてるんだよ。」
ギ「してる、じゃなくてしてもらってるんでしょ。」
キ「む~...違うもん。」
ア「まま、二人とも落ち着いてぇ。紅茶をどうぞぉ。はい、どうぞぉ。」
ギ「あ、ありがと。」
キ「...ジャパリまんはある?」
ギ「ちょっと、キタキツネ!」
ア「大丈夫だよぉ。ジャパリまん持ってくるから少し待っててねぇ。」
...
ア「お待たせぇ。はい、どうぞぉ。」
ギ「ごめんなさいね。キタキツネがわがまま言って。」
ア「いいよいいよぉ。むしろそのわがままが嬉しいくらいだよぉ。」
ギ「嬉しい...?」
ア「さっきも言った通り、お客さんは来ないし、来ても紅茶だけ飲んで帰るのがほとんどだからねぇ。それでも、来てくれるだけ嬉しいよぉ?だけど、キタキツネちゃんのように注文してくれるお客さんは初めてだから、嬉しくてねぇ。」
キ「ボク、貢献した。だから貢献値ちょうだい。」
ギ「またわけのわからないこと言って...じゃあ、紅茶をもう1杯頂こうかしら。」
ア「わかったよぉ!ちょぉっと待っててねぇ。」
...
ギ「じゃあ、そろそろ帰るわね。」
ア「今日は来てくれてありがとぉ。嬉しかったよぉ。」
キ「また来るね。」
ア「ホントぉ?!それは嬉しいなぁ。いつでも来てねぇ。」
キ「うん。」
ア「気をつけてねぇ。あ、そうだ。」
ギ「?」
ア「二人のように仲がいいことを"こいびと"って言うらしいよぉ。博士から聞いたんだぁ。」
キ「(ピクッ)」
ギ「"こいびと"?」
キ「...それ、美味しいの?」
ア「美味しくないと思うよぉ。私も意味はわからないけど、博士が言ってたんだぁ。帰りに博士のところ寄って、聞いてみるといいよぉ。」
ギ「わかったわ。」
キ「バイバーイ。」
...
キ「"こいびと"ってなんだろうね。」
ギ「さぁ?でも博士が言ってたなら、ちゃんとした意味があるとは思うの。」
キ「じゃあ、その意味を聞くために寄るの?」
ギ「寄るって図書館に?」
キ「うん。」
ギ「勿論よ。帰り道の途中にあるし、寄るわよ。」
キ「早く帰って、ゲームしたい...」
ギ「少しは動きなさいよ。」
キ「今、動いてるよ。」
ギ「はいはい。」
キ「あー、何その反応。」
ギ「あなたのそういうのには呆れてるのよ。」
キ「むー...あ、そうだ。ギンギツネ、おぶって。」
ギ「嫌よ。自分で歩きなさいよ。」
キ「ボク、紅茶とジャパリまんでお腹いっぱいで眠くなってきたから、おぶって。」
ギ「嫌なものは、いーや。」
キ「お願い(ウルウル)」
ギ「うっ...はぁ...しょうがないわね...はい。」
キ「やったぁ♪」
ギ「(私って...甘いわね...)」
...
ギ「というわけでここに来たんだけど、どういう意味なの?」
助「それを聞くために、キタキツネをおぶって、ここまで来たのですか。ご苦労なこったです。」
ギ「うるさいわね...」
博「恋人...確かに、仲がいいという意味ではあっているのです。ですが、恋人は基本的にお互いに好きという気持ちを持った状態で一緒にいることを指すので、二人を見て恋人と判断するのは難しいのです。」
ギ「お互いに...って、私がキタキツネを好きになって、キタキツネが私のことを好きになるってこと?」
博「そうなのです。」
ギ「えぇ~...それは流石にないんじゃないかしら...私はキタキツネのことを好きだけど...あれ?これって私キタキツネのことが、好きなの?」
博「どうやら、好きでも何種類かあるらしいのです。ヒトはそうやって同じ言葉を使いつつ、自分の気持ちを相手に伝えていた動物らしいのです。」
助「なので、ギンギツネが言ったその"好き"は好意的な"好き"であり、恋人とはほど遠いのです。いわゆる、ジャパリまんが"好き"というのと似たような"好き"なのです。」
ギ「なるほど...じゃあその好意的な"好き"を越えた先が、その恋人の"好き"ということ?」
博「そうなのです。話がわかるフレンズで安心したのです。」
助「ですが、われわれは驚いたのです。」
ギ「何が?」
助「普通二人でずっといるなら、既にお互いにそういう意識を持って既に恋人、あるいはつがいになっているのかと思っていたのですが、まだだったとは。」
ギ「だって、考えてみなさいよ。キタキツネと一緒にいると大変なのよ。あの娘、ずっとゲームしてるか寝てるかで、ろくに外にも出ないし、温泉にも入らないのよ。」
博「これは恋人というより...」
助「お母さん、ですね。」
ギ「え?お、お母さん?」
博「知らなくていいのです。説明がめんどくさいのです。」
助「ざっくり言うとギンギツネみたいなことを言うのです。」
ギ「へ、へぇ......ん?さっき二人でずっといるなら、つがいや恋人になるって言ったわよね?」
博「言ったのです。」
ギ「じゃあ、博士と助手はどうなの?」
博「...」
助「博士?聞かれてますよ?」
博「な、何で他人事のように対応してるのですか!助手にも聞かれてるですよ!?」
助「大丈夫なのです。」
博「何が大丈夫ですか?!というか、何で腕を掴むんですか?!いいから離すのです!」
ギ「あの...ちょっと...二人とも...」
キ「ふわぁ~...もぉ~、うるさいなぁ...せっかく寝てたのに…」
ギ「あ、ちょっとキタキツネ!助手を止めるの手伝って!」
キ「...ボクも遊ぶ~!」
ギ「えぇ!?ちょっと、キタキツネ!何抱きついてるのよ!今は遊んでる場合じゃないのよ!?」
キ「ギンギツネ、いい匂いする~。それに温かい~...」
ギ「は、はぁ?!わけのわからないこと言ってないで、離r」
キ「(スゥー...スゥー...)」
ギ「また、ね、寝ちゃった...」
博「待つです!待つのですよ、助手!」
助「大丈夫なのです。安心して博士の全てを捧げるのです。」
博「変なのです!助手がおかしいのです!目が怖いのです!ギンギツネ!早く助けるですよ!!」
ギ「あ!えぇ~と...あ、そうだわ!...ごめんなさいね、助手!」
(ドゴォ)
助「キュ~...」(パタン)
博「た、助かったのです...礼を言うのです。」
ギ「こ、これでよかったのかしら...」
博「よかったのです。というか、一体何で殴っt」
(辞書~)
ギ「?何か言った?」
博「い、いえ...何でもないのです...(本は知識を得る物ですが、時には暴走を抑える物にもなるのですか...)」
ギ「キタキツネ、このまま起きなさそうだし、おぶって帰るわね。」
博「わ、わかったのです。気を付けて帰るですよ。」
ギ「ありがと。」
...
ギ「はぁ~...やっと着いた...疲れた...」
キ「(スゥー...スゥー...)」
ギ「...ずっと二人でいるなら恋人になる、ね...そういえば、キタキツネに抱きつかれた時何だか胸がドキッとしたけど、これが...まさかね。さ、温泉に入r」
(ガシッ)
ギ「へっ?」
(グイッ)
ギ「きゃっ!(ドサッ)...いったぁ...もぉ、何なのよぉ...」
キ「...」
ギ「キタキツネ?起きてたの?」
キ「ギンギツネは鈍いよ。」
ギ「え、鈍っ...起きてすぐにその発言はないんじゃないかしら…?」
キ「ギンギツネはもっと素直になってもいいよ。」
ギ「え?」
キ「ボク、博士たちの話ずっと聞いてたよ。ボクは...ずっと一緒にいるギンギツネのこと好きだよ。」
ギ「わ、私だってキタキツネのこと好きよ?」
キ「そこが鈍いって言ってるの!」
ギ「えぇ?!」
キ「本当は待ってるつもりだったけど、鈍感ギンギツネにはもう我慢出来ない。」
ギ「え、ちょ、キタキツネ...?私の上に覆いかぶさってどうするの...?」
キ「ボクは...ボクは...ずっとギンギツネのことが好きだったんだよ...その思いをずっと我慢してきたよ...けど、もう我慢出来ないよ...」
ギ「えっ、んん?!~~~っ!!~~~~!!」
キ「(プハッ)...これで...ボクの気持ちわかってくれた...?」
ギ「(ドキドキ)え、な、何よ...本当に私のことを...好きっていうの...?」
キ「そうだよ!ボクはギンギツネのことが大好きだよ!お昼寝よりも、ジャパリまんよりも、ゲームよr...よりも!」
ギ「一瞬、私とゲーム迷ったわね!?」
キ「ゲ...ゲームよりも、ギンギツネのことが大好きだよ!」
ギ「...キタキツネ...よかった...」
キ「ギンギツネ?」
ギ「本当はね、何度か私もキタキツネのことを好きになったことがあるのよ。だけど、いつもキタキツネにあーだこーだ言ってるから、嫌われてると思ってて...そしたら、いつしかこの好きという気持ちを忘れてたわ。でも、キタキツネも私のことが好きってわかって...わかって...その気持ちを...思い出せて...凄く嬉しい...の...(グスッ)」
キ「ギンギツネ...ボクは1度もギンギツネのことを嫌いになったことないよ!...うるさいとは何度も思ったけど...(ボソッ)」
ギ「ふふっ、ありがと。あなたの口から聞けてよかったわ。ずっと不安だったから。」
キ「じゃあ、もうボクたち恋人なの?」
ギ「そーういうことに...なるのかしら?」
キ「じゃあ、もう1回口付けしよ?」
ギ「え?!たった今したじゃない!」
キ「う~、そうだけど~!何だかもう1回したい気分なの!」
ギ「ちょ、ま...ん~~~!.......ん?んん?!(バシバシ)」
キ「痛い痛い!何で叩くの!?」
ギ「そりゃそうよ!な、何で舌を急に入れてくるのよ!?」
キ「だって…入れたくなるでしょ?」
ギ「ならないわよ、普通は!んん!......ん...ん?!ん~~~~っ!む~~~~~っ!...んっ...んあ...(チュッ)...はぁ...はぁ...キタ...キツネェ...」
キ「(ゾクゾク)ギンギツネ...もっかい...」
ギ「ふえ...?んむ!(レロレロ)...ん...(クチュ)...(クチュ)...んはぁ...んふ...んん...(プハッ)...ハァハァ...」
キ「ハァハァ...(何この感覚...何も考えられない...だけど、目の前にいるギンギツネを...めちゃくちゃにしたい...)」
ギ「...キタキツネェ...私...おかしくなっちゃったのかしら...」
キ「え?」
ギ「舌入れられたら...頭がボーっとしてきて...身体中が熱くて...何も考えられないよぉ...」
キ「ギンギツネ...」
(ガバッ)
ギ「えぇ!?キタキツネ!?何してるのよ!?温泉に入るわけでもないのに、なんで洋服脱がすのよ!?」
キ「いいから...!腕どけて...!」
ギ「ちょっ...いやっ...」
キ「ん~っ、えいっ!」
ギ「きゃっ!」
キ「...これがギンギツネの...身体...」
ギ「う~...脱がしといてそのセリフは、何だか嫌よ...」
キ「ちゃんと見たことなかったけど、ギンギツネの身体...とても綺麗だね。」
ギ「!?何よ急に?!」
キ「本当のことを言っただけだよ。」
ギ「う~...見られてる側の気持ちも考えてよね…結構恥ずかしいのよ...」
キ「うん...でもね、ギンギツネがとっても可愛くて、綺麗な身体してるからずっと見ていたいな。」
ギ「え~...」
キ「ここの膨らみ、ジャパリまんみたい。」
ギ「ジャパリまんって...ひゃっ!?何触って...あん...」
キ「何か変な声出てるよ?」
ギ「仕方ないじゃない!勝手に出ちゃっ...あっ...んっ...」
キ「何かその声聴いてたら、ボクも...身体が熱くなってきちゃった。」
ギ「じゃあ揉むのやめなさいよ!何でそんなに揉むのよ!」
キ「だって柔らかくて、気持ちいいんだもん。それに、ボクのより大きい気がする。」
ギ「そ、そんなに変わらないわよ...」
キ「このポツって飛び出てるもの、さっきより固くなってるよ?」
ギ「えぇ...?どれよ?」
キ「これ。」
ギ「ひゃあ!!??(ビクビクッ)」
キ「ど、どうしたの?」
ギ「わ...わからないわ...急に身体が...」
キ「...(ニヤリ)えいっ!」
ギ「あん...!!」
キ「ギンギツネの反応、面白ーい。」
ギ「面白くないわよ...バカ...」
キ「...うん。ボクはバカだよ。」
ギ「急に何言い出すのよ...」
キ「ん~...何となく?」
ギ「何よそれ...(プッ)」
キ「笑うところなんてあった?」
ギ「ううん、ないわ。ただね、ちょっとおかしかったの。」
キ「ふぅん。」
ギ「ねぇ、キタキツネ。」
キ「何?」
ギ「......大好き...」
キ「...ボクもだよ。ん...」
ギ「ん...(チュッ)...んむ...(プハッ)...ってキタキツネ!?ちょっと何処触ってんのよ!?」
キ「あー、ギンギツネのココ濡れてる~。」
ギ「え?!嘘?!何で!?」
キ「本当に何も知らないんだね。」
ギ「う、うるさいわね...」
キ「何も知らないギンギツネ可愛い!!(ダキッ)」
ギ「きゃっ!」
(ドサッ)
キ「これから色々なことをボクが教えてあげるね...何でココが濡れてるのかとか、これからすることが一体何なのかってことを。」
ギ「ちょっと...キタキツネ...?目が怖いわよ…?ちょっと...野生解放してないわよね...?」
キ「別の野生解放ならもうしてるよ?」
ギ「それどういう意味よ!?」
キ「それはね...こういう意味だよ!」
ギ「きゃー!!!!」
ボス「コッカラ先ハ見セラレナイヨ。コッカラ先ハ見セラレナイヨ。コッカラ先ハ見セラレナイヨ。コッカラ先ハ見セラレナイヨ。」
...
キ「ふわぁぁぁ...」
ギ「...」
キ「ねー、ギンギツネー。」
ギ「...」
キ「まだ怒ってるの~?」
ギ「当たり前じゃない!いきなりあんなことしてきて...体験したことがない感覚がいっぱいで...はしたない声が出て...もう...思い出すだけで恥ずかしいのよ!」
キ「可愛かったよ、ギンギツネ。ねね、もう1回、しよ?」
ギ「もう嫌!キタキツネ、急に積極的になってきて、途中から私が私じゃなくなってくるんだもの!」
キ「え~、ちぇっ。」
ギ「そんなことより、どうしてこんなこと知ってるよの?」
キ「それは...言えない。」
ギ「何でよ。誰かに口止めされてるの?」
キ「それも...言えない。」
ギ「何よそれ...まぁいいわ。恋人ってああいうこともするの?」
キ「うん。"こうび"って言うらしいよ。助手が言ってた。...あ。」
ギ「助手から...?助手はそういうのに詳しいの?」
キ「え、あ~...ど~だろ~...アハハハハ...」
ギ「何その反応。口止めされてたの?」
キ「...うん...助手からね、恋人のことも全部聞いたし、恋人がどういうことをするのかも全部教えてもらったの。その代わり、そういう知識を持ってるってことを誰にも言わないようにって言われてた...」
ギ「あなた、そのこと思いっきり言ってたわよ。」
キ「だから誰にも言わないで!!!じゃないと、ボク...ボク...殺されちゃう!!」
ギ「また大袈裟な...(ピーン!)いいわ。黙っててあげる。」
キ「ホント!?ギンギツネ優しい。」
ギ「その代わり。」
(ドサッ)
キ「...ギンギツネ...?」
ギ「さっきやられたことを、そのままそっくり返してあげる!」
キ「待ってよ!ボクまだ心の準備が!」
ギ「私の時は待たなかったわよね!いいから...腕どけなさい!」
キ「やーだー!洋服が伸びる~!」
ギ「いーいーかーらー!腕をどk」
キ「ギンギツネ?どうしたn」
カ「...何だかお邪魔だったみたいだねねね...今日は帰るよよよ。」
2人「」
...
ギ「やっちゃったわ...カピバラに変なところ見られたわ…」
キ「ボクの時じゃなくてよかった。」
ギ「う~...しばらく変な目で見られそうで嫌だわ...」
キ「しょーがないよ。時と場所を選ばなかったんだもん。」
ギ「それについては反省してるけど、キタキツネの時に来なかったのは、ただの運が良かったのよ!」
キ「普段の善い行いがここに出るんだね。」
ギ「何が善い行いよ...まったく...そういえば、気になってたんだけど。」
キ「何?」
ギ「口付けに舌を入れる行為をなんて言うの?」
キ「それはね、深い口付け。」
ギ「...え?」
キ「深い口付け。」
ギ「...深い口付け...」
キ「深い口付け。」
...
助「う~ん...頭が痛いのです...」
博「やっと起きたのですか。夜ご飯、そこに置いてあるのです。」
助「博士...」
博「(ビクッ)な、何です?」
助「博士は食べたのですか?」
博「もちろんなのです。いつ起きるかわからない助手を待ってたら、いつ食べらr(グ-)」
助「...」
博「(カァァァ)」
助「待ってたのですか...?」
博「...一人で食べる夜ご飯なんて、美味しくないのです...(ボソッ)」
助「...です...」
博「何か言ったですか?」
助「今日の夜ご飯は博士を食べるのです。」
(ガシッ)
博「助手!?」
助「さっきのこと、思い出したのです。」
博「落ち着くです、助手!」
助「もう我慢が出来ないです。」
博「目が...目が怖いのです!!」
助「博士、ギンギツネたちにドヤって恋人を教えていたから、われわれも恋人なのかと思ってたのです。」
博「あ、あれは島の長として教えただけで、われわれのことは関係ないのです!」
助「そうですか...(シュン)」
博「助手...?」
助「博士は、私のことを何とも思ってないのですね...」
博「な、何とも思ってなくはないのです!助手は良き助手であり...大切な...大切な...」
助「...」
博「大切な、ぱ...パートナーなのです!」
助「それだけですか...?」
博「え...?」
助「博士はパートナーとしてしか見ていないんですか?私は、博士のことが...大好きで...大好きで仕方がないのです!」
博「...(ボンッ)すすすすすす好きって、そそそそそそれ本気で言ってるのでしゅか!?」
助「あ、噛みましたね。」
博「うううううるさいのです!そんなことより、本気なのですか!?」
助「本気です!私は、博士のことが大好きで...愛してるのです!」
博「ああああああ...愛してるだなんて...その言葉は...」
助「そうです。恋人や大切な人に対して使う、大好きの上位互換の言葉なのです。」
博「...助手は...本当に私のことが...好きなんです...?」
助「大好きです。」
博「~~~///...じ...じゃあ...」
助「なんですか?」
博「そ...その...よろしく...なのです...」
(ガバッ)
博「ちょ!ま、待つのです!慌てないで!ゆっくり、ゆっくりやるのです!私は何処にも、逃げないのです!じょsyんん!?」
助「(プハッ)やっと...口付けが出来ました…」
博「そ、それはよかったのです...」
助「ふふっ、照れてる博士も可愛いですよ。」
博「は、恥ずかしいから言うな、なのです...」
助「今日はたくさん、博士の可愛い姿を見せてもらうのです。今夜は寝かせないのです。」
博「う~...やっぱ今日じゃなくて、明日じゃダメです...?」
助「ダメです。ん...」
博「ん...んあ...んむ...(チュッ)...助手...」
助「なんですか?」
博「私も...そ、その...あ...あ...」
助「?」
博「...愛してる...のです...」
助「...」
博「助手?って、ちょ、急に抱きつくのやめるです!...ひゃあ!一体何処触ってるのですか!?やっぱまだ心の準備が整ってないのですーー!!!!」
~fin~
ども、9-@-9です。
百合回でした。
元ネタがあるんですがそれに気付いた方、ニュータイプです。(?)
自分の実力不足です...
初めてこういう描写にチャレンジしたのですが、結構難しいものですね。色々な資料を見たのですが、それでも難しかったです。
××シーンも書こうかと思ったのですが、大変になりそうだったのでやめました。
キタキツネ可愛い。ギンキタをすこれ。
では、また。
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