2017-10-27 12:44:17 更新

4

Was P route


主演

ビル

ゾーイ


“真実を知る、、不本意だけど”




ゾーイ「どう?」


Alphys「やっぱりね、貴方達は感染しているわ」『Tankの血液とゾーイの血液を見比べながら』


ゾーイ「そりゃそうだよね、、噛まれて引っ掻かれて返り血も浴びて、感染してないわけが無いわ、、」『噛まれた跡のある右腕を見ながら』


Alphys「でも感染すればすぐ奴等のようになるんでしょ?だけど何週間も経ってるのに人間のまま、、ということは保菌者ね、発症はしてないけどウィルスは体内に残留している、、」


ゾーイ「でも今回訪ねたのは検査の為だけじゃないのよ、この病気を治すワクチンを作れないか相談しに来たの、まあ今すぐにってワケでもないわ、暇潰し程度で構わないからさ」


Alphys「分かった、やってみるわ」


ゾーイ「ありがとうAlphys博士」『握手を交わす』


Alphys「こちらこそ、ありがとう、ゾーイ」




ビル「どうじゃった?」『部屋から出てきたゾーイに対して』


ゾーイ「わたし達は感染しているわ」


ビル「驚きはせんよ、皆どこかかしら噛まれたり引っ掻かれたりしとるのにゾンビに変わっとらんからな」

 

ゾーイ「そうだよね、、まあ用は済んだし帰ろう」



ーーーー



ゾーイ「えっと何階だっけ?」


ビル「ワシも忘れちまったな、、取り敢えず1F押してみよう」『ボタンを押して、扉が閉まり動き出す、、』


アナウンス「警告!警告!動力低下!動力低下!」


ゾーイ「クソ!何なのよ!」


ビル「動くなゾーイ!ああクソッタレ!」




ゾーイ「イテテ、、ビル?」


ビル「大丈夫じゃ、、出るぞ」『僅かに空いた隙間から出る』


ゾーイ「ココは何処よ?、、」『フラッシュライトを点灯する』


ビル「分からんが一番下の階なのは間違いないじゃろう」『同じく点灯する』


ーーー


ログ「、、残留しやすい人間の魂とは異なり、殆どのモンスターの魂は死後、すぐに消滅してしまう、、」


ログ「、、これこそが死後も残留する人間の魂の力に違いない」「生きようという意志、運命に抗うという意志、この力を“決意”と呼ぼう」


ゾーイ「“決意”ねぇ、、」


ビル「あの博士はずっとこの地下で研究してたんじゃな、、」


ゾーイ「にしても、、いかにも幽霊が出てきそうな場所だわ、、ココ、、」


ビル「ゾンビなら別に構わん、鉛弾が効くからな」


  「jgPnLAq-YmtjWIt-kpTHxjpwME..,」『グチャグチャ音を立てながら近付く』


二人「!?」『後ろを振り返る』


ビル「何じゃコイツは、、」『M16A2を構える』


ゾーイ「分かんないわ、、」『Mini14を構える』


  「PL,ja60AYjmjpkWITwjH0k0MEtmt...,」


ゾーイ「敵意は、、無いようね、今のところ」『銃を下げる』


ビル「じゃが油断するなよ、、」


  「!!!....a8ktvjpvt-!!」『苦しみだす』


ビル「?!」


  「..,,,,....,」『凶暴化してグチャグチャの体で襲いかかる』


ゾーイ「クソッ!」『頭らしき所に向かって1発撃つ』


ビル「撃て!撃て!」『M16A2を連射する』


  「...,.,,.」『倒れてドロドロに溶ける』


ゾーイ「死んだ?」


ビル「恐らくな、、じゃがアレが1体だけだとは思えん、、」


ーーー


ログ「、、とにかく片っ端から“決意”を注入してみよう、うまくいけばいいのだけれど」


ログ「遺体のひとりが目を開いた」「崩れ落ちた被験者全員が目を覚ました、全員が歩き回って何事もなかったかのように会話している、彼らは死んだのではなかったのか?」


ログ「、、“決意”の過剰作用によって、モンスターの体は崩壊する、全てが溶け落ちて融合してしまうのだ」


ビル「ふうむ、、、」『さっき倒したドロドロの死骸を足でつつきながら』


ゾーイ「奴等は他のモンスターが融合した成れの果てって事ね」


ビル「じゃが内容からして凶暴化はせん筈、、」


ゾーイ「もしかして、、わたし達の病気が奴等に移ったとか?」


ビル「あくまでも予想じゃが人間の決意とやらを注入された事により、ウィルスが発症するようになったんじゃないかの?」「このウィルスは人間しか発症せんからな」


ゾーイ「確かにそうね、犬ゾンビとか鳥ゾンビは見なかったし」「、、ほらビル、これなら多分彼等に移るのを防げるわ」『棚に置いてあった埃まみれのガスマスクを渡す』


ビル「やれやれ、さて動力室を探しに行くぞ」『ガスマスクを被る』


ーーー


ビル「ここじゃな、、」


ゾーイ「イテテ、、」『脇腹を押さえながら』


ビル「ほら、気休めの一杯じゃ」『鎮痛剤を渡す』


ゾーイ「ありがとう、、さてと」『鎮痛剤を飲んで、ボタンを押す、そして大音量が鳴り響く!!』


『Amalgamatesが押し寄せる音、、』


ビル「ああクソ、、囲まれたぞ、、」


ゾーイ「落ち着いて、、皆、、わたし達は、、敵じゃないわ、、」『少し強張った声で』


Amalgamatesの集団「PLAmY-WITtjHt-MEt-...」

「WjHOjtjAMjt-I-0m?」

「I'MmSOm-HUntNGRjtY!!」

「MjtAM-t0wmt-WHEjuREyjARuEtvjYOt-U....??」


Alphys「待ちなさい!!」『Amalgamatesの集団に対して』「ほら!お食事の時間よ!さあ行って行って!」


ゾーイ「ふぅ、、助かったよ博士、、」


Alphys「ごめんね、たまに故障するんだあのエレベーター、それと、、」


ゾーイ「心配しないで、確かに、、色々と知ってしまったけど、、貴方を責める気はないわ」「ただ、、」『躊躇いながら』


ビル「すまないな博士、恐らくじゃがワシ等の中にあるウィルスが、、奴等に移ってしまって凶暴化したんじゃ、それで何体か殺すことになった」


Alphys「、、、いいわ気にしないで、しょうがないことよ、、」「元はと言えば自分のせいだし、、」『少し悲しそうな顔をして』「取り敢えず出口まで送るからさ、こっちよ」


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