チート提督の幻想入り三話目紅魔霧異変
注意事項
作者の気まぐれ投稿
今回はネタ少なめ
オリジナルスペル
飛燕「夏だ~・・・」
夏と言や海やスイカ割り・・・色々あるな・・・にしても
飛燕「幻想郷の夏って赤い霧が出るのか?面白いな~」
霊夢「んな訳無いでしょ。異変よ異変。」
飛燕「ふぅーん・・・んでどうすんだ?」
霊夢「異変の主を叩きのめしに行くわよ。飛べる?」
飛燕「ジャンプ?」
霊夢「殴るわよ?」
飛燕「嘘だって。一応飛べるぞ?」
どういう原理かわからんが。
霊夢「なら行くわよ。」
飛燕「何処に?」
霊夢「異変の主がいそうな所。」
飛燕「・・・」
霊夢「一応目星がついてるから、行くわよ。」ヒュン!
飛燕「え?」
霊夢「あの湖の向こうよ。」
・・・根拠もないのに・・・
飛燕「・・・ん?館とその前に人がいるな。降りて見るか・・・」
霊夢「ちょ!?待ちなさい!」
???「ふん!」ヒュン!
飛燕「あらよっ」さっ!バキッ
???「うぎゃ!」バタッ
霊夢「一撃!?何したの?」
飛燕「こいつ普通の人間じゃないな。神経を一時的に麻痺させて見たんだけど感覚が明らかに違った。」
霊夢「本当に何者よ!?」
飛燕「前も言っただろ?提督って。」
艦娘が暴れてどうしても止められない時の艦娘の鎮静とかに使う最終手段だがな。まさかここで使うとは・・・
霊夢「館内広いわね。私は左を探すから飛燕は右をお願い。」
飛燕「了解。」
にしても妖精らしき奴が多いな。ん?あれは扉か。
飛燕「失礼しまーす。」
・・・図書館?
飛燕「・・・本が多いな。歩きにくい。」
???「あら。門番を倒してまで入って何のよう?」
飛燕「何者だ?」
???「そちらから名乗りなさい。」
飛燕「俺は飛燕だ。そっちは?」
パチュリー「パチュリー・ノーレッジよ。この異変の主の友人よ。」
飛燕「あの霧を止めさせてくれないか?できれば手荒な真似はしたくない。」
パチュリー「それは無理な話ね。彼女とってもわがままだもの。」
飛燕「んじゃそいつの居場所は?」
パチュリー「私を倒したら教えてあげる。」
飛燕「なら容赦はしない。」シャッ!
パチュリー「こちらこそ。」
飛燕「フン!」ブォン!
パチュリー「っと危ないわね。」サッ!
椅子に座りつつ避ける。
パチュリー「火符『ドラゴンブレス』」
スペルを宣言すると炎がこちらに向かってくる。だが深海棲艦の攻撃に比べりゃこの程度・・・
飛燕「この程度で俺を止められると思うなぁ!」ブォン!
パチュリー「きゃ!」
椅子から落ちたところに刀を突きつけ
飛燕「まだやるか?」
パチュリー「・・・降参よ。彼女は時計塔に居るわ。」
飛燕「ありがとう。ほれとりあえず絆創膏置いとくから。そんじゃ」ヒュン!
パチュリー「・・・変なの。」
飛燕「あいつか。こっちにも気づいてるみたいだ。」ピョン!
レミリア「どうも侵入者さん。私はレミリア・スカーレットよ。宜しくね。」
飛燕「俺は飛燕だ。この霧を今すぐ消してくれ。」
レミリア「私に勝ったら良いわよ?」ヒュン!
そう言った途端大量の弾幕が迫ってくる。
飛燕「っと危ない。」ズバッ
迫ってくる弾幕を斬り相手の様子を見る。・・・蝙蝠みたいな羽・・・鋭い牙。俺の考えじゃあいつは吸血鬼だ。
レミリア「考え事してると危ないわよ?」ヒュン!
飛燕「ッ!」グサッ
弾幕に紛れてナイフが飛んできた。避けられず脇腹に刺さる。ちくしょう、超痛え。くそ!焦ってまともに弾幕が避けられない。
レミリア「あら。もう思考が鈍ってるの?期待はずれね・・・死になさい。スピアザグングニル!」
飛燕「ッ!」
あれ?時間が止まった?嫌死に際に時間が遅く感じるとか言うあれ?
???『提督よ。』
飛燕「その声・・・長門か?」
長門『覚えててくれたか。』
飛燕「あぁ。」
長門『話してる暇はない。少し体借りるぞ。』
飛燕「え?」
長門『とう!』
飛燕「ファ!?」
・・・
レミリア「・・・あら。姿が変わったわね。貴女は?」
長門「戦艦長門だ。提督が随分お世話になってていてもたってもいられなくてな。」
レミリア「あら。なら貴女の提督と同じ目に合わせてあげるわ。もう一発。スピアザグングニル!」
長門「ビックセブンの力、侮るなよ?」ブン!バキィ!
レミリア「ッ!?スピアザグングニルを壊した!?」
長門「フン!」バキィ!
レミリア「・・・」転落
長門「・・・ふん。」ドン!
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