ロシア傭兵達が鎮守府に着任しました。グラーフとガングード
注意事項
グラーフメイン回と言ったな。あれは嘘だ。(うわぁぁぁぁぁぁぁ!
盛大なキャラ崩壊
卵焼きに大根おろしは上手いぞ(唐突)
ガングード『・・・』カキカキ
グラーフ『・・・何故私に出撃の機会が与えられない。』
ガングード『知らん。お前が戦闘の時毎回大本営への出張とかで居ないからだろ。』カキカキ
グラーフ『深海棲艦への反攻作戦は何時になるんだ。』
ガングード『乏しい資源、乏しい兵装、乏しい人材でどうするんだ?』ハイショルイ
唯一の希望である飛燕も行方不明・・・いやもう生きてないだろうな。そんな状況で勝つのは無理な話だ。返り討ちにされるのが目に見えてる。
グラーフ『そんな臆病で良いのか?』ハイツギノショルイ
ガングード『臆病も何もない。真勇と蛮勇は違う。』ハンコポーン
グラーフ『ではどうするんだ?』ツギノショルイ
ガングード『・・・』カキカキ
グラーフ『頭の中まで永久凍土※になって考え付かないのか。』
ガングード『頭の中がお花畑※に言われたくねえよ。永久凍土に頭突っ込んでこい。』カキカキ
※ロシアは主に寒く、ドイツは比較的暖かい気候・・・らしい
ガングード(・・・全く何で、今日はこいつが秘書艦なんだ?)
グラーフ(何で私がこいつの秘書をやらなきゃいけないんだ・・・)
ガングード&グラーフ『はぁ・・・・』
~部屋の外~
鈴谷「・・・」
天龍「逆効果じゃねえか!」
鈴谷「てへぺろ☆」
天龍「殴って良いかな?」
長門「仲直り・・・出来るのか?」
大淀「作戦に支障でるのですが・・・・」
ユキ「元とは言え、敵国どうし・・・溝は深いですね・・・」
~執務室~
ガングード『ん?緊急入電・・・ブイン端っこ基地の提督からか・・・何々・・・揚陸艦あきつ丸、その他護衛艦数隻が未攻略海域にて行方不明。救援求ム・・・ね。』
グラーフ『なら私の出番だな。』
ガングード『駄目だ。』
グラーフ『何故だ!』
ガングード『あの海域周辺では磁気嵐を確認してる。無線が途切れる可能性がある。磁気嵐が無くなるまで救援はできない。』
グラーフ『仲間を見捨てると言うのか!』
ガングード『逆にどうするんだ?今行っても無駄に救援を求める艦が増えるだけだ。』
グラーフ『なら私だけでも行ってくる!』ダッ!
ガングード『・・・』
鈴谷「提督!」バタァン!
ガングード『鈴谷か。』
鈴谷「グラーフさん走ってっちゃったよ!?」
ガングード『そうか。ならお前らは待ってろ。すぐすませる。』
鈴谷「すませるってどうやって・・・」
ガングード『あいにく問題の海域は近い。グラーフを連れ戻すついでに救援もする。』
鈴谷「一人じゃ危険だよ!」
ガングード『戦闘は最低限にすませる。安心しろ。もしものことがあってもあいつ等は意地でも連れ戻す』ダッ!
鈴谷「ちょ!?提督!」
グラーフ『・・・』
昔のようには行かない!困ってる人間を助けたい!
???「・・・鴨が来たよ」ガチャ!ドォン!
グラーフ『!』
バシャァァァン!
グラーフ『至近弾!?何処から!』キョロキョロ
霧が濃くて見えない!
響?「ドイツの空母って大したことないんだね。」
グラーフ『何処にいる!』
響?「私はここだよ?」ガチャ!
グラーフ『姿が見えない・・・』
声がそこら中から聞こえる。一体何処に・・・
響?「・・・」ドォン!
バシャァァァン!
グラーフ『また至近弾!クソ!航空機発艦!』ブゥゥン!
響?「闇雲に探し回っても見つからないよ?」ドォン!
バシャァァァン!
グラーフ『何故至近弾ばかり・・・』
迂闊に動けないな・・・
響?「そろそろとどめをさすか・・・」ガチャ!ドォォン!
バシャァァァン!
グラーフ『!擬装が!動かない!』
響?「・・・」バシュッ!
グラーフ『!魚雷音!』
・・・もはやここまで・・・
???「ギャハハハハ!見てたよルーキー!」ドドドド!
チュドォォォン!
グラーフ『魚雷が爆発した!?」
???「生きてる?」
グラーフ『貴方は?」
焼き爛れた顔、腰には投げナイフをしまっている。
???「通りすがりのただの提督ですよ。」
響?「貴様!生きていたのか!」
???「不死者を舐めるな。」
響?「もう一度殺すまで!」
???「黙れよ。茶番は終わりだ。」ヒュン!
え?消えた・・・?
響?「・・・レーダー反応消失。全員周囲警戒。」
???「無駄だよ。」シャッ!
響?「!」
???「くたばれ。」ブン!
レ級?「それは無理かな?悪いけど。」ガキン!
???「!」
レ級?「フン!」バキィ!
???「・・・」シャッ!ガチャ!
バババババババ!
炸裂音・・・と共に周囲が光に包まれる。
レ級?「・・・クソ」大破
響?「撤退だね。」大破
グラーフ『待て!』
???「追撃はやめた方が良いんじゃない?それより救援を求めるやつはあの小島に居るよ。早くいった方が良いよ。」
・・・旗を降ってる艦娘・・・
???「もうすぐ嵐も止む。だけどまたすぐに磁気嵐が起きる。死にたくなかったらすぐ帰ることだ。んじゃ」ヒュン!
・・・嵐のような人だったな。
ガングード『おぉーい!』ざぁぁぁぁ!
グラーフ『きたのか。』
ガングード『大丈夫か?』
グラーフ『少し危なかったな。』
あの変なやつが居なければ今頃は・・・
グラーフ『すまなかった。』ペコリ
ガングード『?』
グラーフ『命令違反も重々承知している・・・』
ガングード『その話はあとだ。今は救助を優先しろ。』
~数日後ブイン端っこ基地にて~
ブイン端っこ基地提督「申し訳ない・・・」
高雄「私の不注意で・・・」
ガングード『気にすることはない。犠牲者がでなかっただけましだ。』
飛燕「・・・」
久々の新兵器はどうだい?
飛燕「黙ってろ。勝手に能力起動しやがって。危うく死ぬところだったぞ。」
そんなに怒ることないだろう?俺があそこで能力起動しなきゃどっちにしろ死んでた。
そうそう。
飛燕「姫まで・・・」
にしても誰か待ってんのか?
飛燕「まぁな。何処から嗅ぎ付けたか協力しようと言ってるのがいてな。」
力を借りるのは悪いことじゃないさ。
飛燕「悪魔に言われても嬉しくない。」
酷いな。俺はそんな悪じゃない。
飛燕「さっき宿主をゼロ距離濃縮核した奴が何言ってんだ?」
ははは。その程度じゃ死なないだろう?
飛燕「どうだか。復讐を果たすときが近づいてきてるにつれ、体への負担が大きくなっている。」
復讐を果たすまでが契約だからな。その後は知らん。
飛燕「だろうな。と来たみたいだな。」
霧島「噂に聞くのとは少し違うように感じますね。」
???「・・・」謎のコロンビアポーズ
飛燕「だろうな。俺は噂で言われるような、英雄じゃない。」
霧島「・・・」
飛燕「昔の俺はもうここには居ない。今は復讐を原動力に動く機械のようなものだ。」
霧島「機械って・・・」
飛燕「幻滅したか?ならそれで構わん。何があろうとどうせ俺はすぐ死ぬ。仲間はいらん。」
霧島「そんなことはありません!」
飛燕「・・・」
白露「・・・」コロンビアポーズ
霧島「私は何故貴方がそんなことを言っているかは分かりません。ですが、貴方は機械じゃない!意思をもってる人です!」
飛燕「・・・そうかい。まぁそう思うなら勝手にそう思ってろ。」
霧島「はい!よろしくお願いします!」
白露「・・・」コロンビアポーズ
飛燕「んでお前はなんなんだ。」
白露「白露です。」コロンビアポーズ
飛燕「そのポーズはなんなんだ?」
白露「由緒正しきいっちばーん!のポーズです。」
飛燕「嘘つけ。」
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