比叡「比叡と」 蒼龍「蒼龍の」 比叡、蒼龍「お料理コーナーその3!!」 ※その3から読んでも大丈夫です
比叡「こんにちは比叡です」ペコッ
蒼龍「こんにちは蒼龍です」ペコッ
比叡「さあやって参りましたお料理コーナー、担当は私比叡と」
蒼龍「蒼龍が」
比叡、蒼龍「「お送りします!!」」
比叡「それではお便りの紹介です、投稿者は…このSSの作者です…」
蒼竜「………」
比叡「…先日、電車に乗り込んだところ、ポップコーンの匂いがしました…」
比叡「…何故だろう、そう思ってふと前をみると小学生位の男の子がポップコーンをたべていました…」
比叡「…行儀悪いなと思っていたらその少年は私の視線に気づき、ポップコーンの袋を私に差し出し、おじさん食べる?と…」
蒼竜「………」
比叡「…その心優しい少年の一言に私は思わず、おっおじさんはお腹空いていないから大丈夫だよ、と答えてしまいました…」
蒼竜「………」
比叡「…今でもその出来事を思い出すと涙が出ます…まだおっさんじゃないのに…orz…」
蒼竜「………」
比叡「……うん」
蒼竜「…さて…今回の料理は何ですか比叡さん」
比叡「今日の料理は、皆の身近にある…」
蒼竜「なんですか?」
比叡「…マンホールです!!」
蒼竜「えっ?」
比叡「あっすみません間違えました」
蒼竜「ほっ」
比叡「正確にはミニチュアマンホールの蓋です」
蒼竜「………」
比叡「まずは鋼材を用意します」
蒼竜「はい…こちらに用意しました」ゴトッ
比叡「この鋼材をめん棒で薄くのばします」
コロコロ
蒼竜「…比叡さん、このめん棒って比叡さんの主砲の筒の部分では?」
比叡「…気にしないで下さい」
蒼竜「…はい…」
比叡「さて、薄く延ばしたら型で抜きます、今回はミニチュアマンホールの蓋なので500円玉大ほどの大きさに抜きます」
ガシャコンッ ガシャコンッ
比叡「大体8個ほど作ればいいでしょう」
蒼竜「……はい」
比叡「完成です!!」
蒼竜「………」
比叡「………」
蒼竜「…比叡さん…あの…」
比叡「…どうしましょう…」
蒼竜「へっ?」
比叡「このままじゃ…終われません…」
蒼竜「あの…もう手遅れな気が…」
比叡「…比叡カレーを…用意します…」
蒼竜「比叡さん!?どうしたんですか!?」
比叡「…皆を笑顔にしなければいけないんです…」虚ろな目
蒼竜「…比叡さん…手遅れですね…」
~~~
比叡「比叡カレーを餃子の皮で包んだものとボーキサイトを餃子の皮で包んだものを二つずつ用意します…」
蒼竜「はい、こちらに…」
比叡「これを先ほど作ったマンホールの蓋ではさみます」
蒼竜「はい…はさみました…」
比叡「…四つほど出来ましたね…」
蒼竜「…比叡さん…どうするんですか?」
比叡「…一人、ロシアン、マンホールの蓋をします…」
蒼竜「えっ!? 比叡さん、そんなことをしたら…」
比叡「ええ、ただではすまないでしょうね…」
蒼竜「なら…なんで…」
比叡「…皆の…幸せのためです…」
蒼龍「比叡さん…」
比叡「…蒼龍さん…いままで本当にありがとうございました…」
蒼竜「比叡さん…駄目です!!」
比叡「しっしかし…」
蒼龍「比叡さんがどうしても食べるというのなら…私も一緒に食べます!!」
比叡「!!蒼龍さん、駄目です、つらい思いは私だけすればいいんです!!」
蒼竜「…比叡さん、そんな寂しいことを言わないで下さい…私たち、一緒に料理をした仲じゃあないですか」
比叡「蒼龍さん…本気…なんですね…」
蒼龍「はい」
比叡「…ゴメンなさい…」
蒼竜「…いいんですよ比叡さん、さあ顔をあげて笑って下さい、比叡さんは笑顔が一番似合うのですから…」ニコッ
比叡「…蒼龍さん…ありがとうございます…あの…もし生きて帰れたら…また一緒に料理していただけますか?」
蒼竜「ええ、喜んで、比叡さん約束ですよ」スッ
比叡「はい!!」スッ
比叡、蒼竜「「ゆ~びき~りげ~んま~ん ウソつ~いた~らは~りせ~んぼ~んの~ますっ ゆびきったっ」」
比叡「…さて…」
蒼龍「…いただきますか…」
~~~
比叡、蒼龍「「………」」チーン
二人仲良くハズレを引いた!!
一緒に地獄を乗り越えた二人の仲はより一層深まった!!
めでたしめでたし!!
ー完ー
※注意 比叡カレー、ボーキサイト、マンホールの蓋は食べられません、道端においしそうな、比叡カレー、ボーキサイト、マンホールの蓋
が落ちていても絶対に口にしないで下さい また、これらのものを口にしたという理由で体調を崩したとしても私は一切の責任を負いません
のでご了承下さい、最後まで読んでくれてありがとう!!
読んでくれてありがとう!!
毎回笑わせてもらってますw
マンホールの段階でもうアウトですよ…w
コメントありがとうございます!!
マンホールもアウトだけど比叡カレーはもっとアウトな気がする
コメントありがとうございます!!
確かにそうですね(笑)