深海提督の幻想入り 2話目 二度目の紅魔霧異変
飛燕「・・・」
防空棲姫「・・・何カ・・・スッゴイ空ガ紅インダケド・・・」
飛燕「やっぱり幻想郷の夏って空紅くなるのか?」
霊夢「馬鹿言ってないで解決行くわよ・・・それにしてもなんでまたこんなのを・・・」
飛燕「何でだろうな。」
防空棲姫「ワカラナイワネ・・・」
霊夢「原因が大体あんた達な気がするんだけど。」
飛燕「無実でーす!俺は無実でーす!」
霊夢「・・・」
飛燕「んじゃ行きますか。どうせあの子供だろ。」
霊夢「それ目の前で言ったら怒られるわよ。」
~紅魔館~
美鈴「あっ!前の!」
飛燕「あ~・・・誰だっけ?」
美鈴「そう言えば名乗ってませんでしたね。紅 美鈴です。」
飛燕「飛燕だ。この異変止めに来たんだけど。」
美鈴「お嬢様から通すなと命令されてるので。」
防空棲姫「・・・ドウスルノ?」
飛燕「霊夢・・・さき行っといて。」
霊夢「大丈夫なの?」
飛燕「大丈夫大丈夫。」
霊夢「・・・おぶって帰るのはごめんだからね?」ダッ
美鈴「あっ!」
飛燕「よそ見は行けないぞっと!」ブン!
美鈴「危な!」サッ!
飛燕「・・・チッ」
美鈴「そう簡単に当たらないですよ!」バキッ!
飛燕「やっべ。仮想擬装折れた・・・」
美鈴「隙あり!」
飛燕「おらぁ!」ガン!
美鈴「痛!」
防空棲姫「テイ!」ドォォン!
美鈴「えっちょっ待っ・・・」
ウワァァァァァァ!
飛燕「危っぶねぇ・・・仮想擬装無かったら死んでたわ」
防空棲姫「ヤリスギタ・・・」
美鈴「・・・」
飛燕「大丈夫か?」
美鈴「・・・何で私をかばったんですか?」
飛燕「・・・勘違いするな。あくまで防がなかったら両方死んでた。だから防いだだけだ。」
美鈴「・・・」
飛燕「・・・これ以上やりあうの俺面倒なんだが?」
美鈴「・・・降参です」
飛燕「・・・とりあえず休んどけ。防いだとは言え衝撃来ただろうし。」
美鈴「・・・」
飛燕「んじゃ・・・何か正面ヤバそうだから・・・防空、捕まってろ」
防空棲姫「ハーイ」
飛燕「・・・濃縮核発射ぁぁぁぁ!」ドォォン!
防空棲姫「イヤッホオオオオ!」
飛燕「着地いいい!」
防空棲姫「」グキリ
飛燕「・・・何か嫌な音聞こえたけど?」
姫『・・・防空じゃない?ほら』
防空棲姫「痛エエエエエエエエ!」ゴロゴロゴロ!
飛燕「ちょ!暴れんな!穴開く!」
バキッ!
防空棲姫「嫌ァァァァァァ!」ヒューン!
飛燕「・・・クソ!」ピョン!
~地下室~
飛燕「よっこいしょい!」スタッ
防空棲姫「・・・ゴメンネ。飛燕。」
飛燕「気にすんな・・・さて、何かヤバイの来る前に登ろ・・・」
???「貴方達、誰?」
飛燕「!」
???「・・・お姉様が前言ってた侵入者?」
飛燕「・・・えーと・・・まぁ・・・そうだな・・・」
???「へぇ!面白そう!」スタスタ
防空棲姫「・・・貴女は?」
フラン「私?フランドールスカーレット!フランって呼んで!」
防空棲姫「・・・え~とフランちゃん。何で地下室に?」
フラン「?私?私はお姉様がここに居ろって言うからここに居るの。」
防空棲姫「・・・ずっと?」
フラン「そうだよ?」
防空棲姫「・・・寂しくないの?」
フラン「・・・寂しいけど・・・そうだ!お姉さん達!遊んで!」
防空棲姫「良イワ!何シテ遊ブ?」
飛燕「・・・姫。」
姫『ん?』
飛燕「俺すごい嫌な予感するんですが・・・」
フラン「鬼ごっこ!フランが鬼ね!」
姫『・・・私も。』
防空棲姫「何二人でぶつぶつ言ってるのよ。」
飛燕「あっいや・・・気にすん
ドォォン!
フラン「ほら!お姉さん達!逃げないと?ツカマエチャウヨ?」
飛燕「・・・やっべ!防空捕まれ!」
防空棲姫「分かってる!」
飛燕「熊野神拳!とぉぉ↑おう↓!!」ピョン!
防空棲姫「ちょっ!?」
飛燕「はーい屋上到着~」
フラン「ニガサナイヨ?」ブン!
飛燕「危っぶな!」
レミリア「何してるの!?」
飛燕「文句なら俺の背中で呑気に寝ようとしてるバカに言ってくれ!」
防空棲姫「寝テナイ!マダ寝テナイ!」
飛燕「寝んな!」
レミリア「とりあえず止めるわよ!」
飛燕「・・・」
フラン「・・・」
飛燕「・・・姫。」
姫『今度は何?』
飛燕「実体化出来るか?防空棲姫持っといてくれ。」
姫『・・・了解。』
姫「よっこいせ。」スタッ
レミリア「増えた!?」
姫「んな訳無いでしょ。」
飛燕「んじゃ防空は任した。」ポイ
防空棲姫「投ゲナイデ~!?」
姫「よいしょぉい!」キャッチ
飛燕「・・・さて・・・と。」
レミリア「・・・」
飛燕「やりますか。」
レミリア「フランに生半可な攻撃は効かないわ。」
飛燕「つまり本気でやれと?」
レミリア「・・・まぁね。」
飛燕「・・・後で文句言うなよ?」
姫「私は制御出来ないからね?」
飛燕「・・・分かってます。」ガチャ!
フラン「禁忌 フォーオブアカインド」
飛燕「・・・あ?増えた?」
レミリア「いい忘れてたけどフランはスペルで増えれるのよ。」
飛燕「先に言えやぁぁぁぁ!」
フラン「遅イヨ?」ガシッ!
飛燕「!」
フラン「きゅっとして・・・ドカーン!」グチャァ!
飛燕「ッ!」
フランA「ホラホラ。死ンジャウヨ?」ババババ!
フランB「キャハハ!モット楽シマセテヨ!」ババババ
フランC「次はどこが取れるかな~?」ババババ!
フランD「キャハハ!」ババババ!
飛燕「そうそう・・・当たるか!」ズバッ!
フランA「2回目!」グチャァ!
飛燕「・・・」ガチャ!
ドォォン!
フランA「・・・!」
飛燕「肉を裂かせて骨を断つ。なんつってな。ほらもう一発!」ガチャ!
ドォォン!
フランA「ソンナ簡単ニ当タラナイ!」ズバッ!
飛燕「危な!」ガキン!
レミリア「大丈夫なの!?」
飛燕「全く?」
フランB「余所見スル暇無イヨ?オ姉様?」ブン!
レミリア「クッ」ガキン!
飛燕「こりゃヤベえかも・・・」
フランC「・・・」ブン!
ズシャッ!
飛燕「・・・な・・・」バタッ
姫「飛燕!」
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