2/14

提督「…んあっ」

提督「今日は…なんもないか」

提督「んん～起きよ！」ピョン！

ガチャ

五月雨「おっと、まだ起きちゃだめですよっ」

提督「ん？なんで？」

五月雨「あなた、あーん」

提督「？」アーン

五月雨「それっ♪」ポイ

提督「？」パクッ

提督「チョコか」モグモグ

五月雨「今日はバレンタインデーですよ」

提督「あ、そうか」

提督「すっかり忘れてた」

五月雨「折角お休みなんですから、今日は執務室でチョコを待ってたらどうですか？」

提督「そうするよ」

提督「しかし、さみさみは何時からチョコ作ってたんだ？」

五月雨「えっと…一週間くらい前から作ってました」

提督「どこで？」

五月雨「間宮さんの所で一ヶ月前から提督立ち入り禁止にして提督のチョコを作ってたんですよ」

提督「凄いな、そこまでか」

提督「あっ」

五月雨「比叡さんと磯風さんも立ち入り禁止ですよ」

提督「間宮ナイス」

提督「じゃあ執務室にいるから」

五月雨「は～い」

ガチャ

提督「さあて、誰がくるかなあ」

執務室

提督「あ~あ~聞こえる？」←放送掛けてます

提督「えっと、俺は今日休みですが」

提督「バレンタインなので、執務室にいるから」

提督「大淀とでも話してます」

提督「あ、分かってると思うけど大淀来てな」

提督「じゃ、そゆことで」プチ

提督「んん…何個来るかな」

コンコン

提督「ん、どーぞー」

ガチャ

大淀「お疲れ様です、提督」

提督「ってもまだ0900だぞ」

大淀「今は仕事中ですので」

提督「あいからわずだな」

提督「どうしたら柔らかくなるかな」

大淀「たぶん、無理だと…」

ガチャ（摩耶編）

摩耶「よ！摩耶様だ」

提督「おう、どした？」

摩耶「あ…その…あの…」

提督「お前にしては珍しく歯切れが悪いな」

摩耶「うう…えっと…」

摩耶「ちょ、チョコ作ってきたから食べてくれ///」サシダシ

摩耶「もちろん本命だぞ///」

提督「摩耶、摩耶」

摩耶「な、なんだ？」

提督「…」アーン

摩耶「食べさせろってか！？」

提督「駄目？」

摩耶「うう…分かった」

摩耶「あ、アーン///」

提督「ほれ」パクッ

摩耶「おい！指ごと食べるな！」

提督「ひひじゃん、おいひいし」ペロペロ（いいじゃん、美味しいし）

摩耶「あっ、舐めるな！こら！」

提督「っと、じゃあやめよう」スポッ　モグモグ

提督「うん、美味しい」

摩耶「ったく///」

摩耶「じゃあな」

ガチャ

提督「あいつも乙女だな」

大淀「ですね」

提督「大淀はチョコないのか？」

大淀「ないです」

提督「後ろに持ってるのは？」

大淀「…」ダラダラ

大淀「…はい」

大淀「どうぞ、提督」スッ

提督「お、美味しそうだな」

提督「チョコだな？」

大淀「失礼します」ガチャ

提督「えっちょま」

バタン

提督「行きやがった」

提督「なんでかなあ」

提督「まあ、チョコ食べるか」

提督「大淀のから…」

コンコン（六駆編）

電「司令官さん、いますか？」

提督「ん、電か？」

電「そうなのです」

電「雷ちゃんと響ちゃんも一緒なのです」

雷「司令官、入るわよ！」

ガチャ

Верный(響）「失礼するよ、司令官」

雷「雷特製の六駆チョコよ！」

電「ぜひ食べてほしいのです」

提督「暁は？」

響「えっと、Я все еще сплю（まだ寝てるよ）」

電「何て言ってるのです？」

提督「Я понимаю（ん、分かった）」

雷「だから、何て言ってるの？」

提督「響がまだ寝てるって言って、」

響「分かったって司令官が」

電「すごいのです、ピッタリなのです」

電「暁ちゃんはまだ起きてないのです」

提督「本当にあいつはレデイ（笑）だなあ」

提督「いいか、チョコ頂戴」

雷「は～い、どうぞ♪」トン

提督「お、ありがと」

電「電の分なのです」

響「私のぶんだよ、Конечновтвоем любимом///」

電「なんて言ってるのです？」

提督「今日は響が秘書艦だ！」

響「あ、ありがと」

雷「そう言ったの？」

提督「えっと、チョコは本ｍ「い、言わないで///」

響「恥ずかしいから///」

提督「おう、わかった」

提督「響、こっちおいで」テマネキ

響「ん、分かった」ピョン

提督「言わなくても分かるか」

響「そ、こうでしょ？」

電「電達は失礼するのです」

雷「じゃあね！司令官」

提督「ああ、じゃあな」

ガチャ

響「司令官…」ジッ

提督「なんだ？響」

響「撫でて欲しい」

提督「…」

響「あ…嫌ならいいんだ」

提督「ほれ」ナデナデ

響「Спасибо…」

提督「全く、響は偉いなあ」ナデナデ

提督「夕立なら引っ付いてくるぞ」

響「…司令官」

提督「どうした、響」

響「私の名前、分かってるかい？」

提督「Верныйだろ？」

響「そう、でも司令官は響って呼ぶよね」

響「なぜだい？」

提督「シンプルにロシア語は言いにくいって言うのと」

提督「響って名前の方が好きだからかな」

響「す、Спасибо///」

提督（まあ…）

提督（シンプルに響が好きって言うのもあるんだけどな）

響「んん…ねえ、司令官」

提督「ん？どうした？」

響「…Дальше с глаз - ближе к сердцу.って言う諺を知ってるかい？」

提督「…いや、知らないな、どんな意味だ？」

響「…そっか」

響「自分で考えて欲しいかな」

提督「…分かった、目から遠くなると、心に…「そう」

響「そう言う意味だよ、司令官」

提督「…急にどうした？」

響「…昔の…一人だったころの私を思い出したんだ」

響「それで…今は幸せなんだなって」

響「それだけだよ」

提督「そっか、優しいな」

響「そうかい？」

提督「響に限らず…だけどな」

響「ふうん」

コンコン（山風編）

提督「誰だ？」

山風「パパっ」

提督「山風？」

山風「そうだよ、パパ」

山風「チョコ作ってきたの」

山風「入って良い？」

提督「ん、ちょっと待ってて」

山風「はーい」

響「私はお暇しようかな」

提督「じゃあ、またな」

響「うん、Увидимся снова」

提督「山風～いいぞ～」

ガチャ

山風「パパ～って響さん」

提督「六駆来たときにちょっと…な」

山風「ふうん」サッ

響「じゃあね、司令官」

ガチャ

提督「それで…」チラッ

山風「な、なに？」

提督「チョコは？」

山風「えっと…その…」

コンコン（+海風編）

提督「ん？誰だ？」

海風「海風です」

提督「入っていいぞ～」

ガチャ

海風「提督、あの…その…」

提督「何か用か？」

海風「えっと、あの…」

提督「山風、チョコ頂戴」

山風「あ、うん」スッ

山風「ど、どうぞ、パパ///」

提督「お、ありがt「ちょ、ちょっと待って？」

提督「なぜに疑問系？」

山風「えっと、私が食べさせたいから…」

提督「…」

山風「あ…そうだよね…」

提督「…」アーン

山風「！いいの？」

提督「もちろん」

山風「じゃ、じゃあ…」スー

提督「あ、あーん///」

提督「…」モグモグ…

山風「…」ドキドキ

提督「うん、美味しい」

山風「!本当？」

提督「うん、本当」

提督「もう一つ頂戴」

山風「あーん♪」

提督「…」モグモグ

山風「…」ナデナデ

提督「山風？」

山風「あっ、何でもない忘れてっ///」※知ってる人は知ってます。何処かの同人作家さんが書いてました

山風（つい手が…///）

提督（母性を感じた）

海風「あのっ！提督！」

提督「ん～？何？」

海風「ちょ、チョコどうぞ！」スッ

提督「ちゃんと言えたじゃん」ナデナデ

海風「ふえっ？分かってたんですか？」

山風「海風姉、今日みんな休みなんだから…」

提督「俺に対する用がチョコ以外考えられ無いんだよね」

海風「あうう///」

提督「ま、チョコ貰って良い？」

海風「あ、はい///」スッ

提督「お、ありがとう」

海風「あうう///」タタタタタタ…

ガチャバタン

提督「恥ずかしすぎたのかな」

山風「多分、そうじゃない？」

提督「山風はどうする？」

山風「私も帰るよ」

提督「お、そうか」

山風「じゃあね、パパ」

提督「うん、じゃあな」

ガチャ

提督「お、いい加減大淀の…」

ガチャ（金剛編）

金剛「Hey!テイトクゥ～！」

金剛「バーニング・ラーブ！なChocolate！持ってきたよ！」

提督「昨日の出撃でも「バーニング・バレタイン・ラーブ！」って言ってたもんな」

金剛「イエース！」

提督「てか今何時？」

金剛「Eleven！」

提督「ん、じゃあ食堂に…」

金剛「STOP！」

金剛「Chocolateを食べてから行くネ－！」

提督「もちろん冗談だ」

金剛「それにしては目が本気だった気がシマース…」

提督「気のせいだろ」

金剛「まあ、いいデース！」

金剛「金剛型の全員で作ったChocolate、食べてくだサーイ！」

提督「ちょっと待て、比叡は含まれてないよな？」

金剛「比叡なら…」

比叡『磯風さんの所に行ってきます…』

金剛「って言って、戻って来ないネ」

提督（すぐ死ぬ事はなさそう）

金剛「提督ぅ～、Chocolate食べないんですカ～？」

提督「もちろん食べるから置いといて」

金剛「Yes！」

金剛「では、帰りマース！」

提督「おう、じゃあな」

金剛「バーイ！」

ガチャ

提督「やれやれ、騒がしい奴だ」

＜ﾃｲﾄｸﾉﾊｰﾄｦﾂｶﾑﾉﾊ…ﾜﾀｼﾃﾞｰｽ!

提督「たく…可愛い奴」

提督「さて、そろそろいい加減に…」

コンコン（時雨編）

提督（また誰か来た）

時雨「提督、いるかい？」

提督「時雨か、どうぞ～」

ガチャ

時雨「提督、チョコ食べるかい？」

提督「お、食べる食べる」

時雨「ふふっ、嬉しい」

提督「…」モグモグ

時雨「…」ジー

提督「ん？どうした？」

時雨「あ、いや」

時雨「提督、美味しそうに食べるからさ」

提督「時雨のチョコは少し特別かな？」

時雨「そ、そうなの？」

時雨「僕なんかより美味しいチョコなんて沢山あるでしょ？」

提督「何言ってるんだ、時雨のチョコだからいいんだよ」

時雨「ありがとう、提督」

時雨「凄い嬉しい///」

提督「お、おう…」

時雨「？どうしたの？」

提督「いや、時雨も女の子らしいところあるんだなって」

時雨「ふふっ、なにそれ」

提督「なんだろうな」ハハッ

時雨「…ねえ、提と「てーとくさん！」

提督「お？夕立か？」

夕立「ぽい！」

夕立「てーとくさん、夕立と一緒にご飯食べに行くっぽい！」

提督「おお、じゃあ行くか」

時雨「…提督、僕も一緒に行っていいかい？」

提督「おお、いいぞ」

時雨「やった」パアア

提督（可愛い）

夕立「じゃあ行くっぽい！」

食堂

ガヤガヤ

提督「沢山いるな」

夕立「ちょうどお昼時っぽい～」

提督「もうそんな時間か」

択捉「あっ、司令！」

提督「ん、択捉か」

択捉「はい！」

提督「何か用か？」

択捉「司令にチョコ作って来ました！」

提督「ありがとう、択捉」

択捉「いえ、何時も司令にはお世話になってるので」

択捉「これからもお願いしますね！」ニコッ

提督（何この子、天使？）

択捉「？司令？」

提督「あ、ああ」

提督「択捉が可愛くてついな」

択捉「そ、そうですか？///」

提督「うん、可愛い」

時雨「…」ジー

提督「ご、ごめんって（時雨の目が痛い…）」

択捉「？」

対馬「択捉ちゃ～ん」

択捉「あっ、は～い」

択捉「司令、失礼しますね」

提督「おう、じゃあな」

タタタタタ…

提督「あれ？時雨は？」

夕立「怒ってどっか行ったっぽい～」

提督「それで怒るのか…」グデー

夕立「でもてーとくさんの為っぽい」

提督「まあ、そうか」

夕立「何か食べたいっぽい…」グウー

提督「お、じゃあ買ってくるか」

夕立「ぽい！」

ーーーーーーーーー

提督「美味しかったな、夕立」

夕立「ぽい～」

提督「じゃあ、そろそろ戻るよ」

夕立「あ、待つっぽい！」

提督「どした？」

夕立「夕立、まだチョコ渡してないっぽい！」

提督「お、ありがとう」

夕立「ぽ～い！」ポイッ

提督「おっと」キャッチ

夕立「ナイスキャッチっぽい！」

提督「お、そうか？」

夕立「そうっぽい！」

提督「ありがと」

夕立「じゃあっぽい！」

提督「お、じゃあな」

執務室

提督「暇だ～」グデー

提督「昼飯終わって誰も来ないし…」

とある陽炎型駆逐艦の部屋

親潮「…」

親潮「あうう///」

親潮「いや、でも今日じゃ無いと…」

コンコン

親潮「どなたですか？」

黒潮「黒潮や！」

親潮「黒潮さんですか、どうぞ」

黒潮「失礼するでー」

ガチャ

黒潮「ほな、司令はんのとこ、いくで」

親潮「司令の所ですか！？」

黒潮「そや、そのままだと忘れるで」

親潮「ええ…でも…」

黒潮「恥ずかしいんか？」

親潮「は…い…」

黒潮「だからなんや、恥ずかしくくても行動起こさんと、変わらんで」

親潮「うう…」

黒潮「司令はんのとこいってくるで～」

黒潮「ほな、また」

ガチャ

親潮「…」

スッ

執務室

提督「Zzz…」←暇すぎて寝ました

コンコン

黒潮「司令は～ん？」

司令「Zzz…」

黒潮「はいるで～」

ガチャ

黒潮「司令はん…寝とるんか」

提督「Zzz…」

黒潮「司令はーん、起きやー」ツンツン

提督「Zzz…」

黒潮「起きや、司令は～ん」ツンツン

提督「んん…Zzz…」

黒潮「熟睡やね」

コンコン

親潮「司令、親潮です」

親潮「入って宜しいですか？」

黒潮「…いいでー」

親潮「失礼します」

ガチャ

親潮「司令チョコを…って黒潮さん…」

黒潮「司令はんなら…」チラッ

司令「Zzz…」

親潮「…」プルプル

黒潮「親潮？」

親潮（やだ…可愛い…）

黒潮「！」

黒潮「…うちは帰るわ」

黒潮「親潮はまっとき」

親潮「あ、わかりました」

黒潮「ほな、ではな」

ガチャ

司令｢Zzz…」

親潮（可愛い、司令…）ドキドキ

親潮「…」ツン

司令「ん…Zzz…」

親潮「♪」ツンツン

司令「んん…親潮…」

親潮「わっ、司令？」

司令「Zzz…」

親潮「？」キョトン

親潮「もしかして…司令あたしの夢見てる！？」///

司令「Zzz…」

親潮「///」

親潮「…」

親潮「…」ピタッ

親潮「♪」ヒザノウエ

親潮（司令…暖かい…）ギュ

司令「Zzz…」

親潮「あ…眠気が…」

親潮「Zzz…」

ガチャ

Jervis「ダーリン～」

提督「Zzz…」

親潮「Zzz…」

Jervis「ダーリン！」

提督「んん…Jervisか…」パチクリ

Jervis「Yes！」

Jervis「で、なぜOyasioがいるの？」

提督「親潮？」シタミル

親潮「すぅ…すぅ…」

提督「」

提督「俺知らないんだけど」

Jervis「まあ、いいわ」

Jervis「私からのChocolate、受け取ってね！」

提督「いや、俺も用意しといたんだけど」

提督「英語圏は逆って聞いたからさ」

Jervis「そう？でも艦隊の伝統は大切にしないとねっ」

提督「ありがと、じゃあこれはホワイトデーに…」

Jervis「あ、でも…」

提督「？」

Jervis「折角のチョコだからReceiving！（頂戴！）」

提督「英語にしてもわかるぞ」

Jervis「えへへ…でもいいでしょ？」

提督「もちろん、ほれ」ポイ

Jervis「おっと、Thank you♪」

ガチャ

提督「たく…憎めない奴だな」

親潮「Zzz…」

提督「おーい、親潮～」ポンポン

親潮「えへへぇ…司令…」

司令「だめだこりゃ」

親潮「Zzz…」

司令「ソファーに運ぶか」

朝潮「Zzz…」

司令「この状態なら…」←司令の腹にくっついてます

司令「よいしょ…」ヒョイ←お姫様ダッコしてます

親潮「えへへ…」ニコッ

司令「あ、起きてるの？」

親潮「Zzz…」

司令「まあ、いっか」

司令（可愛いかったし）

親潮「んっ、司令」

司令「おう、おはよ」

親潮「んん…」

司令「普通恥ずかしがらない？」

親潮「恥ずかしいです///」

司令「じゃあ降ろそうか？」

親潮「このままで」

司令「ん、何処に運べばいい？」

親潮「あたしと司令で二人きりになりたいです///」

司令「OK」

提督私室

親潮「♪」

提督「ご機嫌だな」ナデナデ

親潮「もちろんです～」

親潮「執務室はいいんですか？」

提督「置き手紙しといたから」ナデナデ

親潮「♪」

執務室

霞「司令官…っていない…」

霞「たく、執務室に居るって言うから来たのに…」

霞「何処行ったのかしら、あいつ（司令官）は」

霞「ん？手紙かしら…」

ちょっと（親潮と）隣の部屋に居ます　提督

霞「…なんで親潮と？」

霞「ま、いけば分かることか」

コンコン

霞「司令官？いる？」

提督「朝潮か？」

霞「違うわよ、このクズ！」

提督「冗談だ、分かってるぞ」

霞「入って良いかしら？」

提督「いいぞ～」

ガチャ

霞「司令官、チョコ持ってきたわよ」

提督「お、ありがと」

霞「べ、別に私が作ったんじゃないんだからね！」

霞「えっと…そ、どこで拾ったのよ！」

提督「今「えっと…」って言ったぞ」

霞「う、うるさいわね！」

霞「早く受け取りなさいよ！」

提督「お、おう…」パッ

霞「…じゃあね」

ガチャ

提督「親潮」

親潮「ぷふぁ…暑かった…」←提督の服の中に隠れてました

提督「しかし、珍しいな」

親潮「そうですか？」

提督「普段なら帰るだろ？」

親潮「たしかにそうなんですけど…」

提督「けど？」

親潮「折角お休みなんだから，司令と一緒に居たいな…って///」

提督「ん、そうか」

親潮「あ、迷惑でしたか？」

提督「いや、むしろもっと引っ付いてくれ」

親潮「い、いいんですか？」

提督「Yes」

親潮「えっと…じゃあ…」グウー

親潮「//////」

提督「まあ、ヒトゴーマルマルだしな」

コンコン

Fletcher「提督、居ますか？」

提督「Fletcherか？」

Fletcher「はい、そうです」

Fletcher「パンケーキを…「今すぐ入れ！」

Fletcher「…失礼します」

ガチャ

Fletcher「提督、Fletcher特製のパンケーキ、食べますか？」

提督「Yes」

提督「だけど何枚焼いて来た？」

Fletcher「二枚だけです」

提督「One More（良い発音）」

提督「親潮が居るからな」

Fletcher「…親潮さんと提督の分だけでも良いんですよ？」

親潮「司令～食べましょうよ～」

提督「ええ…じゃあ、いいか？」

Fletcher「はい、失礼します」

提督「おう、お疲れ様」

ガチャ

Fletcher「♪」

Johnston「あ、Fletcher」

Fletcher「あら、Johnstonじゃない」

Johnston「あの人の部屋で何してたの？」

Fletcher「パンケーキ届けに行ったんですよ」

Johnston「ふーん」

仮眠室（名前が変わってるのは気にしないで下さい）

提督「美味しいなあ、親潮」

親潮「ですね♪」

親潮「…司令」

提督「どした？」

夜　ベット

提督「…で、同衾したいと」

親潮（パジャマmood）「言い方です！」

親潮「添い寝…とか？」

提督「なんも変わってないよね」

親潮「と・に・か・く！」

親潮「あたしは司令と寝たいんです！」

提督「分かった、こっち」テマネキ

親潮「♪」ポフッ

提督「しかし、本当に珍しいな」

親潮「まだ言います？」

提督「普段なら金剛が来て帰るだろ？」

親潮「…私だってまだお年頃なんですよ」

提督「そっか、お休み」

親潮「お休みなさい、司令」

提督「Zzz…」

親潮（司令…もう寝ちゃった…）

親潮（あたしと一緒で緊張しないのかな…）ドキドキ

提督「Zzz…」

親潮（いや、そうか…）

親潮「…司令」ムクリ

提督「Zzz…」

親潮「今日、司令と一緒にいたのは理由があるんです」

親潮「…司令の大切な人に…パートナーになりたくて…」

親潮「司令と切っても切れないような…」

親潮「そんな関係になりたくて…」

親潮「でも、今日分かったんです」

親潮「司令には大切な人が沢山いて…」

親潮「その中に自分は含まれてないんだなって」

親潮「ふふっ、おかしいですね」

親潮「…お休みなさい、良い朝を…」

親潮「Zzz…」

朝

チュンチュン…

提督「んぁ～」

提督「…親潮」

親潮「Zzz…」

提督「よかった、居たか」

親潮「んぁ…司令？」

提督「おはよう、親潮」

親潮「おはようございます…司令」ゴシゴシ

提督「…親潮」

親潮「司令、なんですか？」

提督「昨日の夜の話を…な」

親潮「ちょっ、ちょっと待って下さい」

親潮「聞いてたんですか？」

提督「おう、全部聞いてから意識が落ちた」

親潮「あぅ///」

提督「それで答えだが…」

親潮「あうぅ…」ダダダッ

提督「おい！親潮！」

提督「ちょっと待て！」

陽炎型の部屋

陽炎「平和だね～」

不知火「そうですね～」

ガチャ

ダダダダッ

ガチャ

バタン

陽炎「平和…かなあ？」

不知火「…どうでしょう…」

陽炎「今のは…親潮か」

不知火「ですね」

不知火「どうします？」

陽炎「親潮～どうしたの～」コンコン

～～！！///

陽炎「司令と寝て恥ずかしくなったのね」

－－！！

陽炎「はいはい、何時でも呼んでね」

…ーー

不知火「なんて？」

陽炎「司令と寝て恥ずかしくなったんだって」

～～！！

陽炎「はいはい、分かったよ」

不知火「不知火には聞こえません…」

陽炎「今のは…」ーーーー！！

陽炎「」ズーン

不知火「…だいたい分かりましたね」

コンコン

提督「お～い、親潮いるか？」

雪風「おはようございます…」ガチャ

雪風「ってしれぇ！？」

提督「雪風か？」

雪風「しれぇ～」ガチャ

提督「おはよ…雪風！？」

ドーン

提督「いてて…朝から元気だな」

雪風「おはようございます、しれぇ！」

提督「おはよ、雪風」

提督「んで、離してくれない？」

雪風「嫌ですっ！」

提督「はいはい、せめて立たせてくれ」

雪風「分かりました！」ギュー

提督「腹に付いてたらどうだ？」

雪風「♪」

提督「あ、親潮と話するんだった」

陽炎「なら十五駆出撃の後でいいんじゃない？」

提督「お、そうだな」

雪風「えへへ～しれぇ～」

提督「はいはい、執務室でゆっくりな」

十五駆出撃後

親潮「…」

陽炎「いやー疲れたね～」

黒潮「な～」

親潮「…」

　『それで答えだが…』

親潮（司令…親潮は…司令の…）

陽炎「親潮？」

親潮「ふえっ？なんですか？」

陽炎「さっきの出撃の報告書を大淀さんから受け取って司令に持って行って」

親潮「はい…」※この後の展開が分かる人はコメしてください

陽炎「…」

執務室

提督「…」

　『その中に自分は含まれてないんだなって』

提督「切っても切れないような関係…か」

コンコン

親潮「司令、親潮です」

親潮「報告書を持ってきました」

提督「…OK」

ガチャ

親潮「失礼します」

提督「報告を」

親潮「はい、では…」

ーーーーーーーーーー

親潮「～でした」

提督「分かった…親潮」

親潮「…はい」

提督「…いや、なんでもない」

親潮「じゃあ失礼します…」

スッ…

提督「親潮！」

親潮「はい、なんですか？」

提督「話がある」

親潮「はい」

提督「昨日の話だ」

親潮「…」

提督「昨日の夜、何て言った？」

親潮「それは…」

提督「まあ、細かくは聞かない」

提督「俺は知ってるからな」

親潮「…」

提督「それで、諦めるのか？」

親潮「…司令」

提督「どうした？」

親潮「もちろん諦めるはずがありません」

親潮「でも、昨日分かったんです」

提督「じゃあ、それを現実にするのも俺の仕事だ」コトッ

親潮「これは？」

提督「プレゼント」

親潮「開けても？」

提督「なんだと思う？」

親潮「う～ん…チョコですか？」

提督「違う」

親潮「開けていいですか？」

提督「もちろん」

親潮「開けます…」カパッ

ケッコン指輪×1

親潮「はっ！？」

提督「…」ニコニコ

親潮「あ、あの…」

提督「どした？」

親潮「うぅっ…」ポロッ

提督「も、もしかして嫌だったか？」アセアセ

親潮「私…大切に…大切にします！！」

提督「そっか」

「宜しくな、親潮」

親潮「はい！」ニコッ

親潮の目は少し泣いてはいたが幸せそうだった。

そして、パートナーとなった親潮を改めて大切にしようと思った。

Fin.

［もうちょっとだけ続くんじゃ］

～五月雨の嫉妬～

親潮「♪」

提督「気持ちいいか？」ナデナデ

親潮「はい！」

提督「そうか、それはよかった」ナデナデ

コンコン

天津風「あなた？いる？」

提督「あまつんか、いいぞ」

ガチャ

天津風「親潮は…ってそこね」

親潮「なんですか？」

天津風「陽炎が探してたわよ」

提督「いいの、もう俺の物なんだから」ナデナデ

天津風「まさか、またケッコンしたなんて言わないわよね」

提督「その通りだが？」

天津風「そろそろ五月雨に殴られるわよ」

提督「まあ、その通りだな」

天津風「ちょっとは反省しなさいよ」

親潮「♪」ギュー

提督「まあ、それもまた一興と言う事で」

天津風「全然一興じゃないわよ…」

ドン！バン！

ドオン！

天津風「！？」

五月雨「どう言う事ですか？」ゴゴゴゴゴ…（E.12.7mm連装砲B型改二）

提督「親潮とカッコカリしただけだが」

五月雨「なんで断りもなく！」

提督「キャラぶれてるぞ」

天津風「あなたは焦って頂戴」

五月雨「…」スチャ

天津風「…帰ったほうがいいかしら」

提督「ほれ、親潮も一旦帰れ」

親潮「はーい」

天津風「じゃあね」

ガチャ

親潮「大丈夫でしょうか…」

天津風「まあ、なんとかするでしょ」

ｿﾚﾃﾞ､ﾄﾞｳｲｳｺﾃﾃﾞｽｶ?

ｲﾔ､ﾀﾞｶﾗ…

ｷｷｱｷﾏｼﾀﾖ?

ｲﾔ､ﾑﾀﾞﾝﾃﾞｹｯｺﾝｼﾀﾉﾊﾜﾙｲﾄｵﾓｯﾃﾙﾖ

ﾎﾝﾄｳﾃﾞｽｶ?

ｺﾞｼﾞｭｯﾊﾟｰｾﾝﾄﾎﾝﾄｳ

○ﾇﾄﾉﾄｳﾀﾚﾙﾉﾄﾞｯﾁｶﾞｲｲﾃﾞｽｶ?

ｻﾐｻﾐ､ｵﾁﾂｹ

天津風「…心配になってきたわ」