2015-04-26 05:11:08 更新

エレン「右に巨人発見です!」


リヴァイ「エレン、俺に続け…なにっ!?」


アルミン「うぉぉぉっ!」バシュッ


ヒストリア「めちゃくちゃ早い!」


ジャン「か、神業だ」


アルミン「セイヤァァッ!」じゃぎぃん


サシャ「うなじを一瞬で切りつけましたよ!」


アルミン「駆逐!」バシュッ


コニー「何を?」


アルミン「駆逐!」


アルミン「今の僕には、勝てないいい!!」


ミカサ「アルミン、天才」




エレン「…ってことがあったろ」


アルミン「ああ。あれは、巨人のスピード、重さ、行動パターンを計算してその場で計画を出し、かつまわりの木の位置を見極めて最短ルートを確保しただけださ!」


エレン「それがすごいんだけど」


アルミン「そうかな?」キョトン


エレン「で、軍師アルミン。お前に相談があるんだけどよ」


アルミン「なんだい?」


エレン「こんど、アルミンが主戦力になってみるか?」


アルミン「本当!?」


エレン「本当」


ミカサ「当然」


ヒストリア「壁外探索の時間だよ、行こう!」


アルミン「うぉっしゃー!」


エレン「アルミンってあんなキャラだったっけ?」


ミカサ「きにしないきにしない」


アルミン「いくぞおお!」




リヴァイ「よし、行くぞ。陣形はっておいい!?」


アルミン「行ってくるぜ!野郎共駆逐してやる!」バシュン


エレン「おいアルミン!」


リヴァイ「ちっ…後を追うぞ!」




エレン「やっと追いついた!」


ミカサ「まったく巨人に遭遇しなかった」


アルミン「うぉぉっ!ストレス発散だ!胃痛の恨み、思い知れ!」


ヒストリア「巨人は胃痛とかないよね!?」


コニー「理解できないのは俺が馬鹿だからか!?」


サシャ「私も理解できません!」


ミカサ「あっ!前から巨人四体!」


アルミン「まかせろ!」バシュン


ミカサ「パンチをすんでのところでかわしてあっというまに斬った!」


アルミン「あとはしあげをごろうじろってんだ!」


ヒストリア「三つのうなじをまとめて斬った!」


リヴァイ「人類最強はあいつのことじゃねえか?」


アルミン「つまらない!もっと歯ごたえのあるのはいないのか!」


エレン「歯ごたえって食うのかよ!?」


超大型巨人「うぉぉぉ!」


アルミン「おもしろそうだ!必殺・座学能力!」


ミカサ「座学能力…だと…」


エレン「座学関係あんのかよ!?」


アルミン「おもいしれ!高速コマ!」ビュンビュン


ヒストリア「超高速で回転している!確かにコマのよう!」


アルミン「巨人に質問!」


コニー「巨人答えられるのかよ!?」


アルミン「脳死の判定条件を!」


アルミン「答えて見やがれ!」


サシャ「なんですか、ノウシって」


リヴァイ「気にしちゃだめだ」


超大型巨人「エエ…ワカラナイ」


エレン「話した!?」


アルミン「なら、お前は僕に勝てない!さっさとうなじだす!」


ミカサ「でた、命令ー!どう思われますか解説のヒストリアさん」


ヒストリア「いい手だと思いますね」


エレン「こいつら馬鹿だ」


コニー「せっかくだし、大富豪でもしませんか兵長」


サシャ「私もします!」


リヴァイ「いいぞ。じゃ、カードかせ」


エレン「こっちも馬鹿だった!正常なの俺だけ!?」


アルミン「セイヤァ!」ジャギン


ミカサ「うなじをきれいに削いだ!」


ヒストリア「美しいV字型ですね」


コニー「今度は俺が親だな!」


サシャ「四ですか…ならば六です!」


リヴァイ「なら俺はジョーカー」


コニー「いきなり上げましたね!」


エレン「なに、このひとたち」


アルミン「さぁ出て来い!」


エレン「もう復讐とかじゃなくて遊びになってる気がするのは俺だけだろうか」


リヴァイ「大富豪も終わったし、そろそろ帰るぞお前ら」


アルミン「ええ…」


リヴァイ「帰り道に巨人に遭遇するかもしれんぞ」


アルミン「では帰りましょう。巨人は馬鹿との調査結果を獲得できましたし」


エレン「そもそも俺みたいなの以外知性ないだろうが…。なかみベルトルトだし」


アルミン「間違えました。ベルトルトが馬鹿だと分かりました!」


エレン「ベルトルトは許せねえがこいつも死人に鞭打ってんな」


ミカサ「以上、実況のミカサと」


ヒストリア「解説のヒストリアでした」


コニー「リヴァイ兵長強かったですね」


サシャ「今度はばば抜きにしましょうね」


リヴァイ「かまわんぞ」


エレン「もうアルミン一人じゃだめ?そもそもどうして俺らだけ壁外に出たんだっけ?」


アルミン「僕が希望したエレン「アホか」


エレン「つうか、いつもの思慮深く争いをさけ一部からはクリスタ男版といわれた俺の幼馴染はどこへいったのか…」


アルミン「何も捨てることができない人は、何も変えることができないだろう」


エレン「確かにそうだな。でもなんでその話」


アルミン「クリスタ男版の看板を破り捨ててこの力に変えた!」


エレン「超ローリスクハイリターンじゃねえか」



エレンの日記

今日もアルミンが討伐した。

リヴァイ班総合討伐数は三十だが、内訳はアルミンが二十九、兵長がコニーとサシャに負けたことにいらいらしてつぶしたのが一だ。

アルミンはなんか俺っぽくなってる気が…

先輩として言います。

猪突猛進になってもいいことはあまりありません。

なんか逆に俺が思慮深くなってそうで怖いんだが。

ま、いいや。


結論。

アルミン強い。


それと、アルミンの名ゼリフ「お荷物なんて、死んでもごめんだ」は、いらないと思います。

だって、今俺らがお荷物だもん。


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