2020-10-24 07:46:12 更新

概要

マイナスからの始まり

新米提督がマイナス鎮守府に着任してから始まります

マイナス鎮守府=問題あり鎮守府
提督、まだ名前は無いです


前書き

挨拶

初投稿、誤字脱字、原作キャラの設定崩壊、話し方など
皆さん、初めまして
昔の血が騒ぎ、投稿を始めました
暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです
文才などないのでセリフと提督心境、回想のみで構成していきますがよろしくお願いします


マイナス鎮守府



提督「ここが赴任先の鎮守府か。話には聞いてたけど随分、ボロボロだな」


士官学校卒業して、1週間で赴任先が決まったのはいいが先生の話だと前任の提督が殉死した鎮守府なんだよなぁ〜

死因は・・・爆発に巻き込まれての即死

艦娘は練度も高いらしいんだが、何故か爆発して死亡した・・・らしい


提督「まぁ考えてもしゃあねぇか。頑張っていきますかねぇ」



〜〜執務室前〜〜


提督「誰にも会うことなく到着した」


提督(まぁ、移動中に視線感じたから見られてはいるんだな。確か、中に前任の提督を補佐していた秘書艦がいるらしいが大丈夫かぁ?)


コンコン



???「空いてるわよ」


提督「失礼します」



・・・えっと、資料だとこの人の名前は


足柄「妙高型3番艦 足柄よ」


高雄「高雄型1番艦 高雄です」


提督「初めまして、新しくここの鎮守府の提督になりました。提督です」


高雄「話は書類上で確認してます。よくこの鎮守府に着任する気になりましたね」


足柄「自殺志願者なの?」


提督「前任の提督は爆発に巻き込まれての即死と書類には記載されたらしいんだが違うのですか?」


高雄「また隠蔽されたのね」


足柄「まぁ予想してたけどね。提督、簡単に言うけど前任の奴は殺されたの。犯人は鎮守府にいる艦娘。つまり、私達に殺されたの」


提督「・・・はい?」


高雄「あいつが馬鹿だから。艦娘を兵器として扱うのはわかるけど。使えなければ解体か大破進軍での轟沈。不眠不休の遠征。失敗者には食事、補給無し」


足柄「最後には愛玩具扱い」


提督「うわぁ、最低じゃねぇか。なら、感じた視線は殺意、警戒の意味があったわけか」


高雄「貴方の前に何人か着任した提督はすぐに逃げ出したわ。私と足柄は秘書艦代理だから危害は今のところはしないわよ」


提督「今のところはって俺の行動次第では前任の提督と同じ末路って事?」


足柄「話が早くて助かるわ。まぁ、大抵の人はこの話で逃げ出したけど。あなたはどーする?」


提督「ん〜俺次第ならやるだけやるかな。とりあえず、2人にはやらないといけない事を教わらないといけないから終わり次第休んでいいよ」


高雄「なら、この山積みの書類を片付けるのね。分からない事は明日、また来るから聞いてくれればいいから」


足柄「ご飯は自炊してね。隣の自室があるから・・・期待してないけど」


バタン


提督「・・・山ってより三途の川行きの書類に見えてきた。さて、まずは先生に報告するか」


♪♪♪♪


???「ん?どうした?」


提督「先生、お久しぶりです。無事着任しました〜」


???「先生は学校だけにしろ。今は大佐だ」


提督「分かりました。しかし、書類がかなり間違いがあるみたいですが・・・」


大佐「なんだと?私に来た報告書を写したはずだが」


提督「どーやら、かなりブラック提督だったみたいです。艦娘に始末されたのを艦娘から報告されました。一応、報告しますから聞いててください」




提督報告中



大佐「戦果を挙げていたからしいがかなり無茶な運営をしてたようだな」


提督「かなり艦娘には怨まれてますね。でも、俺は頑張ってはみます」


大佐「そうか。困ったら私用の携帯に連絡をくれ。出来ることはしよう」


提督「じゃあ、いきなりなんですが。書類の納期少し延長を要求します」


大佐「1ヶ月先までは許すよ」


提督「おkです。あと、艦娘達は被害者なのでお咎め無しで頼んます」


大佐「了解だ。しかし、提督になったんだから上官には敬語を使え」


提督「自由気まま。縛られるのは嫌いが座右の銘ですから当てにしないでください。では、失礼します」


ピッ


提督「・・・カップラーメンで済ませながらやるかなぁ」




〜〜艦娘達の部屋〜〜


???「新しい奴が来たみたいだよ」


???「様子見する?」


???「様子見で」




翌朝 執務室



提督「ん〜もう朝か。コーヒー飲むか」


???「入るわよ」


提督「はいよ〜」


足柄「あっ生きてた」


提督「書類やってたのに死ぬって嫌だわ〜」


足柄「はっ!?徹夜でしたの!?」


提督「してたけど?あと、2時間くれたら終わるんじゃねぇかな?」


足柄「・・・あんた以外に器用?」


提督「いや、かなり不器用と認識してるが」


足柄「有り得ないわ」


高雄「確かにね」


提督「わっほぃ!?」


高雄「人を見てそこまで驚く?」


提督「いきなり居たら驚くと思うが?」


高雄「すいません」


提督(割といい子そうだな)


提督「とりあえず、書類は終わるけど資材が枯渇してる理由は?特にボーキ」


足柄「あの人かな」


高雄「あの人ね」


提督「・・・空母か。どこにいるの?」


高雄「食堂よね?」


足柄「間違いなくね」


提督「行きますか」



〜〜食堂〜〜



加賀(ひたすら食べてる)


提督「・・・フードファイター?」


足柄「賞金総取りね」


高雄「加賀さん、新しい提督が見えたわよ」


加賀「・・・・・・すぐに逃げ出すわよ」


提督「逃げるかはこれから考えるとして。少し資材が無くなりそうだから控えてくれるかい?食べるなとは言わないから」


加賀「命令かしら?」


提督「お願いだ。他の艦娘も食べるのに君がそんなに食べてたら他の子も満腹になれない」


加賀「・・・では、あと1度おかわりを」


提督「いいよ。足柄さんと高雄さんは今いる艦娘を集めてくれない?一応、知ってるだろうけど挨拶したいから。時間は・・・0900で」


2人「「了解」」



〜〜0900 食堂〜〜



提督(7人か。1艦隊が6人編成だからギリギリかぁ。高雄さん、足柄さん、加賀さんと金剛さん、響さん、天龍さん、朝潮さん)


高雄「提督、集まったわよ」


提督「初めまして。昨日付でこの鎮守府に着任した提督です。昨日、前任の提督の悪行と君達のした事を聞きました。けど、俺はそれを咎める事はしません。理由はどうあれ、前任者は聞いた俺でも腹立つし、同じ立場であれば殺したいと思・・・・・・」


天龍「綺麗事を並べて共感を得る作戦か?」


提督「あ〜まぁ君達がそー感じるのは分かる。でも、実際に綺麗事しか言ってないから仕方ないね。んじゃあ、今からは普通に言うよ」


天龍「普通?」


提督「まず、今日は休みにする。好きに行動すればいい。外出も許可。去りたいなら去ればいい。明日は2回だけ遠征を頼む。出撃はしばらくない。あとは・・・秘書艦なしね」


全員「マジ?」


提督「マジだ。あと、7人いるみたいだからみんな交代で1日休み。オフの日に外出するなら前日までに届けを提出。休みの曜日はみんなで話し合えばいい。それと、死にたくないから殺しには来ないで。質問は?」


金剛「Hey!提督、質問がありマース!!」


提督「はいよ、何?」


金剛「誰が前の提督を殺したのかは聞かないんですか?」


提督「聞いて何になる?」


金剛「質問は私がしてマース」


提督「知る必要が無い。一応、上官には報告したがお咎め無しにはしてる。あと、こっちも質問だ。前任の提督には秘書艦がいたらしいが、高雄さんと足柄さんは代理と言ったが正式の秘書艦は誰だい?」


金剛「・・・・・・言いたくありまセーン」


提督(全員の視線が泳いだ。書類には7人とあるがまだ隠したことがあるか。でも、この様子だと地雷ぽいが行くか)


提督「朝潮さん」


朝潮「は、はい!?」


提督「誰ですか?答えをお願いします」


朝潮「いや、その、私の口からは・・・」


提督「つまり、駆逐艦ではないと」


朝潮 響「「!?」」


提督「その反応だと響さんも言いそうにないですね。天龍さん、答えを」


天龍「知らねぇな。答える義務もない」


提督「高雄さん、足柄さん」


2人「「黙秘で」」


提督「加賀さん」


加賀「おかわり」


提督「1回って言ったじゃーん!!」


加賀「ここは譲れません」


提督「明日からたくあんとおにぎりになりますがいいの?マジで資材枯渇するから」


加賀「・・・分かりました」


提督「金剛さん」


金剛「・・・・・・な」


提督「はい?」


金剛「榛名です」


提督「いないけど理由を聞いていいかい?」


金剛「・・・・・・あいつはサイテーです。榛名は尽くしてました。でも、あいつは榛名を・・・」


提督「・・・愛玩具か」


金剛「未遂でも許せなかったね。比叡、霧島がいなくなって、榛名に手を出そうとしました。だから・・・」


提督「もういいよ。じゃあ、榛名さんは自室か」


高雄「会うつもりですか?」


提督「一応ね。拒否されたら諦める。金剛さん、案内を頼めるか?」


金剛「呼び捨てでいいでーす」


提督「じゃあ、金剛。案内頼む」


金剛「わかったね」



〜〜金剛、榛名自室前〜〜


金剛「榛名、私でーす。提督が榛名に挨拶をしにきました」


榛名「・・・帰って下さい」


提督「わかった。もし話す気が出来たらでいい執務室においで。1人が無理なら金剛と一緒に来たらいいよ」


榛名「帰って下さい!!」


金剛「提督ごめんなさいね」


提督「仕方ないよ。じゃあ、榛名さんは出れそうなら編成に入れるから休ませといて。執務室にいるから何があれば呼んでくれ」


金剛「了解ね〜」



〜〜執務室〜〜


提督「かなり深い傷みたいだな。とりあえず、飯の食材がいるし。町に買い出し行くか」


朝潮「司令官、外出ですか?」


提督「あぁ。流石にカップラーメンだけじゃあ満たされないからな。自炊のためにも食料を・・・」


朝潮「やめた方がいいです」


提督「どーいう事?」


朝潮「前の司令官の性で町の人達は海軍の関係者には何も売ってくれません。司令官は私達が海域を攻略してる事で街を守っているのを使って、町で無茶苦茶を・・・」


提督「艦娘だけではなく、街の人にもか。当然、漁師さん達には甚大な被害を与えてそうだな」


朝潮「漁をするならお金を・・・ 」


提督「クソ提督だな。教えてくれてありがとう」ナデナデ


朝潮「い、いえ、何も知らない司令官に忠告をと・・・」


提督「まぁ一応話はしてみるさ。危なくなったら帰ってくるよ」


朝潮「お気をつけて」



〜〜夜 執務室〜〜



提督(マジで最悪だった。漁師さんには喧嘩売られて、店では門前払い、町のお偉いさんとは話せたが信用ない奴には売れないと言われたし。まぁ、隣町で変えたからいいけど。問題山積みだな)


高雄「入るわよ」


提督「はぁいよ〜」


高雄「町の現状も分かったみたいね」


提督「嫌という程に理解した。まぁ、町の人達に罪はないし。俺が真面目に頑張るしかないな。問題は・・・」


高雄「榛名さんね」


提督「十中八九、前任の提督を殺したのは金剛だと思うがあの状態の榛名さんを思うなら正当防衛だろうな」


高雄「そうね。で、明日の遠征メンバーは?」


提督「旗艦は天龍さん、朝潮さん、響さんの3人で」


高雄「わかったわ。他のメンバーは?」


提督「近海に深海棲艦がいないか警戒しながら巡回。休みの人は?」


高雄「休みは私よ」


提督「じゃあ、外出するなら届けだしてねぇ〜」


高雄「わかったわよ。でも、私は出かけないから」


提督「了解。じゃあ、俺は工房行くから」


高雄「工房に?」


提督「装備はあるだろうが、明石がいるだろ?」


高雄「いるけど」


提督「ほんじゃ、行ってくる」



〜〜工房〜〜


提督「明石いる?」


明石「はいはい〜。あっ提督、久しぶりですね」


提督「うっす。学校で会ったことある明石がいて助かったわ」


明石「間宮さんもいますけど」


提督「他の艦娘がいるから気軽に頼むのはダメだろ。で、質問がある」


明石「なんですか?」


提督「前任の提督・・・マジで死んだのか?」


明石「・・・意味がわからないのですが?」


提督「なぁんか引っかかる。高雄さん達の話で死体の話は出てない。でも、爆発に巻き込まれての即死になってる。死体見たやつは?」


明石「いません。私も見に行きましたが死体は見てません」


提督「ふ〜ん」


明石「何を考えてるんです?」


提督「いや、気にしすぎか。とりあえず、これからよろしくな」


明石「はい、よろしくお願いします」


提督「さて、あとはもう1度チャレンジするか」



〜〜金剛 榛名自室〜〜



提督「金剛、榛名さん。起きてますか?」


金剛「起きてまーす」


提督「榛名さんに顔合わせしたくてきたんだが・・・・・・」


金剛「少し待って下さい」


提督「了解」



1時間経過



提督(長くね?マジで長くね?)


金剛「少しだけなら大丈夫みたい。入ってくださーい」


提督「じゃあ、失礼するよ」




榛名「・・・・・・」


提督(やつれてる。しかも、寝れないのか。目のクマも酷いな)


金剛「提督?どうかしましたか?」


提督「多分、近づいたら拒否されそうだな」


榛名「・・・・・・」


提督「金剛、俺の手を縛ってくれ」


金剛「Why!?」


提督「手が使えなければ少しは安心するだろうから」


榛名「・・・・・・」


金剛「了解ネ」


提督「さて、手は使えない。危害を加えるつもりは無いから安心してくれ」


榛名「・・・・・・はい」


提督「やっと声聞けた」


榛名「・・・・・・」


提督「俺が新しく着任した提督だ。前任の提督がした事は聞いた。君が悪い訳では無い。でも、その様子は精神的なものだ。だから、治るには時間がかかる。その間は自由にしてといい」


榛名「・・・・・・秘書艦は誰が?」


提督「付けない。みんなには遠征や周辺の警戒をしてもらう。君と明日は高雄さんは非番だ」


榛名「・・・書類溜まってます。榛名しか分からない書類もあります・・・」


提督「うん。数枚、意味がわからない書類を見たよ。でも、そこは担当の人に連絡して教わりながら終わらせたよ」


榛名「!?・・・・・・つまり、榛名はいらないと?」


提督「いらないとは思ってない。でも、今なの君をすぐに戦場には出せない。だから、休んでいいと言ったんだ」


榛名「戦えない艦娘は解体か大破進軍・・・榛名はどっちに・・・」


提督「しないよ」


榛名「・・・貴方も榛名を・・・襲・・・」


提督「しない!!」


榛名「嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘」


提督「落ち着いて。何もしないから」


榛名「また殴られる!!無理矢理無理矢理榛名を榛名さんを!!」


金剛「榛名!!落ち着いて!!」ギュッ


榛名「・・・金剛姉様・・・」


提督(ヤバいな。あれじゃあ、何もまともに出来ない。でも、急かすと逆効果だな)


提督「榛名さん、明日は執務室にいて下さい。金剛、君も巡回をやめて執務室にいて下さい」


金剛「何でです?」


提督「まず、榛名さんに俺が無害なのを知ってもらう。言った通り休みだから気分がすぐれなければすぐに自室に戻るのは許可します」


金剛「落ち着いたら連れていきますネ」


提督「頼む。じゃあ、失礼するよ」




〜〜深夜 執務室〜〜



提督「はぁ〜」(煙草一服中)


提督(トラウマ植え付けられた艦娘。信用されてない俺。ゆっくりやるにしても問題は多いな)






〜〜同時刻 ???〜〜



???「あの鎮守府に提督が来たらしい」


???「なら、潰してしまおうよ」


???「提督は新米だ。すぐに消えるだろうがこちらが上手く利用しよう」


???「ついでに艦娘はこっちに流してよ」


???「わかった」



序章 マイナス鎮守府 〜完〜


後書き

読んでいただきありがとうございます
暇な時に更新していきますのでよろしくお願いします


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2020-10-24 10:10:44

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2020-10-24 10:10:46

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2020-05-25 14:10:47

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