2020-10-24 07:47:02 更新

概要

提督に仕掛けられた罠を突破した面々
大将とも面識を得て、無事に解決
しかし、提督の腕はまだ使えない
今回は大和が何かを仕掛けます


前書き

みなさん、3章です
シリアス続きだったので今回は気分転換です
序章から2章までのシリアスは皆無です


3章 気分転換




〜〜鎮守府 執務室〜〜



提督「右手は使えるようになったが、まだ不便だな」


大和「執務はそんなにありませんから。たまには、町へ気分転換されに行かれたては?」


提督「いや、それはダメだろ?提督が遊びに行くのは」


大和「いたらいたで働きたくなってしまう癖がある人が何を言うのですか」


提督「なんか大和の言い方がきつくなった気がする」


大和「厳しくしないとダメと判断しましたから」


提督「秘書艦代理変更を!!」


大和「却下です♪」


提督「あっはい。仕方ない。遠征組の出迎えしてくる」


大和「はい、いってらっしゃい」



〜〜母港〜〜



天龍「出迎えか?」


提督「そうだよ、お疲れ様」


川内「眠い」


響「腕は治ったのかい?」


提督「まだ左手が使えないよ。それと、昼までにみんなは欲しいものを紙に書いて執務室に提出してくれ。大和母さんが気分転換に出掛けろと言い出した」


朝潮「司令官は大和さん?」


提督「マジでそー思えてきた所だ」


天龍「分かった。高雄達にも伝えとくぜ」


提督「頼むよ、天龍さん」


天龍「もうさん付けはいらないぜ。俺様だけさん付けもおかしいしな」


提督「なら頼むよ、天龍」


天龍「あぁ。任せとけ」




〜〜昼過ぎ 鎮守府正門前〜〜





大和「で?なんで、1人で行こうとしてるのですか?」


提督「見つかるとは」


大和「まぁ、分かってましたから私で頼んでましたけど。榛名さん、お守りをお願いします」


榛名「は、はい」


大和「では、何かあったらスマホに連絡するので楽しんできてください」


提督「すまんな、榛名。非番なのに」


榛名「いえ。榛名は大丈夫です」


提督「じゃあ、少し大きな町に行くか。買い物もあるし」


榛名「では、電車ですね」


大和「別に泊まりになるなら連絡すればいいですからね〜〜」


提督「・・・母さんか!!」


榛名「/////////」




〜〜〜町〜 〜 〜



提督「久しぶりだな、ここに来るのは」


榛名「何度かいらっしゃたのですか?」


提督「学校を抜け出して悪友達と」


榛名「ダメじゃないですか 」


提督「まぁいいから買い物をしよう。まずは響だな」


響メモ「スピリタス」


2人「・・・まさかの酒」


提督「いや、スピリタスってアルコール度数90超えてなかった?」


榛名「確か96くらいかと」


提督「飲めるのか?」


榛名「ウォッカ飲み干すほどには飲んでましたけどスピリタスは分かりません」


提督「1番の酒飲み?」


榛名「足柄さんが2番目。高雄さんが3番目ですね、確か」


提督「足柄のメモは?」


榛名「えっと・・・こちらです」


足柄メモ「私より強い男!!」


提督「売ってねぇよ!!」


榛名「下に小さく書いてます」


足柄メモ「お肉」


提督「またカツかな?」


榛名「おそらく」


提督「高雄メモは?」


高雄メモ「おまかせで」


提督「1番きついの提示しやがった」


榛名「あははは」


提督「金剛は!?」


金剛メモ「紅茶の葉が欲しいデース」


提督「あっ、まともだ」


榛名「ダージリンとかですかね?」


提督「アールグレイとかもいるんじゃない?」


榛名「紅茶の葉は種類ありますから」


提督「翔鶴は?」


翔鶴メモ「皆さんで食べるケーキか何かをお願いします」


榛名「食べ物でしたね」


提督「ミスドとかでいいかな?加賀、天龍、明石、朝潮、大和、川内、大淀のは?」


加賀メモ「赤城さん」


天龍メモ「食い物」


明石「工具」


朝潮「本を」


大和「食材を」


川内「夜戦!!」


大淀「小説をお願いします」


提督「・・・」


榛名「・・・ 」


提督「よし買い物するか」


榛名(スルーした!?)


提督「まともなのは買おう」


榛名「そうですね」


提督(スピリタスはまともなのか分からんが)


榛名「では、買い物をはじめましょうか」


提督「そうだな。買い物の後は夕食だな」


榛名「はい」


???「あれは!!」



〜〜数時間後〜〜



提督「ふぅ。とりあえず、みんなのは鎮守府宛に送ったから大丈夫かな」


榛名「は、はい。あの量を運ぶのは流石に・・・」


提督「だよな。さて、今からは気分転換・・・榛名」


榛名「はい?」


提督「欲しいものは?」


榛名「えっ?」


提督「榛名のは聞いてなかったが?」


榛名「いえ、榛名は大丈夫です」


提督「いや、榛名だけないのは悪いだろ」


榛名「でも、提督余裕あります?」


提督「・・・・・・夕食代しかねぇな」


榛名「かなり使いましたからね」


提督「とりあえず、歩きながらいい店探すか」


榛名「はい」


???「ふむふむ」


提督「ん?」


榛名「どうかしました?」


提督「なんか見られてた気がしたんだが」


榛名「私の格好が目立ちますからね」


提督「・・・服選ぶか」


榛名「いえ、大丈・・・」


提督「あっ、あそこだな。行くぞ」


榛名「あっ、提督!!待ってください」


提督「ん〜〜榛名はあんまし派手めなのは苦手そうだしなぁ」


榛名(何でこうなったんだろう?)


提督「これかな?試着してみる?」


榛名「は、はい。では、試着してきます」


提督「あぁ。待ってるから」






榛名「どうですか?」(三越Ver)


提督「・・・会計行くぞ」


榛名「ふぇ!?即決ですか!?」


提督「似合うから大丈夫だ」


榛名「あ、ありがとうございます」


提督「会計終了。服はそのままで行こう」


榛名「は、はい。提督ありがとうございます」


提督「綺麗だよ」


榛名「////////」


提督「よし、飯にするかぁ。何が食べたい?」


榛名「そこまで高いのは大丈夫です」


提督「ん〜じゃあ、パスタにするか?」


榛名「はい」


???「はい・・・次はパスタを食べに行くみたいです」


???『なるほど、引き続き頼む』


???「了解。通信終わり」








提督「久しぶりにパスタ食べたわ〜」


榛名「提督はパスタが好きなんですか?」


提督「ペペロンチーノが特にな」


榛名「ペペロンチーノですか。他には?」


提督「肉料理だな」


榛名「お肉」


提督「それがどうかしたか?」


榛名「いえ、提督のことをまだよく知りませんから」


提督「あ・・・あんまり話してないからな」


榛名「はい」


提督「ん〜なら聞きたいことを聞いたらいいよ・・・ただし、家族に関する話以外で頼む」


榛名「やっぱりダメですか」


提督「この前ので気にはなるだろうが俺は言いたくない」


榛名「なんとなくそうとは思いました」


提督「すまんな。これだけは話したくないんだ。聞きたいなら大佐辺りに聞いたらいいよ」


榛名「提督が嫌なのに聞く訳にはいきません。この話はやめましょう」


提督「そうだな。さて、飯も食ったしどーする?」


榛名「そろそろ帰らないとダメな時間ではないです?」


提督「そんな時間か。じゃあ帰るか」



土砂降り



提督 榛名「・・・・・・傘がない」


榛名「買いにいましょうか」


提督「あぁ」





榛名「1つしかなかったですね」


提督「榛名、使いなよ」


榛名「いえ、提督が」


提督「榛名が」


榛名「提督が」


提督「・・・」


榛名「・・・」


提督「2人で入るか」


榛名「はい 」


提督「にしても、降りすぎだ」


榛名「はい。提督、濡れてません?」


提督「あぁ。大丈夫だ」


榛名「ならいいのですが」


♪♪♪♪♪


提督「大和からだ」


大和『提督、雨降ってますよね?』


提督「あぁ。めっちゃ降ってる」


大和『電車止まりましたよ』


提督「マジ?」


大和『ですので、今日は戻れません』


提督「分かった。宿でも探すわ」


大和『そうしてください』


提督「鎮守府の事は・・・」


大和『高雄さん、足柄さん、大淀がいますから問題ないです』


提督「任せた」


大和『榛名さんに手を出さないように』


提督「出すわけ・・・切りやがった。榛名、鎮守府に帰れなくなった」


榛名「聞こえてました」


提督「とりあえず、宿で休んで明日の朝に・・・・・・ん?」


榛名「提督?」


提督「いや、帰れるわ・・・良い奴見つけた」


榛名「えっ?」


???「ホテル行くみたいです」


???「まずい!!」


提督「よぉ、いい所であったな。青葉、夕張」


夕張「見つかった!!」


青葉「お、お久しぶりです」


提督「あぁ、奇遇だな。こんな所で会うなんてな」


夕張「そ、そうですね。奇遇ですね」


???『青葉、夕張!?どうした!?』


提督「・・・」


夕張「あははは」


提督「貸せ」


青葉「はい…」


???『どうした?2人はどうした!?』


???『教えて!!気になるじゃないですか!!』


提督「いい身分だな、大佐に大和。ご丁寧に通信機2台も使って実況か!?」


大佐『大和、あとは任せた』


大和『大佐!!』


提督「今から、夕張の車で帰る・・・逃げるなよ」


大和『はい』





〜〜執務室〜〜




提督「んで、何が目的だ?」


大和「リハビリです。提督と一緒にいれば榛名さんにいいかと…」


提督「なぜ、俺に言わずに大佐達の鎮守府に監視依頼をした?」


大和「私たちが動けば直ぐにバレます。川内さんはバレた時に怒られるのが嫌で逃げましたし。なら、夕張さんと青葉さんしかないかなっと」


提督「・・・・・・1週間宿舎掃除の刑」


大和「はい。ごめんなさい」


提督「まったく。榛名、すまなかったな」


榛名「いえ、榛名は楽しかったので大丈夫です」


提督「ならいいが」


榛名「はい。提督、今日はありがとうございました」


提督「おぅ」


大和「では、私はこれで」


提督「お前はまだだ」


大和「あっはい」(まぁアレは成功かしらね)





〜〜翌日 鎮守府執務室〜〜




提督「やられた」


榛名「やられましたね」


川内「やられたね。ドーナツ、食べていい?」


提督「あぁ。食べていいぞ」


榛名「・・・・・・焼き回し頼めるかな?」


川内「言えばくれるよ」


榛名「電話してきます」


提督「ん?あぁ、いってらっしゃい」


川内「青葉新聞。新任提督、秘書艦榛名と仲良くお買い物デート!!へぇ〜あの服は提督が選んだんだ」


提督「・・・」


川内「しかも、仲良くパスタ食べてたんだぁ」


提督「青葉ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」






榛名「楽しかった」


後書き

3章完結です
制作意欲と励みになりますのでコメントお待ちしてます
次はシリアスかな?コメディかな?
わかりません
こんな感じに書いたのは初めてでしたがどうですかねぇ?


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