2021-10-12 23:13:34 更新

概要

「殺されずに済む」その一心で任務を全うしようと暴走するジョンストンと困惑するフレッチャー。サミュエルの必死の説得に聞く耳を持たないジョンストンのもとに放たれた一撃に戦慄する艦娘たち。3人の友情の結末とは…


前書き

提督・・・トラック泊地所属。以前は陸戦隊小隊長、戦艦砲手・艦長など様々な役職を転々とし、大湊の提督として着任するが軍上層部と意見が対立し、栄転という名目で前線近くのトラック泊地へ左遷させられる。トラックへ来て3年が経つ。 (少将)




文乃【足柄】・・・提督の妻。提督を守り、睦美の仇を討つため艦娘になる事を決める。




金剛・・・英国人と日本人との間に産まれた帰国子女。天真爛漫な性格で、紅茶をこよなく愛し、独特なイントネーションで話す。金剛型4隻を束ねる「お姉さま」として他の3人から慕われているものの、誰一人として彼女の生い立ちを知る者はいない。




比叡・・・金剛型2番艦。気合が取り柄の熱血少女。





榛名・・・金剛型3番艦。おっとりとした性格だが、戦場では非常に頼りになる存在。





霧島・・・金剛型4番艦。優れた頭脳による艦隊の指揮・統制を得意とする。





赤城・・・ 知らない者はいないほど有名な正規空母。だれもが一度は憧れる。





加賀・・・常にクールな正規空母。他者とのコミニュケーションをあまりとりたがらないゆえに旗艦には不向き。





フレッチャー・・・優しさの権化とも呼ばれる。優しい性格で、誰からも愛されている。





ジョンストン・・・行動力のあるリーダー格。やると決めたらとことんやる。





サミュエル・B・ロバーツ・・・比較的大人しい性格。普段考えていることは分からない。





アイオワ・・・米国が建造した最新鋭戦艦。戦闘力は艦隊随一。


































ジョンストン「…おびき出す、ですか?」



アイオワ《あなたたちのに働きに期待してるわ。挽回してみせなさい》



ジョンストン「しかし…私たち2隻のみでは…」



アイオワ《そう…ならサミュエルの分まで責任を取るしかないわね》



ジョンストン「ぅ…!それは…!」



アイオワ《それが嫌なら何としても成功させなさい》



ジョンストン「…分かりました…」













____________________________________________

























霧島「…それはどういう風の吹き回しかしら?」



サミュエル「そのままの意味です。『私は』この戦闘行為は無意味だと判断しました。」



金剛「Hey霧島!どうするネ?」



霧島「…一度提督の指示を仰ぎましょう」














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〜泊地 執務室〜






大淀「提督、通信が入っています。救援艦隊からです」



提督「俺が直接出る。代わってくれ」








霧島《こちら救援艦隊、旗艦霧島です。提督、予想外の事態になりました。》



提督「予想外、とは?」



霧島《相手の一隻が投降したまではよかったのですが、その娘が包囲した我が友軍を開放すると言っているんです》



提督「…それは本当なのか?」



霧島《分かりません。本人に戦闘の意思は無いようですが…いろいろと不可解な点が多いので、信用出来ませんね…》



提督「では、他の5隻はどうなっている」



霧島《重巡は追い払いましたが、戦艦二隻の方へ向かいました。その戦艦も主砲は健在とのこと。駆逐艦も今のところ変わった様子はありません》



赤城《提督、申し訳ありません。完全な無力化に失敗しました…》



加賀《…面目無いわ》



提督「気にすることはないさ。失敗したなら別の作戦を考えればいいだけだ」



霧島《提督、どうしますか?あまり時間が……え?敵艦!?》



提督「霧島、どうした?」



霧島《赤城さんたちの艦載機が駆逐艦がこちらへ向かっているのを確認した模様!》



提督「…赤城と加賀は第二次攻撃隊を発艦させろ。金剛シスターズは相手との距離を保ちつつ砲戦用意。日没が近い、時間はかけるな。戦闘の際は投降した一隻を人質にとれ。事が有利に進むはずだ」



霧島《了解!》





____________________________________________
































フレッチャー「本当に私たちだけでできるのかな…」



ジョンストン「やるしかないわ。失敗すれば生きて帰ってこれない…」



フレッチャー「…どうしてサミュエルは…」



ジョンストン「……」



フレッチャー「っ……」



ジョンストン「…」



フレッチャー「サミュエルは…



ジョンストン「今は敵艦隊をおびき出すことだけに集中して!!アイツのことは考えなくていいから!!」



フレッチャー「でも、もしサミュエルが相手側についたら私たちはどうすればいいの…?」



ジョンストン「ッ…!」



フレッチャー「ねぇ…私たちにとってサミュエルは敵なの…?それとも味方なの…?」



ジョンストン「……亡命した者はその時点で処分対象になる…もしそれによって私たちの機密が漏洩する危険性があるのなら、その者を直ちに『消さなくてはならない』。数秒前まで仲間だった者だとしても…っ!!」



フレッチャー「…!」



ジョンストン「だから今はなんとしても責務を全うしなくちゃいけないの」



フレッチャー「…そんな」



ジョンストン「…もう時間がない…急ぐわよ!」





____________________________________________






























霧島「さて、どう出てくるかしら?」



榛名「駆逐艦2隻とはいえ油断は禁物、ですね」



比叡「死に物狂いで助けに来るかも…」






赤城《こちら赤城、攻撃隊の発艦準備整いました!》



加賀《次こそは確実に成功させます》



霧島「了解、直ちに発艦を始めてください」



赤城《了解!!》



加賀《了解》



霧島「我々戦艦は砲撃戦用意のまま待機。命令あるまで発砲は禁じる」





サミュエル「…ねぇ、キリシマさん」



霧島「…なんでしょうか」



サミュエル「あの二人は…どうか、殺さないでください…」



霧島「…こちらも沈めるなと命令されている以上、必要以上の攻撃は加えません。ただし、向こう側次第ですが。あと、まだあなたを信用したわけではありませんからね」



サミュエル「では、私二人を説得してみせます。そうすれば信じてもらえますか?」



霧島「…あなた…何をする気?」





サミュエル「アメリカからの亡命です」



____________________________________________






























フレッチャー「艦載機が…!!」ドオォォォン!!



ジョンストン「避けて!!何としても敵艦隊にたどりたどり着くのよ!!」ダアァン!!





















赤城《敵駆逐艦、爆撃をかわしてこちらへ接近中!!このままでは…》



加賀《動きが素早い…!》



霧島「砲戦用意。主砲使用禁止。副砲で無力化する。…赤城さん、加賀さんは攻撃終了、次に備えてください」



金剛「私たちの出番ネ!!」



榛名「お姉さま方、敵の雷撃には十分ご注意を!」



金剛「分かってるネー!」



比叡「霧島!砲戦準備完了!!」



霧島「了解、副砲…撃て!!」



ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!





















ジョンストン「砲撃来るわ!避けて!」



フレッチャー「くッ!!」



ドオォォォン!! ドオォォォン!!



フレッチャー「ジョンストンっ!!もう無理だよっ!!これ以上近づいたら避けられない!!」ドオォォォン!!



ジョンストン「…」



フレッチャー「ねぇ!?」ドオォォォン!!



ジョンストン「あと少し…あと少し!!」ドオォォォン!!ドオォォォン!!



フレッチャー「なんでそこまでするの!?このままじゃ私たち死んじゃうよ!?」



ジョンストン「死ぬって決まったわけじゃない!!アイオワさんの命令どおりにすれば殺されずに済むのよ!!」ドオォォォン!!ドオォォォン!!



フレッチャー「そんなの滅茶苦茶だよ!!!戦艦相手に二人だけって…死ねって言ってるのと同じじゃない!!!」



ジョンストン「じゃあこのまま諦めて殺されるのを待つの!?私はそんなのイヤ!!!私たちはまだ生きていられる…私は生きていたいの!!」



フレッチャー「…ジョンストン…」



ジョンストン「だからお願い!戦って!」ドオォォォン!!



フレッチャー「ッ……」ドオォォォン!!



ジョンストン「お願い…」



フレッチャー「…もう、こうするしか…」



ジョンストン「…!」



フレッチャー「私だって、生きていたい…」



____________________________________________

























比叡「クッ…すばしっこくて当たんないじゃない!!」



榛名「これ以上接近されれば…雷撃されても避けきれませんね…」



霧島「…一旦距離をとりましょう。体勢を立て直した後、丁字戦で迎え撃ちます」





サミュエル「待ってください」



霧島「???」



比叡「…何する気?」



サミュエル「私があの二人を説得してみます。皆さんはそこにいてください」



比叡「そんなの信用できると思ってんの?」



サミュエル「私なら、皆さんが戦わずとも彼女たちを止めることができるはずです」



榛名「罠かもしれませんね。私たちをこの場に留めている隙をついて別動隊が仕掛けてくることだって十分にありえます」



サミュエル「キリシマさん、どうかお願いします。行かせてください」



霧島「……」



サミュエル「……」



金剛(お互い見つめあってるネ…)



比叡「霧島、話に乗ってはダメ。相手の思うつぼよ」



サミュエル「……」



霧島「……」



榛名(霧島は一体何を考えて…)



霧島「…いいでしょう、許可します」



サミュエル「…!!」



比叡「霧島!?なんでそんな…!」



榛名「さすがに危険すぎるわ!」



霧島「彼女には一切敵意がない、それだけです。私は彼女が信用に足ると判断しました」



比叡「だからって…!!」



霧島「彼女が説得している間、我々はシールドを展開。万が一二人から攻撃された場合一時的に攻撃を無力化、その後反撃します。念のため上空に艦爆を待機させます。赤城さん、加賀さん、お願いします」



赤城《了解です》



加賀《分かりました》



霧島「では、サミュエル…さん…でしたか?後は頼みますよ」



サミュエル「はい!」




____________________________________________















フレッチャー「撃ってこなくなった…?」



ジョンストン「チャンスだわ!今のうちに距離を詰めるわよ」



フレッチャー「ッ!!ジョンストン!!あそこ!」



ジョンストン「…なっ…サミュエルが…いる」



フレッチャー「そんな…私たちを見捨てたの…!?」



ジョンストン「あいつが『あっち側』に寝返ったことは明白ね」



フレッチャー「サミュエル…」



ジョンストン「…フレッチャー…分かってるだろうけど、もうあいつを生かしておけなくなったわ…『処分対象』よ」



フレッチャー「こんなことって…」



ジョンストン「…現時点をもって任務を中断、『処分対象』の抹殺を最優先とする。フレッチャー…もうやるしかないのよ」



フレッチャー「分かってる…分かってるんだよ…あなたについていくって決めた時、覚悟したもの…でも…」



ジョンストン「…」



フレッチャー「友達を殺すなんて…できないよ…サミュエルは私たちの大切な親友なんだよ…」



ジョンストン「…あんた、『私も生きていたい』って言ったじゃない」



フレッチャー「…?」



ジョンストン「私たち艦娘は、誰かの犠牲を踏み台にして生きていく醜い存在。いま私たちはサミュエルを踏み台にして生きようとしている。私たちにだって踏み台になる時がやってくる。でも、それには抗えない……『運命』ってやつよ。今私たちがサミュエルを殺そうとしていることも運命。生きるためにはにはこうするしかないの」



フレッチャー「…ッ」



ジョンストン「…全艦、砲雷撃戦用意。目標、サミュエル・B・ロバーツ…」




____________________________________________





サミュエル(ここまで来たんだ…絶対に逃げ切ってみせる!!)



霧島「サミュエル!来たわよ!」



サミュエル「了解!!」











ジョンストン「…戦艦にかまうな!狙うはサミュエルのみよ!」



フレッチャー「ッ…」







サミュエル(今だっ!!)ザアァァ!!!



ジョンストン「出てきたわね…撃ち方よー……い?」



フレッチャー「…?」



ジョンストン「…あいつ何も装備してない!?」






サミュエル「撃つな!!二人ともそこで止まれ!!」



ジョンストン「ッ!…止まるのはあんたよ!サミュエル!!あんたはもう処分対象よ。ここでおとなしく死ね!!」



フレッチャー「ジョンストン……」



サミュエル「私はまだ死ぬ気はない!とにかく、武器を降ろして話をしよう!!」



ジョンストン「話すだけなら逃げる必要なんかないじゃない!!何で逃げたのよ!」



サミュエル「…それは言えない」



ジョンストン「なんでよ!」










榛名「本当に大丈夫でしょうか…」



比叡「全然話し合えてないじゃない…」















サミュエル「ーーとにかくっ!今私たちがここで争う意味なんかどこにもないんだよ!!!」



ジョンストン「まだ分らないの!?あんたは重大な軍規違反を犯した『反逆者』なの!!」



サミュエル「何とでも言えばいい!そんなくだらない理由で争うなんて馬鹿げてるよッ!!」



ジョンストン「馬鹿げてなんかないわ!ここであんたを沈めれば私たちは助かるのよ!!」



サミュエル「…誰がそんなことを!?」



ジョンストン「アイオワさんよ!反逆者のあんたを沈めれば連帯責任を負わなくていいって言ってくれたのよ!!!」



サミュエル「そんな都合のいい話あるわけない!!ジョンストンとフレッチャーが騙されてるだけだよ!!」



ジョンストン「誰があんたの言葉なんて信用するのよ!!所詮は反逆者、うまく言いくるめようったって無駄よ!!」



サミュエル「…今までのジョンストンはそんな酷いこと言わなかったよ…どうしてそうなっちゃったの!?」



ジョンストン「あんたが悪いのよ!!あんたが…あんたがこんな事起こさなければ今頃私たちは…ッ!」



サミュエル「一旦落ち着こうよ…!冷静になろう…」



ジョンストン「私はいたって冷静だわ。あんたの方こそ諦めてここで沈みなさい!」



サミュエル「ッ…(ダメだ…完全にアイオワさんの言うことを信じちゃってる…これじゃ話が通じない…!どうすれば…)」



ジョンストン「フレッチャーも黙ってないでコイツにお別れの挨拶でもしたら?」



フレッチャー「えっ…」



サミュエル「…ねぇ、フレッチャー…あなたはそれでいいの?私が死ぬことで本当に助かると思ってるの?」



フレッチャー「ぇ…ぁ…」



ジョンストン「ッ!!…フレッチャー、あいつの口車にのせられちゃ駄目よ!」



フレッチャー「わ、私はっ…」



サミュエル「…どうなの?」



フレッチャー「わ、私だって生きていたいの!だから…」



サミュエル「『だからサミュエルを殺すのも仕方のないことだ』…そう言いたいの?」



フレッチャー「ぅ…」



サミュエル「図星みたいだね」



フレッチャー「…」



サミュエル「フレッチャー、それは本当にあなたの意思なの?私はとてもそうは思えないけど。だってあなたは誰よりも仲間を大切にしてきたじゃない。それとも、私たちの友情は他人の言葉一つで簡単にコロコロ変わるような代物だったってこと?」



フレッチャー「ぅ…」



フレッチャー「他者の言いなりになることが生きることなの?まるで奴隷みたいじゃない」



フレッチャー「ッ!!」



ジョンストン「フレッチャー!!あいつの言うことなんか真に受けちゃダメよ!!」



サミュエル「フレッチャー、さっき『私も生きていたい』って言ったよね。あなたの言う『生きる』は自分に嘘を吐いて偽り続けることなの?」



フレッチャー「…」



サミュエル「…答えてよ…」



ジョンストン「フレッチャー!!何のためにここまでしたと思ってるの!?あと一歩で私たちは生き延びれるのよ!?この機を逃してはダメよ!!」



フレッチャー「…」



ジョンストン「…もう話は十分だわ!!いくら情に訴えたって無意味よ」



サミュエル「クッ…!!」



ジョンストン「お別れよ、サミュエル。フレッチャー!!コイツ沈めてやりなさい!!」



フレッチャー「…」



サミュエル「フレッチャー!私を殺してどう生きるつもりなの!?染めた手の汚れは二度と洗い流せないんだよ!?」



フレッチャー「…」



ジョンストン「どうしたのよフレッチャー!!さっさと沈めなさい!!」



フレッチャー「…」



サミュエル「フレッチャー、どうか考え直して…!!」



フレッチャー「…」



サミュエル「フレッチャー!!!!」



ジョンストン「フレッチャーァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」















































































ガシャン!






















フレッチャー「もうやめてよぉッ!!!!!!」



ジョンストン「ッ!?」



サミュエル「!?」



フレッチャー「どうして…どうしてこんなことするのッ!?」



サミュエル「…」



ジョンストン「…」



フレッチャー「お願い…もうやめて…ッ…私は…みんなとっ…ただ笑っていたいの…!」



ジョンストン「な、何を言って…」



フレッチャー「ジョンストン…こんなのおかしいよ…!友達を傷つけるなんて…」



ジョンストン「だ、だってコイツが…」



フレッチャー「サミュエルも…私たちと一緒にいようよ…あなたがいなくなるなんて嫌だよ…!」



サミュエル「フレッチャー…」



フレッチャー「お願い二人とも……お願い…帰ろう…帰って、お風呂入って、ごはん食べて…みんなで寝ようよ…これが私の『生きる』意味よ、サミュエル」



サミュエル「…残念だけど、私はもう帰らない…二度とね」



フレッチャー「ッ!!」



サミュエル「さっきあそこにいるキリシマさんに投降して包囲中の駆逐艦4隻を開放することを申し込んだの…どういうことか分かるよね?」



フレッチャー「…」



サミュエル「私はー



















《二人とも、援護が遅れてごめんなさいね。今すぐ向かうわよ》








ドオォォォォォォォン……!!










ジョンストン「ッ!?アイオワさん!?今なんて…」



フレッチャー「ッ!!ジョンストンッッ!!!!」



ジョンストン「えっ…!?」























バァァァァァァァァン!!!!!!!!!!






























































榛名「発砲音を確認!!」



霧島「どこから来る…」



金剛「ッ!!キリシマァッ!!」



霧島「なっ!?」















バァァァァァァァァン!!!!!!!!!!
































ーーー!!!






ーチャー!!







フレッチャー!!!





































フレッチャー「う……あ……あ……」



ジョンストン「フレッチャー!!しっかりしなさい!!」



フレッチャー「ジョン……ストン」



ジョンストン「なんで…なんであたしなんかをかばったのよッ!?」



フレッチャー「だ…て…ジョンストンは…大切…な…ともだち…うッ…!…だか…ら」



ジョンストン「な…!!」



サミュエル「…」



フレッチャー「わたし…は…ともだちを…まもり

…たい…」



ジョンストン「…あんたが死んだら意味ないじゃないッ!!!!」



フレッチャー「そうよ…まだ…わた…しは…しぬ…わけ…には…ゴホッ…!」




サミュエル「…」



ジョンストン「フレッチャー!?しっかりしなさい!!!」



フレッチャー「こんな…ところで……し…に…たく……なっ…………」



フレッチャー「……」



ジョンストン「フレッチャー!?フレッチャー!!!!」



フレッチャー「……………」









ジョンストン「……フレッチャー、なにねてんのよっ」



サミュエル「…」



ジョンストン「ほら、おきなさいよ」



サミュエル「…」



ジョンストン「ねぇきいてんの?」



サミュエル「……死んだよ」



ジョンストン「ハハッそんなわけないじゃん」



サミュエル「現実を見ようよ」



ジョンストン「ハハハ…」



サミュエル「ジョンストン」



ジョンストン「アッハハハハハハハハ!!!!!!」



サミュエル「!?」



ジョンストン「フレッチャーが死んだ!?私のせいで!?…ハハハハハハ!!!!」



サミュエル「ちょっ…」



ジョンストン「ハハハハ…ハハ…ハ…私のせいでぇフレッチャーが死んだよっ!」



サミュエル「」



ジョンストン「ねぇフレッチャー、なんで置いていくの?ひどいなぁ…そうだ!私もそっちにいけばいいじゃん!!」



サミュエル「…やめてよ」



ジョンストン「あぁ…これで2人っきりになれるよぉ!!」



サミュエル「やめてジョンストン!!」



ジョンストン「アハハハハハハハ!!!!」



サミュエル「待っ





















ズドン…!!!!!






















フレッチャー「あぁ……」


















































































































「こちら遠征艦隊、旗艦アイオワ。司令部、応答せよ」



《こちら司令部、どうしたんだ?アイオワ、ずいぶん帰るのが遅いじゃないか》



「事故が発生しました」



《なに?…内容を報告しろ》



「鉄の珊瑚礁にて鉄を採取中、作業をしていた駆逐艦3隻が不発弾に接触、被弾。救助を試みましたが、2隻はすでに絶命しており、1隻は『行方不明です』」



《行方不明?どういうことだ》



「我々別働隊が急行した時には、遺体は2体しか発見できませんでした」



《……はぁ…分かった。とにかく今すぐ帰ってこい。ところで、他の娘はどうした?》



「…他国の艦隊と遭遇、戦闘中に被弾。『どちらも中破です』…今日はツイてないですね」



《お前は大丈夫なのか?》



「ご安心ください。無傷です」



《…そうか。道中気をつけろよ》



「はい」





















第3話   完

____________________________________________






































後書き

遅くなってすまんかった。


よろしければ評価、コメント等よろしくお願いします。


誤字を発見したらお知らせください。直ちに訂正します。






概要に入力ミスを発見したため訂正しました(10/15  0:05)


このSSへの評価

1件評価されています


山ぱんつさんから
2020-10-12 00:22:33

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このSSへのコメント

4件コメントされています

1: 山ぱんつ 2020-10-12 00:28:15 ID: S:j6XdXz

(優しくない世界)ヤメロォ!(建前
(刺さる展開)ナイスぅ!(本音
ンァーッ!(胸熱で尊死

すみませんでした
続き楽しみにしてます!

2: ししろこ 2020-10-12 01:17:42 ID: S:7fm1r8

>>山ぱんつ 様
ありがとうな…
次回作も見ろよ見ろよ

山ぱんつは草

3: 嵐山 2020-10-20 12:49:50 ID: S:GMePs3

期待してます

4: ししろこ 2020-10-22 18:59:56 ID: S:QbJq_O

>>嵐山 様
ありがとうございます!!その一言で頑張れます!!
(返信遅くてごめんなさい)


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