2021-06-12 00:36:04 更新

概要

試験的に更新方式を採用しての投稿とさせて頂きました。定期的に更新する予定です。


前書き

提督…トラック泊地在任。謎の人物から襲撃を受ける。



サミュエル・B・ロバーツ…『元』アメリカ海軍太平洋任務部隊所属。アメリカ海軍の機密を知っているらしい。



赤城…一航戦旗艦。鋭い洞察力を持っている。



加賀…一航戦所属。冷静さを欠かさない。



扶桑…扶桑型戦艦1番艦。性格に難があり、周囲から疎まれがち。



山城…扶桑の姉妹艦(無血縁)。扶桑同様に曲者。






















































サミュエル「う"ッッ!!!!」ドサッ




提督「!?サミュエルッ!!!!」




サミュエル「」




提督「クソッ!!!」チャキッ






パァァァァン!!!!!











???「…無意味」




提督(脚に当てたんだぞ!?なんで立って歩いて…まさか、アイツは…)




???「…返して」






スッ…






提督「おい待て!!!そこから動くな!!!」チャキ




???「…銃が効かないって分かってるはず」




提督「……お前、艦娘だろ」




???「…だったら何?」




提督「サミュエルをどうするつもりだ」




???「…答える必要はない」




提督「なら答えてくれるまでここにいてもらおうか」




???「…やだ」ダッ!!




提督「ッ!!」チャキ






パァァァン!!!  パァァァン!!!






提督「待てッ!!!」ダッ!!






電「司令官!!!」バッ




提督「電!!あいつを止めろ!!」




電「はいっ!!!」ダッ





















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【トラック泊地:食堂】











赤城「…なにか聞こえませんでした?…ほら、また聞こえた」




加賀「これは…銃声?」




赤城「確か…今提督はサミュエルさんと話をしているんじゃ…」




加賀「…嫌な予感がします」




赤城「加賀さん、行きましょう」




加賀「ええ」











朝潮「さっきから騒がしいわね…提督も『執務室には当分来るな』っておっしゃってたし。何かあったのかな…」




荒潮「サミュエルちゃんはどうなったのかしら~」




大潮「…あれっ?扶桑さんたちがいないよ?」




朝潮「ホントだ、いつの間に…」





















__________________________









































【トラック泊地:廊下 1時間前】











扶桑「…山城、万が一何かあった時に提督をお守りできるよう、しばらくここに隠れましょう」




山城「はい、姉様」




扶桑(あの国の事だもの…必ず何か起こるはず)





















________________________________________________































コンコン…






扶桑(…!やはり来た… )




山城「お姉さま」




扶桑「山城、こっちよ。ギリギリまで近づいて」




山城「はいっ」











パァァァァァァァァァン!!!!!!!!











山城「ッ!?提と…ムガッ!」




扶桑「山城、落ち着きなさい。今じゃないわ」




山城「で、でも!」











クソッ!! パァァァァン!!!!












山城「提督…!」




扶桑「山城、先回りするわよ。このまま執務室に入れば乱戦が起きるわ」




山城「先回りってどこに…」




扶桑「出撃ポイント、『錨地』よ」



















________________________________________________































【トラック泊地:錨地】











???「ハッ…ハッ…ハッ…」タッタッタッ




サミュエル「…」




???(…無い)




扶桑「お探しの物はこちら?」コンコン




???「ッ!!」チャキ




扶桑「あなたの艤装は預からせていただきます」




山城「これで帰れないわよ」




???「…チッ」











提督「さて、おとなしく武器を捨ててもらおうか」チャキ




???「…」ポイッカチャ




電「そこにひざまずくのです」チャキ




???「…」スッ











赤城「提督!!ご無事ですか!?」タッタッタッ




提督「大丈夫だ」




扶桑「提督、彼女はアメリカ艦で間違いありません」




山城「初めて見るタイプの艤装ね…新型かしら」




???「…」




提督「…サミュエルを迎えに来たようだが…それにしては少し強引すぎないか?」




???「…」




提督「サミュエルは知られたくないモノでも持ってるのか?」




加賀(アメリカは何か秘密を抱えている…?)




???「…彼女と話したの?」




提督「…さぁ、どうだかな」




???「…そう」コソコソ




提督「とにかく、サミュエルを解放して君も話し合いの席に着いてくれないか?」




???「…彼女は我が軍の所属。それ故ここは彼女のいる場所ではない。私はただ迎えに来ただけ」




提督「サミュエルは亡命を希望した、それは知ってるはずだ。亡命された以上、二つ返事で返すわけにはいかない。だから一時的にでもこちらで保護したい」




???「…それはいけない」




提督「なぜだ?」




???「…正式な除隊届をこちらは受理していないし、彼女自身も辞めるとは一言も言っていない。許可なき除隊は許されないの」




提督「亡命するのにわざわざ除隊届を出すか?それができないからこうして命からがらやってきたんだろ」



???「…それでも…軍法上、こういった者が出た場合は即座に捕獲することになっている」




提督「…こちらも、亡命した者は保護することになっているんだよな」




???「…あくまで私は規則に従って行動しているだけなの」




山城(まるで「犬」ね)




提督「…それはこっちも同じだ。」




???「…なら…どちらかが折れるしかなさそうね」




提督「どうする気だ?」




???「…『さぁ、どうでしょうね』」




提督「…上手く言い返されてしまったな」





???「…さっきの話の続きよ」




提督「続き?」























???「…言い忘れていたことがある…軍法上、その者を捕獲する際はーー




















『手段を問わないの』





















提督「ッ!!!伏せーーー




電「!?」


赤城「!?」


加賀「!?」


扶桑「!?」


山城「!?」




















バァァァァァァァァァァァァン!!!!!








































提督「…ックッソ!スタングレネード使いやがった!!おい!!全員無事かッ!?」




電「…目がチカチカして耳がキーンとするのです…」




赤城「め、目が…」




加賀「しばらく前が見えないわ…」




山城「…提督!!艤装が…ありません!」




提督「クソッ…やっぱり逃げられたか」




扶桑「相手は相当な手練れですね」




提督「ああ…まさかスタングレネードを使ってくるとは思わなかったよ。どこに隠してたんだか…」




山城「あれって…対艦娘用ですよね?」




提督「そうだ。あと少し耳を塞ぐのが遅かったら俺の鼓膜が破れるところだったよ…まったく危ないことをされたもんだな」




赤城「提督、これからどうしますか?」




提督「追撃は不要だ。あれは容易にどうにかなる相手じゃない」




加賀「周辺海域の哨戒をした方がいいのでは?」




提督「いや、当分この辺には来ないだろう。こっちもかなり警戒しているし、何より…」




加賀「?」











提督「彼女の『目的』は達成しているからな」




















________________________________________________
































【トラック泊地:近海】










サザッ






???「…こちら『ハリネズミ』アイオワ、聞こえる?」




アイオワ《聞こえるわ》




???「…『目標』の回収に成功。これより帰投する」




アイオワ《ご苦労様。それより『ハリネズミ』って名前、似合ってるじゃない》




???「…気に入った訳じゃないわ」




アイオワ《どちらにせよ、その名前で当分動いてもらうからね》




???「…了解」




アイオワ《それと、明日の任務は無いからゆっくり休みなさい》




???「…ありがとう」





ブツッ




















???「…私は『ハリネズミ』…『ネズミ』じゃないわ」




















________________________________________________





















【トラック泊地:翌日】










パッパラッパパッパパ-






提督「…誰だ…って夢、か」





シーン





提督(そうだったな。みんなに休めと言ったんだった)




















【トラック泊地:執務室】











電「司令官さん、今日はみんなお休みですか?」



提督「そうだよ。特に昨日の救援メンバーには『爆弾は直撃させるな』とか『艤装以外を撃つな』とか無理な注文をしてしまったからな。その分疲れただろう」



電「…司令官、流石にそれだけでは疲れないと思うのです」



提督「…つまり甘やかしすぎている、と?」



電「はい。正直に言いますと、みんな『甘く見られては困る』って感じているのです」



提督「俺としては急な出撃だったから不都合があったかなと思ったんだがな」



電「逆なのです。みんな来る日の為に頑張っているのです。ですから…










金剛「Good morning!!テートク!!」



比叡「司令!おはようございますっ!」



榛名「提督、おはようございます」



霧島「おはようございます、司令」



赤城「おはようございます、提督」



加賀「おはようございます」











提督「こら!一気に入ってくるな!!」



電「ほら、言ったじゃないですか。みんなまだまだ元気いっぱいなのです!」


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1件コメントされています

1: ししろこ 2021-06-03 00:27:26 ID: S:et8eu5

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