変わり者の提督過去編 太平洋戦争勃発
変わり者の提督過去編です。先に変わり者の提督を見てきてください。
ついに明かされる海斗の過去。・・・・の前に海斗達が軍に入る前のお話からスタートです!
1939年9月1日
ヒトラー総督の元、ドイツ第三帝国がポーランドへ侵攻を開始。後にソ連もポーランドへ侵攻した。ポーランドに独立保証をかけていたイギリス・フランスはドイツへ宣戦布告。こうしてドイツ率いる枢軸国とイギリス率いる連合国の戦争が始まった。
しかし、第二次世界大戦は二つに分けられていることを知っているだろうか?ヨーロッパでは、第二次大戦・アジア又は太平洋周辺では大東亜戦争(太平洋戦争)という二つに分けられている。
1941年12月12日
東条「ですから、我々はアジアの民を繁栄させることが目的であります。なので、今すぐに石油の輸出を行ってもらいたい。」
米外交官「そんなことはどうでもいい。今すぐに中国と講話しろ。そして大陸から撤兵せよ。」
東条「そうですか。分かりました、そこまで言うなら我々も覚悟を決めましょう。」
数時間後
東条「国民の皆さん。今我々は米国により制裁を受けております。しかし、我々は屈してはなりません。そこで、只今より米・英に対し宣戦を布告いたします。我々の目的はアジアの民を解放することであります。」
大陸方面軍
山下「始まったか。いつかは、こうなると思っていたんだが。」
「隊長!準備、完了いたしました。」("`д´)ゞ
山下「そうか、分かった。」
板垣「いよいよ始まったか。」
山下「そうですね。」
栗林「山下さん!早くしてください。我々の歩兵師団は出発ですよ。」
山下「おう。すまんな。」
板垣「はっはっは。あとから、ワシの戦車師団も追いつく。」
山下「では、失礼しました。」
板垣「この戦争、第一次大戦と同じように長期戦しなければいいが。」
太平洋艦隊
山本「・・・・」
「山本提督。準備、完了いたしました。」
山本「うむ。これより、真珠湾米艦隊に対し奇襲攻撃を行う!総員、戦闘用意。」
ブゥーン ブゥーン ブゥーン
山本「健闘を祈る。」
真珠湾米艦隊
「あれはなんだ?」
「日本軍だー!」
ドカーーーン
「アリゾナが沈んでゆく。」
「第二波来るぞ!」
ドカーーーン
太平洋艦隊
山本「成功したか?」
「失礼します。たった今、作戦が成功いたしました。」
山本「そうか。」
支那(中国)方面軍
「隊長!支那の奴等手強いですよ。」
隊長「突撃!」
「え!無理ですよ。」
隊長「この私に指図するのか?」
「いえ。」
山下「そこまでだ。君、何をしようとしていた?」
隊長「いえ。なんでも。」
山下「いいか?突撃は禁止だ。破ったものは即死罪に罰される。分かっているな?」
隊長「はい!承知いたしました!」
大本営
東条「これより、御前会議を始めます。陸軍大臣からどうぞ。」
陸軍大臣「は!我々からの提案は予算の7割を陸軍に、3割を海軍に分けることを提案いたします。」
東条「なるほど。海軍大臣、なにか反論は?」
海軍大臣「は!そもそも、7割も陸軍が持っていくのはおかしいであります。そこで我々からは山本提督考案の予算を半分に分け、その後余った予算を国民の為に使うのはどうでしょうか?」
陸軍大臣「何をおかしなことを言っている!そんなもの飲むわけないだろ!」
東条「陸軍大臣、許可を取ってから発言しなさい。」
陸軍大臣「は!失礼しました。しかし、戦場の決着を着けるのは陸軍ですから予算を多く貰うのは当たり前です。」
海軍大臣「発言よろしいでしょうか!」
東条「どうぞ。」
海軍大臣「そもそも、海軍の支援が無ければ大陸方面軍の補給は途切れますよ。海軍はいつでも支援を停止することはできます。」
天皇「おほん!今は国民の為に協力するときではありませんか?」
東条「両大臣、このままでは埒が明かないので私から提案がございます。予算を6.4で分けるのはどうでしょう?」
陸軍大臣「うむ。」
海軍大臣「あぁ。良いだろう。」
東条「では、天皇閣下お願いします。」
天皇「我々は協力しなければなりません。両大臣もこれからは喧嘩などせず仲良くやりなさい。」
東条「では、これにて御前会議を閉会させていただきます。」
完
どうでしょうか?海斗達はあと少しだけ出てきませんのでご了承ください。
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