呉鎮守府の艦隊日常 指揮官「研修生?」後編
かなりハイテンポです
指揮官「なぁズリャータ。」
ズリャータ「はいはい。」
指揮官「獣人族ってなんだ?」
ズリャータ「獣人族ぅ?どこで聞いたのそれ。」
指揮官「あのクソドラゴン。」
ズリャータ「あれ喋るの?まぁ良いや。獣人族ってのは私の事よ。獣と人間のハーフみたいな感じで全体的に獣の身体能力と人間の知力の良いとこ取りした優良種族ね。」
指揮官「優良種族ねぇ・・・ん?こんなところにも電波塔あるんだな」
ズリャータ「かなり古いみたいだけど一応動いてるみたいね。」
指揮官「なおさらなんでちび波動かねぇんだ?」
ズリャータ「そんなことより着いたついた。」
元帥「どうだった?」
指揮官「こいつが異世界?の門開いて竜頭石とか言うのにこの指輪ぶちこんだらくれるって。」
前任ピュリファイアー「倒してほしいんだけどねぇ。」
指揮官「あいつぶち殺して漁るのめんどいし。そこら辺は和解しろや」
前任ピュリファイアー「まぁ良いや。」
ズリャータ「じゃぁ開くよー。」魔方陣カキカキ
ズリャータ「開け!ゴマ!」
瑞木「掛け声適当だな。」
ズリャータ「開いたから良いでしょ。ほら入った入った」
指揮官「俺かよぉ!まぁ良いや元帥。もしものためにちび波渡しとくわ」
元帥「わかった。」
~異世界?~
ズリャータ「よいしょぉ!」
指揮官「ここどこだ?」
???「ダンジョン前の冒険者ギルドよ。」
指揮官「誰?」
受付嬢「私は受付嬢。ズリャータ。それと誰か知らないひと何か用?」
ズリャータ「こいつは私の知り合いで用あってダンジョン行かないとなんだよね。」
受付嬢「なら傭兵を連れてきなさい。」
指揮官「傭兵だぁ?金ねぇよはよ潜らせろ。」
受付嬢「あいにくあなたもズリャータも冒険者証無いからねぇ。」
ズリャータ「今回だけ特別に許して?」
受付嬢「死体片すの私なんだけど・・・まぁ良いわ。行ってらっしゃい」
~ダンジョン~
指揮官「きったね。」
ズリャータ「さんざん荒らされたとこだからねぇ。」
指揮官「このどっかに竜頭石があるのね。」
ズリャータ「そうよ。」
カラン
指揮官「あ?」
ズリャータ「敵かしらね。」
???「主の帰還だ!」
指揮官「はぁ?」
ズリャータ「主?」
???「主様。ご用があれば私になんなりと。」
指揮官「主?てなんの事だ?」
???「何をおっしゃりますか。貴方が我等が主様じゃないですか」
指揮官「????とりあえず竜頭石に案内してくれ」
???「竜頭石ですか。かしこまりました。こちらに」スタスタ
指揮官「あぁ。」スタスタ
~竜頭石前~
???「こちらです。」
指揮官「ここか。よし」指輪ぶちこみ
???「長らく失われていた指輪を取り戻されたのですね。」
ズリャータ「そう言えばずっと隻眼だっけこれ。」
指揮官「とりあえず俺は帰る。」
???「・・・・わかりました。それではお気をつけて」
~元の島~
指揮官「めっちゃあっさりだったわ。」
元帥「何かよくわからんやつが船持ってきたわ。」
指揮官「えっ。」
前任ピュリファイアー「何がえっよ。良かったじゃない。」
ズリャータ「わかる。」
指揮官「経験上ろくなことにならなそうなんだが・・・まぁ良いか」
~船にて~
指揮官「あー疲れた。」
元帥「でもポンポン事が運んだんでしょ?良かったじゃない。」
指揮官「そうだけどさぁ。ちび波が恐ろしく静かなんだよねぇ」
ズリャータ「どうせ平和なんじゃない?報告ないし。」
瑞木「無線機から通信です元帥殿。」
元帥「えっ?本当?ちょっと聞いてくるね。」
指揮官「アッハイ」
ズリャータ「いやぁ潮風が気持ちいい。」
指揮官「平和だなぁ。」
元帥「大変よ!」
指揮官「なんすかそんなに焦って。」
元帥「旧呉鎮守府が襲撃を受けたわ!」
指揮官「旧呉がぁ?はっ何をそんなに焦るんですか。簡単に返り討ちでしょう」
元帥「それが・・・襲撃を受けて大損害を受けたそうよ。」
指揮官「・・・は?」
次回をお楽しみに
次回はシリアスの予定
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