2021-02-25 12:50:23 更新

概要

Pがノクチルのメンバーから至れり尽くせりな一日を過ごすお話です。


午前8時 283プロ


はづきとプロデューサー[以下、P]が

デスクワークに勤しんでいた。はづきが

所属アイドルのギャラ明細を作成し、Pは所属アイドルの月間スケジュール表を作成している。


1時間後の午前9時

Pが一段落ついた時だった。そーっと

後ろから誰かが来た。

「おはよー!」

と挨拶したとたんに、Pに後ろからハグしてきた。パステルイエローの生地に、かわいいクマのワンポイントが入ったマスクをした雛菜だった。


P「うぉっ!雛菜か!びっくりした~。」


雛菜「あはー!プロデューサーさんだー!」

雛菜は今だ尚も離そうとしない。


雛菜「あ、そうだ。雛菜が頑張っているプロデューサーの肩を揉んであげるー!」


そう言うと雛菜はPの肩を優しく揉みはじめた。


数分後

P「おかげで肩が軽くなったよ。ありがとう、雛菜。」


雛菜「あはっ!うれしい。」

そう言って応接間に向かった。


午後12時

チェック柄のスカートに青い毛糸のニット帽と紺色のコートを身に纏った小糸がやってきた。


小糸「プロデューサーさん、お疲れ様です!」


P「お!小糸か。お疲れさん。どうしたんだ?」


小糸「雛菜ちゃん来てます?」


P「雛菜なら応接間にいるかと思うけど。」


小糸「わかりました。あと、プロデューサーさんにこれ!」


小糸はバッグからランチバッグを取り出すと、おにぎりを1個、Pに差し入れた。


小糸「プロデューサーさんお昼まだかなと思って、私のおにぎりを1つあげます。私1個あれば十分ですし…。」


P「いいのか?ありがとう。さっそくいただくよ。」


Pは小糸からもらったおにぎりを食べつつ、PCのモニターを見ていた。小糸は雛奈がいる応接間に向かった。


午後8時

青いダウンコートに黒いブーツを身に纏った透と、黒いトレーナーパーカーにモカブラウンのブーツを身に纏った円香がやってきた。


透「こんばんは、プロデューサー。」


円香「あ、あなた。まだいたのですか。」


P「お、透と円香か。どうした?」


透「ちょうど仕事終って戻る途中で、円香と会ったから、一緒に来ちゃった。」


円香「全く、あなたは頑張りすぎですね。」


P「そういえば、すこし眠くなって来たな。」


Pは椅子にもたれてあくびをした。


P「まぁ、でもやることはひとしきり終わったから、そろそろ帰るとするかな。あ、透と円香にこれ。」


Pは透と円香にスケジュール表を差し出した。


透「うん、ありがとう。」


円香「ん。ありがと。」


Pは帰宅の準備をしたあと、透と円香と共に帰路につく。


透「あ、プロデューサー、ごはんまだでしょ。じゃあ良かったら、プロデューサーも一緒に家でごはん食べてく?樋口も食べてくでしょ?」




P「うん、晩飯食わないで、みんなのスケジュール表を作ってたからな。それに、なんだかんだ申し訳ないな。ちょうど、浅倉さんの親御さんと今後をお話したいからちょうど良かったよ。」


透「そっか。いつもありがとう。樋口と小糸ちゃんと雛奈ちゃんと一緒に活動出来るのって、プロデューサーのおかげだよ。ね、樋口。」


円香「ん、そうね。でも無理されたら私達が困るね。」


透「そうだよね。」


浅倉家


透「ただいま。」


透の母「お帰り。あら円香ちゃんと

プロデューサーさんも。お世話になってます。」


円香「おじゃまします。」


P「こちらこそお世話になります。おじゃまします。」


そうして、Pと円香は透と一緒に食事を共にした。


午後10時

P「おじゃましました。ご飯ごちそう

さまでした。」


透「こちらこそ来てくれてありがとうね。」


Pはタクシーで駅に向かって帰宅した。



ーーー終わりーーー


このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください