2020-02-24 14:30:31 更新

概要

指揮官のある日の1日を綴った作品です。

この作品設定においてはほとんど個人的設定です。

気分を害されると思う日とはお控えください。


午前5時 指揮官寝室


まぶしい朝日が昇って目が覚める。


ベルファスト(以下、ベル)が起こしに来た。


ベル「おはようございますご主人様。お着替えはこちらへご用意しました。」

指揮官「ああ、ありがとうベルファスト」



朝シャンして軍服に着替えてグラウンドに向かった。




午前6時 母港グラウンド


全艦が集まる中で朝礼とラジオ体操を行う。


指揮官「おはようございます。今日も一日怪我無いよう海の安全を守ることに努めるよう頑張りましょう! 以上!」


そしてそのまま全KAN-SENそろってラジオ体操をやった。



午前7時 母港食堂


指揮官はいつものように和定食の朝食を食べる。

するとレパルスとレナウンが来た。


レナウン「指揮官お隣よろしいですか?」


指揮官「ああ、座りな。」


指揮官はレパルスとレナウンと一緒に朝食を共にした。



午前8時 母港執務室


朝食を済ませた指揮官がやってきて作戦計画を立てた。



それから30分後、入電が来た。

船団護衛の入電である。

俺は、ユニコーン、愛宕、シェフィールド ジャベリン、ラフィーを呼び出し船団護衛に向かわせた。


午前9時 母港ミーティングルーム

指揮官とイラストリアスと一緒に今日の作戦をみんなに伝えた。


指揮官「それでは作戦は以上だ。各艦隊気を付けて作戦に臨め!」


KAN-SENたち「了解!」


そしてそのまま艦隊を各方面へ向かわせた。


午前10時 母港 第一訓練海域にて


指揮官は鉄血艦隊の訓練を見に来た。


敵艦と味方艦に交互に分かれて訓練をしていた。


指揮官「お互いを知って戦いに臨むのはいいことだ。


イラストリアス「ええ、その方がみんなの身になりますから」




午後12時 母港執務室

指揮官はお昼を綾波とイラストリアスと一緒に食べた。綾波お手製のおにぎりだ。

綾波「おにぎりです。中身はお楽しみにです。」

しかし今日の指揮官は浮かない表情をしていた。


イラストリアス「指揮官様、フッドのことは心配しなくても大丈夫ですわ。」


綾波「指揮官、イラストリアスの言うとおりです。今は執務を先決してです。」


それもそのはずだ。

今日はフッドの出産予定日である。

妊娠がわかった時にはお互いに喜んだ。

そして産休に入ったのだ。


午後1時 母港にて

船団護衛に出撃した艦隊が戻って来た。


愛宕「艦隊無事に帰投しました。」


指揮官「みんなご苦労様。シャワー浴びて昼食をとるように。その後に報告書を提出するように。」



午後2時 母港執務室


作戦に出撃していた艦隊が無事に帰投した。


ウォースパイト「全艦隊 無事に帰投しました!」


指揮官「ご苦労であった。全員無事に帰投出来てよかったぞ。風呂に入って報告書を書くように」


午後6時 母港食堂


指揮官はチーズハンバーグ定食を食べていた。

すると、エンタープライズ(以下エンプラ)が座って来た。


エンプラ「指揮官、隣座るぞ。」


指揮官「ああ、どうぞ...」


エンプラ「指揮官、フッドの事が心配なのか?」


指揮官「ああ...」


エンプラ「心配するな。その時には立ち会ってやりな。」


そう言うとエンプラは指揮官の頭を撫でた。






午後8時 母港執務室


病院棟から電話が来た。


ウェスタル「指揮官?」


指揮官「ウェスタルか?どうした?」


ウェスタル「フッドさんが生まれそうなの!」


指揮官「わかった!今行く!イラストリアス、病院棟に行ってくる!」


イラストリアス「指揮官様、いってらっしゃい!」








病院棟にて










病院棟に着くとウェスタルと一緒に分娩室に向かった。指揮官はそのままガウンを着てフッドの出産に立ち会った。




分娩室に入るとフッドは出産に臨んでいた。


助産師「うーんと息んで!」


フッド「うーーーーーんっ!はぁ...はぁ...うーーーーーんっ!」



指揮官「フッド、がんばって!」



フッド「はぁ...はぁ...指揮官様...、来てくれたんですね。」


指揮官は励ましながらフッドの手を握った。そして時々ハンカチで顔を拭いてあげた。フッドの手から力を感じた。






数十分後





助産師「頭出たよ!指揮官さん、一緒に取り上げてみるかい?」




指揮官「わかりました」




フッド「お願いしますわ...指揮官様」





指揮官は助産師から渡された手袋をして助産師といっしょに取り上げた。




指揮官「あともう少しだよ!頑張って!」


フッド「う...ううう...うああああああああああああ!」

フッドは思いっきり叫んだ。








そして午後9時頃・・・










おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!

おぎゃあああ!





分娩室にいっぱい響き渡るほどの産声を上げて無事に女の子が生まれた。



助産師「おめでとうございます。元気な女の子ですよ」




指揮官「フッド、がんばったな。女の子だよ」


フッド「はぁはぁ...ありがとうございます...指揮官様。」


指揮官「一緒に育てていこうなフッド。」


フッドと指揮官は口づけあった。


待合スペースではベルとイラストリアスと綾波がいた。


綾波「指揮官、ご誕生おめでとうです」


ベル「おめでとうございますご主人様。新たな生命の誕生をご祝福申し上げます。」


イラストリアス「指揮官さまご誕生おめでとうございますわ。」



ベル「ではこのことを皆様にお伝えします。そしてフッドが退院した時には、盛大ながらお祝いをいたしましょう。」


ベルがそう言ってそのまま母港へ向かった。


指揮官とフッドはそのまま一緒に病室に向かった。


フッド「指揮官様、私のことはお気になさらず母港へお戻りくださいまし。」


ウェスタル「わたしにお任せくださいな」


指揮官「わかった。ウェスタルよろしく頼むよ。おやすみ、フッド。」



こうして、指揮官のある日の1日が終わった。


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