三姉妹はいつも仲良し
イラストリアス三姉妹メイン
※おことわり
この話のセリフにおいては
イラストリアスとヴィクトリアスとフォーミダブルが揃ってのセリフやシチュエーションの場合は「三姉妹」とし、それ以外は個々とします。
午前5時 ロイヤル寮
イラストリアスとヴィクトリアスとフォーミダブル(以下 三姉妹)はいつも
同じ時間に起床する。
イラストリアス「おはようヴィクトリアス フォーミダブル」
ヴィクトリアス「おはようございます。
姉さん、フォーミダブル」
フォーミダブル「おはようございます。姉さん」
挨拶を済ませてネグリジェ姿のまま
シャワールームに向かって行くと、朝シャンをしてその後ドレスに着替えて朝礼に向かった。
午前7時 食堂にて。
指揮官はいつものように和定食(ご飯、 味噌汁[なめこと豆腐入り]、鮭の焼き魚厚焼き玉子、ほうれん草のおひたし、お新香)を頼んで席に着こうとする。
すると、三姉妹が揃ってやって来た。そして三人揃って指揮官の真向かいに座った。
三姉妹「おはようございます指揮官様」
指揮官「おはよう君たち。」
三姉妹はいつも仲良しで、朝食も昼食も夕食もいつも三人揃ってしかも同じ物を頼んでいるのだ。
今日の三姉妹の朝食はハムエッグと野菜たっぷりのサンドイッチだった。。
ヴィクトリアス「あら、指揮官の朝食も美味しそうね。」
イラストリアス「なんだかシンプルな重桜らしい食事なのね。」
そう言ってる二人を横目にフォーミダブルは黙々とサンドイッチを食べている。
数分後
三姉妹は朝食を済ませて寮へ戻った。
戻る時も一緒だ。
午前9時 母港にて
ロイヤル艦隊の演習が始まった。
前衛6組に分けての防空演習である。
三姉妹とグロリアスとアークロイヤルとユニコーンが演習用艦載機を飛ばしながら前衛たちの相手をしていた。
温厚な三姉妹もこのときだけは一切手を抜かない。出撃中にどんな事が起こるか
解らないからだ。
休憩時間中も三姉妹はアークロイヤルとグロリアスとユニコーンと一緒に次の訓練シチュエーションを検討していた。
流石、一切の抜かりがない。
午後12時 執務室。
三姉妹がやって来た。俺と昼食を共にしたいと言う理由で来たのだ。
昼食はサンドイッチとフルーツ盛り合わせだ。
イラストリアスが指揮官の分をお皿に
取り分けてくれた。
そういえば、俺は昼食はまだだった。
イラストリアス「どうぞ、指揮官様。私たちのお手製サンドイッチですわ。」
指揮官「おお、ありがとうイラストリアス」
俺と三姉妹の4人でソファーに囲んで
昼食を食べた。
そこで俺はこんな事を三姉妹に聞いてみた。
指揮官「君たちはいつも仲良しだけど、
喧嘩をしたことはないの?」
ヴィクトリアス「私たちは喧嘩は一切ないわ。仮に喧嘩なんかしたらQEにお説教されるわ。」
フォーミダブル「それに私たちは喧嘩はする気にもなれないの。」
俺は女王が恐ろしい上に三姉妹がそれだけ仲良しなのが伺えた。
午後3時 ロイヤル寮
三姉妹は部屋で紅茶を飲みながら語っていた。
話は他陣営の空母の事になっていた。
フォーミダブル「ユニオンのサラトガには侮れませんわ。演習であっても艦載機の爆撃がすさまじくて流石の私も追い詰められましたもの。」
イラストリアス「私は重桜のショウカクとズイカクだわ。私も一緒に出撃したことがあるけど、まるで鶴が飛んでるようで見ていた私もついつい見とれたわ。」
ヴィクトリアス「私は鉄血のグラーフ・ツェッペリンかしら。狼のような眼差しは相手を威圧してる様で、一緒に出撃したことがある私も恐ろしくて見向きもできなかったのよ」
午後7時 食堂にて。
指揮官は大盛カツカレーとチキンサラダのセットを食べていると、三姉妹は朝食の時と同様に揃ってやって来た。そしてまた指揮官の真向かいに座った。
三姉妹の夕食はゴーニッシュパスティとローストビーフとヨークシャー・プディングとカスタードプディングだ。」
フォーミダブル「指揮官様、よく食べますわね。」
イラストリアス「私は流石にお腹が重くなっちゃいますわ。」
ヴィクトリアス「指揮官様も男性よ。
いっぱい食べるのはいいことだわ。」
そう言いながら、黙々と食べていた。
数分後
三姉妹は食事を済ませるといつものように揃って寮に戻った。
午後8時 再びロイヤル寮
三姉妹はバスルームで汗を流していた。
お互いに背中を洗い流し合って湯船に浸かる。するとそこにフッドが入ってきた。
三姉妹「フッドさん!?」
フッド「あらごきげんよう。いつも仲良しで素晴らしいですこと。」
三姉妹とフッドは湯船に浸かりながら語っていた。
夜23時
指揮官が見回りをする。
ロイヤル寮の三姉妹の部屋に入ると
ヴィクトリアスとフォーミダブルは布団を蹴って寝ていた。
ネグリジェ姿で寝ているので風邪を引いたらまずいと思い布団を掛け直した。
三姉妹はずっとずっと仲良しだ。
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