[アズールレーン] ラフィーとおともだち
午前8時 食堂にて
ラフィーはニーミ、綾波、ジャベリンと一緒にご飯を食べていた。
指揮官が空いてるテーブルを探していたら
ラフィー「指揮官、こっち空いてる。来て。」
ラフィーは指揮官を誘った。
指揮官「ラフィー、ありがとう。」
指揮官はラフィーの隣に座って朝食を食べた。
隣ではラフィー達が会話をしていた。
ジャベリン「今日から新しいKAN-SENが来るんだって。楽しみだよね。お友達になれるかなぁ。」
ラフィー「どんな子か楽しみ。うん、楽しみ。」
綾波「私も同じです。」
ニーミ「ジャベリン、どこからそんな情報を?」
ジャベリン「ニーミちゃん、昨日アヴローラさんが言ってたよ。」
ラフィー「ラフィーも聞いてた。」
指揮官は察していたが、敢えて口には出さなかった。
午前10時 母港公園内。
ラフィーはベンチでぼーっとしていた。
???「すみません。」
誰かがラフィーを呼び掛ける。
ラフィー「誰?どうしたの?」
ラフィーに話しかけて来たKAN-SENは
白いコートに丈の長いブーツとセーターを着ていた。
???「実は、ここの指揮官に挨拶しに来たんですけど、迷っちゃって…。」
ラフィー「執務室に案内する。こっち。」
???「あなたは?」
ラフィー「私、ユニオンのラフィー。よろしく。」
タシュケント「私は北方連合のタシュケント。同志ラフィー、よろしく。」
母港執務室前。
ラフィー「指揮官、新しいKAN-SEN連れてきた。」
そこにはニーミもジャベリンも綾波もいた。
ラフィー「ニーミたちも連れてきたの?」
ニーミ「この人たちも迷ってたようだったから、案内してあげたんです。」
タシュケント「同志ラフィー、案内感謝する」
ラフィーとニーミとジャベリンと綾波は揃って執務室をあとにした。
午後12時 母港食堂にて
またラフィーとニーミとジャベリンと綾波は揃って食堂で昼食を共にした。
綾波「新しいKAN-SEN、いろいろすごいです。」
ニーミ「ガングートさんはウォッカをもっていましたしね。」
ジャベリン「ラフィーちゃんはどう?」
ラフィー「ラフィー、新しいKAN-SENと仲良くなれるかもよ。」
午後2時 重桜寮 綾波の部屋にて
綾波がジャベリンとニーミとラフィーを誘った。
すると、三笠が部屋にやってきた。
三笠「綾波よ。おじゃまするぞ」
綾波「どうぞです。」
三笠「皆、かわゆいではないか。」
ラフィー「誰?」
三笠「私か?私は重桜の戦艦、三笠だ。君達は実に仲良いではないか。仲睦まじい事はいいことだぞ。」
三笠が持ってきた煎餅を食べながら語り始めた。
午後4時 カフェ
ラフィーとニーミとジャベリンと綾波は
カフェでまったりとしていた。
するとラフィーがいきなり言い出した。
ラフィー「一人で居るのは慣れたけど
ニーミもジャベリンも綾波も…みんな
やさしいお友達。ラフィーすごく嬉しい。だからずっとずっとそばにいてほしい。」
綾波「ラフィーちゃんがそう思うのなら
みんなお友達…です。綾波もずっとそばにいてあげるです。」
ニーミ「私もいます。だからラフィー
ちゃんは一人じゃありませんよ。」
ジャベリン「ジャベリンもいますよ。どんな時だって一緒ですよ。」
ラフィー「ニーミ…ジャベリン…綾波…
ラフィー…すごく嬉しい…」
滅多に泣かないラフィーの目から涙がぽろぽろと落ちていた。
午後8時 母港執務室
指揮官が今日の業務を終えて部屋でまったりと過ごす。するとラフィーがやって来たかと思うと、すかさず指揮官に抱きついた。
指揮官「ラフィー、どうした?」
ラフィー「ニーミもジャベリンも綾波も…みんなみんな優しいお友達。だから指揮官もラフィーのお友達でいてくれる?」
指揮官「もちろんさ。ラフィーのお友達でいてあげるよ。」
ラフィー「ラフィー、嬉しい。」
ラフィーはそう言ってすやすや指揮官の膝の上で眠った。
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