2020-03-06 12:47:45 更新

午前8時 食堂にて


ラフィーはニーミ、綾波、ジャベリンと一緒にご飯を食べていた。


指揮官が空いてるテーブルを探していたら

ラフィー「指揮官、こっち空いてる。来て。」

ラフィーは指揮官を誘った。

指揮官「ラフィー、ありがとう。」

指揮官はラフィーの隣に座って朝食を食べた。


隣ではラフィー達が会話をしていた。


ジャベリン「今日から新しいKAN-SENが来るんだって。楽しみだよね。お友達になれるかなぁ。」


ラフィー「どんな子か楽しみ。うん、楽しみ。」


綾波「私も同じです。」


ニーミ「ジャベリン、どこからそんな情報を?」


ジャベリン「ニーミちゃん、昨日アヴローラさんが言ってたよ。」


ラフィー「ラフィーも聞いてた。」


指揮官は察していたが、敢えて口には出さなかった。


午前10時 母港公園内。

ラフィーはベンチでぼーっとしていた。


???「すみません。」


誰かがラフィーを呼び掛ける。


ラフィー「誰?どうしたの?」


ラフィーに話しかけて来たKAN-SENは

白いコートに丈の長いブーツとセーターを着ていた。


???「実は、ここの指揮官に挨拶しに来たんですけど、迷っちゃって…。」


ラフィー「執務室に案内する。こっち。」


???「あなたは?」


ラフィー「私、ユニオンのラフィー。よろしく。」


タシュケント「私は北方連合のタシュケント。同志ラフィー、よろしく。」


母港執務室前。


ラフィー「指揮官、新しいKAN-SEN連れてきた。」


そこにはニーミもジャベリンも綾波もいた。


ラフィー「ニーミたちも連れてきたの?」


ニーミ「この人たちも迷ってたようだったから、案内してあげたんです。」


タシュケント「同志ラフィー、案内感謝する」


ラフィーとニーミとジャベリンと綾波は揃って執務室をあとにした。


午後12時 母港食堂にて

またラフィーとニーミとジャベリンと綾波は揃って食堂で昼食を共にした。


綾波「新しいKAN-SEN、いろいろすごいです。」


ニーミ「ガングートさんはウォッカをもっていましたしね。」


ジャベリン「ラフィーちゃんはどう?」


ラフィー「ラフィー、新しいKAN-SENと仲良くなれるかもよ。」


午後2時 重桜寮 綾波の部屋にて


綾波がジャベリンとニーミとラフィーを誘った。

すると、三笠が部屋にやってきた。


三笠「綾波よ。おじゃまするぞ」


綾波「どうぞです。」


三笠「皆、かわゆいではないか。」


ラフィー「誰?」


三笠「私か?私は重桜の戦艦、三笠だ。君達は実に仲良いではないか。仲睦まじい事はいいことだぞ。」


三笠が持ってきた煎餅を食べながら語り始めた。


午後4時 カフェ


ラフィーとニーミとジャベリンと綾波は

カフェでまったりとしていた。

するとラフィーがいきなり言い出した。


ラフィー「一人で居るのは慣れたけど

ニーミもジャベリンも綾波も…みんな

やさしいお友達。ラフィーすごく嬉しい。だからずっとずっとそばにいてほしい。」


綾波「ラフィーちゃんがそう思うのなら

みんなお友達…です。綾波もずっとそばにいてあげるです。」


ニーミ「私もいます。だからラフィー

ちゃんは一人じゃありませんよ。」


ジャベリン「ジャベリンもいますよ。どんな時だって一緒ですよ。」


ラフィー「ニーミ…ジャベリン…綾波…

ラフィー…すごく嬉しい…」


滅多に泣かないラフィーの目から涙がぽろぽろと落ちていた。


午後8時 母港執務室

指揮官が今日の業務を終えて部屋でまったりと過ごす。するとラフィーがやって来たかと思うと、すかさず指揮官に抱きついた。

指揮官「ラフィー、どうした?」


ラフィー「ニーミもジャベリンも綾波も…みんなみんな優しいお友達。だから指揮官もラフィーのお友達でいてくれる?」


指揮官「もちろんさ。ラフィーのお友達でいてあげるよ。」


ラフィー「ラフィー、嬉しい。」


ラフィーはそう言ってすやすや指揮官の膝の上で眠った。


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