2015-10-22 23:10:51 更新

概要

多分、短編主流にアップすると思います。


前書き

書き忘れていましたが、時期は二年生になって間もない頃です。


[chapter 0 ]

そう遠くない未来、突如海に人類の天敵が現れた、「ソレ」は海に出る船を襲い、資源を喰らい、人間を捕食した


海上自衛隊が出撃したが、イージス艦の攻撃も歯が立たず、打つ手がなかった


人々は「ソレ」を「深海棲艦」と呼んだ


政府が本土放棄、核攻撃を覚悟した時、「彼」と「彼女」達が現れた


「彼」と「彼女」達は「艤装」とゆう「深海棲艦」に唯一対抗できる武器を装備して「深海棲艦」に立ち向かった


そして二年の時が過ぎ、「深海棲艦」との戦いが終わり平和を取り戻した


「彼」と「彼女」達は「提督」と「艦娘」


人々は後に、「海の救世主」と呼んだ





[chapter 1 ]

とある高校


井上「おはよう」ガラガラッ


江角「おう、井上」


上原「はよっす」


小川「おはよ〜う」


山田「おはよう井上さん!」


井上「..........」


江角「?どうした、井上」


井上「.....天海が引っ越してから、もう二日たつのよね」


上原「.....ああ、寂しくなったのか?」


井上「ちょ、そうゆうんじゃないってば」アセアセ


山田「でも、実際に天海さんが引っ越してから静かになったよな」


一同「「「..........」」」



三日前

クラスメイトの天海響は、父 天海朝陽の仕事の関係で引っ越す事になってしまい、翌日に引っ越した


クラスメイトは勿論、天海響自身も引っ越し当日は涙が絶えなかった


この時、代返侍やコギャル霊はどうするかという話も出たが、二人とも付(憑)いて行く事になった



小川「天海さんがいないだけで..........いや、いないからこそ.....寂しくなったよね.....」


井上「ほんっと、いきなりなんだから.....」グスッ


上原「泣いてんのか、井上」


井上「な、泣いてないわよ」フキフキ


井上(本当にバカなんだから..........あいつ)


担任「HR始めるぞ、席に着け」


担任「今日は出席は省くが、転校生がいるぞ」


クラス一同「転校生?」「どんな奴だ?」「可愛い子希望!」


山田「ハイ先生!転校生って女子ですか?」


担任「残念ながら男子だ」


男子一同「「「(._.)」」」


上原 江角(アホばっかだ)


担任「そう落ち込むな、代わりと言ってはなんだが、以外と有名人だぞ」


女子一部「「「有名人⁉︎」」」


上原(女子にも一部いたのか)


小川「誰なんですか先生!」キラキラ


江角「小川、お前もか.....」


担任「見ればわかると思うぞ、入ってきなさい」


?「失礼しまーす」ガラガラッ


小川「あ、ゾンビじゃないんだ..........」


上原 江角「いや、当たり前だろ」


井上「けど、有名人?」


女子一同「知ってる?」「知らない」「テレビでも見たことない」


担任「静かに、じゃあ自己紹介を」


?「天城京介や、まあよろしく頼むで」


クラス一同「天城京介?」「聞いた事ないな」「俳優?」「歌手でも無さそうだし」


京介「アー、先生が有名人ゆうたんはテレビ関係やなくて、二年前の事でチョット有名なだけやで、自分で有名言うのもなんやけど」


クラス一同「二年前って」「まさか」「深海棲艦?」


担任「そう、天城は二年前に深海棲艦と戦っていた「提督」だ」


クラス一同「「「え?」」」


クラス一同「「「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」」」


京介「おーう凄い反応」棒読み


クラス一同「反応薄!」


京介「そらまあ、ある程度予想出来とったし」


山田「クッ、これが有名人の余裕かっ.....できる!」


上原「何言ってんだ山田」


井上「バカはほっときましょう」


担任「えー、では天城は空いている席に座って」


京介「了解ですっと」座り


井上(あ、そっか、天海が引っ越したから私の前の席になるんだ)


京介「ん?あ、まあよろしくな、井上.....さん」


井上「え?うん、よろしく」


井上(あれ、私の名前まだ言ってないわよね?)



休み時間



女子生徒1「ねえねえ、天城くんって本当に提督だったの?」


京介「ホンマやで」


男子生徒1「艦娘と一緒に戦ってたんだろ?強えのか天城」


京介「僕なんざサポート程度にしかならんさ、中の小ぐらいやで多分」


小川「他に男の人っていなかったの?」


京介「僕だけやな」


山田「てことはハーレムできゃっきゃウフフみたいな事になってたのか⁉︎」


京介「んなもんあるわけないやろ、数人めっちゃくっついてくるのはおったけど」


吉田「萌え要素になる艦娘はいるのか?」眼鏡キラッ


京介「全員が萌え要素や」グッ


ワイワイガヤガヤ


江角「早くも馴染んでるな」


上原「天海はこうはいかなかったからな」


井上「てか、山田はともかく他のみんなも馴染んでるし」


キーンコーンカーンコーン


京介「あ、予鈴や」


男子生徒1「やべ、戻ろう」


女子生徒1「じゃあ天城くん、後でね」


京介「了解、あそうや、井上さん」


井上「ん、何よ」


京介「放課後屋上へ来てくれんか?」


井上「..........へ?」


京介「チョット、大事な話があるんや」


井上(うそ、放課後に屋上って、もしかして⁉︎)


井上「わ、わかったわ」顔真っ赤


京介「んじゃ、待っとるから」前向き


井上(ドドドドドドドドッ、どうしよう⁉︎こんな、き、今日あったばっかりの人に、こんな、こんなこと言われるなんて〜〜〜〜〜〜!)


井上(あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜もう!!!!!授業に集中できない!!!!!)



放課後 屋上



井上「..........来ないわね」


井上(HRが終わってすぐに来たのに、何してんのよアイツ..........)


井上「でも、今来られても..........心の準備が..........」


京介「心の準備がなんや?」


井上「できてないって言うか、その................」


京介「どうした?」


井上「ちょっ⁉︎アンタいつからいたのよ!」


京介「「今来られても」のあたりから」


井上「ってゆうか、今まで何してたのよ!約束した時間には遅れちゃいけないって言われなかったの!」


京介「すまんすまん、自販機でりんごジュース5本買って飲み干してた」


井上「飲み過ぎよ!お腹壊しても知らないんだから!」


京介「ハハハ............................なるほど、伊達に「お婆ちゃん子」ではないわけやな」


井上「わ、悪いの!」


京介「悪かないさ、僕もどっちかっつうとお婆ちゃん子やし」


京介「まあ、守護霊は婆ちゃんやないけどな、井上さんみたいに」


井上「........................................え?」


井上「いま、何て?」


京介「気づいた、僕にも見えとんで、霊」


京介「そこら辺におる浮遊霊も、家庭科室の手だけの霊も、首のない雨の日に出る霊も、下駄箱の隙間なんかにおる霊も、全部見えとるで、僕」


井上「........................................................................................い」


京介「あ」察し


井上「イーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


京介「オー響く響く」耳塞ぎ


井上「天海がいなくなって霊の関係なくなると思ったのに!!!!!またあの時のような事がーーーーーーーーーー⁉︎」


京介「まあでも、あれやろ?天海がおった時もそんなにイヤとは感じんかったやろ?」


井上「そんなわけ」


京介「その割には嫌おうとはせんかったやろ?ホンマに嫌っとったら、イジメでも暴力振るうでもしとったはずや、ちゃうか?」


井上「................」


京介「それでも一緒におったんは、おもろかったり楽しかったり、何より大事な友達やったからちゃうんか?」


井上「................アンタに......何がわかるのよ」


井上「アンタに..........私の何がわかるのよ」


京介「さあ、何も知らん、ただお婆ちゃん子で、根は優しいて、婆ちゃんレシピの卵焼きが得意ゆう事しか知らん」


井上「ちょっと!最後の方はいつもいるメンバーしか知らないはずなんだけど⁉︎」


井上(え?もしかしてスt)


京介「言うとくけどストーカーちゃうからな」


井上「じゃあ、何で知って..........」


京介「ある人から聞いてな、そいつから伝言も預かっとる」


井上「伝言?」


京介「「私の事は心配しないでください、私も皆さんの事は忘れません」やと、あと「井上さんたちと会えて本当によかったです」とさ」


京介「全く、聞いとるこっちが泣きそうになったわ」


井上「ねえ、アンタの言うある人ってもしかして..........」


京介「そ、天海響、三日前に転校した井上さんらの友達や」


井上「..........知り合いだったの?天海と」


京介「イヤ、初めてあったのは三日前や、公園前の地縛霊の所でな」


井上「......」


京介「泣いとったで天海、みんなと離れるのがイヤやってな」



回想


夜 公園前


京介『遅なってもうたなあ、さっさと帰ろ』


?『私は.....離れたくっ.....ないんです.....』泣


?『…今は泣くといいさ、別れは......辛いものだからな』


京介『?何やろ』


?『私、皆さんと......』


京介『離れたくないか?』


?『え?』


京介『急にすまんな、しっかしこんな夜に女子一人って、結構危なくないか?』


京介(遠目からやとわからんかったけど、すごい美人、和服とか絶対似合うやろこれ)


?『あ、あの、大丈夫です、一人ではありませんので』


京介『? どうゆうことや?』


?『…俺のことを話したところで、信じてもらえるとは思わんが......』


京介『なるほど、霊か』


?『え?』


?『…聞こえているのか、俺の声が』


京介『ばっちしな』


?『てことは、あなたも霊感が......』


京介『まあ、似たようなもんはあるな』


?『…俺は、俗に言う地縛霊だ、彼女はいつも来ていてくれてな』


京介『地縛霊ってあれか、その場所から動けんってやつ』


地縛霊『…まあ、その解釈でいい』


京介(通り魔殺人事件現場の看板の所におる地縛霊か、通り魔の被害者なんか、被疑者なんか、んな事考えてもしゃあないか)


京介『やけど、女子一人(?)でおるのは感心せんな......結構遅い時間やし今日はそろそろ帰っとき、僕が家まで送ってったる』


?『そんな、悪いです、私は一人でも.....』


地縛霊『…今日ぐらいは送ってもらうといい、普段が逆に心配だからな』


?『ですが.....』


京介『心配せんでも襲わんぞ?』


?『いえ!別にそんな事は.....』


地縛霊『心配するな、そいつは悪いやつではない.....はずだ』


?『.....では、お願いできますか?』


京介『ああ、こっちでええんか?』


?『はい、あ、ちょっと待ってください』


?『短い間でしたけど、お世話になりました』ペコり


地縛霊『…元気でな』


?『はい......失礼します』



京介 『.....』


?『.....』


京介『.....』


京介(.....気まず!何やこの空気!!何とか打破せな、僕の精神が保たん!!!)


京介 ?『『あの』』


?『す、すみません.....』


京介『い、いや、すまん』


京介 ?『『.....』』


京介(余計気まずなったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!)


?『あの、少しいいですか?』


京介『な、何や?』


?『貴方は、なぜ私に声をかけたのですか?』


京介『? どうゆう事や?』


?『変だとは思わなかったのですか?自分で言うのもなんですが、私は.....』


京介『他の人から見たら変な人に見えるってか?確かに変に見えるさ、やけど、女一人泣いとったら声ぐらいかけるやろ』


京介『興味本意とかそうゆうんやなくて、何て言ったらええんかわからんけど、ほっとけんかっただけや』


?『.....お優しいんですね』ニコッ


京介『お、おう』照れ


?『あ、ここです』


京介『お、着いたかってデカッ!家結構デカイなおい』


?『ですが、明日には.....もう.....』


京介『.....』


?『送ってくれてありがとうございました、では、私はこれで』


京介『ちょい待ち』


?『?』


京介『アンタ、この近くの高校の生徒か?』


?『.....そうですが』


京介『丁度ええ、僕もそこに近々転校すっから、アンタの友達に伝言伝えたる』


?『え、ですが.....』


京介『遠慮すんな、僕がやりたいと思っただけや、自己満みたいなもんやけどな』


?『.....では、すみませんが、よろしくお願いします』


京介『あ、そうや、伝えとこうにもアンタの名前聞いてへんかったなあ』


?『そうでしたね』


京介『つうか僕も名乗ってへんかったな、僕は天城京介や、名乗りが遅れてすまんな』


?『いえ、そんな』


?『私は、天海響です』



京介「てなわけで、僕は天海と知り合って、井上さんの伝言役を志願したってわけや」


井上「.....」プルプルプル


京介「泣きたかったら泣いてもええと思うで?」


井上「な、泣いて.....ないわよ」


京介「ってばあちゃんが言うとるで」


井上「おばあちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!」(涙)


京介「ま、そうゆう訳やから、伝えたで〜」ガチャ バタン


井上「ホント.....バカなんだから.....天海」



帰り道


京介「井上さんか、話に聞いてたとおりのヤツやったなあ」


ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ


京介「ん?何や?」


ブロロロロロロロロロロロロロロロロ


京介「ありゃ、瑞雲か?」


京介「あ、こっちきた」


ブロロロロロロロロロロロロロロロロ..........着陸


京介「僕の手のひらに乗って着陸かどうかは疑問やけどな」


瑞雲妖精「♪」きゃっきゃ


京介「どうしたんや瑞雲、戦争が終わってからはみんな別々のところに行って就職してるって聞いたけど」


瑞雲妖精「〜」


京介「え?マジで?マジで言ってんのか?」


瑞雲妖精「〜」コクコク


京介「.....そうか、よう考えたら瑞雲装備しとったんはあいつらだけやったな」


瑞雲妖精「?」


京介「いや、なんでもない、そういやもう戻るんか?」


瑞雲妖精「〜」コクコク


京介「ほいじゃ」ガサゴソ


瑞雲妖精「?」


京介「これ持っていき」アメ玉


瑞雲妖精「♪」


京介「んじゃ、みんなによろしくな」


瑞雲妖精「〜」敬礼


離陸 ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ


京介「.....ハア、明日も質問攻めにあいそうやな」




[chapter 2 ]

翌日 高校


担任「よし出席取るぞ」


井上(ん?天城が来てない、転校して早々に遅刻?)


担任「ん?天城だけが欠席か?まあいい、今日はみんなに新しい先生を紹介する」


クラス一同「先生?」「転校生の次は先生か」「誰だろ」


山田「ハイ先生!女子ですか?」


江角「またか」


上原「外れるパターンだなこれは」


担任「希望どおり女教師だ」


男子一同「よっしゃああ〜〜〜〜〜!!!」


井上(アホだ)


担任「どうぞ、入ってください」


?「失礼します」


男子一同「黒髪美女」「和服の改造?」「美しい」


担任「という訳で、新しく転任する扶桑先生だ」


扶桑「はじめまして、扶桑です、これからよろしくお願いします」


クラス一同「よろしくお願いしま〜す」


扶桑「あら?先生、あそこの空席は.....」


担任「ああ、そこは天城京介という生徒の席でして、いm」


京介「すいません遅れました!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ザザーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!


担任「ああ、あの生徒です」


京介「遅刻すか⁉︎セーフすか⁉︎」ゼーッゼーッ


担任「アウトだ」


京介「NOーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」


扶桑「フフフッ、変わりませんね、提督」


京介「ん?あー扶桑、もう来とったんや」


扶桑「久しぶりに会ったのに、つれないですね」


京介「昨日瑞雲に会って、扶桑がココの学校の先生になるって聞いとったからな、別に驚きはせんさ」


扶桑「秘密にしてきた方が良かったですか?」


京介「ビックリしすぎてぶっ倒れるかもしれんからやめてくれ」


担任「京介、先生と知り合いなのか?」


京介「ええ、二年前に僕と一緒に戦ってきた艦娘の一人、戦艦の扶桑ですよ」


担任「.....え?」


クラス一同「ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」



昼休み



女子生徒1「天城くん!」


男子生徒1「扶桑先生と!」


山田「どうゆう関係!」


小川「なの⁉︎」


京介「何やその漫画みたいな聴き方は」


井上「いいから答えなさい!」


京介「なんで井上さんまで⁉︎」


井上「生徒と教師で、そ、そそそそそそそそ、そんな事はダメなんだから!」


京介「ナニを想像しとんねん!朝も言ったやろ、深海棲艦と一緒に戦ってたって、まあ強いて言うなら.....」


小川「言うなら?」


京介「僕の姉.....いや、お母さんみたいな人.....やな」


小川「お母さん?」


京介「いろいろ世話焼きな性格でな、おかげで僕は鎮守府の中でも子供扱いやで.....」


女子生徒1「ま、まあ.....天城くんそれだけ愛されてるんだよ、ね?」


京介「慰めはいらん」


上原「で、天城はどう思ってるのさ、扶桑先生の事」


京介「え、どうって?」


上原「つまり、ひとりの女性として意識してるのかって事だよ」


生徒一同(((気になる!)))ガタガタッ


女子生徒一同(禁断の恋になるのか.....)


男子生徒一同(俺たちに告白のチャンスが来るのか.....)


生徒一同(((気になる!!!)))


京介「ひとりの女性か.....そうは見てへんかな、さっきも言ったようにお母さんとか、姉さんとか、戦友みたいな感じやな.....強いて言うならやけど」


女子生徒一同(昼ドラ展開にはならないか)


男子生徒一同(告白チャンス到来よっしゃああああ!!!)


京介「何やみんなの考えてる事が手に取るようにわかる気いする」


山田「だって扶桑先生はもうみんなの憧れだし!」


江角「ウチのクラスはこんなにアホがいたのか.....」


上原「幽霊に怖がってるよりはマシじゃね」


京介「僕は、天海がおった時のクラスも見てみたいけどな」


井上「あんな幽霊がいる日常はイヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」


京介「冗談やって、1%は」


井上「殆ど本気じゃない!」


京介「ハハハハハハハハハハハ」棒読み


井上「否定しなさいよ〜〜〜〜〜〜〜!!!」(泣)


上原 江角(遊ばれてんなあ、井上)



五時限目 現代国語


扶桑「ではこの部分を.....提督、読んでください」


京介「zzZ」絶賛爆睡中


井上(寝てるし.....)


扶桑「あの〜提督」


京介「zzZ」


扶桑「聞こえないのかしら、提督、て・い・と・く!」


京介「ぬ〜ん.....」うつらうつら


扶桑「あら、よかった、63ページの二行目を読んでください」


京介「.....後五分.....zzZ」


扶桑「提督、本当に起きてください、授業中ですよ」ゆさゆさ


京介「.....お母さん.....マジで起きっから.....後.....五十分.....」


扶桑「お、お母さんでもありませんし時間が伸びてますよ、起きてください〜!」


クラス一同(((何この微笑ましい光景)))



放課後


京介「さて帰っかなっt」


扶桑「待ってください」ガシッ


京介「ん?なんや扶桑」


扶桑「学校では扶桑先生です」


京介「で、なんなんや扶桑先生」


扶桑「授業中の居眠りについて少々お話を」


京介「すまん、今日は用事があr」


扶桑「家には連絡しています」


京介「そうか.....扶桑先生」


扶桑「はい」


京介「さようなら!」ダッシュ!


扶桑「逃がしません!」ダッシュ!


江角「なあ上原」


上原「ん?」


江角「どっちが勝つと思うよ」


上原「ん〜、天城じゃね?」


山田「俺も天城が勝つと思うな〜」


小川「私も天城くんと思うよ」


井上「天城が勝つんじゃない?現役高校生なんだし」


上原「まあそうだよな」


<甘いな扶桑!スピードで僕に勝てると思うなや!


<ってちょっ⁉︎なんで山城がここに⁉︎


<な〜挟まれた!って山城転んどるし!


<っておい山城!転がりながらこっち来んな!ある意味ホラーやから!


<止まらんって⁉︎何やっt.....ちょっ!マジで止まr


<ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!


江角「.....」


上原「.....」


山田「.....」


小川「.....」


井上「.....私達も帰りましょ」


一同「賛成」



この後扶桑に捕まり、かなり長い時間説教を受けました by天城 京介




[chapter 3 ]

朝 登校中


京介「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!遅刻やああああああああああああああああああああ!!!!!」全力疾走中


pruuuuuuuuuu pruuuuuuuuuuu pruuuuuuuuuu


京介「んあ⁉︎ こんな時に電話⁉︎ 誰やねんもう! (ポチッ)はいもしもし」


メリーさ『…私、メリーさん、今あなたの背後に』


京介「今忙しいからまた後で!じゃ!(プチっ)」


ツー ツー ツー ツー


メリーさん「.....」



学校 昼休み


上原「いや〜、今日も危なかったな天城〜(笑)」


京介「ホンマ、チャイムなった時はもうアカンかと思ったで」


江角「ま、扶桑先生が忘れ物を取りに職員室に行ってる時に滑り込んできたしな」


井上「全く、朝ちゃんと起きないからそうなるのよ」


京介「いやいや朝は6時半には起きてんねん、起きてんねんけど.....」


小川「何?」


京介「意識がはっきりした時には8時半になってんねん」


山田「それわかる!」


京介「やろ!?そうやろ!?」


小川「それって.....」


江角「ただの二度寝だろ」


京介「Yes」キリッ


井上「何で威張るのよ」(呆れ)


pruuuuuuuuuu pruuuuuuuuuuu pruuuuuuuuuu


上原「ん?誰の携帯?」


京介「ああ、僕んや、もしもし?」


メリーさん『…私、メリーさん、今教室の前に』


京介「間に合ってます(切り)」


京介「でもまあ、眠いもんは眠いんやでやっぱ」


上原「おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい、今のってまさかメリーさんからだったんじゃ.....」


京介「うん」


江角「うわ〜、後が怖いぞ多分」


京介「大丈夫や多分」


小川「本当に大丈夫なの? 天城くん」


京介「何やあった時は井上さんにバトンタッチ」


井上「ヤメテ!!!!!」


京介「じゃあ山田」


山田「俺も勘弁!」


京介「う〜む.....あ、じゃあ扶桑に」


扶桑「私が何ですか?提督」


京介「ファッ⁉︎ 扶桑いつのまに⁉︎」


扶桑「先ほどから、後、学校では扶桑先生です」


京介「はいはい」


扶桑「返事は一回です」


京介「は〜い」


扶桑「伸ばしません」


京介「はい」


扶桑「私で遊んでいますか?」


京介「はい」


扶桑「楽しいですか?」


京介「遊ばれる扶桑は可愛いです」


扶桑「今日も放課後は居残りです」


京介「そんな〜!」


上原(アホだ)


江角(アホだな)


井上(アホね)


小川「あ、あはは.....」


山田「天城また居残りか〜(笑)」


扶桑「山田くん、あなたも補習で居残りですよ?」


山田「NOーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


上原 江角 井上(いつも通りね(だな))




放課後、二人仲良く居残りになりました by天城 京介


後書き

書いてみてわかりました、意外と難い。


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