〜東方私立幻想学園高等学校〜夏休みはこれからですみょん!編
東方私立幻想学園高等学校の続編です
※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)
※オリジナル主人公、キャラが登場します
※読んでくれている少人数の方々…これからも宜しくお願いします…
※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=50649900
スッ…ジャキッ…!!
遂に…!
ジャコッ…!!ジャララララ…!
此の時が来た…!
スーーーー…パチン…
敵地に乗り込み殺りたい放題…!
シャキシャキシャキシャキンッ…!!
この無人島をドンパチ賑やかする為に…!
グッッ…!!ドッ…!
歴戦の戦士達が今…!!
クル…
立ち上がる…!!
セイヤ・咲夜・妖夢・美鈴・こいし「「「「「…」」」」」\デェェェェェェェェン/
セイヤ「って何だこりゃぁぁぁぁ!?」
咲夜「最初から五月蝿い人ですねセイヤは…」はぁ…
セイヤ「いや何上の変な文字!無人島をドンパチ賑やかにって何!?歴戦の戦士達って何!?」
妖夢「やはり最初が肝心ですからね…インパクトが無ければいけないんですよ…」みょんみょん…
セイヤ「いや上の文字とお前らとじゃ差が有り過ぎるだろ!?」
美鈴「何事も心意気が大事だという事ですよ♪」
セイヤ「心意気だけじゃあ!飛び散る汗も!弾ける筋肉も!演出できないんだよ!!」
こいし「ですが銃器を使う演出ならばこの演出が1番合ってますよね?」
セイヤ「他にもメ◯ルギアとか色々選択肢が豊富だろ!何でまたこのネタなんだ!!」
こいし「ひぅっ…」ビクゥッ!
セイヤ「ぁ…」
こいし「そ、そんなぁ…一生懸命考えたのに…」ウルウル…
咲夜「最低ですね…」じと…
妖夢「未練が残らない様に斬り刻んで欲しいんですか…?」チャキ…
美鈴「女の子に八つ当たりするなんて…」じと…
セイヤ「ご、ごめんな…こいしちゃん…」ペコ…
こいし「……撫で撫でしてくれたら許してあげます」
セイヤ「な、撫で撫で…」ナデナデ…
こいし「///」ドキドキ…
咲夜「さて、最初から飛ばしていった所で作戦会議を始めましょう…」
妖夢「とは言うものの…私達は部隊編成が出来る程の人材は居ませんからね…」
セイヤ「なんだよ部隊編成とか人材とか…」
こいし「気分の問題ですよセイヤさん!」
美鈴「ではもう1度ルールの確認をして置きましょうか…」
〜サバゲーのルール説明〜
⑴;使用される銃器の弾は全てペイント弾である。顔に当たっても痛くない特別製(水奈月セイヤを攻撃する場合に限り、ガス銃並びにBB弾の使用を許可する)その他の武器も全て傷害罪に関わる様な武器ではありません。また、殺傷能力のある武器は全て使用禁止とする。
⑵;ペイント弾の色は赤と青、其々合計3発分の弾を受けた者は捕虜として相手陣地に拘束される。
⑶;捕虜となった者は、行動する事を如何なる場合であっても禁止とする。また、捕虜を救出する際には、1人一個保有しているお助け玉を使用して助ける事が出来る。(他人へお助け玉を譲渡する事も可能である)
⑷;第1次戦線は午後1時頃に一時休戦とし、捕虜も開放され、自分の陣地に戻り食事を摂る事が出来る。(午後2時には捕虜も相手陣地に戻り、再び拘束される)
⑸;知力、体力、そしてチームワークを駆使してドンパチ賑やかにサバゲーをやりましょう♪
セイヤ「おいこのルール何!?俺を攻撃する場合に限りガス銃の使用とBB弾の使用を許可するって何!?」
咲夜「まぁ当然ですよね」
セイヤ「いや当然じゃねぇよ!?」
美鈴「セイヤなら大丈夫ですよ!きっと弾も竹光で弾けるんでしょうから♪」
セイヤ「いやいや!俺はジェ◯イじゃないからね!?フ◯ースと共に無いからね!?」
妖夢「…」スチャ…
セイヤ「あの…妖夢さん?どうして銃口を俺の方に向けてるのかな?」タジッ…
妖夢「…」ズガガガガガガガガガッ…!!
セイヤ「っ!?」ガキキキキキキキキキィンッ!!
こいし「せ、セイヤさんが五◯衛門さんみたいに弾を刀で弾いてる…」唖然…
セイヤ「おい妖夢!危ないだろ!」パチン…
妖夢「セイヤ絶対ジェ◯イですよね!?オビ=ワン・ケ◯ービさんから絶対フォースの事を教わってますよね!?」
セイヤ「だぁからジ◯ダイじゃないって!!」
咲夜「どの口が言うんですか…」
美鈴「いやぁ…中々凄い物を見させて頂きました…」あはは…
セイヤ「そんな事より作戦だ作戦…取り敢えず捕虜を見張る人が必要だからな…」
美鈴「あ、それなら私に任せて下さい♪」
咲夜「流石は紅魔館の門番、紅美鈴ですね」
妖夢「それなら私達4人はどうしましょうか…」
セイヤ「最初は4人で行動した方がいいだろ…そこから状況の変化に合わせて臨機応変に各自別れていこう…」
こいし「わ、私は1人じゃ何も出来ないですよぉ〜…」ウルウル…
咲夜「こいしちゃんはセイヤが護ってあげて下さいね?」
妖夢「私達は1人でも十分戦えますからね♪」
セイヤ「分かった…という訳だからこいしちゃん、宜しくな?」
こいし「は、はい///『セイヤさんの格好良い姿を間近で見られる♪』」
美鈴「果たして彼方のチームはどんな作戦でくるのか…」
咲夜「人数が多いですからね…それを活かした戦いを仕掛けてくる筈です」
妖夢「あっちのチームには作戦を建てるのが上手い人が沢山居ますからね…要注意です」
〜無人島(古代遺跡跡地)〜
クリーク クリーク クリーク
全員「戦争!!戦争!! 戦争!!」
四季映姫「宜しい…ならば戦争です!!」
霊夢「…」
四季映姫「我々は満身の力を込めて、今まさに振り降ろさんとする握り拳です!」
魔理沙「…」
四季映姫「だがセイヤの鈍感さに堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りません!!」
レミリア「…」
四季映姫「大戦争を!!一心フランの大戦争を!!」
フラン『何故か違和感が…気の所為かな…?』
四季映姫「我等はわずかに一個大隊…30人に満たぬ敗残兵に過ぎません…」
アリス「…」
四季映姫「だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰しています!!ならば我等は諸君と私で総力100万と1人の軍集団となるでしょう!!」
早苗「…」
四季映姫「我々の気持ちを忘却の彼方へと追いやり!眠りこけているセイヤを叩き起こしてやりましょう!髪の毛を掴んで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させましょう!!」
さとり「…」
四季映姫「セイヤに恐怖の味を思い出させてやりましょう!!」
こころ「…」狐
四季映姫「セイヤに我々の想いの力を思い出させてやりましょう!!」
鈴仙「…」
四季映姫「天と地の狭間にはセイヤの抜刀術では思いもよらない事があるという事を思い出させてやりましょう!!」
文「…」
四季映姫「征くぞ…諸君……決起の時は来たぁぁぁぁ!!」ジャキッ!!
全員「おぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!!」ジャキッ!!
天子「という訳で…第1目標はセイヤ以外の殲滅、という事で決定するけど意義がある人居る?」
フラン「はーい!」ノ
天子「は〜いフランちゃんどうぞ〜…」
フラン「最初にセイヤふん縛って私達の陣地に拘束しあた方のが、モチベーションが上がると思いまーす!」
衣玖「確かにそうですが、先ずは他の強敵達を排除しない事には上手くいきませんよ…」
てゐ「私は最初にチルノとさとりと一緒に遠くからセイヤを狙撃するから♪」
鈴仙「私はセイヤ以外の殲滅に関する総ての指揮を任されてるからなぁ〜…取り敢えず早く咲夜達を殲滅して、セイヤ殲滅に参加したいよ…」
輝夜「それでは、各殲滅対象の確認をするわよ…」
妹紅「対象、魂魄妖夢殲滅班…再行寺幽々子、こころ、ルーミア…!」
幽々子「妖夢をたっぷり可愛がってあげるわぁ❤︎」
こころ「腕が鳴る…!」ト◯のお面
ルーミア「こころ先輩…そのお面は駄目ですよ…色々な意味で……それに片目しか見えないですよね…?」
こころ「問題…無い…!!」◯ビのお面
ルーミア「…なのかー」
妹紅「対象、十六夜咲夜殲滅班、レミリア・スカーレット、フランドール・スカーレット…!」
レミリア「と言われても、私達2人と霊夢と魔理沙は待機なのだけれどね…」
フラン「咲夜が攻めてきたら私が相手するー♪」
………☆ピキーーーーン☆………
咲夜「い、今し方妹様が…私の攻めを受け止めてくれる発言をした様な気が…」
セイヤ「お前は何を言ってるんだ…?」
〜無人島(古代遺跡跡地)〜
妹紅「残りの紅美鈴、古明地こいしの両名は各状況を把握した後に殲滅する……準備に取り掛かれ…!!」
全員「はっ!!」ビシッ…!
ゾロゾロ…ザッザッザッザッ…!
ルナサ「きっと美鈴は捕虜の監視に回る筈…其処を逆手に取る…?」スタスタ
神奈子「下手に動くと返り討ちに遭うからね…美鈴は保留にして置いた方が良いと思うけど…」スタスタ
リリカ「こいしちゃんはきっとセイヤと一緒に行動する筈だよ…セイヤが油断している隙を突いて殲滅しよう…」スタスタ
メルラン「それと諏訪子、どう?【最終兵器】の調子は…」スタスタ
諏訪子「何時でもいけるよ…唯あれは本当に最後の手段として使いたいなぁ、なるべく使わない様に心掛けて、気を強く持ってセイヤ達との戦いに臨もう…」スタスタ
レミリア「霊夢に魔理沙…」
霊夢「ん?」ピタ…
魔理沙「なんだ?」ピタ…
レミリア「私の右腕である咲夜、そして側近のセイヤ自身がこのチームに居ない以上…セイヤを相手できるのは貴方達2人と鈴仙くらいだわ…」
霊夢「随分と買い被られた物ね…『セイヤが側近ってどういう事?』」
魔理沙「ま、悪い気はしないがな…『気にしたら負けだぜ…霊夢…』」
霊夢「それにしてもよくもまぁセイヤ相手に数で勝てると思ってるわよね…」
魔理沙「口だけは達者なトーシロばかりよく集まったもんだぜ…セイヤが此処に居たらきっと鼻で笑うぜ?」
レミリア「真の意味でセイヤを恐れてるのは…貴方達2人でしょ?」
霊夢・魔理沙「「勿論よ♪(だぜ♪)幼馴染だから(な♪)ね♪」」
レミリア「セイヤの殲滅は任せたわよ…?」
霊夢「ま、彼奴に合わせて適当に頑張るわ…」スタスタ
魔理沙「弱気になってた自分が馬鹿みたいだぜ……必ずセイヤを仕留めてやる」スタスタ
フラン「あの2人が同じチームだと頼もしいね♪お姉様♪」ニコ
レミリア「えぇ、そうね……私達も咲夜を迎え打つ準備をしましょう、フラン…」スタスタ
フラン「あいあいさー♪」スタスタ
アリス「さてと…私達は遺跡近辺の防衛だね…」スタスタ
パチュリー「そうね…文、高台からの敵捜索は任せたわよ?」スタスタ
文「任せて下さい!蟻一匹通すつもりもありませんよ!」ビシッ!
そして…遂にサバゲーの幕が上がる…
咲夜「皆さん…準備は良いですか…?」カチャ…
妖夢「何時でも大丈夫ですよ…」
美鈴「皆さんの活躍…期待してますよ♪」
こいし「せ、精一杯頑張ります!」ふん!
セイヤ「大丈夫じゃない…問題だ…」
咲夜・妖夢・美鈴・こいし「「「「真面目にやって下さい!!」」」」
セイヤ「……4人共敬語だから有り難いな♪」ニコ
咲夜・妖夢・美鈴・こいし「「「「大きなお世話です!!」」」」バキィッ!
セイヤ「味方からの攻撃っ!?」ゲボァッ!
咲夜「全く……では開戦の合図を送ります!」カチン…
ボシュゥゥゥゥゥゥ〜…ポンポンッ☆
〜無人島(古代遺跡跡地)〜
四季映姫「どうやら彼方は準備OKみたいですね…私達の力、思い知らせてやりましょう!」
全員「大隊長の御心のままに…!!」ザッ…!!
四季映姫「必ずや勝利しましょう!私達の目的は何ですか!?」
全員「この戦争に勝って……セイヤを1日限定で好き放題する為です…!!」
四季映姫「皆の目的は同じです…ならその為に各自、全力を尽くしてこの戦争に力を注いで貰いで下さい…!!」
全員「はっ…!!」敬礼…
四季映姫「解散…!!」カチン…
ボシュゥゥゥゥゥゥ〜…ポンポンッ☆
ザッザッザッザッ…!!
チルノ「ふふふ…遂にあたいの力を見せる時が来たね…」チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
さとり「セイヤを1日限定で奴隷に///」スチャ……カチンッ…!ジャララララララララ…!
てゐ「それに幾らセイヤと云えども…あの最終兵器を破壊するのは無理だからね♪この戦争…私達は勝ち戦だよ♪」ガッチャン!チャキ…チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
鈴仙「アレは最後の手段だよてゐ…アレを使う前にセイヤ達を殲滅してやる!くらいの気持ちでいかないと…」チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
レミリア「せ、セイヤを執事にして…///執事プレイを…///」シャキン…!ジャキッ!ジャコン!
フラン「お姉様ぁ〜…私もそのプレイに交ぜてぇ〜…」ジャララララララ…!!ガゴン!ジャキッ!…チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
幽々子「私は今の所妖夢を可愛がってあげる事しか頭に無いわぁ〜❤︎」カチンッ…!
ルーミア「お、恐ろしい笑み…」ガクブル…
こころ「……ユニーク」ボソ…
天子「私達は鈴仙の指示に従ってれば安全なのかな?」ジャキッ…!
輝夜「セイヤに出くわしたらどうなるのかしら…」チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
リリカ「そりゃあもう全面戦争でしょ…」チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…ガチャン!
メルラン「それにしてもてゐ達が持ってる銃はゴツいね…」チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ…カチン…!
ルナサ「それよりも…スカーレット姉妹が持ってる武器の方が凄い…」カチン…!
衣玖「フランちゃんが持ってる武器…あれチェーンガンですよね?」ジャキッ!ジャコン…!
早苗「皆さん張り切ってますね!私達も配置に着きましょうか!諏訪子様!神奈子様!」スタスタ
諏訪子「ま、来ない事を祈るけどねぇ…」スタスタ
神奈子「来たら来たで可愛がってあげるだけだよ♪」スタスタ
魔理沙「皆張り切ってるよなぁ…」スッ…スッ…
アリス「魔理沙…それ何?」
魔理沙「ん?メリケンサック?」キラリン☆
パチュリー「物騒過ぎるわ!セイヤをどうするつもりなの!?」
魔理沙「勿論…拳と拳で語り合うんだよ…」シュッシュッ!
文「少年漫画ですか!……霊夢さんのそれは?」
霊夢「え?SandWM500のガス銃だけど……それがどうかした?」チャッチャッチャッチャッチャッチャッ…チャキン☆
アリス「流石のセイヤもそれは無理だよ!絶対無理だよ!………無理だよ!」※大事な事なので3回言いました☆
霊夢「どうせあいつの事だから弾を竹光で弾くくらいやってくれるわよ…」いいわねこの銃♪気に入ったわ♪
パチュリー「た、確かにそれは同意だけれど…」
魔理沙「それに第1次戦線じゃセイヤ達は此処に来れないだろうからな…私と霊夢、それにレミリアとフランは遺跡で待機だ」シュッシュッ!
文「後は映姫さんと早苗さん達が待機ですよね?」
霊夢「あれ?そうなの?」
パチュリー「当たり前でしょう?大隊長と最終兵器を操る特別作戦部隊なのよ?」
魔理沙「あ〜…そういやそうだったぜ…」シュッシュッ!
アリス「魔理沙はいつまでシャドーボクシングやってるの!?」
魔理沙「イメトレだZE☆」波動拳!波動拳!竜巻旋風脚!昇竜拳!!
幽々子「それじゃあ3人とも…妖夢をお片付けしに行きましょうかぁ〜❤︎」スタスタ
こころ「仲間は…私が守る…!!」スタスタ ◯ビのお面
ルーミア「こころ先輩…その台詞を知っている人が居ないと意味無いですよ…?」スタスタ
〜無人島(森の中)〜
スタスタスタスタ…
咲夜「此方咲夜…以前敵の姿は確認できません…」ザザ…
妖夢「此方も以前変わりありません…」ザザ…
セイヤ「此方セイヤぁっ!此方も敵の姿は確認できないぃっ!」ザザ…
こいし「あの…隣で無線をしても意味無いですよね?……それにセイヤさんはどうしてバ◯アーさん風に無線してるんですか?◯ウアーさん馬鹿にしてますよね?絶対馬鹿にしてますよね?」スタスタ
セイヤ「いやいやしてないよ?全然馬鹿になんてしてないよ?馬鹿ウアーだなんてちっとも思ってないよ?」スタスタ
こいし「馬鹿にしてるじゃないですか!今直ぐバウ◯ーさんに謝って下さい!」ムクプン☆
セイヤ「俺如きが◯ウアーさんの真似をしてしまった事を…」スタスタ
こいし「…」ムクプン☆ムクプン☆
セイヤ「…………本当にすまないと思っているぅっ!」
こいし「全然すまないと思って無いですよね!?」
セイヤ「Put your hands behind your back!!」チャキッ!
こいし「何て言ってるんですか!?英語で何を言っているのかさっぱり分からないですよ!」
咲夜「両手を後ろにしろ…と言ってますね」
こいし「どうして!?」
セイヤ「Είναι γιατί θέλω το αισχρό πράγμα!!」チャキッ!
こいし「最早この世の言語なのかどうかも分からない言葉を発してますよセイヤさん!?」
咲夜「せ、セイヤの変態///!!」シュッ!
セイヤ「何故分かったぁっ!?」ザクゥッ!
妖夢「あ、あの…咲夜、セイヤは何て言ったんですか?」みょん…
咲夜「し、知らない方がいいですよ…///」プイッ…
こいし『す、凄く気になる…』
セイヤ『ま、まさか咲夜がギリシャ語を知っているとは…さ、流石完全で瀟洒な人間を目指しているだけはあるな…』ピクピク…
セイヤ・咲夜・妖夢「「「っ!!」」」バッッ…!!
こいし「っ!?ど、どうしたんですか!?」ビクゥッ!
咲夜「シッ!…静かに…」シャキン…
セイヤ「咲夜に妖夢…問題だ……敵の人数と俺達との距離を言ってみろ…」スチャ…
妖夢「舐めないで欲しいですね…敵の数は凡そ10人…いえ、正確には11人…ですかね…」スチャ…
咲夜「距離は約500mといった所でしょうか…」スッ…
セイヤ「上出来だ…此処からは別行動だ、幸いまだ敵には気付かれて無さそうだからな…」スッ…
〜無人島(森の中奥地、手作り高台)〜
さとり「てゐ…目標は見える…?」
てゐ「バッチリ見えてるよ♪流石鈴仙愛用の狙撃銃、チェイ・タックM200インターベンションだよ♪」スチャッ…
チルノ「私達が居る限り行動は筒抜けって訳だね♪」
てゐ「この狙撃銃の射程範囲は約2300m…幾らセイヤでもこの距離の狙撃を躱す事は不可能だよ…」特製スコープを装着してるからよりクッキリ見える♪
さとり「一撃頭に入れて気絶した所に3発のペイント弾を浴びせれば…」
チルノ「私達の完全勝利という訳だよ♪」
〜無人島(森の中)〜
クル…
セイヤ「…」ジッ…
〜無人島(森の中奥地、手作り高台)〜
カチャッ…!
さとり「ど、どうしたのよ?」ビク…
てゐ「い、いや…何でもないよ『気付かれた…?ま、まさか…ね…?』」スチャッ…!
チルノ「やっちゃえ♪やっちゃえ♪」
てゐ『セイヤ……その汚い顔をフッ飛ばしてあげるよ!!』カチッ…
ドォォォォンッ…!!
ギュゥゥゥゥゥン…!!
〜無人島(森の中)〜
セイヤ「…」ギィィンッッ!!
咲夜・妖夢・こいし「「「っ!?」」」ビクゥッ!!
セイヤ「紅魔流抜刀術静黙ノ型…《鬼雅》…」パチン…
咲夜「そ、狙撃っ!?一体何処から!?」キョロキョロ…
妖夢「みょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょんみょん!?」アタフタ!
こいし「ひぅぅ…」ウルウル…
セイヤ「落ち着けっ…!!」
咲夜・妖夢・こいし「「「は、はいぃ!!」」」ピシッ!
セイヤ「今の狙撃は南南西から約2300m程離れた場所からの狙撃だ…」
妖夢「ど、どうしてそんな遠く離れた狙撃に対応出来るんですか!?」
セイヤ「レミリアやフランはスカーレット財閥の御令嬢だろ?」
こいし「は、はい…そうですね…」
セイヤ「なんだかブラドさんが『レミリアとフランを暗殺者(狙撃手)の魔の手から救う為に新しい抜刀術を編み出そう!………セイヤ君が!!』…と言う発言からこの抜刀術が生まれました♨︎」
咲夜「そ、そういえばそんな事をブラド様が話していた様な…」
セイヤ「今はこんな事を話してる場合じゃないな…俺達の居場所は完全にバレてるみたいだ…………っ!?こいしちゃん危ない!!」バッ!!
こいし「きゃっ!?」ヒシッ…
木にトパァンッ…!
セイヤ「こ、こいしちゃん!大丈夫か!?」抱き締め☆
こいし「は、はい///『ふぇぇ///セイヤさんに抱き締められてるよぉ〜///』」ドキドキ☆
咲夜「もう其処まで来ていますね…では皆さん、また後程…!!」ダッ!
妖夢「御武運を…!!」ダッ!
セイヤ「こいしちゃん!俺達も離れるぞ!」お姫様抱っこ☆
こいし「は、はぃぃ///『ドキドキが止まらないよぉ〜///』」ドキドキ☆
〜無人島(森の中奥地、手作り高台)〜
てゐ「ま、まさかこの距離からの狙撃を弾くなんて…!!」
さとり「ど、どうするの!?」
チルノ「鈴仙聞こえる!?此方狙撃班チルノ!狙撃作戦は失敗!どうぞー!」ザザ…
無線『此方鈴仙!今現在咲夜、妖夢と交戦中!セイヤはこいしちゃんをお姫様抱っこして其方の方角に走って行ったよ!』トパパパパパッ!ザザ…
さとり「こ、こいし…羨ましい…」むむ…
てゐ「言ってる場合じゃ無いよ!…鈴仙、現在の戦況は!?」ザザ…
無線『メルランと輝夜が着弾数2!リリカと幽々子先輩、それとこころが着弾数1!今アリスとパチュリー先輩!それと文に増援の要請をした所!』カチン!トパパパパパパパッ!ザザ…
てゐ「了解!セイヤとこいしちゃんはこっちで迎え撃つから鈴仙達も頑張って!」ザザ…
無線『あはは…正直厳しいかも……戦力に差が有り過ぎる…』トパパパパパパパッ!ザザ…
てゐ「やむを得ない場合は撤退して!第1次戦線で人数を減らさせるのは痛いからね!分かった!?」ザザ…
無線『了解!こっちも出来るだけ頑張る!!』カチン!トパパパパパパパッ!ザザ…
てゐ「聞いた通りだよ2人共…私達の作戦をこんなにも早く使う事になるなんてね…」バッ!ザザザザザザァァァァーーー…ストッ…
さとり「やむを得ないわね…」バッ!ザザザザザザァァァァーーー…ストッ…
チルノ「あたい達の最強トラップ地獄へ招待してやろう!」バッ!ザザザザザザァァァァーーー…ストッ…
〜無人島(森の中)〜
タタタタタタタタタタタタッ!
こいし「そ、そういえばセイヤさん…どうしてあの狙撃に対応できたのか、ちゃんとした理由を聞かせて貰ってもいいですか?」
セイヤ「鬼雅は放たれた弾丸を弾く事で相手の気配、位置を感じ取る為の抜刀術なんだ…まぁ本来は撃たれた弾丸をそのまま相手に向かって弾き返す筈なんだが…あれ完全にBB弾だったからなぁ、弾き返さなくて良かった…」タタタタタタタタタタタタッ!
こいし「す、凄いですね……それとセイヤさん…今私達は何処に向かってるんですか?」
セイヤ「大体の位置は予想できてたんだがな…鬼雅のお陰で相手の位置が正確に割り出せたから今向かってる所だ…」タタタタタタタタタタタタッ!
こいし「えぇっ!?」
セイヤ「まぁ誰が早いか、遅いかの違いだ…こいしちゃんも頼りにしてるぞ?」ニコ タタタタタタタタタタタッ!
こいし「は、はい///『頼りにされるのは嬉しいけど///私、力になれるかな?』」
バッッ!
こいし「ってセイヤさん!?ここ急な坂ですよ!?」ギュゥッ!
セイヤ「しっかり掴まっててくれ…!!」ザザザザザザァァァァーーー…!!
こいし「言われなくてもそうしますぅぅぅ!!」ギュゥゥゥッ!
ザザザザザザァァァァーーー…!!
セイヤ「咲夜から借りた女の7つ道具の一つ…TNKフックショット!」ジャキン!
こいし「なんですかそれ!?」ギュゥゥゥッ!
セイヤ「見てれば分かるよっと!」バシュゥウン!
木「痛いっ!!」ゴスッッ!!
セイヤ「よしっ!」カチ…ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッッッ!!
こいし「ひゃわわわわわぁーーー!?」ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッッッ!!
グゥンッ!!…スタッ…!!
セイヤ「ふぅ…着地成功…」カチ…ガチン…!
こいし「び、ビックリしたじゃ無いですかぁ〜…」ウルウル…
セイヤ「でも楽しかっただろ?」
こいし「怖かっただけですよ!それに咲夜さんは何の為にそんな物を持ってるんですか!?」
セイヤ「あ〜…それは咲夜が『え?お嬢様と妹様が安心して生活できる様にですけど何か?』って言ってたな」
こいし「それフランちゃん達が聞いたら安心出来ないですよね!?」
セイヤ「うんうん俺と同意見だな…」
こいし「私…どうしてツッコミなんてしてるんだろう…」うぅ…
セイヤ「可愛いから声だから良いと思うよ?」
こいし「声なんてわからないじゃ無いですか……でもありがとうございます///」
セイヤ「どう致しまして♪……よし、それじゃあ先を急ぐか!」ダッ!
こいし「はい!」ギュッ…
〜無人島(森の中)〜
木|咲夜「ふぅ…」スチャ…
木|妖夢「咲夜…まだいけますか…?」チャキ…
木|咲夜「当たり前です…セイヤやこいしちゃんも全力を尽くしてくれる筈です…私達2人が腑抜ける訳にはいきませんよ…」
木|妖夢「それにしても人数が多いですね…まさか幽々子様までこの場に居るとは思いもしませんでした…」
木|咲夜「人数が多い分弾数も多いですからね…私が取り敢えず前に出ますから妖夢は隙ができた相手から順に斬り伏せていって下さい」シャキン☆
木|妖夢「了解です…」スチャッ!
鈴仙「皆…来るよ…」ガチャッ…
幽々子「私達2人は1度離れるわ…ルーミアちゃん、行きましょう…」ザッ!
ルーミア「了解です…」ザッ!
こころ「誘導は任せて…!」狐
幽々子「頼んだわよ、こころちゃん♪」
こころ「…」コクン… 狐
幽々子『誘導する前に…妖夢がこころちゃんに負けなければ…ね♪』タッタッタッタッタッタッ!
バッッ!
咲夜「はぁっ!」ヒュンヒュンヒュンッ!!
妖夢「…」ダッ!
ルナサ「来た…!!」カチャン!
鈴仙「ナイフを撃ち落とすのは任せて!」トパパパパパパパッ!
キンキンキンッ!
咲夜「やりますね!」タタタタタタタタッ!チャキ!
輝夜「させないわよ!」カチャ!
パパパパンッ!
キキキキンッ!
咲夜「助かりました妖夢!」ヒュッヒュッ!
妖夢「これでさっきの借りはチャラですよ!」
天子「まだまだ!」トパパパパパパパッ!
妖夢「私に弾けない弾丸など……あんまり無い!!」キキキキキキキキンッ!
咲夜「妖夢もセイヤの事!言えませんねっ!」ヒュッヒュッヒュッヒュッ!シャキシャキシャキシャキシャキン☆
妖夢「セイヤが強くなるなら!私も同じ所に立っていたい!私は常に…セイヤと対等でいたいんです!!」ヒュッッッッッ!!
天子「あっ!?」ガギィンッ!
妖夢「だから私も……強くなる!」チャキ!
パンパンパンッ!
天子「あうっ!!」パシャパシャパシャン!
衣玖「天子!?…許しませんよ!!」トパパパパパパパッ!
リリカ「天子の仇!!」トパパパパパパパッ!
タタタタタタタタタタタタッッ!
衣玖『弾切れを起こすのを待っているのでしょうか…ですが無意味ですよ!』トパパパパパパパッ!
リリカ『このペイント銃のマガジンは、鈴仙とてゐに改造して貰ってあるからね!』トパパパパパパパッ!
タタタタバッッ!!!!ガッ!
木|妖夢「…」ググッッッ!!
衣玖・リリカ『『き、木を足場に!?どんな身体能力したらそんな芸当が!?』』トパパパパパパパッ!
妖夢「はぁぁぁぁぁっ!!」ドッッッ!!
ヒュンヒュンッッッッ!!ガギィンッ!×2
ザザザザザザァァァァーーーー…!!パチン…
衣玖「なっ!?『す、擦れ違いざまに銃を打ち上げた!?』」
リリカ「しまった!!『つ、強い!流石妖夢!!』」
ヒューーーーンパシッ!!
妖夢「…」後ろ向きのままマシンガンを撃つ…
トパパパパパパパッ!×2
衣玖「ぅ!?」パシャパシャパシャパシャ!
リリカ「あぅ!?」パシャパシャパシャパシャ!
パッ…ガチャン…!×2
妖夢「私は前に進み続けます……セイヤが前に……進み続ける限り!!」ダッ!
ザッ…!
こころ「強くなろうと思ったのは…妖夢だけじゃない…!」スチャ…!
妖夢『こ、こころが刀!?』スチャ…!
こころ「!!」ヒュンッッ!!
妖夢「っ!?」ギィンッ!
バッッ!ザザァァァー…!
妖夢「ま、まさかこころが…剣術を覚えていたなんて…」
こころ「私はもう…セイヤを失いたく無い……私はこの気持ちを…お面じゃ無くて……刀で表す!!」パチン…!
妖夢『こころ…』
こころ「見せてあげる…セイヤが1度死んでしまった後……私が……どれだけ変わったのかを!!」スッ…
妖夢「そ、その仮面は…!?」
こころ「…」破面☆
妖夢「ま、まさかこころが…死神代行だったなんて…」ガクブル…
こころ「私が編み出した秦流剣術…妖夢に見せてあげる…!」ズラァーーー…ヒュッッ!! 破面
ドスドスドスドスドスドスドスドスドスッ…!!
妖夢『か、刀9本を地面に!?』構え…
こころ「私が操るのは…感情の刃…」破面
妖夢『まさかこころが伏兵になるとは…私もまだまだ読みが甘いみたいですね…』ダッ!
ギィィィィン!!
〜無人島(森の中)〜
幽々子「それにしても、こころちゃんが剣の道を志していたなんて驚いたわぁ…」タッタッタッタッタッタッ!
ルーミア「セイヤに憧れて…セイヤが居なくなって……初めて気付かされた事があったんでしょうね…」タッタッタッタッタッタッ!
幽々子「ふふふ…妖夢も危ないかも知れないわねぇ…」タッタッタッタッタッタッ!
ルーミア「私達はこころ先輩を信じるだけなのかー♪」タッタッタッタッタッタッ!
幽々子「そうねぇ♪私達2人は準備を進めましょう♪」タッタッタッタッタッタッ!
〜無人島(森の中)〜
咲夜「はぁ…はぁ…」
鈴仙「さ、流石…咲夜…だね…」はぁ…はぁ…ガチャッ…
輝夜「ま、まさか咲夜1人に…ここまで手間取るなんて…」はぁ…はぁ…
メルラン「力の差以前の問題だよ…こっちは5人も居るのに…」はぁ…はぁ…
咲夜「私は…どんな危機的な…状況に陥ったとしても…諦めませんよ…?」はぁ…はぁ…
妹紅「それは…レミリアやフランの為…かな?」はぁ…はぁ…
咲夜「勿論それもあります…ですが…」はぁ…はぁ…
ルナサ「ですが…何…?」はぁ…はぁ…
咲夜「もしもセイヤが諦め掛けた時…私が側で支えていたいから…どんなに迷惑がられても…どんなに疎まれたとしても…側で支えてあげようと…そう決めたんです……セイヤと見上げた…あの月に誓って…!!」シャキシャキシャキシャキン!!
鈴仙「相変わらず…セイヤは駄目駄目だなぁ…」ガチャッ…!
妹紅「あの咲夜にここまで言わせるなんてね…」チャキッ…!
ルナサ「咲夜を倒して…セイヤを御説教しないと…」ガチャン…!
輝夜「まだまだ愉しめそうね…」チャキンッ…!
メルラン「アリス達が来るまで…愉しもうか…」ジャコンッ…!
咲夜『私は諦めません…セイヤが此の世界に居てくれる限り……永遠に!!』ダッッ!!
その頃…真剣勝負が繰り広げられている中、古代遺跡跡地では下らない戦争が始まろうとしていた…
〜無人島(古代遺跡跡地)〜
早苗「はぁ〜…勝ったらセイヤさんにどんな命令しましょうかねぇ〜…」
早苗「こんなお願いとか…///いいかもぉ〜…///」ポワワ〜ン☆
セイヤ『早苗…本当にいいのか…?』
早苗『は、はい///私からのお願いです///』
セイヤ『俺は早苗には…後悔してもらいたくないんだ…』
早苗『私は…後悔なんてしませんよ…?』
セイヤ『それが…早苗の答えなんだな…?』シュル…パサ…
早苗『……はい』
スタスタ…ギシッ…
セイヤ『俺も優しくなれそうにない…それでもいいのか…?』
早苗『質問ばかりですね…セイヤさんがする事なら…私は…』ウル…
セイヤ『っ……それだけ聞ければ…十分だ…』スッ…
早苗『なんて事になっちゃうかもかもですぅ〜!!///』キャー☆キャー☆
レミリア『せ、セイヤに命令…で、でもやっぱり女の子としては……セイヤに命令されたい///』ポワワ〜ン☆
レミリア『せ、セイヤ…きょ、今日は特別に…貴方が私に命令しても…いいわよ?///』
セイヤ『それが……あんたの望みなら』スタスタ…ドッ…!
レミリア『きゃあっ///』ポサッ…
ギシッ…
セイヤ『これからは…俺があんたの運命を決める…あんたはその運命に…黙って身を委ねろ…』シュルッ…パサ…
レミリア『う、運命?///』
セイヤ『あんたはこれから、俺だけの物になる…それがあんたの運命だ……この運命を受け容れろ、レミリア・スカーレット』スッ…
レミリア『うーーー…///そんな事になったらどうしよう…///』う〜☆う〜☆
早苗「むっ…レミリアさん、何か良からぬ命令をセイヤさんにしようとしてますね…?」ジッ…
レミリア「それは早苗もでしょう?顔真っ赤にして…人の事言えないじゃない」ジッ…
スッ…!×2
カチャッ…!!×2
レミリア「私に銃口を向けるとは…余程痛い目に遭いたいみたいね、早苗…」
早苗「それはこっちの台詞ですよ…」
レミリア「私の許可無くセイヤの妄想をするなんて…万死に値するわ…」
早苗「妄想するのに許可もクソも無いんですよ…黙ってその口を閉じて下さい…頭に風穴開けますよ…?」
レミリア「面白いわね…私を本気で怒らせるなんて…後悔させてあげるわ」スクッ…スタスタスタスタ…
早苗「諏訪子様や神奈子様に私も一応鍛えられているんです…温室育ちのお嬢様如きに…遅れは取りませんよ…」スクッ…スタスタスタスタ…
ジャキッ!ジャコンッ!ジャララララララララァァァァ〜…!ガッチャンッ!!
レミリア・早苗「「…」」\デェェェェェェン/
早苗「あの時の校庭での決着…」ジャキッッ!
レミリア「この場で着けてあげるわ…」ジャキッッ!
ズガガガガガガガガガガッ!ギンギンギンギンギンギンギンギンッ!!
霊夢「まぁ〜たあの2人は性懲りも無く…」ガジガジ…
魔理沙「レミリアもレミリアだが…早苗も早苗で駄目駄目だぜ…」ガジガジ…
霊夢「まぁ1番駄目駄目なのは当の本人であるあの馬鹿なんだけどね…」ガジガジ…
魔理沙「全くもってその通りだぜ…馬鹿な幼馴染を持つと苦労するなぁ〜…」ガジガジ…
スタスタスタスタ…
フラン「ねぇ〜ねぇ〜霊夢に魔理沙ぁ〜…霊夢と魔理沙が食べてるそれ何?」ヒョコ…
霊夢「ビーフジャーキーよ♪」ガジガジ…
魔理沙「フランも空海?」つビーフジャーキー
フラン「うん♪」ストッ…受け取り
霊夢「にしても仲間内で戦争してどうすんのよ…」ガジガジ…
フラン「お姉様の目…本気出してる時の目だよ…」ガジガジ…
魔理沙「フランはこの戦争に勝ったらセイヤに
どんな命令をしたいんだ?」ガジガジ…
フラン「ん〜とねぇ〜……セイヤと結婚したいなぁ〜❤︎」ガジガジ…
霊夢「それ死亡フラグよ?てかそれ最早命令でも何でも無いじゃない…」ガジガジ…
魔理沙「私はセイヤに鼻に割り箸をさしてもらってパンイチで阿波踊りして貰いたいぜ♪」ガジガジ…
霊夢「私は紫にババアって言って貰ってその時の紫の反応が見たいわ♪」ガジガジ…
フラン「そんな命令でいいの?」ガジガジ…
魔理沙「私は命令に頼ってまでセイヤにそんな事して貰おうなんて思わないからなぁ〜…」ガジガジ…
霊夢「魔理沙の言う通りね…そういう願いは自分自身で叶えるわ…」ガジガジ…
フラン「ふ、2人共……格好良い///」尊敬の眼差し☆
魔理沙「なんだったらレミリアの代わりにお姉様になってやってもいいぜ?」ガジガジ…
霊夢「それならフラン、一回だけ霊夢お姉様って言ってみてよ」ガジガジ…
魔理沙「あ!ズルいぞ霊夢!フラン!私も私もぉー!」ガジガジ…
フラン「じゃ、じゃあ…///れ、霊夢お姉様…///魔理沙お姉様…///」モジモジ…
霊夢・魔理沙「「Oh…///」」鼻血タラリ…
霊夢・魔理沙「「………フラン」」肩ガシ…
フラン「わっ…な、何?」
霊夢「レミリアなんて見限って…」
魔理沙「私達2人の妹になってくれ…だぜ」
フラン「えぇっ!?……あ、甘えるの…許してくれる?///」上目遣い☆
霊夢・魔理沙「「勿論(だぜ!)!」」タラァ〜…
霊夢『咲夜の気持ち…漸く分かったわ…』ぐしぐし…
魔理沙『破壊力抜群だぜ…正にありとあらゆる理性を破壊する者…フランドール・スカーレット…』ぐしぐし…
フラン「?」ガジガジ…
四季映姫「それにしても誰も来ませんね…アリス達は増援に向かってしまいましたし…」
神奈子「王手…詰みだよ…」パチ…
諏訪子「か、神奈子……タンマ無し?」
神奈子「無し♪」ニコ
霊夢「神奈子も諏訪子もいいの?配置について無くて…」ガジガジ…
神奈子「まぁまだまだ時間掛かりそうだしね…」
諏訪子「早苗もあの状態だしさぁ…取り敢えず第1次戦線は乗り切れそうだからねぇ…」
魔理沙「第2次戦線は気合いを入れないとセイヤ1人にやられそうだぜ…」ガジガジ…
フラン「きっと咲夜も残るだろうなぁ…」ガジガジ…
四季映姫「妖夢は幽々子先輩達が必ず仕留めると言っていましたしね…」
霊夢「まぁ気長に待ちましょう……あの馬鹿2人の戦争を見ながら…」ガジガジ…
全員「そう(だねぇ・ですねぇ・ねぇ)だなぁ」
レミリア「いい加減に…!!」ズガガガガガガガガガガッ!
早苗「降参して下さい…!!」ズガガガガガガガガガガッ!
〜無人島(森の中奥地)〜
タタタタタタッ…ザザッ…!
セイヤ「此処か…」こいしちゃん、お疲れ様…
こいし「そうみたいですね…」せ、セイヤさんこそ…お疲れ様です…
セイヤ「よくもまぁこんな物を作ったな…」スタスタ…
こいし「結構高いですね……それにしても誰も居ません…」スタスタ…
セイヤ「まぁこの場に留まってる程馬鹿では無いだろ…」スタスタ…
こいし「この後はどうするんですか?」スタスタ…
セイヤ「アレを見れば嫌でも分かると思うぞ?」木を指差し…
こいし「アレ?」じ〜…
木「」【この先のとある場所で待つ】
こいし「あれは…挑戦状ですかね…?」
セイヤ「みたいだな…午後1時まで約1時間半…その間にケリをつけるつもりだ…」スタスタ
こいし『セイヤさんが言うとその通りになりそうなのはなんでだろ…』スタスタ
〜青組陣地(別荘近くの平原)〜
美鈴『私…忘られているんでしょうか…』ポツーン…
「あーあ…負けちゃったね…」スタスタ
「後は皆さんに任せましょう…」スタスタ
「助けが来ても美鈴が居るからなぁ…」スタスタ
美鈴「おやおや、天子に衣玖先輩にリリカ…どうやらセイヤ達がやってくれた様ですね♪」
天子「私達は妖夢にやられたよ…」はぁ…
美鈴「え?セイヤや咲夜さんやこいしちゃんは?」
衣玖「セイヤとこいしちゃんは狙撃班のてゐ達を追い掛けに森の山奥に…」
リリカ「妖夢はこころと交戦中だよ…」
天子「そして咲夜は…たった1人で5人を相手に戦ってる…」
美鈴「さ、咲夜さんが!?」
衣玖「厄介なのは咲夜と妖夢の2人ですからね…美鈴は見張りになるだろうと薄々感付いていましたから…」
リリカ「でも咲夜もやられるのは時間の問題だね…もう直ぐアリス達も到着する頃だろうし…」
天子「妖夢もこころの剣術に悪戦苦闘してる様子だったしね…」
美鈴「咲夜さん!!」ダッッ!!
衣玖「えっ!?ちょ、ちょっと美鈴!?」
タタタタタタタタタタタタッッ!!
天子「い、行っちゃったね…」
リリカ「ま、まぁ私達は此処で時間が来るまで待ってればいいだけだから…」
衣玖「捕虜を見張らなくて良いのでしょうか…」
美鈴『咲夜さん!今助けに行きます!!』タタタタタタタタタタッッ!!
〜無人島(森の中)〜
咲夜「はぁぁっ!!」ヒュッ!ヒュッ!
輝夜「くっ…!」キンキンッ…!
咲夜「っ」タタタタタタタタッ!
ルナサ「当たって…!」トパパパパパパパッ!
木「」パシャパシャパシャパシャパシャ…
妹紅「咲夜の体力はどうなってるの!?」トパパパパパパパッ!
メルラン「あの動きをしながら攻撃してくるなんて!」トパパパパパパパッ!
鈴仙「それに未だに1発も食らわないなんて!参っちゃうよ!」トパパパパパパパッ!
シュッ!シュッ!シュッ!
咲夜「まだまだぁぁぁっ!!」シャキシャキン!
ヒュッ!ヒュッ!
妹紅「なっ!?」ビシッ!
メルラン「嘘っ!?」ビシッ!
ザザァァーーー…!
咲夜「まだ……私は戦える!!」シャキン×6
「なら此処で幕引きだよ!」バッ!
ドゴッッ!!
咲夜「あうっ!?」ズザァァーーー…!!
ザッ…!!×3
アリス「ごめんね咲夜…でも咲夜が本気なら…私達も本気で応えないとね…!!」シュインシュイン…
パチュリー「遅くなったわね…」チャキ…!
文「大分派手にやられてしまっているみたいですが…それでこそ咲夜さん達です!!」ジャコン…!
咲夜「増…援…?…でも、まだ…諦める…訳には…」スクッ…
鈴仙「もう十分だよ…咲夜は少し休んだ方がいいよ…」チャキ…
パァンッ!!
咲夜『此処で…終わりなんでしょうか……私は1人では…何も出来ないんでしょうか…』カクン…
「咲夜さぁぁん!!」バッッ!
トパァン…
ズザァァーーーーー…
咲夜「うぅ……め、美鈴…?」
美鈴「はぁっ!はぁっ!…あ、諦めるんですか!?違いますよね!?私が尊敬している咲夜さんは!そんな腑抜けじゃありません!」
咲夜「美鈴…」
美鈴「凛々しくて、優しくて、でも時には厳しくて…自分の中に確かな目標があって!それに向かって真っ直ぐ堂々と突き進む咲夜さんが!私は好きなんです!」
咲夜「…」
美鈴「喩えこの絶望的な状況でも、咲夜さんならきっと…打ち破れる筈です!」
咲夜「ふふ…ふふふ…」
美鈴「咲夜…さん…?」
咲夜「まさか貴方に励まされるなんて…思いもしませんでしたよ……美鈴」スクッ…
アリス「まだまだ…やれるみたいだね…」シュインシュイン…
美鈴「ははは…咲夜さんの目が心なしか紅く光っている様な…」
咲夜「セイヤと共に編み出したナイフ術…此処にいる皆様に、御覧に入れて差し上げましょう…」
美鈴「咲夜さん…手、繋ぎませんか?」スッ…
咲夜「……いいですよ」ギュッ…
美鈴「次にこの手を繋ぐ時は…!」ギュゥッ…
咲夜「私達が勝った後で…!」ギュゥッ…
美鈴「紅魔館門番…紅美鈴!」パッ…
咲夜「紅魔館メイド長…十六夜咲夜!」パッ…
美鈴「いざ!!」ダッ!
咲夜「参る!!」ダッ!
アリス「美鈴は私が相手になるよ!!」バッッ!
美鈴「望む所です!!」バッッ!
ドゴォォォォォォンッ!!
パチュリー「それで咲夜…降参はしないのよね?」
咲夜「当たり前です……私のこの手がナイフを握り続けられる限り……私は、戦い続けます…」シャキン×6
鈴仙「ならその証拠を…見せてもらおうかな!」ガチャッ…!
トパパパパパパパパパッ!
タタタタタタタタタタッ!
咲夜「…」ヒュッヒュッッ!!
キンキンッキンキンッキンキンッ…!
トストストストストストス…
ルナサ『自分で投げたナイフを…自分で弾いてる…?』トパパパパパパパッ!
咲夜「…」シャキン×6
文「甘いですよ!咲夜さん!」トパパパパパパッ!
咲夜「…」ヒュッッッ!!
キンキンキンキンキンキンッ!
トストストストストストス…
パチュリー『ま、まさかあの動き…』
パチュリー「っ!?皆!全員この場から離れなさい!!」ダッ!
妹紅「えっ!?」トパパパパパパパッ!
輝夜「どういう事っ!?」トパパパパパパパッ!
咲夜『セイヤ…使わせて貰いますよ…あの技を!!』シャキン×6
〜回想〜
咲夜「はぁ…はぁ……ど、どうしても上手くいきません…」
「おい咲夜…お前は忍者か?的に向かってナイフ投げるなんて…」スタスタ
咲夜「あ、セイヤですか…こんにちは」ペコ
セイヤ「堅苦しい挨拶するな…普通におっすでいいよ…」スタスタ…ピタ…
咲夜「そんな軽い挨拶を私にしろと?」
セイヤ「すみません…失言でした…」ペコ
咲夜「分かればいいんです♪」ニコ
セイヤ「で?こんな真昼間からなんでクナイ投げの修行なんてしてるんだ?」
咲夜「クナイでは無くてナイフです…」
セイヤ「どっちも大差無いだろ…それに至る所に的置いて…お前は何がしたいんだ?」
咲夜「あの的に向かってナイフを同時に突き刺したいんですが…どうにも上手くいかなくて…」
セイヤ「お前は◯タチさんでも目指してるのか?」
咲夜「それ以上を目指しているつもりです♪」ニコ
セイヤ「Oh…」
咲夜「何かいいアイディアはありませんか?」
セイヤ「参考になるか分からないが…ナイフ少し借りてもいいか?」
咲夜「何本位使いますか?」
セイヤ「あるだけ全部…」
咲夜「は、はぁ…どうぞ」ジャララララ…
セイヤ「用はあの設置してある的全部にナイフが突き刺さればいいんだよな?」シャキン×6
咲夜「まぁ、端的に言えばそうですね…」
セイヤ「なら…」ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ!シャキン×6ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ!シャキン×6ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ!シャキン×6
キンキンキンキンキンキンキンキン!
咲夜「そ、そんな出鱈目に投げても意味無いですよ…それに自分が投げたナイフにぶつかってますし…」はぁ…
セイヤ「まぁ見てなって…」ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ!
咲夜『セイヤは何がしたいんでしょうか…』
セイヤ「仕上げだ!!」ビシュビシュビシュビシュビシュビシュ!!
ギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンギンッッッッ!!
咲夜『じ、地面に刺さっていたナイフが…宙を舞って…』
セイヤ「時は刻まれ2度とその時は戻らない……だがそれは、決して無駄にはならないんだ…」つナイフ
セイヤ「秒針ノ鎮魂歌…」ヒュッ!!
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギィィィンッッッッ!!!!
ドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスドスッ!!
咲夜「す、凄いです……セイヤ!見直しま…した…よ?」
セイヤ「そうか…参考になったか?」ピュ〜☆×10
咲夜「あの…至る所にナイフが刺さってますけど…」
セイヤ「いやいや、これは決して投げ間違えたとかそんなんじゃ無いから…ワザと自分に来る様に仕向けただけだから…」ダラダラダラダラ…×10
咲夜「出血の量…凄いですよ?」
セイヤ「大丈夫大丈夫……直ぐ…良く…な…るか…らぁ〜…」バタァン…
咲夜「…」
セイヤ「」ち〜ん☆
咲夜「ふっw」クス…
……………………………………………
………………………………………
…………………………………
……………………………
………………………
…………………
……………
………
…
咲夜『これが私の…答えです!』ヒュッッッッ!!
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギンッッッッ!!!!
鈴仙「マズいっ!!」バッッ…!ズザァァーーーー…!!
ヒュンヒンヒュンヒュンヒンヒンヒュンッッッッ!!
輝夜「なっ!?」ビシビシッ!
ルナサ「よ、避けられないっ!」ビシビシビシッ!
文「あややぁー!?」ビシビシビシッ!
妹紅「くっ!?」ビシビシビシッ!
メルラン「な、なんて数っ!!」ビシビシビシッ!
木|パチュリー『気付くのが遅れた…鈴仙と私以外は全滅……流石紅魔館のメイド長ね、咲夜…』ふふ…
咲夜「《秒針ノ鎮魂歌》…」
秒針ノ鎮魂歌
地面に設置されたナイフを弾き、宙を舞させる…その姿はまるで、秒針が時を刻むかの如く舞い踊り、最後のナイフで宙に舞うナイフを弾き高速で獲物達を突き刺す…
鈴仙『ま、まさか此処まで強いなんて…パチュリー先輩』チラ…
パチュリー『やむを得無いわね…撤退するわよ…』コクン…
パチュリー「アリス聞こえる…?」ザザ…
無線『今!手が!離せないん!だけどぉっ!』バシィン!ザザ…
パチュリー「そのまま聞きなさい…撤退するわよ…今直ぐ拠点に戻りなさい」ザザ…
無線『えぇっ!?まさか他の皆ヤラレチャッタの!?』ヒュン!グイッ!ザザ…
パチュリー「無事なのは私と鈴仙だけよ…ここでアリスにまで拘束されたら堪ったもんじゃないわ…」ザザ…
無線『りょう!かい!何とか逃げ切るからパチュリー先輩と鈴仙は先に拠点に向かって!』ガガッ!!ザザ…
パチュリー「分かったわ…」ザザ…ダッ!
鈴仙『敵前逃亡は死罪なんだけどなぁ…』ダッ!
咲夜「はぁ…はぁ…何とか…引いてくれた…みたいですね…」ふぅ…
ドサッ…
咲夜「此処まで疲れたのは…久し振りです…」はぁ…はぁ…
咲夜「妖夢は……無事なんでしょうか…」はぁ…はぁ…
〜無人島(森の中)〜
ギィン!ギィィン!ギンギン!
ザザァァーーー…!
妖夢『刀の使い方は荒いですが…あの複数の刀を操るのは素直に尊敬しますね…』スチャ…
こころ「はぁ…はぁ…体力の限界が近いから…一気に決める…!」ダッ!
パシパシパシッ!タタタタタタタタッ!
妖夢『4刀流!?』カチャ…!
こころ「秦流剣術奥義…《喜怒哀楽》!!」ヒュッッッッッ!!
ギギギギィィィィィィィンッッ!!
妖夢「!?」バシィンッ!
ドサァァァァーーーー…!!
こころ「…」カチャ…!
妖夢『マズい!』スチャ!
こころ「…」パンパンパンパンッ!
キキキキンッ!!
妖夢「防戦一方なのは…私の主義に反します!!」ダッ!
こころ「負けない…!」スチャ!
ギィィン!!
妖夢「くっ…!!」カチャカチャ…!
こころ「っ…!!」カチャカチャ…!
ピーーー…
こころ『っ……時間…』バッッ!ダッ!
妖夢「え?に、逃がしませんよ!」ダッ!
〜無人島(森の中奥地)〜
こころ「っ」タタタタタタタタッ!
妖夢『こ、こころは体力無かった筈なのに…どうしてこんなに走れるんですかぁ〜…』タタタタタタタタッ!
ピタ…!
こころ「はぁ…はぁ…」
妖夢「はぁ…はぁ…ま、撒かれるかと思いましたよ…」
ガサガサッ…
幽々子「撒かれるかと思いましただなんて…とんでもないわぁ…妖夢ぅ〜❤︎」ガシャコン!
ルーミア「待ってたのか〜❤︎」ガシャコン!
妖夢「ゆ、幽々子様!?それにルーミアちゃんまで!?それと何ですかそのゴツい銃器は!?」ビクゥッ!
こころ「楽しかったよ…妖夢❤︎」ガシャコン!
妖夢「ま、まさか……罠っ!?」
ドパパパパパパパパパパパパパパパッッ!×3
妖夢「みょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょ!?」パシャパシャパシャパシャパシャッ!
ドパパパパパパパパパパパパパパパッッ!×3
妖夢「みょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょ!?」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャッ!
ドパパパパパパパパパパパパパパパッッ!×3
妖夢「みょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょみょ!?」パシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャパシャッ!
ドルルルルルル…ルルルル…ルルン…プシュー…×3
ドサァァ…
ペイント塗れ妖夢「」ち〜ん☆
幽々子「ふぅ…こころちゃん、お疲れ様♪」ニコ
こころ「1対1で勝てなかったのは…残念…」しゅん… 姥
ルーミア「まだセイヤと対決出来る可能性が残ってるのかー♪」
こころ「それは…楽しみ♪」火男
〜無人島(森の中奥地)〜
スタスタピタ…
こいし「?…セイヤさん、どうかしたんですか?」ピタ…
セイヤ「いや、妖夢がヤラレチャッタ様な気が…」
こいし「妖夢先輩がですか?それは無いと思いますけど…」
セイヤ「一応無線で呼び掛けてみるか……此方セイヤぁっ!妖夢ぅっ!応答してくれぇっ!」ザザ…
こいし「まだ引っ張るんですね…」じとー…
セイヤ「……妖夢ぅっ!此方セイヤぁっ!応答願うぅっ!」ザザ…
無線『ふふ…妖夢は無事よセイヤ君…』ザザ…
セイヤ「っ…幽々子先輩!?ま、まさか妖夢は…」
無線『御察しの通りよぉ❤︎妖夢は私とこころちゃん、そしてルーミアちゃんが殲滅したわぁ…』ザザ…
セイヤ「そんな…妖夢が…」
無線『無事に返して欲しいなら…私達に降伏して…』ザザ…
無線『OK!?なのかー!?』ザザ…
セイヤ「OKっっ!!!!」ブチッ!!
こいし「OKとか言いながら無線の電源を切らないで下さいよ…それよりまさか妖夢先輩は…」
セイヤ「あぁ…さっきの無線通りみたいだな…あの妖夢が倒されるなんて…正直信じたく無いが」
こいし「第1次戦線も時間が余り残されていません…妖夢先輩の為にも、全力で事に当たりましょう!」
セイヤ「…あぁ!行くぞ、こいしちゃん!」ダッ!
こいし「はいっ!」ダッ!
〜無人島(森の中最奥地)〜
タッタッタッタッタッタッ…ピタ…
セイヤ「こいしちゃん…下がっててくれ」スッ…
こいし「は、はい…」木に隠れる…
さとり「ようやく来たわね…」
てゐ「待ちくたびれちゃったよ…」
チルノ「遅い男は嫌われるぞ〜?」
スタスタスタスタ…
セイヤ「残念だったな…俺は早い方だ…」スタスタ…
木|こいし「あれ……なんだか会話が噛み合ってそうで噛み合っていない様な…」
さとり「私達の庭へようこそ…歓迎するわ…」
セイヤ「招待されて早速だが…あんた達にはペイント塗れになって貰うぞ」スチャ…
さとり「セイヤの白濁としたペイントで汚されるなら歓迎よ…」
セイヤ「…………真面目にお願いします」
てゐ「さっきからふざけてる奴に言われたくないなぁ〜…」
チルノ「先ずは…小手調べと行こうか!」カチャ!
パンパンパンパンパンパンッ!
ギギギギギギンッ!
セイヤ「…」バッッ!
てゐ「今度は…外さないよ!」ガシャコン!
セイヤ『ショットガンか…』ヒュッッッッッ!!
ギィィンッ!
てゐ「っ!?しまった!」
セイヤ『撃つ前に弾けば良いだけだ…!!』
さとり「左前方2メートル付近に乱射!」
チルノ「了解!」ババババババババババッ!
ヒュバッッ!!クルン…スタッ!
セイヤ「…」ダッッ!
さとり『思考を先読みして指示を出してるのに…!』ババババババババババッ!
ギギギギギギギギギギンッ!!
セイヤ『さとり…あんたの考えてる事は…俺には手に取る様に分かる…』タタタタタタタタタタタタッッ!
さとり『先読みの先読み…ね、セイヤらしいわ…』ババババババババババッ!
てゐ「今度こそ!」ダァァンッ!ガシャコン!ダァァンッ!ガシャコン!
ヒュッッッ…!!ヒュッッッ…!!
チルノ「セイヤはウ◯スカーか何かなの!?」ババババババババババッ!
セイヤ『雛罌粟の応用みたいなもんだ…別にどうって事は無いだろ…!』ヒュッッッ…!!ヒュッッッ…!!
木|こいし『なんて事を考えるんだろうなぁ…』
さとり『思考を読んでも次から次へと思考が変わる…どんな頭してたらこんなに沢山の思考を巡らせる事が出来るの…』ババババババババババッ!
ジャララララララララララララ…!
さとり・チルノ・てゐ『『『ナイフっ!?』』』
セイヤ「咲夜さん特製のペイントナイフを食らえ…!!」シャキン×30
セイヤ「《タイム・オブ・カタストロフィ》!!」 ガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッ!!
てゐ「防御壁作動!!」カチ…!
ガゴォォォンッッ!!
壁|ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギィィィィンッッ!!
セイヤ「チッ…こんな物まで準備してあったのかよ…」パチン…
タイム・オブ・カタストロフィ
時間は時として、悲劇的な結末で終える事がある。秒針達を操り複数の斬撃を浴びせ高速で時を刻む…
ザッ…ピーーー…
セイヤ「っ!?」バッッ!!
ジャキンッッッッ!!
チルノ「惜しいっ!!」
セイヤ『な、何だ!?トラバサミ!?』スタッッ…!
ピン…
バァァンッ!
セイヤ「っ『ワイヤートラップまで!!』」ヒュン…!!
さとり「余所見は禁物よ!!」チャキ!バンッバンッバンッバンッ!
ギンギンギンギンッッ!
セイヤ『真面に身動きが取れなくなった…!』
さとり「今よ!」ジャキッ!ババババババババババッ!
セイヤ『くそッ…!』ヒュッッッ…!!
ジャキンッッッッ!!
セイヤ「ッ!!」バッッ!
ドッッ!
てゐ「いただきっ!!」ダァァンッ!
セイヤ「紅魔流抜刀術八ノ型奥義藪椿!!」ビシュッッッッッッ!!
ギギギギンッッッ!!
セイヤ「八ノ型なのに七つの斬撃とはこりゃ如何に…」パチン…
チルノ「あーもう埒があかない!!」ピッ…
ガゴォォォンッッッッ!!
チルノ「こいつで一気にカタをつけてやる!」ジャコッッッッ…!ウィィィィィィン!
セイヤ『機関銃ッ!?そんなもんまで用意してあるのかッ!?』ダッッ!
チルノ「くたばれ女たらしィィィィィィィィッ!!」ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッ!!
セイヤ『しかもBB弾かよッ!完全に遠慮無しできてるなッ!!』ダダダダダダダダダダダダダダダッッ!
小屋「」
セイヤ『駄目だッ…ここはあの小屋に隠れるかッ!』ダダダダダッ!ズバァッッ!バッッ!
チルノ「逃げたって無駄な足掻きだよ!」ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッ!!
てゐ「私達も応戦しよう!」バババババババババババババババッ!
さとり「そうね!」バババババババババババババッ!
〜小屋の中〜
セイヤ『無意識だ無意識…さとりに勘付かれるな……こいしちゃんの如く無意識に…』むむむ無意識♪むむむ無意識♪むむむ無意識なこいしちゃん♪如何ですか〜♪
妄想こいしちゃん『セイヤさん❤︎頑張って下さいね❤︎』ニコ♪
セイヤ『うん♪頑張るよ♪』鼻血タラァ〜…
〜小屋の外〜
さとり「シャオラァァァアアアア!!」ズドドドドドドドドドドドドドッッッッ!!
チルノ「な、何でさとりまで…」ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッッ!!
てゐ「さ、さぁ?」バババババババババババババババッ!
小屋「なんでやッ!?」ぼろぼろ…
さとり「ふぅ…取り敢えずあの変態木偶の坊の思考は読めなくなったわ…」ウィィィ…ィィ…ィン…プシュ〜!
てゐ「と言う事は…セイヤは殲滅完了かな?」カチャ…
さとり「ペイント弾で応戦してないからトドメを刺す必要があるわね…」チラ…
てゐ「なら…」コクン…
さとり・てゐ「「見て来いチルノ!!」」
チルノ「あいあいさー♪」スタスタ
スタスタスタスタ…
ガチャッ…
「アァッ!?」ガシッッッ!グイッッ!
トパパパパパパパパパッ!
ポイッ!
ズサァァーー…!
ペイント塗れチルノ「」ち〜ん☆
スタスタスタスタ…
セイヤ「他愛無いな…」ジャキッ…!
さとり「ま、まさか…そんな馬鹿な事が…」
てゐ「ど、どうやってあの弾数を回避したの…」
セイヤ「天井に張り付いたんだよ…これでな」つTNKフックショット
木|こいし「セイヤさん…私空気になってませんよね?」じー…
セイヤ「こいしちゃんは其処に居るだけで癒しの存在だから…木の陰からヒョコッ、みたいな感じで見守られると安心するからそのままでいいよ」ニコ
木|こいし「///」テレテレ
さとり「なにイチャイチャしてるのよ!私達に集中しなさい!」
てゐ「この童貞デカ物木偶の坊!略してDDD!」
セイヤ「……てゐ、面白い奴だな…気に入った、拘束するのは最後にしてやる」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!
さとり・てゐ「「ひぃっ!!」」ビクビクゥッ…!
木|こいし『セイヤさんが私の事を意識してくれてる///セイヤさんが私の事を意識してくれてる///セイヤさんが私の事を意識してくれてる///』ぷしゅ〜…※見ていない
てゐ「さ、さとり!セイヤは私を狙ってくる筈!だからさとりは撤退して!」ガシャコン!
さとり「そ、そんな事出来ない!私も一緒に戦うわ!」チャキッ!
てゐ「今は私がこの狙撃班の隊長だよ!隊長の命令は絶対!いいから撤退して!」
さとり「で、でも…」
てゐ「誰もさとりを責めたりなんかしないよ!……それに私達、友達でしょ?」ニコ
さとり「とも…だち…」
てゐ「友達からのお願い…此処から撤退して…必ず生き残って第2次戦線を皆で勝利して…」
さとり「……わかった」ダッ!
タッタッタッタッタッタッ…
セイヤ「…」
てゐ「追わないんだね…」
セイヤ「そんな野暮な事はしないさ…」
てゐ「そっか…なら楽しもうか!!」ダッ!
セイヤ「…」ダッ!
てゐ「私の悪戯トラップは…これで最後だよ!」カチ…
ボンボンボンボンボンボンボンボンッッッッ!!
セイヤ「なッ!?地面が爆発したッ!?」バッッ!
てゐ「ペイント落とし穴…落ちたらペイントの池に真っ逆さまだよ!」ぴょんっ!ぴょんっ!
セイヤ『こいつ…ウサ耳は飾りじゃ無かったのか…』
てゐ「よっ!ほっ!」ダァァンッ!ぴょんっ!ダァァンッ!ぴょんっ!
セイヤ『くそッ…足場が悪いッ…!』ヒュッッッ…!!ヒュッッッ…!!
ズルッ…!
セイヤ「っ」バッッッ!!
てゐ「片脚で落とし穴に落ちるの回避するなんて…セイヤの身体能力はどうなってるんだか…」ぴょんっ!ぴょんっ!
セイヤ「てゐ…あんたは目に見えるが掴めない物があった場合…どうする?」
てゐ「そんなの!掴める様になるまで!努力し続けるよ!」ダァァンッ!ガシャコン!ダァァンッ!ガシャコン!
ヒュッッッ…!!ヒュッッッ…!!
セイヤ「俺もそうだ……掴める様になるまで、努力し続ける……総てを護る為にな」
てゐ「意味の分からない言葉を言われても私には皆目理解出来ないよ!」ぴょんっ!
セイヤ「掴めぬ物こそ美しい…手に取る事が出来ぬからこそ美しい…水面に映る月と花の如き剣技…あんたに見せてやるよ」スチャッ…
てゐ「これで…終わりだよ!セイヤ!!」ジャキンッ!!二丁ショットガン
セイヤ「秘剣……《鏡花水月》!!」ヒン…
てゐ「虚仮威しが私に通じると思わない事だね!」ダァァンッ!!ダァァンッ!!
フゥゥン…フゥゥン…パラパラパラパラパラパラパラパラパラパラパラパラ…
スタッ…
てゐ「え?ど、どうして撃った弾がその場で…」
セイヤ「………ここら一帯は既に、俺の斬撃範囲だ」
ズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッッッッ!!!!
ズドドドドドドドドォォォォォォォォンッッッッ!!!!
木|こいし「ま、周りの木々が一斉に倒れてるぅぅぅ!?」ビクビクゥッ!
てゐ「な、何をしたのっ!?」
セイヤ「ここら一帯、半径1km圏内に斬撃を放った…ただ其れだけだ」
てゐ「そ、そんな…じゃあまさか…」
セイヤ「その自慢のショットガンとその他の武器…総て破壊させて貰うぞ…」
てゐ「なっ!?」バギィッ!バギィッ!
セイヤ「てゐとこいしちゃん、それとこいしちゃん専用の木は無傷にする様に調整して置いた、だから心配は無用だ」スタスタ
てゐ「ま、待ってセイヤ!私は最後に拘束するんだよね!?」
足ガシッ!!ブラァァン…
セイヤ「お前は最後に拘束すると約束したな…」スタスタ…
てゐ「そ、そうウサ!約束は守るウサ!女の子に嫌われるウサよ!?」ブラァァン…
ピタ…
セイヤ「………あれは嘘ウサ」パッ…
「ウサァァァァァァァァァァァァ!?」
ヒューーーーーーー…ドポォン!
セイヤ「…」下を覗く…
スタスタスタスタ…
こいし「な、何だか凄い事になっちゃいましたね…銃も弾切れですし」
セイヤ「この銃を使おう…てゐにはもう必要無いからな…」ハンドガン拾う…
こいし「そういえばてゐ先輩はどうしたんですか?」キョロキョロ…
セイヤ「…放してやった」
こいし「???…それにしてもさっきの剣技!凄かったですね♪格好良かったですよ♪」ニコニコ
セイヤ「はは…ありがとう」ニコ…
秘剣・鏡花水月
最大斬撃範囲は半径1km、その範囲内の敵と認識したもの総てを斬り捨てる剣技。
鏡に映った花や水面に映った月の様に、目には見えていながら手に取る事が出来ない物がある。
セイヤ「はぁ…駄目だ、疲れてもう動けない」ふぅ…ドサッ
こいし「あの剣技の所為でですか?」
セイヤ「あぁ…鏡花水月は筋力と集中力を極限にまで高めた状態で放つ剣技なんだ…あれ一撃で体力全部持っていかれるからあまり使いたくは無いんだよな…」
こいし「まさか…他にも剣技があるとか言いませんよね?」
セイヤ「あるよ?まだ完成してないがな」
こいし『冗談で聞いたのに…』
セイヤ「まぁ…完成してるのは《百花繚乱》と《落花狼藉》それと《明鏡止水》と《疾風迅雷》くらいか…」
こいし「凄まじい程の四文字熟語の嵐ですね…」
セイヤ「自分で技の名前付けるのが苦手なんだよ…」スッ…
カチャッ!!
こいし「っ!?せ、セイヤさん!?一体どうしたんですか!?」
セイヤ「さとり……どういうつもりだ」
スタスタスタスタ…
さとり「やっぱり私は…逃げる事なんて出来ない……友達なら尚更、見捨てる訳にはいかない」カチャッ!
セイヤ「度胸があるのと無鉄砲なのは違うぞ…」スクッ…
さとり「度胸でも無鉄砲でも無いわ…私は自分の意思で、想いで此処に立ってる」
セイヤ「その心意気や良し…といった所か」
さとり『自分よりも格下の相手なのに…セイヤは真っ直ぐ私だけを見据えてる…1人の敵と認識して…私と対等に戦おうとしている…』
セイヤ「俺の心を読んでいるから分かっているとは思うが……手加減は一切しないぞ?こっちも負ける訳にはいかないんでな」
さとり「それでこそセイヤよ…こんな私でも、対等に戦おうとしてくれるのは…素直に嬉しいから…」
セイヤ「………悪いが時間みたいだ」クルクルスチャッ…
ピピピピピピピピピッ…
こいし「…一時休戦の合図」
さとり「…そんな」ガクッ…
セイヤ「いい目だったぞさとり…第2次戦線じゃお前に苦労を掛けられそうだ」ニコ
さとり「買い被りよ…私にはそんな力…」
セイヤ「力の有る無しなんて関係無いさ、さとりの意思の強さと想いの強さ…確かに伝わった……だから自分に自信を持て」スタスタ
頭ポン…
セイヤ「さっきのさとり…格好良かったぞ?」ナデナデ…
さとり「あ、ありがとう///」ドキドキ
こいし「むぅ〜…」頰プクー…
セイヤ「さて…こいしちゃん、お昼食べに戻るか」スッ…スタスタ…
こいし「はぁ〜い❤︎」ぎゅぅ♪
セイヤ「あの…異次元のスナイパーさん達に頭撃ち抜かれるから腕に抱きつかないでくれる?」スタスタ…
こいし「やで〜す❤︎」ぎゅぅ♪スタスタ…
さとり「セイヤ…」
セイヤ「ん?」ピタ…
さとり「このサバゲー…私達が勝つわよ?理不尽な命令をされて泣き喚かない様に、精々頑張る事ね」クル…スタスタ
セイヤ「はっ…望む所だ、他の奴等にも伝えとけ…必ず全員、ペイント塗れにしてやるってな」スタスタ…
こいし『なんかお姉ちゃんとセイヤさん…凄く格好良い///』ぎゅぅ♪スタスタ…
〜青組陣地(別荘近くの平原)〜
美鈴「あっ!セイヤにこいしちゃん!お帰りなさい!」
セイヤ「ただいま〜…」スタスタ…
こいし「ただいまです♪」ぎゅぅ♪スタスタ…
咲夜「……どうしてセイヤの腕にこいしちゃんが抱き付いているんですか?」ムッ…
セイヤ「それは是非俺が聞きたい所だ…」
咲夜「私だって頑張ってたのに…」ムスッ…
セイヤ「さっき文達とすれ違った時に聞いたよ…流石咲夜に妖夢だな、それに美鈴も咲夜を助ける為に駆け付けたって聞いたぞ?」
美鈴「私は当然の事をしたまでですよ♪」
咲夜「…」ムスッ…
セイヤ「なに不機嫌そうな顔してんだよ…」頭ポン…なでなで…
咲夜「べ、別に不機嫌な顔なんて…///」
美鈴『セイヤに褒めて貰いたかった癖にぃ〜♪咲夜さんも素直じゃないですねぇ〜♪』ニコニコ
こいし「それより妖夢先輩は何方に居るんでしょうか…」キョロキョロ…
「はぁ〜…まさかあんなやられかたするとは…」とほほ…スタスタ
咲夜「妖夢…お疲れ様です…」
妖夢「散々な目に遭いました…あの後幽々子様やこころ、ルーミアちゃんに遊ばれて…」よよよ…
セイヤ「妖夢もお疲れ様…頑張ったんだな」ニコ
妖夢「うぅ……セイヤーー!」みょーんっ☆
セイヤ「…」サッ…
妖夢「みょぶしっ!……ひ、酷いですよ!どうして避けたりするんですかぁっ!」ウルウル…
セイヤ「いやだってペイント塗れじゃん…」
妖夢「………なら着替えてきます!」タッタッタッタッタッタッ!
セイヤ「妖夢は何がしたいんだ?」
こいし「…鈍感馬鹿木偶の坊」ボソ…
セイヤ「こいしちゃん!?今俺の悪口言ったよね!?こいしちゃんが言ってはいけない様な暴言吐いたよね!?」
こいし「イッテマセンヨ…」
セイヤ「じゃあ何で片言なんだよ!」
こいし「私…嘘なんて吐かないですよぉ…」ウルウル☆
セイヤ「ぅ…ご、ごめん」
咲夜・美鈴『『小悪魔だ…小悪魔がいる…』』
昼食のお時間です♪
咲夜「それでは…いただきます♪」
セイヤ・美鈴・妖夢・こいし「「「「いただきまーす♪」」」」
パクン…
咲夜・美鈴・妖夢・こいし「「「「美味しいー♪」」」」
セイヤ「それはよござんした…」モグモグ…
咲夜「これ、全部セイヤの手作りですよね?」モグモグ…
セイヤ「一応な…冷凍物だと味も質も落ちるから余りお前達には食べさせたくなかったんだ…」
美鈴『お母さんみたいな理由ですね…』モグモグ…
妖夢「おにぎりだけじゃ無くてサンドイッチまで作ってあるとは思いませんでした…」モグモグ…
セイヤ「まぁ休戦中くらいのんびりピクニック気分になってもいいだろと思ってな…」モグモグ…
咲夜『栄養バランスまで考えて作ってありますね…睡眠時間を削ってまで私達の為に…』モグモグ…
こいし『セイヤさんと結婚したら…///私が作った方のがいいのかな?///それともセイヤさんに作って貰った方のがいいのかな?///』モグ…
美鈴「そういえばこの後の第2次戦線の作戦…どうするんですか?」モグモグ…
妖夢「幾ら人数を減らしたとはいえ…彼方も精鋭部隊は1人も脱落していませんからね…」モグモグ…
セイヤ「悪いが俺は…コソコソ隠れながら攻めるのは性に合わないんでな、俺は彼奴らの拠点を一気に叩く…」ゴク…
咲夜「ふふふ…其れでこそ私達の隊長ですよ♪」パク…
こいし「何処までも付いて行きますよ!」ゴク…
セイヤ「妖夢も助けるつもりだから戦える気構えだけはして置いてくれ…」
妖夢「はい!」みょん!
セイヤ「美鈴も捕虜の数が多いからな?きっと救出しに来る部隊があるだろうから気を抜かない様に」モグ…
美鈴「任せて下さい!…咲夜さんとこいしちゃんの事、必ず護って下さいね?」パク…
セイヤ「あぁ…絶対に護り通してみせる」パク…
美鈴「その言葉を聞けただけで満足です♪必ず勝ちましょう♪」モグモグ…
セイヤ「もう形振り構ってられないからな…速攻で彼奴ら全員を殲滅する…」
妖夢「凄い気迫ですね…こいしちゃん、何かあったんですか?」ヒソヒソ…
こいし「お姉ちゃんがセイヤさんのやる気に火を点けたんですよ…」ヒソヒソ…
咲夜「さとりがですか…珍しいですね…」ヒソヒソ…
美鈴「ですがあの状態のセイヤなら…誰が来ても変わらなさそうですね…」ヒソヒソ…
セイヤ『俺は負けられない…きっと霊夢と魔理沙が俺の前に立ちはだかる筈…彼奴ら2人と戦うまでは、無傷で生き残る!!』
その頃…古代遺跡跡地では…
〜無人島(古代遺跡跡地)〜
霊夢「やっぱりセイヤの作った料理は美味しいわね…」モグモグ…
魔理沙「しかもチーム別に盛り付けまでしてくれてるしなぁ〜…」モグモグ…
早苗「わぁ〜♪こっちのバスケットにはサンドイッチが沢山入ってますよ♪」パカッ…
諏訪子「美味しそうだねぇ…」おぉ…
幽々子「沢山あって助かるわぁ〜♪」パクパク!
文「うむうむ…薄すぎず濃すぎずで何とも絶妙な味付け…」モグモグ…
こころ「サラダも味付けの種類が豊富で…全然飽きない♪」モグモグ… 福の神
アリス「文句の付け所が見当たらない……何時もだけど…」モグモグ…
チルノ「しかもクーラーボックスを渡されたから、何が入っているのかと思ったら…」モグモグ…
輝夜「デザートにフルーツヨーグルトが入っていたわね…しかも完全お手製の…」パクン…
天子「料理に関してはマメだよね…セイヤって…」モグ…
衣玖「マメのレベルを遥かに超える程の小まめさですね…」パク…
ルナサ「美味しい…」モグモグ…
メルラン「姉さん…口にソース付いてるよ?」くいっ…
ルナサ「っ!?…あ、ありがとう///」
リリカ「姉さんはだらし無いなぁ…セイヤを少し見習ったら?」モグモグ
メルラン「セイヤの見習う所なんて料理位しかないじゃない…」モグモグ…
リリカ「それもそうだね♪」パク…
フラン「咲夜達はセイヤとお昼かぁ〜…いいなぁ〜…」モグ…
レミリア「セイヤとピクニック気分でお昼を食べたいわね…」モグ…
さとり「…」モグモグ…
てゐ「さとり、まさかまだ気にしてるの?」モグモグ…
鈴仙「さとりは凄いよ…自分で決めてセイヤに
向かっていったんだもん…てゐも責めてなんかいないよね?」モグモグ…
てゐ「当たり前だよ♪さとりを責める奴は私が許さないよ♪」ニコ
さとり「ありがとう…必ず助けに行くから…待ってて」ニコ
てゐ「うん…待ってるよ♪」
四季映姫「しかしそうなるとこの後のセイヤ達の動きが気になりますね…」モグモグ…
霊夢「あいつはもう小細工無しで此処に突っ込んで来る筈よ…」モグ…
神奈子「だろうね…作戦はどうする?」モグ…
魔理沙「だったらこっちも小細工無しで迎え撃つ、唯それだけだぜ…そうだろ?パチュリー」パク…
パチュリー「魔理沙の言う通りね…私と鈴仙、それとさとりは他の皆を救出しに行くわ…」むきゅむきゅ…
アリス「私は門番かぁ〜…美鈴みたいに上手くいくかなぁ〜…」はぁ…
パチュリー「美鈴も結構適当だからそんなに気を張らなくても大丈夫よ…」むきゅ…
レミリア「こころ…少し付き合ってちょうだい」スクッ…
こころ「…分かった」スクッ…
フラン「お姉様がやるなら私もやるぅ〜!」スクッ!
スタスタスタスタ…
こころ「腕慣らし…付き合ってあげる…」ヒュッッ!
ドスドスドスドスドスドスドスドスドスッ!
レミリア「デザートは…貴方を倒してから頂く事にするわ…」ヒュンヒュンビュッッ!
霊夢「さてと…私達も行きましょう魔理沙…」スタスタ
魔理沙「食後の運動なんだから軽めにしてくれよぉ〜?」スタスタ
霊夢「それは魔理沙次第ね♪」スタスタ
魔理沙「全く…やれやれだZE☆」スタスタ
四季映姫「レミリアは槍術ね…早苗や諏訪子、神奈子も…私達が倒された時はよろしくね?」
早苗「任せて下さい!」スクッ…スタスタ
諏訪子「こりゃあもう使うしか無さそうだねぇ…」スクッ…スタスタ
神奈子「起動準備…して置こうか…」スクッ…スタスタ
霊夢「何よ、私達が負けると思ってるの?」スタスタ
神奈子「そんな事無いわよ、唯…セイヤはきっと私達の前に現れる…」スタスタ
諏訪子「きっと…ね」スタスタ
早苗「それが私達が認めた男の人だと言うなら尚更です…」スタスタ
魔理沙「タダで負けるつもりは無いがな!」スタスタ
霊夢「私達で止めるつもりだから出番無かったらごめんね〜♪」スタスタ
其々の想いを胸に…遂に最終決戦の幕が上がる…
セイヤ「勝つのは…俺達だ…」
咲夜「喩えお嬢様と妹様が相手だろうと…私は負けません…!!」
美鈴「気を抜かずに気張って行きましょう!!」
こいし「私も…役に立ちたい!!セイヤさん達の為に…そして自分自身の為に…!!」
妖夢『私も格好良い台詞を言いたかったです…』みょん…
霊夢「セイヤ達が相手なら全力出しても問題無いでしょ♪」
魔理沙「必ず勝ってセイヤをぎゃふんと言わせてやるぜ!」
レミリア「私は誰にも負けないわ…喩えセイヤが相手だとしても…」
アリス「う〜ん♪それじゃあ派手に操ってあげるとしようかなぁ〜♪」
フラン「きゅっとしてドカーンといっちゃおう♪」
早苗「最終決戦に相応しい舞台…整えて置きますよ♪セイヤさん♪」
こころ「私の秦流剣術がセイヤ達にどれ程通用するのか…楽しみ…」福の神
諏訪子「まぁ誰が来ても勝つのは私達…」
神奈子「残念だけれどアレを起動させたら…ねぇ?」
四季映姫「期待してますよ?」ふふ…
さとり「てゐ達は私達3人が必ず救出する…!!」
鈴仙「皆にばかりいい格好させる訳にはいかないからね♪」
パチュリー「そうね…私達は私達が出来る事を精一杯やりましょう…」
全員「最後に笑うのは私(俺・あたい)達(だ!!!!・です!!!!・だよ!!!!・だぜ!!!!)よ!!!!」
〜青組陣地(別荘近くの平原)〜
セイヤ「頼むぞ…美鈴…」
美鈴「お任せ下さい!…セイヤや咲夜さん、こいしちゃんもお気を付けて」ニコ
咲夜「分かっていますよ♪妖夢を救出してさっさと終わらせるつもりですから♪」
こいし「行きましょう!」
セイヤ「………開戦だ、これが最後の戦いだ……悔いの残らない様に全力で行くぞ」カチン…
ボシュゥゥゥゥゥゥ〜…ポンポンッ☆
セイヤ「咲夜…遅れるなよ」こいしちゃんお姫様抱っこ☆
咲夜「それは此方の台詞ですよ…」
こいし「必ず勝ちましょう…」
セイヤ「当たり前だの…」ダッッッ!
咲夜「クラッカーですよ!」ダッッッ!
美鈴「…私も自分の仕事を全うするとしましょう!」スタスタ…
〜無人島(森の中)〜
咲夜「それにしてもセイヤ、敵の陣地の場所は分かるんですか?」タタタタタタタタタタタタッ!!
セイヤ「ある程度はな…きっと古代遺跡の跡地に拠点を置いている筈だ」タタタタタタタタタタタタッ!!
こいし「彼処は広いですし何より入り組んでいますからね…」
咲夜「この無人島にあんな遺跡があったなんて驚きです…」タタタタタタタタタタタタッ!!
セイヤ「だな…まぁ、俺達にとっては戦い易いから大歓迎だ…」タタタタタタタタタタタタッ!!
こいし「せ、セイヤさん!咲夜さん!彼処!」
咲夜「パチュリー様達ですね…どうしますかセイヤ、応戦しますか?」タタタタタタタタタタタタッ!!
セイヤ「きっと彼奴らも手出しはして来ない筈だ…勘だけどな」タタタタタタタタタタタタッ!!
ヒュッッ…!!
さとり『セイヤ…覚悟は良いわね…』チラ…
セイヤ『それはこっちの台詞だ…』チラ…
ヒュッッ…!!
咲夜「ふふ…通じ合っているみたいで妬けちゃいますね…」タタタタタタタタタタタタッ!!
セイヤ「そんなんじゃ無いだろ…」タタタタタタタタタタタタッ!!
こいし『羨ましい…』頰プクー…
〜古代遺跡入り口〜
ザザッ…!!
セイヤ「まさか最初の相手がアリス…あんただとは思わなかったな」こいしちゃん、お疲れ様…
アリス「そう?私は大歓迎だよ?……セイヤ達を此処で葬る事が出来ると思うとね♪」
セイヤ「あんたも本気みたいだな…」
アリス「当たり前だよ……人形使いの真の実力…披露してあげる♪」バッッ!
セイヤ「咲夜やこいしちゃんは手を出さないでくれ…アリスは俺がやる」スチャ…
スタッ…
アリス「まさかセイヤと本気で戦えるなんて思いもしなかったよ…何時迄も護られてばっかりじゃ…女が廃るからね…」ピーン…
セイヤ「あのワイヤートラップを作ったのは…どうやらアリスの様だな…」
アリス「ご明察だよ♪私が操るのは人形だけじゃない……それにセイヤはもう私に操られてる」指くいっ…
ヒュンッッ!サッ…
セイヤ「……俺は操られるのは嫌いなタチなんだがな…」
アリス「それはこれから私が決める事だよ…」指くいっくいっ…
ヒュンッッ!ヒュンッッ!
セイヤ「…」サッサッ!!
アリス「さぁ…楽しい演劇の幕開けだよ♪」指くいっくいっくいっ…
ダッッッ!タタタタタタタタタタタタッ!!
バッッ!
セイヤ「はぁぁっ!!」ズバァッ!
アリス「…一応特殊な繊維で作ったワイヤーなんだけどなぁ…」ぴょんッ…ピーン…
セイヤ「…」バッッ!ピーン…
アリス「しかも私と同じ様にワイヤーの上に乗るしさぁ…」指くいくいくいくいっ…
スパスパスパスパァァンッ!
タタタタタタタタタタタタッ!!
セイヤ「…」ヒュッッッ!!
ピーーーンッッ!
アリス「振り抜く事が出来なきゃ意味無いよね?」ふふ…
セイヤ「…」スチャッ!
パンパンパンパンッ!
グイッッ!ピーーーン!!
パシャパシャパシャパシャ…!
セイヤ『ワイヤーを手繰り寄せてペイント弾を防いだ…か』スチャ…
スパスパスパスパスパスパッッ!
アリス「幾らワイヤーを斬っても無駄だよ!」指くいくいッ!
セイヤ「っ!?」ヒンヒンヒンッギュッ!!
アリス「よしっ!」指くいッ!くいッ!
ヒンヒンヒンッギュッ!
ブラァァン…
セイヤ『右腕と左腕をワイヤーで拘束されたか…』グググッ!
アリス「幾らセイヤでも自力でそのワイヤーから抜け出すなんて不可能だよ…」グイッ!
ヒンヒンヒンヒンヒンッギュッッ!!
アリス「リアルな操り人形の出来上がり♪」ニコ
セイヤ「はは…はははは…」
アリス「さぁてセイヤの散り際の一言、聞いておこうかな」スチャ…
セイヤ「アリス…俺は最初からあんたを見てなかった…なのにあんたは俺を見てたんだな」
アリス「負け惜しみは男らしく無いよ…」
セイヤ「ピアノやバイオリンなんかは弦を使って音を鳴らす…俺にとっては、ワイヤーも弦も大差無い…」指くい…
アリス「ま、まさか…セイヤはこの張り巡らせたワイヤーの位置を…」
セイヤ「ご明察……アリスはどんな音がするんだろうな」ニコ
アリス「まずいっ!」バッッ!
セイヤ「奏楽ノ型…《螺旋律》!!」ズバァァッ!!
ヒンヒンヒンヒンヒンヒンッッ!!ギュゥゥッ!!
セイヤ「よっ…」スパッスパッ!
スタッ…
セイヤ「操られるのはあんたの方だったな…アリス」クル…スタスタ
アリス「お、下ろしてぇ〜…」ブラァァン…
セイヤ「おっと…忘れる所だったな」ピタ…クル
アリス「そうそう♪セイヤの勝ちなんだから私を早く下ろして♪」
セイヤ「安らかに眠れ…」パンパンパンッ!
アリス「まさかのトドメを刺しにきたっ!?」パシャパシャパシャ!
スタスタスタスタ…
咲夜「思っていたよりも早く終わりましたね…」スタスタ
セイヤ「まぁあれくらいで負ける程落ちぶれちゃいないさ…」スタスタ
こいし「失礼ですよセイヤさん…」スタスタ
セイヤ「事実だからしょうがない…」スタスタ
咲夜『今のセイヤは厳しいですね…それだけ本気だという事でしょう…』スタスタ
スタスタスタスタスタスタ…
〜古代遺跡跡地(内部)〜
スタスタスタスタピタ…
咲夜「今度はこころですか…おぜう様と妹様は何処へ…」
こいし「それに…あの地面に刺さっている刀は…」
セイヤ「妖夢から聞いていたが…本当に9本の刀を使うみたいだな…」
こころ「…」スチャッ…
セイヤ「薄々気付いていたが…まさかこころが剣の道を…ねぇ」スタスタ…
咲夜「気付いていたんですか…?」
セイヤ「微かにだが妖夢と同じ気配がした…まだ弱々しかったけどな」スタスタピタ…
こころ「手加減は無用…全力で来て…」
セイヤ「あんたがお面をしないとは…余程真剣なんだろうな…」スチャ…
こころ「…」ダッッッ!
ギィィンッ!
セイヤ「ご挨拶な奴だな…」カチャカチャ…
こころ「…」カチャカチャ…
バッッ!パシパシッ!
こころ「感情二刀ノ型…《静寂》…」ビヒュッッ!!
バッッ…クルン…
スタッ…
セイヤ「その程度の剣技じゃ俺は倒れないぞ…?」
こころ「…」ダッッッ!パシパシ!
ヒュンッ!ヒュンッ!ギギギンッ!
セイヤ「及第点だな…」ギィンッ!ガィンッ!
こころ「上から目線…嫌い…!」ブゥゥンッ!
サッ…カチャ…
セイヤ「…」パンパンッ!
ヒュッッッ…!!ザザザァァーー…パシッ!
こころ「喜怒哀楽!!」バッッッッ!!
セイヤ「雛罌粟!!」ヒュッッッッッ…!!!!
ギィィンッッッッ!!!!
カシャカシャカシャカシャン…
こころ『持っていた4本の刀を…全て叩き落された…』手がビリビリ…
セイヤ「手が痺れたか?これでも手加減してるんだ……その程度か?ハッキリ言って拍子抜けだな…こころ」
こころ「っ…舐めないで!!」バッッ!!パシパシパシパシ!
ギギギギィィィン!
セイヤ『4本の刀を交互に持ち替えての斬撃か…流石だなこころ…』ギィィン!ガィンッ!ギィンッッ!
ヒュンヒュンパシ…ビュッッ!!
セイヤ「っ」ヒンッ!
こころ『っ…セイヤのペースが乱れた!』ヒュッッ!ビシュッ!バッ!ブゥゥンッ!
セイヤ『リズムが乱れたか…戻さないと一撃食らわされそうだ…』サッ…スッッ…バッッ!
こころ「逃がさない!」ヒュバッッッ!!
セイヤ『突きかッ!?』ギィィンッ!
こころ『今の突きを防ぐなんて…』バッッッ!
ザザァァァー…スッ…
セイヤ「まさかこころの方から一旦引くとはな…予想外だったよ」スチャ…
こころ「私の使える奥義の中で…1番強い技を見せてあげる…」グイッ…!
ヒューーーーーーン…ドスドスドスドスドスドスドスドスドスッ!
セイヤ『刀の柄の部分に糸を巻き付けてあったのか…』
こころ「秦流剣術奥義乱立ノ型…」ビュンビュンビュンビュン!
グルグルグルグルグルグルッ!!
こころ「《仮面喪心舞・暗黒能楽》!!」ダッッッ!!
セイヤ『なんだあの技は…!』グッ…
ビシュッッッッッ!!
セイヤ「っ」ギィィィィンッッッッ!
ブゥゥンッ!ブゥゥンッ!
こころ「まだ…終わりじゃない…!!」ビシュッッッッッ!
ドゴォォッッ!!
セイヤ『ぐっ!闇雲に振り回してる訳じゃ無いみたいだな…!!』バッッ!
こころ「…」ビュンビュングゥゥンッ!!
セイヤ「っ」上に刀を構える…
ガギィィィィィィンッッッッ!!
こころ「…」グイッッ!グゥゥンッ!
バッッ!
セイヤ『良くもまぁ9本もある刀を自在に操れるねぇ…』ゴホッ…ゴホッ…
こころ「仕上げ…!!」ヒュッッッ!!
ズバァッ!ズバァッッ!!
セイヤ「っ」グラッ…
ヒュッッ!ズバァッズバァッ!!
セイヤ「がはぁッ!?」
ズバァッ!スバズバズバァッッ!!
こころ「終わり…!!」グググッッ!!
ドゴォォォォオオッッ!!
セイヤ「かッッはッッッ!?」ドォォォォオオオオンッッッ!!
こころ「はぁ…はぁ…」スチャ…
ムクッ…
セイヤ「痛っ…派手にやられたな…」スクッ…
こころ「……まだ立てるの?」
セイヤ「当たり前だ…今度はこっちの番だ」スッッ…
こころ「この9本の刀がある限り…私は負けない…」
セイヤ「あんたが9本なら…俺は100本の刀であんたに勝つ…」すぅぅぅ…ふぅぅぅ…
…ヒーーーーーーーーーーーーーーーン…
こころ「っ…今、何かした?」
セイヤ「……いや、別に…ただ」
こころ「…ただ?」
セイヤ「美しく…咲き乱れろ…」パチン…
ピシピシピシピシ!パァァァァンッッ!!×9
こころ「わ、私の刀がっ!?」パラパラ…
セイヤ「秘剣…《百花繚乱》」
秘剣・百花繚乱
100を超える刀で相手を斬り裂くかの如く乱れ舞う剣技…その姿を見る事は常人には不可能である。
こころ「負け…た…」ガク…
スタスタスタスタ…
頭ポン…
セイヤ「流石だこころ…お前の想いの強さ、確かに届いたぞ…」なでなで…
こころ「…ぅん」ウルウル…
セイヤ「でも悪いな…これがルールなんだ」カチャ…
「させませんよ!!」パンパンッ!
キンキンッ!
セイヤ「感動のシーン台無しにするなよな…映姫」スチャ…
四季映姫「ふふ…感動も何もこんなssを観ている人なんて居ないんですから…好きにやっちゃった方のが得ですよね?」スタスタ
セイヤ「……一理ある!!」ドンッ☆
咲夜・こいし・こころ「「「一理ない!!」」」般若
四季映姫「私とも遊んで下さいよ…」スチャッ…
こいし「セイヤさん、咲夜先輩…先に進んで下さい…映姫先輩は私が相手をします」スタスタ
セイヤ「……大丈夫か?」
こいし「私だってやる時はやるんです…安心して下さい、必ず追い掛けますから」ニコ
咲夜「……分かりました!セイヤ、行きましょう!」ダッ!
セイヤ「…あぁ!」ダッ!
四季映姫「逃すと思ってるんですか!?」チャキッ!
こいし「邪魔はさせませんよ!」チャキッ!パンパン!
四季映姫「くっ…!」サッッ…!
こいし「さぁ映姫先輩……楽しみましょうか♪」スタスタ
四季映姫「お望み通り……白黒はっきりつけてあげますよ」スタスタ
〜古代遺跡跡地(奥地)〜
スタスタスタスタ…
セイヤ「しかしまるでどっかのゲームみたいだな…」スタスタ…
咲夜「段々と敵が強くなっていく、みたいな感じなのが特に…」スタスタ…
セイヤ「となると次は…」スタスタ…
咲夜「おぜう様ぁぁぁぁ!と妹様ぁぁぁぁ!ですね♪」スタスタ…
セイヤ「レミリアとフランの相手は任せたぞ?」スタスタ…
咲夜「ふふふ…任せて下さい…」鼻血タラリ…
セイヤ『こりゃあレミリアもフランも終わったな…色々な意味で』スタスタ…
セイヤ「っと、噂をすれば何とやら…だな」ピタ…
レミリア・フラン「「…」」石で出来た椅子に座っている…
セイヤ「随分と偉そうだな…どっかのラスボス気取りか?」スタスタ…
咲夜『凛々しいお姿///堪りませんね///』ダラダラ…
セイヤ「おい、人が珍しく真面目にやってるのに雰囲気ぶち壊してくれるなよ咲夜さん…」はぁ…
咲夜「そんな事を言われましても…アレを見て鼻血を出すなと言うのは無理な話ですよ…」ダラダラ…
セイヤ「それはお前だけだ…」はぁ…
レミリア「ふふ…漸く来たわね、私の運命の人…」
フラン「退屈で死にそうだったよぉー…」足バタバタ…
セイヤ「レミリアの台詞はスルーさせて貰うとして…俺は先に進ませて貰うぞ…」スタスタ…
バババババババババババババババッ!!×2
ギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギギンッ!!
セイヤ「はぁ……血の気の多い姉妹だな…」パチン…
フラン「折角ここまで来たんだからさぁ…遊んで行こうよ…ね?」ニコ
咲夜「私が!私が相手をします!」はいはーい!
セイヤ「だからお前は雰囲気ぶち壊してくれるなよ咲夜ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
咲夜「はぁ…仕方が無いですね」シャキン…
セイヤ「後は頼んだ…」ダッ!
ビヒュッッッ!!
ギィィンッッ!!
セイヤ「邪魔だレミリア…其処を退け」カチャカチャ…
レミリア「その命令には応えられないわ…先に進みたければ私を倒してから行きなさい」カチャカチャ…
セイヤ「んなちっこい身体で槍振り回して大丈夫なのかよ…お嬢様ッ!!」グンッ!
ザザザァァァァーーー…!!
レミリア「私は貴方とお父様の修行を1番近くで見てきたつもりよ…貴方の動きは大体予想がつくわ…」スッッ…!
セイヤ「どっかの天才じゃ有るまいし見ただけで憶えられたら苦労しないんだよ…」
レミリア「なら…私に勝ってみなさい!!」ダッッ!!
フラン「さて咲夜♪私達も遊ぼうか♪」ジャコッッ!!
咲夜「随分とゴツい銃器ですね…妹様」
フラン「このチェーンガンを壊せたら…私も本気で相手をしてあげるよ♪」ウィィィィィィン…
咲夜「では、その本気を出させて貰いましょうか!!」ダッ!
フラン「それそれぇ〜♪」ズドドドドドドドドドドドドドッッ!
咲夜「…」タタタタタタタタタタタタッッ!!
フラン「ん〜…流石に速いなぁ…」ズドドドドドドドドドドドッッ!
レミリア「はぁっ!!」シュッッ!!
ギィィンッ!
セイヤ「チャンバラなら後で付き合ってやるから其処を退け…」カチャ!パンパンッ!
パシャパシャ!ビュンビュンカッ!!
レミリア「残念だけれど…私は貴方を倒すつもりで此処に立っているのよ」スッッ…
セイヤ「余程昨日は夢見が良かったらしいな…俺に勝つ夢でも見たか?」チャキッ…
レミリア「貴方の夢ならいつも見てるわよ……光栄に思いなさい、私の夢の中に出てこられるなんて…」
セイヤ「そうかよ…悪いが今の俺には関係無いな…」
レミリア「今のセイヤ……とても素敵よ」ビュンビュンビシュッ!
セイヤ「ならそのままの俺で…あんたを倒すだけだ…」
レミリア「来なさい…」
セイヤ「瞼を閉じない事を勧めるぞ、レミリア・スカーレット…」ふぅ…
レミリア「え…?」パチクリ…
レミリア「あ、あれ…?せ、セイヤは…?」キョロキョロ…
「だから言っただろ……一瞬でも瞼を閉じれば…それで終わりだ」パチン…
ビリビリッ…!!
レミリア「っ」ガクン…ドサ…
セイヤ「秘剣…《疾風迅雷》」スタスタ
レミリア『なに…これ……か…からだに…でんきが…とおった…みたいに…』ガクガク…
秘剣・疾風迅雷
瞬く間に移動し、相手の神経を刺激させ相手の行動を不能にさせる神速の剣技。疾風の如く相手に詰め寄り、まるで身体に電撃が走った様な感覚に相手を陥れる。
セイヤ「俺は振り返らないぞ…レミリア」スタスタ
レミリア「ふふ…格好…悪い…わ…ね…今の…私」
セイヤ「トドメは咲夜に刺して貰え…俺は先に進む」スタスタ
レミリア「セイ…ヤ…」
セイヤ「なんだ…」ピタ…
レミリア「貴方の手で…トドメを刺して…ちょうだい…」
クル…
セイヤ「それが……あんたの望みなら」カチャ…
レミリア『ふふ…まさかこんな形でこの言葉を言われるなんてね』ニコ
パンパンパンッ…
咲夜「お嬢様…」シャキン×6
フラン「お姉様も幸せそうだし…私も幸せにしてよ♪咲夜ぁ〜♪」チャキッ!
咲夜「いきますっ!!」バッッ!
フラン「あはははは♪」トパパパパパパパパパッ!
〜古代遺跡跡地(奥地)〜
スタスタスタスタ…
セイヤ「さぁ…始めようか」ピタ…
霊夢「…」
魔理沙「…」
セイヤ「やっとお前ら2人と戦えるな…」
魔理沙「私が怖いかセイヤ…当然だぜ、私は誰かを助け隊団長の霧雨魔理沙様だからな…」
セイヤ「ははははは!…怖い?違うな、ワクワクしてるよ…本気を出した霊夢と魔理沙と戦えると思うとな…」
霊夢「なんだったら先ずは私1人で相手をしてあげてもいいわよ?」
セイヤ「余計なお世話だ…2人纏めて掛かって来い…」指くいくい…
魔理沙「口の減らない奴だぜ…」スッ…
霊夢「私達2人に勝てる奴なんて居ないのよ…それを証明してあげるわ」お札構える…
セイヤ「だったら…いっちょうド派手に!」
セイヤ・霊夢・魔理沙「「「レッツパーリィー☆」」」ダッッッ!!
ヒュッヒュッ!
セイヤ「甘いぞ霊夢!」サッッ!サッッ!
バッッ!
魔理沙「それはこっちの台詞だぜ!」ヒュッ!
パシッ!
セイヤ「女の子がメリケンなんて使うなよ…」グググッ…
魔理沙「それなら…これはどうだっ!」回し蹴りッ!
セイヤ「ぐばぁっ!?」ズザァァーーー…
スタッッ!
セイヤ「そっちのがタチ悪いっての…!」ダッッッ!
霊夢「これを避ける事があんたに出来る!?」バババババッ!
ヒュバババババッッ!!
セイヤ「避ける必要なんか無い!!」ズバズバズバズバズバズバァァァァッ!
霊夢『私の封印札が全く効かないなんてね…』
魔理沙「まだまだぁっ!」ヒュッ!ヒュッ!
セイヤ「よっほっ!」サッ!サッ!
魔理沙「霊夢!私に霊力を分けてくれ!」
霊夢「仕方ないわね!」ダッッッ!
霊夢「はぁっ!」ドゴォッ!
セイヤ「ちっ…」ザザザァァァァーーー!
セイヤ「こんなのもうサバゲーでもなんでもねぇな…」ぺっ…
魔理沙「だけど楽しいだろ?」ニカッ
霊夢「私達らしくて良いじゃない♪目的の為なら手段を選ばない、勿論良い意味でね♪」ヒィィィィン!
魔理沙「さぁて…ここからだぜ?セイヤ…」つ箒
霊夢「私と魔理沙は元々霊力が似ているからね…あんたにも分けてあげようか?」ニコ
セイヤ「はっ…んなもん…要らねぇよっ!!」バッッ!
魔理沙「そりゃあ悪かったな!」バッッ!
ブゥゥンッ!ガィィンッ!×2
セイヤ「箒で戦うなんて…お前は馬鹿だな!」グググッ!
魔理沙「馬鹿に馬鹿だなんて言われたくないぜ!」グググッ!
霊夢「どっちも!大馬鹿でしょうがっ!」ヒュッヒュッ!!
バッッ!
セイヤ「…」タタタタタタタタタタタッ!
霊夢「逃がさないわよ!」ヒュッヒュッ!
バチッ!
セイヤ「しまった!!」バチチチチチ…!
タタタタタタタタタタタッ!!
魔理沙「食らえセイヤ!《彗星・ブレイジングスター》!!」ドゴォォォォォッッッッ!!
セイヤ「ゴハァッ!?」ドゴォォォッッッッ!!
ドォォォォオオオオオオオオンッッ!!
ガラガラガラガラ…
魔理沙「ありゃ…やり過ぎだったか?」
霊夢「よくもまぁあんたは箒で其処までの威力出せるわね…」
魔理沙「困った時はスピードで解決するのが1番だ!」ニカッ
霊夢「いやスピードじゃ無くて威力の話ね?」
セイヤ「あ〜痛てて…このサバゲー至上最強の痛さだな…」スクッ…
霊夢「これからどんどん痛い目に遭わせてあげるわよ」札構え…
魔理沙「残りの力はアレを撃つ為に取っておくか…」スッ…
ダッッッ!
セイヤ「紅魔流抜刀術!その身体で受けてみろ!」カチャッ…
魔理沙「霊夢!」
霊夢「分かってるわよ!」キィィィン!!
セイヤ「一ノ型奥義…紅桜!!」ビシュッ…
霊夢「《博麗結界》!!」バシュゥゥゥゥゥゥゥ!!
セイヤ『サバゲーで結界使うなよッ!!』ガギィンッ!!
カチャッ!×2
セイヤ『マズい!!体勢が不安定な状態で撃たれたら!』
バンバンバンバンッ!×2
ギギギンッバスッ!バスッ!
セイヤ「ぐッ!?がッ!?」ヨロッ…
霊夢「BB弾のお味はどう!」バンバン!
魔理沙「今までどうせ食らってなかったんだろうな!」バンバン!
ギギギンッ!ギギギギギギンッ!
セイヤ「体勢を…立て直さないとッ!」バッッッ!
霊夢「今よ魔理沙!」カチャッ!
魔理沙「ペイント弾を食らえ!」カチャッ!
パンパンパンパンパンパンッ!×2
キキキキキキキキンッ!
パシャッ!
セイヤ「なっ!?」ドサァァ…
魔理沙「やったぜ!着弾数1!」スッ…カチン!
霊夢「観念しなさいセイヤ!」スッ…カチン!
スクッバッッ!
セイヤ『リロードしている内に…!』タタタタタタタタッ!
魔理沙「逃がさないぜ!」ダッッ!
セイヤ「っ!」スチャ…
ガギィンッ!
魔理沙「まだまだ余裕だろ!セイヤ!」グググッ!
セイヤ『く、くそ…疲れてる場合じゃないんだがな…』グググッ…
魔理沙「決めろ!霊夢ぅぅぅ!!」グググッ!
霊夢「…」キィィィンッッ!!
セイヤ『おいおい夢想封印は洒落にならないだろ!!』
魔理沙「よっっ!」バッッ!
セイヤ「いいぜ……来いよ霊夢ッ!!」カチャッ…!
霊夢「夢想…!!」キィィィィィィィンッッッッ!!!!
セイヤ「秘剣…!!」グググッ…!!
霊夢「封印ッッ!!」バシュバシュバシュバシュバシュバシュゥゥゥゥゥゥッッッッ!
セイヤ「《画竜点睛》!!」ビシュッッッッ!!!!
ドゴォォォォォォオオオオオオオオオオオンッッッッ!!!!
パラパラ…パラ…
霊夢「けほっけほっ…やるわね…流石セイヤ」
魔理沙「セイヤはどうなったんだ…?」
モクモクモクモクモク…
「情けないですよセイヤ…それにあの剣技、ただ力任せに振っているだけじゃ無いですか…」パチン…
セイヤ「よう…む…?」ゲホッゲホッ…
妖夢「ふぅ…ようやく此処に来れました♪」ニコ
セイヤ「ど、どうして妖夢が…」
妖夢「こいしちゃんに助けて貰ったんですよ♪こいしちゃんは今遺跡の最奥地に向かっています…セイヤも早く行ってください!」チャキッ…
セイヤ「妖夢を置いて行けるかよ…」スクッ…
妖夢「心配は無用です…私はセイヤ以外に負けるつもりはありませんから」
魔理沙「舐められたもんだぜ…セイヤでも敵わない私達に妖夢が勝てるって?」スッ…
霊夢「寝言は寝てから言いなさい…」札構える…
妖夢「さぁ早く…こいしちゃん1人では荷が重いです、此の先で待ち受けている困難にはセイヤの力が必要不可欠ですから」
セイヤ「……分かった」ダッッッ!
霊夢「あっ!待ちなさい!」ダッ!
妖夢「貴方の相手は私ですよ霊夢!」ヒュッッ!
ガィィィンッ!
魔理沙「残念だったな妖夢…お前の相手はこの霧雨魔理沙様だぜ…!」グググッ!
妖夢「くっ…!」グググッ!
〜古代遺跡跡地(奥地)〜
フラン「」きゅ〜☆
咲夜「はぁ…はぁ…さ、流石妹様でした…」
レミリア「…」イジイジ…
咲夜「お、お嬢様…大丈夫ですか…?」
レミリア「問題無いわ…貴方も早くセイヤを追い掛けた方が良いわよ?」イジイジ…
咲夜「分かりました…」スタスタ…
レミリア「はぁ……悔しいわね」イジイジ…
咲夜『こいしちゃんは無事なのでしょうか…それに此の先には霊夢や魔理沙が居る筈…少し迂回して妖夢を探しましょう…』スタスタ…
〜古代遺跡(最奥地)〜
霊夢「はぁ…はぁ…完全にセイヤを見失っちゃったわ……ん、あれは…」タッタッタッタッタッタッピタ…
こいし「ふえぇ〜…ここ何処ぉ〜…セイヤさぁ〜ん…咲夜せんぱぁ〜い…妖夢せんぱぁ〜い…」テクテク…
霊夢「…」ニヤァァ…
こいし「セイヤさぁ〜ん…何処ぉ〜…」
肩トントン…
こいし「セイヤさん!」クル
霊夢「ちゃぁおぉ〜♪」ニヤァァ…
こいし「れ、霊夢先輩ぃっ!?」ビクゥッ!
ガシッ…!!
霊夢「セイヤじゃ無くて残念だったわね…来なさい!」グイ…スタスタ
こいし『捕まっちゃったよぉ〜…』ウルウル…スタスタ
………………………………………………………
セイヤ「大分入り組んでるな…」スタスタ…
「セイヤさん!」
セイヤ「こいしちゃん!」クル…
ダァァンッッ!!
セイヤ「ぐァッ!?」ドサァァッ…
こいし「セイヤさんっ!!」
霊夢「見つけたわよセイヤ♪」つM500
セイヤ『え、M500ッ!?しかもガス銃かよッ!遠慮無く撃ちやがってッ!』ズリズリ…
スタスタ…
霊夢「腕の調子はどうセイヤ♪」
壁|セイヤ「こっちに来て確かめろ…!」
霊夢「いいえ結構……遠慮しとくわ」
壁|セイヤ『く、くそ…』はぁ…はぁ…
霊夢「セイヤ、顔を出してみなさい…1発で眉間を撃ち抜いてあげる、古い付き合いだから苦しませたく無いのよ…」
壁|セイヤ「霊夢…こいしちゃんは関係無いだろ、離してやれ……目的は俺だろ?」はぁ…はぁ…
霊夢「あはははは♪」
壁|セイヤ「右腕をやられた…お前でも勝てる…」スッ…はぁ…はぁ…
セイヤ「来いよ霊夢…銃なんか捨てて掛かって来い…!」スクッ…はぁ…はぁ…
霊夢「…」カチャッ…
セイヤ「楽に倒しちゃつまらんだろ…」フラ…
霊夢「…」
セイヤ「封印札の力で…!俺が苦しみもがく様を見るのが望みだったんだろ…!そうじゃないのか霊夢…!」
霊夢「セイヤを拘束する…!」カチャッ!
セイヤ「さぁ…!こいしちゃんを離せ…!1対1だ…!楽しみをフイにしたく無いだろ…!?」
霊夢「っ」
セイヤ「来いよ霊夢……怖いのか…?」
霊夢「拘束してやるわ…!こいしちゃんなんて必要無い……こいしちゃんにもう用は無いわ!」ドンッ…!
こいし「酷いですぅっ!」ズザァァ…!
セイヤ「…」
霊夢「このガス銃も必要無いわ……セイヤなんか怖く無いっ!」ポイッ!ガシャン…札取り出す!
セイヤ「…」
霊夢「セイヤオブクラッシャァァァァアアアッ!!」ダッッ!
頭ガシッ…!!
霊夢「……あれ?」汗タラリ…
セイヤ「引っ掛かったな霊夢…筋肉式誘導術に…」
霊夢「ちょ、ちょっと待ってセイヤ…此処はドンパチ賑やかにやる所よね?」汗ダラダラ…
セイヤ「結界やら夢想封印で既にドンパチ賑やかにしてただろ…」
霊夢「そ、そうだわセイヤ!私は最後に拘束するって約束したわよね!?」汗ダラダラ…
セイヤ「………いや、身に覚えが無いな」カチャ…
パンパンパンッ!パシャパシャパシャッ!
ドサァァ…
霊夢「」ち〜ん☆
スタスタスタスタバギィッ!
セイヤ「これで(ガス銃の)腐ったガスも抜けるだろ…!」
こいし「お、お疲れ様です…」
セイヤ「こいしちゃんもお疲れ様…まさか映姫を倒すなんてな…」
こいし「いえ…実は逃げ回っていたら妖夢先輩を見つけたんで、そのままお助け玉で解放したんですよ…」
セイヤ「でも頑張ったのには変わり無いだろ?…だからお疲れ様」ニコ
こいし「は、はい…///」
セイヤ「さてと…魔理沙を拘束しに戻るかな…」スタスタ
こいし「そういえばどうして魔理沙先輩は居ないんですか?」スタスタ
セイヤ「今妖夢が魔理沙と交戦してる所だ…手助けのつもりは無いが…妖夢には少し荷が重いからな…」スタスタ
こいし「でも妖夢先輩は剣術を使えるんですよ?」スタスタ
セイヤ「霊夢と魔理沙は例外だ…俺でも梃子摺るからな、霊夢と魔理沙は…」スタスタ
こいし「凄まじいですね…霊夢先輩と魔理沙先輩は…」スタスタ
〜古代遺跡跡地(奥地)〜
魔理沙「どうした妖夢…威勢が良いのは最初だけだったな…」肩に箒トントン…
妖夢「けほっ…けほっ…『な、何ですかこの出鱈目な強さは…これもうセイヤに護って貰う必要無いですよ…』」
魔理沙「セイヤに護って貰う必要無いだろって顔してるな…まぁ実際にはその通りかも知れないが、私達は小さい頃から一緒だったんだ…此処まで言えば分かるだろ?」
妖夢「小さい頃から…セイヤに護って貰ってきた、そういう事ですか…?」
魔理沙「ん〜…当たらずと雖も遠からず…と言った所だな…」
妖夢「どういう意味ですか…?」
魔理沙「私達3人はずっと一緒だった…中学の時以外はな……1番セイヤが苦しんでる時に、私達はあいつの事を支えてやれなかった…」
妖夢「…」
魔理沙「私と霊夢は高校の入学式の日の通学路で、セイヤに再会した…私達に気付くまでのあいつの目を見て…私と霊夢は後悔した……どうして今まで私達はセイヤを放って置いたんだろうってな…」
妖夢「…」
魔理沙「幾ら離れていたって…どんなに遠くに居たって…会って励ましてやる位は出来た筈だったんだ……それを私達はしなかった、何も言われないからだと勝手に決め付けて…自分達の1番大切な人を助けてやろうって《想い》が欠けていた…」
妖夢「…」
魔理沙「この部活を作った理由はな、妖夢…この学園の困った人達を助ける為の部活でもある……だけど、本当に1番助けたいのは…セイヤなんだ…」
妖夢「そう…だったんですね」
魔理沙「理由を後で話したら霊夢は納得してくれた……霊夢もセイヤを…助けたいって言ってた…ずっと好きで、ずっと側に居たいって思っていたのに…セイヤは離れていったから…まぁ離れていたのは、私達の方だったのかも知れないがな…」ははは…
魔理沙「私達の想いに勝てる奴は居ない……喩えセイヤが誰を好きになっても…それがセイヤの幸せなら私と霊夢は笑って祝福してやるつもりだ……あいつ自身が答えを出すまで、私達は負けられない…セイヤ以外には……負けたく無いんだ!!」スッ!
妖夢「そうですか…魔理沙の想い…確かに伝わりました…ならば私も、全力で応えましょう!!」スチャッ!
魔理沙「霊夢から分けて貰った霊力…妖夢に全てぶつけてやるぜ!」つミニ八卦炉
妖夢「そ、それは…」
魔理沙「これは霖之助に作ってもらったミニ八卦炉だ!霊力を溜め込んで放出する事が出来る優れ物だぜ!」バッッ!
妖夢「どんな技であろうと、私だって負ける訳にはいかないんです!!」バッッ!
ザザァァーーーー…!
魔理沙・妖夢「これが私の想いの力(です)だ…!!」
魔理沙「最大火力で相手をするのは妖夢…お前が初めてだ!!」
「ちょぉぉぉっと待ったぁぁぁぁっ!!」バッッッ!
ザザザザァァァーーーー…!!
妖夢「なっ!?せ、セイヤ!?どうして此処に!?」
セイヤ「どうして?決まってるだろ…魔理沙を倒す為だ…」スッ…
魔理沙「セイヤ…」
セイヤ「おい魔理沙…お前の初めてをこんなみょんみょんにくれてやるなんて事……お母さんそんなの認めませんわよぉっ!?」
妖夢「誰がみょんみょんですか!?」
セイヤ「あんたの想いの力とやら…俺に見せてみろ…霧雨魔理沙」スーーーー…スチャッ!
魔理沙「……はは……はははは!後悔するのはセイヤの方だぜ!」
セイヤ「秘剣…!」ググググググググッッ!!
魔理沙「恋符…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!
セイヤ「画竜点睛ッ!!!!」バヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂヂッッッッッッッッ!!!!
魔理沙「マスタースパーク!!!!」ギュオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!
セイヤ「霊力の雷を喰らえッッッッ!!」ブゥォオンッッッッ!!
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!
セイヤ「どうした魔理沙ぁっ!腑抜けた面してんじゃねぇっつのぉっ!もっとマスターでスパークしてみんかいゴラァァァッ!!」グググググググッ!!
魔理沙「セイヤの方こそ間抜け面晒してないでもっと本気で来やがれだぜェェッッ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
セイヤ「本当は画竜点睛直に食らいたいんだろぉっ!?強がってたって下は正直なんだよあぁはあああああんッッ!!??」グググググググッ!!
魔理沙「下ネタ厳禁だぜこの童貞根暗木偶の坊がぁぁぁぁぁっ!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!
セイヤ「下が正直だけにってかぁっ!?それと童貞は余計じゃゴラァァァッッ!!」グググググググッ!!
魔理沙「いい加減観念しやがれだぜ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッッ!!!!
セイヤ「観念するのは…お前の方だ!魔理沙!!」ググググググググッッ!!!!
魔理沙「くっ…!!」ズズズ…ズズ…!!
セイヤ「お前は黙って…!!」グォオッッッ!!!!
魔理沙『この状況で刀を振り翳し直したっ!?』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!
セイヤ「俺に護られてろおおおおおッッ!!」ギュアッッッッッッッ!!!!
魔理沙「なっ!?」グラァッ…
セイヤ「…」ニコ
魔理沙『っ……あの時に比べて…本当にいい顔する様になったな……セイヤ』ニコ
ドゴォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッ!!!!
妖夢「は、派手にやり過ぎですよっ!」
こいし「ていうかこれもうサバゲーじゃ無いですよね!?」
咲夜「まぁ今更感がありますしきっと大丈夫です」うんうん…
妖夢・こいし「「咲夜(先輩)いつの間にっ!?」」
咲夜「影でずっとスタンバっていたんですが…」
妖夢「影でスタンバイしてても意味無いですよ!」
咲夜「出るタイミングを2,3度逃しましてね……辛かったです」グスン…
こいし「いやいや!普通に出てきて下さいよ!」
スタスタスタスタ…
セイヤ「大丈夫か?魔理沙…」地面に座る…
魔理沙「大丈夫だなぁ…手加減でもしたのか?」
セイヤ「俺が編み出した七つの秘剣は、お前達を傷付ける事がない様な技だ…疾風迅雷の応用を効かせてあるからな」ふぅ…
魔理沙「疾風…迅雷…?」
セイヤ「若干身体がビリビリしないか?」
魔理沙「ん〜…言われてみれば確かに…」
セイヤ「レミリアはノックアウト出来たのにな…流石魔理沙だ…」
魔理沙「でも身体を動かす事は出来ないぜ…」はは…
セイヤ「こうして適当な場所に座って話してると…小さい頃を思い出すな…」
魔理沙「だなぁ…」
セイヤ「あの時みたいに…手、繋ぐか?」手を出す…
魔理沙「…お願いするぜ」手を握る…
セイヤ「俺はな魔理沙…約2年間、お前ら2人と離れて良かったと思ってる…」ギュッ…
魔理沙「なんだよ…私達は邪魔だって言いたいのか?」ムスッ…
セイヤ「違う違う…お前ら2人の大切さが…嫌という程実感出来たんだ…」
魔理沙「…」
セイヤ「小さい頃から何をするにも、お前達2人とはいつも一緒だった…だけど中学に上がって馬鹿親父の仕事の都合で引っ越して…初めてお前達2人の有り難さが分かったんだ」
魔理沙「だったら…そう思ってるなら…なんでセイヤは消えようとしたんだ?居なくなろうとしたんだ?……なんで…死のうとしたんだよ」ウルウル…
セイヤ「……もうそんな気、微塵も無いから…だからこれからも…俺の幼馴染でいてくれ……ずっと、俺の側に居てくれ…」ギュゥッ…!
魔理沙「……わかった」グスッ…
セイヤ「よし……なら俺達は先に進ませて貰うぞ?」スクッ…
魔理沙「頑張れよ…セイヤ」ニコ
セイヤ「あぁ……頑張るさ」ニコ カチャッ…
パンパンパンッ…パシャパシャパシャ…
〜古代遺跡跡地(最奥地)〜
咲夜「遂に来ましたね…此処には一体何があるのでしょうか…」スタスタ
妖夢「えらく広い空間ですね…」スタスタ
こいし「まだ早苗先輩達を見掛けていませんが…何か関係あるのでしょうか…」スタスタ
セイヤ「正直嫌な予感しかしない…あの3人が集まると…」スタスタ
咲夜「それはどういう意味ですか?」スタスタ
セイヤ「意味は特に無いが…早苗の事だから何か良からぬ事を起こしそうなんだよ…天然のアホだからな、あいつ」スタスタ
「アホとは失敬ですね!そんな事を言うセイヤさんにはお仕置きをしてやりましょう!」
セイヤ「ほーら言ってる側から嫌な予感ビンビンだよ…下半身もビンビnザクゥッ!あーいとぅいまてーん…」ダラダラ…
咲夜「さっきまでの真面目なセイヤは何処へ行ってしまったんですか?」
セイヤ「大気圏ブチ抜いて月までララバイ☆したよ…」ダラダラ…
「それじゃあ起動しようかなぁ…」
「早苗…スイッチ入れて」
「了解です!【モリヤギア】起動!!」カチ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ…!!
セイヤ「っ!?地響き凄いな…」グラグラ…
妖夢「い、一体何が起こってるですか!?」グラグラ…
セイヤ「てか今起動とか言った?確実に言ったよな?起動とか言ったよな?」グラグラ…
こいし「わ、私も凄く嫌な予感がしてきました…」グラグラ…
咲夜「しかも何ですか…モリヤギアって…」グラグラ…
セイヤ「その時点でもう大体察しが付く自分をぶち殺したい…」グラグラ…
ドゴォォォォォォオオオオオオオオンッッッッッ…!!!!
ウィーン…ガシャッ!ガシャン!ウィーン…!
モリヤギア(早苗)「さぁ皆さん!最終決戦の時間ですよ!!」バーーーーーーーンッ☆
咲夜・妖夢・こいし「「「まさかの巨大ロボットぉぉぉぉぉぉぉっ!?」」」
セイヤ『うわぁ……何あれ凄い…』
モリヤギア(諏訪子)「まさか本当に此処まで来るなんてねぇ…正直驚いたよ…」ガシャン…
モリヤギア(神奈子)「ま、それでこそセイヤ達だね…手加減しないから全力で来なよ…」ウィーン…
セイヤ「一応聞くけど……何それ…」
モリヤギア(全員)「超絶技巧人造人間機動戦士天元突破モリヤギア!!」
セイヤ「一つに絞れやぁぁぁぁぁっ!何で人造人間と機動戦士と天元突破が合体してんだよ!!」
モリヤギア(早苗)「夢のコラボレーションです!」
セイヤ「夢のコラボレーションです!…じゃねぇだろ!ごちゃ混ぜすりゃ良いってもんじゃないんだよ!!」
モリヤギア(諏訪子)「そんな事を今更言われてもなぁ…」
モリヤギア(神奈子)「まぁまぁ、楽しければそれで良いじゃん?」
セイヤ「楽しいのはお前らだけだ!守矢神社の馬鹿3人!!」
モリヤギア(早苗)「かっちーん…頭に来ましたよ…」プシュー…!
咲夜「何挑発してるんですか!此処は穏便に事を運んだ方のが…」
セイヤ「いやいや…アレでどう穏便に事を運ぶんだよ…」指差し…
咲夜「た、確かにそうですけども…何も怒らせる必要はありませんよね?」
セイヤ「まぁどうでもいいだろもう…さっさとアレ壊して帰るぞ…」スチャッ…
妖夢「その意見には賛成ですね…」カチャッ…
こいし「で、ですがあんなに大きい兵器をどうやって壊すんですか?」
セイヤ「……気合い?」
こいし「気合いでアレをどうにか出来たら苦労しませんよぉー!」
モリヤギア(神奈子)「さぁ!無駄口を叩くのはこれぐらいにしてそろそろ始めようかっ!」ウィーンッ!
ズゥゥゥンッ…!!
セイヤ「しゃーなしだな…いくぞッ!」ダッ!
咲夜「必ず勝ってお嬢様と妹様を…///」ダッ!
妖夢「参るッ!」ダッ!
こいし「1人だけ邪な想いで動いている人がいる様な気が…」ダッ!
タタタタタタタタタタタタッッ!
モリヤギア(諏訪子)「怒りの鉄槌!!」グゥオンッッッ!!
ドゴォォォォオオオオオンッ!!
モリヤギア(諏訪子)「せ、セイヤはっ!?」
セイヤ「腕の上だ上ッ!」タタタタタタタタッッ!
モリヤギア(諏訪子)「猪口才なッ!」ブゥゥゥゥゥンッ!!
バッッ!
セイヤ「先制攻撃は貰ったぞッ!」ブゥゥンッ!!
パキィィィィィィンッ!!
咲夜「なっ!?え、A.T◯ィールド!?」タタタタタタタタッ!
モリヤギア(早苗)「私達3人の霊力で作られている絶対領域です!何人にも侵されざる聖なる領域です!」グゥオンッッ!!
妖夢「それなら試させて貰いましょうかッ!」チャキッ!
ヒュッッッッッッッ!!
妖夢「剣伎・桜花閃々!!」ザザァァーーー…!!
パキパキパキパキパキパキィィィィィィンッ!!
モリヤギア(神奈子)「効かないって!言ってるでしょッ!」ブオゥゥンッ!!
ドゴォォォォオオオオッ!!
妖夢「あ、危ないですよ!!」スザァーーッ!
こいし「あれ……これなんでしょうか」ケーブルが…
チラ…
こいし「あのモリヤギアというロボットに繋がってる………邪魔だから切断しちゃえ!えいっ!」ブチィッ!
〜エントリープラ◯内〜
ピーーーーーーーッ…
諏訪子「ま、まさかっ!?」
『アンビリカ◯ケーブル断線!』
『エヴ◯、内蔵電源に切り替わりました!』
諏訪子「なんですってぇっ!?」
〜ガンダ◯操縦席〜
早苗「だからあれ程再現するのはやめましょうって言ったんですよ!」
〜グレ◯ラガン操縦席〜
神奈子「まぁ切れちゃった物はどうしようも無いからね…」
〜外〜
セイヤ「よし!あの馬鹿共墓穴掘りやがったぞ」
咲夜「これで後は逃げ続けるだけですね…」
妖夢「流石ですこいしちゃん!まさか其処に気づくとは!」
こいし「そ、そうですかねぇ〜///『邪魔だから切断しただなんて言えない…』」
モリヤギア(早苗)「逃げ続けるつもりならそうは行きませんよ!行け!フ◯ンネルっ!」パカパカパカッ!
ビシュビシュビシュゥゥゥゥゥゥッ!!
咲夜「収納式ファン◯ル!?」
モリヤギア(神奈子)「弾の中身はペイント弾だから安心して食らいなっ!」
セイヤ「斬り落とせば同じだろッ!」ズバズバァッ!
ファン◯ルa・b「「」」ドカドカァァンッ!
ファンネルc「」バシュッ!
こいし「きゃっ!?」パシャッ…
セイヤ「こいしちゃんッ!?」クルッ…!
こいし「うぇ〜…何ですかこれぇ〜…白くてネバネバしてるぅ〜…」ネトォォ〜☆
セイヤ「ぐばぁっ!?///」鼻血ブシューッ☆
ドサッ…
セイヤ「」ち〜ん☆
モリヤギア(諏訪子)「どうやら効果抜群だったみたいだねぇ♪」
モリヤギア(神奈子)「その名も!」
モリヤギア(早苗)「白濁ペイント弾です!これを咲夜さんと妖夢さんにもぶつければ、セイヤさんを完全に産まれたての子鹿状態にでき、無力化する事が出来るという作戦です!」
セイヤ「な、中々心得ているじゃないですか///」鼻血ポタポタ☆
モリヤギア(諏訪子)「しかもネバネバベトベトしている所為で行動も制限出来るという正に一石二鳥のペイント弾なんだよねぇ!」
妖夢「ま、マズいですね…このままではセイヤが本物の変態根暗童貞女タラシ木偶の坊になってしまいます…」
セイヤ「おい妖夢!言い過ぎだろ幾ら何でも!それに俺は女タラシじゃねぇっての!」鼻血ポタポタ☆
咲夜「鼻血出しながら弁解しないで下さい!この上無く格好悪いですからね!?」
妖夢「仕方がありませんね…此方も最後の手段を使わせて貰いましょうか…」スッ…
こいし「そ、それは何ですか?」ベトベト…
妖夢「魂魄家に伝わる指輪…その名も魄念輪です!」バーン☆
咲夜「ぱ、ぱくねん…りん…?」
妖夢「セイヤっ!これを指にはめて下さいっ!」ビュッッ!
パシッ…
セイヤ「なんだこれ…」指輪…?
妖夢「取り敢えずそれを指にはめて下さい!話はそれからです!」
セイヤ「あ、あぁ…」取り敢えず左の人差し指に…
妖夢『そこは薬指にはめて下さいよ…』グスン…
モリヤギア(早苗)「よく分かりませんがこれでトドメですッ!」プシューー!!
モリヤギア(神奈子)「私達3人のドリルで天元突破ッ!!」ギュルルルルルルルッッッッ!!
モリヤギア(諏訪子)「いっけぇぇぇっ!!」グオォォォォォォッッッッッ!!
ドゴォォォォッッッッ!!ギャルギャルギャルギャルギャルギャルッッッッ!!
モリヤギア(早苗・諏訪子・神奈子)「「「なん…だと…?」」」ギャルギャルギャルギャルギャルギャルッッッッ!!
セイヤ「…」片手でドリル受け止める☆
咲夜・こいし「「嘘ぉっ!?」」ガーーーンッ☆
妖夢「流石ですセイヤ!これぞ魄念輪の力!自分の潜在霊力を極限まで引き出す事が出来る指輪なんですよねこれが!」
セイヤ「拙者…名を水奈月セイヤと申す……でござる」
咲夜・こいし「「何処ぞの流浪人みたいな喋り方になってるぅぅぅぅ!?」」えぇぇぇ!!
妖夢「若干喋り方がおかしいですが…まぁ大丈夫ですよ♪」みょん♪みょん♪
セイヤ「行くでござるッ!」ヒュッッッッッ!
モリヤギア(早苗)「なっ!?ど、何処にっ!?」ウィンウィン…
「拙者は此処に居るでござるよ?早苗殿…」ビシュッッッッッッッッッ!!!!
バッッ!
スタッ…
セイヤ「まぁもう居ないでござるが…」スーーーーー…パチン…
ドォォォォンッッ!!
モリヤギア(神奈子)「っ!!頭部を破壊されたッ!!」グラグラ!
モリヤギア(早苗)「っ…たかがメインカメラをやられただけですッ!!」巨大ペイントライフル構える!
セイヤ「拙者だけ戦うのは理不尽でござる…此処は咲夜殿や妖夢殿、それにこいし殿にも戦って貰うでござる」チラ…
咲夜「で、ですが私達ではあの巨大ロボットに対抗出来ないですよ?」
セイヤ「それなら力を引き出せば良いのでござる…」つ無線
妖夢「む、無線で何をする気ですか…?」
セイヤ「チャンネルを合わせて……レミリア殿、レミリア殿、応答願うでござる」ザザ…
無線『セイヤ?どうしたのよ…言われなくてもキチンとセイヤ達の陣地に向かっているわ……それに何だか喋り方がおかしいわね』ザザ…
セイヤ「其処は今どうでもいいでござる…レミリア殿に一言だけ言いたい事があるのでござるよ」ザザ…
無線『え///な、なに?///』ザザ…
セイヤ「レミリア殿の歳は17でござるよね?それなのにどうしてそんなにチンチクリンなんでござるか?どうして絶壁なんでござるか?」
無線『………うー』ザザ…
咲夜「アォォォォォォオオオオオオオオンッ!!」【覚醒BGM】
セイヤ「これで咲夜殿は大丈夫でござるね♪」無線切る…
こいし「最低ですよセイヤさん!今直ぐレミリア先輩に謝って下さい!」
セイヤ「こいし殿…」肩ガシ…
こいし「な、何ですか?」
セイヤ「どうしてこいし殿は人気投票で1位になれたのでござるか?正直疑問以外の何物でもないのでござるが…」疑問の眼差し…
こいし「……せ、セイヤさんの……馬鹿ァァァァァァァァッ!!」ギョロッ!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!
セイヤ「これでこいし殿も大丈夫でござるね♪閉じられていた第3の目が開眼したでござる!覇王の卵が目を開いてグ◯フィス殿が登場したでござる!正にハルトマンの妖怪少女でござる!!」ござる♪ござる♪
妖夢『つ、次は私ですね…ど、どんな罵詈雑言を吐かれるのでしょうか…』ドキドキ…
セイヤ「妖夢殿は…」
妖夢「…」ドキドキ…
セイヤ「……別にいいでござる」クル…
妖夢「みょぉぉぉぉぉぉぉんっ!?」ムカムカムカァッッ!!
セイヤ「じゃあ拙者は休んでるから3人共…頑張るでござるよ…」ゴロン…
咲夜・妖夢・こいし「「「…」」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!
咲夜「妖夢…この指輪、指ごと削ぎ落としても大丈夫ですか?」シャキン☆
妖夢「少々誤算でしたが…致し方無いですね…」チャキッ…
こいし「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!
セイヤ「早く行くでござるよ御三方…拙者はもう疲れたでござる…」
妖夢「指を削ぎ落とされたく無かったら戦って下さい!」グイッ!
セイヤ「戦いたく無いでござる!絶対に戦いたく無いでござる!!」ジタバタ!
こいし「えいっ♪」指ゴキィッ!
セイヤ「おろろろろろろろぉ〜っ!?」ズキーンッ☆
咲夜「今です!」スポッ!
ドサッ…
ムクッ…
セイヤ「あれ?俺は一体……てか人差し指痛い!痛い痛い痛い痛いッ!!」
モリヤギア(早苗・諏訪子・神奈子)『これ、攻撃したら駄目(なんでしょうか…)なのかな…』
咲夜「シャンとして下さい!お嬢様を馬鹿にした罪はあのモリヤギアを破壊してからたっぷりと償って貰いますよ!?」
セイヤ「いや…俺何かやったのか?」
こいし「私の事だって馬鹿にしたじゃ無いですか!酷いですよ!」
セイヤ「身に覚えが無いんだが…何だか3人共凄い気迫だな…」
妖夢「誰の所為ですかぁっ!?」
セイヤ「はぁ…ったく、分かった分かった…だったら」スクッ…
チャキッッ!!
セイヤ「あのデカ物叩き斬った後に土下座でも何でもしてやるよ…」グッッッ!
モリヤギア(諏訪子)「内蔵電源も残り僅かだし…」
モリヤギア(神奈子)「次で決着を着けるとしようか…」
モリヤギア(早苗)「行きますよッ!!」ブシューーーーッ!!
咲夜「此方も負ける訳には行かないんです!」ダッ!
妖夢「負けたらどんな命令されるか分からないですからね!」ダッ!
こいし「必ず私達が勝ちます!」ダッ!
モリヤギア(諏訪子)「ペイントライフルを食らえっ!」ドパパパパパパパパパパパパッ!
セイヤ「一撃で決めるッ!咲夜!妖夢!こいしちゃん!協力してくれ!」スパスパスパスパスパスパスパスパッッ!
咲夜・妖夢・こいし「「「了解です!!」」」バッッ!
モリヤギア(神奈子)「ちょこまかと動き回らないでよ!」ウィーンッ!ウィーン!
妖夢「それが此方の目的ですからね!」タタタタタタタタタタタタッ!
咲夜「ですが此方もやれるだけの事はやりますよッ!」シャキン×6
ビヒュッッ!!
パキパキパキパキパキパキィィィィンッ!!
モリヤギア(早苗)「効きませんよ!そんな攻撃ッ!」ドパパパパパパパパパッ!
こいし「今の私は一味違いますよ!」バッッ!
こいし「零距離エアガンッ!」ドババババババババババッ!
バキバキバキバキバキバキバキバキィィィィンッッ!!
モリヤギア(諏訪子)「ど、どうしてこいしちゃんがエアガンをッ!?」
こいし「映姫先輩から拝借しました♪」バッッ!
「これで終わりだ…!!」
モリヤギア(神奈子)「せ、セイヤ!?いつの間に!?」
セイヤ「秘剣…」ヒュッ…
ズザザザザザァーーーーーー…!!
セイヤ「《明鏡止水》…」スーーーーー…パチン…
ズバァッ!ズバズバズバァァッッッッ!!
ズゥゥゥンッ…!!
モリヤギア(早苗)「も、モリヤギアの両手両足を…破壊した…?」バチバチッ…バチチッ…
秘剣・明鏡止水
精神を研ぎ澄ませた後に放つ斬撃、標的を定め放たられる斬撃の命中率は100%。(必ず勝てるとは言っていない)
セイヤ「さて、後は中に居る馬鹿3人を引きずり出して、このサバゲーは終了だな…」
咲夜「後は私達に任せて下さい」スタスタ
妖夢「でもどうやって引きずり出せばいいんですかね…」スタスタ
こいし「ですが出入り口は有る筈ですから…地道に探しましょう…」スタスタ
〜ガ◯ダム操縦席〜
早苗「はぁ…まさかモリヤギアを使って負けてしまうなんて…」
パシュン…
神奈子『まぁ負けちゃったのは悔しいけど中々楽しめたから良いんじゃない?』
早苗「そうですね…しかしセイヤさん達は私達にどんな罰ゲームを下すのかが気になります…」
神奈子『まぁなるようになるさ…セイヤ達の事だから理不尽な命令はしないとは思うよ?ね?諏訪子』
諏訪子『…』
早苗「?…諏訪子様、どうかしたんですか?」
諏訪子『…』ピッピッピッ…ピッピッ…
神奈子『ちょ、ちょっと諏訪子?何やってるの?』
諏訪子『私が居なくなったらA.Tフ◯ールドが消えてしまう…』ピキュン!
早苗「え?え?な、何をしてるんですか?諏訪子様…」
諏訪子『だから…駄目』ガシュ!!
フイイイイイイイイイイン!!
神奈子『ま、まさか自爆する気ッ!?』
早苗「やめてください諏訪子様!大人しく負けを認めましょうよ!!」
諏訪子『私が死んでも…代わりはいるもの…』
神奈子『いや喩えあんたに代わりが居たとしても私と早苗には居ないからね!?代わりなんて居ないからねぇぇぇぇぇぇ!?』
早苗「じ、自爆を解除しないと!」ピッピッ!
諏訪子『私専用のパスコードで設定してあるから無理だよ…』
早苗「そ、そんな……皆さん聞こえますか!?このロボットは間も無く自爆します!全員離れて下さい!間に合わなくなっても知りませんよぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」外に声を出す為のスイッチカチ…
〜外〜
咲夜「じ、自爆ッ!?」バッッ!
妖夢「は、離れましょうッ!」バッッ!
こいし「ふぇぇっ!」バッッ!
モリヤギア(諏訪子)「派手に消し飛ぶがいい!!」ボコンボコンボコンボコンッッ!!
セイヤ「ん?」クル…
ドオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッッッッッッ!!!!
セイヤ「はぁっ!!??」ビクゥッ!!
ザザザザアアアアアアアアアアアアンッッッッッ!!!!
咲夜「ぺ、ペイントの波がッ!!」タタタタタタタタッ!
妖夢「こんなの回避出来ないですよ!」タタタタタタタタッ!
こいし「どうして最後の最後でこんな目にぃぃぃぃぃ!!」タタタタタタタタッ!
ザバァッッッッッ!!!!
咲夜・妖夢・こいし「「「わぷわぁっ!?」」」ザザザアアアアアアンッッッッッ!!
セイヤ「くそッ!!」つTNKフックショット
バシュッッ!!
ギュィーーーーーーーーーンッガキンッ!!
ギュオーーーーーーーーーンッ!!ガチンッ!ブラァァン…
遺跡の天井|セイヤ「はぁ…はぁ…か、辛うじて俺は生き残ったが…」ブラァァン…
ザザザァァァァァァァァァァァァン…
遺跡の天井|セイヤ「咲夜や妖夢やこいしちゃんは疎か…早苗達まで見当たらない…」キョロキョロ…
キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル…スタッ…
セイヤ「さてと、後は早苗達を見つけて青色ペイント弾をお見舞いしてやるとするか…」スタスタ…
パァァンッ!
パシャッ!
セイヤ「っ!?『あ、赤色のペイント弾!?』」バッッ!!
「さぁセイヤ、私達と第2Lound…」スタスタ…
「ヤらないか…?」スタスタ…
セイヤ「れ、霊夢に魔理沙!?殺されたんじゃッ!?」
魔理沙「残念だったな……トリック☆だぜ」スタスタ…
霊夢「さぁて…さっきのお返しさせて貰いましょうかね…」スタスタ…
セイヤ「お、お前らルール違反するつもりか!?見下げ果てた屑野郎共だな!そんな奴等と幼馴染みだなんて恥ずかしいわ!!」ぶーぶー!
霊夢「何か勘違いしてる様だけど…」
魔理沙「此処に居るのは私と霊夢だけじゃ無いぜ?」
「さっきは良くも言いたい放題言ってくれたわね…」スタスタ
「あれって私にも言ってるよね?そうだよね?ねぇそうだよねぇ〜?セイヤぁ〜❤︎」スタスタ
「まさか助かるなんて思いもしなかったなぁ…」スタスタ
セイヤ「レミリアにフランにアリス!?殺されたんじゃッ!?」
霊夢「いつまでそのネタ引っ張るのよ!」
レミリア「一生地下で可愛がってあげるから覚悟しなさい…セイヤぁ〜❤︎」ニコ
フラン「地下ッ!?うぅ…また頭が…」頭抱え…
アリス「大丈夫?フランちゃん…」よしよし…
セイヤ「ま、まさか…お助け玉を使ったのか…?」
さとり「その通りよ…セイヤのお陰で気合いが入ったから…」スタスタ
セイヤ「さ、さとり!?殺されたんじゃッ!?」
魔理沙「だからしつこいっ!!」バァァンッ!
ギィィンッ!
セイヤ「危ないなっ!てか待てよ……という事はつまり…」
美鈴「すみませんセイヤ…負けちゃいました♪」コツン…テヘペロ☆
セイヤ「はぁぁっ!?なんでっ!?どうしてやられてんの美鈴さぁぁぁんっ!?」
鈴仙「やられたと云うか…昼寝してたんだよね……美鈴」チラ…
美鈴「いやぁ…お腹いっぱいになったら眠くなってしまいましてつい…」
セイヤ「つい…じゃねぇよ!!俺言ったよな!?頼むぞ…美鈴…って真面目Voiceで言ったよなぁぁぁっ!?」
美鈴「だから謝ってるじゃ無いですかぁ〜…」
セイヤ「謝って済むならポリ公は要らねぇんだよ!!」
こころ「文句を言っても…始まらない…」
てゐ「まぁ残りはセイヤだけみたいだしこれだけ人数居れば大丈夫でしょ♪」
四季映姫「妖夢とこいしちゃんに負けた恨み…セイヤに全部ぶつけてあげましょう♪」
天子「最後の最後でセイヤと戦えるなんてなぁ〜…」
文「やりたい事!やったもん勝ち!」
チルノ「せーいしゅんならぁー!」
ルーミア「なのかー!」
セイヤ「はは…はははは…ははははははは!!」
輝夜「セイヤが遂に恐怖に耐え切れず頭のネジが吹っ飛んでしまったみたいね…」
衣玖「そこまでの事でしょうか…」
ルナサ「きっと…セイヤにしか分からない事が……ある!」ピカーン☆
幽々子「ふんふむ…それは是非分かってあげたい所ねぇ♪」
パチュリー「一文の得にもなら無いけれどね…」
リリカ「まぁそうだろうけど…」
メルラン「それはセイヤを倒してからでも遅くは無いよね?」
妹紅「派手にドンパチ騒ぐとしようか…」
セイヤ「俺がお前らに下す命令……今決まったぞ…」フラ…
霊夢「へぇ…もう勝った気でいるのね…」
魔理沙「それで?私達に勝ったらどんな命令するつもりなんだ?」
セイヤ「てめぇら全員…おはようからおやすみまで裸エプロンの刑だゴラァァァッ!!」
全員「えぇぇぇぇぇっ!?///」
セイヤ「ヤりたい事ヤったもん勝ちなんだろぉっ!?だったらヤりたい事ヤらせて貰おうじゃねぇかよぉぉぉぉっ!!」
幽々子「セイヤ君が煩悩に憑かれてしまっているわぁ…」
レミリア「で、でも存外悪くない命令かも///」
アリス「た、確かに///」
フラン「むしろバッチこいだよねぇ///」
セイヤ「さっさと掛かって来いやぁっ!来ねぇならこっちからイかせて貰うぞぉっ!!」ダッッ!!
鈴仙「こ、こっちだって負ける訳にはいかないんだよ!」ダッ!
てゐ「色欲魔神なんかに負けてたまるか!」ダッ!
さとり「本来人の部分が神になってる時点で危ない気が…」ダッ!
魔理沙「目を覚まさせてやるぜセイヤ!」ダッ!
霊夢「その煩悩今すぐ封印してやるわ!……いやちょっと困るかも」ボソ…
セイヤ「今の俺は想いなんか知ったこっちゃねぇんだよ!煩悩よ!我に力をッ!!」タタタタタタタタタタタタッ!!
ナレーション「遂に……遂に煩悩に目覚め自分のヤりたい事をヤったもん勝ちな感じに覚醒した水奈月セイヤ!頑張れセイヤ!負けるなセイヤ!PV数など気にせず突っ走れ!桃源郷は直ぐ其処だ!!」
セイヤ「最高にハイって奴だぜ!!」バッッッ!!
〜桃源郷を目指して青年は突き進む…そう!喩え無理だと言われても!!〜
【完】
〜無人島(別荘)〜
霊夢「で…?何か言う事は…?」
セイヤ「サバゲー如きに60000文字も使ってしまって……すみませんしたぁぁぁぁぁ!!」orz
魔理沙「いや其処じゃ無いだろ!!いやまぁ間違ってはないが今は其処じゃ無いだろ!!」
セイヤ「いや…じゃあ他に何を謝ればいいんだ?」
レミリア「ぜ、前回のラストに…///は、裸エプロンがどうのこうのって…///」モジモジ…
セイヤ「あー……あれね…あれは冗談だよ冗談」
アリス「冗談っ!?冗談であんな事言うの!?」
セイヤ「もしも俺達が勝ったら俺は1日騒がないで大人しくしてろって命令するつもりでした♨︎」
フラン「下らないよ!そんな下らない事に命令使うつもりだったの!?」
セイヤ「偶にはゆっくりピアノ弾いたりとか?バイオリン弾いたりとか?優雅にコーヒー飲んで音楽聴きながら小説読みたいんだよ…」はぁ…
早苗「せ、セイヤさん達が勝たなくて助かりました…」
咲夜「まさかあんな形で負けてしまうなんて…」
妖夢「悔しいです…」みょむむ…
こいし「まさか美鈴先輩がお昼寝してたなんて…酷いですよ…」じー…
美鈴「め、面目無いです…」しょぼん…
セイヤ「それで?結局どんな命令するつもりなんだよ…」
幽々子「取り敢えずお腹空いたわぁ…」
輝夜「確かに…もう18時ですからね…」
早苗「そういえば諏訪子様!ちゃんと反省してるんですか!?」
神奈子「私達に断りも無くあんな変な装置くっ付けて!」
諏訪子「ごめんなさーい…」
セイヤ「はぁ…分かったよ少し準備するから外で待ってろ…」スクッ…
鈴仙「えっ…外?」
てゐ「またバーベキュー?」
セイヤ「それは後のお楽しみだ…咲夜と妖夢にも手伝って貰いたいんだが大丈夫か?」
咲夜「はい、大丈夫ですよ」
妖夢「私が手伝える事でしたら是非!」
こいし「あの、セイヤさん…私はぁ〜…」
美鈴「私とこいしちゃんには何も無しですか…?」
セイヤ「美鈴とこいしちゃんは俺について来てくれ…」スタスタ
咲夜「あの…結局私達は何をすれば…」
セイヤ「あぁ…咲夜と妖夢はこの紙に書かれてる物を準備してくれ」つメモ
妖夢「は、はぁ……っ…こ、これは!」
セイヤ「それじゃあ頼むぞ?」スタスタ
妖夢「分かりました!」みょんす!
咲夜「妖夢、私にも見せて下さい」ヒョコ…
妖夢「中々楽しそうですよ♪」
咲夜「確かに…楽しそうですね♪」
こころ「一体…何が起こるのか…」猿
パチュリー「何かやるつもりだと言うのは見ていて分かるわね…」
衣玖「wktkが止まりませんね♪」
天子「バーベキューじゃないとすると何が思い当たるかな…」
文「まぁ後はセイヤさん達に任せて私達は外に出てましょうか♪」スタスタ
チルノ「賛成賛成〜♪」スタスタ
四季映姫「沢山動いたのでお腹が空きましたね…」スタスタ
ルナサ「暑い中…走ってたから余計に…」スタスタ
妹紅「何かさっぱりした物が食べたい…」スタスタ
ルーミア「さっぱりした物…さっぱりした物…思い付かないのかー…」スタスタ
メルラン「外で食べるさっぱりしたものかぁ…」スタスタ
リリカ「まぁきっと何が出ても美味しいだろうし期待して待ってようよ…」スタスタ
さとり「その通りね…それにしてもセイヤはタフね…最後にあれだけ動いてまだ準備する体力が残ってるなんて…」スタスタ
そして☆
セイヤ「はい…それじゃあ張り切って流し素麺しちゃいましょう」
流し素麺装置「ども♪」
全員(咲夜達以外)「流し素麺ーーーーっ!?」
鈴仙「ちょっと!どうして流し素麺なの!?」
セイヤ「料理作るの面倒臭いし夏でも美味しく頂けるだろ?」
衣玖「いやまぁ確かにそうですけども!」
咲夜「まさか地下に既に切られていた竹があったとは…」
セイヤ「お前らに監禁されてた部屋にあったの思い出してな、昨日の夜には麺つゆの仕込みしてたんだよ」
美鈴「運んでくるのに苦労しましたけども…」はは…
アリス「1日3食50品目とは何だったのか…」
セイヤ「あれは嘘だ…んな面倒臭い事を俺がすると思うか?」
こいし「一点の曇りもない瞳で…」呆れ…
霊夢「ま、まぁ楽しそうだし良いんじゃない?」
諏訪子「しかし流し素麺とはねぇ…それに麺つゆまで自分で作るとは…」
フラン「ま、いっか♪セイヤー早く流して流してぇ〜♪」
セイヤ「ほい」ゴト…
幽々子「んん?今ゴトって言わなかったかしらぁ?」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…
魔理沙「な、なんだ…これ…」リンゴ?
神奈子「ねぇセイヤ…一応聞いておくけどさ…これ何?」リンゴお箸で摘む…
セイヤ「見りゃ分かるだろ……リンゴだよリンゴ」
早苗「何故に流し素麺でリンゴを流すんですか!?意味が分かりませんよ!」
妖夢「次は私が流します!」みょーん!
さとり「妖夢が流すなら安心できそうね…」
スーーーーーーー…
天子「なに…これ…?」
メルラン「お、お皿に乗った…お寿司?」
妖夢「サーモンのお寿司です!どうぞ召し上がれ!」
パチュリー「召し上がれ…じゃ無いわよ!なんで流し素麺でお寿司!?……醤油を持って来なさい!」
文「まさかの醤油を持ってきて宣言!?」
パチュリー「お寿司と言えば醤油じゃない…」むきゅ☆
文「そ、それはそうですけども…他に突っ込むべき所がある様な気が…」
咲夜「それでは次は私が…」ソッ…
スーーーーーーー…
こころ「こ、これは…」大飛出
輝夜「プリンよね…?誰がどう見ても……プリンよね…?」
ルナサ「最早…素麺のその字も無い…」
美鈴「さて、お遊びはいい加減にしろって所を見せた所で…」
こいし「素麺流しますよー♪」スッ…
サラサラサラサラ〜…
レミリア「漸く真面な物が流れて来たわね…」
てゐ「それじゃあいただきます!」サッ!
チュルッ☆
てゐ「うん!美味しいね♪」
こいし「どんどん流しますよ〜♪」スッスッ…
チルノ「この麺つゆ…濃すぎなくて良い感じだね…」チュルッ☆
幽々子「この麺つゆもセイヤ君が作ったの?」
セイヤ「一応そうですね…普通の麺つゆとあんまり変わりませんけどね」はは…
美鈴「さて、次はこれです」ゴト…
ルナサ「嫌な予感…」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…
リリカ「今度は柚子…?」
妹紅「お遊びはいい加減にしろって所を見せたんじゃ無かったの!?」
美鈴「柚子を絞って麺つゆに合わせればよりさっぱりと美味しく頂けますよ♪」
天子「そ、そうかも知れないけどさぁ…流石に柚子丸ごと流さないでよ…」どうするのこの柚子…
魔理沙「そんなの決まってるぜ!咲夜っ!」ヒュッ!
スパァッ☆
ポトポト…
咲夜「どうぞ♪」ニコ
リリカ「相変わらずナイフを持ってるんだね…」受け取る…
四季映姫「よくもまぁ今まで銃刀法違反で逮捕されませんでしたね…」プシュ☆ポタポタ☆
霊夢「本当、今更な事言うわね映姫…」私にも貸して…
メルラン「それにしても柚子を入れるとまた一段とさっぱりするね♪」チュルッ☆
ルーミア「こいしー!もっと流して欲しいのかー!」
こいし「う、うん!ちょっと待っててぇ!」
セイヤ「こいしちゃん…こう言うのはな、勢いが大事なんだよ」貸して味噌…
こいし「は、はい…」大丈夫かなぁ…
セイヤ「ほい、たんと食え…」ドドドドドドドドドドーーーー!!
全員「ちょぉぉぉぉぉぉっ!?」ビクゥッ!
諏訪子「これは無理でしょっ!?いきなりこんなに流さないでよ!」サッ!サッ!
鈴仙「何考えてんのセイヤぁっ!!」サッ!サッ!
幽々子「うんうん♪やっぱり美味しいわぁ〜♪」チュルチュルッ☆
輝夜「幽々子先輩も呑気に食べて無いで取るの手伝って下さいよー!」サッ!サッ!
フラン「でも美味しー♪」チュルッ☆
セイヤ「素麺だけじゃ足りないと思って色々用意して置いたから好きに食せ…」寿司とかなんやら色々とな…
神奈子「セイヤは食べないの?」チュルッ☆
セイヤ「俺はいい…疲れたから少しそこら辺で休んでるよ…」スタスタ
レミリア「ちょっと待ちなさいセイヤ!まだ私謝って貰ってないわよ!」ビシッ!
セイヤ「あー…咲夜にも怒られたなそういえば」俺は身に覚え無いのに…
レミリア「しゃ、謝罪の証として…///その…///き、キスを…///」モジモジ…
セイヤ「流し素麺だけに水に流してくれ♨︎それじゃ…」スタスタ
レミリア「うー!全然上手く無いわよぉー!」うー!うー!
スタスタスタスタ…
ストッ…
セイヤ「ふぅ…疲れた」プシュッ!
「セイヤはまたドクターペッパーですか?」スタスタ
セイヤ「衣玖先輩…」ゴクゴク…
衣玖「隣、座ってもいいですか?」
セイヤ「お好きにどうぞ…」ぷはぁ…
衣玖「それでは遠慮無く…」ストッ…
セイヤ「衣玖先輩はもう食べないんですか?」
衣玖「お皿にお寿司や摘める物を持って来たので…」つお皿に色々
セイヤ「じゃあ何でわざわざ自分の所に?」
衣玖「偶にはセイヤと2人きりで会話がしたいと思っていたんですよね♪」ニコ
セイヤ「こ、光栄です?」何故に俺?
衣玖「その…セイヤはあの時、自分自身と戦って…どう思いましたか?」マグロ美味しい♪
セイヤ「あぁ…あの狂気を名乗る変人との戦いの事ですか?」
衣玖「変人?ま、まぁ呼び方はどうでもいいですけども…そうですね」パクン…
セイヤ「そうですね…実は遊園地でも同じ様な体験をしたんですが…」
衣玖『遊園地で自分自身と戦うってどういう状況なんでしょうか…』いきゅいきゅ…
セイヤ「あの時は…何だか悪い物が抜けていく様な感じがしましたね…一太刀一太刀、自分自身に想いをぶつけられて…」
衣玖「そうですか……戦いが終わった後のセイヤの寝顔、凄く清々しい顔をしてましたよ?」いきゅいきゅ…
セイヤ「野郎の寝顔に感想述べるなんて中々ですね…衣玖先輩は…」
衣玖「ふふ…そうですね……そうかも知れません」いきゅ…
セイヤ「まぁ此処に居る奴等全員変わってますからね…衣玖先輩だけじゃ無いのは確かですよ…」ゴクッ…
衣玖「もうセイヤは…私達の前から消えたいだなんて……思ってませんよね?」
セイヤ「はい…あの時俺が絶ち切ったモノですから…もう2度とそんな事言いませんし…思いませんよ…」
衣玖「ふふ…安心しましたよ」
セイヤ「なんで衣玖先輩が安心するんですか?」はて…
衣玖『欲を言えばついでにこの鈍感な所も絶ち切って欲しかったですね…』はぁ…
セイヤ「まぁ…」
衣玖「?」
セイヤ「今後とも宜しくお願いしますね、衣玖先輩…」微笑み…
衣玖「っ///」ボフンッ☆
キュ〜…ポテン…
セイヤ『……何故に倒れたんだ?』
ヒョコヒョコッ☆
フラン「何イチャイチャしてるのセイヤぁー…」むー…
アリス「鼻の下伸ばしちゃってさー…」むー…
セイヤ「アリスにフランか…どうしたんだよ」それに鼻の下なんて伸ばしてません…
フラン「皆の所でご飯食べよ?ほらほら!」ダキッ☆
セイヤ「抱き着くな…分かったから離れてくれ…」はぁ…
アリス「ねぇセイヤ、衣玖先輩と何話してたの?」
セイヤ「別に…唯の世間話だよ」
フラン「セイヤって世間話出来るんだね…」意外…
セイヤ「お前は失礼な奴だな、フラン…」
アリス「まぁまぁ♪それよりセイヤも行こうよ!」グイッ!
セイヤ「へいへい…」スクッ…
【食事終了のお知らせ】
〜別荘(リビング)〜
文「さてお風呂にも入りましたし…この後はどうしますか?」
こいし「流石に宿題をやらない訳にもいかないですしね…」
四季映姫「それでは皆さんで夏休みの宿題をお片付けしましょうか♪」
セイヤ「嫌っス!」めんどいっス!!
咲夜「いやいや!夏休みの宿題は終わらせないと駄目ですよ!」
セイヤ「夏休みの宿題終わらせナイトダメジャナイツって事か?」そのネーミングセンスは無いわぁ…
咲夜「シバき倒しますよっ!?」
美鈴「まぁまぁ咲夜さん落ち着いて…でもセイヤ、後で泣きを見るのはセイヤですよ?」私も皆さんに手伝って貰わないと厳しいですからね…
早苗「分からない所があれば私が手取り足取り教えてあげますよセイヤさん!」ふんすっ☆
レミリア「セイヤに手取り足取り勉強を教えるのは私の役目よ!邪魔だから部屋に戻って大人しく一人で宿題してなさい!」うー!
早苗「学年順位で1位だからって調子に乗らないで欲しいですねぇ!」グググッ!
レミリア「黙りなさい!私は1年生の頃からセイヤと夜のお勉強をしてたのよ!」グググッ!
セイヤ「おい…夜のお勉強って何だよ」訳の分からん事をまた…
パチュリー「まぁあの2人は放って置くとして…セイヤは参加しないのかしら?」
セイヤ「俺はもう終わってるからな♨︎」さらり
魔理沙「何ぃっ!?いつの間にぃ!」私なんかまだ全然手を付けて無いZE☆
鈴仙「しょ、証拠を提示して貰おうか!」眼鏡装備鈴仙☆
セイヤ「ほらよ……それにしても眼鏡掛けた鈴仙…可愛いな///」
鈴仙「///『可愛いって言われた///』」テレテレ…
早苗「セイヤさん!私はどうですか!?」眼鏡キラリン☆
レミリア「セイヤ!私は!?」眼鏡キラリン☆
セイヤ「つか何でお前ら3人は眼鏡なんて持ってるんだ?そんなに視力悪いのか?」いや…まぁ…可愛いぞ?///
レミリア・早苗・鈴仙『『『意中の彼を落とす方法に載っていた情報は間違いでは無かったみたい(ですね!・だね!)ね!』』』良い感じ☆
霊夢「それにしてもいつの間に…」ドリル系は全部終わってる…
セイヤ「後は自由研究やらなんやら細々したモノだけだな…」
さとり「最初から皆で夏休みの宿題する気無かったわね…」
セイヤ「心読めるんだから分かるだろうが…」
さとり「セイヤだけに限り読める時と読めない時があるのよ…」厄介な人ですね…本当に色々と…
セイヤ「お〜いさとりさ〜ん…「」の外の台詞が敬語に戻ってるぞ〜?」
メルラン「じゃあセイヤは宿題やるのに参加しないで何するの?」
セイヤ「ピアノ弾いてくる♨︎」スタスタ
妖夢「えぇっ!?他の宿題終わらせないんですか!?」
こころ「読書感想文とか…自由研究とか色々…」
セイヤ「読書感想文は終わってるよ…ほら」ドサッ…!
全員『え…?これが読書感想文…?』量が多い…
セイヤ「柄にも無く張り切って書いてたらこんな量になっちゃいました☆」因みに読んだ小説は伊坂幸太郎さんの死神の制度です♪
フラン『セイヤって見た目の割には難しい小説読むよねぇ……そのギャップがイイ///』きゅっとしちゃうよぉ〜❤︎
神奈子「うわぁ凄い…キチンと要点を捉えてる…自分自身の意見も述べられてるし…」ペラ……ペラ……
諏訪子「普段から真面目にやってればなぁ…」ほぉ…中々の中々だねぇ…
セイヤ「そういや結局罰ゲームは何にするんだ?明日の午後には紫さん達が島に到着するんだしなるべく早く終わらせて欲しいんだが…」
てゐ「まさか自分から罰ゲームの催促をしてくるなんてね……命知らずな奴♪」
幽々子「罰ゲームの内容はもう決まってるわよぉ♪勿論咲夜ちゃん達のもねぇ♪」ニコニコ
妹紅「丁度いいや、今から持ってくるから其処で待ってて」スクッ…スタスタ
こいし「途轍もなく嫌な予感がします…」
咲夜「奇遇ですねこいしちゃん…私もです」
妖夢「まぁ罰ゲームですからね…いい事である訳が無いですよ…」みょん…
美鈴「一体どんな罰ゲームなんでしょうか…」ゴクリッ…
セイヤ『どーせまたアレなんだろうなぁ…』捻りの無い奴等だからな…
【罰ゲーム中です暫くお待ち下さい】
セイヤ「で…」執事服装備☆
咲夜「結局…」メイド服装備☆
妖夢「こうなる…」メイド服装備☆
美鈴「訳ですね…」メイド服装備☆
こいし「うぅ…///恥ずかしいです…///」メイド服装備☆
ルナサ「でも…こいしちゃんはメイド喫茶でバイトしてたんだよね?」
こいし「な、何だか皆さんの前だと恥ずかしいですよぉ〜…///」モジモジ…
文『うん!撮らないと損ですよね!これは!』パシャ☆パシャ☆
セイヤ「またこの格好かよ…何で息抜きの為に来てるのにこんな堅苦しい格好しなきゃならんのだ…」ネクタイ緩める…
早苗「す、諏訪子様…神奈子様…私達が今目にしている物は現実なんでしょうか…///」ドキドキ
諏訪子「夢なら是非とも醒めないで欲しい…///」ドキドキ
神奈子「諏訪子に完全同意だね…///」ドキドキ
リリカ「早苗達はセイヤの執事服姿見た事無いの?」
早苗「無いです無いです!我が生涯に一片の悔い無しとは正にこの事ですね!」
天子「うむむ〜…///破壊力抜群だなぁ…///」
衣玖『格好良いですね///』
霊夢「馬子にも衣装とはあいつを指す言葉だと思うのは私だけ?」良いわね…
魔理沙「いやいや霊夢…その通りだぜ…」最高だZE☆
ルーミア『またルーミア姫って言って貰いたい…///』ドキドキ
アリス「その格好を明日の夜0時まで続ける事!それがセイヤ達の罰ゲームだよ!」
咲夜「就寝の時は普通の格好で良いですよね?」
チルノ「流石にその格好で寝るのは辛いだろうからね!あたい達に感謝しな!」ふんっ!
こいし『む〜…勝ったからってチルノちゃん調子に乗って〜…』頰プクー☆
文『あやっ♪シャッターチャンス!!』パシャ☆
肩ガシ…
セイヤ「…」ギロリ…
文「ひぃっ!い、今の写真は消しますからどうか命だけはご勘弁を!」
セイヤ「あ、文……今の写真…現像したら後で俺に1枚くれ…///」俺の出せる範囲でなら金も払う…
文「っ!?」えぇっ!?まさかのください発言!?
レミリア「それに早苗…いい事を教えてあげるわ…」ふふふ…
早苗「な、何ですか?その勝ち誇った顔は…」
フラン「セイヤは紅魔館で咲夜と肩を並べる程の超執事なんだよ♪お手伝いしてくれる事もあるしね♪」お父様とお稽古した後とか☆
セイヤ「咲夜に失礼だからその発言を今直ぐ取り消せフラン…」咲夜が可哀想だ…
咲夜「気にしてませんよ♪それに私もそう思ってますから♪」ニコ
セイヤ「……咲夜に褒められると…素直に嬉しいな///」頰ポリポリ…
咲夜『まさかの照れ顔頂きました///』鼻血タラリ…
諏訪子「えーー!?じゃあレミリアとフランちゃんはセイヤの執事服姿を飽きる程見てるって事!?」
美鈴「謂わば執事服はセイヤの第2の制服ですからねぇ〜…」第1の制服は勿論幻想学園の制服です…
セイヤ「そんな事絶対に認めないぞ俺は…」堅苦しい格好は嫌いなんだよ…
レミリア「あの執事服姿のセイヤが淹れた紅茶を飲んだ事が無いなんて…可哀想な奴ね」ふふん!
早苗「こちゅ〜…!」むむむっ…
幽々子「妖夢も凄く似合ってるわよぉ〜♪」
妖夢「あ、ありがとうございます…///」
妹紅「咲夜は相変わらず様になってるわね…」
咲夜「そうですか?」
四季映姫「メイドと言えば咲夜…咲夜と言えばメイドと言われるくらいですからね」それにしてもあの胸は反則です……有罪ですね
パチュリー「咲夜は中学の時にはもう既にメイド長って他のメイドや執事達に呼ばれていたものね…」
輝夜「そしてあの胸の大きさ故にPADを仕込んでいるのではと疑われ…PAD長などと言う渾名が付いた訳ね…」納得だわ…
こころ「だがあの胸は…奇しくも生乳である…!!」姥
咲夜「ちょっとこころ!奇しくもってどう言う意味ですか!?」
こころ「言葉通りの…意味…!!」姥
セイヤ「それじゃあ俺はピアノ弾いてくるからお勉強頑張ってねぇ〜♪」ヒラヒラ…スタスタ
さとり「ま、待ちなさい!私達の宿題手伝いなさいよ!」Help☆
セイヤ「俺は勉強苦手なんだよ…」スタスタ
フラン「足りない頭をフル回転させて頑張ったんだね!いい子いい子してあげるからコッチ来て♪」ちょいちょい…
セイヤ「だから失礼過ぎるだろフラン!もう怒った…!こんな所になんて居られるか…!!」スタスタ!
てゐ「あーあ…怒らせちゃった…」
こいし「フランちゃんが要らない事言うから…」ジトー…
パチュリー「これは完全にフランが悪いわよ?」
フラン「うぅ…」しょぼーん…
魔理沙「なぁさとり…セイヤは怒ってないよな?」ヒソヒソ…
さとり「怒ってないわよ?アレで怒ってたらいつもの霊夢や魔理沙の方が酷いからね…」ヒソヒソ…
霊夢「つまり普段の私と魔理沙のお陰って事ね♪」ヒソヒソ…
さとり『それだけは違うと断言できるわ…』はぁ…
魔理沙「どうせ何だかんだ言って飲み物用意してくれてたりするんだよなぁ…あいつ…」
霊夢「100%そうだって言い切れるわ♪」
アリス『流石幼馴染み…これで当たってたら本当に凄いなぁ…』
〜別荘(廊下)〜
セイヤ「ぶぇっくしょぉっ!!……風邪でも引いたか?」鼻ぐしぐし…
セイヤ「さて……どうせレミリアに紅茶淹れなさいとか言われそうだから先に準備して置くか…」スタスタ
〜約2時間後〜
〜別荘(キッチン)〜
セイヤ「よし……見た目は上手く作れたな…」ふぅ…
セイヤ「しかし人数が多いからシルバーを揃えるのが大変だった…」皿も多く使わないとならないから余計に…
カラカラカラカラカラ…
セイヤ『まぁ多少食器の柄が違くても彼奴らは気にしないだろ…』カラカラカラカラカラ…
〜別荘(リビング)〜
魔理沙「とは思っていたのに一向に飲み物用意してくれる気配がゼロだぜ…」疲れたぁ〜…
パチュリー「まさかこの程度で根を上げるとはね…」はぁ…
妹紅「でももう何だかんだで2時間くらいは経ってるわよ?」
霊夢「セイヤの奴遅いわねぇ〜…あいつ本当にピアノ弾きに行っちゃったのぉ〜…」
カラカラカラカラカラ…
セイヤ「う〜ら〜め〜し〜や〜…」カラカラカラカラカラ…
輝夜「あの…どうしてうらめしやなのかしら?」
セイヤ「何と無くだ何と無く…」カラカラカラピタ…
咲夜「あれ、どうしてティーワゴンを…」
セイヤ「紅茶とケーキをお持ちしたからに決まってるだろ…」
幽々子「其処は最後まで丁寧語で通しましょうよぉ…」
セイヤ「そんな所まで要望出されたら身が持ちませんよ…」
レミリア「でも私の時にはレミリアお嬢様って言ってくれるわよねぇ〜❤︎」ニコニコ♪
セイヤ「それはお前がブラドさんに言いつけて俺を脅迫したからだろうがぁっ!!」
咲夜「お嬢様が『うーーー!お父様に言いつけてやるわーー!!』って言いながらブラド様の所に走って行きましたよね、確か…」
アリス「あの時のブラドさんは怖かったね…」それを聞いただけで…
妖夢「セイヤが首を縦に振るまで紅魔流抜刀術奥義のバーゲンセールでしたからね…」セイヤのボロボロになった姿が…
さとり「最終的には土下座しながらでレミリアお嬢様って呼んでたものね…」蘇るわね…
セイヤ「あの時は本当に死ぬかと思った…」あの人怖すぎだろ…見た目も中身も…
チルノ「そんな話よりもさー!早く紅茶とケーキ出してよー!」
セイヤ「ん?あぁそうだな…」カチャ…
天子「紅茶の種類は何?私はダージリンが飲みたいなぁ〜…」
セイヤ「今回用意したのはダージリン、アールグレイ、ミントティーの3種類だ…」トポポポポ…
諏訪子「ねぇねぇセイヤ、私は紅茶に詳しく無いんだけどさ…何がオススメ?」
セイヤ「まぁこの中にも紅茶に関して詳しく無い奴の方が多いから説明するか…」カポ…
セイヤ「先ずはダージリン…紅茶と言えばと聞かれたら1番目か2番目くらいには名前が出る世界三大紅茶の1つです。ダージリンとは地方の名前で実際にダージリン地方と呼ばれる所で生産されています。紅茶の中でも特に香りが強い為かその香りを重視、楽しむ為にストレートティーでお飲みになられる方が多いですね…」ペラペラ…
ルナサ『急に丁寧語に…』
セイヤ「次にアールグレイですね…アールグレイはベルガモットと呼ばれるミカン科で常緑高木樹の柑橘類です。このベルガモットの香りをつけた紅茶が一般的なアールグレイと呼ばれるものですね、まぁ所謂フレーバーティーの一種です…落ち着きのある芳香が最大の特徴でして、このベルガモットの香りは精油や香料で着香される事が多いです。アイスでもホットでも飲めますがベルガモットの芳香は一般的には温度が高くなればなる程引き立ちますからホットティーでお飲みになられる場合は慣れてない人には飲みにくいかもしれませんね。まぁこの芳香とミルクの相性が良いですからミルクティーにしてお飲みになる事もできますよ…」ペラペラ…
こころ『本物の執事みたい…』猿
セイヤ「最後はミントティーです…すっきりとした清涼感のあるメントールの香りが特徴的なハーブティーですね。品種によって香りが多少異なりますね。ハーブティーにして飲めば美味しく効果的でペパーミントには殺菌、抗ウイルス、発汗作用があるとされています。今回はパイナップルミントとローズヒップをブレンドしたハーブティーですので皆さんでも飲みやすくなっていますよ…」ペラペラ…
天子「ローズヒップって確かビタミンCとか女性に嬉しい成分が豊富に含まれてるんだよね?」
セイヤ「流石比那名居財閥の御令嬢、天子お嬢様良くご存知で…」
天子『セイヤに天子お嬢様って呼ばれちゃった///』ドキドキ…
セイヤ「先程天子お嬢様が仰った様に、ローズヒップにはビタミンCの他にも、上手に摂取する事が難しく女性に不足しがちな成分なども豊富に含まれています…」
ルーミア「具体的にはどんな成分なのか教えて欲しいのかー!」
セイヤ「成分は良く分かりませんが…肌の新陳代謝促進、美肌・美白効果、ホルモンバランスを整える、老化防止、生理痛・生理不順の症状緩和、免疫力アップによる風邪や感染予防・健康促進、妊娠中の栄養補給など、様々な効能や効果が期待できますよ…」まぁ最後の妊娠中の栄養補給は皆様には関係ありませんがね…
フラン『に、妊娠…///』ドキドキ
セイヤ「紅茶のお供にアップルパイとレモンケーキ、それとマカロンを御用意させて頂きました…できればその紅茶に合う物を御用意したかったのですが……材料が制限されていたので
」申し訳御座いません…
文「いえいえ十分過ぎですよ!」
神奈子「文句の付け所が無いわよ…」
鈴仙「ねぇセイヤ、行儀が悪いかも知れないけどケーキ見ても良い?」
セイヤ「構わないぞ?」
てゐ「急に口調戻さないでよ…」
四季映姫「命令追加でセイヤは執事服着用時は丁寧語で話す事…良いですか?」
セイヤ「嫌っス!」めんどいっス!!
こいし「セイヤさん…私からもお願いします…」上目遣い☆
セイヤ「畏まりました♪こいしお嬢様♪」ニコ☆
全員『嬉しいけど納得(出来ませんね・出来ないなぁ・出来ないぜ)出来ないわ…』
咲夜「私も紅茶を淹れるのと切り分けをお手伝いしますよ…セイヤ」スクッ…
セイヤ「そうですか?それでは御言葉に甘えさせて貰いましょうか…」
咲夜「いえいえ♪」ザクゥッ!
セイヤ「セバ◯チャンっ!?」ブシューッ☆
咲夜「おや、すみません…手が滑ってしまいました♪」
セイヤ「咲夜さん!貴女は私に何か恨みでも有るんですかっ!?」ズボッ!ピュ〜☆
咲夜「恨みですか?……腐る程有りますよ♪」ニコ
セイヤ「私は恨まれる様な事をした憶えは今まで御座いません!」あぁ…執事服が汚れてしまいます…
早苗「どうしてセイヤさんは咲夜さんの事をさん付けで呼んでるんですかね?」
美鈴「今のあの2人は言うなれば上司と部下の関係みたいな物ですからね…」
パチュリー「セイヤと咲夜には《従者スイッチ》と呼ばれる意味不明なスイッチがあるみたいなのよ…」
四季映姫「従者〜スイッチ君のは何処にあるんだろぉ〜♪」
メルラン「見つけ〜て〜あげるよ!君だけの従者スイッチ〜♪」
リリカ「なんてね♪」ニコ☆
セイヤ「その様なスイッチ、私には付いていませんよ!」
咲夜「押してあげましょうか?」
セイヤ「いやだから無いですからね…?そんなスイッチ…」
妹紅「そんな事より早く紅茶とケーキを持って来て…」
セイヤ「……御意」ペコ…
〜少女御茶会中につき〜
セイヤ「予想通りミントティーを選ばれる方が多いですね…」私はアッサムティーが飲みたかったですね…今の気分的に…
咲夜「女性としては当然だと思いますよ?」
霊夢「もっと…こう何ていうか変な味してると思ってたけど美味しいわね…」コク…
魔理沙「紅茶も美味い!ケーキも美味いで文句無しだぜ!」パクン☆
天子「ねぇセイヤ…今度私の家で執事としてバイトしない?」コク…
セイヤ「私が天子お嬢様の所でですか?……正直に申しますと…私は天子お嬢様のお父様が苦手なんですよね…」前に一度思い切り殴られていますし…
天子「きっとお父さんも殴らないと思うからさぁー…」お願い!
セイヤ「…考えて置きますよ」はぁ…
レミリア「ちょっと天子!セイヤは私の執事なのよ!勝手に勧誘しないで!」うー!うー!
セイヤ「私は貴女の執事になった憶えはありません…」
レミリア「お父様に言いつけるわよ!?」うーーー!
セイヤ「……それだけは勘弁して下さい…レミリアお嬢様…」頭深く下げる…
衣玖「ブラドさんはセイヤにどれだけの事をしたのでしょうか…」あんなに怯えるセイヤは中々見られませんからね… ヒソヒソ…
妖夢「さっきも言った通り紅魔流抜刀術奥義のバーゲンセールがセイヤを襲いました…」ヒソヒソ…
さとり「全身ズタボロにされて酷い有り様だったわ…」ヒソヒソ…
文「是非ともその姿を写真に収めたかったですねぇ…」ヒソヒソ…
メルラン「そんな事したら今度は文がセイヤに全身ズタボロにされるよ?」ハリセンで… ヒソヒソ…
文「それは私も勘弁願いたいですね…」ヒソヒソ…
こいし「ねぇお姉ちゃん…セイヤさんを雇う事って出来るかな?」モグモグ…
さとり「私達のお小遣いを足せば雇えるんじゃない?」モグモグ…
フラン「そういえばセイヤ…さっきはごめんね?」モグ…
セイヤ「?…何の事ですか?」はて…
フラン「その…足らない頭をフル回転って言ったでしょ?…その事、まだ怒ってる?」
セイヤ「怒っていませんよ…冗談で言っていたのは最初から分かっていましたから…」
フラン「うん…」うる…
セイヤ「ですがあの様な言葉は、時として人を傷付けてしまう事があります…だからこれからは気を付けて下さいね?」
フラン「ぅん…」ウルウル…
セイヤ「まぁ私はフランお嬢様が言う言葉には決して怒ったりはしませんから御安心下さい」まぁ怒った素振りはしますけどね♪
フラン「ごめん…なさぃ…」ポロポロ…
セイヤ「おやおや…その様な綺麗な涙を紅茶に混ぜてしまっては涙が可哀想ですよ…」涙クイ…
輝夜「どうして涙が可哀想なのよ…」
セイヤ「涙とは女性が流す此の世で1番美しい宝石です…それを私ごときが淹れた紅茶に混ぜてしまってはその宝石が穢れてしまいます」
チルノ『よくもまぁそんなキザな台詞がポンポン口から出てくるなぁ〜…』モグモグ…
咲夜『あれが今の状態のセイヤです…』
チルノ『こいつ…!直接脳内に…!!』
四季映姫「あれは酔っ払っている時のセイヤとは別なんですかね?」コク…
アリス「また別物だね…言った事やった事全部憶えてるから…」コク…
妹紅「それ…後で死にたくなったりとかしないの?」めっちゃ恥ずかしい台詞吐いてるけど…
パチュリー「後で枕に顔埋めて足バタバタする事になるわね…1年生の時、レミィにあんな感じの台詞吐いて3日間くらい魂抜けた様な表情していたし…」レミィはレミィで3日間デレデレしっ放しだったけれども…
諏訪子「恥ずかしい告白して振られた男子…みたいな感じかなぁ?」モグモグ…
こころ「違う…!厨二病が大人になって秘密のノート見つけた時みたいな感じ…!!」狐
神奈子「分かり易い説明ありがとう…こころ…」そりゃ恥ずかしいわぁ〜…
魔理沙「セイヤ!紅茶お代わり!」つカップ
セイヤ「畏まりました…魔理沙お嬢様」スッ…
魔理沙「や、やっぱり慣れないな…///セイヤにお嬢様って呼ばれるのは…///」テレテレ…
セイヤ「それでは普通にお呼びしましょうか?」どうぞ…
魔理沙「い、いや…///そのままでいいぜ…///」サンキューだぜ…
神奈子「それよりも今のセイヤのステータスが気になるわね…」コク…
てゐ「だったらコレなんかどう?」つスカ◯ター
神奈子「何これ…」見るからにアレだけど…
鈴仙「にとり特製の人間ステータス表示装置…その名も《見えるんです☆》だよ!」
てゐ「それを掛けて相手を見た状態で右上のボタンを押すとあら不思議!その見ている相手のステータスが分かるという優れ物なんだよ!」
神奈子「ほうほう…では早速…」カチ…ピピピピピピピピッ…
パッ☆
神奈子「お…出た出た…」え〜と…
【水奈月セイヤ】
職業;執事
性別;男
レベル;84
HP;841
MP;424
ちから;449
みのまもり;485
すばやさ;216
かしこさ;394
きようさ;284
こうげき力;900
ぼうぎょ力;900
さいだいHP;999
さいだいMP;627
神奈子「ステータス高っ!?魔王倒せるレベルの高ステータスだよ!?」しかも何でドラクエ方式っ!?
幽々子「1度普通のセイヤ君を測って貰いましょう…セイヤ君、普通の喋り方に戻して貰っても良いかしらぁ?」にとりちゃんはドラクエの大ファンなのよねぇ…
セイヤ「別に良いですけど…」一々喋り方変えるの面倒臭い…
ルーミア「今なのかー!」
神奈子「ほい…」カチ…ピピピピピピピッ…
パッ…
神奈子「え〜と今度は…」
【水奈月セイヤ】
職業;生ゴミ
性別;生ゴミ
レベル;99
HP;53
MP;53
ちから;53
みのまもり;53
すばやさ;53
かしこさ;53
きようさ;53
こうげき力;53
ぼうぎょ力;53
さいだいHP;53
さいだいMP;53
※特定の条件を満たした場合、全ステータスが大幅にUPします。
神奈子「職業性別何から何までゴミゴミしてるんだけどぉっ!?」それに何!?特定の条件を満たした場合って!
魔理沙「普段のセイヤなんてそんなもんだぜ…」モグモグ…
咲夜「女性を誑かす生ゴミですからしょうがないですよ…」
神奈子「たかが口調でここまで変わるものなの!?」
早苗「うわ…普段のセイヤさん…ステータス低過ぎ…」
妹紅「改めて見ると本当にステータス低いわね〜…」コク…
セイヤ「低い低い五月蝿いな…しかも何だよ職業と性別が生ゴミって…」不名誉過ぎる…
レミリア「口調を戻しなさい!それと私のカップが空よ!私の執事なら其れ位気を効かせなさいって何度も言っているでしょう!」うー!うー!
セイヤ「申し訳ありませんでした…レミリアお嬢様」トポポポ…
チルノ「まぁあたいが最強なのには変わりないけどね!」
アリス「普段のステータスで魔王クラスなのは確か霊夢と魔理沙と咲夜だっけ?」コク…
ルナサ「妖夢や幽々子先輩も…ステータス高め…」パクン☆
こころ「私も…少しは強くなってるかな…?」猿
輝夜「少なくとも普段のセイヤよりは強いと思いますよ?」モグモグ…
レミリア「私はどうなのよ?まぁきっと大魔王レベルのステータスなのは間違いないわ!」カリスマだもの!
咲夜「それでは失礼して…」カチ…ピピピピピピピッ…
フラン「どう咲夜〜?お姉様のステータスは〜」
咲夜「嘘……お嬢様のステータス…低過ぎ…」うぅ…そんな馬鹿な…
レミリア「えぇっ!?」ガーン☆
美鈴「絶賛カリスマブレイクキャンペーン実施中ですからね…」
こいし「何ですか?そのカリスマブレイクキャンペーンって」
さとり「大丈夫よこいし…きっと分からないのはこいしだけでは無い筈だから…」
霊夢「それにしてももう結構時間経ってるわね…」カチャン…
妖夢「セイヤ、明日は紫先生達が来ますけど何か作るんですか?」
セイヤ「そうですね…どうしましょうか…」
アリス「仕込みしてくれれば明日手伝ってあげてもいいよ☆」ニコ
セイヤ「アリスお嬢様…仕込みが1番大変なのを分かって言ってらっしゃるんですよね?」
アリス「勿論!」仕込み頑張ってね♪
セイヤ『あの夜の優しいアリスお嬢様は何処へ…』はぁ…
四季映姫「それではケーキを食べ終わったら各自就寝という形でいいですかね?」
パチュリー「そうね、明日の為に少し早目に寝ておきましょうか…」
魔理沙「それじゃあ最後の一切れいただくぜ!」パクン☆
メルラン「あーー!ズルイよ魔理沙!私だって食べたかったのにー!」
魔理沙「早い者勝ちだZE☆」モグモグ☆
セイヤ「お嬢様方…キチンと歯を磨いてから就寝して下さいね?」
全員「はーい!」
〜別荘(獅子座の部屋)〜
パチュリー「はぁ…それにしてもまさか泥棒猫と同じ部屋になるなんて思いもしなかったわ…」
アリス「またまたパチュリー先輩そんな事言ってぇ〜♪魔理沙と同じ部屋になれて嬉しい癖に〜♪」ニヤニヤ…
パチュリー「べ、別にそんな事無いわよ///」
魔理沙「それにしても疲れたなぁ〜……マスタースパーク撃った所為でだけど…」ねむねむ…
霊夢「私ももう眠気が…」ふぁぁ…
アリス「それじゃあ寝よっか」スッ…
パチュリー「おやすみなさい…」モゾモゾ…
魔理沙「おやすみだぜぇ〜…」モゾモゾ…
アリス「おやすみ〜…」モゾモゾ…
霊夢「おやすみ…」モゾモゾ…
〜5時間後〜
チッ…チッ…チッ…チッ…チッ…
霊夢「んん…んぅ…」モゾ…
『ねぇどうして!?どうして居なくなっちゃうのよ!!答えてよ……答えなさい!!』
霊夢「はぁ…はぁ…」
『んな事俺に聞くな……俺だって今回は好きで消える訳じゃ無いんだからな…』
霊夢「く…んんっ…」ゴロン…
『好きで消える訳じゃないって…じゃあどうして…どうしてセイヤは…』
霊夢『これは…夢?』
………………………………………………………
セイヤ『俺が何の為に孫◯空さんみたいな別れ方したと思ってるんだよ……しかも1度は消えた記憶を取り戻すってお前ら本当に人間か?』いや人間じゃ無いな…馬鹿だったな…
霊夢『ふざけないで……あんな別れ方して…どういうつもり…?』ウルウル…
セイヤ『どうもこうもない…俺は後少しで此の世界から消える……俺は居なかった事になるんだ…』
セイヤが………消える…?
魔理沙『何で……何でそんな冷静でいられるんだよ!!今まで私達が過ごしてきた時間が…無かった事になるんだぞ!?それでもいいのかよ!?』ウルウル…
セイヤ『大声出すなよ…正直立ってるだけでも辛いんだ…最後くらいは騒がしくしないでくれ…』はぁ…
最後…?最後って……どういう事…?
咲夜『明日は卒業式ですよ…?ほ、ほら…早く帰りましょうよ……セイヤ…』ウルウル…
卒業式…?彼処に居る私達は……2年後の私達…?
セイヤ『大体なんでお前らは俺の事を思い出したんだ?其処が未だに分からないんだが…』しかも部活仲間だけ…
レミリア『本気で言ってるの…?心当たりがある癖に……セイヤを忘れる事なんて…私達には出来ないのよ…』ウルウル…
セイヤ『あー……何と無く分かった…』なんつー理由で記憶取り戻してんだこいつら…
アリス『ねぇセイヤ…本当に消えちゃうの…?約束したよね…?ずっと一緒に居るって……約束…してくれたよね…?』ウルウル…
セイヤ『どうやらその約束……破る事になりそうだな…』ははは…
フラン『笑わないでよ…!!ねぇ…約束破ら無いでよ……消えないでよ……居なくならないでよ………ずっと…ずっとずっと…一緒に居てよ…セイヤ…』ウルウル…
何で…?何で皆泣いてるのよ……どうして…セイヤが居なくなるのよ……訳…分かんない…
早苗『せ、セイヤさん…ほ、本当は消えたりなんかしないんですよね!?私達を揶揄ってるだけですよね!?……答えて下さいよ…』ウルウル…
セイヤ『悪いが冗談でも酔狂でも無い…もうすぐ俺は此の世界から消える……跡形も無く……今まで俺が干渉してきた事柄全てが…無かった事になる…』
霊夢『だからどうして……そんな事を…平然とした顔で言えるのよ……今まで私達が過ごして来た時間が無かった事になっても……本当に良いの…?』ポロポロ…
セイヤ『……あぁ…構わない』
魔理沙『どうしてだよ!1番そういう言葉が嫌いなお前が!どうしてそんな言葉を言うんだよ!』ポロポロ…
セイヤ『どうしてどうして五月蝿いなぁ…俺はとっくに覚悟が出来てたんだよ……だからお前達にあんな事したんだろうが…』はぁ…ったく…
咲夜『嫌です!絶対に認めませんよそんな事!セイヤは約束しました!死ぬまで私達の側に居るって!約束してくれました!!』ポロポロ…
セイヤ『だからその約束は無しだ……守れない約束するんじゃ無かったなぁ…』頭ポリポリ…
ダキッ…!×2
レミリア『嫌よ嫌よ嫌よぉ…!どうして居なくなっちゃうのよ…!幸せにするって約束してくれたじゃない…!ずっとずっと…一緒に居てやるって言ってくれたじゃない…!!』ギュゥッ…ボロボロ…
フラン『また約束破るの…!?もう破らないって…何回言ったのか分かってるの…!?お願いだから…もう破らないでよぉ……最後に約束してよぉ…私達の前から…消えたりなんかしないってぇ…』ギュゥッ…ボロボロ…
セイヤ『聞き分けの無い姉妹だなぁ……無理な物は無理なんだよ…俺だって好きで消える訳じゃないって言ってるだろ?』Wなでなで…
アリス『私達まだ…セイヤに何も恩返し…出来てないのに……こんなのって無いよ…酷いよ……酷過ぎるよぉ!!』ボロボロ…
セイヤ『恩返しなんか必要無い…』
早苗『どうしてですか…?私達はセイヤさんから大切な物を沢山貰いました……でも私達はセイヤさんに…何も恩返しが出来てないのに…』ボロボロ…
セイヤ『俺はこの3年間……お前達から沢山の物を貰った…形がある物…形が無い物…沢山沢山貰った……恩返しをしなくちゃいけないのは本来、俺の方なんだよ…』
霊夢『だったら…キチンと恩返ししてから…消えなさいよ…』ボロボロ…
セイヤ『それが出来たら苦労しないっての…』
魔理沙『諦めるなよぉ…私達はそんなセイヤに助けられてきたんだぞぉ…?』ボロボロ…
セイヤ『はっ……誰が諦めたって…?』
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗『『『『『『『?』』』』』』』ボロボロ…
セイヤ『俺は必ず此処に帰ってくる…何があっても必ず……な?』
咲夜『でも…消えちゃうんですよ…?その意味を…セイヤが分からない訳…無いですよね…?』ボロボロ…
セイヤ『俺の生き方は…存在そのものが消えたって変わらない……因縁運命総て絶ち切って…またお前達に逢いに来る……これが…』
レミリア『これが……何よぉ…』ボロボロ…
セイヤ『俺がしてやれる最後の……《約束》だ』ニコ
フラン『約…束…』ボロボロ…
セイヤ『まぁ約束し過ぎてミルフィーユ状態になってるがなw』名付けるなら約束ミルフィーユだな♨︎
アリス『最後の…約束……それは…叶えてくれるの…?絶対に…破らないって…誓えるの…?』ボロボロ…
セイヤ『破るつもりは毛頭無い……だけど…俺は本来、此の世界に居なかった筈の人間なんだ…霊夢や魔理沙に出会う前に…俺は死んでいる筈だった…』
早苗『それは…どうしてですか…?そんな事…無いですよ…』ボロボロ…
セイヤ『正確には俺が産まれる事自体がおかしかったって事だ……なんの因果か…俺は死なずに今こうして生きてる……そしてお前達に出会った…共に笑い合って…共に泣いて…また笑って…それを3年間繰り返してきた……これが俺の今まで生きてきた人生の総てだ』
セイヤ『喩え此の世界から、俺の生きた証が消えたとしても…喩え総てが無かった事になったとしても…俺は絶対に忘れない…霊夢や魔理沙と過ごしてきた幼少期の記憶も…馬鹿やってた俺に喝を入れてくれた早苗達との記憶も…高校に上がって、一緒に馬鹿やらかした他の奴等との記憶も……俺は絶対に忘れない…お前達に抱いたこの《想い》を…俺は決して忘れたりしない…』
霊夢『セイヤ…お願い…私達も忘れないから…セイヤの事を忘れないから……絶対にまた……私達に逢いに来て……絶対に…帰って来て…』ボロボロ…
セイヤ『あぁ……絶対に帰ってくる!』ニコッ…
あんな嬉しそうな笑顔…今まで見た事無いわよ…あんなに悲しそうな笑顔…今まで見た事無いわよ……あんなに……泣そうな笑顔を見た事……今まで……1度も無いわよ…
スカッ…
レミリア・フラン『『えっ…?』』ボロボロ…
セイヤ『……どうやら時間みたいだな…』はは…
魔理沙『セイヤの体が…』ボロボロ…
スタスタ…
レミリア『ま、待ちなさいセイヤ!』スカッ…
セイヤ『お前達には…俺が消える所を…見て欲しく無いんだ…』ピタ…
咲夜『い、行かないで下さい!お願いですから!何処にも…行かないで下さい!!』ボロボロ…
セイヤ『此れから消える人間の為に其処まで泣くなよ……安心してお出掛け出来ないだろうが…お母さんを困らせないで下さい』はぁ…
フラン『やだやだやだぁぁぁ!いつ帰ってくるのぉ!?いつ私達に逢いに帰って来てくれるのぉ!?ねぇセイヤぁ…答えてよぉ…』ボロボロ…
セイヤ『それは俺にも分からない…約束はしたんだ…その時が来るまで黙って待ってろ』
早苗『うぅ…ひっく…』ボロボロ…
セイヤ『俺なんかの為にそんなに泣くなよ…』涙が勿体無い…
アリス『セイヤは……悲しく無い…?寂しく無い…?』ボロボロ…
セイヤ『ゼロとは言えないがそこまででは無いな……最後にお前達の顔が見れて良かったよ』
魔理沙『最後じゃないぜ……また…逢いに帰って来てくれるんだろ…?』ボロボロ…
セイヤ『…そうだったな』クル…
レミリア『もう…時間なの…?まだセイヤと…一緒に居たいわ…』ボロボロ…
セイヤ『これでも踏ん張ってる方なんだよ…目眩がして全身ガクガクなんだ…これ以上此処に留まってたら魂砕けちまいそうだよ…』そんな感じがするだけだが…
スタスタ…ガラ…
セイヤ『最後に俺から一言…言っても良いか…?』
霊夢『また…必ず帰って来てくれるなら…良いわよ…』ボロボロ…
セイヤ『……お前達に出会えて…お前達と学園生活を送れて…お前達と時間を過ごす事ができて……本当に良かった…』
魔理沙『セイヤぁ…』ボロボロ…
セイヤ『それと泣くな…お出掛けの時くらい笑顔で迎えてくれよ』はぁ…スッ…
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗『『『『『『『セイヤ(さん)!!!!』』』』』』』グシグシ…
セイヤ『…』ピタ…
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗『『『『『『『行ってらっしゃい!!また逢う日まで!!』』』』』』』ニコッ☆
クル…
セイヤ『行ってきます……また逢う日まで』ニコ
クル…
ガラガラ…バタン…
早苗『……セイヤさん?』スタスタ…
ガラガラ…
早苗『っ』ウルッ…
アリス『早苗…どうしたの?っ…そん…な…』ポロッ…
何よ…あれ……妖夢がセイヤに渡した珠数に…他にも……沢山…
レミリア『そん…な…』紅い宝玉を拾う…
咲夜『妖夢の魄念珠数や…私達がセイヤに渡した物が…どうして…』ナイフを拾う…
フラン『私のあげた…ブレスレットも…』七色に光る宝石が付いたブレスレットを拾う…
魔理沙『本当に……消えちゃったんだな……酷いぜ…私達があげた物を…廊下に置いていくなんて…』ミニ八卦炉を拾う…
霊夢『ねぇセイヤ……これで最後だから……明日から…もう絶対に泣かないから…だから……だからぁ…』ボロボロ… お札を拾う…
霊夢『うぅ…う……うわぁぁぁぁぁあああん!!』ボロボロボロボロ
その後…未来の私達の泣き声が…唯々廊下に響き渡るだけだった……何時も慰めてくれた…辛い時には何時も側に居てくれた…泣いている時には…抱き締めてくれた………あいつは結局…泣いている私達の所に…………どれだけ待っても………来なかった
………………………………………
…………………………………
…………………………
……………………
………………
…………
……
…
霊夢「っ!!」ガバァッ!
霊夢「……何なのよ…あの夢…」はぁ…はぁ…
魔理沙「マシュタァ…シュパ〜ク…」zzz
アリス「ありしゅ…いきまぁ〜しゅ…」zzz
パチュリー「レミィ〜…それは私のアイス〜…」zzz
霊夢「セイヤ……セイヤはっ!?」バッッ!
タッタッタッタッタッタッ…ガチャ!バタンッ!
〜別荘(蟹座の部屋前)〜
霊夢「セイヤ!居るんでしょ!?居るなら返事しなさい!!」ドンドンドンドンッ!
霊夢「お願いだから返事して!今……今あんたの顔見なきゃ…私…」ドンドン…!
霊夢「セイヤぁ…お願い…開けてよぉ…」ドン…ドン…ズズズストッ…
霊夢「うぇっく…うぅ…ひっく…」ボロボロ…
ガチャッ…
セイヤ「おぃぃ…今何時だと思ってんだよぉ…パズドラのログイン時間だぞぉ…?こっちは明日の料理の仕込みしてて2時間前に布団に入ったばっかりなのにさぁ…」グシグシ…
霊夢「セイ…ヤぁ…」ボロボロ…
セイヤ「他の奴等が起きたらどうすんだよぉ…ドアをドンドン叩くんだったら、壁をドンドン叩きなさい…俺は眠いのぉ…サバゲーと仕込みしてた所為で眠いのぉ…分かりますかぁ…?ったく、昨日の夜も真面に寝てないのにさぁ…」ふぁあ〜…
霊夢「グスッ…えぐっ…」ボロボロ…
セイヤ「ていうか…何でお前泣いてんの…?」今気づいたけどさ…
霊夢「セイヤぁぁぁっ!!」ガバァッッ!
セイヤ「パズッ!?」ぐほぉっ!?
ドシィィィンッ!
セイヤ「ドラぁっ!?」ゲボァッ!?
霊夢「うぇぇぇぇ…」ボロボロ…
セイヤ「痛ってぇ〜…おい霊夢…どうしたんだよ…」お〜よしよし…怖い夢でも見たのかなぁ〜?
霊夢「良かったぁ…セイヤが居てくれて…居なくなって無くて…良かったよぉ〜…」ボロボロ…ギュゥゥッ!
セイヤ「?」居なくなって無くて?
〜少女事情説明中につき〜
セイヤ「はぁ?何だよその夢…」まさか本当に夢を見て泣いていたとは…
霊夢「ぐすっ…セイヤぁ…」ギュゥッ…ポロポロ…
セイヤ「あのさぁ…分かったから抱き着くの止めません?異次元のスナイパーにスナイプされちゃうからさぁ…」あ〜眠い…
霊夢「…」ギュゥ…ポロポロ…
セイヤ「取り敢えず声もガラガラだし飲み物取ってくるから…」一旦離れろ…
霊夢「嫌よ……今離したら…セイヤが何処かに行っちゃいそうな気がする…だから…」ギュゥ…ポロポロ…
セイヤ「いやそりゃあ行くよ…」飲み物取りに…
霊夢「お願いだから…側に居て…」ポロポロ…
セイヤ「すぐ戻るから!5秒で戻るから!」ね!?
霊夢「……分かった」ポロポロ…
セイヤ「それでは…」シュッッッ!!
〜5秒後〜
シュッッッ!!
セイヤ「ほいお茶…」つお茶
霊夢「…ありがと」ボロボロ…
セイヤ『突っ込みしないなんて珍し過ぎだろ…』お茶美味い…てか泣き方激しくなってね?
セイヤ「それ飲んで落ち着いたら寝ろ…俺は明日も早いんだ…」俺はサラリーマンかよ…野原ひ◯し様かよ…
霊夢「今日は…ずっと一緒に居たい…」ウル…
セイヤ「あのさ…何時もの霊夢さんは何処に行ったの?俺が居なくなるんじゃ無くて俺の知ってる霊夢さんが居なくなってるんですけど?」
霊夢「お願い…だからぁ…」ポロ…
セイヤ「だぁぁぁ!分かった!分かったから泣くな!」女の涙は鋭利な刃物だなぁおい!
そして…
セイヤ「はぁ…もう4時半過ぎだよ…」モゾモゾ…
霊夢「…」モゾモゾ…
セイヤ「おいちょい待ち…何で俺の布団に入ろうとしてるんだ?」お前の布団はあっち…
霊夢「…」モゾモゾ…スポッ…
セイヤ「いや聞けよ人の話!!」
霊夢「少しくらい…甘えさせなさいよ…」ギュゥ…
セイヤ「いやこれ甘える甘えないの問題じゃ無いからな!?」
霊夢「それに結構今更だと思うんだけど…」ギュゥ…
セイヤ「それは小さかったからだろうが…」
霊夢「…セイヤ」ギュゥ…
セイヤ「今度は何だよ…」
霊夢「抱き締めて…」ギュゥ…
セイヤ「…………病院行け」頭の…
霊夢「…」ウルウル…ギュゥ…
セイヤ「はぁ…分かったから泣くな」ギュゥ…
霊夢「ぁ///」ドキ…
セイヤ『どうしてこうなった…』ギュゥ…
霊夢『セイヤに…///抱き締めて貰ってる…///凄く暖かくて…///心地良い…///』ギュゥッ…
セイヤ「霊夢…お前が寝るまで…俺が見ててやるから……だから安心して早く寝ろ…」ギュゥッ…
霊夢「うん…///」ギュゥゥ…
セイヤ『しかしエアコンをつけといて良かった…』つけてなかったら蒸し蒸しして寝られないからな…
霊夢「セイヤ…」ギュゥゥ…
セイヤ「はいはい…なんですか?」ギュゥ…
霊夢「朝起きたら…おはようって…言って…」ギュゥ…
セイヤ「あぁ…何度でも言ってやるよ」ギュゥ…
霊夢「……おやすみ…セイヤ」ギュゥゥ…
セイヤ「あぁ…おやすみ」ギュゥ…
〜約10分後〜
セイヤ「…そろそろ寝たか?」チラ…
霊夢「すぅ…すぅ…」zzz
セイヤ「はぁ…俺って男として見られて無いだろ…」一応花も恥じらう男何ですけどもねぇ…
セイヤ「………………………………」ボソ…
霊夢「んぅ…セイヤ…」キュッ…
セイヤ「おやすみ……霊夢」瞼閉じる…
〜朝7時頃〜
〜別荘(獅子座の部屋)〜
ピピピピピピピピピピカチッ…
魔理沙「ん〜…グッモーニンだぜぇ〜…」ムクッ…
アリス「ふぁぁ〜…よく寝たぁ〜…」ムクッ…
パチュリー「むきゅ〜…むきゅ〜…」zzz
魔理沙「お〜いパチュリ〜…朝だぞぉ〜…」ユサユサ…
パチュリー「むきゅぅ?…もう朝…?」パチュリ…
アリス「霊夢も朝だよぉ〜?」ちら…
布団「」空っぽぉ〜…
アリス「あれ?霊夢が居ない…」
魔理沙「もう起きたのか?薄情な奴だなぁ…起こしてくれればいいのに…」
パチュリー「じゃあ私達も下に降りましょうか…」ムクッ…
スタスタスタスタスタスタガチャ…
〜別荘(2階廊下)〜
魔理沙「あれ?どうして咲夜達がセイヤの部屋の前に居るんだ?」バタン…
アリス「皆おはよう…」スタスタ…
咲夜「あ、おはよう御座います…」
パチュリー「どうしたのよ…セイヤの部屋の前で…」スタスタ…
フラン「なんか…セイヤの部屋の前にこんな物が…」つ紅白リボン
魔理沙「何で霊夢のリボンがセイヤの部屋の前に?」
レミリア「それは私達が聞きたいわよ…」うー…眠い…
アリス「ていうか霊夢はリボンしたまま寝たの?」
パチュリー「寝る前にはしてなかったわよ?」
咲夜「朝なのでセイヤを起こそうとしているんですが…何故か鍵が掛けられていて…」
全員『ま……まさかぁ…』汗ダラダラ…
レミリア「咲夜…ピッキングしなさい…命令よ…」ちら…
咲夜「か、畏まりました…」と、途轍もなく嫌な予感が…
スッ…カチャカチャカチャ…カチャン…
スタスタスタスタ…
魔理沙「お、お〜いセイヤぁ〜…」チラ…
セイヤ「ん〜…くぅ…」zzz
霊夢「んぅ…すぅ…」zzz
全員『びぁぁぁぁぁぁあああ!?』ガーーーーンッ!!
パチュリー「せ、セイヤと霊夢が…」ガクガク…
アリス「ひ、1つのベットで…」ガクガク…
咲夜「い、嫌な予感が的中してしまいました…」ガクガク…
フラン「いいなぁ〜……私も一緒に寝よ❤︎」てこてこ…
魔理沙「フランはもうセイヤと寝たんだろ…?欲張りだなぁ…」はぁ…
フラン「…………えへへ〜///羨ましい?羨ましいでしょ〜///」ニヘラ…
魔理沙・レミリア・アリス・パチュリー『うぜぇ……超うぜぇ…』イラッ…
咲夜『可愛らしいです…///』鼻血タラリ…
レミリア「その……セイヤは…霊夢を選んだって事なのかしら…」ポロポロ…
パチュリー「でも2人共服は着てるわよ?……それでも一緒のベットで寝てるのはどうかと思うけれど…」泣くのやめなさいレミィ…
咲夜「このまま叩き起こす事は出来ますが…」チラ…
アリス「それじゃあつまらないもんね…」コクン…
魔理沙「よーし!今すぐ全員この蟹座の部屋に連れて来ーい!」
咲夜・アリス・フラン・パチュリー「「「「団長の御心のままに!」」」」バッ!
レミリア「……何をする気なの?」ポロポロ…
フラン「直ぐに分かるよお姉様♪」それといつまで泣いてるの…?
〜11時頃〜
〜別荘(蟹座の部屋)〜
セイヤ「んぁぁ…今何時だぁ〜…?」グッ…
セイヤ『う…動けんッ!ば…馬鹿な、ま…全く…体が動かん!?』いや全くでは無いが……動けんッ!!
セイヤ『ま、まさかッ!!つ、遂に咲夜が目覚めたのかッ!?あの…恐ろしい……POWER☆にッッ!!』グググッ…
「う〜…」モゾ…
セイヤ「ん?」胸元見る…
レミリア「セイヤぁ〜❤︎…」zzz
セイヤ『…………あれ?何でレミリアが?いやいやいやいや…霊夢とは寝てたけどさ?レミリアと寝た憶えは無いんだけど?』これはDream…?
「んむぅ〜…」
セイヤ「…」左チラ…
アリス「すぅ…すぅ…」
セイヤ『……おい…これどういう状況だよ…何でアリスさんが隣で寝てるの?訳が分からないんだけど………訳が分からないんだけどぉぉぉぉぉぉぉぉ!?』
セイヤ『ていうか冷静に周り見渡すとめっさ人居るんだけど!?全員ベットで仲良くお寝んねしてんだけどぉぉぉぉ!?』
セイヤ『右隣には霊夢と魔理沙!?左隣にはアリスと咲夜!?しかも胸元にはレミリア…と……フランちゃぁぁぁぁんッ!?あんたまで何してくれちゃってんのぉぉぉぉ!?』
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン「「「「「すぅ…すぅ…」」」」」zzz
セイヤ『てか他の奴等も何でこの部屋で寝てるの!?ベット3つくっ付けて何で仲良くお寝んねしてんのぉぉぉぉぉ!?』
セイヤ「はっ!!そうか分かったぞぉっ!!」
セイヤ『これはドッキリなんだ…どうせまた俺がワタワタする所を見て嘲笑うつもりなんだな……そうはいかないんだZE☆同じ手に引っ掛かる程俺は馬鹿じゃないんだZE☆まだ俺のバトルフェイズは終了してないんだZE☆』ドロー!モンスターカード!!なんだZE☆
セイヤ『彼奴らは俺がExtreme☆した瞬間に、例のパネルを出して『ドッキリ大成功☆』なんてやるつもりなんだ…だったらこっちも加減はしない…普段溜まりに溜まった鬱憤……此処で晴らさせてもらうんだZE☆』キラリーン☆
セイヤ「『そうと決まれば…』お〜いアリス〜w?起きないと(性的な)イタズラしちゃうぞぉ〜w?」ふひひw
アリス「うぅ〜ん…」ギュゥッ…ムニゥ…
セイヤ『ぎゃ、逆効果だったぁぁぁぁ!?///』鼻血ブシュッ!
セイヤ『な、なんて奴だ…俺がこの作戦に出る事を読まれていた…?流石超女子高生…まさか俺が出し抜かれるなんてな…』鼻血ダラダラ…※全てセイヤの思い過ごしです…
セイヤ「『ならばッ!』……お〜い咲夜ぁ〜?その胸がPAD☆じゃないか確かめていい〜?」鼻血ダラダラ…
咲夜「ぃぃでしゅょぉ〜…?」ムニュゥっ☆
セイヤ『ぜ、全然PAD☆じゃ無かったぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!///』鼻血ブシューーッ!!
セイヤ『いや分かってたけどさ!?水着何度も見てるから分かってたけどさ!?流石に此処まで言ったらナイフぶっ刺してくるじゃん!?何時も俺の事ナイフで滅多刺しにしてるじゃぁぁぁぁん!?』鼻血ボダボダ…
レミリア・フラン「「しぇやぁ〜❤︎しゅきぃ〜❤︎」」ギュゥゥッ…!
セイヤ『てめぇら姉妹は何で俺が行動起こす前に行動起こすんだよ!?しかもこの姉妹めっさ薄着何ですけども!幾らすっとんとんだからってシャツ1枚は駄目でしょ!?女の子としての自覚持てやこのすっとんとん姉妹がぁぁぁぁぁぁ!!』鼻血ボダボダァ…
セイヤ「あぁ〜…もう駄目だ…お前達の勝ちだから…【奇跡の価値は】じゃ無くて【お前達の勝ちだ】だから…負けを認めるからぁ…負け認めるから早く解放してくれぇ〜…」鼻血ボダボダァ…涙ボロボロ…
「何泣いてるのよ…」
セイヤ「霊夢?……助けてぇ〜…俺の理性が崩壊しそうだよぉ〜…放課後理性崩壊タイムだよぉ〜…」鼻血ボダボダァ…涙ボロボロ…
霊夢「情けないわねぇ…本当は嬉しい癖に…」
セイヤ「いや情けないのは昨日の夜のお前だからな?」
霊夢「急に真顔にならないでよ……そ、それと…き、昨日の事は忘れて…///」
セイヤ「そんなぁっ!私とは遊びだったのね!?あんなに…あんなに激しく求めてきた癖にぃっ!」
霊夢「急にキャラ変えるなぁっ!」ガー!
セイヤ「ははは!……やっぱりそっちの方が霊夢らしいな…」ニコ
霊夢「あ///」ドキンッ…
セイヤ「何だw?照れてるのかw?……照れてるのかーーーーーーーーーーwwwwww!?」
ルーミア「なのかー…!」足ゴギィッ!
セイヤ「なのはーーーーーー!?」ぶべらぁっ!?
カクン…
セイヤ「」ち〜ん☆
霊夢「……馬鹿」
もしも……もしもあの夢が現実になったら…私は……私達は耐えられるのだろうか…セイヤの意思では無く…他の…何者かの意思によって…それが運命付けられているのならば……私はそんな物…絶対に認めない……もう2度と…セイヤとは……離れ離れになりたくない…
霊夢「…だから」スッ…
チュッ…
ギュッ…
霊夢「ずっと……私達の側に居なさいよ…?馬鹿…」ギュゥゥッ…
セイヤ「ぅぁぅ〜…」
皆と一緒なら…どんな辛い未来だろうと打ち破れる……セイヤと一緒に居られると言うなら…絶対に……打ち破ってみせる…
〜少女が見た夢の意味とは〜
It continued on the next Knitting…
〜朝〜
〜香霖堂〜
ドンッ!
セイヤ「ふぅ…これで全部ですか?霖之助さん…」疲れた…
霖之助「ありがとうセイヤ君、朝からこんな重労働をさせてしまって申し訳無い…」お疲れ様…
セイヤ「いえ、霖之助さんにはいつもお世話になってますから…こんな事くらいでしたらいつでも言って下さい、手伝いますから…」
霖之助「そう言って貰えると助かるよ『やっぱり優しい男だね…セイヤ君は♪』」んふっ☆
セイヤ「あっヤバい…そろそろ学校行かないと…」
霖之助「手伝ってくれた御礼にこれを飲んでいくといい…永琳特製の栄養ドリンクなんだけど、僕には必要無いからね」つ栄養ドリンク
セイヤ「良いんですか?自分が貰っちゃって…」
霖之助「わざわざこんな朝早くに手伝いに来てくれたんだ…これくらいしてもバチは当たらないだろう…」バイト代も要らないって言われてしまったしね…
セイヤ「それじゃあ…有り難く頂きます」受け取る…
カシュ…キュキュカポッ…
ゴキュッ!ゴクゴクゴクゴク…
セイヤ「ぷはぁっ!…うぇぇ…変な味ぃ…」流石永琳先生特製の栄養ドリンクだ…
霖之助「良薬は口に苦しとよく言うだろう?」その顔もイイね☆
セイヤ「苦いしドロッとしてるし…これ本当に栄養ドリンクなんですかねぇ…」
霖之助「まぁ永琳が作った栄養ドリンクならば大丈夫だろう…それよりもセイヤ君」
セイヤ「?…何ですか?」
霖之助「時間…大丈夫かい?」時計見せる…
セイヤ「っ!?ヤバい遅刻する!それじゃあ霖之助さん!行ってきます!!」ダッッ!!
霖之助「行ってらっしゃい」ニコ
タッタッタッタッタッタッタッタッタッ!!
霖之助「ふふ…朝から良い事尽くしだね♪セイヤ君に行ってきますを言われてしまったよ♪」まるで夫婦の様だね☆
〜通学路〜
タッタッタッタッタッタッ!!
セイヤ「ヤバいヤバい!紫先生に怒られるぅぅ!もう廊下に立ってなさいをやらされるのは嫌だぁぁ!!」タッタッタッタッタッタッ!!
ドクンッ…!
セイヤ「っ……何だ……今の感じ…」けほっけほっ…
……ダッ!
セイヤ『気にしてても仕方無い!早く学校に行かないと俺の命が!!』タッタッタッタッタッタッ!!
〜幻想学園高等学校(校門)〜
セイヤ「はぁ…何とか間に合った…」スタスタ…
「あれ…セイヤ今日は遅いね…」スタスタ…
ドクンッ…!
セイヤ「あぁ…天子か…おは…よ…う…」クル…
天子「大丈夫?何だか顔色が悪いけど…」
セイヤ「大……丈夫…だ…」フラフラ…
セイヤ『何だこれ…天子の声を聞くと…胸の奥が…締め付けられそうに…』ゲホッ…ゲホッ…
天子「ほ、本当に大丈夫?保健室行く?」アタフタ!
セイヤ『普段は好き放題してる癖に…こういう時に気を使うなよ…』フラフラ…
天子「ほ、ほら!早く保健室行くよ!」手をギュッ!
ドクンッ!!
セイヤ「っ」フラァ…
天子「うわっとと…セイヤ!?」抱き止める…
セイヤ「……天子」
天子「な、何?セイヤ『ふわぁ///セイヤって華奢だけど///やっぱり男なんだなぁ///』」ドキドキ
ギュゥッ!
天子「えぇっ!?///せせせせセイヤぁっ!?///」ドキンッ!
セイヤ「心配してくれてありがとな…天子の顔見たら…元気になったよ…」ギュゥゥッ…
天子「そそそそう?///『今顔見えないじゃん!///抱き締めてるから顔なんて見えないじゃん!///』」ドキドキ!
セイヤ「これが……今の俺の気持ちだ…」頬にちゅっ…
天子「……ふぇ?」キョトン…
セイヤ「それじゃあ…また後でな?」ニコ
スタスタスタスタスタスタ…
天子「///」きゅ〜ドサッ…
「おい…今根暗天子様に何してた?」
「後で人数集めて殺しに行くか…」
「賛成…」
〜幻想学園高等学校(下駄箱)〜
スタスタスタスタ…スタ…スタ…ピタ…
ガクッ…
セイヤ『俺何やってんだぁぁぁぁぁぁ!!』orz
セイヤ『今俺天子の頬にキスしちゃったよねぇっ!?何が俺の気持ちぃっ!?俺は何をやってんのぉぉ!?何を口走っちゃってんのぉぉぉぉ!?』orz
セイヤ『何処ぞの教祖様みたいに自然に体が動いちゃったよぉぉぉぉ!!I am loving itだよぉぉぉぉ!!』orz
「セイヤ…下駄箱で何をしているのよ…」
セイヤ「さっとりぃぃぃぃんっ!?」
さとり「ひぃっ!ど、どうしたのよいきなり大声出して…」
セイヤ「あ…いや、何でもない…」スクッ…
さとり「だ、大丈夫?何だか顔色が優れない様だけど…」心が読めない…
ドクンッ…!
セイヤ「『ま、またか…!』さ、さとり…と、取り敢えず教室に行け…」フラフラ…
さとり「で、でもセイヤ…凄く辛そうよ?」背中摩る…
セイヤ『くそ…意識が朦朧と…』
さとり「セイヤ…大丈夫…?」サスサス…
バッ…ぎゅぅっ…
さとり「え…///セイヤ?///」トクン…
セイヤ「なぁさとり…今俺が考えてる事…読めるか?」ぎゅっ…
さとり「わ、わからないです///」ドキドキ…
セイヤ「そうか…だったら分からせてやる」スッ…
さとり「ちょ、ちょっと待ってください!///こ、こんな人通りの多い所で…///」ワタワタ!
セイヤ「俺は気にしない…今は…さとりだけを見ていたいんだ…」ジッ…
さとり『は、恥ずかしい…///だけど…凄く嬉しい…///』ドキンドキンッ…
セイヤ「さとり…」スッ…
頬にちゅっ…
セイヤ「それじゃあ…また後で…」ニコ
スッ…上履きトントンッ…スタスタスタスタ…
さとり「///」きゅ〜…ドサッ…
「ちょっとぉ!古明地さんが気絶してるわよ!?」
「MayDay!MayDay!」
セイヤ『俺はまた何て事をしちまったんだぁぁぁぁ!!』スタスタ…
「あ!セイヤ、どうだった?香霖堂でお手伝いしてきたんでしょ?」朝からお疲れ様♪
セイヤ『今度はアリスさんがぁぁぁぁ!!もう勘弁してくれ!俺はもう帰る!紫さんに事情話して俺は帰る!俺カエル!!』
アリス「?…どうしたの?」首傾げ…
セイヤ「い、いや…何でもない…早く教室に…っ…」ドクンッ…!
セイヤ『またかっ…!いい加減にしてくれっ…!このままじゃ取り返しの付かない事になる…!………もう既に取り返し付かないけどもさ…』ドクンッ…!ドクンッ…!
アリス「ほら…早く行こうよ?」手を握る…
グイッ…ギュッ…!
アリス「……え?///」ドキンッ…
セイヤ「教室に行く前に…アリスに言いたい事がある…」ギュゥッ…!
アリス「なななななに!?///『言いたい事があるって///そ、そんな…///まだ心の準備がぁ…///』」ドキンドキンッ…
セイヤ「俺はずっと…アリスに言いたい事があったんだ……聞いてくれるか?」
アリス「///」コクコクコクッ!
スッ…
セイヤ「好きだ……ずっと…俺の側に居てくれ」耳元でボソ…
アリス「///」きゅ〜…ドサッ…
セイヤ「……キスする前に倒れちゃったな『いやしなくていいからぁぁぁぁっ!!』」クル…スタスタ…
セイヤ『ていうか待って!今自我が2つに別れた様な気がした!もう1人の僕が千年パズルから無断で出てきた感じがした!!』スタスタ…
〜2年2組教室前〜
セイヤ『はぁ…朝っぱらからどんだけ不祥事起こしてるんだ俺は…確実にあの3人には嫌われた…きっと今後ゴミを見るような目で見られ続けるんだ…』ガラッ…
スタスタスタスタ…
魔理沙「おーうセイヤおはようだぜ!」ノ
セイヤ「あ、あぁ…おはよう…」スタスタ…
霊夢「どうしたのよ朝から辛気臭い顔して…根暗な顔が更に根暗になってるわよ?」
セイヤ「ははは……そうだな…気をつけるよ…」スタスタ…ガタガタ…スッ…
霊夢『な、何だかいつものセイヤらしくないわね…』何か悪い物でも食べたの?
美鈴「そういえばセイヤ、アリスを見掛けませんでしたか?」職員室に行ったきり戻って来なくて…
セイヤ「え?…いや…あの……知りません」目逸らし…
霊夢・魔理沙・美鈴『『『いや…絶対に知って(るだろ・ますよね)るわよね…』』』分かりやすいなぁ…
早苗「あっ!セイヤさん!おはようございます!」ニコー☆
セイヤ「あぁ…おはよう早苗」
早苗『あれ?いつも『おっす…』とか『よぉ…』とか素っ気無い挨拶なのにどうしたんでしょうか…』機嫌が良いのかな?
セイヤ『あー…彼奴らにどう言い訳したら良いんだ〜……駄目だ何も思い付かない〜…』頭抱える…
「……と……てるの?」
セイヤ『ヤバいよぉ〜…俺は一体どうしちまったんだぁ〜…千年パズルを組み立てた憶えは無いぞぉ〜…?』頭抱えて…
「セイヤ!!」
セイヤ「は、はいっ!?」ビクゥッ!
レミリア「…私を無視するなんて…いい度胸してるわね…」ウルウル…
セイヤ「いやあの…涙目でそんな威勢の良い台詞を言われても…」ていうか何で涙目…?
咲夜「お嬢様を無視するとは、本当に良い度胸をしていますね…セイヤは♪」つナイフ☆
セイヤ「すみません…無視していた訳では無いんです…だからどうかそのナイフを仕舞って頂けないでしょうか…」机に頭付ける…
咲夜「はぁ…一体どうしたんですか?いつものセイヤらしくありませんよ?」ナイフ仕舞う…
セイヤ「それは俺が聞きたい…なんか…こう…胸が苦しくなって…人格が入れ替わる様な感じが…」どう言えばいいのか分からんが…
レミリア「それはきっと恋ね!」相手は私でしょう?そうでしょう?
セイヤ「いや人の話聞いてたか?人格が入れ替わる様な感じがって言ってるでしょ?」
ガラリラッ☆ガラリラ☆バタン…
紫「はい!皆席に着きなさ〜い!」スタスタ…
スッ…トントン…
紫「え〜と先ずは…今朝アリス・マーガトロイドさんが保健室に運び込まれました…」理由は分かりません…
セイヤ『やべぇ…べぇわぁ…マジべぇわぁ〜…』汗ダラダラ…
早苗『どうしてセイヤさんは汗をダラダラ流してるんでしょう…』
霊夢『あの馬鹿何かやったの?』
魔理沙『後で保健室に行ってお見舞いでもしに行くか…』
紫「あれ?そういえば洩矢さんは欠席?」何も聞いて無いんだけど…
早苗「あっ!諏訪子様は今日遅刻してきます!」言うの忘れてました!
紫「あらそう…今度からはキチンと学校に連絡してちょうだいね?」
早苗「はーい!」
〜ホームルーム終了〜
霊夢「さぁてと!1時限目は理科だから移動教室ね♪」実験♪実験♪
魔理沙「漸く私達が好きな実験の時間が来たな♪キノコの実験だぜ♪」
咲夜「あの…キノコの実験はしないと思いますよ?」
早苗「あれ?そういえばセイヤさんは?」キョロキョロ…
レミリア「居ないわね…もう先に行っちゃったのかしら…」一緒に行きたかったのに…
美鈴「紫先生を追い掛けて行っちゃいましたよ?」
〜廊下〜
セイヤ「紫さん!」タッタッタッ…
紫「こらセイヤ!廊下は走るんじゃ無いって何度言えば分かるのよ!」めっ!
セイヤ「す、すみません……ってそんな事よりも俺今日早退していいですか?」
ゴチンッ☆
セイヤ「痛っ!!」
紫「駄目に決まってるでしょ!体調崩してる訳でも無いのに…」全く…
セイヤ「体調崩してる訳じゃ無いですけど…それより厄介な事になってるんですよ…」はぁ…
〜青年事情説明中につき〜
紫「馬鹿っ!」シュッ!
セイヤ「痛いっ!!」ゴチンッ☆
紫「アリスちゃんがどうして保健室に運び込まれたのかと思ったら…」それに天子ちゃんやさとりちゃんまで…
セイヤ「だ、だから早退させてくれ紫さん!」土下座するから!
紫「……早退させたいのは山々だけど…あんたの単位……既に崖っ淵よ?」あんたの土下座は安いから要らない…
セイヤ「な、何だってぇぇぇぇっ!?」ガーン☆
紫「去年も単位ギリギリだったのに今年もサボりや校則破ったりとか色々してるから、単位殆ど残ってないのよ?」後は増やすしかない…みたいな?
セイヤ「マジすかっ!?」其処まで!?
紫「取り敢えず早退は駄目よ…そこら辺で適当に時間潰してなさい…永琳に連絡して置いてあげるから…」はぁ…
セイヤ「あれ?永琳先生…今日休みなんですか?」
紫「所用で出掛けてるのよ…なるべく人に会わない場所に隠れていなさい…良いわね?」
セイヤ「了解です…」スタスタ…
紫『まさか永琳が作った栄養ドリンクを飲むなんて…』度胸あるわねぇ〜…
〜屋上〜
セイヤ『この時間なら屋上には誰も来ないだろう…』いや授業中だから普通だけど…
ギィィィ…
萃香「あれ?どうしてセイヤが屋上に?」スタスタ
セイヤ『例外があったぁぁぁぁ!!』それは先生!
萃香「まぁ〜たサボりかぁ?紫に怒られるぞ?」スタスタ
セイヤ「す、萃香先生!それ以上俺に近付かないで下さい!」
萃香「むっ…なんだぁ?私がそんなに嫌いかぁ?」スタスタ
セイヤ「いやいや違います!違いますけど今は近付かないで!」土下座するから!
ドクンッ…!
セイヤ『ちっ…またかよ…大人しくしてろよもう1人の僕…』ドクンッ…!ドクンッ…!
萃香「どうしたんだぁ?また悩み事か?」ほれほれ言ってみ〜♪
セイヤ「……そうですね…じゃあ」膝つける…
萃香「ん?」キョトン…
セイヤ「萃香先生が教えて下さい……俺は貴女を見ていると…胸の動悸が激しくなるんです…」手を取る…
萃香「え?///え?///」そ、それって…
セイヤ「教えて下さいますよね?……無論…個人授業で…」手の甲にちゅっ…
萃香「っ///」ボフンッ☆
セイヤ「どうしたんですか?さ、早く行きましょう?……人の居ない空き教室に…ね?」ニコ
バッ!
萃香「う…うぅ……うわぁぁぁぁぁんっ!!///」ダダダダダダダダダダッ☆
バターンッ☆
ギィィィ…バタン…
ガクッ…
セイヤ「また……やってしまったぁ…」orz
〜中庭〜
セイヤ「俺の安住の地は何処に在るんだ…」ベンチに座ってます☆
セイヤ『それにしてもおかしい…どうして俺は人格が入れ替わるかの様に…』何か変わった事ってあったか?
ポクポクポク…チーン☆
セイヤ『……思い当たる節は…霖之助さんから貰ったあの栄養ドリンクか?……確か永琳先生の特製だとか言っていたよな?』
ヒューーーーーーーッ…
セイヤ『だけど栄養ドリンク如きで此処まで変な事になるか?…ましてや人格が変わるなんて…』人格と云うか性格が…だが…
ゴチィィィィンッ☆
セイヤ「あじゃぱぁぁぁっ!?」痛いっ!
「す、すみません!」タッタッタッタッタッタッ…
セイヤ『な、何でルーミアちゃんがぁぁぁぁぁぁ!?』ビクゥッ!
ルーミア「……何だ、セイヤだったのかー…」だったら別に良いや…
セイヤ「失礼な子だねぇ!?」良くないですよぉっ!?
セイヤ「って…そんな事よりどうしたんだよ」ボール?
ルーミア「1年生は体育でソフトボールの授業中だよ…」
セイヤ「あ〜…そゆこと…」
ルーミア「………またサボり?」
セイヤ「合法的なサボりですよ今回は…」今回は…ね…
ドクンッ…!
セイヤ「っ……ほ、ほらボール…早く授業に戻らないと怒られるぞ?」ヒュッ…
ルーミア「……ど、何処か調子悪いの?」スタスタ…
セイヤ『心配してくれるのは素直に嬉しいけど今だけはその優しさが心の傷口を抉りまくってるのよルーミアちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!』ドクンッ…!ドクンッ…!
ルーミア「だ、大丈夫なのかー…?」顔覗く…
セイヤ「……あぁ、大丈夫じゃ無いな…」
ルーミア「そ、それじゃあ保健室に…」
グイッ!!ポスッ…
セイヤ「君の様なお姫様が近くに居て…平気な筈が無いだろ?」ベンチに座りながらお姫様抱っこ☆
ルーミア「っ///『な、何だか…///様子がおかしい…///つ、遂に本物のタラシになったのかー!?///』」ドキドキッ…
セイヤ「そういえば…前に俺の事を美味しそうって言ったよな?」
ルーミア「みみみみ身に覚えがないのかー!///『さとり先輩が前に言ってた事は本当だったんだぁ…///』」ドキドキッ☆
セイヤ「奇遇だな…俺もルーミアが美味しそうだなって…ずっと思ってたんだ」
ルーミア「えぇっ!?///」ドキーンッ☆
セイヤ「ルーミアにだったら食べられても良いかな……でも…その前に…」スッ…
ルーミア「そそそそその前に!?///」ドキドキ…
セイヤ「俺が……ルーミアを食べる…」頰にちゅっ…
ルーミア「なななななのか〜///」プシュ〜…カクン…
セイヤ『…………どうしてこうなった』頰に涙つーーー…
〜幻想学園高等学校(花壇)〜
ざわざわ…ざわざわ…
セイヤ「何処に行っても…!裏目…!裏目裏目裏目…!全部裏目…!そんな人生…!!」顎尖る…
「ふんふ〜ん♪」つジョウロ
セイヤ『か、風見様だぁぁぁぁ!!幽香女王様だぁぁぁぁぁ!!』ひぃぃぃぃ!
ナレーション「説明しよう!セイヤ君は風見先輩に途轍も無く酷い拷問を受けた事があるんだ♪理由は花壇の花を喧嘩の最中に滅茶苦茶にしてしまった為♪一緒に喧嘩していた人と仲良く拷問を受けたんだ♪やったねセイヤ君!」トラウマになって♪
セイヤ「やったねセイヤ君!…じゃねぇよっ!ていうかあんた誰っ!?」トラウマの何処が良いんだよ!
幽香「あら、誰かと思えばセイヤ君じゃない…」ふふふ…
セイヤ「ど、どうも…『怖ぇぇ…あれは死の笑みだよ…死神が土下座しながら泣き喚く程の怖さだよぉ…』」ガクガクブルブル…
幽香「そんなに怯えなくても何もしないわよ?………今は…ね?」ニコォォ…
セイヤ『くっっっそ怖ぇぇぇぇぇぇっ!!』ビクビクゥゥゥッ!
幽香「こんな所で何をしているの?今は授業中でしょう?」
セイヤ「あの…幽香先輩も人の事は言えませんよね?」何で授業中に水やり?
幽香「私は良いのよ………良いのよ」
セイヤ『訳分からん…』
幽香「暇なら水やり手伝ってくれないかしら?」拷問しないから…
セイヤ「まぁ…別に良いですけど…」当たり前ですよ…
シャァァァァァ〜☆
セイヤ「しかしこのシャァァァァァ〜☆ってやつ……文面だとあらぬ誤解をされそうですよね…」つジョウロ
幽香「また拷問されたいのかしら♪」ニコ☆
セイヤ「御免なさい…2度と調子に乗って変な事言いませんから勘弁して下さい…」つジョウロ
幽香「分かればいいのよ♪」つジョウロ
セイヤ『ふぅ…恐怖心が勝っている為か動悸が安定しているぞ……幽香先輩にあんな事したら嫌われるじゃ済まないからな…』このまま大人しくしててね…
幽香「それよりもセイヤ君はどうしてサボりをしているのよ…」つジョウロ
セイヤ「理由は言えませんが一応合法的なサボりですよ?」つジョウロ
幽香「そう…………その…1年生の時の事は……出来れば許して欲しいわ…」つジョウロ
セイヤ「自分は別に大丈夫ですよ?『多少恐怖心が残っただけだから……多少じゃねぇや』」
幽香「そう…良かったわ…」つジョウロ
セイヤ「自分は気にして無いんで謝らなくて大丈夫です…元はと言えば自分が喧嘩して花壇の花滅茶苦茶にしたのが悪いんですから…」つジョウロ
幽香「でも…あれは正直やり過ぎだったわ…」つジョウロ
セイヤ「一応前にも謝ってくれたじゃ無いですか…この話はもう無しにしましょう?」つジョウロ
キーンコーン☆カーンコーン☆
幽香「予鈴が鳴ったわね…それじゃあ私はこれで…また今度お花の水やり、手伝ってくれる?」スタスタ
セイヤ「はい、自分なんかで良ければ……っ…」ドクンッ…!
セイヤ『このタイミングでか…!?ヤバい…幽香先輩は洒落にならない…!折角良い感じで終わりそうだったのに…!!』ドクンッ…!ドクンッ…!
ドクンッッ!!
タッタッタッタッタッ…
「幽香先輩……落とし物ですよ?」肩トントン…
幽香「『ハンカチでも落としたのかしら?』ありがとう」クル…
頰にちゅっ…
セイヤ「今度は……落とさないで下さいね?」ニコ
スタスタスタスタスタスタ…
幽香「///」きゅ〜…ドサッ…
セイヤ『終わったぁぁぁぁ!!さようなら幻想学園んんんんんんん!!』スタスタ…
〜幻想学園高等学校(廊下)〜
タッタッタッタッタッタッ!
セイヤ「駄目だ駄目だぁぁぁぁぁ!このままじゃマジでヤバい!保健室の薬品で昏睡状態になるしかない!!」タッタッタッタッタッタッ!
「あーーー!セイヤ見つけたーーー!」
セイヤ『くっそ!この大変な時に1番面倒臭い奴とエンカウントしてしまった!』タッタッタッタッタッタッ!
フラン「こらー!待てー!ルーミアに何したー!私の気持ち知ってる癖に何をしたー!言ってみろーー!!」タッタッタッタッタッタッ!
セイヤ「誤解よん!私は何もして無いわん!」タッタッタッタッタッタッ!
フラン「嘘つきー!お姫様抱っこしてホッペにチューした癖にーー!」タッタッタッタッタッタッ!
セイヤ「違うのよん!あれをやったのは私の様で私じゃないのよん!信じてフランちゃん!」タッタッタッタッタッタッ!
フラン「やだやだやだぁぁぁ!!私にもしてくれなきゃやだぁぁぁぁ!!」タッタッタッタッタッタッ!
セイヤ『撒くにしてもどうすれば…』ドクンッ…!
セイヤ『ちっ…時間が無い…』キィィィィ!
ダッッ!
フラン「逃がさないよ!」キィィィィ!
ダッッ!
フラン「あ、あれ?セイヤは?」キョロキョロ…
フラン「おっかしいなぁ〜…確かにここの角を曲がった様な気がしたんだけど…」スタスタ…
フラン「絶っっ対に捕まえて私の部屋に永久保存してやるぅ〜…」頰プクー☆スタスタ…
スタスタスタスタスタスタ…
天井|セイヤ『つ、捕まらなくて良かった…何だよ部屋に永久保存って…俺は食品か…いや、それは冷凍保存だな…』危ない危ない…
パッ…スタッ…
セイヤ「早く保健室に…!」ダッ!
〜保健室前〜
セイヤ『どうかアリスが起きていません様に…』ガラッ…
スタスタスタスタ…
「あれ?セイヤどうしたの?」またサボり?
セイヤ『新参ホイホイぃぃぃぃっ!?お前は今すぐ動物園に帰って人参でも齧ってろこのウサ耳少女がぁぁぁ!!』ガーン☆
鈴仙「……今、失礼な事考えてたでしょ?」
セイヤ「いや…考えてないよ?それより鈴仙…薬品が入った棚ってどれだ?」スタスタ…
鈴仙「何?風邪でも引いたの?」馬鹿は風邪引かないって言うのに…
セイヤ「お前も失礼な奴だな…それで?薬品が入った棚はどれだ?」スタスタ…
鈴仙「ここだよ」カパッ…
セイヤ「悪いな……えぇ〜っと…これとこれとこれこれこれも…っと」ガチャガチャガチャッ…
鈴仙「ちょ、ちょっとセイヤ!?そんなに沢山の薬品どうするの!?」
セイヤ「どうするって………飲むんだよ」これ全部な…
鈴仙「訳がわからないよっ!!」死んじゃうよ!?
グイッッ!
鈴仙「と、とにかく駄目だよ!早くそれ返して!」グィィッ!
セイヤ「や、やめろ!俺はこれを飲んで昏睡状態になるんだぁぁぁ!!」やめてやめてよぉ!
鈴仙「尚更駄目だよ!ほら!早く返してぇ!」グィィッ!
ドクンッ…!
セイヤ「っ…た、頼む鈴仙…後生だから…見逃してくれ…」ドクンッ…!ドクンッ…!
鈴仙「せ、セイヤ?何だか顔色悪いよ?大丈夫?」顔覗く…
セイヤ『くそッ…マズいッ……段々感覚が短くなってるッ……それに動悸の激しさも強くッ…!』ドクンッ…!ドクンッ…!
ドックンッ!!
ガチャガチャガチャッ…
鈴仙「ほっ…漸く諦めてくれた…ほら、気分が悪いならベットで休んだ方がいいよ?」
セイヤ「………そうだな」バッッ…
鈴仙「きゃあっ!?」ビクゥ…
セイヤ「さぁ鈴仙…一緒に寝ようか」ニコ お姫様抱っこ☆
鈴仙「えぇぇぇっ!?///」ドキーン☆
スタスタスタスタ…シャッ!
セイヤ「ほら…」ポイッ…
鈴仙「きゃっ!」ボフンッ…
シャーーーーーーーー…!
セイヤ「さて……保健室で行う保健の授業…始めようか…鈴仙」シュルッ…パサッ…
鈴仙『嘘ぉ///ま、まさか本当に?///こ、心と体の準備がまだ全然出来てないよぉ〜///』ドッキン☆ドッキン☆
ギシッ…
セイヤ「俺も初めてなんだ…優しくしてやれる自信は無い…」スッ…
セイヤ『止まれ止まれ止まってよぉっ!今止まらなきゃ!今止まらなきゃ総てが終わっちゃうんだよ!……だから…止まってよぉぉぉぉ!!』(切実)
セイヤ「ほら鈴仙…力抜いて…」Yシャツ脱ぐ…
鈴仙「う、うん…///」ドッキン☆ドッキン☆
セイヤ『止まれって言ってるでしょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?それより鈴仙も抵抗しろよぉぉぉぉ!!俺のエクスカリバー使い物にならない様にしていいからさぁぁぁぁ!!』(マジで本気で切実に)
シャッッ!
「おーい鈴仙〜…こんな所で何やってるの〜?授業遅れ…」スタスタ…
鈴仙「て、てゐ!?///」ビクゥッ!
セイヤ『救世主キタ━━━(゚∀゚)━━━!!』
てゐ「せせせせせセイヤに鈴仙…///な、何やってるの…?///」ガクガク…
セイヤ「はぁ…しょうがないな……鈴仙、この続きは…また後でな?」頰にちゅっ…
鈴仙「はぁぅ〜///」きゅ〜…トサ…
バッッ!
セイヤ「それじゃ…」Yシャツと上着持ってダッ!
てゐ「」白目
ガラガラガラ!ガラガラガラバタン!
〜幻想学園高等学校(男子トイレ個室)〜
セイヤ『鬱だ…死のう…』頭抱える…
ピンポンパンポーン☆
「2年2組の水奈月セイヤを校内最重要危険人物と認定しました…全校生徒は直ちに水奈月セイヤを見つけ出して処刑しなさい…」
セイヤ『てゐちゃぁぁぁぁん!?何言ってるのぉぉぉぉ!?』処刑って言ったよね!?
「て、てゐ…わ、私は気にして無いから大丈夫だよ…///」寧ろ嬉しかったし…
「……因みに2年3組の鈴仙さんにピーーーーーー☆な事をしようとしていました…野郎共は気合いを入れて処刑しにいっちゃって下さい…」
セイヤ『校内放送で何トンデモない事言ってんだてめぇはぁぁ!!』
「水奈月セイヤを処刑した者には特別賞として鈴仙さんの使用済みブルマを贈呈しま〜す♪女の子が処刑した場合には別の報酬を用意して置きますので張り切って殺っちゃって下さ〜い♪」
「ちょ、ちょっとてゐ!?」
セイヤ『これはいよいよ校内に居るわけにはいかないな…』マジで殺される…
ガチャッ…ソォ〜…
セイヤ「流石ぼっちの味方…体育館のトイレ…こんな所に来る奴なんてぼっちくらいだからな…」ははは…
「根暗ぼっち発見…」
「これより…」
「てめぇを処刑だぁぁぁぁぁ!!」
セイヤ「あ〜…俺がぼっち認定されてるの忘れてた☆」
男子生徒複数「おら覚悟しろやぁぁぁぁぁぁ!!」
セイヤ「いいぜ…早退する前にあんた達でストレス発散させて貰うとするわ…」パキッ…ポキッ…
〜5分後〜
スタスタスタスタ…
セイヤ「あ〜疲れた…まさか人間を便器に突っ込むなんて事をまたやる事になるとはな…」スタスタ…
「あー!セイヤさん発見!」ビシッ!
セイヤ「早苗さん…どうか早退させて貰えませんかね?俺もう疲れてるんだけど…」はぁ…
早苗「まさかセイヤさんが本物のタラシに堕ちてしまうなんて…私が元に戻してあげます!」
セイヤ「いやタラシじゃ…無いから…それより早苗も…俺から…離れろ…『また…かよ…』」ドックン…!ドックン…!
早苗「言い訳は職員室で聞きます!カツ丼も出しますから大人しく付いてきて下さい!」
ドッッックン!!
早苗「覚悟して下さい!」ダッ!
バッッ!ガシッ…
セイヤ「覚悟するのは早苗…お前の方だ」体抱き寄せる…
早苗「わ、私は…///ま、負けませんよぉ〜///」プシュ〜…
セイヤ「どこまで強がっていられるかな…」頰に手を当てる…
早苗「はわわわわ〜///」ドキドキ…
セイヤ「俺は早苗と再会できて…凄く嬉しかったんだ…」指で頰をなぞる…
早苗「そ、それは私もですよぉ〜///」ドキドキ…
セイヤ「悪いな…俺は本当の気持ちを伝えるのが苦手なんだ……だから今…」スッ…
早苗「いいい今…///何ですかっ!?///」ドキドキ…
頰にちゅっ…
セイヤ「俺のありのままの気持ちを伝える…好きだよ…早苗」ニコ
早苗「///」きゅ〜…カクン…
セイヤ「おっとと…気絶しちゃったか…」スタスタ…
ソッ…
セイヤ「さてと…次は何処に行こうかな…」スタスタ…
セイヤ『あれ!?人格が戻らない!?返せ!俺の体返せよ!!』
セイヤ「普段から想ってる俺の本当の気持ちを…彼奴らに伝えなきゃな♪」スタスタ…
セイヤ『いやそんな不純な感情を抱いた憶えはないんだけどぉっ!?』
セイヤ「取り敢えず尺が足りないから…後1人に気持ちを伝えて次回に持ち越しするか……歩行術雛罌粟応用編」シュッッッッッッッ…!!
セイヤ『勝手に雛罌粟応用編使ってんじゃねぇぇぇぇぇっ!!』※所謂瞬歩です
〜幻想学園高等学校(技術室)〜
ゴリガリ…ガリガリ…
こころ『さっきの放送…本当なのかな…』ガリゴリ… 姥
こころ「…」ウルウル… 禅丸
「こころ…」スタスタ…
こころ「……セイヤ?」ポロポロ… 禅丸
セイヤ「どうして泣いてるんだ?何か悲しい事でもあったのか?」スタスタ…ピタ…
こころ「セイヤ…さっきの放送って…事実なの…?」ポロポロ… 禅丸
セイヤ「ん?あぁ…まぁな」
こころ「……そう」ポロポロ… 禅丸
セイヤ「………でも」ソッ…
こころ「っ///」ドキンッ…
セイヤ「俺が本当に好きなのは…こころだけだ」頰に手を当てる…
セイヤ『おいこれ完全に屑男じゃねぇかよ!これ以上俺の評価を下げないでくれぇぇぇぇぇぇ!!』いやぁぁぁぁ!!
こころ「じゃあ…証拠を見せて欲しい///」ドキドキ…
セイヤ『証拠っ!?逮捕する為の証拠が欲しいのかっ!?俺はまだ捕まりたくないぃぃぃぃぃ!!』
セイヤ「……あぁ」スッ…
セイヤ『法廷画になるのは嫌だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』うわーん☆
頰にちゅっ…
セイヤ「これが俺の気持ちだ…」
こころ「///」きゅ〜…ポテ…
セイヤ「♪」ガリガリゴリゴリ…
スッ…
セイヤ「ハートの形をしたお面…中々洒落てるだろ?」スタスタスタスタ…
セイヤ『これからどうなるんだぁぁぁぁぁぁぁぁ!?紫さぁぁぁぁん!永琳先生呼んで早く俺を助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』
助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
助けてぇぇぇぇぇぇ…
けてぇぇぇ…
けてぇ…
次回に続く☆(いつになる事やら)
おもろかった
セイヤ「何故こんな駄作を観てくれるのか…理解に苦しむな…」
霖之助「セイヤ君…理解しようとしなくて良いんだよ…感じるんだ♪」んっふ☆
セイヤ「霖之助さん…///」憧れの眼差し☆
霊夢「ストーーーーーップ!!」
幻想学園シリーズももう8作目かぁ…
セイヤ「なぁフラン…全部で何作くらい行くと思う?この作品…」
フラン「100♪」ニコ
セイヤ『アホの子だなぁ…』
毎日更新楽しみにしています!これからも更新頑張って下さい!
どうもセイヤ君。お世話になってます。こんな形ですがKYマッシュです。(3DS経由)なんか更新内容が保存できなくなってしまいましたので、一時中断しています。復活でき次第再開しますので、ご理解お願いします。(「そんなの知るかよ」とか思ってる人、スイマセン)
※今行われているのはサバゲーです
セイヤ「おい霊夢…遂に注意書きされる様になったぞ?」
霊夢「あんたが本気にさせたのが悪い♪」
魔理沙「マスパ食らわしてやるから覚悟しろ!」
セイヤ「あのね?本来サバゲーは銃を使うのよ?分かるかしら?」
魔理沙イケメン…
魔理沙「おぉっ!私がイケメンだってよ!セイヤ!霊夢!」キャッホー☆
霊夢「ハイハイ…ヨカッタワネー…」
セイヤ「ワー…マリササンカッコイー…」
魔理沙「表に出やがれだぜぇっ!セイヤに霊夢ぅっ!!」ガーーー!
流し素麺にりんごは・・・(;´∀`)
流し柚子って…(;´∀`)
セイヤの執事服は、どのくらいかっこいいのだろうか?(羨ましい・・・。)
セイヤ「いやかっこよく無いからね?……まぁ強いて言えば温◯洋一が執事服着ているのと同義だと思って貰って構わない…」
レミリア『それだけは絶対に無いわ…』
相変わらずの神作品だなぁ、永遠に終わらないで欲しい
霊夢の「夢想封印」と魔理沙の「マスタースパーク」どっちが痛かったですか?セイヤ君。
セイヤ「えーと…なんか質問があったのでお答えします…」
セイヤ「自分が1年生の時、霊夢と魔理沙を怒らせてしまいまして……その時に夢想封印とマスタースパークを1回ずつ生身で食らったのですが…」
セイヤ「四肢が吹っ飛ぶかと思いました…それくらい痛かったです」
セイヤ「よってこの質問の答えは…【どっちも死ぬ程痛いので、あの2人は怒らせない様にしましょう】という事です」
一体セイヤ君はあのときギリシャ語で何と言っていたのか…
咲夜「おや……また質問が来ている様ですね…」嬉しい限りです♪
セイヤ「むぐぐぅー!『やめろ咲夜!言うなよ!?絶対言うなよ!?』」手足拘束中につき☆
咲夜「それはフリですよね?…セイヤはあの時『いやらしい事がしたいからだ!!』と言っていました……最低ですね」
こいし「///」ぷしゅ〜☆
セイヤ「むごがごがぁー!『言いやがったなぁっ!ていうかどうして俺が今思った事を理解出来たんだよ!?』」怖いわ!!
あの夢は、一体・・・?
ついでに、朝起きた瞬間少女達の餌食になったな。(  ̄▽ ̄)お疲れ様~セイヤ君。
いやぁ〜…こうやって沢山コメントしてくれるのは嬉しいですね。(1人馬鹿な弟が混ざってるけど)
僕はこの作品のシリーズが面白くていつも笑っている。
ヤバいくそウケる(笑)😁👍👍👍
これからも頑張りますので、どうか皆様……宜しくお願い申し上げまぁぁぁぁぁぁぁぁすッ!!