2016-03-07 08:59:25 更新

概要

※東方私立幻想学園高等学校の続編です

※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)

※オリジナル主人公、キャラが登場します

※こんなゴミの様なssを毎回観て、評価・応援・オススメして下さる方々。本当に有難う御座います

※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました

http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=50649900

http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52631774


前書き

久し振りの前書きですね。どうも、作者の残響です。前編での後書きでも述べた通り、最近は自分の力の無さに嫌気が差す事が大変多いです。突然更新が途絶える事があるかも知れませんが、ご了承の程、宜しくお願い申し上げます




[誰かを助け隊・部活メンバーの身体調査報告書]



水奈月セイヤ(17歳)


性別【男】

身長・181㎝

体重・63㎏


博麗霊夢(17歳)


性別【女】

身長・154㎝

体重・49㎏


霧雨魔理沙(17歳)


性別【女】

身長・146㎝

体重・44㎏


十六夜咲夜(17歳)


性別【女】

身長・166㎝

体重・56㎏


レミリア・スカーレット(17歳)


性別【女】

身長・138㎝

体重・32㎏


アリス・マーガトロイド(17歳)


性別【女】

身長・155㎝

体重・51㎏


東風谷早苗(17歳)


性別【女】

身長・154㎝

体重・50㎏


フランドール・スカーレット(16歳)


性別【女】

身長・135㎝

体重・30㎏


以上が調査の結果である。



霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「っ」」」」」」」ぷるぷるっ…


セイヤ「へぇ〜…思った通り、お前達全員、女子の超理想体型じゃん…この中じゃ咲夜がダントツの最強体型の持ち主だな…にしても、まぁ…やっぱりレミリアとフランはアレだな…」はは…


霊夢「ひゃ、100歩譲って身長を載せるのは良いわよ…?でも何で体重まで載せるのよ…制裁が必要だわ…これを載せた輩に制裁が必要だわっ!」クワっ!


魔理沙「乙女の身体調査報告書なんて最悪だぜっ!こんな調査報告書書いたのはどんなクソ野郎なんだっ!」クワっ!


咲夜「最低ですね…犯人は見付け次第、私のこのナイフで串刺しにして差し上げましょう…」シャキンッ☆


セイヤ『怖っ…』ゾクっ…


レミリア「う〜…やっぱり身体的特徴を数字にされるのは嫌な気分だわ…」シュンっ…


フラン「ね…?ちっこいの気にしてるのに…こんな報告書書くなんて…作った奴最低だよ…」シュンっ…


早苗「おやおや〜♪低身長貧乳なスカーレット姉妹さんが何だか悄気ていますね〜♪まぁ私は?この魅惑のボディを持っているので?別に?身体調査報告書なんてものを書かれても?な〜んにも問題ない訳ですけど〜♪」ポヨンっ♪


レミリア・フラン「「…」」うるっ…


セイヤ「早苗、お前性格悪いぞ?気にしてる奴にそんな事言ったら可哀相だろ…気にするな、レミリア、フラン。俺はちっこいレミリアとフランの事、大好きだぞ…」ニコ


レミリア・フラン「「セイヤ…///」」キュ〜ンっ❤︎


早苗「っ」ガーーーーーーーンっ☆


アリス「早苗の自業自得だね…それで?この身体調査報告書って、結局誰が書いたんだろうね…」


霊夢「知らないわよそんなのっ!でも必ず見付け出してふん縛って、博麗神社のお賽銭に財布の中身全部奉納させてやるわっ!」


魔理沙「こんな報告書作るなんて女の敵だぜっ!女の子にモテないブ男が作ったに違いないぜっ!」


咲夜「お嬢様と妹様の身長と体重は、同級生の中では私だけが知るS級機密事項だったというのにっ…」くっ…


アリス「咲夜は怒る所若干違う…いや全然違うっ!」


レミリア「ふふっ…///小さい体の方がいいわね…///だって、こうしてセイヤに抱っこして貰えるのだから…///」ギュウっ❤︎


フラン「ねぇ〜❤︎お膝の上乗せて貰えるし❤︎お姫様抱っこして貰えるし❤︎ちっこい方が得だよねっ❤︎お姉様っ❤︎」ギュウっ❤︎


早苗「セイヤさぁ〜ん…お願いします許して下さ〜い…もう2度と、身体的特徴の事で馬鹿になんてしませんから〜…」グスンっ…


セイヤ「いや…俺に謝られても困るんだが…」


早苗「レミリアさんフランちゃんごめんなさい…反省してます…だから許して下さい…」orz


セイヤ「何も土下座する事ないだろ…」


レミリア「本当に反省しているのかしらね…また馬鹿にされそうなのだけれど…『今此処で許してしまったら、セイヤに慰めて貰えなくなってしまうわ…』」ぎゅぅぅぅっ❤︎


フラン「ふにゃあ〜っ❤︎相変わらずセイヤは良い匂いだねぇ〜❤︎フラン、セイヤの匂い大好きぃ〜❤︎」擦り擦りっ❤︎クンカクンカっ❤︎


セイヤ「早苗も謝ってるんだ…許してやってくれ、レミリア…」なでっ❤︎


レミリア「せ、セイヤがそう言うのなら…///早苗、セイヤの寛容な心に感謝する事ねっ!」ギュウッ❤︎


ガバッ!


早苗「人が下手に出てれば偉そうにっ!良いから早くセイヤさんから降りて下さいっ!そして代わりに私がセイヤさんに抱っこして貰いますっ!」さにゃーっ!


アリス「あっちはあっちでいつも通りだし…」


霊夢「ほら馬鹿セイヤっ!早く犯人探しに行くわよっ!」ビシィッ!


魔理沙「ほんとに腹立つぜっ!セイヤっ!犯人を見付けたら、速やかに抹殺して欲しいぜっ!」ビシィッ!


セイヤ「物騒な物言いだな…まぁ、女の子からすれば当然の反応か…」


咲夜「セイヤっ!お嬢様か妹様、私に譲って頂けませんかっ!?」ビシィッ!


セイヤ「だとよ?レミリア、フラン…」


レミリア「嫌よ…///私はまだ、セイヤの腕の中で抱かれていたいわ…///」ギュッ❤︎


フラン「私も〜❤︎」ギュッ❤︎


咲夜・早苗「「ぐぬぬぬぬっ…」」ぷるぷるっ…


アリス「はぁ〜…結局いつも通りなんだね…」スタスタ


スタスタスタスタスタスタ


ヒョコっ…


壁|文「ど、どうしましょう…こ、これはマズい事になりました…バレたら何をされるか分かったもんじゃありません………犯人を仕立てあげなければっ!」ダッ!




〜永琳特製薬の魔の手再びっ!?6匹の猫&忠犬1匹〜



〜幻想町(香霖堂・居間)〜



スタスタスタスタ…ガチャンっ…



霖之助「休日に呼び出したりして悪かったね、皆。今日はわざわざありがとう」


魔理沙「ほんとだぜ香霖…今日はセイヤの部屋でゲーム大会の予定だったのに…」


霊夢「まぁ部活メンバー内での小規模な大会だけどね…それで?霖之助さん、今日はどうして呼び出したりしたのよ」


レミリア「まさか下らない事で呼び出したとか言わないわよね?セイヤとの時間は1分1秒足りとも無駄にはしたくない所を、わざわざこうやって足を運んであげたのだから…ね?フラン」


フラン「そーそーっ!早くセイヤに会いたかったのにさーっ!どうでもいい事だったら怒っちゃうぞーっ!」がおーっ!


霖之助「君達本当にセイヤ君大好きだねっ!?僕にももう少しだけ優しさというものを分けてくれないかなっ!?」


レミリア「寝言は寝てから言いなさい、アホ毛眼鏡…まだこの前の恨みを忘れた訳じゃないのよ…」チッ…


フラン「あ〜あ〜…早くセイヤに会いたいなぁ〜…」足バタバタっ…


咲夜「お嬢様と妹様がすみません、霖之助さん…セイヤに会えない所為で少々気が立っているみたいで…」


霖之助「は、ははっ…まぁ、呼び出した僕が悪い訳だからね…」


アリス「だからって此処まであからさまに嫌がらなくても…ねぇ?」


早苗「え?私も早くセイヤさんに会いたいんですけど…要件があるなら手短にお願いしますね?霖之助さん」


霖之助「何だか心が折れそうだよ…僕も早くセイヤ君に会いたいな…」グスっ…


霊夢「ホモ発言してんじゃないわよ!セイヤをホモになんて絶対させないからっ!」


魔理沙「セイヤは絶対渡さないぜっ!」


霖之助「霊夢も魔理沙も、小さい頃と比べて随分と変わったね…良い事なのか悪い事なのか…」


レミリア「いいからグダグダ話をしていないで要件を言いなさいっ!セイヤ分が切れそうでこっちはさっきからイライラしているのよっ!」バンッ!


魔理沙「お前は煙草を吸えなくてイライラする喫煙者かっ!」


フラン「後10分以内にセイヤに擦り擦りしないと禁断症状出ちゃうよーっ!早くセイヤに会いたいよーっ!!」足バタバタッ!


アリス「完全に異常者の行動だね…まぁ分かるよ?分かるけどこれはちょっと…」


咲夜「霖之助さん早く要件を言って下さいっ!間に合わなくなっても知りませんよっ!?」


霖之助「わ、分かった分かったよっ!それじゃあこれを飲んでくれっ!『これだから女はっ!はぁ〜…本当はセイヤ君にも飲んで貰いたかったんだけど…仕方ないか…』」カチャン…


霊夢「?…何これ?アイスティー?」


早苗「さり気無くアイスティー出す所、流石霖之助さんですね…」


魔理沙「このホモ飲料がどうかしたのか?香霖…」


霖之助「香霖は好い加減にやめたまえよ魔理沙…そしてこれはホモ飲料では無く、美容にとてもいい最強の健康飲料なんだ」


アリス「へぇ〜…美容か〜。女の子には嬉しいね」


レミリア「何よ…やっぱりどうでもいい事じゃない…下らないわ。こんな事の為にわざわざ私の事を呼び出しのかしら?セイヤとの貴重な時間を割いて来たと言うのに……何とか言いなさいよアホ毛眼鏡…」


霖之助「君は本当に性格キツいねレミリアっ!?そんな性格でセイヤ君の心を射止められると思う無かれっ!!」クワっ!


早苗「霖之助さんがキャラ崩壊起こしてますね…」


レミリア「お生憎様…セイヤは私のこの性格を、安心する性格だと言ってくれたわ。他の男に靡く心配がないからと言ってくれたもの♪」ふふんっ♪


咲夜「ですが霖之助さん。何故わざわざ私達にこの様な飲み物を?」


霖之助「君達もセイヤ君に想いを寄せる同志だからね。僕だけピッチピチになったりしたら不公平だろう?」


霊夢「何で私達、霖之助さんと同志扱いなのかしらね…」


魔理沙「香霖には悪いが一緒にして貰いたくないぜ…」


アリス「ていうかピッチピチとかいう表現古くないかな?加齢臭がする台詞だよ」


フラン「まぁさっさと飲んで早くセイヤの所行こっ❤︎今日も沢山セイヤに甘えてっ❤︎たっぷりセイヤに可愛がって貰っちゃお〜っ❤︎」カチャ…


ゴクッ…×8


霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「不味いっ!!」」」」」」」オェっ!


霖之助「これ美味しいね。今度また永琳にお裾分けして貰おうかな…」ゴクゴクっ…


魔理沙「こんな飲み物美味しいなんて言いながら飲むなんてっ!一体どんな舌してるんだぜ香霖っ!」ゲホゲホッ!


霊夢「ていうか今永琳先生の名前出したわよねっ!?サラッとトンデモない発言したわよね今っ!!」ゲホゲホッ!


咲夜「うぅ…気分悪くなってきました…水奈月スペシャルを食した様な後味です…」


霖之助「そんなに不味いのかい?…魔理沙、一口貰うよ?」カチャ…


魔理沙「一口と言わずに全部飲んで欲しいぜ…」


アリス「良薬は口に苦しとはこの事だね…これで本当に肌が若返るのかな…?」ゲホゲホッ!


早苗「こんなものを飲む位ならお肌カサカサでいいですよ…もっと普通の飲み物かと思いました…」ゲホゲホッ!


霖之助「っ!?ま、不味いっ!何なんだいこの意味不明な飲み口はっ!」ゲホゲホッ!


ボフンッ☆×7


霖之助「っ!!?け、煙いっ!今度は一体どうしたんだいっ!?訳が分からないよっ!」ゲホッ!ゲホッ!


モクモクモクモクっ…


「にゃ〜ん…」


霖之助「……ん?猫?どうしてこんな所に猫が…というより、霊夢と魔理沙達が突然消えたね…」キョロキョロ…


「にゃにゃにゃーっ!」ガリッ!!


霖之助「痛ッ!?い、いきなり引っ掻くとはッ…躾のなっていない猫だねッ…」


「ワンワンっ!ワンワンワンワンっ!」


霖之助「犬が1匹紛れ混んで……まさか、皆なのかい?」


「うにゃーうにゃーっ!」


「ふにゃーっ!」


霖之助「おおっふっ……んふっ…これは大変な事になってしまったね…」


「さにゃーッ!!」ガリッ!!


霖之助「痛いッ!!?誰だか知らないが顔は止めてくれっ!」


「ニーニー…」


霖之助「服がそのまま散らばっているね…というよりこれは本当にマズい…僕も口にしてしまったからね…そろそろ僕も…」


ボフンッ☆


ニャン乃助「ニャー…『ほれ見た事か…』」


「にゃーっ!『霖之助さんの所為よっ!どう責任取るつもりよっ!さっさと元に戻しなさいっ!』」


ニャン乃助「ニャーニャー…『そんな事を言われても困るよ…僕も何が何だか分からないんだから…』」


「にゃーッ!!『ならさっさと永琳先生の所に行って元に戻す薬を貰ってこいだぜっ!』」ガリッ!!


ニャン乃助「にゃにゃーっ!!?『痛いッ!わ、分かったよっ!行ってくるから引っ掻かないでくれっ!』」スタタタタタタタタタッ!


スタタタタタタタタタタタタッ!


「くぅ〜ん…『どうしましょう…そろそろセイヤも来てしまいますし…スマホを触ろうにも…この肉球では…』」ぷにぷにっ☆


「うにゃーっ!『せ、セイヤならきっと気付いてくれる筈よっ!取り敢えず外に出てセイヤを待ちましょうっ!』」スタタタタタッ!


「ニーニーっ!『ちょっ!?流石に無理でしょっ!今の私達は猫なんだよっ!?レミリアカムバーーーーックっ!!』」


スタタタタタタタッ!


「ふにゃ〜…『お姉様行っちゃったね…』」


「さにゃにゃ〜…『私達も行きましょうか…』」テテテテテっ…



〜幻想町(香霖堂店外)〜



「にゃ〜…『何だかいつも見ている世界とは違う感じがするわね…』」


「うにゃ〜…『小さくなるとこんな感じに見えるのね…新たな発見だわ…』」


「にゃー…『いや…レミリアは元々ちっこいから関係ないだろ…』」


「うーにゃーっ!『それはどういう意味かしら!?魔理沙っ!』」


「ニーニー…『いやレミリア…そのまんまの意味だと思うんだけど…』」


「さにゃあw『ザマァw』」


「ふにゃにゃーっ!『あーっ!早苗また身体的特徴の事で馬鹿にしたーっ!セイヤに言付けちゃおーっ!』」


「さにゃにゃにゃーっ!?『わーっ!ごめんなさいレミリアさんっ!土下座するからセイヤさんには言付けないで下さーいっ!』」


「ワンワン…『早苗、そんなにもセイヤに嫌われたくないのですね…確かに私も、セイヤに嫌われたりしたら人生の終わりですけど…』」


トボトボトボトボ…


「ワオン?『根暗オーラを感知しました。この根暗オーラは…まさかっ…』」


セイヤ「はぁ〜…完全に遅刻だ。霖之助怒ってるだろうなぁ…彼奴らの事も待たせちまったし…」トボトボ…


「うにゃにゃ〜っ❤︎『セイヤだわっ❤︎今日も相変わらず格好良いわねっ❤︎流石は私の旦那様だわっ❤︎』」テッテッテッテッ!


「ふにゃふにゃ〜んっ❤︎『セイヤ〜っ❤︎抱っこしてぇ〜っ❤︎良い子してぇ〜っ❤︎ネチっこいキスしてぇ〜っ❤︎』」テッテッテッテッ!


「ニー…『凄いよあの姉妹…自分が猫である事も忘れて脇目も振らずセイヤに向かって一直線だよ…』」


「にゃんにゃ…『あの行動力が私にもあればと、何度思わされた事か…』」


セイヤ「ん?おぉ…可愛い野良猫だな…ていうか野良なのか?…よしよし、どうしたんだ?」なでっ…


「うにゃーうにゃーっ!『セイヤっ!私よっ!貴方の未来の妻、レミリア・スカーレットよっ!』」スリッ!スリスリッ!


セイヤ「随分と人懐っこい野良だな…」なでなで…


「ふにゃふにゃにゃーっ!『セイヤ気付いてっ!セイヤ専用の愛玩動物、フランちゃんだよっ!』」スリスリッ!


セイヤ「この辺で放し飼いされてる飼い猫なのか?にしては首輪が見当たらないしな……誰も…居ないよな…?」キョロキョロ…


「くぅ〜ん…『何だかセイヤが挙動不審ですね…』」


「にゃあ〜…『幼児誘拐でも企んでるのかしらね…』」


「さにゃー…『いや霊夢さん…?今のレミリアさんとフランちゃんは猫ですよ…?』」


セイヤ「よ、よしっ…///誰も見てないなっ…///」ヒョイっ!


「ふにゃっ!?『えっ!?せ、セイヤどうしたのっ!?いきなり持ち上げたりしてっ!』」


モフっ☆モフモフっ☆


セイヤ「あーーっ♪気持ち良い〜っ♪このモフモフ感最高だっ♪お前毛並み良いなぁ〜♪」擦り擦り擦り擦りっ☆


「ふっ、ふふっ、ふにゃあーーーっ!?///『セイヤに擦り擦りされてるっ!///私擦り擦りされてるよっ!///セイヤに頰っぺた押し付けられて擦り擦りされちゃってるよお姉様ーーーっ!!///』」


セイヤ「野良だろうが飼い猫だろうが、この際そんな事はどうでもいいッ!菌塗れになっても、俺は後悔しないッ!」擦り擦り擦り擦りっ☆


「うにゃうにゃーっ!『フランズルいわっ!今直ぐお姉ちゃんと代わりなさいっ!』」ピョーンっ☆ピョーンっ☆


「ふにゃぁ〜❤︎『私…///本当にセイヤの愛玩動物になっちゃったよぉ…///セイヤが私を求めてくれてるよぉ…///』」グテェ〜ンっ…


「さにゃさにゃーっ!『あれは一体どういう事ですかっ!?普段クールなセイヤさんが、フランちゃんにめっちゃ擦り擦りしてますよっ!?何て羨ましいっ!!』」


「ニー…ニーニー…『セイヤは無類の猫好きだからねぇ…燐と趣味が合うみたいだし……でもまさか、あそこまでキャラ崩壊起こす程とは…いつも野良猫見付ける度に、あんな事してるのかな…』」


「くぅ〜〜ん…『セイヤは猫好き…知ってはいましたが…やはり犬は余り好きじゃないんですかね…』」


セイヤ「ふぅ〜…他にも可愛い猫ちゃんが沢山居るみたいだな…全員纏めて堪能してやるから覚悟しろ…」フランを下ろす…


「ふにゃ〜ん…///『セイヤに堪能されちゃったぁ〜❤︎』」グテェ〜ン…


「ワンワン…『私も構って貰いたいですっ!忠犬、十六夜咲夜っ!行きますっ!』」テッテッテッテッ…


セイヤ「っ…何て賢そうなワンワンなんだ。首輪してないな…ほら、おいでおいで〜♪」両手パンパンっ☆


「くぅ〜んっ❤︎『ふふふ…セイヤに媚びを売るのは得意だと自負しています…さぁセイヤっ!思う存分堪能して下さいっ!』」スリスリッ!


セイヤ「よーしよしよしっ♪おぉ〜可愛いなぁ〜♪」撫で撫で撫で撫でっ☆


「くぅんくぅ〜んっ❤︎『嗚呼…///幸せ…///』」スリスリッ!


「…」テッテッテッテッ…


「にゃにゃ?にゃ〜…『おい霊夢、どこ行くんだ?セイヤに甘えないのか?』」


「にゃんにゃ〜!『甘えるに決まってるでしょ!?ちょっと頑張ってLINEしてみるわっ!あわよくば、今此処でセイヤに拾って貰うのよっ!』」


「さにゃにゃーにゃっ!『ナイスなアイディアです霊夢さんっ!私達がセイヤさんを足止めして置きますから、その間に霊夢さんは何とかそのぷにぷに肉球で、セイヤさんにLINEをっ!』」


「にゃ…にゃにゃんっ!『ふっ…任せなさいっ!!』」


「ニーニー…ニー…『本当に大丈夫なの?あ、もしもLINE送れたなら親にLINE入れといて?いつ戻れるか分からない訳だし…』」


「にゃーにゃっ!『博麗の巫女に不可能なんてないのよっ!…それじゃあちょっと行ってくるわ…』」テッテッテッテッ!



◇◆◇20分後◆◇◆



セイヤ『ヤバいな…そろそろ香霖堂の中に入りたいんだが…だけど本当に滅茶苦茶人懐っこい野良だなぁ…霖之助さんが普段餌でもやってるのか?』なでなで…


「ニャーニャーっ❤︎『ああぁ〜…///最高だぜぇ〜…///普段はセイヤにこんな事して貰えないからなぁ〜…///』」ごろんごろんっ…


「さにゃ〜❤︎さにゃ〜❤︎『セイヤさんの撫で撫では世界一ですねぇ〜…///撫で撫で世界王座決定戦があるのなら、きっと余裕で優勝できますよぉ〜…///』」ごろんごろんっ…


「にゃ〜…」テッテッテッテッ…


セイヤ「お、何だか擦り寄ってきたな…離れていったから嫌われたのかと思った…」なで…


「にゃ〜…///ゴロゴロっ…///『ふぅ…何とかLINEを送れたわ。にしても…///その…///この馬鹿…///やっぱり何かを撫でるの上手ね…///』」スリスリッ…


セイヤ「おぉ…///ゴロゴロ喉鳴らしてる…///可愛いな…///」なでなで…


「『どうやら霊夢は作戦を成功させてきたらしいな…なら、次は私の番だぜっ!』にゃっ!」テシっ!


コトンッ…


セイヤ「あっ、俺のスマホ…こら駄目だろ?スマホは高いんだぞ?しかも最近機種変したばっかなんだぞ?」スマホ拾う…


「にゃ〜…『そんな事知らんがな…だぜ…』」


セイヤ「ん?霊夢からLINE来てるな…何々…『きょおはみなあそへないらしい、たからわたしもこめん』…何だか文面おかしい気がするが…まぁいいか。にしても、全員遊べないのか…」しゅん…


「ふにゃ〜ん…『セイヤが悲しい表情してる…』」スリスリッ…


「ゴロゴロゴロゴロっ♪『ごめんセイヤ…罪滅ぼしに、今日は特別に私の頭、沢山撫でていいから…』」スリスリッ…


「うにゃ〜ん…『ごめんなさいセイヤ…元に戻ったら私が体で慰めてあげるから…だから許して頂戴…』」スリスリッ…


セイヤ「よしよし…はぁ〜…急に暇になっちまった…これからどうするかな…」なでなで…


スクッ…


セイヤ「何だかもうどうでもいいや…帰って寝よ…」クル…スタスタスタスタ


「さにゃにゃっ!『セイヤさんが不機嫌になってしまいましたよ!?どうするんですか!?拾って貰うとかいう問題じゃないですよ!?』」


「ワンワンっ!『と、取り敢えずセイヤを追いましょうっ!媚びを売って売って売りまくるんですっ!』」タッタッタッタッタッタッ!


「ニーニーっ!『ちょっと咲夜待ってーーーっ!!』」テッテッテッテッ!


セイヤ「…」スタスタ


ピタ…クル…


「うにゃ〜うにゃ〜…」スリスリッ…


クル…スタスタスタスタ


「にゃーにゃー…」スリスリッ…


セイヤ「何だよ…俺は餌、持ってないぞ?擦り擦りしたんだから餌寄越せってか?」


「ふにゃ〜ん…ふにゃ〜ん…『違うよぉ…フラン達の事拾ってぇ…セイヤに拾って貰いたいよぉ〜…お願いっ…』」スリッ…スリスリッ…


「くぅ〜んくぅ〜ん…『お願いしますセイヤっ…何も考えずに私達をセイヤの部屋にっ…』」スリスリッ…


セイヤ「…」屈む…


なでっ…


セイヤ「……なぁお前達…俺の家でよければだが…来るか?」ニコ…


『『『『『『『キ・キ・キ・キタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!!』』』』』』』


セイヤ「俺も…この後暇になったんだ。捨て猫とかなら、里親が見付かるまで面倒見てやるよ…来るか?」なでなでっ…


「ニーニーっ❤︎『勿論行くよっ!ていうかセイヤ以外の家にはお世話になりたくないよ正直言って!』」スリスリッ❤︎


「ふにゃ〜んっ❤︎ゴロゴロっ❤︎『これで私は正式にセイヤの愛玩動物にっ❤︎毎日セイヤに可愛がって貰えるなんてっ❤︎猫になって良かったぁ〜っ❤︎』」スリスリッ❤︎


セイヤ「ん〜…猫6匹に小型犬1匹か…彼奴らが来たらかなり狭くなるが…まぁいいか、ドタキャンする奴等なんて知るか…」


「さにゃ〜…『セイヤさんに嫌われちゃいました…鬱です…死にたいです…』」


「にゃーにゃーっ!『後で事情を話せばきっと分かってくれる筈だぜっ!セイヤはなんだかんだ言っても、私達には甘いからなっ!』」


セイヤ「んーーー…そうだなぁ…あ、そうだ!取り敢えず名前決めるか♪」指パチンッ☆


「「「「「「にゃっ!?」」」」」」


「ワンワンっ!」


セイヤ「先ずは黒と茶の猫、お前は頭の上にリボンみたいな形した模様があるから…にゃ、に?…ね…びょう…びょうむっ!お前は今日から猫に夢と書いて猫夢だっ!」


猫夢「にゃにゃっ!?『猫に夢って…もしかして私だってバレたっ!!?』」


セイヤ「何だかお前、何処と無く霊夢にそっくりなんだよな…まぁ、霊夢は俺に甘えたりしないが…次にお前っ!」ビシィッ!


「ニャっ!?『こ、これはマズいパターンだぜ…』」


セイヤ「微妙に伸びたその金髪のクシャクシャ毛並み…好奇心旺盛そうな振る舞い…お前の名前は今日からニャ理沙だ!」


ニャ理沙「にゃーっ!?『やっぱりかーっ!?』」


セイヤ「次にお前っ!…お前はそのフワフワした癖っ毛毛並み&薄紫色の毛色!そして極め付けは…うーとかいう鳴き声っ!…お前の名前は今日からレミリニャだ!」


レミリニャ「うーにゃーっ❤︎『はいっ❤︎私の御主人様ぁ〜っ❤︎』」スリスリッ❤︎


セイヤ「次はそこのちっこい金色毛色で片方だけ毛が長いお前っ!…1回鳴いてみろ…ほら、にゃ〜ん…」


「ふにゃ〜ん❤︎『セイヤぁ〜❤︎』」


セイヤ「お前の名前は今日からフニャンな?」


フニャン「ふにゃあっ!?『何だかガムのCMに出てきそうな名前だよっ!』」


セイヤ「次にお前っ!その凛々しい顔立ち、漂う気品、そして金色の毛並み…お前の名前は今日からニャリスだ…宜しくな?ニャリス」ニコ


ニャリス「ニーニーっ!『何でピンポイントで私達っぽい名前にしてるのっ!?これアレなの!?霖之助さん達と組んでドッキリでもしてるのっ!?』」


セイヤ「猫組最後はお前か…お前も1回鳴いてみろ…はい、にゃ〜ん…」


「さ、さにゃ〜ん…『嫌な予感が…』」


セイヤ「…お前の名前は今日からさにゃ苗だ。宜しく頼むぞ?さにゃ苗…」なで…


さにゃ苗「さにゃん…『やっぱり…』」


セイヤ「よしっ!それじゃあお前は…お前は…えぇ〜っと…」


『セイヤっ!分かっていますねっ!?私の名前は既に決まっているも同然ですっ!』ハッハッハッハッ…


セイヤ「犬咲夜だな…完っ全に犬咲夜だな…ていうかこれしか思い浮かばん…これからは里親が見付かるまで、この俺に忠誠を誓え…犬咲夜よ…分かったか?」


犬咲夜「ワンっ!『流石セイヤですっ!元に戻るまで、私はお嬢様と妹様にでは無く、貴方に付き従う事を此処に誓いますワンっ!』」


セイヤ「犬咲夜、お手っ!」


犬咲夜「ワンっ!」スッ…


セイヤ「おかわりっ!」


犬咲夜「ワンっ!」スッ…


セイヤ「3回周って!」


クルクルクルっ!


セイヤ「わんわんおっ!」


犬咲夜「ワンワンっ!…くぅ〜んっ❤︎『貴方に忠誠を誓います…///セイヤ…///』」スリスリッ❤︎


セイヤ「よしよし♪…それじゃあ行くか…ん?」


みかん箱「…」



〜幻想町(大通り)〜



猫夢「ニャ〜…『まさかみかん箱に入れられるなんて…』」


ニャ理沙「にゃ〜っ♪『まぁ楽チンだし私は大歓迎だぜっ♪』」


レミリニャ「うにゃ〜ん…『私はセイヤの胸の中にスッポリと収まりたかったわ…』」


フニャン「ふにゃふにゃ〜んっ❤︎『まぁまぁお姉様っ♪これからセイヤの家でニャンコとしてたっぷり甘えちゃおうよっ❤︎セイヤも猫好きなんだし、私達だとは気付いてないみたいだしさっ❤︎』」


ニャリス「ニ〜ニ〜❤︎『まさか本当にセイヤに拾って貰えるなんてねっ❤︎後でセイヤには怒られるだろうけど、今は精一杯この状況を楽しんじゃおっかな❤︎』」


さにゃ苗「さにゃ〜んっ///『早くセイヤさんの家に着きませんかねぇ〜…///今日は目一杯、セイヤさんに甘えちゃいますよぉ〜…///』」


セイヤ『流石に猫6匹を入れると重いな…』スタスタ


犬咲夜「♪」テッテッテッテッテッテッテッ…



〜幻想町(とあるマンション前)〜



サッサッ…


セイヤ「あ、泰造さん。おはようございます」スタスタ


泰造「おぉ、セイヤ君。どうしたんだい?今日はあの子達と一緒に遊ぶ筈なんじゃ…」サッサッ…


セイヤ「はは…ドタキャンされまして…」


泰造「そうかい…ま、そんな時もあるさ『きっと何か急用でも入ったんだろう…あの子達が好んでセイヤ君から離れる訳ないからね…』」


セイヤ「そうですね…」


泰造「『目に見えて落ち込んでいるね。普段はそんな表情しないからねぇ』それよりセイヤ君、そのみかん箱は一体どうしたんだい?蜜柑の特売でもやってたのかな?」


セイヤ「あ、これは違います。中見ます?」スッ…


泰造「ん?どれどれ…」覗く…


猫夢「にゃ〜…『あ、セイヤのマンションの管理人さん…』」


ニャ理沙「にゃー…『相変わらず貫禄のある顔してるぜ…』」


レミリニャ「うにゃ〜…『セイヤのマンションはペット禁止ではないわよね…?』」


ニャリス「ニーニー…『大丈夫な筈だけど…結構ペット飼ってる人居るみたいだし…』」


フニャン「ふにゃ〜ん…『早くセイヤの部屋でセイヤとニャンニャンしたいなぁ〜…』」


さにゃ苗「さにゃー…『泰造さん。いつかその部屋に私が行きますから。セイヤさんのお嫁さんとして』」


泰造「おぉっ…可愛い子猫達だね…」


セイヤ「それと忠犬の犬咲夜です…」


犬咲夜「ワンワンっ!」


泰造「はっはっはっはっ!確かに咲夜ちゃんは犬っぽいねっ!」


セイヤ「泰造さん、この猫6匹と犬1匹、里親が見付かるまで部屋で飼いたいんですけど…」


泰造「勿論構わないよ!セイヤ君なら心配要らないだろうけど、キチンと可愛がってあげなよ?」


セイヤ「はい」ニコ


レミリニャ「うにゃ〜❤︎『う〜❤︎これからセイヤに可愛いがられてしまうのね❤︎』」


フニャン「ふにゃにゃ〜んっ❤︎『今日は合法的にセイヤをペロペロできるもんねっ❤︎元に戻るまで思う存分セイヤをペロペロするぞ〜っ❤︎』」


猫夢「にゃにゃ…『この2人…違うわね。この2匹がセイヤに変な事しない様に見張ってないと…』」


さにゃ苗「さにゃん…さにゃにゃ…『さにゃ苗究極奥義…さにゃ苗肉球式猫パンチであの姉妹を必ずや黙らせてみせます…』」


ニャリス「ニ〜…『早苗はそのさにゃ苗って名前気に入ったんだね…』」


ニャ理沙「にゃんにゃーっ!『私も今は結構気に入ってるぜ!』」


セイヤ「それじゃあ、自分はこれで失礼します」ペコ


泰造「はいよ〜♪」サッサッ…



〜セイヤの借りている部屋〜



ガチャッ……バタンッ…



セイヤ「ただいま〜っと…」靴ポイポイっ…


犬咲夜『セイヤ…靴は揃えて脱ぎましょうよ…』テッテッテッテッ…


セイヤ「あ、犬咲夜待てっ!足拭いてからだっ!」


犬咲夜「『ハッ!…そうでした…』くぅ〜ん…」お座り…


セイヤ「『人間の言葉が理解できるのか…?益々犬咲夜の名前が似合うな…』よしよし…お前達の足も拭くからな?暴れるなよ?」箱を置く…


猫夢「にゃ〜ん…///『ま、当然よね。にしても、こうやってセイヤを見上げてると…///その…///や、やっぱりいいわね…///』」


ニャリス「ニーニー…///『さて、セイヤはこれからどうやって私達を可愛がってくれるのかな…///』」


フニャン「ふにゃ〜んっ❤︎ふにゃふにゃ〜んっ❤︎『セイヤぁ〜❤︎フランの事抱っこしてぇ〜っ❤︎なでなでってしてぇ〜っ❤︎』」爪でカリカリッ…


セイヤ「あぁ〜❤︎本当に癒される…///後で燐に写真撮って送ってやるかなっ♪嫌という程自慢してやる♪」スタスタ


レミリニャ「うにゃ〜❤︎『早くっ❤︎早くセイヤとニャンニャンしたいわっ❤︎セイヤの事をペロペロしたいわっ❤︎』」カリカリッ…



﹆﹅﹆暫くして﹅﹆﹅



セイヤ「よしっ!さにゃ苗、お前も行っていいぞ…」なでっ…


さにゃ苗「さにゃ〜ん❤︎『私はリビングに行くよりセイヤさんに撫でて貰いたいですっ❤︎』」スリスリッ❤︎


セイヤ「それじゃあ、俺は少し出掛けてくるな?」スクッ…


猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗『『『『『『『えぇっ!!?』』』』』』』ガーーーーーーーンッ☆


セイヤ「猫用のシャンプーに…トイレ砂…猫用の飯って手作りでもいいのか…?まぁそれは道中歩きながら調べるか…」ブツブツ…


ニャ理沙「ニャ〜ン…『どうやら私達の為に色々買って来てくれるらしいぜ…』」


犬咲夜「ワン…『セイヤはこういう事になると、とても熱心になってくれますからね。里親が見付かるまで、真剣に面倒を見るつもりみたいです…』」


レミリニャ「うにゃ〜ん❤︎『貴方は人間にも、動物にも優しさを振り撒いてくれる、そんな人なのよねっ❤︎セイヤっ❤︎…う〜っ❤︎』」スリスリッ❤︎


フニャン「ふにゃんふにゃ〜っ❤︎『早く帰って来てねっ❤︎帰って来たら1番最初に、私にただいまのキスするんだよっ❤︎』」スリスリッ❤︎


ニャリス「ニーニー?『でもセイヤ、歩きスマホは危ないからやめようね?』」


セイヤ「燐に色々聞くのも手だな…悪いな、それじゃあちょっと行ってくる。いい子にしてるんだぞ?」ニコ


猫夢・ニャ理沙・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「にゃ〜んっ❤︎」※行ってらっしゃいと言っています


犬咲夜「ワンワンっ❤︎『道中気を付けて下さいねっ❤︎行ってらっしゃいっ❤︎』」


ガチャッ……バタンッ…カチッ…


猫夢「にゃ…『さてと、これからどうすれば…一気に暇になったわね…』」


フニャン「ふにゃ…『セイヤとベッドの上でニャンニャンしようとしてたから…それ以外の事なんて考えてないよぉ…』」


ニャリス「ニー…『フランちゃんはもう少しだけセイヤ離れしようか…』」


フニャン「ふにゃ…?ふにゃんにゃ…?『えっ…?何言ってるのアリス…私からセイヤへの愛情取ったら他に何が残るの…?』」


ニャリス「ニーっ!ニーニーッ!?『いやいやいやいやっ!もうちょっと何か残るでしょっ!?』」


フニャン「ふっ…ふにゃっ…『ふっ…私はセイヤへの愛情100%でできてるんだよ…セイヤから嫌いって言われただけで、姿形が保てなくなっちゃう位だから…』」キリッ☆


ニャリス「ニー…『うん…軽くそんな事言えちゃうフランちゃんが少しだけ羨ましいよ…』」


さにゃ苗「さにゃん♪『取り敢えずセイヤさんの家の中をこの状態で探検してみましょうか♪』」


ニャ理沙「にゃーっ♪『賛成だぜっ!キチンと部屋を掃除してあるか抜き打ち検査してやるぜーっ♪』」


猫夢「にゃん…『あんたの部屋じゃあるまいし…そんな事ある訳ないじゃない。あの馬鹿は普段からキチンと部屋掃除してるみたいだし』」


犬咲夜「ワンっ♪『まぁまぁ♪取り敢えず探検しましょうよ♪』」テッテッテッテッ…



テッテッテッテッテッテッテッテッ…



ニャリス「ニャっ♪『TVの電源スイッチON♪』」カチッ…


TV「何言うてんねんホンマw」パッ…


犬咲夜「ワンワン…『そういえば、台所からとてもいい匂いがしますね…』」


猫夢「にゃん…『確かに…さっきから物凄くいい匂いがするわね…』」


ニャ理沙「にゃにゃー…『今の私達は犬猫だからなぁ…きっと鼻がいいんだろ…』」


さにゃ苗「さにゃにゃ♪『では先ずは台所に突撃抜き打ち検査ですね♪』」テッテッテッテッ…


テッテッテッテッテッテッテッテッ…


レミリニャ「…」テッテッテッテッ…


カリカリカリカリッ…スッ…


フニャン「ふにゃ〜ん♪『う〜んいい匂いっ♪セイヤの手作り料理の匂いがするよぉ〜❤︎』」くんくんっ…


ニャ理沙「にゃにゃんっ!『私のジャンプ力を見よっ!だぜっ!』」ヒュバっ!


ストっ…


ニャリス「ニャニャ〜…『おぉ〜…猫になれたお陰でとある世界の配管工親父みたいなジャンプ力に…』」


犬咲夜「くぅ〜ん…『私には無理そうです…もしジャンプ力があったとしても…この姿では後でセイヤ怒られてしまいます…』」ショボ〜ンっ…


さにゃ苗「さにゃにゃーんっ!『魔理沙さーんっ!いい匂いの正体は何だったんですかーっ!?』」


ニャ理沙「にゃ…にゃ〜ん…『いや…えーと…まぁ…』」テッテッテッテッ…バッ…


トッ…


ニャ理沙「にゃにゃ…『その…多分セイヤが私達の為に作ってくれた料理だぜ…』」


猫夢・犬咲夜・フニャン・ニャリス・さにゃ苗「「「「「っ」」」」」


ニャ理沙「にゃにゃんにゃ…『私達の好物ばっかりだった…多分冷蔵庫の中にも色々作り置きしてあるんだと思うぜ…』」


猫夢「……にゃ…にゃにゃん『……そう…なら、元に戻ったら食べましょ…あの馬鹿が、私達の為に作ってくれた料理なら…ね…』」


ニャリス「ニー…『やっぱり…セイヤってさ。言葉では余り伝えてくれないけど…こうやって行動で、色々示してくれるよね…』」


猫夢「にゃん…にゃ…『そうね…言葉で伝えてくれた方が嬉しいけど…ま、口にしてくれなくても…こうやって私達の事、大切にしてくれてるって分かるから…あんまり気にならないわね…』」


フニャン「ふにゃん…『ねぇ…そろそろ出よ…?何だか…泣いちゃいそうだから…』」


さにゃ苗「さにゃ〜ん…『そうですね…涙が出るのか分かりませんが…きっと元の姿だったら私達…今頃号泣してますしね…』」


犬咲夜「ワン…『それじゃあ行きましょうか…』」テッテッテッテッ…


テッテッテッテッテッテッテッテッ…


ニャリス「ニー?ニャニャ?『あれ?そういえばレミリアは何処に居るの?』」


猫夢「にゃ?…にゃんにゃ…『え?…本当だわ…』」


さにゃ苗「さにゃん…『別にいいですよ…居てもセイヤさんセイヤさん五月蝿いだけですし…正直居なくて助かります…』」プイ…


フニャン「ふにゃ〜?ふにゃにゃ〜ん♪『早苗も本当はお姉様と仲良くしたいんだよねぇ〜?だけど素直になれないんだよね〜♪』」


さにゃ苗「さ、さにゃーッ!!///『べ、別にレミリアさんと仲良くするつもりなんてありませんからっ!///冗談でも笑えませんっ!///』」


ニャ理沙「ニャ?にゃ〜んにゃにゃん…『ん?お〜い皆、何だかセイヤの部屋が開いてるんだが…』」


ドア「開いとるで?」


犬咲夜「ワンワン…『まさかお嬢様…セイヤの部屋に侵入して色々物色しているんじゃ…』」


さにゃ苗「さにゃんにゃーっ!『許せませんっ!またレミリアさん1人でそんなけしからん事をっ!』」ダッ!!


フニャン「ふにゃーんっ❤︎『私もセイヤの私物物色したーいっ❤︎』」ダッ!!


猫夢「にゃっ!?にゃ、にゃにゃーんっ!『なっ!?ちょ、待ちなさいよーっ!』」ダッ!!


ニャ理沙「ニャ…///ニャン…///『ま、全く…///やれやれだぜ…///』」テッテッテッテッ…


犬咲夜「ワォ〜ン…///『セイヤの部屋からお宝アイテムが出てくるといいですね…』」テッテッテッテッ…


ニャリス「ニー…///『そ、そうだね…///』」テッテッテッテッ…


キィィ…


フニャン「ふにゃにゃ〜ん…?『お姉様〜…?何処に居るの〜…?』」


「うにゃにゃにゃにゃにゃーっ❤︎」


猫夢「にゃんにゃ…『な、何だかこの先に、物凄く見てはいけないものがある様な気が…』」


さにゃ苗「さにゃん…『ベッドの上から聞こえますね…行ってみましょうか…』」テッテッテッテッ…


ピョンっ…ポフ…


さにゃ苗「さ、さにゃにゃっ!?『こ、これはっ!?』」


ピョンっ…ポフ…


猫夢「にゃにゃ?……にゃあ〜…『早苗?どうしたのよ?……って、うわぁ〜…』」


レミリニャ「うにゃーうにゃーっ❤︎うにゃにゃーっ❤︎『セイヤの匂いっ❤︎セイヤの匂いが染み付いた布団っ❤︎枕っ❤︎普段はこんな事できないから、とっても嬉しいわーっ❤︎』」ごろごろごろごろごろっ!


ピョンっ…ポフ…×3


ニャ理沙「ニャっ…にゃにゃん…『うわっ…何だこの状況…』」


ニャリス「ニーニー…『レミリアがセイヤの布団でごろごろしてるね…』」


犬咲夜「ワンワン…『今の私達は普段の嗅覚の約10万倍ですからね…お嬢様には耐えられなかったのでしょう…』」


レミリニャ「うにゃ…///にゃっ…///うにゃー…///うにゃ〜んっ…///うにゃにゃ〜んっ❤︎『あっ…///だ、駄目よセイヤ…///私達はまだ高校生なのよ…?///それなのに…///えっ…?///私の事を愛してる…?///私の全部が欲しい…?///……わ、分かったわ…///私の事…///好きにしていいわよ…///セイヤ///……うーーっ❤︎恥ずかしいわーっ❤︎』」枕にごろごろっ!


猫夢「にゃんにゃ…『完全に自分の世界に入っちゃってるわね…ああはなるまい…』」


レミリニャ「うにゃっ!?にゃ、うにゃん…『えぇっ!?あ、貴女達…いつの間に…』」ピタっ…


フニャン「ふにゃんにゃ…『ついさっきだよ…お姉様…』」


レミリニャ「うにゃにゃ…うにゃん……うにゃーーーっ❤︎『あらそう…まぁ私には関係ないけれど……うーーーっ❤︎セイヤの匂いっ❤︎嗅覚が鋭くなって良かったわ❤︎猫になれて本当に良かったわーーーっ❤︎』」ごろごろごろごろごろごろっ!!


ニャリス「ニー…ニーニー…『レミリア…その…台所に…』」


ピタッ…


レミリニャ「うにゃにゃ…『セイヤが私達の為に作ってくれた料理が沢山あったのでしょう?』」


ニャ理沙「ニャ!?にゃんにゃ!?『なっ!?ど、どうして分かったんだ!?』」


レミリニャ「うにゃ…うにゃ〜んにゃ…『分かるに決まっているじゃない…私はあの人の妻なのだから……その様子だと、貴女達は思ってもみなかったみたいね…恥ずかしいと思わないのかしら?幼馴染さん…』」


猫夢「にゃ、にゃーん、にゃんにゃっ!?『れ、レミリアあんたねぇ、喧嘩売ってんのっ!?』」


レミリニャ「うにゃ〜ん…うにゃにゃ…『貴女がそうしたいのならどうぞ、霊夢……もしも私が、セイヤの幼馴染だったとしたら…私は、もっとセイヤの事を理解してあげられる自信があったわ…貴女や魔理沙と違ってね…』」


猫夢「フシャーーーッ!!『このっ!言いたい放題言ってくれるじゃない幼児体型っ!そんなに言うならやってやるわよっ!』」ダッ!


ゲシッ…ボフンっ!


猫夢「にゃッ!?…にゃにゃんにゃーっ!『ぎゃふんっ!?…ちょっと魔理沙っ!何すんのよっ!』」フシャーーっ!


ニャ理沙「ニャ…にゃんにゃ…『霊夢…レミリアの言い方は癪に触る…だけど、レミリアの言う通りだぜ…』」


猫夢「にゃっ…にゃんにゃっ…『魔理沙っ…あんたっ…』」


ニャ理沙「にゃにゃん…『勘違いするな霊夢…何も全部が全部、レミリアの言う事が正しいなんて思ってないぜ…でも少なくとも…私や霊夢、お前よりかは…今のレミリアの方が、セイヤの事を理解してる…』」


猫夢「に、にゃっ…にゃんにゃっ!…にゃ…『ち、違うわ…彼奴の1番の理解者は私よっ!いつもあの馬鹿の事、考えてるし…それに…』」


レミリニャ「うにゃ…うにゃんにゃ……にゃ…『少し言い方が悪かったわ、霊夢。私は…貴女と魔理沙の事が、ずっと羨ましかったのよ…小さい頃からセイヤの傍に居て…口にしなくても心が通じ合ってる、信頼し合っている……だから…』」


猫夢「にゃん…『レミリア…』」


ニャ理沙「……にゃっ!にゃーにゃーっ!『……よしっ!なら、今から全員参加形式の勝負しようぜっ!』」


犬咲夜「ワン?『勝負ですか?』」


ニャ理沙「にゃーっ!ニャニャーっ!…にゃ?『私が合図してからセイヤが帰って来るまで!気絶しないでセイヤの匂いがたっぷり詰まったこの布団でごろごろ出来るかっ!…な?燃えるだろ?』」


フニャン「ふにゃふにゃ〜んっ❤︎『賛成賛成〜っ❤︎私もセイヤの布団でごろごろして匂い堪能するぅ〜っ❤︎』」


ニャリス「ニー…ニーニー…『ていうかそれ燃えないよ…萌えちゃうよ…この嗅覚でセイヤの布団の匂い嗅いだら、余りの気持ち良さに失神しちゃうよ…』」


犬咲夜「ワンワンっ♪くぅ〜んっ❤︎『やりましょうやりましょう♪私もこの鋭い嗅覚で、セイヤの布団の匂いを嗅いでみたいと思っていたんです♪』」


さにゃ苗「さにゃんにゃ……さにゃ〜…///『あ、思ってたんですね……まぁ私もですけど〜…///』」


ニャ理沙「にゃーっ♪『それじゃあよ〜いっ♪』」


レミリニャ「うにゃん…『ふふふ、この勝負…私が勝つわよ?霊夢…』」キラリーンっ☆


猫夢「にゃんにゃ…『ふんっ…私だってセイヤ大好き人間の1人なのよ?レミリア…この勝負、必ず勝つわ…』」キラリーンっ☆


ニャ理沙「にゃにゃっ!『始めっ!』」


猫夢・ニャ理沙・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃっ❤︎」」」」」」ごろごろごろごろごろごろごろごろっ!!


犬咲夜「くぅ〜ん❤︎くぅ〜んっ❤︎『ああああああああああああっ…///セイヤの匂いで一杯ですぅぅ…///幸せ過ぎて昇天してしまいそうですよぉぉ…///』」ごろごろごろごろごろごろごろごろっ!!



☆★☆1時間後★☆★



ガチャッ…


セイヤ「ただいま〜…」バタンッ…


…し〜ん…


セイヤ「お出迎えは無しか…何だか悲しいな…」カチッ…靴ポイポイっ…


スタスタスタスタ…


セイヤ「猫夢〜?ニャ理沙〜?」ヒョコっ…


スタスタスタスタ…


セイヤ「レミリニャ〜?フニャン〜?」ヒョコっ…


スタスタ…


セイヤ「ニャリス〜?さにゃ苗〜?」ヒョコっ…


指パチンッ☆


セイヤ「犬咲夜、カモンっ!」キリッ…


…し〜ん…


セイヤ「虚しい……ん?俺の部屋のドアが開いてるな。開けっ放しだったのか…」スタスタ


キィィッ…


セイヤ「な、何だこれ…」バタンッ…


ニャ理沙・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「にゃ〜…///にゃ〜…///」」」」ピクっ❤︎ピクンっ❤︎


犬咲夜「くぅ〜ん…///」ピクピクっ❤︎


猫夢・レミリニャ「「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃっ❤︎」」ごろごろごろごろごろごろっ!!


猫夢『やるわねっ…レミリアっ…』キラキラッ☆


レミリニャ『貴女の方こそっ…まさかフランに勝つだなんてっ…やるわねっ…』キラキラッ☆


セイヤ「猫夢とレミリニャが俺の布団でめっちゃごろごろしてる…他の奴も何故か布団で伸びてるし…」スタスタ


猫夢『私はまだまだイケるわよっ!堪能し足りない位だわっ!』ごろごろっ!!


レミリニャ『ふふっ、私は真のセイヤマスターよっ!軽く後3時間はこうしていられるわっ!だって、セイヤの匂いは最高だものっ❤︎』ごろごろっ!!


猫夢「『なら私も3時間そうするまでよ!…きゃあっ!?』にゃあっ!?」フワっ!


レミリニャ「うにゃあっ!?『きゃうっ!?』」フワっ!


セイヤ「猫夢にレミリニャ!お前達何やってんだ!見ろっ!」


猫夢・レミリニャ「「にゃあ?『『な、何よ…』』」」プラ〜ン…


布団と枕毛塗れ〜っ…


セイヤ「俺の布団と枕がお前達の毛でモッサモサじゃねぇかっ!めっちゃモッサモサじゃねぇかっ!!」


猫夢「にゃ!にゃにゃんっ!『ち、違うのよセイヤっ!これは先にレミリアが始めた事でっ!』」プラ〜ン…


レミリニャ「うにゃにゃーっ!『ちょっと霊夢っ!人の所為にしないで頂戴っ!貴女だってノリノリでセイヤの布団と枕にごろごろしていたじゃないっ!』」うにゃーーーッ!!


セイヤ「こら喧嘩するなっ!取り敢えずお前達全員布団から降りろ…」霊夢とレミリアを降ろす…


レミリニャ「うにゃ〜ん…『セイヤに怒られちゃったわ…嫌われちゃったかしら…セイヤに嫌われたら私…生きていけないわ…』」


猫夢「にゃ〜ん…『ていうかこれどうすんのよ…後で元に戻った時どうやってセイヤに言い訳すればいいのよ…』」


セイヤ「別に布団の上で遊ぶのは構わないが…あそこまで勢い良くごろごろしなくてもいいだろ…」Wなでなで…


フニャン「ふ、ふにゃふにゃ〜ん…///『セイヤの匂い嗅ぎ過ぎて頭がクラクラするよぉ〜…///気持ち良過ぎてもうらめぇ〜…///』」ふらふら…


ニャ理沙「にゃにゃん…///『げに恐ろしきかなセイヤスメル…///だぜ…///』」ふらふら…


セイヤ「これ布団と枕ベランダに干して叩くしかないな…めっさモッサモサだよ…」


さにゃ苗「さにゃにゃ〜…///『足に力が入らなくてふらっふらです…///』」ふらふら…


犬咲夜「くぅ〜ん…///『嗅覚10万倍の力は凄いですね…///この嗅覚で、セイヤの匂いを直嗅ぎしたらどうなるのでしょう…///』」ふらふら…


ニャリス「ニ〜…///『猫になれて本当に良かった…///ありがとう永琳先生…///偶には役に立つんだね…///』」ふらふら…


セイヤ「ま、布団と枕は後で干すとして…」ヒョイっ…


フニャン「ふにゃ〜ん❤︎『セイヤぁ〜❤︎チューしてぇ〜❤︎』」ゴロゴロゴロゴロっ♪


セイヤ「風呂入るか…」ニコ


フニャン「ふにゃあっ!?///」ボフンッ☆


猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・さにゃ苗『『『『『『一緒にお風呂キタ━━ヽ( `・ω・)人( ^ω^)人(´∀`)人(・∀・ )人(゚∀゚ )人(^Д^ )ノ━━ッ!!』』』』』』



▷▶︎▷脱衣所▶︎▷▶︎



猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「「///」」」」」」」ドキドキドキドキドキドキっ❤︎


セイヤ『何でこの猫達は人が脱ぐ所を凝視してるんだ…?ていうか居間のTVは此奴らの誰かがつけたのか…?』脱ぎっ…


パサっ…


犬咲夜『後は上を脱いで下着を脱ぐだけ…///つ、遂にこの時がっ…///』ドキドキっ❤︎


レミリニャ「うにゃ〜ん…///『セイヤの服を脱ぐ仕草…///何だかイヤらしいわ…///まさかセイヤが、焦らしプレイを心得ているだなんて…///』」ドキドキっ❤︎


セイヤ「…」脱ぎっ…


ニャリス「ニーニーっ!///『後1枚っ!///後1枚でっ!///』」ドキドキっ❤︎


パサっ…


セイヤ「よし、じゃあ風呂入るか…」ニコ


猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗『『『『『『『『えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!??』』』』』』』』ガーーーーーーーーーーーーンッ!!


カラカラ…


セイヤ「ほら、おいで…」ニコ


さにゃ苗「さ、さにゃ…『そ、そんな馬鹿な事が…』」ガクガク…


ニャ理沙「ニャーニャーっ!『男らしくないぜセイヤっ!まさか其処まで根性無しだとは思ってなかったぜっ!!』」


セイヤ「な、何怒ってるんだよニャ理沙…洗われるの嫌いなのか…?」


猫夢「にゃーにゃーっ!!『違うわよこの鈍感馬鹿セイヤっ!期待させるだけさせてっ!何なのよその下着1枚だけとかっ!!私達の事舐めてんのっ!?』」


フニャン「ふにゃ〜…『期待してただけに絶望感が半端じゃないよぉ〜…』」


セイヤ「『何だか批判受けてるみたいだな…レミリニャとフニャンは目に見えて落ち込んでるし…』ほら猫夢、先ずはお前からだ…」ヒョイっ…


猫夢「にゃ〜…///『ど、どうしよ…///まだ心の準備が…///』」プラ〜ン…


セイヤ「猫夢、優しく洗ってやるからな…『うーん…1匹ずつ洗っていった方が良さそうだな…』」


猫夢「にゃにゃーっ!///『い、いきなり何言い出すのよ馬鹿っ!///ていうか無駄に良い声でそういう台詞口走らないでよっ!!///』」ジタバタっ!


スタスタ…カラカラトンッ…


「にゃにゃーーーーーっ?!!///」


「こら暴れるなって…」


ニャ理沙「に、にゃにゃ…///『な、中では一体どんな事が行われてるんだぜ…///』」ドキドキ…


犬咲夜「ワンワn…ワ、ワンっ…///ワン…///『考えただけでも興奮しm…こ、こほんっ…///恐ろしいですね…///』」



〓〓〓約35分後〓〓〓



猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「「///」」」」」」」ピクピクっ❤︎


セイヤ「ふぅ…疲れた。何とか洗い終わったな…」


ニャリス「ニ〜…///『ま、まさかセイヤが…///こんなにも体を洗うのが上手だなんて…///不覚っ…///』」ピクピクっ❤︎


フニャン「ふにゃ〜ん❤︎『私とお姉様はセイヤが体を洗うの上手だって知ってたけどね❤︎』」ピクピクっ❤︎


レミリニャ「うにゃ〜ん…///『えぇ…///そうね…///でも、あの時の方が何万倍も気持ち良かったわ…///』」ピクピクっ❤︎


フニャン「ふにゃふにゃ〜ん❤︎『セイヤの洗い方ってネチっこいから好き❤︎はぁ〜…///また元の状態で、一緒にお風呂入りたいなぁ〜…///』」ピクピクっ❤︎


さにゃ苗「さにゃっ…『あの時にジャンケンで負けていなければっ…』」ピクピクっ❤︎


犬咲夜「くぅ〜ん…///『セイヤの匂いを嗅いで足がふらふらだったのに…///今度は体を隅々まで洗われた所為でガクガクになってしまいましたね…///』」ピクピクっ❤︎


セイヤ「さて、それじゃあそろそろ昼飯にするかな…お前達にも飯作ってやるから、少しだけ待っててくれ…」なでなで…スクッ…


ニャ理沙「にゃ〜…///『が、合点だぜぇ〜…///』」ピクピクっ❤︎


猫夢「にゃにゃ〜…///『お腹空いてるんだから早くしなさいよねぇ〜…///』」ピクピクっ❤︎


スタスタスタスタスタスタ


猫夢「にゃにゃ…『そういえば結果的に霖之助さん放ったらかしにしちゃったけど…大丈夫かしら…』」ピクピクっ❤︎


ニャリス「ニーニー…『大丈夫でしょ…元はと言えば霖之助さんと永琳先生の所為でこうなった訳だし…まぁ感謝はしてるけどね…』」ピクピクっ❤︎


ニャ理沙「ニャー…『セイヤの部屋に居る状態で元に戻ったらややこしい事になるからなぁ…明日は普通に学校あるから、出来れば今日中に元に戻りたいぜ…』」ピクピクっ❤︎


フニャン「ふにゃふにゃ…///『やっぱり私はアレだなぁ…///セイヤにだいしゅきホールドからのヌルヌル洗いっこが1番気持ち良かったなぁ…///』」ごろごろっ…


犬咲夜「ワワンっ!?『セイヤとその様な破廉恥な洗いっこをっ!?せ、セイヤが羨ましいですっ…あ、いえ…妹様の方がっ…いやでもやっぱりセイヤも…』」クルクルクルっ…


レミリニャ「うにゃにゃ〜ん…///『私はアレよ…///セイヤの上に乗っかって、体を預けた状態での洗いっこが1番気持ち良かったわ…///毎晩アレを思い出しただけで…///セイヤに抱かれた気分になれるわ…///』」ごろごろっ…


さにゃ苗「さにゃにゃーんっ!!『羨ましいですっ!けしからんですっ!羨まけしからんですーーっ!!』」さにゃーーーーッ!!



その頃のニャン之助さんはと言うと…



ニャン之助「ニャニャ〜…『よ、漸く着いたね…永琳亭に…身体中もうボロボロだよ…』」ぼろっ…


テッテッテッテッ…


ニャン之助『道中散々な目に遭ってしまった…不良野良に襲われるし、魚屋さんに追い掛け回されるし、子供には石を投げられるし…はぁ〜…』テッテッテッテッ…


カリカリッ…


ニャン之助『頼むっ…誰か開けてくれっ…』カリカリッ…


ガチャッ…


鈴仙「あれ〜?誰も居ない……ん?何?この汚い猫…」


ニャン之助「ニャニャッ!『汚いのは君の方だよ鈴仙っ!悪いがお邪魔させて貰うよっ!』」ダッ!


鈴仙「あっ!?ちょ、ちょっと勝手に入っちゃ駄目っ!!」バタンッ!ダッ!!


タッタッタッタッタッタッ!!


キィィッ!


ニャン之助「ニャニャンッ!『永琳っ!居るかいっ!?』」タッタッタッタッタッタッ!


永琳「ん?あら…何この汚い猫…」


ニャン之助「ニャニャ…『汚いのは君の心の方だよ永琳…』」


永琳「何だか何処かで会った事のある様な雰囲気ねぇ〜…誰かしら?」う〜ん…


ニャン之助「ニャニャッ!ニャニャンッ!『永琳僕だよっ!森近霖之助だっ!』」ピョンピョーンっ!


鈴仙「あっ!こんな所に居たよっ!汚いんだから走り回らないでよねっ!?私が掃除する羽目になるんだよっ!?」


ニャン之助「ニャッ!!ニャニャッ!『そんな事僕が知るかっ!!永琳気付いてくれっ!』」


永琳「……もしかして霖之助?」


ニャン之助「ニャニャッ!『正解だっ!流石永琳だよっ!』」ビシィッ☆


鈴仙「え…?この汚い猫が霖之助さん…?いやまぁ確かに心の中ドロッドロしてそうだけどさぁ…」


ニャン之助「ニャニャッ!!『君は黙っていてくれウサ耳っ!いつもその狙った格好で、セイヤ君に媚びを売って誘惑しているんだろうっ!?』」ペッ!


鈴仙「何だかこの猫超ムカつく…霖之助さんだろうがもう関係ないね…ツバ吐いたもんね…よし、猫の缶詰にしてやる…」ガシッ!


ニャン之助「ニャニャーっ!?『えぇっ!?猫の缶詰っ!?セイヤ君助けてくれーっ!!』」ジタバタっ!


永琳「ちょっと落ち着きなさいウドンゲ、丁度良い物をにとりから買い取った所だったのよ。今からちょっと使ってみましょう」ゴソゴソッ…


鈴仙「にとりからですか?師匠もにとりも変わり者ですよねぇ…」


ニャン之助「ニャニャーッ!!『いつまで僕の首根っこを掴んでいるつもりだい鈴仙っ!早く離してくれっ!』」ジタバタっ!


永琳「ポチッとな…」ポチッ…


画面『いつまで僕の首根っこを掴んでいるつもりだい鈴仙っ!早く離してくれっ!』


鈴仙「うわっ…これ何ですか師匠…もしかしてこの猫が考えている事が…」


永琳「えぇそうよ。これはにとりが発明した品で、名前は【動物言語認識機・ペットの気持ちが伝わ〜る】よ」


鈴仙「まぁ〜た微妙なネーミングセンスですね…師匠もにとりももう少し頭捻って名前付けましょうよ…」


永琳「ウドンゲ…新薬の実験台になりたいのかしら…?」ニコォォ…


鈴仙「師匠のネーミングセンス最高ですねっ!ほら、霖之助さんも何とか言って下さいよっ!」


画面『そんな事より僕の話を聞いてくれ…それと鈴仙、早く僕を離してくれ…』


鈴仙「あ、ごめんなさい…」パッ…


トッ…


ニャン之助「ニャア…『全く…これだから女は…』」顔グシグシっ…



〜香霖堂の店主事情説明中につき〜



ニャン之助「ニャ『と、いう訳だよ』」


永琳「そういう事ね。どうやら私が渡した薬の中に、動物に姿が変わってしまう薬が紛れ込んでいたみたいね…」


鈴仙「そんな薬をそもそも作らないで下さいよ、師匠…」


ニャン之助「ニャア…『全く持ってその通りだね…』」コクコク…


永琳「それで、元に戻す為の薬だけど…」


ニャン之助「ニャ…『うんうん…』」


永琳「ぶっちゃけ時間で元に戻るから、元に戻る薬は作ってないわ。飲んでから大体8時間〜9時間で効果が切れて元に戻るわ」


ニャン之助「ニャ、ニャンダッテェェェッ!!?」


鈴仙「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァッ!!??」バキィッ!!


ニャン之助「ニャアッ!!?」べちゃっ!!


ズルズルズルズル…ドサっ…


ニャン之助「」キュ〜…


永琳「あら…」


鈴仙「あ、気持ち悪かったからつい…」



〜所変わってセイヤの家のリビング〜



キラキラッ☆キラキラッ☆



猫夢・ニャ理沙・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「…」」」」」」涎ダラダラ…


犬咲夜「わん…『な、何という豪華な食事…こ、これがペット用…?』」


セイヤ「今日はお前達に出会えた記念日だからな、美味しく作れる様に努力したつもりだ。沢山食べてくれ」ニコ


ニャリス「ニー…『す、凄く美味しそう…こ、これ親子丼だよね…?』」涎ダラダラ…


さにゃ苗「さにゃん…『ペット用のご飯まで豪華な食事にしてしまうなんて…もうセイヤさんに作れないものはないんじゃ…』」


セイヤ「それじゃあいただきます。彼奴らの代わりに、お前達が居てくれるから、何だか寂しくないな」ははっ…


猫夢「にゃん…『セイヤ…本当は一緒に食べる筈だったけど…今、こうやってあんたと一緒に食事してるわよ…』」


ニャ理沙「ニャンニャ…『それじゃあ私達も…』」


猫夢・ニャ理沙・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗『『『『『『いただきます…』』』』』』はむっ…


犬咲夜「ワンっ…『セイヤ、有り難く頂きます…』」ハグっ…


猫夢『お、美味しいっ…美味しいわっ…』はむはむっ…


ニャ理沙『うぅ…こんな姿になっても、セイヤの作るご飯が食べられるなんて…夢の様だぜ…』はむはむっ…


レミリニャ『セイヤの愛を感じるわ…///元の姿に戻ったら、セイヤへの愛情が爆発してしまいそう…///』はむはむっ…


ニャリス『普通の親子丼に比べてかなり薄味に仕上げてる…でも美味しい…猫の状態ならこれ位が丁度良いかも…』はむはむっ…


フニャン『セイヤぁ❤︎元の姿に戻ったら、絶対キスして慰めてあげるからねっ❤︎寂しくさせちゃったお詫びに、フランが沢山ネチっこいキスしてあげるからねっ❤︎』はむはむっ…


さにゃ苗『美味しいですねぇ〜…///早く元の姿に戻って、セイヤさんと一緒に色々な事がしたいです…///』はむはむっ…


犬咲夜『ふむ…この姿になってから、無性にビーフジャーキーが食べたいです…しかし、セイヤの手作り料理に勝るものはありませんね…』はむはむっ…


セイヤ『犬猫は美味しそうに飯食うな。食欲増進効果がある…』パクパク…



暫くして…



セイヤ「ほれほれ猫じゃらしだぞ〜♪」ふりふりっ!


ニャ理沙「にゃにゃ〜っ♪『超楽しいぜぇ〜♪猫じゃらし最高だぜ〜♪』」テシテシっ!


猫夢『な、何よ…この抑えられない衝動は…偶にある、セイヤ襲いたい病に症状が似てるわ…』ふるふるっ…


レミリニャ「うにゃ〜…」zzz


フニャン「ふにゃ〜…」zzz


ニャリス『レミリアもフランちゃんも、セイヤのお膝の上で寝転がってた所為か完全に寝ちゃったね…でもセイヤのお膝の上は安心する…///』ゴロゴロ♪


さにゃ苗「さにゃっ!さにゃーっ!」ピョンっ!ピョーンっ!


セイヤ「おぉ、いいぞさにゃ苗!その調子だ!」ほれほれっ!


猫夢「にゃにゃーーっ!!『もう限界っ!私もその猫じゃらしで遊ぶっ!』」ダッ!


テシっ!テシテシっ!!


セイヤ「おっ!?猫夢凄いジャンプ力だな…これはいつか、あの配管工をも超える逸材だ…」ほれほれ〜…


猫夢「にゃにゃーんっ!!『博麗の猫舐めるんじゃないわよっ!!』」テシテシっ!!


ニャ理沙「にゃ〜…『霊夢…猫じゃなくて巫女だろ…?』」猫化が進んでるぜ…


犬咲夜「くぅ〜ん…『セイヤ、私にも構って下さい…』」スリスリッ…


セイヤ「犬咲夜も甘えたいさかりなのか〜?ほれほれ〜♪」なでなでっ…


犬咲夜「ワンワンっ❤︎『私はいつでも、貴方に甘えたいと思っていますよっ❤︎』」尻尾フリフリっ!


猫夢「にゃっ!にゃにゃっ!『待ちなさい猫じゃらしっ!』」テシテシっ!


ニャ理沙「ニャーっ!『もう逃がさないぜっ!』」テシテシっ!


さにゃ苗「さにゃーっ!さにゃーっ!『私だってやる時はやりますっ!食らえ猫じゃらしっ!さにゃ苗肉球式猫パンチっ!』」テシっ!テシテシっ!!


セイヤ「お、そうだ。写真を撮らなくちゃな…里親募集のポスターも作らなきゃならないし…」スマホっと…


犬咲夜『まぁ私達は里親が見付かる前に元に戻りますけどね…』


セイヤ「ほら、猫夢にニャ理沙にさにゃ苗…写真を撮るからこっち向けー…」スッ…


猫夢「にゃ…『何だか恥ずかしいわね…』」


ニャ理沙「ニャン…『まぁ仕方ないぜ…此処で嫌がっても必ず写真を撮るだろうし…』」


さにゃ苗「さにゃん♪『可愛く撮って下さいねぇ〜♪』」


パシャッ☆


セイヤ「よし、次はレミリニャとニャリスとフニャンだな…おぉ〜可愛い…その可愛い寝顔、隠し撮りしちゃうぞ〜…」パシャッ☆


レミリニャ・ニャリス・フニャン「「「…」」」zzz


セイヤ「犬咲夜は1枚丸々使ってやるからな〜…ほら、キリッとしてくれ」スッ…


犬咲夜「ワンっ!『畏まりましたっ!』」キリッ☆


パシャッ☆


セイヤ「さてっと…パソコンで写真編集して、印刷して…明日辺りに商店街の人達に許可貰って張り出すとしますか…」ヒョイっ…


レミリニャ「うにゃ…」パチリッ…


セイヤ「あ、ヤバっ…起こしちゃったな…」


フニャン「ふにゃ〜ん…『やだぁ〜…まだせーやのお膝の上に居たいよぉ〜…』」グッ!!


セイヤ「痛たたたたっ!?爪立てるなフニャンっ!」スタスタっ…


ニャリス「ニー…『まだ堪能し足りないからもう少しこのままで居させて…』」グッ!!


セイヤ「痛い痛い痛いっ!!何で爪立てるんだよっ!もっともふもふした所で寝させてやるからっ!」スタスタっ…


レミリニャ「うにゃー…『貴方の膝の上の方が何万倍も寝やすいわ…』」グッ!!


セイヤ「ぱ、パソコンの所までもう少しッ…」スタスタっ…


ガタガタッ…スッ…


セイヤ「ふぅ…あー痛かった…」ポチッ…


ヒュィーーン…カリカリカリカリ…


セイヤ「プラグインっ!iPhone6っ!トランスミッションっ!」ズボッ!


ニャリス『ネタが古いよっ!!』


ピョンっ…ストっ…×3


レミリニャ「うにゃにゃん…『あら、どうしたのよ3人共…まさかセイヤの膝の上を狙っているのかしら?言っておくけれど、セイヤの膝の上は渡さないわよ?』」スリスリッ❤︎


猫夢「にゃにゃ…にゃにゃんっ!!『違うわよ馬鹿…私達3人は今から……セイヤのフォトフォルダの中身を見るのよっ!!』」バーーーーーーンッ☆


ニャリス「ニー…『せ、セイヤのフォトフォルダの…』」ゴクリっ…


フニャン「ふにゃ…『中身…』」ゴクリっ…


犬咲夜「ワン?『一体何の話をしているんですか?』」


レミリニャ「うにゃ…『セイヤのフォトフォルダの中身…た、確かに気になるわ…』」ゴクリっ…


ニャ理沙「ニャニャン…『ふふふふ、当然だぜ。彼奴は今まで、フォトフォルダの中身を見せて欲しいと言っても、頑なに拒否し続けた男だからな…つ・ま・り…』」ニヤリっ…


さにゃ苗「さにゃん…『セイヤさんは私達に見せられない写真を、フォトフォルダに隠しているって事ですよ…』」サニャリっ…


犬咲夜「ワンワンっ!『皆さんで一体どんな話をしているんですかっ!私も会話に参加させて下さいっ!』」


セイヤ『何だか会話してる様に聞こえるんだが…猫の井戸端会議か何かか…?あ、プラスワン子だな…』カチカチッ…スッ…カチッ…


フニャン「ふにゃ〜ん❤︎『前に私が送った、私の自撮りヌード写真をオカズに…///セイヤは毎日毎晩///……ふにゃーっ❤︎恥ずかちぃよぉーっ❤︎そんな事するならフランを抱いてぇーっ❤︎』」


犬咲夜「ワォンっ!?『妹様のヌード写真っ!?そんなお宝写真をセイヤが所持していると言うんですかっ!?』」


レミリニャ「うにゃ〜ん❤︎『そ、それなら私だって…///お母様に頼んで撮って貰った…///私のセクシーショットをセイヤに何枚か送っているわ…///せ、セイヤは毎晩…///それをオカズに///……うーーーっ❤︎言ってくれれば、私が貴方の相手をしてあげるわセイヤーーーっ❤︎』」


猫夢「にゃにゃーーーんっ!!『あんた達は何つー写真をセイヤに送ってんのよっ!スマホはそんなモノを撮る為にある訳じゃないのよっ!?』」


犬咲夜「ワワンっ!?『おぜう様のセクシーショットっ!?どうか私にもっ!お嬢様っ!この十六夜咲夜にもどうか、おぜう様のセクシーショットをっ!!』」


ニャリス「ニーニーっ!『咲夜もそんな写真欲しがらないっ!!』」


セイヤ「お〜い…頼むからもう少しだけ静かにしててくれないか〜…?」カチッ…スッスッ…カチカチッ…


さにゃ苗「さにゃっ!?『み、皆さん見て下さいっ!セイヤさんのフォトフォルダの中身が公開されましたよっ!?』」


ニャ理沙「にゃにゃっ!?『本当かっ!?…ふっふっふっ…普段は淡白ぶってるセイヤも、流石にフォトフォルダの中身だけは淡白じゃない筈だぜ…』」


猫夢「にゃっ!!『さぁセイヤっ!あんたの化けの皮を剥いでやるわっ!』」


パッ…


セイヤ「お、改めてフォトフォルダの中見ると…何だかグッと来るものがあるな…」カチッ…


ニャ理沙「ニャ…『こ、この写真…私達3人が部室で撮った時の写真だぜ…』」


猫夢「にゃん…『私…この写真消えちゃったのよね…機種変更した時に操作間違った所為で…』」


ニャ理沙「ニャン…『私も…写真整理してる時に間違って消しちゃって…セイヤの奴、消したから無いとか言ってた癖に…』」


セイヤ「ははっ!懐かしいなこの写真、本格的に部活を始めた時の写真だな…まぁ、最初は先生達から頼まれる雑用ばっかりだったけどな…」カチッ…


レミリニャ「うにゃ…『他にも…さとりや妖夢達と撮った写真…それに、私とフラン…お父様とお母様と一緒に撮った写真もあるわ…』」


ニャリス「ニーw…『幼稚園に演劇しに行った時の写真もある…ぷふっwセイヤが園児達に顔引っ張られてるw』」


さにゃ苗「さにゃん…『あ、この写真は…中学生の時に、セイヤさんと私、それに諏訪子様と神奈子様の4人で撮った写真…あの時はガラケーだったのに…まだ持っていてくれたんですね…』」


セイヤ「おーおーおーおー…どれもこれも懐かしい写真ばっかだなー…あ、ブラドさんにボッコにされた時の写真まであるよ…恥ずかしっ…」カチカチッ…


猫夢「にゃにゃん…『セイヤ…あんた、本当に馬鹿ね…どうしてこんなに沢山、写真持ってるのよ…私のフォトフォルダの、軽く3倍以上あるわよ…』」


セイヤ「さてと…そろそろ本気出して作業に取り掛かるとしますか…え〜と先ずは、さっき撮った写真を…」カチカチッ…


カチッ…スッ…カチカチッ…スッスッ…


セイヤ「…………や〜めた…」椅子ギィィッ…


犬咲夜「ワオン?『え?やめたってどういう意味ですか?セイヤ』」フリフリっ…


セイヤ「なぁ、お前達…これからずっと、俺の家で暮らさないか…?」ニャ理沙ヒョイっ…


ニャ理沙「ニャニャンっ!?///」ボフンッ☆


猫夢・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗『『『『『『ま、まさかのプロポーズキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━ッ!!!!』』』』』』


セイヤ「何だか…お前達を他の奴等に任せるの…何でか知らんが…嫌なんだ…」ギュゥっ…


ニャ理沙『わーーーーっ!!?///いきなり抱き締めないで欲しいぜっ!!///頭の中パンクしそうだぜーーーーっ!!!!///』


フニャン「ふにゃふにゃんっ❤︎『私は最初からセイヤだけの愛玩動物だよっ❤︎セイヤ専用の愛玩動物、フランちゃんとは私の事だよっ❤︎』」スリスリッ❤︎


さにゃ苗「さにゃ〜❤︎『私もセイヤさんのペットになれるなら何でもしますっ❤︎』」スリスリッ❤︎


ニャリス「ニ〜❤︎ニ〜ニ〜❤︎『うんうんっ❤︎セイヤのペット、良い響きだね❤︎』」スリスリッ❤︎


レミリニャ「うにゃ〜んっ❤︎『セイヤ、もう取り繕う事は許さないわよっ❤︎』」スリスリッ❤︎


猫夢「にゃ…///『ま、まぁあんたがそこまで言うなら…?///別にいいわよ…///その…///あ、あんたのペットになったって…///』」スリッ❤︎


セイヤ「おぉ〜❤︎擦り擦りしてきて可愛い奴等だなぁ〜❤︎」なでなでなでなでっ…


ニャ理沙「ニャ〜…///『普段の私にも、これ位積極的に撫で撫でして欲しいもんだぜっ…///』」



〜約1時間後(セイヤの部屋)〜



セイヤ「ふぁ〜あ…眠い…少し昼寝でもするかな…」グシグシ…


セイヤ『で?』


猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「「///」」」」」」」ドキドキドキドキっ❤︎


セイヤ『何で此奴らは俺の布団の上でスタンバッてるんだ…?』


犬咲夜『ふぅ…やっとですか。待ち草臥れてしまいましたよ…』


ニャリス『やっぱりコレは外せないからね…今の私達は犬猫、何をしても許される…いや、それ以前に私達だと分からないっ!』


ニャ理沙『元に戻る薬を飲むまで、私達はこの姿のままだからなっ!もう怖いもの無しだぜっ!』


レミリニャ『フラン、いいわね?セイヤが寝てしまう前に、セイヤをペロペロするわよ?』チラ…


フニャン『うん!分かってるよお姉様!私達が猫になったのは、セイヤをペロペロする為だもんねっ!このままペロペロせずして元の姿に戻るなんて、私ヤダっ!』コクン…


さにゃ苗『どうか私の理性が崩壊しません様にっ…///』


セイヤ「『ま、いいか…』目覚まし何時にセットするかな……17時位でいいか…」スッスッ…


コトッ…


セイヤ「それじゃあおやすみ〜…」モゾモゾっ…


フニャン「ふにゃ〜ん❤︎『セイヤぁ〜❤︎フランもセイヤと一緒に寝るぅ〜❤︎』」モゾモゾっ❤︎


セイヤ「うおっ!?お、おいフニャン…近付くのは構わないが…寝返り打った俺に潰されるぞ…?」


さにゃ苗「さにゃっ!『セイヤさんに潰されるのなら本望ですっ!』」モゾモゾっ❤︎


ニャリス「ニーニーっ❤︎『ほら両腕広げてっ❤︎腕枕の体勢になってよ❤︎』」モゾモゾっ❤︎


セイヤ「な、何でわざわざ両側から攻めてくるんだよ…片方に纏まってくれ…」


猫夢「にゃっ!『よしっ!これで後は二手に分かれて寝るだけねっ!』」モゾモゾっ❤︎


ニャ理沙「ニャっ!『この時をどれ程待ち望んだか…猫だから嫌がられる心配も無いし、ほんとに天国だぜ…』」ホロリ…


犬咲夜『至福ですワンっ!これぞまさに至福の時ですワンっ!』モゾモゾっ❤︎


セイヤ「お前達は甘えん坊なんだな…ま、当然か…まだ子猫と子犬だもんな……ていうか品種が分からんな…後で調べてみるか…」


ニャリス『残念ながら全く新しい品種なんだよね……ていうかセイヤの匂い凄くする…///』クンクンっ❤︎


犬咲夜「///」コロリっ…


ニャリス『嗚呼…咲夜が既にダウンしてる…本当に免疫ないんだね…』クンクンっ❤︎


フニャン「ふにゃふにゃふにゃふにゃっ❤︎『せーやの匂いしゅごいよぉっ❤︎』」クンカクンカっ❤︎


レミリニャ「うにゃうにゃうにゃうにゃっ❤︎『う〜っ❤︎ずっとこのまま嗅いでいたいわっ❤︎』」クンカクンカっ❤︎


ニャリス『レミリアとフランちゃんはもう夢中になって嗅いでるし…』クンクンっ❤︎


セイヤ「あ、そうだ…お前達に1つ、謝らなきゃならない事があるんだ。猫に謝るってのも変な話だがな…」


さにゃ苗「さにゃ?『私達に謝らなきゃならない事?…あ、自分の鈍感さ加減に漸く気づいたんですねっ!』」


ニャリス「ニー…『いや早苗…セイヤは私達に気付いてないんだから…謝りようがないでしょ…』」


さにゃ苗「さ、さにゃー…『そ、そうでしたねー…』」


セイヤ「謝りたいのは、お前達の名前の事だ。お前達の名前の由来は、俺の大切な人達の名前から…勝手に拝借したものなんだ。雰囲気が似てるっていうのもあるが…本当は…いつも傍に彼奴らが居てくれればなっていう…願いを込めて、お前達にそんな名前を付けたんだ…」


ニャ理沙「ニャ…///にゃん…///『お、おおう…///まさかセイヤからそんな台詞を言われるなんて…///しかも超真剣な表情をしながら…///』」


セイヤ「身勝手だっていうのは、重々承知してつもりだ…彼奴らも、猫に自分達の名前を付けてるなんて知ったら、きっと俺の事を、気持ち悪い奴だと思うだろうな…」


猫夢「にゃにゃ…///『そ、そんな事ないわよ…///私が猫になっても、特徴で私っぽい名前を付けてくれたの…///嬉しかったし…///』」


セイヤ「人間を猫に例えて、願いを叶えようとするなんて…哀れな人間だよな…俺って…」なでっ…


猫夢「にゃ…///『別にいいじゃない…///あんたの願いがそれだって言うなら、私達には好都合よ…///だって…///私達の願いも…///あんたと同じなんだから…///』」スッ…


チュッ❤︎


セイヤ「ん…」


フニャン「ふにゃーーっ!!『あーーーっ!霊夢ズルいっ!先にセイヤとチューしたぁーーっ!!』」


猫夢「にゃん…///『い、今の私は猫…///今の私は猫っ…///だから飼い主を舐めるのは普通の事よ…///恥を捨てなさい博麗霊夢っ…///これは千載一遇のチャンスなのよっ…///』」ペロペロっ❤︎


さにゃ苗「さにゃっ❤︎『そういう事なら私もっ❤︎』」チュッ❤︎


ニャ理沙「ニャーーーーっ!///『わ、私だって負けてられないぜーーーーっ!///』」チュッ❤︎


セイヤ「お、おいっ…ははっ!やめろよお前らっ!顔がベタつくだろっ!『猫の舌ってやっぱりザラついてて少し痛いな…』」


猫夢『わ、私…///今…///セイヤの口を舐めてるわ…///真面にキスした事もないのに…///』ペロペロっ❤︎


ニャ理沙『お、おい霊夢っ…///そろそろ場所交代して欲しいぜっ…///』ペロペロっ❤︎


さにゃ苗『さにゃあ〜…///頭がふわふわしますぅ〜…///でもやめられない止まらないですぅ〜…///』ペロペロっ❤︎


レミリニャ「うにゃあっ!『私もセイヤをペロペロしたいわっ!』」ガリッ!


セイヤ「痛っ!!?」ゴロンっ!


フニャン「ふにゃ〜んっ❤︎『わぁ〜いっ❤︎目の前にセイヤが居るぅ❤︎…よーしっ❤︎沢山ペロペロしちゃうよぉ〜っ❤︎』」チュッ❤︎


ニャリス「ニ…///ニーーっ!///『え、えぇいっ!///女は度胸っ!///男は愛嬌っ!///』」チュッ❤︎


レミリニャ「うにゃ〜んっ❤︎『ふふっ❤︎セイヤっ❤︎貴方の口の中、隅々まで堪能させて貰うわよっ❤︎』」チュッ❤︎


ペロペロペロペロペロペロっ❤︎


セイヤ「ん、んっ!んむぁ!?むむぅっ!『な、何で口の中に舌入れて舐めてくるんだっ!?ヤバいっ!名前の付け方ミスってなかった!特にこの2匹っ!!』」


レミリニャ『う〜っ❤︎セイヤの味がするわっ❤︎でも、やっぱり元の姿のままキスがしたいわっ❤︎』レロレロレロレロっ❤︎


フニャン『ふにゃあっ❤︎お姉様と一緒にセイヤの口の中堪能してるっ❤︎セイヤの味最高だよぉ❤︎癖になっちゃぅっ❤︎』レロレロレロレロっ❤︎


ニャリス『こ、この2人に負ける訳にはっ…』ペロペロペロペロっ❤︎


犬咲夜「くぅ〜ん…///」zzz



◎◉◎10分後◉◎◉



セイヤ「む、無駄に疲れたっ…そしてやっと寝たかっ…」ゼェハァっ…


猫夢・ニャ理沙・犬咲夜・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「「///」」」」」」」zzz


セイヤ「どっと疲れたぁ…顔がベタついてるが…顔洗いに行きたくても此奴らが居て動けないし…起きてから風呂入ればいいか…」ゴロン…


モゾっ…


セイヤ『起きたら…彼奴らにLINEしてみるかな…迷惑だと思われなきゃいいが…まぁ…』



「細かい事は、起きてから考えるとするか…」



〓〓〓17時頃〓〓〓



スマホ「君の声を聞かせて♪雲をよけ世界照らすような♪」


「くぅ〜ん…」ペロペロ…


セイヤ「う、んん〜…」


スマホ「君の声を聞かせて♪遠い所も、雨の中も、全ては思い通り♪」


「くぅ〜んくぅ〜ん…」ペロペロ…


セイヤ「んんっ…んあぁ…?」パチリ…


「ワンっ♪ワンワンっ♪くぅ〜んっ❤︎」顔にスリスリっ❤︎


セイヤ「犬咲夜か…おはよう…」なでなで…


犬咲夜「ワンっ❤︎『やっと起きましたねっ❤︎おはようございますっ❤︎セイヤっ❤︎』」スリスリっ❤︎


セイヤ「よしよし…っと、スマホの目覚まし機能消さなきゃな…」スッスッ…


スマホ「もっと歌わせろYO☆」


セイヤ「あーーあっ…よく寝たぁ…やっぱ昼寝の時間は2時間が丁度良いな…」グシグシ…


猫夢「にゃ…んにゃ〜っ!『んんっ……ん〜〜〜〜っ!よく寝たっ…』」ググググっ…


ニャ理沙「にゃん…『猫の体で寝るなんて、今思えば超貴重な体験だぜ…』」顔グシグシっ…


セイヤ「さて…取り敢えず彼奴らにLINEしてみるか…燐にも撮った写真送らなきゃな…」スッスッ…


ニャリス『無視したくないけど、多分無視する形になるから先に謝っとくね?…ごめんっ!!』ガバッ!


セイヤ「おおっと…どうしたんだ?ニャリス…」なでなでっ…


ニャリス「ニ〜ニ〜❤︎『LINEの返信ができない代わりに、頭撫でさせてあげるから許してね❤︎』」スリスリッ❤︎


犬咲夜「ワンっ♪『そういう事ならば私も♪』」スリスリッ❤︎


セイヤ「やっぱり寂しがり屋な奴は、ペット飼ってた方がいいみたいだな…」なでなでっ…


ニャ理沙「にゃ〜にゃ〜❤︎『この寂しがり屋め〜❤︎このこの〜❤︎』」スリスリッ❤︎


猫夢「にゃー❤︎『もう吹っ切れたわっ!今の私は博麗の猫よっ!だから甘えようが何しようがもう関係ないのよっ!元に戻るまで死ぬ程甘えてやるわっ❤︎』」スリスリッ❤︎


セイヤ「よしよし♪ほんとお前達は可愛いなぁ♪……彼奴らにも送ってやるか…」スッスッ…


さにゃ苗『送られても困りますよ…自分が猫の姿になってる写真なんて…』スリスリッ❤︎


レミリニャ「うにゃ〜❤︎『普段のセイヤも、これくらい私の事を甘えさせてくれたら最高だわ❤︎』」スリスリッ❤︎


フニャン「ふにゃ〜んっ❤︎『セイヤぁ〜❤︎これからもフランの事一杯可愛がってねぇ〜❤︎絶対だからねぇ〜❤︎約束だよぉ〜❤︎』」スリスリッ❤︎



♢♦︎♢30分後♦︎♢♦︎



セイヤ「ほらほら〜♪お前達の大好きな猫じゃらしだぞ〜♪」サッサッ!


猫夢「にゃっ!にゃにゃっ!『この誘惑には抗えないわっ!猫じゃらし最高っ!』」テシっ!テシテシっ!


ニャリス「ニーニーっ!『これはもうどうしようもない事だねっ!猫の性だからねっ!しょうがないねっ!』」テシテシっ!


犬咲夜「♪」ガジガジッ…


レミリニャ「うにゃん…『ねぇ咲夜、その骨の玩具…それ、齧っていて本当に楽しいの?』」


犬咲夜「ワンっ♪『はいっ♪何故かこれを齧っていると落ち着きますっ♪』」ガジガジッ…


フニャン「ふにゃ…『へぇ〜…私はセイヤの指を噛み噛みしてた方が落ち着くし安心するなぁ〜…』」


犬咲夜「ワン…『それはそうですよ…私もできる事ならばセイヤの指を噛み噛みしたいですが…今の私は忠犬ですので、主人の手を噛む訳にはいきませんワン…』」ガジガジッ…


さにゃ苗「さにゃー…『飼い犬に手を噛まれるという諺もありますしね…』」


ピロリロリンっ♪


「お風呂が沸きました…」


セイヤ「お、やっと沸いたか…それじゃあ俺は風呂入ってくるから、大人しくしてろよ?」なでなで…


猫夢・ニャ理沙・レミリニャ・ニャリス・フニャン・さにゃ苗「「「「「「にゃ〜♪」」」」」」


犬咲夜「ワンっ♪」


セイヤ「『何だか…マジで言葉理解してるみたいだな…此奴らは本当に犬猫なのだろうか…』はぁ〜っ!さ〜ってとっ!汗流してサッパリするとしますか…」スクッ…スタスタスタスタ…


スタスタスタスタスタスタスタスタ…ガチャッ…バタンッ…


ニャ理沙「にゃっ…『それじゃあこれから…極秘任務を遂行しに行くとするかだぜ…』」


さにゃ苗「さにゃ…『皆さん、遂に来ましたよ…この時が…』」サニャリ…


犬咲夜「ワフフフフっ…『ふふふふふっ…今度こそセイヤの裸をこの目に焼き付けます…』」


レミリニャ「うにゃ…『今の私達が浴室に入っても、またお風呂に入りたい風呂好きの犬猫としか、セイヤは捉えない筈だわ…』」


ニャリス「ニー…『立場は完全に真逆かも知れないけど…まぁそんな細かい事を一々気にする余裕なんて、私達には無いしね…』」


フニャン「ふにゃあ❤︎『セイヤの体はずっと見てても飽きないもんねっ❤︎』」


猫夢「にゃッ!!『今のセイヤは完全に無防備状態、突撃して甘えれば対処出来無い筈だわッ!それじゃあ行くわよッ!』」ダッ!


タッタッタッタッタッタッタッタッタッ!ピタッ…


レミリニャ「うにゃー…『先ずは第1の試練ね。この閉ざされし脱衣所の扉…この試練をどう切り抜ければいいのかしら…』」う〜…


ニャ理沙「にゃん…にゃっ!『何だか無駄に壮大だが…これはこれで何だかテンション上がってくるぜっ!』」メラメラっ!


さにゃ苗「さにゃにゃんっ!『私、何だかワクワクしてきましたっ!』」メラメラっ


レミリニャ「うにゃにゃ…『誰か1人がドアノブに掴まって、それ以外の誰かがその1人を引っ張る…これが1番無難な作戦じゃないかしら…』」


犬咲夜「ワンっ!『流石お嬢様ですっ!では、早速実行に移しましょうっ!』」


ニャリス「ニーーっ!『それじゃあ私がドアノブを掴むよ!…とうっ!』」ヒュバッ!


ガシッ!ガチャッ!!


ニャリス「ニーニーっ!『よ、よしっ!それじゃあ引っ張ってっ!』」ぷるぷるっ!


ニャ理沙「にゃっ!『行くぜーっ!アリスっ!』」ガシッ!


猫夢「にゃーにゃっ!『せーーのっ!』」ガシッ!


グッ!!


ギィィッ…


フニャン「ふにゃーっ!『やったーっ!開いた開いたーっ♪夢を実現させる為の扉が開いたーっ♪』」テッテッテッテッ!


ニャ理沙「にゃ…『何か本当に壮大な感じがするぜ…いや…盛り上がるけども…』」テッテッテッテッ…


「This is my own judgment♪Got nothing to say♪もしも他に何か思いつきゃ速攻言うさ♪」シャァァァァーーーーッ…


猫夢「にゃにゃ…『何でこの馬鹿はシャワー浴びながら完全感覚歌ってんのよ…』」


レミリニャ「うにゃ〜❤︎『やっぱりセイヤの声はいいわね❤︎貴方のその低くて脳を蕩けさせる声で、私に愛を囁いて頂戴❤︎』」ごろごろっ!


さにゃ苗「さにゃ…『脱衣所でごろごろしないで下さいよ…』」


ニャ理沙「にゃ…『次の試練は、どうやってセイヤに気付いて貰うかだが…』」


犬咲夜「『まぁこれは簡単ですよね…』ワンワンっ!ワンワンワンワンっ!!」


ガラガラッ…


セイヤ「何だ何だ?…うわっ、何でお前達が脱衣所に居るんだよ…ていうかレミリニャどうした?」ポタポタっ…


フニャン「ふにゃーーーっ❤︎ふにゃふにゃふにゃーーーーんっ❤︎『ふにゃぁぁぁぁっ❤︎写真撮りたいっ❤︎写真撮りたいよぉぉぉっ❤︎』」


セイヤ「ど、どうしたんだよフニャン…いきなり叫んだりして…」ポタポタっ…


ニャリス「ニー…///『こ、コテージでは衝撃の方が大きくてよく見れなかったけど…///セイヤって本当に良い体してるね…///』」


犬咲夜「くぅ〜ん…///『細い体に引き締まった筋肉、割れた腹筋…///た、堪りませんっ…///』」


セイヤ「何だ?もしかしてまた、一緒に風呂入りたいのか?」髪をかき上げる…


ニャ理沙「にゃにゃにゃっ!!///『や、やめろセイヤっ!///イケメンでも癖にそんな仕草するなだぜぇっ!///…イケメンじゃない癖にぃっ!!///』」※大事な事なので2回言ったみたいです♨︎


フニャン「ふにゃ〜んっ❤︎『神様お願いっ!今直ぐ私を元の姿に戻してっ!もう駄目っ❤︎我慢できないよぉっ❤︎今直ぐセイヤと濃厚な子作りエッチしたいよぉっ❤︎』」ごろごろっ!


セイヤ「どうした?もしかして腹減ったのか?」ポタポタっ…


猫夢「に、にゃ…///『こ、この水が滴ってる状態のセイヤ…わ、悪くないわね…』」


ごろごろピタッ…


レミリニャ「うにゃ…『正直に写真を撮りたいのだと言いなさい、霊夢。言えば楽になれるわよ?』」


猫夢「にゃ、にゃにゃん…///『べ、別に欲しくないわよっ…///そんな写真っ…///』」


さにゃ苗『結局正直になり切れないんですねぇ…ま、霊夢さんらしいですけど〜…』じーーーーーーっ…


セイヤ「?…どうしたんだ?さにゃ苗」ニコ


さにゃ苗「///」プシュ〜っ☆


コロリっ…


セイヤ「は…?『いきなり倒れた…』」


ニャリス「ニーーっ!///『もうお風呂場に突入っ!///GOGOGOGOっ!!///』」ダッ!


犬咲夜「ワンっ!『私は辿り着きますっ!そうっ!エデンの園へっ!!』」ダッ!


ニャ理沙「にゃーーっ!!『この世の楽園は、私達の目の前にあるんだぜっ!』」ダッ!


セイヤ「あっ!お、おいっ!…はぁ〜、仕方がない。また洗ってやるか…」ヒョイっ…


さにゃ苗「///」チ〜ンっ☆


セイヤ「ほら、猫夢にレミリニャ、フニャン…お前達もまた洗ってやるからこっち来い…」ペタペタ…


猫夢『くっ…///こ、この誘惑には勝てないわっ…///』テッテッテッテッ…


レミリニャ「うにゃ〜❤︎『私はまたセイヤに、体を洗われてしまうのね❤︎』」テッテッテッテッ♪


フニャン「ふにゃ〜ん❤︎『セイヤとおっ風呂❤︎セイヤとおっ風呂❤︎』」テッテッテッテッ♪



♧♣︎♧そして♣︎♧♣︎



ワシャワシャワシャワシャっ…


セイヤ「本当にお前達は大人しいな…犬猫は洗われるのが嫌いなものだと思ってたが…そうでもないのか…?」ワシャワシャっ…


犬咲夜「くぅ〜ん…///『幸せですワン…///』」ドキドキっ❤︎


キュッキュッ…シャァァ〜っ…


セイヤ「泡流すから大人しくしてろよ〜…」シャァァ〜っ…


犬咲夜「ワンワンっ❤︎『勿論ですっ❤︎』」シャァァ〜っ…


セイヤ「にしても綺麗な銀色毛並みだよなぁお前…本当に咲夜そっくりだな…クリソツだな…」ワシャワシャっ…


犬咲夜「ワンワンっ♪『当然ですよ♪今セイヤが洗っているワンコは、私本人なんですから♪』」シャァァ〜っ…


キュッキュッ…ポタポタ…


犬咲夜「っ」プルプルプルプルっ!


セイヤ「豪快だな…ほら、次は猫夢だ…」おいでおいで…


猫夢「にゃ〜ん…///『や、優しくしなさいよね…///馬鹿…///』」ドキドキっ❤︎


カシュっカシュっ…


セイヤ「先ずはお腹周りから洗うか…」ヒョイっ…


ワシャワシャワシャワシャっ…


猫夢「にゃ〜…///『せ、セイヤの体が私の背中に押し当てられて…///む、無心よ無心っ…///』」ドキドキっ❤︎


ニャリス「ニー…『ね、ねぇ魔理沙…』」うずうず…


ニャ理沙「ニャー…『な、何だぜ…?アリス…』」うずうず…


ニャリス「ニーニー…『何だか…体がうずうずするんだけどさ…魔理沙はどう…?』」うずうず…


ニャ理沙「ニャー…『た、確かにうずうずするぜ…』」うずうず…


さにゃ苗「さにゃ〜…『うずうずと言うより…ムズムズするっていうか…あ、やっぱりうずうずします…』」うずうず…


フニャン「ふにゃ〜…///『お姉様はうずうずする…?///私はさっきからうずうずしっ放しだよぉ〜…///』」うずうずっ…


レミリニャ「うにゃ〜…///『当たり前じゃない…///セイヤの裸を見ているのよ…?///うずうずするのは当然の事よ…///正直、我慢するので精一杯だわ…///』」うずうずっ…


犬咲夜「ワン…『お嬢様と妹様はまた別のうずうずみたいですね…』」うずうず…


セイヤ「ん?どうした?猫夢。震えてるが…もしかして寒いのか?」ワシャワシャっ…


猫夢「にゃ…『さ、寒い訳じゃないけど…な、何だか体がうずうずして…こ、興奮してる訳じゃないわよっ!?///…いや…///まぁちょっとはしてるけど…///』」うずうず…


ボフンッ☆


セイヤ「っ!?な、何だっ!?煙幕かっ!?敵襲かっ!?忍者かっ!?」ゲホゲホッ!


ムニュっ…


セイヤ「ん?な、何だ?この柔らかい感触は…ていうか膝の上に誰か居る様な感じが…」ムニュムニュっ…


「な、ななっ、なっ…///」ぷるぷるっ!


セイヤ「……聞き慣れた声だな…ていうか本当に柔らかいなコレ…」ムニュムニュっ…


「い、いつまで触ってんのよ馬鹿ぁぁぁぁぁぁっ!!///」肘でバギィィッ!!


セイヤ「ダークネスぅぅぅぅあっ!?」壁に頭ガァンッ!!


「ひ、人の胸を何度も揉むなんてっ…///あ、あんた最っ低ねっ!!///」ぷるぷるっ!


セイヤ「れ、霊夢っ!!?な、何でお前が俺の浴室にっ!?ていうかお前本当に霊夢かっ!?」


霊夢「えっ!?あ、あれっ!?私元の姿に戻ってる!?」ワタワタっ!


「うーーーっ❤︎セイヤーーっ❤︎」ダキィっ❤︎


「ふにゃーーっ❤︎やっとセイヤに元の姿で会えたーっ❤︎」ダキィっ❤︎


セイヤ「うぉっ!?れ、レミリアにフラン…ど、どうしたんだ…?その頭…」


レミリア「え?な、何か変かしら…」ピョコンっ☆


フラン「あれ…?あれあれあれっ?私の頭に耳が付いてる…」さわさわっ…


セイヤ「ていうかお前達裸で…裸…ぶふぉっ!!?///」鼻血ブシュッッ☆


魔理沙「ど、どどっ、どうなってるんだぜーっ?!」


アリス「元に戻っちゃったよっ!…って、キャーーーーーーーっ!///セイヤのエッチっ!///」ヒュッッ!


咲夜「いつまで私達の裸を見ているんですかっ!?///」ヒュッッ!


早苗「セイヤさんの変態っ!///女の子の裸を見る様な人だったなんてっ!///」ヒュッッ!


セイヤ「いやいやいやいやぁぁぁっ!!ここ俺ん家っ!いきなり裸のお前ら出てきて戸惑ってんのこっちなんですけどぉぉっ!?」危なっ!


霊夢「だからいつまで見てんのよっ!このっ!馬鹿セイヤぁぁぁっ!!」ビシュッッ!!


セイヤ「仰る通りぃぃぃっ!?」だけど非常に理不尽だっ!


ガラガラッ!ガラガラピシャッ!


レミリア「ふふ…///私とフランには、既に耐性があるものね…///」ズイッ❤︎


フラン「えへへへ〜…///ずぅ〜っと我慢してたんだもん…///ちょっとくらいご褒美貰っても…///いいよね…?///」ズイッ❤︎


セイヤ「お、おいっ…レミリア、フラン…お前達何するつもりだ…?」ビクビク…


レミリア「何をするつもりなのか…?愚問ね…決まっているじゃない…裸の男と女が居るのよ…?」ギュゥッ❤︎


フラン「エッチは駄目なんでしょ…?///なら、キチンとエッチ以外の方法で…///私とお姉様の事、満足させてねっ❤︎」ギュゥッ❤︎


セイヤ『頭の中パンク状態で何が何だか…え…?もしかしてあの犬猫が此奴らだったって事なのか…?た、頼む誰か…誰でもいいから…俺にこの意味不明な状況の説明をしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!』



♢♦︎♢脱衣所♦︎♢♦︎



霊夢「な、何で元の姿に戻ってるのよっ!薬飲まないと元に戻らない筈じゃ…」ガクガク…


魔理沙「で、でも霊夢…セイヤが小さくなった時の事…憶えてるか…?」ガクガク…


霊夢「あ、あの時だってわざわざ永琳亭に行って、元に戻る薬を貰って…貰って……あっ!!」


咲夜「そ、そういえば…セイヤが小さくなった時の薬は、時間制でしたよね…?」ガクガク…


早苗「そんなの考慮出来ませんよっ!無理ですよ不可能ですよっ!どうするんですかっ!?私達全員セイヤさんに裸見られちゃいましたよっ!?しかもガン見されちゃいましたっ!」


霊夢「あんたは見られただけじゃないっ!私なんて胸揉まれたのよっ!?こう…///ムニュムニュって…///」カァっ…


咲夜「満更でもなさそうですね…霊夢、貴女本当はセイヤに胸を触られて嬉しかったんじゃ…」


霊夢「う、嬉しく無いわよっ!///ちょ、ちょっと気持ち良かったけど別に嬉しいって訳じゃっ!///」


魔理沙「あ、今気持ち良いって言ったぜ!」ビシィッ!


霊夢「なっ!?///ち、違うわよっ!///」


早苗「じゃあ霊夢さんはセイヤさん以外の男の人に胸を触られてもいいと…博麗の巫女も地に堕ちましたね…」


霊夢「ぐぬぬぬっ…///う、嬉しかったわよっ!///セイヤに胸触られて嬉しかった!///はい言ったわよっ!///これで満足でしょっ!?///」


咲夜「何故かキレられてしまってますが…まぁいいでしょう…」


アリス「…」


魔理沙「?…どうしたんだ?アリス…まさかアリスもセイヤに触って貰いたかったのか〜?」ニヤニヤ…


アリス「いや…うん…まぁ…それもあるけどさ…1つだけいいかな…?」


早苗「?…はい、どうぞ?」


アリス「レミリアとフランちゃんは…?」


霊夢・魔理沙・咲夜・早苗「「「「えっ…?」」」」


アリス「何だかさっきから見当たらないんだけど…」


ポクポクポク☆チーーンッ☆


霊夢・魔理沙・咲夜・早苗「「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」


ガラガラッ!!


霊夢「レミリアにフランっ!」バッ!


魔理沙「お前達まさかっ!」バッ!


フラン「んっ❤︎ちゅッ❤︎チュパっ❤︎」ぎゅうっ❤︎


セイヤ「ちょ、フランっ…///俺、まだ状況がっ…///飲み込めてなんっ…///」


ちゅぱぁっ❤︎…たらぁ〜っ❤︎


フラン「えへへっ❤︎細かい事は考えなくていーのっ❤︎今はフランの事だけ見てっ❤︎そ・れ・とっ❤︎セイヤが飲み込むのは、フランとお姉様の唾液だけでいーのっ❤︎」チュッ❤︎


セイヤ「んむぅ!?」


フラン「うっ❤︎むっ❤︎レロォっ❤︎…ぷはっ❤︎…はいっ❤︎それじゃあセイヤっ❤︎フランの唾液、キチンとゴックンしてねっ❤︎ゴックンするまでキスし続けるからねぇ〜っ❤︎」チュッ❤︎


レミリア「ちょっとフラン、貴女長過ぎよ…早く私と交代しなさい…」ギュゥッ❤︎


フラン「ぷはぁ❤︎…え〜…お姉様だってさっき、散々セイヤとネチっこいキスしてたじゃ〜ん…」


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「既に手遅れ感MAXだぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」ガーーーーーーーンッ☆


ゴキュっ…


セイヤ「の、飲んだぞっ…フランっ…約束だっ…俺を解放してくれっ…」はぁっ…はぁっ…


フラン「『ふにゃあ〜❤︎セイヤを支配してるこの征服感っ❤︎堪んないよぉ〜っ❤︎』えへへ〜っ❤︎…だ〜めっ❤︎まだまだフラン、満足してないもんっ❤︎フランが満足するまで相手して貰うからねっ❤︎」ギュゥッ❤︎


ガシッ!ガシッ!


霊夢「離れなさいフランっ!裸でセイヤに抱き着いてんじゃないわよっ!」ググググッ!!


魔理沙「この恥知らずっ!!」ググググッ!!


セイヤ「お前達もせめて服着てから助けに来てくれっ!///」


フラン「むむむぅ〜っ!こうなったらっ!…禁忌・だいしゅきホールドっ❤︎」ガチッ!!


セイヤ「おおうっ!!?///」ビクンッ!


咲夜「な、何という事でしょうっ…///い、妹様がせせっ、セイヤに…///だいしゅきホールドをっ…///」ドキドキっ…


アリス「しかも裸でっ…///禁忌だね…///これは正に禁忌の技だねっ…///」ドキドキっ…


早苗「冷静に分析してないで咲夜さんもアリスさんも手伝って下さいッ!!」サニャーーーーッ!!


咲夜「はっ!そうでしたっ!妹様、覚悟っ!」ガシッ!


アリス「わ、私だってしたかったのにっ…///」ガシッ!


セイヤ「『飛ぶ飛ぶっ!///理性吹き飛ぶっ!///こんな状況で理性吹き飛んだら洒落にならんっ!!///』れ、レミリアも見てないで助けんっ!!?///」


レミリア「んっ❤︎チュっ❤︎…はぁっ❤︎んちゅっ❤︎レロォっ❤︎あむっ❤︎……ぷはっ❤︎…ふふっ❤︎助ける訳ないでしょう?普段から私とフランを満足させていれば、助けていたけれど…生憎、今の私とフランは、貴方を助ける事なんて絶対にしないわ…覚悟を決めて、私とフランを可愛がりなさい❤︎セ・イ・ヤっ❤︎…ちゅっ❤︎」チュッ❤︎


セイヤ「んむぅっ!?///『普段から結構可愛がってやってるだろっ!?///』」


フラン「ふにゃあっ!?」ステーンっ!


早苗「覚悟して下さいねフランちゃんっ!」ガシッ!


咲夜「私が教育し直してあげますからねっ!?///痛くありませんからっ!///大丈夫ですからっ!///」はぁっはぁっ…///


早苗「咲夜さん何だか気持ち悪いのでそのキャラやめて下さいっ!!」


フラン「やだーっ!やだやだーっ!躾はセイヤにして貰いたいよーっ!!」ジタバタっ!


ヨジヨジっ…ギュゥッ❤︎


レミリア「ふふ…///またこうして、貴方と裸で密着できるだなんて…///私、今とても幸せよ❤︎セイヤ❤︎」擦りっ❤︎擦りっ❤︎


セイヤ「れ、レミリア…///離れt「発言は控えなさい❤︎私が良いと言うまで、貴方は発言をしては駄目よっ❤︎ほら、ちゅっ❤︎」んむむぅ!!///」


レミリア『だ、ダメっ❤︎もう抑えられないわっ❤︎セイヤを愛おしく想う気持ちが溢れ出してっ❤︎セイヤとの子供が欲しいっ❤︎学生でも関係ないわっ❤︎もうっ❤︎らめっ❤︎』チュルルっ❤︎チュパチュパっ❤︎


霊夢「あんたもいつまでそうしてるつもりよレミリアっ!発情してんじゃないわよっ!」ガシッ!


レミリア「っ❤︎んんッ❤︎〜〜〜〜っ❤︎」ぎゅぅぅぅぅぅぅぅっ❤︎


セイヤ『ヤバいっ…///風呂場の熱気と…///裸で密着してる所為でっ…///い、意識がっ…///』


ちゅぱぁっ❤︎…ダラァ〜っ❤︎


レミリア「はぁっ❤︎ひぁっ❤︎…せ、セイヤの唾液…///とても美味しかったわ…///ま、また…///私に…///た、沢山飲ませて頂戴…///せーや❤︎」にこっ❤︎


セイヤ「っ///」ドキンっ!!


アリス「っ…セイヤもデレデレしないっ!!」セイヤの腕グイッ!!


レミリア「あぅっ!?」ステーンっ!


霊夢「確保っ!!」ガシッ!!


魔理沙「よーし!暴れるんじゃないぜっ!アリス!大…丈夫…か…?」


アリス「あ、あわわっ、あわわわっ…///」


セイヤ「痛てててっ…」


魔理沙「せ、セイヤがアリスを押し倒してるぜ…」


アリス「き、き、キャーーーーーーーっ!!///」バチィンッ!!


セイヤ「ダホマぁぁぁぁっ!!?」壁に頭ゴォンッ!!


アリス「こ、心の準備してないのにっ…///いきなり押し倒すなんてっ…///そ、そういう事するなら事前に言ってよっ…///」プシュ〜っ☆


セイヤ「な、なんの話だか知らんがっ…俺は出るぞっ…」フラフラっ…


ガラガラッ…ガラガラピシャッ…


セイヤ「な、何なんだよ一体…訳が分からん…どうして犬猫が突然彼奴らに……まさか…またあのマッドサイエンティストの仕業なのか…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!



△▼△10分後▼△▼



セイヤ「成る程…つまり、霖之助さんが淹れてくれたアイスティーに、動物に変化する薬が混ざっていたと…で、それを飲んで犬猫になり、何をどう考えたのかは知らんが、俺に拾って貰おうと思ったと…そういう訳だな?」


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「はい…///その通りです…///」」」」」ぴょこぴょこっ☆


セイヤ「『くっ…///猫耳と犬耳がぴょこぴょこしてて可愛い…///』はぁ〜…あのな?そういう事はどうにかして伝えてくれよ。俺は完全にお前達の事、犬猫だと勘違いしてたんだぞ?」


早苗「す、すみませんでした…『あの状況で教えるなんて勿体無い事、誰もしませんよ…』」


セイヤ「それで…レミリアにフラン…」


レミリア「何かしら❤︎」ギュゥッ❤︎


フラン「何ぃ〜❤︎」ギュゥッ❤︎


セイヤ「お前達2人は何で動じる事無く俺に抱き着いてるんだ?」


レミリア「あら、動じる事なんて何もないでしょう❤︎夫婦が裸の付き合いをするのは当然の事だし、何より…///その…///貴方と裸で密着するの…///私は好きだもの…///」ギュゥッ❤︎


フラン「私もお姉様と全く同意見だよっ❤︎恥ずかしがる事なんて何も無いもんっ❤︎本当はもっともっとも〜っとっ❤︎セイヤと裸で密着したかったんだよっ❤︎まだまだ全然満足出来無いしぃ〜っ❤︎」ギュゥッ❤︎


セイヤ「も、もういい…///分かったから、これ以上何も言うな…///『あ〜糞ッ!///超可愛いッ!!///』」


レミリア「セイヤ、これからまた私と…///たっぷりニャンニャンしましょう…?///本当は貴方も、我慢するので精一杯なのでしょう…?///ほら、私の体…///好きにしていいわよ…///」ぎゅううっ❤︎


フラン「あ〜っ…お姉様ズルいっ…私もセイヤとニャンニャンしたいよ〜…///ねぇセイヤ…///フランともニャンニャンして…?///一緒にベッドでニャンニャンしよ…?///ね…?///」ぎゅうううっ❤︎


セイヤ「///」※動揺し過ぎて思考停止中



イチャイチャっ❤︎ラブラブっ❤︎



アリス「ね、ねぇ…どうしてあの姉妹はあんなに精神強いの…?」ヒソヒソ…


咲夜「お嬢様と妹様のプロフェッショナルである私をもってしても、それは分かり兼ねます…」ヒソヒソ…


魔理沙「咲夜が分からないんならきっと誰も分からないぜ…」ヒソヒソ…


霊夢「本人達に聞いても、どうせセイヤへの愛がどうたらこうたら言うに決まってるし…」ヒソヒソ…


早苗『怒りたいですっ!怒鳴りたいですっ!…けど、恥ずかしさがまだ残ってて…///うぅ…///』モジモジ…


セイヤ「なぁ…幾つか質問してもいいか…?」


レミリア「も、もう…///心配なんかしなくても大丈夫よ…?///私は、貴方の事を愛してるわ…///セイヤ…///」ぎゅううううっ❤︎


フラン「セイヤは心配性だねぇ〜…///そんなに心配するなら、今から私とお姉様の事…///完全にセイヤだけのモノにしてよぉ〜…///」ぎゅううううっ❤︎


レミリア「フランの言う通りよ…///それじゃあ、今から貴方の部屋のベッドで、一緒に寝ましょう…?///初めてだから…///その…///優しくして欲しいわ…///あっ、でもっ…///貴方が激しく求め合いたいと言うのなら、私は…///」


セイヤ「いやいやいやいや…勝手に話進めんといて…俺が質問してるのはお前達2人じゃなくて、あっちの5人だから…」


レミリア「そ、そうだったの…ごめんなさい…」うるっ…


フラン「ご、ごめんね…?セイヤ…反省するから…嫌いにならないで…」うるっ…


セイヤ「な、涙目になるなよっ…嫌いになんてならないからっ…」Wなでなでっ❤︎


レミリア・フラン「「///」」ぎゅぅぅぅっ❤︎


霊夢「そ、それで…?///あ、あんたは私達に何を質問したいのよ…///」


セイヤ「いや…あのさ…お前達があの犬猫だったとしたらさ…その…」


魔理沙「な、何だよ…///言いたい事があるならハッキリ言って欲しいぜ…///」


セイヤ「あー…じゃあ言わせて貰うが…あの猫じゃらしで遊んだり、擦り擦りしてきたりしたのも…お前達だったって事で…良いんだよな…?みたいな…?あはははっ…」


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「っ///」」」」」カァっ!


セイヤ「あと…あの寝る前のペロペロは何だったんだ…?」


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「っ!!///」」」」」カァァァァっ!!


セイヤ「あとレミリアはともかくとして…その…何で霊夢が俺の布団の上でめっちゃごろごろしてたんだ…?」


霊夢「っ!!?///」カァァァァァァァっ!!!


セイヤ「いや…まぁ…言いたくないなら別にいいんだ…それじゃあ、俺は香霖堂にお前達の服とスマホ取りに行ってくるから…レミリア、フラン、悪いが離して貰っていいか?」


レミリア「は、早く帰って来て頂戴…///私はまだ、貴方に甘え足りないのだから…///」モジモジっ❤︎


フラン「行く時と帰る時気を付けてねっ❤︎セイヤっ❤︎」ニコっ❤︎


セイヤ「あぁ、分かってるよ。それじゃ、行ってきます…」ニコ


スクッ…スタスタスタスタ…


レミリア・フラン「「行ってらっしゃ〜いっ❤︎」」手をフリフリっ❤︎


セイヤ「…」片手を軽く挙げる…


スタスタスタスタスタスタスタスタ…


ガチャッ…バタンッ…カチッ…


霊夢「もう嫌っ!!///恥ずかしくて死にそうだわっ!!///ていうか死にたいっ!!///誰か私を殺してぇぇぇぇっ!!///」ジタバタっ!


スクッ…スタスタ…肩ポンっ…


レミリア「恥ずかしがる必要なんてないわ、霊夢。貴女も漸く、私達姉妹と同じ境地達したのよ?」ニコ…


霊夢「いやあんたやフランと一緒にしないでっ!?ていうかその顔やめなさいよっ!なんか腹立つわっ!」テーブルバンッ!


魔理沙「そ、そうだぜっ!羞恥心の欠片も無いお前達姉妹と一緒にされたくないぜっ!」バンバンッ!


フラン「羞恥心を捨てて獣に成り下がった奴の台詞とは思えないZEっ☆」キリッ☆


魔理沙「何だとぉぉぉぉぉぉっ!?」


早苗「うぅ…これからセイヤさんとどう接すればいいのか分かりません…」グスンっ…


アリス「で、でもあれだよね…?セイヤだってさ、私達の事を犬猫だって気付かないで色々な事したり言ったりしてたよね…?」


咲夜「そ、それもそうですね…これは…」


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「セイヤ(さん)の弱味…握(ったぜっ!!・りましたねっ!!)ったっ!!」」」」」ニヤリ…


レミリア「フラン、セイヤが帰って来たら…///また沢山甘えちゃいましょう?///」


フラン「うんっ❤︎たっくさんセイヤに甘えて、たっぷり可愛がって貰おうねっ❤︎お姉様っ♪」



□■□約1時間後■□■



セイヤ「それで、香霖堂に行ったら霖之助さんが居たんだが…猫耳生やした状態で居間に布団敷いてふて寝してたんだよ…理由を聞いても、聞かないでくれとしか言わないし…」モグモグ…


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「…」」」」」モグモグ…


レミリア「セイヤ、そんなアホ毛m…霖之助さんの話ばかりじゃなくて、もっと私達姉妹についての話をしましょう?」モグモグ…


セイヤ「本人が居る前で何を話せと…?」パク…


フラン「えっひょにぇ〜…///わらひとお姉ひゃまのどこりゃへんがしゅきなのかとか〜…///いひゅごろへっほんしゅるのかとか〜…///」モキュモキュっ…


セイヤ「取り敢えず口に物詰め込みながら喋るな…何を言ってるのかイマイチよく分からん…」モグ…


霊夢「そ、そのっ…///せ、せせ、セイヤっ…///」ドキドキっ!


セイヤ「ん?何だ?」モグモグ…


霊夢「あ、あんた…///普段は強がってる癖に、1人の時は寂しがり屋なのね…///犬猫に私達の名前付ける位だもんね…///な、何だっけ…?///いつも私達が傍に居てくれればなっていう願いを込めて…///だっけ…?///」モグモグ…


セイヤ「ぶーーーーーっ!!?///」


魔理沙「わ、私達と撮った写真もフォトフォルダにキチンと保存してあるしな〜…///思い出を大事にする奴だったんだな〜セイヤは〜…///」モグモグ…


セイヤ「ゲホゲホっ!///い、いやっ…///あれはだなっ…///」


咲夜「なぁ、お前達…これからずっと、俺の家で暮らさないか…?」キリッ☆


セイヤ「ぐっ…///」


アリス「よし、じゃあ風呂入るか…」キリッ☆


セイヤ「くっ…///ぐぅッ…///」


早苗「セイヤさんも私達と猫じゃらしで楽しそうに遊んでましたよね…?///私達にも普段見せない笑顔をしながら…///」


セイヤ「ぐぬぬぬっ…///」ぷるぷるっ…


レミリア「わ、私は凄く嬉しかったわよ?///私とフランの事を、とても大事に想っていてくれているという事が再確認できたもの…///」ギュゥッ❤︎


霊夢「何であんた達2人だけみたいな感じになってんのよ!図々しいわねっ!」


フラン「べ〜っ!そうやってセイヤの事を揶揄ってる様じゃ駄目だよ〜っ!」ギュゥッ❤︎


魔理沙「ぐっ…た、確かにその通りだぜっ…」


アリス「ま、まさかフランちゃんに論破されるなんて…何か屈辱…」


フラン「はいっ!論・破っ☆」べ〜っ!


早苗「さにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ムカムカァっ!!


咲夜「可愛らし過ぎますっ❤︎」鼻血ブシュッ☆


セイヤ「そ、そうだよ…///俺は寂しがり屋だ…///悪いかよ…///」プイ…


魔理沙「お、おおっふ…///」ドキっ❤︎


霊夢「ちょ、ちょっとあんたそういうのやめてっ!///そういう急に正直に物言うのほんとやめてっ!!///」ワタワタっ!


セイヤ「う、うるせぇっ!///ほ、本当は俺だって正直に物言いたいさっ!///だ、だけど…お前達に気持ち悪がられるんじゃないかって思って…ずっと言わなかったんだよ…」


レミリア「あ、安心していいわよ…///セイヤ…///わ、私がずっと傍に居てあげるわ…///だ、だって…///わ、私はっ…///そのっ…///」モジモジっ❤︎


セイヤ「あぁ、その先は言わなくても分かってる……俺も、あんたの事…愛してるぞ…レミィ…」耳元で囁く…


レミリア「っ!!!??///」プシューーーーーーーーーーーっ☆


コテンっ…


レミリア「」チーーーーンっ☆


セイヤ「だ、大丈夫かレミィィィィィィィっ!!?」


フラン「お姉様が天に召されちゃったぁぁぁ!!」うわぁーーーんっ!


咲夜「おぜう様ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」



ギャーギャーっ!ワーワーっ!



霊夢「そ、その…///あ、アレね…///」ドキドキっ❤︎


魔理沙「そ、そうだな…///アレだな…///」ドキドキっ❤︎


アリス「や、やっぱりさ…///行動よりも…///」ドキドキっ❤︎


早苗「言葉にして貰った方が…///何万倍も嬉しいですね…///」ドキドキっ❤︎


霊夢・魔理沙・アリス・早苗「「「「いやぁ…///それにしても本当に…///」」」」ドキドキっ❤︎




「「「「猫になれて良かった…///」」」」





〜I just want to know your mind〜




【完】




[おまけ短編・四季映姫の幻想裁判]




照明バッッッ!!


セイヤ「っ……な、何だ…?……こ、此処は一体…」


ジャラジャラッ!ガチャッ!


セイヤ「『く、鎖かっ!?しかもこれ…レミリアが携帯してる…何だっけか…えぇ〜と……忘れた…』ってそんな事どうでもいいっ!」


コンコンッ!


四季映姫「静粛にっ!…被告人水奈月セイヤ。私語は慎んで下さい」


セイヤ「え、映姫っ!?…って、此処は裁判所かっ!?」キョロキョロっ!


四季映姫「その通りです。貴方には罪があります。それはもううんと重い罪が…」うんうん…


セイヤ「ちょっと待て映姫っ!今俺の事被告人とか言ったよなっ!?それに罪って…」


四季映姫「ですから私語は慎んで下さい。という訳で死刑。はい決定」コンコンッ!


セイヤ「いやいやいやいや!待って!ちょっと待って!一旦落ち着こうかっ!一旦落ち着いて話し合おうかっ!」


四季映姫「ふぅ…それもそうですね…小町」指パチンッ☆


小町「はい、映姫様。それではこれより、被告人、水奈月セイヤの【犬猫姿なのをいい事に、女の子にセクハラしましたね】裁判を執り行ないたいと思います」


セイヤ「いや待てやっ!何だよその裁判内容っ!俺そんな事してないからねっ!?」


四季映姫「貴方を罰して欲しいという依頼が私に来ましてね。残念ですが、受け入れて下さい…」


セイヤ「いや受け入れられるかぁぁっ!!俺何も悪い事してないからっ!犬猫拾ってお風呂に入れてたら、突然同級生に変化しただけだからっ!!」


四季映姫「罪は罪です」


セイヤ「頭堅ぇ奴だなぁオイっ!!」


四季映姫「小町、罪状を読み上げて下さい」


小町「はい、映姫様。被告人、水奈月セイヤは、犬猫姿の同級生にセクハラ行為をし、元の姿に戻っても尚、セクハラ行為をし続けました。もうこの男は地獄に堕ちればいいと思います」


セイヤ「おい裁判長っ!最後に個人的な意見述べてる奴居るぞっ!個人的な意見述べちゃってもいいんですかっ!?これは有罪じゃないんですかっ!?ギルティしなくていいんですかぁぁぁぁっ!?」ジャラジャラッ!


四季映姫「私語は慎む様にと何度も言っていますよね?それに、被害者が5人も居るのですよ?それでも貴方は言い訳するのですか?どうなのですか?んっ?んんっ?」


セイヤ「『何かムカつく…』ひ、被害者って誰だよ…」


四季映姫「決まっているじゃないですか。被害者の皆様、どうぞ。お入り下さい」


ガチャッ…ゾロゾロゾロゾロっ…


ガタタッ…×5


スッ…×5


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「///」」」」」


セイヤ「いや分かってはいたがやっぱりお前達かっ!!」


四季映姫「この中での1番の被害者は、博麗霊夢さんとの事ですが…博麗霊夢さん、貴女は被告人にどんな事をされましたか?」


ガタッ…


霊夢「む、胸をっ…///」モジっ…


四季映姫「胸を?胸をどうされたんですか?」


霊夢「胸を揉みしだかれたわ…///こう…///イヤらしく…///ムニュムニュって…///何度も…///」モジモジっ…


四季映姫「………死刑っ!」コンコンッ!


セイヤ「意義ありぃぃぃっ!!判決早過ぎだろっ!どんだけ俺死刑判決受ける訳っ!?既に死刑のオンパレードじゃねぇかっ!!」


四季映姫「被告人、水奈月セイヤに質問します。貴方は被害者の博麗霊夢さんの胸を、イヤらしく、舐め回す様に、ネチネチと揉みしだいたのですか?」


セイヤ「何か盛ってね!?霊夢そこまで言ってなくねっ!?」


四季映姫「質問にだけ答えて下さい」


セイヤ「ぐっ……あ、あぁ…確かに…胸は触ったよ…」


ざわざわっ…ざわざわざわざわっ…


妖夢「聞きましたか…?告白した女の子を放ったらかしにして、お風呂でヌルヌルプレイをしたらしいですよ…?」ヒソヒソ…


さとり「私も参加したかったわ…///胸だって…///触りたいのなら…///触らせてあげるのに…///『触らせてあげる程ないけど…で、でもこういうのは気持ちの問題だし…』」ヒソヒソ…


天子「ねぇー?触りたいならそう言ってくれれば良いのにさー…」ヒソヒソ…


こころ「私はセイヤに…///胸を触らせてあげた…///とても気持ち良かった…///」(福の神)


こいし「うぅ…またフランちゃんに自慢されちゃうよぉ…」グスンっ…


辰巳・裕・麗音「「「し・け・いっ!!あそれっ!し・け・いっ!あほれっ!し・け・いっ!」」」やんやんやっ☆


セイヤ「おいてめぇら3人表出ろやゴラぁぁぁぁっ!!!」


辰巳・裕・麗音「「「ひぃぃぃぃっ!!」」」


コンコンッ!


四季映姫「静粛にっ!…ではもう1人の被害者である、アリス・マーガトロイドさん。貴女は被告人にどの様な事をされたのですか?」


ガタッ…


アリス「え、えっと…///その…///裸の状態で押し倒されました…///体も密着して…///あの…///」モジモジっ…


四季映姫「アリス・マーガトロイドさん、もう言わなくても大丈夫ですよ。被告人は必ず死刑に処してやりますから…」コクリ…


セイヤ「何でお前は死刑にする気満々なんだよっ!死刑以外の選択肢無いのっ!?俺の選択肢は死刑or死刑なのぉぉっ!?」


小町「最早弁解の余地も無い様ですね…映姫様、判決を…」


セイヤ「いやいやあるあるっ!弁解の余地死ぬ程あるよっ!?ていうか元はと言えばっ!永琳先生が妙な薬作って、それを霖之助さんに渡したのが悪いんだろっ!?」


永琳「人の所為にするなんて最低ね、セイヤ君。見損なったわ…」


セイヤ「おい紅魔流抜刀術の奥義ぶち込むぞマッドサイエンティストっ!!」


四季映姫「さて、それでは被告人、水奈月セイヤに判決を言い渡します」


セイヤ「大体なぁっ!犬猫の姿になってたなら素直にそう言ってくれってのっ!お前達にもそう言ったよなっ!?それを何も言わずに、人が風呂入ってる時に侵入してきて元に戻って!俺も悪いがお前達だって悪いんだからなっ!?出来ればお前達の所為にはしたくないが、今回は半々だろっ!なぁっ!そうだよな映姫っ!」


四季映姫「貴方の判決は…」


セイヤ『くっ…俺の人生は此処までなのか…』


四季映姫「死k「待ちなさい映姫っ!私達の旦那を死刑にするなんていう権限、貴女には無いわっ!」こ、この声はまさかっ!?」


バーーーーーンッ!!


スタスタスタスタ…キュッ!


レミリア「被告人、水奈月セイヤの妻であり、弁護士でもある。レミリア・スカーレットよ」シャラーンっ☆


フラン「同じく!フランドール・スカーレットっ!」シャラーンっ☆


セイヤ「レミリア、フラン…」


レミリア「セイヤ。貴方の冤罪、私達スカーレット姉妹が晴らして、必ずや無罪だと証明して見せるわ」眼鏡カチャっ♪


フラン「そして冤罪だと証明できたらっ!私とお姉様と正式に結婚して貰うからねっ❤︎」眼鏡カチャっ♪


セイヤ「…」


レミリア『ふふっ…完璧な作戦だわ。冤罪を晴らせばきっと、セイヤは私達スカーレット姉妹に大きく靡く筈…』うふふふふっ…


フラン『そして2度と、セイヤが私とお姉様以外に興味を示さない様に…ギッチギチに縛って、私とお姉様の魅力でセイヤを虜にしちゃう…そ・う・す・れ・ばっ❤︎』むふふふふっ…


レミリア『セイヤが18歳になった瞬間に結婚❤︎セイヤの子供を身篭って、子供が産まれる❤︎そうすれば、家族5人仲良く暮らせるわっ❤︎』


フラン『お父様に頼んで一軒家を購入すれば5人で住めるもんねっ❤︎こんな夢の様な作戦を考えられるなんて、流石お姉様だよっ♪よっ!流石幻想町1のカリスマっ!』


レミリア『ふふっ…褒めてくれてありがとう、フラン』


フラン『それじゃあお姉様っ♪早速セイヤを弁護しちゃおっか♪』


レミリア「『えぇ、そうねっ!』映姫っ!私とフランがセイヤを弁護するわっ!異論は認めないわよっ!」ビシィッ☆


セイヤ「映姫…頼む…早く判決を言い渡してくれ…」


四季映姫「分かりました…数々の女の子を誑し込む言動、そして告白を保留するという残虐かつ責任感の無い行動、その癖己の欲望の赴くまま女体を貪り、そして今回、お風呂場で裸ハーレムをするという何とも羨m…オホンッ!失礼…」


セイヤ『俺の死刑判決を受ける理由、ヤケに長くないか…?』


四季映姫「他にも沢山ありますが…まぁ取り敢えず死刑という事で…これにて閉廷っ!」コンコンッ!


レミリア「ちょっと待ちなさいよっ!私とフランが弁護をすると言っているでしょう!?」


フラン「そーだそーだーっ!セイヤの刑は無期懲役なのっ!私とお姉様との一軒家で、無期懲役の刑なのっ!」


四季映姫「何ですかその羨まs…こほんっ!…レミリア・スカーレット弁護士。そこまで言うからには、被告人の無罪を主張する証拠があるという事ですよね?そういう事なんですよね?んんっ?どうなんですか?」


レミリア「『癪に触るわね…』えぇ、勿論あるわよ…」


四季映姫「っ…良いでしょう!ならばチャンスを与えてあげますっ!」


レミリア「感謝するわ。フランっ!」指パチンッ☆


フラン「は〜いっ♪」スッ…


レミリア「セイヤを無罪にするには、私達の事を本当に犬猫だと思っていたのか…それを決定付けてしまえばいいのよ…」


フラン「この写真は私達が犬猫化した時の写真だよ。セイヤはこれを燐に送ったんだよね?」


セイヤ「え?あ、あぁ…そうだな…」


レミリア「そして、写真を送られた燐からはLINEで返信が来ている。その時のやり取りが履歴に残っているわ…」スッ…


炎のにゃんこ使い{何この可愛い子猫達!?もしかして拾ったの!?)


(あぁ、香霖堂の前で懐かれてな…俺が保護したんだ。で、俺が飼う事にした}水無月


炎のにゃんこ使い{嘘っ!?猫6匹に犬1匹だよ!?そんなに飼えるの!?)


(もう決めた事だ。俺が此奴らの面倒を見る。だから燐、悪いが俺に色々教えてくれないか?}水無月


炎のにゃんこ使い{全然良いよっ♪その代わり、今度セイヤの家に行ったら私にも触らせてねっ♪)


(あぁ、勿論。その時は思う存分可愛がってやってくれ}水無月


炎のにゃんこ使い{それじゃあ早速だけど、色々教えてあげようかなぁ♪この炎のにゃんこ使い、火焔猫燐がっ♪)


(ははっ!それじゃあお願いします。炎のにゃんこ使い、火焔猫燐様…}水無月


レミリア「これがセイヤと燐のやり取りの履歴よ。どうかしら?セイヤが私達の事を犬猫だと思っていないのなら、わざわざ他人にこんなLINEをすると思う?」


四季映姫「くっ…し、しかしっ…」


レミリア「証拠ならば他にもあるわよ…フラン…」


フラン「これだよ…映姫…」スッ…


四季映姫「ぱ、パソコン…?」


カチッ…


四季映姫「こ、これはっ…」


レミリア「セイヤは私達を拾った時に、本当は里親が見付かるまで保護するつもりでいたのよ。そう、その画面は…里親募集のポスター、その制作途中のデータ画面よっ!」


四季映姫「っ」


レミリア「わざわざこんな手の込んだものを作る必要があるかしら?映姫最高裁判長様?さぁ、セイヤは無実よっ!今直ぐ私とフランの旦那を解放しなさいっ!」ビシィッ☆


フラン「お姉様カッコい〜っ♪」


咲夜『何という凛々しいお姿…///おぜう様萌え…///』鼻血タラリ…


四季映姫「で、ですが実際に被害を受けたと言っている人が居るんですっ!彼女達が納得しない限り、彼の死刑は揺るぎませんよっ!」


レミリア「はぁ…仕方がないわね。分かったわ。それならば、その本人達に直接証言して貰うまでよ…」


フラン「それじゃあセイヤはちょっとだけ退席しててね♪それ位認めてくれるよね〜?映姫最高裁判長様〜?」


四季映姫「……良いでしょう。小町、被告人を下がらせて下さい」


小町「は、はいっ…分かりました…」スタスタスタスタ…


ガタタッ!ガタガタッ!


レミリア「セイヤ、安心しなさい。必ず私とフランが、貴方を無罪放免にして見せるわ」ニコ


フラン「パパッと無罪放免にして貰うから、ちょっとだけ待っててねぇ〜❤︎」ニコ〜❤︎


セイヤ「あ、あぁ…『不安だ…』」


ガチャッ…ガタガタッ!…バタンッ!


レミリア「それでは始めましょうか…霊夢、アリス、私とフランの前に来なさい…」


霊夢「な、何を始めるつもりなのよ…」ガタッ…


アリス「うぅ…///まだ恥ずかしさが消えない…///」ガタッ…


スタスタスタスタピタ…


霊夢「それで?私達はどうすればいいのよ…」


レミリア「フラン、例のモノを…」


フラン「はいっ♪お姉様っ♪私が厳選に厳選を重ねて、やっとの思いで決まったセイヤの生写真だよ♪」スッ…


霊夢・アリス「「せ、セイヤの生写真…///」」ゴクリっ…


レミリア「ふふふ…さぁ、霊夢にアリス…本当に貴女達2人が、セイヤを死刑にしたいと言うのなら、この写真が踏める筈よ…」床に置く…


魔理沙・咲夜・早苗・さとり・妖夢・こいし・天子・小町「「「「「「「まさかの踏み絵っ!!??」」」」」」」


辰巳「なぁ…踏み絵って何だっけ?」


麗音「踏み絵っていうのは、江戸幕府が当時禁止していたキリスト教の信者を発見する為に使用した絵の事ですよ」


裕「へぇ〜…」


四季映姫「な、何と卑怯なっ…そんな事っ…無理に決まってるじゃないですかっ…」


霊夢・アリス「「くっ…ぐぬぬっ…」」


レミリア「さぁ!セイヤの事が嫌いだというのなら踏める筈よっ!ほら、踏みなさいよっ!」


フラン「踏んだ瞬間にセイヤに言っちゃおーっ♪霊夢とアリスがセイヤの写真をガンガン踏ん付けてたって♪」


ガクンっ…×2


霊夢「む、無理…降参するわ…私は…セイヤの写真を踏む事なんて…」orz


アリス「私も…例え演技だとしても無理…」orz


レミリア「私達の勝ちね…映姫最高裁判長様…」キリッ☆


フラン「さぁ!セイヤを解放して貰うよっ!」キリッ☆


四季映姫「ひ、被告人…水奈月セイヤを…無罪放免とする……これにて閉廷っ!」コンコンッ!!


ガチャッ!


セイヤ「無罪放免になりました…」スタスタ


ダキィっ❤︎×2


レミリア「ふふっ❤︎セイヤっ❤︎私達の事、沢山褒めて頂戴っ❤︎」ぎゅうっ❤︎


フラン「セイヤの無罪にする為の証拠集め、大変だったんだよ?だから、ね?」ぎゅうっ❤︎


セイヤ「いや、まさかお前達2人に助けられるなんてな…ありがとな?レミリア、フラン…」Wなでなでっ❤︎


レミリア『う〜っ❤︎私はこの為に頑張ったのよっ❤︎でも足りないわっ❤︎セイヤ、貴方はこれから、私達姉妹と永遠に一緒に暮らすのよっ❤︎』ぎゅうううっ❤︎


フラン『ふにゃあ〜❤︎無期懲役っ❤︎無期懲役っ❤︎ずぅ〜っとセイヤと一緒っ❤︎』ぎゅうううっ❤︎


霊夢・魔理沙・咲夜・アリス・早苗「「「「「うぅ…」」」」」しょぼ〜んっ…


セイヤ「いや、まぁ…本当に悪かった…確かに俺にも罪はある…だから…ビンタ100発で…勘弁してくれないか…?」


魔理沙「何言ってるんだぜ…そんな事で許す訳ないだろ…」プイっ…


セイヤ「っ…そ、そう…だよな…」


早苗「当たり前じゃないですかっ……だ〜か〜らっ♪」


咲夜「これからセイヤの家で、無罪放免祝いをしましょう♪勿論泊まりですよ♪」ニコ


セイヤ「は…?そ、そんな事で許してくれるのか…?」


霊夢「そ、その代わり…///あんたが料理作りなさいよ…?///美味しい物作らなかったら、また訴訟起こしてやるんだから…///」プイっ…


セイヤ「っ………畏まりました。腕によりをかけて作らせて頂きます。お嬢様方の為に…」ペコ…


レミリア「う〜…セイヤ、私達へのご褒美は…?」うるうるっ…


フラン「セイヤの為に頑張ったのにぃ…」グスンっ…


セイヤ「ふふっ…勿論、レミリアお嬢様とフランお嬢様には…最高級の奉仕内容を考えてありますよ…ですから、此処はどうか、事を荒立てずに…ね?」耳元で囁く…


レミリア・フラン「「///」」プシュ〜っ❤︎


早苗「それじゃあ早速行きましょうか♪」スタスタ


妖夢「あ、あの…私達も…」


霊夢「ほらセイヤ、あんたが決めなさい」


セイヤ「それじゃあ…全員纏めて、俺ん家に集合だ」ニコ


天子「やったぁーっ❤︎」


さとり「お父さんとお母さんに連絡しなくちゃ♪」スッスッ…


こいし「えへへっ❤︎やった〜❤︎セイヤさん家にお泊まりだ〜❤︎」ルンルンっ♪


辰巳「な、なぁ…俺達3人も行っていいか?」


魔理沙「泊まりは駄目だぜ?セイヤとの邪魔、されたくないからな♪」


アリス「遊びに来るだけならいいよ?泊まりは駄目だね…うんうん」


フラン「え〜…遊びにも来ないで欲しいんだけど…ね?お姉様…」ぎゅうっ❤︎


レミリア「そうね。でも、まぁ、私はセイヤとの邪魔をされなければ、それでいいわ」ぎゅうっ❤︎


裕「ヨッシャーっ!セイヤの家に行くのなんて初めてだぜっ!」キャッホー!


麗音「ぼ、僕も泊まりたいな…なんて…」あはは…


フラン「……泊まってもいいけど…泊まったら麗音とは2度と口利かないからね…」ふんっ…


麗音「っ」ガーーーーーーーンッ☆


霊夢「セイヤ、あんた今日の夕飯何作るつもりなのよ」


セイヤ「ん〜…そうだなぁ…人数多いしなぁ…」


魔理沙「私はハンバーグオムライスが食べたいぜっ!」


妖夢「セイヤのハンバーグオムライスですか!?私も食べたいですっ!」みょんみょん♪


セイヤ「じゃあ今夜の夕食はハンバーグオムライスにするか…」ニコ



ワイワイっ☆ガヤガヤっ☆



四季映姫「…」ポツーーーン…


小町「映姫様、映姫様は行かないんですか?」


四季映姫「小町……で、でも…私は…」


「おーーい映姫ーっ!小町ーっ!」


四季映姫「……セイヤ…」


セイヤ「早く来いよーっ!来ないとお前と小町だけ、夕飯抜きにするぞーっ?」


小町「映姫様、行きましょう!」グイッ!


四季映姫「わっ!こ、小町っ!?」タッタッタッタッタッタッ!


タッタッタッタッタッタッ!


セイヤ「なぁ、映姫も小町も、今日の夕飯ハンバーグオムライスでいいか?」スタスタ


小町「私は構わないよ?」スタスタ


セイヤ「映姫はどうだ?他に何か食べたいものあるか?」スタスタ


四季映姫「えっ?あ、あの…それよりも…セイヤ…」スタスタ


セイヤ「あ、先に言って置くが謝らなくていいからな?最初は釈然としなかったが、お前と小町の言い分の方が正しいからな…」スタスタ


四季映姫「ですが…」スタスタ


セイヤ「気にするなって…もう終わった事だ。それより、今日の残りの時間、目一杯楽しもうぜ?映姫」ニコ


四季映姫「っ///」ドキンっ❤︎


フラン「むぅーっ!セイヤ駄目だよっ!今日の残りの時間は、私とお姉様を可愛がる為の時間なんだからっ!」ギュゥッ❤︎


レミリア「そうよ!他の女とイチャつくのは禁止よっ!貴方は私とフランだけを見詰めていればいいのよっ!」ギュゥッ❤︎


セイヤ「へいへい…」スタスタ


ピタ…


四季映姫「ふふ…セイヤ。やっぱり貴方は…どう転んだとしても…」




「有罪の様ですね♪」




【完】




〜球技大会開催っ!蹴れっ!打てっ!投げろの三拍子っ!!〜




チュンチュン…チチチチ…




セイヤ「ん〜…」パチッ…


咲夜「すぅ…すぅ…」zzz


セイヤ『寝起きからぶっ込んでくるなオイ…』


どうも、猫耳と犬耳萌えという謎のジャンルに目覚めてしまった男、水奈月セイヤです。最近、誰かを助け隊メンバーが粗毎日、俺の家に入り浸る様になりました。


ギュッ…


セイヤ「んぁ?」


レミリア「う〜❤︎もう…///そんな風に激しくキスをされたら…///我慢できないじゃない…///ムニャムニャ…」zzz


毎日が心労の嵐に変わった反面、ずっと誰かが一緒に居るというのは、暖かいものだなと思う様になりました。家族が亡くなってからというもの、ずっと1人で暮らしてきたので、こういう感覚はとても新鮮です。


フラン「ふにゃ…」パチリッ…


セイヤ「おっ、起きたか…朝だぞ?フラン。早く起きてリビングに行って着替えろ」


フラン「えへへ〜…///」テレテレっ…


セイヤ「?…どうしたんだよ」


フラン「な、何だか新婚さんみたいだなって…///」テレテレっ…


ガチャッ…


霊夢「はいおはよう!と、いう訳でさっさと起きるっ!」スタスタスタスタバッ!


レミリア「うーーーっ!?な、何っ!?」


魔理沙「咲夜も早く起きろーーーっ!」ユサユサユサユサっ!


咲夜「わぁっ!?い、いきなり何するのよ魔理沙っ!!」ベチィンっ!


魔理沙「痛いぜぇっ!?」ドサァッ!


フラン「あ、咲夜が素に戻ってる…」


セイヤ「朝っぱらから騒がしい奴等だなぁ…ふぁあ…眠い…」グシグシ…



と、この様に…俺の朝は、更に騒がしい事になりました。



〜リビング〜



早苗「はいっ!セイヤさんっ!早苗特製のスタミナ弁当ですよっ!」スッ!


セイヤ「あぁ、悪いな…」受け取る…


早苗「今日は待ちに待った球技大会の日ですからね!お弁当もスタミナが付く様な物ばっかり入れました!」


セイヤ「そうか。今から昼ご飯が待ち遠しく感じるな…」


カチャンっ…


咲夜「お昼ご飯が待ち遠しく感じる前に、私の朝ご飯を待ち遠しく感じて下さい」


セイヤ「おぉ、今日はカツ丼か…まさか朝からカツ丼とはな…」パキンっ…


霊夢「験を担ぐのはいいけど…あんまり意味無い様な気が…」パキンっ…


魔理沙「サッカーで私達が負けるなんて事有り得ないからなぁ…こっちには最強の厨二ストライカー、水奈月セイヤが居るんだぜ?」パキンっ…


セイヤ「そんな最強の称号要らねぇよ…ていうかお前達も食うのか?」モグモグ…


霊夢「朝ご飯抜いて来たから…」モグモグ…


魔理沙「咲夜の料理は最高だからなっ!」モグモグ…


咲夜「お褒めに預かり光栄です」ニコ


フラン「私とこいしだってサッカー出るんだからね!セイヤ達にだって負けるつもりは無いよっ!」


セイヤ「そういえばそうだったな…お互い正々堂々とプレーしような?フラン」ニコ


フラン「う、うん…///『セイヤの笑顔見れたっ❤︎これなら頑張れるよっ❤︎』」ドキドキっ❤︎


レミリア「早苗、分かっているわよね?」ヒソヒソ…


早苗「もちのロンです…作戦通りに行きましょう。レミリアさん」ヒソヒソ


セイヤ「レミリアと早苗は卓球のダブルスの試合だろ?頑張れよ」ニコ


レミリア「え、えぇ…」モグ…


早苗「が、頑張ります…」モグ…


霊夢「まさかあんた達が同じ競技に出場するなんてね…」モグモグ…


魔理沙「裏がありそうで何だか怖いぜ…」モグモグ…


フラン「ねぇセイヤ…///私もすっごい頑張るからさ…///だから…///フランの頭、なでなでして…?///」ぎゅうっ❤︎


セイヤ「あ、あぁ…///それじゃあ…///」なでっ❤︎


フラン「ふにゃ〜❤︎せーやのなでなで最高だよぉ〜❤︎胸がきゅっとしてドカーンしちゃうよぉ〜❤︎」擦りっ❤︎擦り擦りっ❤︎


咲夜「ず、ズルいですよ妹様ばかりっ!///せ、セイヤっ!///私も貴方の撫で撫でを所望しますっ!///」ガタッ!


魔理沙「わ、私も…///その…///ハットトリック決めるから…///頭撫でて欲しいぜ…///」モジモジ…


霊夢「そ、それなら私だって…///」モジモジ…


セイヤ「お前達は本当に物好きな奴等だな…」なでなでっ❤︎


早苗「れ、レミリアさんっ…我慢ですよっ…こ、此処を耐えればっ…」ぷるぷるっ!


レミリア「あ、貴女に言われなくても分かっているわよっ…」ぷるぷるっ!


フラン『セイヤのなでなでが1番の験担ぎだよぉ〜❤︎』ぎゅうううっ❤︎



♢♡♧そ・し・て♦︎❤︎♣︎



フラン「」(白目)


セイヤ「いや…フラン…大丈夫か…?」


文「さぁーっ!遂にやって来ましたこの時がっ!球技大会サッカーの部、第1試合は〜っ!1年1組vs2年2組ですっ!」


フラン『ま、まさか第1試合からセイヤ達と当たっちゃうなんて…不幸な運命の巡り合わせだよ…』ガクブル…


こいし「ふ、フランちゃんどうしよ…初っ端からセイヤさん達とだよ…?こんなの負け戦だよ…勝てる訳ないよ…勝てる確率0%だよ〜…」ガクブル…


麗音「セイヤ先輩っ!絶対に負けませんからねっ!もしも僕達のクラスが勝ったら、フランちゃんから手を引いて下さい!」ビシィッ!


フラン「麗音っ!ウザいからちょっと黙っててっ!…いやもうずっと黙ってて!もう麗音は喋らなくていいからっ!」


麗音「えぇぇぇぇぇっ!!?」ガーーーーーーーンッ☆


霊夢「で、フランにこいしちゃん。その子は?」


フラン「あ、紹介するね!私達チームの女の子3人目である水橋パルスィだよ!」


パルスィ「こ、こんにちは…///」ペコっ!


咲夜「モデルさんみたいに可愛らしい方ですね…」


魔理沙「いや、咲夜が言うと馬鹿にしてるとしか思えないぜ…」


パルスィ「あ、あのっ!///水奈月先輩っ!///」


セイヤ「え?あ、はい…」


パルスィ「そ、そのっ!///実は私っ!///水奈月先輩の大ファンなんですっ!///あ、握手して下さいっ!!///」手を出す!


霊夢・魔理沙・咲夜・フラン・こいし「「「「「えぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」」」」」


セイヤ「え…あ、マジすか…」


パルスィ「お、お願いしますっ!///ど、どうか握手をっ!///」ドキドキっ!


セイヤ「いや…俺なんかで良ければ…」ギュッ…


パルスィ「はわわわわわっ…///『あ、憧れのセイヤ先輩と握手してるっ…///』」プシュ〜っ☆


フラン「ね、ねぇパルスィ…パルスィってセイヤのファンだったの…?」ヒソヒソ…


パルスィ「う、うん…///」ドキドキっ!


こいし「そんな事今まで聞いた事無かったんだけど…」ヒソヒソ…


パルスィ「い、言える訳無いじゃん…だって…いつもフランちゃんやこいしちゃんの事ばかり見て、笑顔で居るんだもん…」シュンっ…


フラン「な、何かごめん…」


こいし「パルスィちゃんも同志だったんだね!それじゃあ、これからはパルスィちゃんもセイヤさんファンクラブの一員だねっ♪」


セイヤ「え?こいしちゃん今何て言った?」


こいし「セイヤさんっ!女の子の会話に聞き耳立てるのは駄目ですよっ!ぷんぷんですよっ!」ぷんぷんっ☆


セイヤ「ご、ごめんなさい…『けど、怒り方が可愛い所為で全然怖くないな…』」


辰巳「なぁ裕、セイヤってマジでモテるんだな…」ヒソヒソ…


裕「あんな可愛い子がファンとか、羨まし過ぎるだろ…」ヒソヒソ…


セイヤ「あの…えっと…水橋さん…でいいのか?」


パルスィ「あ、あの…///パルスィって呼んで貰えると…///その…///嬉しいです…///」モジモジっ…


セイヤ「そ、そうか…それじゃあパルスィ、俺の事も名字じゃなくて、名前で呼んでくれて構わないぞ」ニコ


パルスィ「『セイヤ先輩の生笑顔っ!』あ、あのセイヤ先輩っ!///今の笑顔もう1度だけお願いしますっ!///」スマホ取り出す!


セイヤ「えっ?体操服なのに何処からスマホ取り出したんだ?ていうかもう1度って?」


フラン「ぱ、パルスィっ!セイヤの写真なら後で幾らでも送ってあげるからっ!」ガシッ!


こいし「取り敢えず今は落ち着いてっ!あの笑顔を見せられて興奮するのは分かるけどっ!今は落ち着いてっ!」ガシッ!


パルスィ「はっ!!ご、ごめん…つい…」ふぅ…


霊夢『あの子も相当なセイヤ馬鹿みたいね…』はぁ…


魔理沙『ライバルばっかり増えて貰っても困るぜぇ〜…』はぁ…


セイヤ「?…どうしたんだよ2人共、溜め息何か吐いて…」


咲夜「取り敢えずセイヤは今から、〆縄を持って富士の樹海にレディーゴーして下さい」


セイヤ「何でっ!?」


文「あの〜…そろそろ試合を始めたいんですけど〜…」


フラン「あ、ごめんね文っ!後ちょっとだけ待ってっ!…セイヤっ!」ビシィッ!


セイヤ「ん?何だ?」


フラン「もしも私達のクラスが勝ったら!私と付き合って貰うからねっ!勿論結婚を前提にっ!」バーーーーーンッ☆


こいし「あっ!フランちゃんズルいっ!」


パルスィ「わ、私もその勝利条件を…///」モジモジ…


セイヤ「あぁ、構わないぞ」


フラン「っ!?ほ、本当っ!?本当に本当に本当っ!?」ズイっ!


セイヤ「あ、あぁ…俺達のクラスに勝てたらな?」


咲夜「ちょ、ちょっとセイヤっ!安請負しないで下さいよっ!」


霊夢「そうよこの馬鹿っ!万が一の時の事を考えてから承諾しなさいよねっ!?」


セイヤ「そんな事一々考えてから言ってたんじゃフランに悪いだろ…」


フラン「やったやった♪それじゃあ皆の衆!私とセイヤが付き合う為に頑張ってくれたまえ!」


こいし「頑張れる訳無いでしょフランちゃんの馬鹿っ!」


パルスィ「ね、妬ましいっ…そんな条件を二つ返事で引き受けて貰えるフランちゃんが妬ましいッ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…


フラン「ちぇ〜っ…じゃあ勝利条件変更〜…私達のクラスが勝ったら、3人でセイヤとラブラブする〜…これでいい〜…?」ムスっ…


こいし「そうそうそれでいいんだよ♪」


パルスィ「燃えてきたっ!」バーニングっ!


麗音「ね、ねぇフランちゃん…///僕には?///」


フラン「麗音は勝ったら山奥行って野犬にでも噛み殺されればいいよ…約束したのに、またセイヤに喧嘩売ったよね?」


麗音「そ、そんなぁ…」ガクっ…


1年男子a・b『『俺達蚊帳の外だな…』』ポツーーーン…


文「え、え〜それでは気を取り直して…この球技大会サッカーの部は総当たり戦です!1年1組〜3年4組までのクラスと総当たり戦を行い、ポイントが1番高かったクラスが優勝ですっ!つ・ま・りっ!勝って勝って勝ちまくれば優勝という事ですっ!シンプルでしょう?」


魔理沙「うん…まぁシンプルだな…」


文「試合は前後半15分ずつですっ!試合の前半終了時に5分間のハーフタイムが与えられます!チームのフォーメーションを変えるも良しっ!作戦を変えるも良しっ!自由に有意義に使って下さいっ!」


咲夜「ほうほう…」


文「試合終了時に勝ったクラスチームには5ポイントっ!負けたクラスチームには1ポイントっ!引き分けの場合は両クラスチームに3ポイントずつ加算されます!総当たり戦終了時にポイントが引き分けだった場合には、決勝戦と称してもう1度試合を行って貰いますっ!」


霊夢「まぁ、私達の勝利は揺るがないけどね♪」


文「そして実況はこの私、幻想学園新聞部部長、射命丸文が担当しますっ!そしてそして、今回はなんとっ!解説者付きでの豪華な実況となっておりますっ!解説者は〜っ!この方々っ!!」バッ!!


レミリア「解説者担当にして、水奈月セイヤの正妻。レミリア・スカーレットよ」キリッ☆


早苗「何登場早々トンデモない事口走ってるんですかっ!?全校生徒の前ですよっ!?」


レミリア「良く聞きなさいその他の全校生徒っ!この私、レミリア・スカーレットこそがセイヤの妻なのよっ!私の夫であるセイヤへの暴言は、妻である私への暴言だと取らせて貰うから、全員黙って試合を観戦しなさいっ!異論は認めないわよっ!!」


早苗「マイク片手に大声で叫ぶんじゃねぇですよっ!レミリアさんはセイヤさんの妻に相応しくありませんっ!」


セイヤ・霊夢・魔理沙「「「ちょっと待てぇぇぇぇぇっ!!」」」


咲夜「あれ?どうしてお嬢様と早苗が?」


セイヤ「お前達2人は何我が物顔で解説者席に座ってんだよっ!卓球の試合はどうしたっ!?」


レミリア「初戦で敗退してきたわ」キリッ☆


霊夢「キリッとした顔で何言ってんのよこの馬鹿っ!」


早苗「安心して下さい皆さん。1点も入れてませんよ」キリッ☆


魔理沙「いや誇らしげな表情しながら吐く台詞じゃないぜそれっ!!」


セイヤ「レミリアと早苗も頑張ってると思ってたんだが…俺の見当違いだったみたいだな。正直失望した…」フイ…


レミリア「ち、違うのよセイヤっ!誤解よっ!私と早苗は…貴方の応援をしたくて、ワザと負けたのよっ!」


早苗「れ、レミリアさんの言う通りですっ!私達はセイヤさんの応援をする為に来たんですっ!ど、どうか私達を見限らないで下さいっ!」


霊夢「ふんっ…そんな下らない理由でセイヤが許す訳…」チラ…


セイヤ「///」テレテレっ…


霊夢・魔理沙「「っていいんかいっ!」」ビシッ!


魔理沙「しっかりしろだぜセイヤっ!彼奴らはワザと負けたんだぜっ!?頑張ってる奴等を馬鹿にする行為なんだぜっ!?」


セイヤ「い、いや…///そんな事をしてまで俺を応援してくれるとか…///正直めっちゃ嬉しい…///」テレテレっ…


咲夜「セイヤの感覚も大分おかしいみたいですね…」


セイヤ「レミリア、早苗…お前達の為にも、俺達は必ず優勝する…だから、ずっと見守っててくれ…」微笑み…


レミリア「うーーーっ❤︎勿論よっ❤︎私は、貴方だけを応援するわっ❤︎頑張ってセイヤっ❤︎優勝したら私をプレゼントするわっ❤︎優勝できなかったら、私が体で慰めてあげるわっ❤︎」うー☆うー☆


早苗「頑張って下さいセイヤさーんっ❤︎守矢の奇跡の力でっ❤︎セイヤさんをサポートしますよーっ❤︎」さにゃーっ❤︎


モブ「オラ根暗ーっ!勝っても負けても承知しねぇぞーっ!!」


モブ「てめぇふざけんなチクショーっ!羨ましーーーっ!」


レミリア「黙れゴミ屑共ッ!私の旦那を愚弄するなッ!!八つ裂きにして海に撒いて魚の餌にするわよッ!?」


早苗「セイヤさんの悪口は許しませんよッ!!黙って試合観戦してやがれですッ!!それが出来ないなら家に帰りやがれですッ!!」


文「す、既に大波乱状態ですが…取り敢えず試合を始めましょうか…選手の皆様は位置に付いて下さ〜い…『レミリアさんも早苗さんもセイヤさんの事になるとめっちゃめちゃ怖いですね…』」


ザッ…


慧音「ははっ!相変わらずモテモテだな。セイヤ君は」


セイヤ「恐縮です…」ペコ…


慧音「今日は君のプレーに期待してるぞ?サッカー部相手にも引けを取らないプレーをするからな、君は」


セイヤ「自分は、自分のできる精一杯のプレーをするだけです。自分の為にも、チームの為にも…ね」ニコ


慧音「『本当にいい目をする様になったな…』それじゃあ先ずはコイントスだ。キャプテンは前へ」


ザッ…


セイヤ「フラン。お互い、悔いの残らない試合にしような」


フラン「うんっ❤︎『あ〜もうっ❤︎セイヤカッコ良過ぎだよぉ〜っ❤︎』」ドキドキっ❤︎


キィーーンっ…パシッ…


セイヤ「レディーファーストだ。フランが先に選んでいいぞ?」


フラン「う〜ん…それじゃあねぇ〜…セイヤは表と裏、どっちだと思う?」


セイヤ「俺は表だと思う」


フラン「じゃあ表っ❤︎」


セイヤ「なら俺は裏だな…」


スッ…


慧音「表だな。1年1組ボールで試合開始だ」


フラン「やったねっ❤︎」


セイヤ「あ〜あ…」頭ポリポリ…


フラン「ね、ねぇ…///セイヤ…///」ジっ❤︎


セイヤ「ん?何だ?」


フラン「フランの頭…///なでて…?///」上目遣いっ❤︎


なでっ❤︎


セイヤ「ったく…ほんとにお前は欲しがり屋さんだな、フラン…」なでっ❤︎なでなでっ❤︎


フラン「ふにゅ❤︎ふぁっ❤︎んっ❤︎…ふにゃあ〜っ❤︎『えへへ〜っ❤︎やっぱりセイヤは、私の事大好きなんだねっ❤︎嬉しいなぁ〜❤︎』」擦りっ❤︎擦り擦りっ❤︎


パッ…


セイヤ「フラン、負けても泣くなよ?」クル…


フラン「絶対私達が勝つよっ♪勝ってセイヤに褒めて貰うんだもんっ❤︎」クル…


スタスタスタスタスタ…


ピタッ…


セイヤ「よし、お前らっ!最高の試合にしようZEっ☆」


霊夢・魔理沙「「なぁにが最高の試合にしようZEっ☆…だぁっ!!」」バキィッ!!


セイヤ「金スマぁっ!?」べほぉあっ!?


咲夜「ふんっ!」ヒュッッ!


ザクゥッ!


セイヤ「ぎゃぁぁぁぁっ!?額から血がぁっ!」ブシューーっ☆


魔理沙「辰巳、裕、今だぜっ!」


辰巳・裕「「うおおおおおっ!!」」ダッ!


セイヤ「ちょっ!?」ビクッ!


辰巳・裕「「Wアックスボンバぁぁぁぁっ!!」」ゴギィィィっ!!


セイヤ「ハルクぅぅぅぅっ!!?」ぶべらぁっ!?


ドサァァッ!!


カンカンカンカーーンッ☆


辰巳・裕「「Winner〜♪」」ノ


セイヤ「」ピクっ…ピクピクっ…


文『自業自得ですね…』


こいし「無意識パンチっ!無意識パンチっ!」ドゴっ!ドゴっ!


フラン「こいしっ!痛いっ!痛いからやめてっ!」


パルスィ「嫉妬突きっ!嫉妬突きっ!」ドスっ!ドスっ!


フラン「パルスィも痛いからやめてっ!」


慧音「こらこら…既に2年2組には怪我人が出てるんだ。其方のクラスにも怪我人が出たら堪らないよ」


セイヤ「あ〜あ…首の骨が…」ゴキっ…ゴキっ…


辰巳『本気でぶち込んだつもりだったんだけどな〜…』


裕『俺達怒られなかったし、自分が何やってんのかは分かってるんだな…セイヤ』


こいし「ね、ねぇフランちゃん…セイヤさん、DFに居るんだけど…」


フラン「私もそれ思った…セイヤはFWだと思ったんだけどなぁ〜…」


こいし「霊夢先輩と魔理沙先輩がFWでツートップかぁ…」


フラン「咲夜はMF…セイヤと…まぁ片割れがDFで…もう片方がキーパー…」


こいし「オーソドックスなフォーメーションだね…まぁ私達もフォーメーション変わらないけど…」


慧音「それではキックオフっ!」ピーーーーーーっ!


文「さぁ試合開始ですっ!」


こいし「行くよっ!フランちゃんっ!」トッ…


フラン「よーーしっ!」ダッ!


霊夢「此処は通さないわよフランっ!」


魔理沙「ここを通りたくば私達を倒してk「邪魔邪魔〜っ♪」あっ!?ちょっ!?」


咲夜「口上を述べている暇があるなら突っ込んで下さいよ霊夢に魔理沙っ!」ダッ!


霊夢・魔理沙「「ごめんちゃ〜い…」」


咲夜「妹様っ!私が相手ですっ!」


フラン「真っ向勝負はセイヤとする時の為にとっとくもんね〜っ❤︎パルスィっ!」ドッ!


文「フラン選手っ!後ろを振り返る事無くパルスィ選手にパスをしたぁっ!」


パルスィ「こいしちゃんっ!」ドッ!!


ヒューーーーーンっ!


こいし「おっとと…」トスッ!


文「パルスィ選手はそのままダイレクトでこいし選手にパスっ!こいし選手も難無くトラップをし、そのままドリブルで持ち込むっ!」


辰巳「此処から先へは行かせないぞっ!」ザッ!


こいし「邪魔ですっ!」バッ!ババッ!


辰巳「よっ!ほっ!俺だって女の子に抜かれる訳には行かねぇんだよっ!」


タッタッタッタッタッタッ!


フラン「こいしーっ!パスパースっ!」手をフリフリ!


こいし「っ!フランちゃんっ!」バシュッ!


ヒューーーーーーッ!バシッ!


フラン「ナイスパスっ♪」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


文「これは意外な展開ですっ!1年1組女子3人のチームプレーに、2年2組勢が翻弄されているぞーっ!」


フラン「セイヤっ!勝負だよっ!」タッタッタッタッタッタッ!


セイヤ「あぁ、掛かって来い…」


フラン「私のフェイントっ!見せてあげるよっ!」ブゥゥンッ!


フラン・b・c・d「【フォーオブアカインド】っ!」シャキーーーーンっ☆


セイヤ「はぁっ!?」


文「な、ななな何とっ!フラン選手が4人に分身しましたぁぁぁぁっ!」ガタッ!


フラン・b・c・d「「「「ふっふっふっふっふっ…セイヤと5Pする為だけに覚えたこの禁断の技…妖夢師匠の名に懸けて必ずセイヤを抜いちゃうよっ!2つの意味でねっ❤︎」」」」


文「何かトンデモない事を口にしていますがっ!これは一体どういう事なんですかっ!?フラン選手の姉であるレミリア・スカーレットさんっ!解説をっ!」


レミリア「フランは妖夢の影分身が羨ましいと言っていたわ。いつしか、自分1人ではセイヤを満足させてあげられないかもと不安がって、妖夢に頼み込んで影分身の手解きを受けていたのよ…流石私の妹ね。愛する人の為に、先の事まで見据えているだなんて」ふっ…


早苗「理由が不純すぎますよっ!!…でも素直に凄いと思いますっ!!」


妖夢『まさか師匠である私を超えるだなんて…成長しましたね…フランちゃん…』ほろり…


セイヤ「おい妖夢っ!お前何トンデモない技フランに教えてるんだっ!!ていうかそんな描写1つも無かっただろっ!?」


フラン「メタい発言は禁止だよっ!セイヤっ!安心してっ❤︎これからは私達4人で、セイヤを愛してあげるからっ❤︎…まだ持続時間少ないけど…」ボソっ…


文「予想外の展開になりましたがっ!何処ぞの超次元サッカーみたいで私、テンション上がって来ましたっ!!」


セイヤ「あ、悪夢だ…フランが4人に…4人に増えた…これから俺はどうなるんだ…」ガクブルっ…


フラン「よーしっ!行っくぞーっ!へいパスっ!」バシュッ!


フランb「ナイスパスっ♪」バシッ!


セイヤ「か、考えるのは後回しだ…今は目の前の試合に集中するっ!」ダッッ!!


フランb「はいパスっ!」バシュッ!


バシッ!


フラン「ナイスパ〜スっ♪これでセイヤに勝ったねっ♪ラストパースっ!」バシュッ!


シュッッッッッッッッ!!!!


バシッ!!


セイヤ「よっと…」


ストッ!


セイヤ「歩法…雛罌粟応用編…」


フラン「そ、そんなぁ〜…」ガクっ…


セイヤ「ナイスパスだフラン♪…咲夜っ!」バシュッ!!


バシッ!


咲夜「流石セイヤです!後は私達にお任せ下さいっ!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


フラン「うぅ…もう少しだったのにぃ…」


セイヤ「しかし驚いたな…まさかフランが妖夢に手解きを受けてたなんて…」


フラン「私だって…セイヤの力になりたいもん…私達の想いを背負ってくれるのは嬉しいけど…私も…セイヤの想い…背負ってあげたい…だから…」うるうるっ…


頭ポンポンっ…


セイヤ「ありがとな…フランの想い、確かに伝わった。フラン…これからもずっと、俺の傍に居てくれ…」ニコ なでなでっ❤︎


フラン「うん…///あっ!それとねっ!セイヤっ!お姉様も今、槍術頑張ってるんだよっ!」


セイヤ「そうなのか。なら、是非とも手合わせ願いたいもんだな」なでなでっ❤︎


フラン「もぉ〜❤︎試合中なのにぃ〜❤︎でも、セイヤとラブラブするの、フラン大好きだからっ❤︎もう少しだけ、ラブラブしよっ❤︎セ・イ・ヤっ❤︎」ギュゥッ❤︎


イチャイチャっ❤︎ラブラブっ❤︎


裕「試合中に何やってんだこの根暗木偶の坊がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


文「さぁさぁっ!2年2組のカウンター攻撃っ!これに1年1組はどう対応するのかっ!」


咲夜「魔理沙っ!」バシュッ!


魔理沙「ナイスパスだぜ咲夜っ!」バシッ!


1年男子b「なっ!?し、しまった!」


麗音「これ以上、進ませないッ!」ダッ!!


魔理沙「…」ドッ!!


麗音「なっ!?」


霊夢「…」バシッ!ドッ!!


バシッ!


魔理沙「悪いな麗音っ!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


麗音「は、速いッ…」


文「霊夢選手と魔理沙選手、息の合ったワンツーで麗音選手を抜いたぁっ!」


魔理沙「よっしゃーっ!行くぜ霊夢ぅっ!」


霊夢「私達のシュートで先制点取るわよっ!魔理沙っ!!」


バシュッ!!


タタタタタタタタタタタタタッ!!×2


グルンッ!×2


霊夢・魔理沙「「Bad Appleッ!!」」ドッッッッッ!!


ギュゥーーーーーーーーーンッ!!


1年男子a「決めさせて堪るかッ!!」ゴッッ!!


ズザザッ…!!


1年男子a「ぐッ…!ぬぅッ!…ぐあっ!?」


バシュウウウウウウウッ!!


文「ご、ゴーーールっ!!霊夢選手と魔理沙選手の連携シュートが決まったぁっ!!先制点は2年2組ですっ!!」


咲夜「やりましたっ!」ガッツポっ☆


パチンッ☆


霊夢「やったわね魔理沙っ♪」


魔理沙「まぁ私達に掛かればこんなもんだぜっ♪何たって私達は…」


霊夢・魔理沙「「ろくでなしグループだから(なっ♪)ねっ♪」」


咲夜『ろくでなしブルースの間違いなのでは…?』


スタスタスタスタ…


セイヤ「い、いやぁ〜…よく決めてくれたな、霊夢に魔理沙…流石俺の幼馴染だ〜…ナイシュっ!」b☆


フラン「い、いやぁ〜…流石霊夢と魔理沙だねぇ〜…先制点取られちゃったよぉ〜…ナイシュっ!」b☆


ガシッ!!


霊夢「なぁにがナイシュっ!…よ〜っ!試合中に2人でイチャコラしてぇ〜っ!」ググググググググッ!!


セイヤ「痛い痛い痛い痛いっ!!腕折れちゃうっ!腕折れちゃうぅぅっ!!」ジタバタっ!


魔理沙「親指立てる動作まで入れやがってぇ〜!腹立つぜっ!」ググググググッ…


フラン「うわぁ〜んっ!ごめんなさい魔理沙ぁ〜っ!謝るからチョークスリーパーだけは勘弁してぇ〜っ!」ジタバタっ!


咲夜「な、何はともあれ…先ずは1点ですね…」あはは…


こいし「霊夢先輩と魔理沙先輩、完全に息が合ってたね…」


パルスィ「セイヤ先輩がFWじゃない理由が何と無く分かった気がする…」


文「さぁ〜っ!先制点は2年2組でしたが、1年1組の連携も負けず劣らず素晴らしいものでしたねっ!解説者のレミリア・スカーレットさん、そして東風谷早苗さん、お2人としましては、今後はどの様な展開になると予想しますか?」


レミリア「取り敢えずセイヤにシュートを打って貰いたいわ」


早苗「レミリアさんに完全同意です…」うんうん…


文「それは展開の予想では無く唯の願望ですよっ!!」


慧音「では、1年1組ボールから試合再開だ」ピーーーーーーっ!


こいし「フランちゃん…今度はしっかりしてよね…私だってセイヤさんに甘えたいの我慢してるんだから…」ジロッ…


フラン「は、はぁ〜い…」


トッ…ダッ!!


霊夢「今度は本気で止めに行くわよっ!」ダッ!


魔理沙「覚悟しろフランっ!」ダッ!


フラン「フォーオブアカインドっ!」ブゥゥンッ!


バシュッ!バシッ!バシュッ!バシッ!


フランd「ラストっ!」バシュッ!


バシィッ!


フラン「へっへ〜んっ♪」タッタッタッタッタッタッ!


霊夢・魔理沙「「くっ…」」


文「またもやフォーオブアカインド炸裂っ!霊夢選手と魔理沙選手、手も足も出ませんっ!」


フラン「パルスィっ!」バシュッ!


咲夜「なっ!?」


パルスィ「ナイスパスだよフランちゃん!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


パルスィ「こいしちゃん!」バシュッ!


バシッ!


こいし「っ…よしっ!私もセイヤさんにカッコいい所見せるぞぉっ!」ふんすっ!


ザッ!


辰巳「おっとぉ!その前にお兄さんにカッコいい所見せてごらんっ!」


こいし「チッ…」


辰巳「まさかの舌打ちっ!?」


こいし「【無意識フェイント】」ヒュッッ!


辰巳「な!?こ、こっちかっ!」


ふわっ…シュッッ!!…ザザァァーッ!!


こいし「や、やった!成功したっ!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


文「こいし選手っ!掴みの取れない流れる様なフェイントで、辰巳選手を華麗に抜き去ったぁっ!」


こいし「フランちゃんっ!お願いっ!」バシュッ!


ヒューーーーーーーンッ!バシィッ!


フラン「こいしっ!ナイスフェイントっ!…よ〜しっ!今度こそっ!」ダッ!!


セイヤ「フラン…行くぞっ!」


バッ!ババッ!スッ…ガッ…


セイヤ「っ…やるな…」


フラン「えっへへ〜❤︎私だってスポーツ得意なんだよっ❤︎」


セイヤ「だがっ…」スッ!!グルンッ!


フラン「あっ!?」


セイヤ「もっと体全体を使ってボールを庇わなくちゃ、簡単に取られるぞ?」ドッ!…タタタタタタタタタタタタッッ!!


フラン「むーーっ!また負けたぁっ!」地団駄っ☆


文「セイヤ選手っ!フラン選手の股の間に足を入れ、イヤらしくボールを絡め取t「おい実況っ!何で俺だけ変な感じに実況してんだぁっ!?」す、すみませんつい…」


セイヤ「ったく…」タタタタタタタタタタタタタタタタッッ!!


文「セイヤ選手っ!超高速のドリブルで相手陣地に攻め入りますっ!」


レミリア「セイヤーっ❤︎頑張ってーっ❤︎」特製団扇パタパタっ☆


早苗「セイヤさんファイトですよーっ❤︎」特製団扇パタパタっ☆


文「何ですかその団扇はっ!?」


レミリア「私が作成したセイヤ団扇よ?もしかして、貴女も欲しいの?」スッ…


文「あ、すみません欲しいです…有り難く頂きます…」受け取る…


パルスィ「せ、セイヤ先輩っ!こ、此処から先は通しませんよっ!」ザッ!


文「パルスィ選手がセイヤ選手の前に立ちはだかるっ!セイヤ選手はこれをどう躱すのかっ!?」団扇パタパタっ☆


パルスィ「『わ、私だって…やる時はやるんだっ!!』ごめんなさいセイヤ先輩っ!!」スッ…


セイヤ「ん?藁人形?『な、何か嫌な予感…』」


パルスィ「【丑の刻参り】」ドスゥッ!!


セイヤ「ぅぐあッ!!?」ゲポォっ!!


ドサァッ…


セイヤ「」ビクンっ!ビクビクンっ!


パルスィ「うぅ…ごめんなさいセイヤ先輩ぃ…こいしちゃん…」ドッ…


こいし「な、ナイスディフェンスだよ…パルスィちゃん…『パルスィちゃんっ…恐ろしい子っ…』」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


文「セイヤ選手っ!パルスィ選手の丑の刻参りでドリブルを阻まれましたぁっ!」


霊夢「ちょ、ちょっとセイヤっ!?あんた大丈夫っ!?」駆け寄る…


セイヤ「し、心臓に五寸釘打ち込まれたみたいだ…」ピクっ…ピクっ!


魔理沙「と、トンデモない1年だぜ…」


こいし「麗音君っ!」バシュッ!


麗音「ナイスパスっ!」バシッ!


文「1年1組勢!カウンターで2年2組陣地を一気に駆け上がりますっ!」


咲夜「くっ…1対4ですかっ…」


辰巳「いや俺も数に入れて!?」


パルスィ「フランちゃんにこいしちゃんっ!あのシュートで同点にしてっ!」バシュッ!


バシッ!


フラン「オッケ〜っ♪こいしっ!行くよっ!」


こいし「うんっ!セイヤさんに、私達2人のカッコいい所、見せちゃおうよっ!」


フラン「ショータイムだっ!」バシュウッ!!


こいし「やぁっ!」ドッッッ!


フラン「とぉっ!」ドッッッ!


キィィィィィンッ!!


フラン・こいし「「フロウディアントラップっ!!」」ゴッッッッ!!


ギュゥーーーーーーーンッ!!


裕「なっ!?」バッ!!


バシュウウウウウウウンッ!!


文「ご、ゴーーーールっ!決まりましたぁっ!フラン選手とこいし選手の連携シュートで同点ゴールが決まったーーーっ!」


パシンッ☆


フラン「やったねこいし♪」ギュッ!


こいし「特訓の成果だねっ♪」ギュッ!


ピーーーーーーッ!


慧音「前半終了!」


文「此処で前半終了のホイッスルっ!いやぁ、解説のレミリア・スカーレットさん。妹さんがシュートを決めましたよ?」


レミリア「ふふんっ♪私の妹なのだから当然よ♪」


早苗「レミリアさんなんかより全っ然凄いですよね♪フランちゃんは♪」


レミリア「う、う〜っ…ふんっ!姉より優れた妹なんて居ないのよっ!せ、セイヤだって…私の方が…」チラ…


セイヤ「フランにこいしちゃん、さっきのシュート凄かったな。カッコ良かったぞ?」Wなでっ❤︎


フラン「ふにゃ〜❤︎」擦り擦りっ❤︎


こいし「えへへっ❤︎…やったね…///フランちゃん…///セイヤさんに褒められちゃったよ…?///」ヒソっ…


フラン「う、うん…///それに…///なでなでのオマケまで付いちゃうなんて…///」ヒソっ…


レミリア『う〜…私もサッカーの競技に出れば良かったわ…で、でも…各競技にはあの制度があるもの…セイヤが私を選んでくれれば…///』


魔理沙「おいセイヤっ!前半全然良い所なかった癖に何やってんだぜっ!」首元グイッ!!


セイヤ「ぐぇっ!?」


咲夜「後半はしっかりして下さいねっ!」


霊夢「あんたがボール取られなければ1対0で前半終了できたのよ!?…全部あんたの所為よ!?この馬鹿っ!」ゲシッ!


セイヤ「理不尽だ…」グスっ…


妖夢「フランちゃん」スタスタ


フラン「どうも師匠!」ビシッ!


セイヤ「なぁ妖夢…お前どうしてフランに影分身なんか教えたんだよ…」


妖夢「おやおや?フランちゃんと話をしていた様に見えたんですが…理由は聞かなかったんですか?」


セイヤ「ぅ…り、理由は聞いた…嬉しい理由と、余り嬉しいとは言い難い理由…その両方をな…」


フラン「ねぇ妖夢見てた見てた!?私、4人に分身してたでしょ!?」忍忍っ!


妖夢「勿論見てましたよ♪…セイヤとラブラブしている所もしっかりとっ!」頰ムニュ〜っ!


フラン「うぇ〜んっ!妖夢も根に持ってるよぉ〜っ!」ジタバタっ!


こいし「当たり前だよ…セイヤさんに頭なでなでされて、フランちゃんは便乗して擦り擦りしながら抱き着いてたんだから…」擦りっ❤︎擦りっ❤︎


セイヤ「なぁ…こいしちゃん…俺、汗臭くないか…?」


こいし「えっ…///そ、そんな事ないですよぉ…///すっごく良い匂いです…///」クンクンっ❤︎


セイヤ「そ、そうか…でもできるなら嗅がんどいて…」


麗音「ふ、フランちゃん!折角のハーフタイムなんだからさ!時間を有効活用する為に、作戦会議しよう!ね?」


フラン「ん〜っ❤︎セイヤの汗の匂い、最高だねっ❤︎いつもより濃厚だよぉ〜❤︎」クンカクンカっ❤︎


咲夜「妹様、妹様はこの匂いで、ご飯何杯いけそうですか?」クンカクンカっ❤︎


フラン「う〜ん…胃袋的な問題で4杯位かなっ♪」クンカクンカっ❤︎


こいし『後半を頑張る為のエネルギーを…///』クンカクンカっ❤︎


妖夢『次の試合の為のエネルギーを…///』クンカクンカっ❤︎


パルスィ『はわわっ…///これがセイヤ先輩の匂いっ…///初めて嗅いだけど…///甘くて蕩ける様な良い匂いっ…///』クンカクンカっ❤︎


霊夢・魔理沙『『便乗便乗…///』』クンカクンカっ❤︎


セイヤ「お、おいっ…お前らっ…やめろってのっ…っ…い、今服の中に手ぇ入れたの誰だっ!?」


麗音「ふ、フランちゃんっ!」


フラン「うるっさいなぁ…セイヤとの時間、邪魔するっていうなら……キレるよ…?」ギロッ!!


麗音「っ……うぅ…」グスっ…


肩ポンっ…×2


辰巳・裕「「ご愁傷様…」」うんうん…


レミリア「これがペンライトで、こっちがキーホルダーよ。どう?凄いでしょう?」


文「は、はい…セイヤさんへの愛が異常な程感じられます…」


レミリア「これ位当然よ当然っ♪私は日用品全てに、セイヤのシールなどを貼っているわ❤︎セイヤに囲まれていると、とても幸せな時間を過ごす事ができるもの❤︎」


早苗「その通りです!ですがスマホには、セイヤさんに見られてしまう為、シールを貼る事が叶いませんからね…」


レミリア「ふふふっ…そんな貴女に朗報よ、早苗」


早苗「?…朗報とは?」


レミリア「つい先日、私が企画した案がお父様に通ったのよ……そう…セイヤのスマホケースを制作するという案がっ!」


早苗「さにぁっ!?そ、それは本当ですかっ!?」肩ガシッ!


レミリア「ふふっ♪でも貴女にはあげないわ♪これは私とフラン専用なのよ♪」


早苗「どこのスネちゃまですかぁっ!!私にも下さいよっ!!土下座しますからっ!!ジャンピング土下座でも何でもしますからぁぁぁっ!!」ガクガクッ!!


レミリア「ふふふふふふっ♪」ガクンガクンっ!


ピーーーーーーッ!


慧音「は、ハーフタイム終了だ…2年2組ボールで試合を再開する…『本当に相も変わらずモテモテだなぁ…女の子選び放題じゃないか…』」


スタスタ…


フラン「ねぇねぇセイヤっ❤︎セイヤはどうしてFWじゃないの?セイヤが本気出せば楽勝なのにさ❤︎」ギュッ❤︎


セイヤ「ん?あ、あぁ…それは…まぁ…な…?」スタスタ…


フラン「ぶ〜っ…私達には本気出す必要も無いって事…?」ギュゥッ❤︎


ピタ…


フラン「?…セイヤ?」


セイヤ「俺に本気を出させたいのなら、俺が本気になる様なプレーをしてみろ。フラン」


フラン「『あぁぁぁっ❤︎もうやだぁっ❤︎セイヤ超カッコいいよぉぉぉっ❤︎』う、うんっ❤︎セイヤの本気を引き出せる様に、フラン頑張っちゃうよっ❤︎」ギュウッ❤︎


セイヤ「あぁ!その意気だフランっ!…あ、それと…周りの視線がアレだからさ…そろそろ離れような…?」ヒソっ…


フラン「むぅ〜っ……はぁ〜いっ…」パッ…


スタスタスタスタ…


セイヤ「なぁ魔理沙…まだ本気出しちゃ駄目なのか…?」ヒソっ…


魔理沙「1年相手に本気出すのか…?そんなの大人気ないだろ…」ヒソっ…


霊夢「あんたは私達の指示があるまでは本気出しちゃ駄目よ…」ヒソっ…


セイヤ「そ、そうは言うが…フランに申し訳が立たなくてな…」ヒソっ…


咲夜「ふふっ…セイヤは、本気のプレーには本気のプレーで答える人ですからね。無理もありません…」クスクスっ…


セイヤ「そういう事なら、どっちにしろ…フラン達に頑張って貰うしかない訳か…」はぁー…


慧音「それでは!2年2組ボールで試合再開だっ!後半戦、キックオフ!」ピーーーーーーッ!


霊夢「行くわよ!魔理沙!」ドッ…


魔理沙「うっしゃーっ!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


フラン「私の本気のプレーで…本気のセイヤと…真剣勝負がしたいっ!!」ギンッ!


ブゥゥンッ!!


ズザザァァッ!ガッ!!


魔理沙「なっ!?」グラァッ…


霊夢「またフォーオブアカインド!?」


フランd「パルスィっ!!」バシュッ!


バシッ!


パルスィ「こいしちゃん!」ビシュッ!


文「後半戦が開始されたと思いきや!1年1組勢の猛攻だぁっ!」


こいし「フランちゃん!」バシュッ!


文「1年1組の連携プレーに全く付いて行けていない2年2組っ!これは後半開始早々一方的な試合展開ですっ!!」


辰巳「行かせるかっ!」


フラン「邪魔…しないでっ!!」


ブォンッ…ブォンッ…


フラン「禁忌っ…」指パチンッ!


ビシュビシュビシュビシュッ!


辰巳「ぐぁっ!?」ズザァッ!


フラン「【クランベリートラップ】!」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


文「な、何という事でしょう!!フラン選手!魔法陣の様なモノを召喚し、その魔法陣から放たれた弾で辰巳選手を吹き飛ばしたぁっ!!」


フラン「セイヤっ!勝負だよっ!!」タッタッタッタッタッタッ!


セイヤ「3度目の正直…か。果たして…どうなるかなっ!!」ダッ!


ガッ!バッ!…グルンッ!


セイヤ『俺の言った事をもう活かしてるッ…体格差があるのにッ…フランからボールを取る事が出来ねぇッ…』スッ!ババッ!


フラン『細かい動きでセイヤを翻弄するッ…そうすればッ…いつか隙が生まれる筈ッ…その隙をッ…』ガッ!バッッ!グルッ!


タッタッタッタッタッタッ!


「フランちゃんっ!パスっ!!」手をブンブンッ!


フラン「っ!?『れ、麗音っ!?』」


麗音「フランちゃん!僕にパスをっ!」


フラン『し、死んでもパスなんか出さないっ!しかも麗音なんかにっ!!……でも…』


“俺に本気を出させたいなら、俺が本気になる様なプレーをしてみろ。フラン”


フラン「『今はっ…自分が最良だと思うプレーをするっ…きっとそれにっ…セイヤは応えてくれる筈だからっ…』麗音っ!!」グルンッ!バシュッ!!


セイヤ「なっ!!?く、糞ッ!!」ダッッッ!!


バシッ!!


麗音「『フランちゃんからのパス…絶対に…決めて見せるっ!!』行きますッ!!」バシュッ!!


グルンッ!!ゴッッ!!


麗音「レオンッ…ブーストぉぉぉっ!!」ドゴォッ!!


ドシュゥゥゥゥゥゥゥンッ!!


文「これは凄いシュートですっ!果たして裕選手は止める事が出来るのかぁっ!?」


裕「1年にばっか…良い格好させられるかよッ!!」ダッッ!


グググググッ!


裕「鋼鉄ラリアットぉぉぉっ!!」ゴギィィィンッ!!


ズザザッ!!


裕「ぐぉぉっ!!…ぐっ…ぐあぁっ!?」


バシュウウウウウウウンッッ!!


文「ゴーーーーールっ!!麗音選手の必殺シュートが決まったぁぁっ!!これで点数は2対1っ!後半戦最初の得点はっ!1年1組が捥ぎ取ったぁぁっ!!」


早苗「レミリアさん…好い加減負けを認めましょうよ…フランちゃんの方が全然凄いですよ…?いや、これマジですよ…?」


レミリア「うーーー…」しょぼ〜んっ…


セイヤ「悪い…油断した…完全に俺のミスだ……本当にすまない…」ペコ


霊夢「な、何柄にもない事してんのよっ…」ワタワタっ!


魔理沙「そ、そうだぜっ…元はと言えば、私がボールを取られたのが悪いんだぜっ?」ワタワタっ!


咲夜「私も…完全に妹様達の動きに翻弄されていました…」


辰巳「あぁ…逆に謝らなきゃならねぇのは俺らの方だ…」


霊夢「いやあんたが1番悪いから…あんなフェイント位速攻で避けなさいよグズ」


辰巳「えぇぇっ!?俺だけ辛口っ!?ていうか無理無理っ!あんなの避けられるのなんてセイヤ位だっつの!」


セイヤ「いや俺でも無理だわあんなの…」


裕「またゴール決められちまった…俺が不甲斐無い所為で…」


魔理沙「何言ってんだぜ!キーパーは最後の砦だろ?その最後の砦まで行かれる、私達が悪いんだ」


セイヤ「魔理沙の言う通りだ。ナイスファイト、裕」肩ポン…


裕「お、おう…///『ヤッベェ…競技種目、サッカーにしといて良かった』」


フラン「ナイスシュート…中々良かったよ…」


麗音「う、うん…///ありがと…///」テレっ…


こいし「でも…シュートに自分の名前付けちゃうのはなぁ…」


パルスィ「あ、それ私も思った…良く恥ずかし気も無く叫べたね?賞賛に値するとはこの事だよ」


麗音「えぇ〜…」


フラン「でも、ちょっとはカッコ良かったよ…ま、それでも全然セイヤには及ばないけどねっ…」


麗音「『ふ、フランちゃんが…///僕の事をカッコ良かったよって…///』ぼ、僕!もっともっと点取るよっ!」


フラン「あっそ…好きにすれば?私が麗音にパスしたのは、セイヤの本気を引き出す為だけだし…」


麗音「え…?そ、それ…どういう事…?」


フラン「だ、だってさ?///私が麗音にパス出したんだよ?///も、もしかしたら…///セイヤが嫉妬して…///俺のフランからパスを貰った位で、調子乗ってんじゃねぇぞ?…みたいな感じでっ?///それでそれでっ…///本気を出したセイヤにボロ負けしてっ…///試合が終わった後には…///セイヤに躾けられちゃうんだよっ…///」モジモジモジモジモジっ…


麗音「ふ、フランちゃん…?」


フラン「セイヤの部屋に拘束されてっ…///ネチネチ攻められてっ…///もぉ〜っ…///セイヤ以外にはそんな感情抱かないのにぃ〜っ…///セイヤってばほんとに心配性なんだからぁ〜っ…///」モジモジモジモジモジっ…


こいし「まぁ…フランちゃんが麗音君に恋変わりする事は無いって事…」スタスタ…


パルスィ「うんうん…絶対に有り得ないね…ほんとご愁傷様…」スタスタ…


麗音「」(白目)


フラン「だめだめセイヤぁっ❤︎そんなに出したらっ❤︎フラン本当に妊娠しちゃうよぉっ❤︎」モジモジモジモジモジっ❤︎


セイヤ「さっさとフォーメーションにつけ馬鹿野郎っ!!」そして変な妄想すんなぁぁっ!!


文「いやぁしかし…本当に凄い試合ですねぇ…そして、よくボールさんは無事ですね…一体どんな素材で出来ているんでしょうか…」


レミリア「そんな細かい事はどうでもいいわっ!…セイヤーーーっ❤︎早く貴方のシュート、私に見せて頂戴っ❤︎」


早苗「私からもお願いしまーーーすっ❤︎」


魔理沙「霊夢…フランには要注意だぜ?」


霊夢「ふんっ…そんな事、あんたに言われなくても分かってるわよ…」


慧音「2年2組ボールで試合再開っ!」ピーーーーーーっ!


ドッ…


霊夢「今度は私達の番よっ!」ダッッ!


フラン「へっへ〜んっ…悪いけど、セイヤ以外には…興味無いんだよねっ!」ブゥゥンッ!


霊夢「そんな事っ!」


魔理沙「今更言われてもなっ!」


フランb・c「「はぁぁっ!!」」ズザザァッ!


魔理沙「霊夢っ!」バシュッ!


バシッ!


ザッ!×2


フラン・d「「さぁ…どうする?霊夢…」」


霊夢「あんたがその気なら…こっちも遠慮は要らないわよね?」キィィィィィンッ!!


地面バンッ!!


霊夢「【博麗結界】っ!!」


キィィィィィン…!!


フラン・d「「っ!?け、結界っ!?」」


霊夢「暫く其処で大人しくしてなさいっ♪スカーレットロリ体型(妹)♪」ドッ!…タッタッタッタッタッタッ!


フラン・d「「むぅーーーーっ!!」」バンバンっ!


レミリア「何気に私にも攻撃しているわよねっ!?霊夢っ!?」


霊夢「さぁねぇ〜♪」タッタッタッタッタッタッ!


文「霊夢選手っ!何と霊力を使ってフォーオブアカインドを無力化しましたっ!もうこれ完全に何処ぞの超次元サッカーですっ!その内ファイアーなトルネードとか出そうで怖いですっ!私っ!」


霊夢「♪」バッ!ババッ!!


こいし「えぇっ!?」


パルスィ「は、速いっ!!」


文「霊夢選手っ!セイヤ選手に負けず劣らず素晴らしいドリブルですっ!1年1組勢、誰もそのドリブルに付いていけませんっ!」


麗音「僕が相手ですっ!霊夢先輩っ!」


タタタタタタタタタタタタタタッッッ!!


霊夢「生憎だけど、あんたの相手は…私じゃないわよっ!…セイヤっ!!」ドッッ!!


麗音「えっ!?」


バシッ!!


セイヤ「…」ダッッッ!!!


麗音「し、しまったッ!完全に油断してたッ!!」クルッ!ダッ!!


1年男子b「ぐぅッ!く、来るなら来やがれっ!!」


シュッッッッッッッッ!!


セイヤ「…」ザザザザァァァッ!!…ドッ!


1年男子b「あ、あれ…?居ない…」


文「で、出ましたぁっ!去年の球技大会でも見せた、セイヤ選手お得意の瞬速ドリブルっ!!」


レミリア「うーーーっ❤︎セイヤーーっ❤︎」団扇パタパタっ☆


早苗「カッコいいですぅーーっ❤︎痺れますぅーーーっ❤︎」団扇パタパタっ☆


ザッ!


パルスィ「しゅ、シュートは打たせませんっ!」藁人形スッ…


セイヤ「…」タタタタタタタタタタタタッッ!!!


パルスィ「丑の…」


セイヤ「咲夜っ!」バシュッッ!


パルスィ「えっ!?」


バシッ!


咲夜「…」


パルスィ「そ、そんな…いつの間に…」


セイヤ「俺に気を取られ過ぎだ、パルスィ。咲夜…」


咲夜「何なりとご命令を…」


セイヤ「決めろ…」


咲夜「……畏まりましたッ!」グッッ!!


シャキシャキシャキシャキシャキシャキンッ!


咲夜「はぁッ!」バシュウッ!!


シュッッッッッッッッ!!グルンッ!


咲夜「【ナイト・オブ・ナイツ】っ!!」ガッッ!!


ギュゥーーーーーーーンッ!!


1年男子a「このリードを…守ってみせるッ!!」グッッ!


1年男子a「【鉄拳制裁】ッ!!」ゴッッッ!!


ストストストストストストッ!


1年男子a「ひぃっ!?な、ナイフっ!?」ビクゥッ!


バシュウウウウウウウンッ!!


文「ご、ゴーーーーールっ!咲夜選手のナイト・オブ・ナイツが決まったぁっ!これで2対2の同点っ!ゲームはまたもや振り出しに戻りましたぁっ!」


スタスタ


セイヤ「咲夜、ナイスシュート…」手を出す…


咲夜「アシスト感謝します、セイヤ。しかし、よく私が走っている事に気付きましたね…」手を出す…


パチンッ☆


セイヤ「ははっ!何言ってんだ、咲夜…俺はいつでも、あんたの事…見てるんだぞ?」ニコ


咲夜「ふぇっ!?///」ボフンッ☆


肩ポン…


セイヤ「その調子で頼むぞ?…んじゃな」タッタッタッタッタッタッ…


咲夜「ひゃ、ひゃい…///」プシュ〜っ☆


フラン・こいし・パルスィ「「「むぅ〜っ…」」」頰プクーーーっ☆


文「いやぁ、まさかナイフを応用してのシュートを打ってくるとは、夢にも思いませんでした。咲夜さんの主人であるレミリア・スカーレットさん、さっきのシュートについて、解説をお願いします」


レミリア「咲夜は小さい頃からナイフが好きで、良く弄っていたわ。中学でも高校でも、そのナイフ好きは健在という訳よ。でもまさか、シュートを打つ時までナイフを使うとは、流石の私も予想していなかったわ」


こいし「どうしようフランちゃん、また同点になっちゃったよ?」


フラン「ならまた点を取るだけだよ…セイヤはまだ、全然本気出してないもん…」


パルスィ「あ、アレでまだ本気出してないの…?」


フラン「お姉様が言ってた…セイヤはすっごいシュートを打つんだって…だから私は、そのシュートが見たいっ…セイヤと真っ向から勝負して、そして勝ちたいっ!」


こいし「……うんっ!そうだねっ!」ふんすっ!


パルスィ「セイヤさんが本気になるまで、藁人形に五寸釘打ち込みまくっちゃうよ!」ふんすっ!


慧音「それでは1年1組ボールで試合再開っ!」ピーーーーーーっ!


ドッ…ダッッ!


霊夢「また私達が点取ってやるわっ!行くわよ魔理沙っ!」ダッッ!


魔理沙「合点承知の助だぜっ!」ダッッ!


フラン「邪魔…しないでよっ!!」ヒュッッッ!


霊夢・魔理沙「「なっ!?」」


文「な、何とフラン選手っ!霊夢選手と魔理沙選手を一気に抜き去ったぁっ!」


フラン「こいしっ!」バシュッ!


バシッ!


咲夜「もう点は入れさせませんっ!」バッッ!


ふわっ…シュッッ!!…ザザァァーッ!!


咲夜「くっ…」ザザッ!


こいし「パルスィちゃんっ!」バシュッ!


パルスィ「よしっ!」バシッ!


辰巳「させるかっ!」ダッッ!!


パルスィ「っ!?れ、麗音君っ!」バシュッ!


ガッ!!


咲夜「カット成功ですっ!」


麗音「まだッ!ですよッ!」ザザァァァッ!


バシュッ…!


咲夜「あっ!!」


麗音「フランちゃんっ!」ドッッ!


バシッ…


フラン「こいし…決めるよっ!!」


こいし「うんっ!」


フラン「はぁっ!!」ドッッッ!!


こいし「やぁっ!!」ドッッッ!!


キィィィィィィィンッッ!!


フラン・こいし「「フロウディアントラップっ!!」」ゴッッッッ!!!


ギュォォォォォォォォォォォッッ!!


セイヤ「おーい魔理沙ー…どうするー…?さっきよりも威力上がってるぞー…?」


魔理沙「ぐぬぬぬぬっ…せ、セイヤぁっ!」


セイヤ「はいはーい…?」


魔理沙「ほ、本気出しちゃえだぜーーっ!!」


コキッ…コキッ…


セイヤ「畏まりました…っと!」シュッッッッッッッッッ!!!


ザザァァッ!!


裕「せ、セイヤっ!?」


セイヤ「紅魔流格闘術螺旋ノ型ッ…」ググググググググッッッッ!!


ヒュッッッッッッッッッ!!!!


セイヤ「風花ッ!!」ゴッッッッッ!!!


ヒューーーーーーーンっ…トーントンガッ!


セイヤ「ふぅ…」


文「と、止めたぁぁっ!!ボールを蹴り上げてフロウディアントラップの威力を相殺したぁぁっ!!」


フラン「えへへ…やっと本気になってくれたね…セイヤ…」ニコ


セイヤ「残り時間も少ない…一気に決めさせて貰うぞ…」ダッッッ!!!


フラン「そう簡単には抜かせないよっ!フォーオブアカインドっ!」ブゥゥンッ!!


バッッッ!!


フラン「えっ!?『は、速いっ!!』」


こいし「【無意識ディフェンス】っ!」


セイヤ「…」瞼を閉じる…


フラン『ま、瞼を閉じたっ!?』


ザッ!!バッッッ!…グルンッ!


こいし「あ、あれ…?」


セイヤ『いくら無意識と言えど、気配は消せないからな…』タタタタタタタタタタタタッッ!!


パルスィ「私が相手ですっ!セイヤ先輩っ!」


セイヤ「…」バシュッッ!!


パルスィ「っ!?『ま、またパスっ!?』」クルッ!


ヒューーーーンッッ!!


文「あぁーっとセイヤ選手っ!痛恨のパスミスっ!」


レミリア「あれはパスミスでは無いわ。セイヤの真の目的は…」


ゴッッ!!ギャルギャルッ!バシュッ!!


セイヤ「…」バシッ!!


フラン・こいし・パルスィ「「「えぇっ!?」」」


文「な、何という事でしょう!パスミスかと思われたボールが突然軌道を変え、セイヤ選手の足元へと綺麗に収まったぁっ!!」ガタッ!


早苗「い、一体どうやったらあんな事出来る様になるんですかっ!?」


レミリア「う〜❤︎」格好良いわ❤︎


ザザァァッ!


麗音「い、行かせないっ!セイヤ先輩っ!勝負ですっ!」ダッッ!


ヒュッッッ!ヒュヒュッ!!バッッッ!!


セイヤ「まだまだ遅いな…麗音…」ダッッッ!!!


麗音「ぐっ!」


1年男子b「舐めんなぁっ!!」ズザザァァッ!!


シュッッッッッッッッ!!


セイヤ「…」ザザザザァァァッ!!…ドッ!


文「またまた出たぁっ!瞬速ドリブルっ!セイヤ選手っ!1年1組勢のディフェンスを物ともせずゴール前まで来たぁっ!!」


ザザァァッ!×3


フラン・こいし・パルスィ「「「はぁっ!はぁっ!」」」ゼェゼェっ!


文「な、何とっ!フラン選手、こいし選手、パルスィ選手がゴール前まで戻って来たぁっ!流石にこの3人を相手するのは厳しいかぁっ!?」


霊夢「本気になったセイヤが止められる訳無いじゃ無い…」


魔理沙「だな…何たってセイヤは、私達2年2組のエースストライカーだもんなぁ…」


咲夜「セイヤが此処で取る行動はたった1つ…」


セイヤ「行くぞ…こいしちゃん、パルスィ……フランっ!!」


フラン「っ…良いよっ!セイヤのシュート、私達に見せてっ!」


セイヤ「…」グッッッ!…ギャルンッッ!!


バチチッ!…ギャリギャリギャリギャリギャリッッッッ!!


文「あ、あのシュートはまさかっ!!」ガタッ!


セイヤ「はぁぁぁぁッ!!」ガッッッッッ!!


ジャキンッッ!!


ドシュウウウウウウウウウウウウッッッ!!!


文「で、出たぁぁぁっ!!セイヤ選手の必殺シュートっ!!…れ、レミリアさん…///シュート名お願いします…///」コソっ…


レミリア「あのシュートは、私とセイヤが秘密の特訓で漸く編み出した必殺シュート…そうっ!【ソード・オブ・ダークネス】よっ!」うー☆


セイヤ「だから人のシュートを変な名前で呼ぶなってのっ!」ていうか秘密の特訓って何っ!?


シュンッッッッ!!


フラン・こいし・パルスィ『『『は、速過ぎるっ!!』』』


1年男子a「て、鉄拳制sバシュウウウウウウウンッッッ!!えぇっ!?」


文「ご、ゴールゴールゴーーールっ!目にも留まらぬ神速シュート、そ、ソード・オブ・ダークネスが決まったぁぁぁっ!!」


ピッピッピーーーーーッ!


文「此処で試合終了のホイッスルーーっ!結果は3対2で2年2組の勝利ですっ!!」


慧音「ではお互いに、礼っ!」


全員「ありがとうございましたっ!」


慧音「いやぁ驚いた…まさか去年よりも凄いプレーを見せられるとは思わなかったよ、セイヤ君」


セイヤ「きょ、恐縮です…」


魔理沙「チッチッチッ…慧音先生甘いぜ。セイヤの実力はこんなもんじゃないぜ〜?」


霊夢「球技大会の練習ではもっと凄いシュートバンバン打ってたもんね。まぁ私達4人で特訓してる時だけだけど♪」


慧音「そ、それは凄いな…それじゃあ、次の試合も期待してるよ?セイヤ君」ニコ


セイヤ「あ、あはははっ……はぁ〜…」


フラン「…」うるっ…


こいし「フランちゃん…」


パルスィ「うぅ…負けちゃった…」


麗音「ふ、フランちゃん…僕の胸で良ければ貸s「うわーーーんっ!せーやーーーっ!!」…うぅ…」ガクっ…


セイヤ「…」よしよし…


フラン「せーやぁ…せーやぁ…」ギュゥッ…


セイヤ「やっぱり、負けるのって悔しいよな?フラン。全力でプレーしたなら、尚更な…」なでなで…


フラン「うん…」ギュゥッ!


こいし「『ま、まぁ…今回1番頑張ったのはフランちゃんだし…本気で悔しそうだから見逃しても…』……あれ…?」


フラン『うへへへ〜…///せーやの汗の匂い…///試合終了直後だから超濃厚だよぉ〜…///』涎ダラダラっ☆


こいし「セイヤさん離れて下さいっ!フランちゃん涎垂らしながらセイヤさんの匂い嗅いでますっ!」ビシィッ☆


セイヤ「っ!!?お、おいフランっ!」バッ!


フラン「えへへへ〜❤︎」トロ〜ンっ❤︎


セイヤ「何トロ顔してんだお前っ!…うわっ!?俺の体操着がフランの涎塗れに…」ネトォ〜☆


フラン「ふぅ…堪能したぁ〜❤︎」ニコっ❤︎


こいし「フランちゃんズルいよっ!セイヤさんっ!私にも嗅がせて下さいっ!」ダッッ!


咲夜「妹様の涎付き体操着っ!良い値で買いますっ!『セイヤの体操着でもありますし…///一石二鳥とはこの事ですね…///』」ダッッ!


レミリア「わ、私もセイヤの体操着、欲しいわっ!2度と手に入らないお宝アイテムだものっ!」ダッッ!


早苗「れ、レミリアさんの手に渡る位なら私が…///」ダッッ!


セイヤ「うわぁっ!?ちょ、お前らやめろっ!追い掛けて来るなぁぁっ!!」ダッッ!!


ギャーギャーっ!ワーワーっ!


霊夢「ま、取り敢えずは1勝ね…」


魔理沙「だな…」


タッタッタッタッタッタッ!


「れ、霊夢っ!魔理沙っ!セイヤ何処に居るっ!?」


霊夢「ん?…萃香じゃない。どうしたのよ」


萃香「ゆ、紫にセイヤを呼んで来いって言われてっ…」ゼェゼェ…


魔理沙「紫が?まぁセイヤなら…彼処で咲夜達に体操着脱がされようとしてるぜ…」指差し…


セイヤ「やめろフランっ!///体操着の中に頭突っ込むなぁっ!///」息が掛かって擽ったい…///


フラン「えへへ〜っ❤︎セイヤの匂い直嗅ぎ〜っ❤︎頭の中蕩けちゃうよぉ〜っ❤︎」擦り擦りっ❤︎


萃香「うわぁ〜…」


霊夢「それで?どうしてセイヤに用があるのよ……まさか」


萃香「そのまさか…2年2組が負けそうなんだよねぇ…だから紫がもう激おこで…」


魔理沙「Oh…」


霊夢「セイヤーーっ!体操着その馬鹿達に明け渡してっ!ちょっとこっち来なさーいっ!」


セイヤ「ったくもうっ!」脱ぎ脱ぎっ!


こいし『セイヤさんの生脱衣だぁ❤︎』キュンっ❤︎


ポイっ!


レミリア「うーーっ❤︎」バッ!


パシッ!


レミリア「ふふふ…///お宝アイテムGETだわ…///」クンクンっ❤︎


咲夜「お、お嬢様っ!///私にも是非っ!///」シュザッ!


フラン「お姉様ぁ〜♪私にも貸して貸してぇ〜♪」


早苗「そ、それはレミリアさんの手には余るものです!大人しく私に渡して下さいっ!」


レミリア「嫌よ…」プイっ…


早苗「さにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


ギャーギャーっ!ギャーギャーっ!


タッタッタッタッタッタッ…


セイヤ「で?霊夢、何だよ突然…」ピタ…


霊夢「『せ、セイヤの裸…///』な、何か紫があんたの事呼んでるらしいわよ?///」ドキドキっ❤︎


魔理沙「『今日も変わらずいい体だぜぇ…///』も、もしかしたら野球の助っ人かも知れないぜ…///」


セイヤ「は、はぁ?萃香先生、そうなんですか?」


萃香「えっ!?///あ、うんっ!///そうそうっ!///『男の裸なんて見た事少ないから…///た、耐性がっ…///そ、それにしてもいい体してるねぇ…///』」ジロジロっ…


セイヤ「そ、そうなんですか…それと余りジロジロ見ないで下さいよ…恥ずかしいです…」


パルスィ「///」プシュ〜っ☆


セイヤ「?…パルスィ、顔真っ赤だけど大丈夫か?」ズイっ…


パルスィ「だっ、だだ、大丈夫でひゅっ!!///『はわわわわっ…///近いよ〜…///心臓がバクバクしてる…///』」


セイヤ「そうか?なら良いんだが…ていうか肌寒いっ…」ぶるっ…


レミリア「せ、セイヤ…///はい…///」つ体操着


セイヤ「おぉ、ナイスタイミングだ…」受け取る…


早苗「あ、あの…セイヤさん…その体操着なんですけど…」


セイヤ「何だ?」イソイソっ…


フラン「お姉様良いなぁ…ねぇセイヤぁ…それ暫く着たら今度は私の体操着着てぇ…」


セイヤ「何言って……あれ?何かこの体操着小さいな…いやめっちゃ小さいんだが…」


魔理沙・萃香「「あはははははっw!」」ゲラゲラw!


霊夢「ぷっwあ、あんたwパッツパツじゃないそれっw」


セイヤ「笑うなぁ!命が惜しかったら笑うな!」


咲夜「セイヤ、それはお嬢様の体操着です。ですので、後で私に売って下さい…///」ヒソっ…


セイヤ「れ、レミリアのっ!?じゃあお前が着てるのが俺のかっ!?」


レミリア「ふふっ❤︎貴方の匂いが染み込んでいて最高だわ❤︎この体操着はスカーレット家の家宝にしようかしら❤︎」スンスンっ❤︎


セイヤ「ていうかお前公衆の面前で堂々と着替えたのか!?」


レミリア「貴方の体操着を先に着た状態で脱げば、他の輩には見られないわ。ふふ、心配しなくても、私の肌は貴方にしか見せないわよ❤︎セイヤ❤︎」ギュウっ❤︎


フラン「でもやっぱりお姉様には大っきいよねぇ……匂い嗅がせて」クンクンっ❤︎


萃香「って!そんな事よりセイヤは早くこっち来るっ!」グイッ!


セイヤ「この格好でですかっ!?ちょ、ちょっと待って下さい萃香先生っ!」スタスタ!


こいし「レミリア先輩良いなぁ…」指咥え…


フラン「私もセイヤの匂いが染み付いた体操着、欲しいなぁ…」指咥え…


麗音「ぼ、僕の体操着で良けr「良い訳ないじゃん…気持ち悪いからそういう事言わないでくれる?」ご、ごめん…」グスっ…


辰巳「麗音、好い加減に諦めようぜ?」肩ポンッ…


裕「フランちゃんは無理だって…第三者から見ても、セイヤと麗音との態度が全然違うからな…」肩ポンッ…


麗音「セイヤ先輩になりたい…」グスンっ…



〜幻想学園高等学校(野球専用グラウンド)〜



ズパァァンッ!



勇儀「ぼ、ボール…」


「クソッ!」


タッタッタッタッタッタッ!


萃香「紫っ!セイヤ連れて来たよっ!」ピタッ!


紫「遅いっ!!あんた何やってんのぶふぅっw!」


アリス「あははははw!セイヤ何その体操着w!パッツパツw!パッツパツだよw!」


美鈴「ぷっwち、小さ過ぎますよセイヤw」


諏訪子「セイヤはパッツパツな体操着着るのが趣味なのw?」


セイヤ「どんな趣味だよっ!…それより紫さん。どうしたんですか?今1回戦ですよね?」


紫「あれを見れば分かるでしょ?」


セイヤ「今は5回表、相手の攻撃ですか…しかもノーアウト満塁…何ですか?この状況」


紫「どうもこうも無いわよ…自信満々にピッチャーやるとか言ったから信用したけど、アレは駄目ね…滅神高校との試合拒否する理由が良く分かるわ…3流…いや、4流のピッチャーねあいつ…」


セイヤ「紫先生…貴女は曲がりなりにも教師なんですから…」


スタスタスタスタ


霊夢「何よこの状況…ノーアウト満塁で既に2点も取られてるじゃない…」スタスタ


魔理沙「ピッチャー藤堂だろ?野球部ピッチャーの癖に情けない奴だぜ…」スタスタ


咲夜「あ、押し出しで1点入れられてしまいましたね…」


霊夢「相手は3年生、しかも野球部ばっかりね…」


咲夜「野球は女子は参加しなくても大丈夫ですから…相手は全員男子ですか…」


フラン「本気出し過ぎだね?たかが球技大会にさぁ…まぁ私も人の事言えないけど…」はぁ…


セイヤ「まぁ3年生は最後の球技大会だからな…本気になるのも当然だろ…」


紫「ていうかあんたw本当にそれやめてw」


美鈴「お嬢様の体操着…何だかブカブカですね…」


レミリア「これはセイヤの体操着よ…///セイヤの匂いが染み付いた、究極のお宝アイテムなのよ…///」クンクンっ❤︎


セイヤ「辰巳、お前の体操着貸せ…この体操着でマウンド上がりたくない…」


レミリア「う〜…」うる…


咲夜「セ〜イ〜ヤ〜…?」シャキンッ☆


セイヤ「違う違うからっ!こんなパッツパツじゃ投げ辛いだろっ!?」


紫「勇儀っ!ピッチャー交代っ!ていうか助っ人枠使うわっ!」


セイヤ「ちょっと待って!!」


藤堂「は、はぁっ!?」


アリス「やった♪これならこのピンチ、凌げるね♪」


諏訪子「まさか学校でセイヤのピッチングが見られるなんてねぇ♪」


藤堂「お、俺は交代なんか認めねぇからな!?こんな根暗にマウンド任せられる訳…」


レミリア「試合から逃げた臆病者が何を言い出すのかと思えば…」


フラン「ね?しかもノーアウト満塁とか、超ダサいよ」


セイヤ「俺もノーアウト満塁だったんだけどなぁ…あの時…やっぱりダサいよなぁ…」左投手用のグローブプリーズ…


フラン「ご、ごめんねセイヤっ!謝るからっ!お、お願いだからフランの事、嫌いにならないでっ!お願い…」グスンっ…


セイヤ「嫌だ…」


フラン「えっ…そ、そんな…セイヤに嫌われたら…私…生きてる意味無いよ…」ポロポロ…


頭ポンっ…


セイヤ「だから罰ゲームだ。俺が三振に取る所、瞬きしないで見てろ、分かったか?」ニコ


フラン「え…?///う、うん…///『胸がきゅっとする…///セイヤカッコいい…///』」ドキドキっ❤︎


セイヤ「よしっ…それじゃあちょっと投げ込んでくるわ…」肩グルグルっ…


早苗「あの…皆さん…セイヤさんの速球が打てる人なんて、この学校に居るんですか?」


魔理沙「無理無理…探の奴だって、ギリギリ外野に飛ばすのがやっとだって言ってるからな」


こいし「あの速球をホームランするんだって、滅神高校の人達も頑張ってますからね…」


霊夢「ウチみたいな臆病集団の野球部には絶対打てないわよ…」


スタスタスタスタ


セイヤ「ほら、ピッチャー交代だ。まぁ気負わずマウンドから降りろ。ほら、ボール」手を出す…


パシンッ…


セイヤ「あ?」ピクッ…


アリス『あ…セイヤの顔付きが…』ガクブル…


藤堂「ピッチャーの聖地に軽々しく足踏み入れてんじゃねぇよ根暗…」


セイヤ「何だとこの腰抜けピッチャー…真面なピッチング出来ねぇ癖に虚勢張ってんじゃねぇよ…」


藤堂「どうせてめぇは滅神高校との試合も八百長なんだろ?レミリアちゃんとフランちゃんはてめぇに懐いてるからな、金積ませて負けて貰ったんだろ?あ?」


セイヤ「ッ!!」バギィッッ!!


藤堂「ぐあっ!?」ズザザァァーッ!!


霊夢「ちょっ!あの馬鹿っ!」


セイヤ「レミリアとフランはそんな卑怯な事に手を貸したりなんかしねぇッ!!出鱈目言ってんじゃねぇぞッ!あぁんッ!?」胸倉ガシッ!


藤堂「生徒全員の前で手ぇ出していいのかよ根暗…退学になんぞ?」ポタっ…ポタっ…


セイヤ「うっせぇよ…人の心配する前に自分の心配しろ。それにな、今の発言は俺達を馬鹿にしてるだけじゃねぇ…俺達と真剣勝負をした、瑛須達の事も馬鹿したんだよ…てめぇは…」


藤堂「知らねぇなんな事…言っとくがてめぇは俺に手ぇ出したんだ…先公も見てるんだぜ?てめぇは退学確定だ根暗…」


セイヤ「なら、退学を賭けて俺と1勝負しろ…藤堂…」


藤堂「あ?勝負だと?」


セイヤ「あぁ…てめぇが招いたこのノーアウト満塁のピンチ、俺が抑えてやる。それだけじゃ条件不足だろうから…そうだなぁ……三球三振ノーヒットノーラン決められたら、自分の非を認めて、俺が殴った事を不問にしろ…」


藤堂「このピンチ凌ぐだけじゃなくてw三球三振のノーヒットノーランw?野球初心者が何言ってやがんだw相手は3年でこの学校の野球部エース、阿達先輩が居るんだぞw?」


セイヤ「何だよ…まだ条件不足なのか?じゃあいいや…試合に勝つのも条件に加えてやる…幸いにも、俺に1打席回ってくるからな…」


藤堂「いいぜwその賭け乗ってやるよw1つでも条件クリア出来なかったら、自主退して貰うからなw?」


セイヤ「決まりだな……おいっ!今此処に居る生徒全員っ!あんたらが証人だっ!俺は今から、三球三振ノーヒットノーラン決めてっ!尚且つこの試合に勝つっ!もしもそれが出来なかったら退学してやらぁっ!分かったかぁっ!!」


ざわっ!!ざわざわ…ざわざわ…


「お、おい…このピンチ凌ぐだけじゃなくて、三球三振でノーヒットノーランだとよ…?」ヒソヒソ…


「しかも試合に勝つとか言ってるわよ…?」ヒソヒソ…


「3点差もあるのよ…?しかも相手は3年生で、野球部メンバー勢揃いなのに…」ヒソヒソ…


霊夢「はぁ〜っ…あの馬鹿っ…」片手で頭抱える…


魔理沙「球技大会で退学賭けてどうするんだぜぇー…」頭抱える…


レミリア「せ、セイヤっ!やめなさいっ!貴方がそんな条件を提示する必要なんてないわっ!」


セイヤ「何だよレミリア…あんたは俺の事、信じられないのか?」パスっ…パスっ…


レミリア「そ、そんな事っ…ある訳ないわ…私はいつだって、貴方の事を…セイヤの事を信じているわ……だって貴方は…私の、この世界でたった1人の…愛する男性だもの…」


セイヤ「なら黙って観戦してろ…俺を信じてるって言うなら、黙って見届けてくれ。レミリア、あんたが俺の事を信じていてくれるなら…俺は、どんな不可能だって、可能にする事が出来るんだよ…」パスッ!


レミリア「っ///」ボフンッ☆


アリス「この状況で何言ってるのセイヤっ!」


早苗「しかもレミリアさんだけになんてズルいですっ!私もセイヤさんの事信じてるのにっ!」さにゃーっ!


セイヤ「はははははっ!そうそうそれそれっ!お前達がいつも通りじゃないと、俺も調子出ないんだよっ!そのままアホみたいな会話続けててくれっ!」


咲夜「セイヤ…」


フラン「……セイヤ頑張れーーっ❤︎セイヤなら楽勝だよーーっ❤︎三球三振ノーヒットノーラン決めて、試合に勝てたらっ!私が最高のご褒美あげるからねーーっ❤︎だから頑張ってーーっ❤︎」


セイヤ「あぁ!任せろっ!」腕を上げるッ!


こいし「セイヤさん頑張って下さーいっ❤︎私達が応援してますからねーーっ❤︎」


妖夢「セイヤの格好良いピッチング見せて下さーーーいっ❤︎」


セイヤ「よっしテンションMAXだっ!これなら何100球でも投げられそうだっ!!勇儀先生っ!」バーニングっ!


勇儀「ど、どうしたんだ…?セイヤ君…」


セイヤ「……1球だけ投げ込んでいいすか…?」テヘっ☆


全員「だぁぁっ!?」ガクゥっ!


セイヤ「あははは…いやぁ…流石に投球練習無しじゃ肩壊しそうでぇ…」


咲夜「だからって雰囲気ぶち壊さないで下さいよっ!」


勇儀「か、構わないかな…?」


3年男子a「お好きにどうぞ…どうせ俺の打席でノーヒットノーラン潰しますから…」


勇儀「そうかい……セイヤ君っ!構わないそうだよっ!」


セイヤ「よし…それじゃあ…」ググググッッ!!


クラスメイトa『大丈夫かよ…根暗の奴…根暗が退学になろうが正直どうでもいい…ていうか全然退学してくれて構わないが…』


グッッ!!


勇儀「キチンと前を向いて、球を受けないと怪我をするよ?」ボソ…


ザッ!!


クラスメイトa「……え…?」


セイヤ「おらぁッ!!」ドシュッッッ!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッ!!


クラスメイトa・3年男子a「「ッ!!?」」


ズバァァンッ!!


…しーーーーーーーん…


クラスメイトa「な、なっ、何だよ…この球…」シュゥ〜ッ…


セイヤ「あー…肩痛っ…」肩グルグル…



う、うおおおおおおおおおおおっ!!



3年男子a「な、何だ…今の球は…あんな球…見た事ねぇ…」


クラスメイトa『て、手が痛ぇッ…こんな球ッ…受けた事ねぇぞッ…』


セイヤ「おら、早く球投げ返せよ…試合再開だ…この腰抜け野郎共…」スッ…


クラスメイトa『う、嘘だろ…?あの根暗が…こんな速球を…ぐぅッ…まだ手がビリビリしやがるッ…』


セイヤ「おらさっさと投げ返せってのっ!次は本気で投げるからなっ!?」


霊夢達以外全員「っ!!?」


3年男子『あ、あれで本気じゃないだと…?嘘だ!デマだ!ハッタリだっ!!あんな初心者がこれ以上の球を放れる訳がっ!』


セイヤ「〜〜っ!!さっさとしろって言ってんだよッ!!てめぇの顔面にボールぶつけんぞッ!!」


クラスメイトa「っ…わ、分かったって…」ヒュッ…


パスッ…


セイヤ「チッ…」ザッザッ!


美鈴『セイヤ…完全に不機嫌ですね…』


諏訪子『驚くのは無理ないけどさぁ…流石に行動トロ過ぎでしょ…』


勇儀「そ、それでは…ノーアウト、カウントスリーゼロから試合再開…プレイっ!」


セイヤ「…」ググググッッ!!


グッッ!!


ザッ!!


セイヤ「いっけぇッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


3年男子a「ッ!?」ビクゥッ!


ズバァァンッッ!!



うおおおおおおおおおおおおっ!!



クラスメイトa「ぐッ…ぐあぁッ!痛ってぇッ!!」ポロッ…コロコロ…


セイヤ「おい腰抜けキャッチャー、ボール取り溢すなよ…ほら、これ以上機嫌悪くさせんな…」グローブ前に出す…


クラスメイトa「ぐぅ…おら!」シュッ!


パスッ!


セイヤ「そーそー…取り敢えず後8球だから頑張れー…」ザッザッ!


3年男子全員「な、舐めやがってぇッ…!」


阿達『ま、まさかマジだったのかよ…マジで滅神高校の奴等に勝ったのか…?』汗タラリ…


天子「ねぇ、なんか凄い盛り上がってるみたいだけどさ、何かあったの?」


霊夢「マウンド見てみなさいマウンド…」


天子「マウンド?…うわっ!セイヤがピッチャーやってる!何で!?」


魔理沙「ノーアウト満塁のピンチに紫がキレて、セイヤを登板させたんだぜ…助っ人枠を使ってな…」


咲夜「それも言い争いをした末にセイヤが殴って、今現在退学を賭けて勝負中です…」


天子「退学を賭けてっ!?そ、それってどういう条件でっ!?」


妖夢「三球三振のノーヒットノーラン、且つ3点差もあるこの状態で勝利を収める、これが条件です」


天子「それ本当っ!?…まぁセイヤなら大丈夫でしょ」


フラン「フレッフレセイヤっ❤︎頑張れ頑張れセイヤっ❤︎」団扇パタパタっ☆


天子「私、他の皆も呼んでくるっ!」ダッ!


セイヤ「ッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


3年男子b「っ!?」ブゥンッ!!


ズバァァンッッ!!


勇儀「ストライクバッターアウトっ!」


レミリア「うーーーっ❤︎セイヤ格好良いわよーーっ❤︎やっぱり貴方は、私の最高の彼氏よーーーっ❤︎」団扇パタパタっ☆


魔理沙「くぅーーーっ!やっぱりセイヤのピッチングは最っ高だぜぇっ!」


ザッ…


阿達「…」スッ…


セイヤ「おっと、相手のエース様の登場か…勇儀先生、タイム」


勇儀「た、ターイム…」


セイヤ「おい腰抜けキャッチャー、こっち来い…」ちょいちょい…


クラスメイトa『誰が腰抜けキャッチャーだ…』スクッ…


タッタッタッタッタッタッ…


クラスメイトa「何だよ…今更臆病風にでも吹かれたか?」


セイヤ「馬鹿かあんたは…3球目、ミットを下に構えろ…それだけだ」


クラスメイトa「は?そ、それだけかよ」


セイヤ「サイン知らないからな…打ち気にはやってる彼奴は、1球目は球質を、2球目は球筋を、そして3球目には球を前に打って来る筈だ…」


クラスメイトa「何で分かるんだよ…」


セイヤ「知るか…勘だよ、勘。この球技大会の野球は6回裏までしかないからな、俺が三球三振のノーヒットノーラン決めるなら、打席はもう回って来ない…なら、必然的にこの打席で打ちに来るしかないんだ…」


クラスメイトa『こいつ…何も考えてない様で、色々考えてんだな…』


セイヤ「話は終わりだ。戻っていいぞ…」


タッタッタッタッタッタッ…スッ…


勇儀「プレイ!」


セイヤ「…」ググググッッ!!


阿達『他の奴等からすると、こいつの投げるストレートはただ速いだけじゃないらしい…先ずはこいつの投げる球質を…』グッ!


ザッ!!


セイヤ「らぁッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


阿達「っ」


ズバァァンッッ!!


クラスメイトa『くっそッ…やっぱ超痛ぇッ…』シュゥゥ〜っ…


「お、おい…これ、もしかしてマジでノーヒットノーランできんじゃね?」


「かも…凄い速いよね…」


「そ、それに…///投げてる姿、ちょっとカッコいいかも///……体操着パッツパツじゃなければもっと…」


セイヤ「おらぁッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


阿達「ッ!」ブゥンッ!


ズバァァンッッ!!


勇儀「ストライクツー!」


クラスメイトa『次が3球目…ここら辺か…?』スッ…


セイヤ「…」ググググッッ!!


阿達『此処でヒットになれば、てめぇは退学だ…正直鬱陶しかったんだよ…いつも女の子にばっか囲まれやがって…だが、そのハーレム学園生活も、これで終わりだ。水奈月セイヤ』グッッ!!


セイヤ「ッ!!」ドシュッッッ!!!!


ギュルギュルギュルッッッッ!!


阿達『打者の手元で浮く球を打つにはッ!ボール1個分上をッ!』グオッッ!!


ギャルンッ!!


阿達「な、何ッ!!?」ブゥゥンッ!!


ズバァァンッ!!


クラスメイトa「ふぉ、フォークボールっ!?」


勇儀「ストライクっ!バッターアウトっ!スリーアウトっ!チェンジっ!」



うおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!



セイヤ「あーうるせ…」スタスタ


タッタッタッタッタッタッ!


アリス「流石幻想学園のノゴロー君!渾身のストレートでノーアウト満塁のピンチを凌いだねっ!」腰ポンっ!


セイヤ「誰がノゴロー君だ誰が…ノゴロー君の方が数千万倍凄いっての…」スタスタ


美鈴「いやぁ〜…それにしても相変わらず凄い投球しますねぇセイヤは…思わず守備放ったらかしにして見惚れちゃいましたよ」あはは


諏訪子「最終回も頑張ってよねぇ!この回のバッター私からだから、絶対打って次の回の表で終わらせようよ!」腰ポンっ!


アリス「諏訪子の次は私だよ♪」スタスタ


美鈴「私はセイヤを挟んでなので次の次の次ですね♪」スタスタ


セイヤ「何だよ、この回のバッターはお前達からなのか…ならもうこの回で逆転できそうだな」スタスタ


アリス「セイヤが居れば、私達もヤル気MAXになるからね♪」スタスタ


諏訪子「セイヤ居ないとイマイチ調子出ないからねぇ…調子というか、ヤル気が出ない…」スタスタ


妖夢「流石セイヤですね♪見ましたか?あの全校生徒の唖然とした顔!」


セイヤ「あ、あぁ…まぁな…」


咲夜「次はバットで点を取り返す番ですね。セイヤのバッティング、期待していますよ?」


セイヤ「いや、何言ってんだ…?咲夜。PADで点を取り返す何て事出来ないぞ…?」


霊夢「ぶふぅっw!」


早苗「せ、セイヤさんwPADじゃなくてバットですよw?」


咲夜「っ」ぷるぷるっ!


セイヤ「ご、ごめんな、咲夜。悪ふざけが過ぎた…」なでっ…


咲夜「っ❤︎…し、仕方がないですね…///貴方の撫で撫でに免じて、今回だけは目を瞑りましょう…///」カァっ❤︎


美鈴『う〜ん…咲夜さんも甘いですねぇ〜…』


レミリア「セイヤっ❤︎」ダキィっ❤︎


セイヤ「おっと…レミリアか。どうだった?俺のピッチング」なでなでっ❤︎


レミリア「最高に格好良かったわ❤︎」ギュゥッ❤︎


フラン「セイヤぁ〜❤︎勝ったらご褒美あげるから❤︎フランにもご褒美頂戴ねぇ〜❤︎」ギュゥッ❤︎


セイヤ「フラン、お前いつの間に……あぁ、ならご褒美貰うのは確実だな」ニコ


レミリア・フラン「「❤︎❤︎❤︎」」ぎゅぅぅぅぅっ❤︎


魔理沙「ま、セイヤの速球は1打席程度で見極められる程甘っちょろくないからな…心配要らないぜ…」


諏訪子「それじゃあちょっと打ってくるねぇ♪」メット被る…


早苗「諏訪子様!頑張って下さい!」


諏訪子「当たり前でしょ♪セイヤの退学懸かってるんだから、死んでも打たなきゃね♪」スタスタ


スタスタスタスタ


藤堂「おい、根暗…てめぇ、何だよ…あの球は…」


セイヤ「さぁね…あんたには関係無いだろ?」


レミリア「目障りだから失せなさい。役立たずの腰抜けピッチャー」ギュゥッ❤︎


フラン「死ねバーカ…2度とセイヤに喋り掛けるな…」ギュゥッ❤︎


セイヤ「だとよ?さっさと失せろ。役立たずの腰抜けピッチャーさん?」


藤堂「っ」ぷるぷるっ…


美鈴「先に喧嘩を売ったのは藤堂君とはいえ、これは少々不憫ですね…」ヒソヒソ…


咲夜「お嬢様も妹様も、セイヤ以外の男性には容赦ありませんからね…」ヒソヒソ…


タッタッタッタッタッタッ!


鈴仙「うわっ!本当にセイヤが助っ人やってる!」スタスタ


妹紅「でも投球は見れなかったわね…まぁまだ最終回が残ってるだけマシだけど…」スタスタ


こころ「セイヤ…応援に来た…」スタスタ


セイヤ「お、わざわざ悪いな…」


ナズーリン「また君は無茶な賭けしてるみたいだね…退学を賭けているそうじゃないか」


セイヤ「ハハッ!ごめんよっ!」


ナズーリン「だからそれやめてっ!!」


カキィィンッ!


セイヤ「おっ、諏訪子がヒット打った。諏訪子ーっ!ナイスバッティーングッ!」


諏訪子「///」テレテレっ…


アリス「次は私の番だね♪『私もセイヤに良い所見せなくちゃ…///良い所見せたら褒めて貰えるからね…///』」スタスタ


鈴仙「セイヤは球筋とか見極めなくて…も大丈夫だよね…ごめん…」あはは…


妖夢「セイヤに打てない球など、あんまりない!」


文「あの3年生、阿達先輩の球種は、フォーク、スライダー、カーブの3種類ですよ♪セイヤさん♪」


セイヤ「おぉ文、お前いつの間に…それと、情報提供感謝する…褒めてつかわすぞ」


文「はっ!有難き幸せっ!」


アリス『私はスライダーが狙い目かな…諏訪子もカーブでヒット打ったし…』グッ!!


3年男子c『どうする…またカーブを使うか?』スッ…


阿達『いや、諏訪子ちゃんにもカーブを打たれたんだ…此処はフォークで仕留める…』首フルフル…


アリス『あちゃー…これは警戒されちゃってる感じかも…あの様子から見て…カーブは無いね…ストレートも投げて来ないだろうなぁ…私達がセイヤと野球の練習やってるの知ってるだろうし…ストレート投げてくれればホームラン打てるかも知れないんだけど…』


ザッ!


阿達『これが初心者に打てるかなっ!』ビシュッッ!!


ギュルンッ!


アリス「っ!!」ブゥンッ!


パァンッ!


勇儀「ストライクワンっ!」


アリス『思った以上にキレてる…どうしよ…これ、打てるかな…』


セイヤ「アリスーっ!弱気になってんじゃねぇぞーっ!弱気になったら終いだーっ!打ってやるって気持ちでバット握って、思いっ切り振れっ!三振したって構わねぇからっ!」


アリス「っ…わ、分かったっ!『そ、そうだよっ…あの時の試合だって…皆で支え合って掴んだ勝利だった…なら、この腰抜け3年生達にも教えてあげなくちゃ…』」グッッ!!


阿達「おらぁッ!」ビシュッッ!!


ギュルンッ!


アリス「『勝利っていうのは、個々の実力なんかじゃなくて、チームの結束力で掴み取る物なんだって!』はぁぁっ!!」ブォンッッ!!


カキィィィンッ!!


阿達・3年男子c「「っ!!?」」


3年男子b「な、何やってんだ阿達っ!アリスちゃんだからって手ぇ抜いてんじゃねぇだろうなぁっ!?」


阿達「っ…んな訳ねぇだろっ!てめぇもグダグダ言ってねぇでちゃんと守備の役割果たせやグズっ!!」


3年男子e「お、おいやめろよ…たかが球技大会でよ…」


阿達「てめぇもだe!諏訪子ちゃんの打球取れなかった癖に何言ってんだっ!だからてめぇは使えねぇんだよっ!」


3年男子e「っ…何だとゴラァっ!!」


勇儀「はいはい喧嘩は試合が終わってからにしてねー…」


諏訪子『ダッサ…』


アリス『こんな相手にセイヤが全力投球してるのか〜…なんか勿体無いな〜…』


セイヤ「さてと、いっちょ打ってやっかぁ…」


早苗「セイヤさん!頑張って下さい!」


霊夢「ま、あんたなら心配要らないでしょうけど…一応頑張んなさい」


紫「セイヤ、一気にホームランで同点よ!ていうか勝たなきゃマジで承知しないわよっ!」


セイヤ「はいはい分かってます分かってます…つーか負けたら俺退学だしぃ…全力でやらせて頂きますよぉ…」スタスタ


こいし「取り敢えずこれで同点ですね!美鈴先輩っ!次の打席、ホームラン打って下さいねっ!」


美鈴「あ、あはは…が、頑張ります…『変化球打つのは余り得意ではないんですが…格闘術の練習だと思って打ってみましょうかね…』」


ザッ…


セイヤ「後ろを任せてる奴等があれじゃあ、あんたも苦労するな…阿達先輩…」グッグッ!


阿達「あ?どういう意味だよ」


セイヤ「そのままの意味に決まってるだろ?あんたもあんただが、後ろの奴等も大概阿保だな」グッグッ!


3年男子c「先輩に舐めた口利いてんじゃねぇぞおい」


セイヤ「誰もあんたに喋り掛けてねぇよバーカ…それに、生憎だが、俺はあんた達みたいは奴等を先輩だとは思ってないんでな…」グッグッ!…ブォンッ!


ザッ!


セイヤ「ま、精々最終回で、どう点取るか考えて置く事だな。まぁ、あんた達に打たれる程、俺は弱くないが…なっ!」ブォンッ!


阿達「舐めやがってッ…行くぞッ!!」グググッ!!


ザッ!


阿達「らぁッ!!」ビシュッッ!!


ギュルンッ!


セイヤ「紅桜♪」ドヒュッッッッッ!!



ガギィィィィンッッ!!



ガササッ…



全校生徒「…」ポカーン…


天子「あ、今セイヤ紅魔流抜刀術使ったね…」


衣玖「紅桜とか言ってましたね…」


幽々子「正規の構えを取らなくても奥義が出せるなんて、流石セイヤ君だわ〜♪」


セイヤ「やっぱり、構えをキチンと取らなきゃ威力は半減するか…いやぁそれにしても、変化球投げてくれて助かったわ…いい練習になった」ポイッ…


カランカランっ…


セイヤ「…」タッタッタッタッタッタッ…


ガクンッ…ガクっ…


阿達「…」orz


藤堂「マジ…かよ…」


タッタッタッタッタッタットンッ…


セイヤ「はいホームイン…」スタスタ


諏訪子「さっすがセイヤだねぇ♪楽勝でホームラン打っちゃってぇ〜♪このこのぉ〜♪」うりうりっ♪


アリス「まぁ、セイヤがあんなピッチャーに三振取られる訳無いのは分かってたけど♪大人しくフォアボールにして置けば、まだチャンスがあったんじゃないかな♪」


セイヤ「どうせ次の打席でホームランだって…と、いう訳で美鈴…後、頼んだぞ」肩ポン…


美鈴「は、はいっ!頑張りますっ!」


セイヤ「ま、変に気負わなくてもいいから。あの時みたいに、自分の全力をぶつけて来い」頭ポンポンっ…


美鈴「///」コクッ…


スタスタスタスタザッ…


美鈴「お、お願いしますっ…!」


3年男子c「おい阿達っ!何やってんだ情けねぇっ!さっさと立てっ!」


3年男子e「さっさと投げろノーコンピッチャーっ!」


魔理沙「うわ…あれがチームメイトに掛ける言葉かよ…」


セイヤ「俺はノーアウト満塁のピンチに、お前達が励ましてくれたから立ち直れた。それなのに彼奴には、真面に声を掛けてくれる奴は1人も居ない…難儀なこった…」


霊夢「励ますのなんて当たり前でしょ。あんただって逆の立場なら、私達を励ましてくれるでしょ?」


セイヤ「そりゃあ勿論」


カキィィィンッッッ!!!


阿達「っ!!?ま、マジかよ…お、俺が…初心者相手に…2度も…」


美鈴「や、やりましたっ!ホームランっ!ホームラン打っちゃいましたっ!」ポイッ…カランカラン…


セイヤ「美鈴っ!ナイスバッティングっ!!」


咲夜「今の貴女、とても格好良いですよっ!美鈴っ!」


美鈴「セイヤと咲夜さんに褒められちゃいましたぁーっ♪」タッタッタッタッタッタッ!


レミリア「ふふっ❤︎セイヤ、良かったわね❤︎これで私達からのご褒美は確定したわよ❤︎」ぎゅうっ❤︎


フラン「ほんと良かったねぇ〜っ❤︎たっぷりご褒美あげちゃうから楽しみにしててねっ❤︎セ・イ・ヤっ❤︎」ぎゅうっ❤︎


セイヤ「あぁ、楽しみにして置く『後ではぐれメタルさん並みのスピードで逃亡しなければ…』」ニコ


この後、まさかの展開に俺は衝撃を受けた。俺達初心者に打ち込まれたのが余程堪えたらしく、阿達はこの後フォアボールを連発。俺達のクラスメイトにボコスカ打たれ、なんと9対3という大差で最終回を迎える事となった。


パチュリー「セイヤーっ!同情して打たせたりなんかするんじゃないわよーっ!」


魔理沙「パチュリーの言う通りだぜーっ!打たれたらそれで終いなんだからなーっ!」


セイヤ「だーから分かってるって…こんな奴等に打たれてっ…」グッッ!!


ザッ!!


セイヤ「堪るかよッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


3年男子e「ッ!!?」


ズバァァンッッ!!


クラスメイトa「くッ…き、球質ッ…重過ぎだろッ…こんなの当てたってッ…前に飛ぶ訳がねぇッ…」シュゥゥ〜ッ…


チルノ「ヒューヒューっ!やるねーっ!」


ルーミア「三球三振ノーヒットノーランまであと6球なのかーっ!」


3年男子d「せ、せめてっ!てめぇだけは退学させてやるっ!!」グッッ!!


セイヤ「打てるもんなら打って味噌ー…ま、あんたじゃ無理無理…」耳ホジホジ…


3年男子d「潰すッ!!」


幽香「セイヤ君の挑発にまんまと乗せられているわね…」


てゐ「ですね…アレ絶対ストレート投げる気ないでしょ…今のセイヤ…」


輝夜「ただ単純に相手を馬鹿にしてるだけの様な気がするのは…私の気の所為かしら…」


四季映姫「挑発=馬鹿にしているですから、その解釈は間違っていませんよ?輝夜」


小町「あーあー…あっという間にツーストライク…野球部、それも3年生が赤子扱いだ…」


ギュルギュルギュルッッッッ!!


3年男子d「糞ぉッ!!」ブォォンッ!


ギャルンッ!!


ズバァァンッッ!!


クラスメイトa『凄ぇ…マジで凄ぇよ…根暗…』シュゥゥ〜ッ…


3年男子d「て、てめぇ根暗っ!正々堂々ストレートで勝負しやがれっ!!」


セイヤ「正々堂々ぉ〜?何言ってんすか先輩…これ真剣勝負っすよね〜?俺、一応これでも全力で投げ込んでるんすけど〜?」耳ホジホジ…


3年男子d「ぐッ…」ぷるぷるっ…


セイヤ「ほら、さっさと失せろ。あんたの打席は終了だ」シッシッ…


咲夜「日頃馬鹿にされた恨みを晴らす為か、必要以上に馬鹿にしていますね…セイヤ…」


レミリア「馬鹿にされる様な実力しか無い、彼奴らが悪いのよ。セイヤは何も悪くないわ。いい気味よ、いつも私の旦那を馬鹿にして、あの蛆虫共」チッ…


咲夜「お嬢様の仰る通りですね」


霊夢「セイヤーっ!あと3球よーっ!気張って投げなさーいっ!」


フラン「あっと3球♪あっと3球♪」団扇パタパタっ☆


麗音「セイヤ先輩凄い…あんなに速い球を投げられるなんて…」


フラン「あったり前じゃ〜んっ❤︎私達と極めたジャイロブラストだもんっ❤︎あんな屑共に打たれたりなんかしないよっ❤︎…きゃーーーーっ❤︎せーや最高にカッコいいよーーっ❤︎こっち向いてーーっ❤︎こっち向いてフランにニコッてしてーーっ❤︎」団扇パタパタっ☆


セイヤ「…」ニコ


フラン「ふにゃーーーっ❤︎せーーやーーっ❤︎フランの事彼女にしてーーーっ❤︎」団扇パタパタっ☆


麗音「何か…セイヤ先輩に勝てる自信が無いんですけど…辰巳先輩、裕先輩…」グスンっ…


辰巳「うん…俺も無理だと思う。彼奴に色々な意味で勝てる奴は多分居ないな…」頭ポンっ…


裕「あれで頭まで良かったらパーフェクト人間だぞ?セイヤの奴」肩ポンっ…


セイヤ「ほら、せめて1球だけでもファールにしてみろ。いつも大口叩いてただろ?あんたも口だけか?せ〜んぱい」パスっ…パスっ…


3年男子e「糞ッ…糞ッ!!何でてめぇなんかがッ!!」


妖夢「それが分からない限りは、あの先輩方は前には進めませんね…」


咲夜「それは貴方達も同じ事ですよ?辰巳さん、裕さん、麗音君」


辰巳「え…?お、俺達も…?」


フラン「麗音が1番分かってないよ…分かってたらどうしてセイヤなんかって思わない筈だもん…だから私は麗音が嫌いなんだよねぇ〜…」


こいし「ふ、フランちゃん…麗音君はセイヤさんの事分からなくて当然だよ…」


裕「な、なぁ…それってどういう事か、教えてくれないか?」


霊夢「あんた達が自分で考えて分からなくちゃ意味ないのよ」


魔理沙「霊夢の言う通りだぜ…やっぱりセイヤのダチは瑛須達、滅神高校野球部だけだな」


セイヤ「さて…ラスト1球だな…」


3年男子e「ぜ、絶対ぇ当ててやるッ!」グッッ!!


セイヤ「だから言ってんだろ…」ググググッッ!!


セイヤ「あんた達に打たれる程ッ…」グッッ!!


セイヤ「俺は弱くッ…!」ザッ!!


セイヤ「ねぇってなぁッ!!」ドシュッッッッ!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!


3年男子e「ッ!!」ブォォンッ!!


ズバァァンッッ!!


クラスメイトa「っ!!…ナイスボールだ…根暗……あ〜っくそっ…手の感覚麻痺ってるな…こりゃあ…」シュゥゥ〜ッ…


3年男子e「」ポロッ…


コーンッ…カランカラン…


セイヤ「…死ぬ気で練習してから…出直して来な」ザッ…



うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!



天子「きゃーーーっ❤︎セイヤ最っ高ーーーっ❤︎」


幽々子「流石妖夢の花婿さんだわ〜っ❤︎」


パチュリー「むっきゅーーっ❤︎むっきゅーーっ❤︎」


チルノ・ルーミア「「セ・イ・ヤっ!セ・イ・ヤっ!」」


四季映姫「セイヤーーっ❤︎格好良かったですよーーーっ❤︎」


鈴仙「もうセイヤ凄過ぎっ❤︎私、セイヤの事惚れ直しちゃったよーーーーっ❤︎」


てゐ「『サラッと告白してるし…』ナイスピッチングっ!セイヤっ!お疲れーーーっ!」


輝夜「せ、セイヤのピッチングっ!///か、格好良かったわよーーーっ!///」


幽香「セイヤ君お疲れ様ーーーっ!貴方なら出来るって信じていたわーーーっ!」


セイヤ「…」片手軽く挙げる…


天子・幽々子・パチュリー・チルノ・ルーミア・四季映姫・鈴仙・てゐ・輝夜・幽香「「「「「「「「「「きゃーーーーーーっ❤︎❤︎❤︎」」」」」」」」」」


「根暗ぁーーっ!やるじゃねぇかぁーーっ!」


「見直したぜぇーっ!てめぇやりゃあ出来んじゃねぇかよぉーーっ!!」


「結構格好良かったわよーーっ!」


「セイヤ先輩の事、見直しちゃいましたーーーっ!」


キャーキャーっ!ワーワーっ!


スタスタスタスタ


魔理沙「セイヤ、ナイスピッチング…」拳出す…


セイヤ「はっ…あんな奴等に、俺達のジャイロブラストを打たれて堪るかよ…」拳出す…


コツンっ☆


紫「いやぁーー勝てた勝てた♪流石セイヤねっ♪あんたならやれるって信じてたわよーっ♪」背中バンバンッ!


セイヤ「痛っ…痛いっ…紫さん。強く叩き過ぎですよ…」ゲホッゲホッ…


咲夜「それにしてもセイヤ、貴方への声援が凄いですね?声援を送られる気分はどうですか?」


セイヤ「俺は、お前達が声援を送ってくれればそれで良い。お前達が俺を見ててくれれば、俺は…他に何も要らないからな」ニコ


妖夢『不用意発言頂きました❤︎』みょ〜んっ❤︎


アリス「セイヤ、ありがとね。セイヤが来てくれなかったら負けてたよ」


美鈴「ほんとセイヤ様々ですよー!流石は甲子園常連校に認められし男ですねっ!」


レミリア「ふふんっ♪私の旦那様なのだから当然だわっ♪」胸張るっ☆


諏訪子「だから何でレミリアはそう毎回毎回偉そうなのかなぁ…別にセイヤを育てたのはレミリアじゃないでしょ?」


レミリア「夫婦はいつでも運命共同体なのよ❤︎そうよねっ❤︎あ・な・たっ❤︎」ギュゥッ❤︎


早苗「だぁーからレミリアさんはくっ付き過ぎですっ!」さにゃーっ!


さとり「でもやっぱり…そのパッツパツの体操着はちょっと…」


こいし「あれ?お姉ちゃん…いつの間に…」


さとり「来たのはついさっきよ。私は燐と空の3人で、セイヤの投球写真を撮っていたのよ」


燐「そうそう♪いやぁー♪良い写真が沢山撮れたよぉ♪……まぁ服装が服装だから、顔だけしか撮ってないけど…」


こころ「そ、それは本当っ…!?」目がキラキラッ☆


空「ふっふ〜んっ♪いつもの真剣な表情とは裏腹に、ちょっと黒い笑みを浮かべながら投げ込みしてるセイヤが沢山撮れちゃったよ〜♪」


フラン「えーーっ!ねぇ空っ!見せて見せてぇっ!」ユサユサっ!


空「わ、分かったから揺らさないでっ!…え〜っと…はい」スッ…


フラン「ふにゃ〜っ❤︎口元ちょっと吊り上げてるぅ〜っ❤︎目付きも鋭いしっ❤︎悪いっ❤︎悪カッコ良いよセイヤっ❤︎ねぇ空っ!この写真売ってっ!」


空「いいよいいよ〜っ♪1枚100円ね♪」


魔理沙「なっ!?か、金取るのかよぉーっ!」


燐「こっちは写真撮るのに夢中でセイヤの投球真面に観れなかったんだよ?ま、それ位の価値はあると思うけどねぇ♪」


さとり「本当は値段など付けるのは以ての外ですが、私達の努力の価値は100円、セイヤの写真の値段…プライスレス。と、いう訳でどうします?買いますか?そ・れ・と・も……買いますか?」ニコ


アリス「………買った!!」シュバッ!


妖夢「わ、私も買いますっ!是非とも写真のラインナップを見せて下さいっ!」


霊夢「くっ…今月のお小遣いがっ…で、でも背に腹は変えられないっ…わ、私も買うわっ!」


こいし「お姉ちゃん…可愛い妹が写真を欲しがってるよ?だから姉妹割引をして欲しいな〜なんて…」


さとり「駄目です」


こいし「うぅ…」グスンっ…


レミリア「全部の写真、1枚ずつ貰おうかしら」現ナマドンッ☆


フラン「私も全種類1枚ずつ買う〜っ❤︎」


霊夢「これだから金持ちはっ!……羨ましいっ!!」


文「それにしても、どの写真も綺麗に写ってますね…才能ありますよ?御三方」


燐「そんなに褒めないでよぉ〜♪」テレテレ…


空「褒めても割引なんかしないからね〜♪」テレテレ…


さとり「このカメラはにとり特製の超高性能カメラなのよ。借りるのに苦労したけど、苦労した甲斐があったわ。その場でスマホに写真データを送れる優れものなのよ」USBスチャッ☆


諏訪子「なんと…その場でスマホに写真が送れるなんて…超高性能は伊達じゃないねぇ…」


紫「記念に私も買おうかしら」


萃香「紫が買うなら私も買おうかなぁ♪」


早苗「う〜む…私も全種類1枚ずつ欲しいですけど…今月はちょっと…」


咲夜「ですね……何と言っても今月は…///」


魔理沙「セイヤと擬似恋愛体験ができるゲームの発売月だからなぁ…///」


「そうっ!遂に完成しました河城にとりの新作ゲームっ!その名もっ!【月が煌めく星降る夜に】っ!!」


全員(セイヤ以外)「に、にとり(さん・先輩)っ!?」


にとり「いやぁ皆待たせてごめんねぇ…新機能と新要素追加し過ぎてキャパオーバーになっちゃって…中々作業が進まなくてさぁ…」


こころ「も、もしかして…もう完成してるの…?」


にとり「後ちょ〜っと!後ちょ〜っとで完成っ!当初予定には無かった対戦機能付けたから、プログラム設定し直すのとかもう大変で大変で…」


ナズーリン「霊夢達はさっきから、一体何の話をしているんだ?」


小傘「さぁ…ゲームの話をしているみたいだけど…」


ぬえ「セイヤの乙女ゲームとか何とか聞こえるけど…これは私の気の所為よね?」


咲夜「た、対戦機能…?そんな事、私は聞いていませんよ?にとり」


にとり「いやだから…折角セイヤがノリノリで声当ててくれたのに、そっちの声使わないのは勿体無いなぁ〜と思ってね」


美鈴「そういえば、ずっと気になっていたんですが…どうやって私達全員の名前をセイヤに呼ばせたんですか?」


さとり「それ、私も気になってたわ。あんな風に甘い声で私達の名前を囁くなんて事、セイヤはしない筈だけど…」本当はして欲しいけど…


にとり「あーそれね…それはまぁ永琳先生特製のお薬でほら、ちょちょっと…ね?」


魔理沙「セイヤは洗脳ブレインコントロールされたって事か…」


にとり「全ボイス新規録り下ろしっ!超美麗なCGっ!そしてっ!胸がキュンキュンする甘々なシチュエーションから、ちょっとエッチなシチュエーションまで盛り沢山っ!」


こいし「はわわっ…///エッチなシチュエーション…///」ドキドキっ❤︎


咲夜「ですからにとり、対戦機能とは一体何ですか?そこを詳しく教えて下さいよ」


にとり「うーんと…本当はただの乙女ゲームにする予定だったんだけど…もっと自分好みにセイヤをアレンジ出来た方が良いかなぁと思って…」


こころ「ふむふむ…」(狐)


にとり「で、仲良くなっていく毎にボーナスパラメーターを振り分けできる機能を付けようって事になった訳」


霊夢「へぇ〜…」


にとり「まぁ簡単に言うと、ボーナスパラメーターの振り分け具合によって、セイヤのパラメーターが変わって、性格もある程度変わる様な設定にした訳よ」


魔理沙「それじゃあ執事なセイヤと堕天使なセイヤが居る意味無いんじゃないか?」


にとり「それはあくまで素体がそれだって事…普通のセイヤは最初、無口で無関心で面倒臭がり屋な高校生。執事なセイヤは、礼儀正しくて何でも熟す万能執事。で、堕天使なセイヤは、ちょっと厨二チックでお痛で背中が痒くなる様な事を口走るクール(笑)な高校生」


燐「堕天使なセイヤボロクソに言われてるねぇ…」


空「まぁ仕方ないよ…」


レミリア「そ、それじゃあ!セイヤの育て方は人それぞれ、完全に自分だけの特別なセイヤが作れるという訳ねっ!」


にとり「そういう事…本当に苦労したよ。まぁ1番苦労したのは、何10時間もただ只管に声を当て続けてたセイヤなんだけどね」


霊夢「が、本人は全く憶えてない訳ね」


にとり「記憶全部抹消したから♪ゲーム中に流れるBGMとかはプリズムリバー3姉妹に協力して貰ったし、エンディングの歌はセイヤ本人が歌ってるしね」


妖夢「そ、そんな情報を聞いてしまうと…///早くエンディングを迎えたくなりますね…///」


にとり「まぁ他にも着せ替え機能とか何やら、やり込み要素盛り沢山だから期待して待っててよ♪」


アリス「もう既に心待ちにしてるんだけど…お金も使わないでとっといてあるし…」


にとり「名前もまんま呼んでくれるし、堕天使なセイヤにも協力して貰ってるから、今回の作品は、私の超自信作だっ!」


「にとりーっ!試合始まるよーっ!」


にとり「おっと、じゃあそういう訳で私は大山するよっ!」ダッ!


美鈴「あっ!…行っちゃいましたね」


さとり「もう少し詳しく話を聞きたかったわね…」


咲夜「結局の所、対戦機能が一体どういうものなのか聞けませんでした…」はぁ…


妖夢「ま、まぁ…発売日当日には分かる事ですし、気長に待ちましょう」


アリス「でも沢山の人が関わってるみたいだし、モンハンよりも先に発売されそうだし、何よりやり込み要素が盛り沢山って所が嬉しいよね」


フラン「よ〜しっ!私はたっぷり甘えさせてくれて可愛がってくれるセイヤを作るぞーっ❤︎」


魔理沙「まぁ色々考えるのは球技大会が終わってからだな♪」



辰巳「それにしてもセイヤ、お前凄ぇな!あんな速球投げられるなんて、俺聞いてないぞ!?」


セイヤ「聞かれなかったからな」


裕「何屁理屈言ってんだお前っ!」


麗音「セイヤ先輩は本当に凄いですね…尊敬します…」


セイヤ「俺みたいな中途半端な男を尊敬するな、麗音。お前はお前の考えを貫き通せ。絶対、俺みたいな奴にはなるなよ?辰巳と裕もな」


辰巳「何言ってんだよセイヤ!お前は中途半端な奴なんかじゃねぇって!もっと自分に自信持てよこの野郎っ!」肩ガシッ!


裕「そそっ!ま、もっと愛想良ければ尚良いんだがなっ!」肩ガシッ!


セイヤ「ある程度は自信、持ってるつもりだ。自信も持てない様な奴が、何かを護る抜くなんて事、出来ないだろうからな…」


辰巳「お前はほんと暗いなぁ…もっと気楽に物事考えられねぇのか?」うりうりっ♪


セイヤ「気楽に…か。そんな考え方、俺には一生掛かっても出来そうにないな。常に不安で、自分を強くする事しか考えてないからな…俺は…」


裕「それ以上強くなってどうすんだよ…」


セイヤ「さぁ…な。別に…ただ、俺は強くないといけないんだ…強くないと…彼奴らが、俺から離れて行っちまう、そんな気がするんだよ…」


辰巳「セイヤ…お前…『霊夢ちゃん達が言ってたのって…こういう事か…』」


セイヤ「可笑しいだろ?男の俺が、女である彼奴らにこんな感情抱いてるんだぞ?」


裕「可笑しくなんかねぇって…それ位、セイヤは霊夢ちゃん達の事が好きなんだろ?だったらそれで良いじゃねぇかよ…細ぇ事気にしてんじゃねぇ…よっ!」バシッ!


セイヤ「っと…」


麗音「辰巳先輩と裕先輩の言う通りです。悔しいですけど、フランちゃんは…セイヤさんが強くないからって、見限る様な事…絶対しないと思います…」


セイヤ「麗音…」


麗音「セイヤ先輩の事…少しだけ分かった気がします。フランちゃんに言ったらきっと、そんな事でセイヤを理解した気にならないでっ!とか言われそうですけどね」あはは…


セイヤ「いや、そう言ってくれるだけでも…俺は嬉しいよ……麗音、ありがとな」ニコ


麗音「ぅ…///は、はい…///『悔しいけど…やっぱりカッコ良いなぁ…セイヤ先輩…』」


辰巳「何だ何だ〜?俺達だって励ましてやってんのに、お礼言うのは麗音だけか〜?」


裕「ほれほれ〜♪俺達にもお礼言ってくれよ〜♪」


セイヤ「恩着せがましい奴等だな…あんた達は…」


辰巳「うっわ傷付くわ〜…」ぶーぶーっ!


裕「何だよその言い方はよ〜…」ぶーぶーっ!


セイヤ「冗談だよ…励ましてくれてサンキューな…辰巳、裕」ニコ


辰巳「お、おう…///『セイヤって、こんな風に笑うんだな…笑顔向けられたの初めてだわ…』」


裕「わ、分かりゃ良いんだよ分かりゃ…///『霊夢ちゃん達がキャーキャー言うの分かるわぁ…俺が女だったら堕ちてるわぁ…』」


「おい、根暗…」スタスタ


セイヤ「?…藤堂に阿達、それに他の3年男子か。何の用だ」


藤堂「てめぇに言いたい事がある…」スタスタ



レミリア「あの蛆虫共ッ!性懲りも無く私のセイヤにッ!!」ダッッ!!


ガシッ!


レミリア「っ!?は、離しなさい咲夜っ!命令よっ!」ジタバタっ!


咲夜「お嬢様、もう少しだけ様子を見ましょう」ググググッ!


霊夢「そうよレミリア。セイヤならもう大丈夫でしょ…あの馬鹿も分かってるだろうし」


魔理沙「今は黙ってセイヤを見届けてやろうぜ?レミリア。偶には影からそっと見守ってやる事も、妻には必要なだと思わないか?」


レミリア「……ふふっ、それもそうね♪私はセイヤの妻だもの❤︎セイヤを信じて、影からそっと見守ってあげる事にするわ❤︎貴女も偶には良い事を言うわね♪魔理沙♪」


魔理沙「お褒めに預かり光栄だぜ『レミリアは扱いやすくて助かるぜぇ〜…セイヤの名前出せば1発で大人しくなるからなぁ〜…』」



セイヤ「で?用件は何だ?何も無いなら、俺はもう行くぞ?」


辰巳『何でそう喧嘩腰な物言いなんだよ…』


藤堂・阿達・3年男子「「「悪かった…」」」ペコ…


セイヤ「……は?」


藤堂「俺はお前を誤解してた…不良の癖にって…ずっとお前を見下してた…」


阿達「俺もだ…滅神高校との試合を、八百長で勝ったもんだと勝手に決め付けてた…」


セイヤ「……別にいいよ…話はそれだけか?」


藤堂「………あぁ…」


セイヤ「そうか…それじゃあな…」クル…スタスタ


藤堂「……なぁ根暗っ!…じゃねぇ…セイヤっ!!」


ピタ…


藤堂「今度…俺と投球練習してくれ…虫が良いっていうのは承知してる…だけど…今日のお前のピッチングを観て…俺は鳥肌が立った…だから俺は…」


セイヤ「………ま、気が向いたら付き合ってやるよ…腰抜けピッチャー…」


藤堂「っ……へっ…いつか必ず…てめぇを叩きのめしてやらぁ…この根暗ハーレムピッチャー…」


セイヤ「やれるもんならやってみろ……じゃあな…」ヒラヒラ


スタスタスタスタ


こいし「話し合いで解決して良かったです…」ホッ…


妖夢「一時はどうなる事かと思いましたが…何とかなりましたね…」ホッ…


霊夢「ほらセイヤっ!私達はまだまだサッカーの試合が残ってるんだからっ!さっさと行くわよっ!」グイっ!


セイヤ「い、いやその前にレミリアっ!そろそろ体操着交換してくれっ!」


レミリア「嫌よ❤︎お昼休憩まで、この体操着は私の所有物よっ❤︎心配しなくても、お昼になったら、そのセイヤの汗がたっぷり染み込んだ体操着と、この私の汗が染み込んだ体操着を交換してあげるわっ❤︎」


セイヤ「一々イヤらしい言い方するなっ!」


咲夜「まぁまぁセイヤ。取り敢えず行きましょう」


妖夢「優勝は私達が貰いますけどね♪そうですよね?さとり」


さとり「えぇ♪あの映姫の必殺技、【ラストジャッジメント】には敵わないものね♪」


セイヤ「うっわそれヤダっ…」



ワイワイっ☆キャッキャッ☆



藤堂「もっと早くから、彼奴と仲良くしてれば…何か変わってたかもな…」


辰巳「やっぱりお前もそう思うか?」


藤堂「あぁ…惜しい事しちまったなって、今更後悔してる…」


裕「俺達もそうだから一緒だな♪」


麗音『僕だって負けませんからね!セイヤ先輩!』




〜放課後(通学路)〜



スタスタスタスタスタスタ



魔理沙「いやぁ〜♪しかし楽しかったなぁ〜♪今年の球技大会はっ♪」スタスタ


霊夢「サッカー部門で優勝出来たし♪」スタスタ


アリス「私達も野球部門で優勝出来たし♪」スタスタ


咲夜「今年の球技大会は本当に充実した物になりましたね♪」スタスタ


早苗「しかし、まさかセイヤさんが…」スタスタ


レミリア「最優秀ピッチング賞を受賞するだなんて…合計で18球しか投げていないのに…」スタスタ


フラン「でもすっごくカッコ良かったから当然だよっ❤︎セイヤぁ〜っ❤︎頑張れたのは私の応援があったからだよねっ❤︎」ギュッ❤︎


セイヤ「あぁ、そうだな…全部フラン達のお陰だ…」ヒュッ…パシッ…


霊夢「全部は流石に言い過ぎでしょ…ま、応援が力になったってのは当然よね♪何たって博麗の巫女が応援してあげてたんだから♪」スタスタ


レミリア「でも、セイヤが最優秀ストライカー賞を受賞出来なかったのには、納得いかないわ」スタスタ


セイヤ「いやいや…妖夢が最高得点者だからな…当然だろ…」スタスタ


咲夜「セイヤは欲しくなかったんですか?最優秀ストライカー賞」スタスタ


セイヤ「別に…興味無いね、そんな賞」スタスタ


フラン「興味があるのはフランの体だけだもんねぇ〜っ❤︎帰ったらたっぷり可愛がって貰うからねっ❤︎セ・イ・ヤっ❤︎」ギュゥッ❤︎


セイヤ「はいはい…」スタスタ


早苗「セイヤさんはそんな賞受賞しなくても、私達が居ますからね♪」スタスタ


アリス「そうそう♪いつだって私達の1番はセイヤだから♪」スタスタ


魔理沙「私達みたいな美少女の1番になれて良かったなぁ〜♪セイヤぁ〜♪」スタスタ


咲夜「それはいつまでも変わりませんからね♪」スタスタ


レミリア「当たり前よ♪私はいつだってセイヤ一筋だものっ❤︎貴方だけを愛しながら、今後も生きて行くつもりよっ❤︎セイヤっ❤︎」スタスタ


霊夢「ほぉ〜らあんたも黙ってないでなんか言いなさいよねぇ〜…」スタスタ


セイヤ「そうだな…ま、やっぱり…」ヒュッッッ!!



ヒューーーーーーーンッ!!



「お前達の掛けてくれる言葉に勝る賞なんて、存在しないな…」



パシッ!!




〜You are our most〜




【完】





後書き

と、いう訳で無事にこの編も完結する事が出来ました。いつもこの様な駄作に目を通してくれる皆々様、本当にありがとうございます。早速次の編の執筆に移ろうかと思いますので、後書きはこの辺で…では、次の東方私立幻想学園高等学校も、宜しくお願いします。


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2021-12-13 22:09:43

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1: SS好きの名無しさん 2016-02-21 11:21:46 ID: qzcjxoKL

犬咲夜欲しいな〜

2: SS好きの名無しさん 2016-02-21 12:17:14 ID: X6ZkKh43

一番さん、貴方の考えに同感です。

3: SS好きの名無しさん 2016-02-22 08:03:09 ID: RsS2Lht0

小説って書くの難しいですねぇ・・・

4: SS好きの名無しさん 2016-02-22 15:27:56 ID: eTef-31y

布団の上が毛だらけになってそう

5: SS好きの名無しさん 2016-02-23 13:57:37 ID: FfxoqzU4

てか身体的数値も含めて俺魔理沙が一番ベストだわ

6: SS好きの名無しさん 2016-02-23 23:00:03 ID: q0JUWge-

これ元に戻ったらやばいことになりそう

7: SS好きの名無しさん 2016-02-23 23:43:59 ID: Oi_t-G2N

六番さんの発言に同意させて頂きます。
霊夢達が猫になった時点で、裸だから
セイヤが皆の裸を見たら、鼻血を吹き出して、皆にフルボッコがオチだね。

8: SS好きの名無しさん 2016-02-26 00:22:12 ID: uJOjRnHW

7番さん、大正解ですね♪

9: SS好きの名無しさん 2016-02-26 00:44:14 ID: b-OXibUF

八番さんの言う通りになっちまったな‼
七番さんアンタの感は完全に当たりやがった‼何かムカつく😠💢セイヤ君キミはセクハラ罪で、現行犯逮捕だ‼
英姫に頼んで裁判所で判決されろ‼

10: SS好きの名無しさん 2016-02-26 08:00:09 ID: uJOjRnHW

9番さん、その前にえーりんじゃない?

11: SS好きの名無しさん 2016-02-26 23:13:57 ID: lVVu3Mbb

というより霖之助も裸で戻ったのかな?
想像するだけでも気持ち悪い

12: SS好きの名無しさん 2016-02-27 01:18:34 ID: DfNU-1GY

あぁ、霖之助は良い奴だったよ。
まぁ🎵ホモじゃないならいいけど。

13: SS好きの名無しさん 2016-02-27 20:08:07 ID: aIWDWwkJ

9番さん英姫じゃなくて映姫ですよ

14: SS好きの名無しさん 2016-02-28 21:32:29 ID: Ch7yM_nh

犬咲夜もいいけど、もみじもいいかなぁ

15: SS好きの名無しさん 2016-02-28 21:58:57 ID: d1Dc2Gc1

バーニングパルスィだと

16: SS好きの名無しさん 2016-02-29 19:18:41 ID: V37rRlyc

どこぞの超次元サッカーみたいだな。

17: SS好きの名無しさん 2016-03-01 16:56:49 ID: m2WLEaa2

さすがにナイフは反則ではないか?

18: SS好きの名無しさん 2016-03-01 18:22:16 ID: 8-WBZE7B

マテ、ないふハDAMEダロ(混乱中)

19: SS好きの名無しさん 2016-03-02 17:58:02 ID: ezv4dM92

イイナセイヤハドウシテコンナニモテモテナンダロウナ(#`皿´)(#`皿´)

20: SS好きの名無しさん 2016-03-02 18:33:37 ID: -UZa7q7D

パルスィが嫉妬をしない…だと⁉︎

21: SS好きの名無しさん 2016-03-03 21:45:34 ID: eV3Sv0Nj

!!!セイヤタイム!!!、だ!(←元がわかる人は太鼓の達人ある程度知ってるね♪w)

22: SS好きの名無しさん 2016-03-05 00:23:53 ID: Lc431ogW

体操服がパッツパツじゃなければかっこいいはずなのに

23: SS好きの名無しさん 2016-03-07 06:56:08 ID: tfdr_4Fl

次回の物語はか波乱だな。

24: SS好きの名無しさん 2016-03-16 02:40:44 ID: JK1YFhG9

これ体操着がパッツパツじゃなければもっとかっこ良かっただろうに・・・・
想像したら笑いが止まらないwwwww


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1: SS好きの名無しさん 2016-02-20 22:24:33 ID: j-84Q4IS

楽しみにしてるんですよ!?

2: SS好きの名無しさん 2016-02-21 04:07:13 ID: jqaXYUJR

最高!!この一言に尽きる


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