〜東方私立幻想学園高等学校〜夏の暑さで燃え上がろう!編
東方私立幻想学園高等学校の続編です
※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)
※オリジナル主人公、キャラが登場します
※コメント欄への沢山のコメント、ありがとうございます。今後も随時質問などを送ってくれると嬉しいです。(番外編を書く事が出来なくて申し訳ありませんでしたorz)
※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=50649900
この駄作を読んでくれている皆様のお陰で、前作はシリーズ最高評価数と応援数、そしてオススメ数とコメント数を記録する事が出来ました。(弟の目の前で滅茶苦茶泣きました♨︎)
今後とも皆様、この駄作を宜しくお願い申し上げます。
[幻想学園高等学校のキャラクター紹介、並びに観ている人達に一言]
※これからは大体5名位ずつ紹介していくつもりです。(自分勝手で申し訳ありません)
魂魄妖夢(幻想学園高等学校2年生)
剣道部所属。小さい頃から西行寺幽々子を護ると誓い、剣術を習っていたという剣術系少女。剣術の修行に余念が無く、セイヤとは同じ剣の道を志すライバルとして、しかし好意を向ける相手として、日々高め合っていける様な関係でありたいと思っている。白玉楼の庭師兼墓地の管理兼西行寺幽々子のお世話係と家では大分忙しい生活を送っている御様子。※偶にみょんな事を言う時があります。優しく流してあげて下さい。
〜観てくれている人達に一言〜
【私は曲がった事が大嫌いです!そんな人間にならぬ様に皆さんは気を付けて下さいね!】
古明地さとり(幻想学園高等学校2年生)
占い学部所属。自らが作った占い学部の部長を務める。部の発足に必要な人数を集める為、セイヤが所属している【誰かを助け隊】の部員である霊夢達に、部員を集める手助けをして貰った。小さい頃から自分の特殊な能力の所為で虐めを受けていた。自分を虐めから救ってくれたセイヤの優しい気持ちと誰かを護ろうとする強い想いに深く敬愛の意を表している。※さとりんの前で疚しい事を考えないで下さい。ゴミを見る様な目で見られます。(空と燐が貴方を潰しに参上するでしょう)
〜観てくれている人達に一言〜
【占いと同時に人生相談などにもお答えしています。料金は一切頂きませんので皆さん、いつでもいらっしゃって下さいね♪】
古明地こいし(幻想学園高等学校1年生)
占い学部部員。ちょっと小悪魔的な所がある古明地さとりの実の妹。成績優秀で男女問わず誰にでも優しい正統派妹キャラ。偶に1人でお出掛けすると迷子になってしまう…なんて事がザラにある程の方向音痴の持ち主でもある。実はセイヤの事を姉のさとりから聞いていたのだが、容姿や性格など詳しく聞かされていなかった為分からなかったのだが、最初にセイヤに頭を撫でられた時『この人がお姉ちゃんの話してた人だ…』と気付いた御様子。※無意識に妄想したりフラフラしたりします。見掛けたら交番まで送ってあげて下さい。
〜観てくれている人達に一言〜
【あれ……ここ何処だろう…】
西行寺幽々子(幻想学園高等学校3年生)
幻想学園高等学校生徒会会長。幻想学園高等学校のアイドル的存在で校内ランキングは1位。容姿端麗頭脳明晰な才色兼備の天上天下唯我独尊状態なパーフェクト生徒会長…だが実際の所は家ではゴロゴロ、家事もからきしで、白玉楼で一緒に住んでいる魂魄妖夢無しでは生きられない駄目駄目美人。妖夢を小さい頃から見てきた為、妖夢に向ける愛情は人一倍強い。剣の道を志す妖夢とそのライバルであるセイヤが修行をしている様子を眺める事が何よりも好きらしい。※彼女の前に食べ物を置かないで下さい。有無を言わせず食べられます。
〜観てくれている人達に一言〜
【あら〜…その大福美味しそうね〜…私にちょうだ〜い❤︎】
パチュリー・ノーレッジ(幻想学園高等学校3年生)
幻想学園高等学校生徒会書記。様々な部活を掛け持ちしているむきゅむきゅ系少女。本を読む事が大好きで、学校に居る時は図書室、その他用事が無い場合は紅魔館の巨大図書館で常に本を読んでいる。その行動の所為でか学校では図書室の魔女、紅魔館の使用人達からも図書館の魔女と呼ばれている。(本人は嫌がる所かその渾名に誇りを持っている御様子)同じ学校で1学年下の霧雨魔理沙とは犬猿の仲だが、本音は幼馴染であるレミリアや咲夜達と同じ位、絶大な信頼を寄せている御様子。(お互い素直になれない不器用な人間だという事ですね)※彼女に声を掛ける時には本を持って行きましょう。満面の笑みで迎えてくれます。
〜観てくれている人達に一言〜
【私の大切な幼馴染が最近、とある男に惚れてからおかしくなってしまったのだけれど…誰か助けてくれないかしら…】
【BGM・名探偵◯ナンメインテーマ】
セイヤ「…」工◯新一様の例のポーズ
俺は幻想学園高等学校2年、水奈月セイヤ。幼馴染で同級生の博麗霊夢、霧雨魔理沙と、香霖堂へ遊びに行って…霖之助さんが淹れてくれた、美味しいコーヒーを飲んでいた。しかし俺は…そのコーヒーに毒薬が入っている事に気付かず、コーヒーを飲んでしまい気を失った。そして目が覚めたら…
チビセイヤ「体が縮んでしまっていた!……ってどゆことぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
霊夢・魔理沙・霖之助「「「…」」」ニコニコ♪
チビセイヤ「何のっけからフリーダム展開カマしてんの!?何人の体勝手に小さくしてんの!?誰得やねん!俺が小さくなっても誰も得しないだろ!」
霖之助「いやいやそんな事無いよ♪」ニコニコ
チビセイヤ「おい霊夢!魔理沙!お前ら2人のどっちかこのチビ的立ち位置代われ!」
霊夢「嫌に決まってるでしょ…どうしてわざわざ自分から小さくならなきゃなんないのよ…」
チビセイヤ「うんそうだよね!だから俺の今の気持ちが痛い程分かる筈だよねぇぇぇっ!?」
魔理沙「小さくなっても濁った瞳は同じ!女を誑かす小学生!」
チビセイヤ「真実は…いつも一つ!…って何やらすんだぁぁぁぁぁぁっ!!」
霖之助「今のはセイヤ君が勝手に乗っかっただけじゃないのかい?」
チビセイヤ「あんな風に振られたら乗るしかありませんよ!ていうか元に戻る方法を考えてたもれ!解毒薬を俺に渡してたもれ!」
霊夢「今まで突っ込まなかったけどこの小さくなる薬…まさか永琳先生が作った薬だとか言わないわよね?霖之助さん」
霖之助「いやその通りだよ?」サラリ♨︎
チビセイヤ「もう何でもアリだな永琳先生が作る薬!…という事は解毒薬は永琳亭に有るって事ですよね?」
霖之助「まぁそうだね…この薬は僕が永琳から譲り受けた若返りの薬、その名も【若返るんです☆】だよ♪」まんまだよ☆
魔理沙「A◯TX4869じゃないんだな…」残念…
チビセイヤ「それはあっちの名探偵が飲まされた薬だ!俺は死神になるつもりは無いから!行く先々で事件が起こる様な悪魔の子になるつもりは毛頭無いから!」
霊夢「無人島生活から帰って来た日の翌日からまたドタバタ展開とは…忙しいわね」
チビセイヤ「忙しいのはお前じゃ無くて被害を被っている俺だからね!?そこんとこ間違っちゃ駄目だからね!?勘違いしないでよねぇぇぇっ!?」
魔理沙「おぉ…瞳はアレだが見た目が小さい分ツンデレ発言してもあんまり違和感無いな…」8点だな…
霊夢「でもその妙なテンションと喋り方は頂けないわね…」5点ね…
霖之助『小さいセイヤ君❤︎小さいセイヤ君❤︎小さいセイヤ君❤︎小さいセイヤ君❤︎小さいセイヤ君❤︎…』んふっ♪10点だよ♪
チビセイヤ「思い思いの感想をありがとう!なら早速元に戻る為に目指せ永琳亭だ馬鹿野郎共!!」
霖之助「僕は少しやる事が出来たから霊夢と魔理沙と3人で永琳亭に行って来てね♪セイヤ君♪」んふっ☆
チビセイヤ「薬を飲ませた張本人が来ないってどういう事ですか霖之助さん!」
霊夢「まぁまぁまぁまぁ…ほら行きましょうね〜♪セイヤく〜ん♪」右手掴む…
魔理沙「迷子になったら大変だからな〜♪お姉ちゃん達の手を離さない様に注意するんだぜ〜♪」左手掴む…
チビセイヤ「お、おい離せ!俺を子供扱いするなぁぁぁぁっ!!」ズルズル…
霖之助「行ってらっしゃ〜い♪『さてと…小さくなったセイヤ君の写真をパソコンに取り込むとするかな♪』」んっふっふっふっ…
〜幻想町(百鬼夜行商店街)〜
霊夢・魔理沙「「だ〜にも〜な〜いしょ〜で〜お〜出〜掛〜け〜な〜のよ〜♪」」スタスタ
チビセイヤ「誰が初めてのおつかいじゃぁぁぁっ!俺の初めては6歳で終了してるからな!?しかも初めてのおつかいで買いに行かされた物が煙草だからな!?舐めるなよ!!」ズルズル…
霊夢「誰も聞いてないわよそんな事…」スタスタ
魔理沙「しかし夏休みという事もあってか商店街も賑わってるな〜…」スタスタ
チビセイヤ「まぁ幻想町で1番デカい商店街だからな…当然と言えば当然だろ…」スタスタ
霊夢「漸く観念したみたいね…」スタスタ
チビセイヤ「抵抗しても無駄な足掻きだと理解したからな…」この体だし…
魔理沙「潔くて助かるぜ♪……お!セイヤ、霊夢、あれ咲夜じゃないか?」指差し…
霊夢「あら本当…こんな所で何やってるのかしら…」ピタ…
チビセイヤ「いや商店街なんだから買い物しに来たに決まってるだろ…」なに言ってんだお前…
咲夜「はぁ…全くお父さんたら、髭剃りくらい自分で買いに行きなさいよ…どうして女の私が男の人の日用品なんかを買いにわざわざ商店街なんかに…」スタスタ…
魔理沙「おーい咲夜ー!」
咲夜「おや、魔理沙に霊夢に…その子は誰ですか?」髪が長いですね…
霊夢「当ててみなさい…咲夜なら簡単に分かる筈よ…」
咲夜「よく見たら…見慣れた瞳をした男の子ですね…………もしかしてセイヤですか?」
チビセイヤ「えっ!?何で分かったの!?」
咲夜「そんな濁った瞳をしている人間はセイヤくらいですからね…」
チビセイヤ「超絶不名誉な理由だな!そんな理由で俺だって気付くなんて酷過ぎるわ!」
咲夜「容姿は前に霊夢と魔理沙から頂いた写真にそっくりですからね…唯一違う所と言えば、やはり瞳が濁っているか否かの違いだけですね…」
チビセイヤ「濁ってる濁ってる五月蝿いな!俺の瞳はピュアだから!まだ穢れをしらないピュアピュアな瞳だから!2人はピュアピュアだから!」
霊夢「咲夜とレミリアとフランに散々穢された癖に今更何言ってるのよ…」
チビセイヤ「思い出させるな!それは俺の黒歴史だから!お願いだから掘り返さないでくれ!」
魔理沙「黒歴史と言うより白歴史だよなw」
チビセイヤ「五月蝿い!その綺麗なお口を縫い付けるぞ魔理沙!」
咲夜「それでセイヤ達3人はこれから何処へ行く予定なんですか?」
霊夢「永琳亭に解毒薬を貰いに行く途中よ?」
魔理沙「折角小さくなったのにもう元に戻ろうとするなんて…勿体無い奴だな…」
チビセイヤ「だったらこの立ち位置を今直ぐ代わってくれ…」
魔理沙「遠慮して置くZE☆」
咲夜「それなら私もお供させて貰って良いですか?」
魔理沙「良いのか?買い物の途中だったんじゃ…」
咲夜「別に大した物を買う訳では無かったので…帰りのコンビニで適当に買う事にします」
霊夢「それじゃ行きましょうか…」スタスタ…
【時を操る従者・十六夜咲夜が旅のお供に加わった】
チビセイヤ「何…このドラクエ的なノリ…」スタスタ…
魔理沙「気にしたら負けだぜ!」スタスタ
霊夢「そういえば今日は土曜日よね?もしかしたらアリスが人形劇をやっているかも知れないけど…観に行く?」スタスタ
咲夜「アリスがセイヤを見破る事が出来るかどうか試しに行きましょうか」スタスタ
チビセイヤ「俺をクイズの問題の対象に選ぶな…」スタスタ…
〜百鬼夜行商店街(福引きコーナー周辺)〜
アリス「そして…お姫様と王子様は幸せに暮らしましたとさ…お終い」つお姫様の人形と王子様の人形
子供達「わー!」パチパチパチパチ☆
霊夢「相変わらず人気ね。アリスの人形劇は…」
魔理沙「なぁ…あの子供達に混じって拍手してるのって…」指差し…
レミリア「うー♪うー♪」パチパチパチパチ☆
フラン「面白かった〜♪」パチパチパチパチ☆
チビセイヤ「レミリアとフランだな…子供達に混じってても違和感0だ…」何やってんだあの馬鹿姉妹は…
咲夜「そんなッ…!私の【ドキッ☆お嬢様と妹様のプライベート予定表(流出厳禁)】にはこんなお出掛けの予定は無かった筈ですッ…!くッ…!抜かりましたッ…!!」手帳ペラペラ…
チビセイヤ「お前もう警察に捕まれよ…」
アリス「あれ、霊夢達どうしたの?もう人形劇は終わっちゃったんだけど…」子供達に飴配り中…
レミリア「もう少し早く来ていれば人形劇を観られていた物を…残念だったわね」飴ペロペロ☆
フラン「飴ちゃんも貰えるし良い事尽くめだよね♪」飴ペロペロ☆
魔理沙「子供みたいに飴ちゃんをペロペロ舐めるなよ…レミリアもフランも高校生だろ?」それにレミリアは2年生だぞ…
レミリア「別に良いじゃない飴ちゃん舐めたって…それよりも其処にいる男の子……もしかしてセイヤ?」ペロペロ…
チビセイヤ「だから何で分かるんだよ…」まだヒント出して無いぞ?
アリス「だってそんな濁った瞳をしてるのなんてセイヤくらいだしさ…」私でも分かるよ…
フラン「でも可愛いね!小さい頃は誰でも可愛いって言うし!」※フランちゃんなりに精一杯褒めています
チビセイヤ「もう何も言わん…」はぁ…
レミリア『小さい頃のセイヤ……セイヤと結婚して…///子供ができて…///もしもその子供が男の子だったら…目の前にいる子が私とセイヤの子供って事になるのかしら…///』う〜…///
アリス『でもあんな瞳をした子供になっちゃったら嫌だな〜…ここは今の内にセイヤを更生させなくちゃね…そうすれば真面な子に育ってくれる筈……多分』むむむむむ…
フラン『セイヤとの子供か〜……私は男の子よりも女の子が欲しいなぁ〜❤︎一緒に可愛いお人形で遊んであげたいし〜❤︎一緒にお料理作りたいし〜❤︎自分の娘と一緒にセイヤへお帰りなさいを言ってあげたいし〜❤︎』ポワ〜ン☆
チビセイヤ「お前達3人はトンデモない事を考えてる上にトンデモなく失礼な事まで考えてるだろ…」目を見れば大体分かる…
咲夜「セイヤ…もしもお嬢様か妹様との間に子供ができた場合には私に一報下さいね?攫いに行きますから…」ヒソヒソ…
チビセイヤ「マジで警察呼ぶぞ…色々突っ込む所はあるが人攫いにだけはならないでくれ頼むから…」
霊夢「魔理沙は実際の所どうなの?もしもセイヤと結婚して子供ができたらあんたどう教育する?」ヒソヒソ…
魔理沙「え、え〜と…///と、取り敢えず元気な子に育って欲しいぜ…///」ヒソヒソ…
霊夢「それは教育方針じゃないでしょ…」ヒソヒソ…
魔理沙「な、なら霊夢はどう教育するつもりなんだよ…!是非霊夢の意見を聞かせて欲しいもんだぜ…!」ヒソヒソ…
霊夢「私はお金の有り難みを嫌という程教えるつもりよ…」ヒソヒソ…
魔理沙『もしもセイヤと霊夢との間に子供ができたら大変な事になりそうだぜ…』ガクブル…
男の子a「おいお前!お前はアリスお姉ちゃんの何なんだよ!」ザッ!
チビセイヤ「あ?俺に言ってるのか?」
男の子b「お前みたいな腐った目をした奴がどうしてアリスお姉ちゃんと仲良いんだよ!ぶっ飛ばしてやるから掛かって来い!」ビシッ!
チビセイヤ「最近の子供は口が悪い上に喧嘩っ早いんだな…」嫌な時代になった物だ…
霊夢「あんたも今はその口が悪くて喧嘩っ早い子供なのよ…」しかも子供に向かって「あ?」って何よ…
アリス「こらこら…喧嘩しちゃ駄目でしょ?男の子なんだから皆に優しくないとね♪そんなんじゃ女の子に嫌われちゃうよ?」なでなで…
男の子b「ぅ……だ、だってこいつが…」
チビセイヤ「おい…俺は何も悪い事やってないだろ…」人に罪を擦りつけるな…
アリス「ふふ…やっぱり男の子は元気が一番だね♪…でもだからこそ、誰かを傷付ける様な言動はしちゃ駄目なんだよ?」なでなで…
男の子a「ご、ごめんなさい…」
アリス「謝る相手は私じゃなくてそこに居る男の子でしょ?」なでなで…
男の子b「ご、ごめんなさい…」ペコ…
男の子a「俺達が悪かった…ごめんなさい」ペコ…
チビセイヤ「別に…気にしてねぇよ…『流石アリスだな…』」
アリス「うんうん♪これからは誰にでも優しく、そして辛い事があっても泣かない、強い男の子になる事…お姉ちゃんと約束出来る?」なでなで…
男の子a・b「「うん!」」
咲夜「アリスは保母さんみたいな子供と触れ合う仕事が適任ですよね…」この状況を見ていると思います…
レミリア「私とセイヤとの間に子供ができたら是非アリスに面倒を見て貰いたいわね…」
咲夜「その役目は私が引き受けます!」(使命感)
レミリア「そ、そう?じゃあ咲夜にお願いしようかしら…」気迫が凄いわ…
魔理沙「ていうかレミリアの中ではセイヤと結婚するって未来が決まってるんだな…」呆れるぜ…
フラン「お姉様はいつもああじゃん…」今更だよ魔理沙…
霊夢「それはあんたもでしょフラン…」似た者姉妹だものね…
チビセイヤ「ね〜ね〜!君達はアリスお姉ちゃんの何処が好きなの〜?」(聞こえないフリ実行中)
男の子a「や、やっぱり美人で優しい所だよな〜…///」
男の子b「そ、それにスタイル抜群だし…///」
チビセイヤ「所謂我儘ボディって奴だよね〜!」(絶賛演技中)
アリス『わ、我儘ボディ…///』テレテレ…
魔理沙「それで?レミリアとアリスとフランはこれからどうするつもりなんだ?」
レミリア「本当は3人で何か食べに行く予定でいたんだけど…」
霊夢「私達は絶賛セイヤを元に戻す為の旅に出ている途中なのよ♨︎」キラリン☆
咲夜「幻と想いと呪われし青年…と言った所ですね♨︎」キラリン☆
チビセイヤ「無駄に壮大にせんでいい…」
フラン「だったら私達スカーレット姉妹と!」
アリス「この人形使いアリス・マーガトロイドが!」
レミリア「仲間に加わってあげても良いわよ!」
チビセイヤ「いや別にいいよ…」もう既にパーティー満員だからな…
霊夢「馬車行きで良いなら加えてあげても良いわよ?」
フラン「え〜…今のセイヤは戦力にならないじゃ〜ん…」私の方が絶対戦力になるよ〜…
チビセイヤ「悪かったな戦力にならなくて…ていうかこんな商店街で敵とエンカウントしてたまるか…」平凡な日常こそ至高なんだよ…
レミリア「取り敢えず目的地は永琳亭ね♪」右手ギュッ…
フラン「セイヤが元に戻ったらお昼食べに行こっか♪」左手ギュッ…
チビセイヤ「だから俺を子供扱いするな……ていうかお前達姉妹と並んで歩きたくねぇ…」ズズズ…
咲夜『写真♪写真♪』パシャ☆パシャ☆
霊夢「あの3人が並んで歩いてるとなんだか遠足みたいね…」スタスタ
魔理沙「まぁセイヤがあの中じゃ一番小さいんだけどな〜…」スタスタ
アリス「それじゃあ皆またね♪」手をフリフリ…
子供達「またね〜♪」手をフリフリ!
〜百鬼夜行商店街〜
早苗「はぁ〜…諏訪子様も神奈子様も人使いが荒いですね〜…どうして私がお使いに行かされなければならないんでしょうか…」トボトボ…
早苗「あと買わなくちゃいけないものは…洗剤とシャンプーとリンス…」トボトボ…
ワイワイ☆
早苗「あれは……霊夢さん達と…誰ですかね…あの小さい男の子…」ピタ…
咲夜「おや…早苗もこの商店街でお買い物中ですか?」ピタ…
早苗「は、はい…まぁ…」はぁ…
霊夢「どうせ諏訪子や神奈子にお使い頼まれた口でしょ?」
早苗「ははは…やっぱり分かりますか…?」
魔理沙「早苗も大変なんだな…それよりこの男の子が誰だか早苗は分かるか?」
早苗「なんだか子供らしくない目をした男の子ですね…」じー…
チビセイヤ『何故に全員必ずと言っていい程俺の目を見るんだ…そんなに特徴的な目をしてるか?俺…』
早苗「もしかして…セイヤさんの親戚の子供か何かですか…?」目が濁ってるから…
レミリア「残念不正解よ……正解は私とセイヤとの間にできていた隠し子でした♪」ニコ
早苗「さにぁぁぁぁぁぁぁっ!?」ガーン☆
チビセイヤ『こんな嘘にマジな反応するなんて…早苗らしいと言えばらしいのか…?』
アリス『なんて事を思ってるんだろうなー…ショック受けてる事に気付かないなんて…駄目駄目過ぎるね…』
フラン『でも私達はそんなセイヤを好きになっちゃったんだよ❤︎セイヤを好きになっちゃった私達が悪いんだから仕方ないね❤︎』
アリス『さも当たり前の如く脳内に語り掛けてこないでよ…フランちゃん…』はぁ…
早苗「レミリアさんどういう事ですかッ!聞いてませんよそんな事ッ!」ユサユサ!
レミリア「ふふ…嫉妬に狂う女程、見ていて哀れに思う物は無いわよね…」ガクガク!
早苗「さにぁぁぁぁぁぁ!!」ユサユサ!
チビセイヤ「落ち着け早苗…俺だ俺…」
早苗「何が俺ですかッ!レミリアさんとの間にできた子供なんてこうしてやりますッ!」ムニィー!
チビセイヤ「いへぇよっ!らはらおれらっへ!ひょうひんひょうめいのみにゃずゅきしぇいやらっへ!!」ジタバタ!
咲夜「早苗落ち着いて下さい!この様な濁った瞳をした子供…というか人間なんてセイヤくらいのものですよ!」ガシッ!
早苗「さにゃ〜…さにゃ〜……た、確かによく見ると…いくらセイヤさんとレミリアさんとの間にできた子供だとしても…此処までセイヤさんの瞳に似る訳無いですよね…」全くと言っていい程子供らしくありませんし…
チビセイヤ『分かってくれたのは嬉しいが…素直に喜べないな…』
レミリア『それは私との間にできた子供だと見られ無くてという事でFinalanswer?』
チビセイヤ『違う…というかお前達姉妹は何者なんだよ…人の脳内に語り掛けてくるなんて常人には不可能だぞ…?』咲夜も偶に語り掛けてくるが…
レミリア『愛されあればどんなに不可能な事でも可能になるのよ❤︎』
チビセイヤ『もうツッコむ事すら面倒臭い…』
早苗「それで…どうしてセイヤさんは小さくなってるんですか?絶賛少年サン◯ーでご活躍されている名探偵にでもなるつもりですか?」
フラン「えっとねぇ〜…掻い摘んで話すとね〜…」
〜少女事情説明中につき〜
早苗「セイヤさん…災難でしたね…」ホロリ…
チビセイヤ「事情を聞いてその反応をしてくれたのは早苗が初めてだよ…」素直に嬉しい…
霊夢「早苗も良かったら永琳亭に行く?その後皆でお昼食べに行くつもりなんだけど」
早苗「行きます行きます!是非ともお供させて下さい!」ルンルン♪
魔理沙「良いのか?諏訪子と神奈子からお使い頼まれてたんじゃ…」
早苗「別に良いですよお使いなんて♪お昼ご飯もどうせお腹が空いたら適当にある物食べるでしょうから♪」スタスタ
アリス『後で叱られたりしないのかな…』スタスタ
咲夜「それにしてもセイヤ…歩き疲れたりしていませんか?」スタスタ
チビセイヤ「だから俺を子供扱いするな…」これくらい平気だ…
霊夢「それにしてもお腹空いたわね…早く永琳亭に行って解毒薬貰って皆でご飯食べに行きましょう?」スタスタ
レミリア「そうね…何処へ食べに行きましょうか…」スタスタ
フラン「はーい!サイゼリヤが良いと思いまーす!」スタスタ
魔理沙「まぁ1番無難なファミレスだしな〜…何より近いし…」スタスタ
早苗「咲夜さんは何を注文する予定ですか?」スタスタ
咲夜「やっぱりフォッカチオですかね…」スタスタ
アリス「咲夜はフォッカチオ好きだよね…」確かに美味しいけどさ… スタスタ
チビセイヤ『もっとファミレスの種類豊富だったら良いのにな…ここら辺』スタスタ…
〜永琳亭〜
全員「ごめんくださーい!」ピンポーン☆
「はーい!少々お待ちくださーい!」タッタッタッ…
ガチャッ…
鈴仙「こんにち…って霊夢に魔理沙に…誰かを助け隊のメンバー全員で一体どうしたの?セイヤは居ないけど…」セイヤはハブられたの?
霊夢「セイヤなら居るわよ?」ほら其処に…
鈴仙「この男の子がw?冗談はもうちょっと軽くしてくれないと笑えないよ霊夢〜ww」あはははw
魔理沙「鈴仙…この男の子の目をよ〜〜っく見る事をお勧めするぜ…」
鈴仙「目?……ん〜〜〜…?」ジーーーー…
チビセイヤ『もう僕ツッコまないからね?』
鈴仙「うわ…この総ての不浄なる物が集まって出来た様な瞳の色は…まさしくセイヤの瞳其の物だよ…」こんな子供できたらやだな〜…
チビセイヤ「張っ倒すぞ鈴仙!元に戻ったら動物園のウサギさんコーナーに叩き込んでやるから覚悟して置け!!」
鈴仙「それにこの言葉遣い…確実にセイヤだね…一体どうしたの?」
咲夜「実は永琳先生が調合した【若返るんです☆】という薬を霖之助さんがコーヒーに混ぜてセイヤに飲ませてしまったみたいなんですよ…」
鈴仙「また師匠が作った薬で〜?霖之助さんも何やってるんだか…『でも瞳以外は結構可愛いかも///セイヤがまんま小さくなった様な物だし…名付けるならミニセイヤだね…///』」
フラン『違うよ鈴仙!ミニセイヤじゃなくてチビセイヤだよ!』ここ重要だよ?テストに出るよ?
鈴仙『ご、ごめんなさい…でもナチュラルに脳内に語り掛けて来るのは止めようね?フランちゃん…』あと一体どんなテストに出るの?
アリス「だから永琳亭に来れば解毒薬が貰えるかな〜と思って来たんだよ…それとセイヤには早く元の状態に戻って貰わないと…正直違和感バリバリなんだよね…」
鈴仙「そうだったんだ…連絡してくれれば良かったのに…」
レミリア「まさか鈴仙が永琳亭に居るとは思いもしなかったもの…もしかしててゐや輝夜も来ているのかしら?」
鈴仙「そうだよ?それと妹紅も来てるしね…取り敢えず立ち話もなんだから上がってよ」私の家じゃないけど…
早苗「それじゃあお邪魔しま〜す♪」スタスタ
チビセイヤ『漸く元に戻れる…』ホッ…
〜永琳亭(客室)〜
チビセイヤ「えぇっ!?後8時間程経たないと元に戻れないってどういう事ですか!?」机バンッ!
永琳「落ち着いてセイヤ君…その若返りの薬に解毒薬は不要なのよ…その薬は時間制で約10時間程で効果が切れるわ…それまで大人しくしている事ね」
チビセイヤ「そ、そんな…あと8時間もこのままだなんて…悪夢だ…」ガクガク…
霊夢「別に良いじゃない元には戻れるんだから…」お茶美味し♪
早苗「そうですよセイヤさん。まぁ無駄足にはなってしまいましたが…」確かに美味しいですね♪
輝夜「それにしても永琳…また変な薬作ってたのね…」
永琳「実はその薬は紫に頼まれてたものなのよ…試作品が出来た時に丁度霖之助が訪ねて来てね、その事を話したら『永琳…是非ともその試作品を僕に譲って欲しいんだが』…なんて言われたから譲ってあげたのよ」
魔理沙『あのBBAは若返って何をするつもりだったんだ?』ズズズー…
咲夜『霖之助さんも確実にセイヤを小さくする為に譲って貰いましたね…』ズズズー…
アリス「それじゃあ暫くこのままなんだね…どうするセイヤ?」
チビセイヤ「どうするもこうするも元に戻るまで待つしかないだろ…」はぁ…
フラン「それじゃあ用事も済んだしお昼食べに行こうよ♪」
てゐ「あれ?もう帰っちゃうの?」
妹紅「もう少しゆっくりしていけばいいのに…」
鈴仙「私達もお手伝いが無ければ一緒にお昼を食べに行けたのにな〜…」残念…
永琳「お手伝いはして貰うけれどその代わりに…今の内に小さいセイヤ君と写真でも撮ってきたらどう?」記念に♪
輝夜「ナイスアイディアよ永琳♪セイヤ!ちょっとだけ時間貰うわよ!」ガシッ!ズルズルズルズル!
チビセイヤ「許可を得る前に行動するな!ていうか小さい俺と写真撮ってお前達になんのメリットが有るんだよ!?」ジタバタ!
鈴仙「そ、それは別に気にしなくてもいい事だよ…///」スタスタ
てゐ「そ、そうそう…///面白半分で写真撮るだけだから…///」スタスタ
妹紅「そ、それじゃあ霊夢達は少しだけ待ってて…///」スタスタ
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「いってらっしゃ〜い♪」」」」」」」手をフリフリ…
ガチャッ…バタン…!
ナレーション「永琳亭から無事、脱出する事に成功したセイヤ君率いる勇者ご一行様!目指すは夢の大地…サイゼリヤ!その場所へ向かう事を決意し、歩みを進めるのであった!」
チビセイヤ「だからあんた誰なんだよ…しかも壮大な物語風に語るな…たかがファミレスに向かうだけだろ…」フラフラ…
咲夜「大丈夫ですか?セイヤ…足取りが覚束ない様子ですが…」スタスタ
チビセイヤ「き、気にするな…ゼリヤまで後少しだ…」フラフラ…
アリス「お腹空いた〜…何食べようかな〜…」スタスタ
魔理沙「まぁ時間にはまだまだ余裕がある事だしゆっくり決めればいいだろ♪」スタスタ
フラン「チリンチリ〜ン♪」ガチャッ…チリンチリ〜ン☆
〜ゼリヤさん店内〜
店員「いらっしゃいませ〜♪何名様ですか〜?」
霊夢「8人で…あと禁煙席でお願いします」煙草の煙嫌いだから…
店員「畏まりました〜♪彼方のお席へどうぞ〜♪」スタスタ
早苗「夏休みという事もあって結構混んでますね〜…」スタスタ
レミリア「それに丁度お昼時だものね…当然よ…」スタスタ
チビセイヤ「ん?彼処に居るのってもしかして…」ピタ…
「幽々子様ー!もう勘弁して下さいよー!また食費が無くなっちゃうじゃないですかー!」みょーん!
「え〜…まだまだ食べ足りないわよ〜…」頰プクー☆
「幽々子…貴女は少し食生活を見直す事をお勧めするわ…幾ら何でも食事量が多過ぎるわよ…」はぁ…
咲夜「パチュリー様!?それに妖夢や幽々子先輩まで!」ギョッ!
パチュリー「あら咲夜…それにレミィ達まで…一体どうしたのよ…」
魔理沙「見れば分かるだろ?サイゼなゼリヤでレッツパーリィー☆しに来たんだぜ!」
妖夢「店内で騒ぐのは感心しませんね…それに其処に居る男の子…」※ついさっきまで盛大に騒いでいました♨︎
幽々子「もしかしなくてもセイヤ君よねぇ?」
チビセイヤ「何で分かるのかという理由は聞かなくても大体の予想が付くが…一応聞いて置く。どうして俺だって分かったんだ?」
妖夢「私と幽々子様がセイヤだと分かった理由は二つあります。先ず私があげた珠数を付けているという事が一つ…」
幽々子「もう一つはセイヤ君の周りを取り巻く霊力の質…これが二つ目よ〜♪」ニコ
チビセイヤ「ヤバい…もの凄く真面な理由だった…」(唖然)
アリス「霊力の質って…じゃあ霊夢にもその霊力の質って物は見えてるんだよね?」
霊夢「当たり前でしょ…私は博麗の巫女よ?逆にどうして早苗が霊力の質でセイヤか否かを判別出来なかったのかが不思議でしょうがないわ…」
早苗「ぅ…ま、まだまだ修行が足らないという事ですか…」しょぼん…
幽々子「半人前の妖夢よりも霊力感知が苦手だなんて…早苗ちゃんも妖夢みたいな半人前にだけはならない様に注意してね〜?」
妖夢「それどういう意味ですか幽々子様ー!」みょんッ!
フラン「でも珠数を付けているかいないかっていう所は気付かなかったな〜…」む〜…
レミリア「サイゼリヤの間違い探しと同じくらい難しい間違い探しね…」う〜…
魔理沙「それよりどうだ?折角だし皆で食事しないか?大勢の方が楽しいだろ?」
パチュリー「私は別に構わないわよ?まだデザートを食べていなかったし」
妖夢「私と幽々子様は一緒には居させて頂きたいんですが…もう財布がスッカラカンになりそうなので、注文は皆さんだけして下さい…私達2人の事は気にしなくて大丈夫なんで…」はぁ…
幽々子「私はまだ食べ足りないわよ〜…もっとお腹一杯食べたいわ〜…」
妖夢「アレだけ食べて置いて足りないとはどういう事ですかッ!幽々子様だけで3000円分は食べてるんですよッ!?」イラみょんイラみょん…
レミリア「落ち着きなさい妖夢。ここのお会計は…このレミリア・スカーレットが全額支払って置いてあげるわ…」財布取り出す…
チビセイヤ「うわっ…分厚い財布だな…おいレミリア、その財布の中に一体札何枚入ってるんだ…?」
レミリア「諭吉さんが60人程入っているけれど…それがどうかしたの?」キョトン…
チビセイヤ『金持ちって凄ぇ…改めてレミリアが金持ちなんだって自覚したわ…』
フラン「え〜…お姉様いいよ〜…私が出すから〜…」財布取り出す…
アリス「うわぁ〜…フランちゃんの財布もレミリアに負けず劣らず分厚いね…」
パチュリー「取り敢えずこの席じゃ狭いしもっと大きい席に移りましょうか…」スクッ…スタスタ…
♨︎大きめの席に移動しました♨︎
霊夢「ねぇレミリア…」チョンチョン…
レミリア「?…どうしたのよ霊夢」
霊夢「セイヤなんかと結婚する夢は捨てて私と結婚しない¥セイヤなんかより数万倍愛してあげるわよ¥」ヒソヒソ…
レミリア「何言ってるのよ霊夢…変な冗談は止めなさい。それと私はセイヤ以外の人と結婚するつもりなんか無いわ…そもそも私達は女同士じゃない…」ヒソヒソ…
霊夢「大丈夫大丈夫¥世の中にはIPS細胞という万能細胞があって、同性の間でも子供をつくる事が可能なんだよって霖之助さんが話していたから¥」ヒソヒソ…
レミリア「そ、そんな細胞が世の中にはあるのね…まぁその万能細胞の事は置いておくとして、私はセイヤ以外との結婚は考えていないわ…」ヒソヒソ…
咲夜「そうですそうです…!お嬢様と結婚するのはこの十六夜咲夜を置いて他には居ません…!……それと霊夢…そのIPS細胞の詳細を聞かせて貰えませんか…?」ヒソヒソ…
魔理沙「霊夢の目が【¥】になってるぜ…」
早苗「本来【?】や【…】が入る所が【¥】になっていますからね…」
パチュリー「霊夢の守銭奴っぷりも此処まで来ると逆に清々しいわね…」清々しい程呆れるけれど…
妖夢「所謂財産目当ての結婚という奴ですか…」
フラン「なんかゲスいね…今の霊夢…」
アリス「まぁ冗談で言ってるんだろうけど…笑えない冗談だよね…」
チビセイヤ「それとドリンクバー8つ…幽々子先輩は何か食べるんですよね?」(聞いてない)
幽々子「ここに載っているメニュー全部を一品ずつ持ってきてちょうだ〜い♪」ニコニコ
チビセイヤ「ちょっ!いくらレミリアが出してくれるからって少しは遠慮しなさい!」
幽々子「いいじゃな〜い…私、1度でいいからサイゼリヤの全メニューを一品ずつ食べる事が夢だったのよ〜♪」ニコニコ
チビセイヤ「どこの沢庵ですかッ!」
レミリア「別にいいわよセイヤ…こういう時くらいお金の事は気にせず楽しく食事をしましょう?」
チビセイヤ「お前の【懐が大きい】は財布の大きさと心の大きさの2つの意味を成してるな!」素直に尊敬するよ!
レミリア「そ、そうかしら…///そんなに褒めないでちょうだい…///『う〜…///セイヤに褒められちゃったわ…///嬉しい…///』」モジモジ…
店員「か、畏まりました…少々お待ち下さい。ドリンクバーとスープバーは彼方になっておりますのでご自由にどうぞ…『しっかりした男の子だなぁ〜…まるで大人みたい…』」ペコ…スタスタスタスタ…
咲夜「なんだか某TV番組みたいな感じになってしまいましたね…」
妖夢「まさか全部食べきるまで帰れま10的な感じなんですか!?」みょーん!
魔理沙「正直それよりタチ悪いぜ…あっちは順位を当てるだけだがこっちは全メニュー完食しなくちゃならないからな…」はは…
アリス「でもこっちには幽々子先輩が居るから大丈夫でしょ…ていうか幽々子先輩が頼んだんだけどね…」
早苗「まぁ今気にしても仕方が無いですし飲み物取りに行きましょうよ♪」スクッ…
フラン「私は全部のジュースま〜ぜよっと♪」スクッ…
魔理沙「ミックスジュースか…懐かしいな…」スクッ…
霊夢「セイヤは何飲むつもりなのよ」スクッ…
チビセイヤ「俺はコーヒー…」スクッ…
妖夢「見た目に合わせてオレンジジュースとかにして下さいよ…」スクッ…
チビセイヤ「断る…俺は飲みたい物を飲む…」スタスタ…
幽々子「言動が全くと言っていい程子供らしくないわ〜…」見た目は子供なのに…
パチュリー「レミィは何飲むつもりなの?やっぱり紅茶?」スクッ…
レミリア「私はグレープサイダーが飲みたいわ」スクッ…
パチュリー「珍しいわね…レミィが紅茶と水以外の物を飲むなんて…」スタスタ
レミリア「偶には炭酸とか普通のジュースが飲みたくなる時があるのよ…パチェだって良くオレンジジュース買ってくるじゃない…」スタスタ
パチュリー『それはレミィとフランの容姿が余りにもアレだからよ…』スタスタ
咲夜『お嬢様がグレープサイダーなら私もそうしましょうか…』スタスタ
♨︎注文していた料理が揃った様です♨︎
ズラーーーーーーーーーーッ…!!
店員「そ、それではごゆっくり…『女の子10人と小さな男の子1人でこの量食べきれるのかな…』」ペコ…スタスタスタスタスタスタ…
フラン「うわ〜♪美味しそ〜♪…でも料理の種類が豊富だね…どれから食べよっかな…」
咲夜「私は無論フォッカチオから頂きます…」スッ…
霊夢「私は無難にパスタから食べる事にするわ…」だがどのパスタが良いのだろう…
魔理沙「うむむ…先ずは軽くポテト辺りから摘んでいくかなー…」パク…
妖夢「幽々子様…何度も言ってますがもう少しお行儀よく食べて下さい…」はぁ…
幽々子「ゆゆ?妖夢〜…今何か言った〜?」モグモグ!
妖夢「……何でもありません…どうぞ思う存分食べて下さい…」
幽々子「?…言われなくてもそうさせて貰うわ〜♪」モグモグ!
早苗「はいセイヤさん♪あ〜ん♪」スッ…
チビセイヤ「じ、自分で食べられる!///子供扱いするなって何度も言わせるな!///」パクッ…
アリス「もう…そんな事言って…口にソース付いてるよ?」フキフキ…
チビセイヤ「っ///い、言ってくれれば自分で拭くっての!///」グシグシ!
早苗「駄目ですよセイヤさん!服が汚れちゃいますよ!」めっ!ですよ!
レミリア「やっぱりミラノ風ドリアは美味しいわね…」レミュレミュ…
パチュリー「珍しいわね…いつもは嫉妬の炎を燃やして騒ぎ立てるのに…」むきゅむきゅ…
カチャン…
レミリア「ふふ…近い将来私はセイヤと結婚して子供を産む…それが運命なのよ。だからいつか私がセイヤとの間にできた子供に、今早苗やアリスがしている事をするのだから別に嫉妬なんていう馬鹿な事、する必要はないのよ」フッ…
パチュリー『この幼馴染…もう手遅れかも知れないわね………ていうかもうこれ完全に手遅れよねこの子…』
魔理沙「パチュリーはソーセージ食べないのか?」
パチュリー「そうね…折角だから頂くわ『もう考えるのやめましょう…』」むきゅっ…
チビセイヤ「なぁ魔理沙、結局夏休み中に部活はやるのか?」コクッ…カチャン…
魔理沙「そりゃあ勿論やるに決まってるぜ!それに部室前に【あるモノ】を設置して置いたからな!」パクッ!
霊夢「まさか魔理沙…あんた本当にアレ設置したの?」モグッ…
フラン「ねぇねぇアレって何〜…教えて教えて〜…」
魔理沙「聞いて驚くなよ?…なんと!私は誰かを助け隊にさらなる依頼者が来る様にとあるモノ設置したんだ!その名も!」
妖夢「そ、その名も…?」ゴクリ…
魔理沙「【誰かを助け隊ご意見BOX(冷やかしや遊び半分で入れた奴は潰す!……セイヤが)】…だぜ!」バーーーンッ!
全員(霊夢と魔理沙以外)『名称がまんまな上、無駄に長い…』うわ〜…
霊夢「まぁ要は部活休み中に依頼者が来てもいい様にって魔理沙が作った目安箱みたいな物だって考えてくれればいいわ…」
咲夜「分かりやすい説明ありがとうございます。霊夢…」
魔理沙「あとやっぱり直接相談するのが苦手な人も居るだろうからな…そういう人達の為に設置する事を決めたんだぜ!それに1年生達が入学して来たし、いい機会だから新たな視点で物事を見るのも大切だと思ったんだ!」
幽々子『やっぱり理由は凄く真面ねぇ…』モグモグ!
パチュリー『少し癪だけれど…次期生徒会長は泥棒猫でもいいかも知れないわね…』むきゅきゅ…
チビセイヤ「つまりそのご意見BOXの中身を確認する為にも、夏休み中最低1度くらいは部活をやらなければ…という事か…」
魔理沙「その通りだぜ!もしもご意見BOXに依頼があった場合はそれがそのまま私達の依頼って事になるからな!」
アリス「じゃあ明日は普通に部活する予定なの?」
魔理沙「そうなるな!まぁ部室も快適な空間になった事だし、その快適空間でお菓子でも食べながらダラダラするのも一興ってもんだろ?」
早苗「一興かどうかは分かりませんが…私は賛成ですね♪」
幽々子「お菓子…」指咥え…
妖夢「今料理を食べているのにもう明日の心配ですか…呆れる程の食いしん坊ですね?幽々子様」
パチュリー「明日は私達生徒会メンバーも学校に行く予定だから、顔出しに行っても大丈夫かしら?」
魔理沙「勿論大歓迎だぜ!」ニカッ☆
レミリア「あらパチェ、明日生徒会で会議でもあるの?」
パチュリー「球技大会と文化祭の話し合いよ…球技大会は良いのだけれど、問題は文化祭よ…」はぁ…
幽々子「セイヤく〜ん…今年も警備係お願いしても大丈夫〜…?」ウルウル…
チビセイヤ「べ、別に自分は構いませんよ?」
フラン「えーーっ!?ていう事はセイヤと文化祭見て回れないって事!?」そんなのやだやだー!
霊夢「一般客が来場する2日目と3日目は多分引っ張りダコね…」
早苗「そういえば幻想学園の文化祭ってどんな感じなんですか?」
咲夜「1ヶ月という準備期間を設け、そして3日間文化祭を楽しむ、至って普通の文化祭ですよ?」
早苗「文化祭初日に一般客は来ないんですね…」
アリス「文化祭の初日は一般客が来る時のリハーサル感覚で学校の人達だけで催すんだよ」
早苗「ほぉほぉ…それは気が楽ですね」
妖夢「甘いですよ早苗…文化祭初日は戦争ですよ?フランちゃんも覚悟して置いて下さいね?」ヒソヒソ…
フラン「あ〜…大体分かったよ…セイヤ争奪戦が勃発するんだよね…?」ヒソヒソ…
妖夢「その通りです…去年の文化祭は3日間全てが大変でした…」ヒソヒソ…
霊夢「ていうか去年の文化祭にフランは来てたじゃない…」ヒソヒソ…
フラン「あれ〜…?そうだったっけ〜…?」ヒソヒソ…
パチュリー「去年の文化祭2日目にセイヤを連れ回していたのは何処のどなただったかしら…?」ヒソヒソ…
フラン「す、少なくとも私じゃ無かった様な…」ヒソヒソ…
レミリア「白々しいわよフラン…警備係で忙しいセイヤを引っ張り回して、挙げ句の果てには自分の彼氏だって触れ回ったりして…」ヒソヒソ…
フラン「べ、別にいいじゃ〜ん…そのうち彼氏になるんだからさ〜…」ヒソヒソ…
レミリア「良くないわよ…!セイヤは私の執事兼彼氏兼旦那様なの…!」ヒソヒソ…
魔理沙「思い出すなー…あの時、一般の男性客と男子生徒がセイヤを追い掛けていたあの場面を…」遠い目…
咲夜「結局校舎裏で大乱闘して血だらけで部室に帰ってきましたよね…」
チビセイヤ「思い出させるな…吐き気と怒りで暴れたくなる…」チッ…
フラン「え…わ、私の所為…?」ウルウル…
チビセイヤ「いや違う違う…あの時の一般客と男子生徒共の所為でだよ……ヤバ…マジでイライラしてきた…」イライラ…
幽々子「イライラした時は食事をするのが一番よ〜♪」モグモグ!
チビセイヤ「…それもそうですね」パクパク…
「ちょっとちょっと〜♪女の子だけで食事とか寂しくな〜い?俺らとお茶でもしようぜ〜♪」スタスタ…
チビセイヤ「…」イラッ☆
早苗『うわっ…タイミング最悪ですね…』
金髪男「うぉっ♪全員マジに可愛いじゃん♪」
茶髪男「俺らもご一緒させて貰っても良いですか〜?なんつってw」ヒャハハハッw
霊夢「いい訳ないでしょ…邪魔だからどっか行って…」
黒髪男「ちょっwこの紅白リボンちゃん厳しw」
チビセイヤ「おいてめぇら…ちょっと面貸せ…」悪いアリス退いてくれ…
金髪男「あ?おいガキ、今俺達になんつった?」
アリス「ちょ、ちょっとセイヤ…まさか喧嘩する気?」取り敢えず退いてみる…
チビセイヤ「ストレス発散には丁度良い相手だからな…血の雨降らせてやらぁ…」ズリズリストッ…
茶髪「ガキが…子供だからって舐めた口叩いてんじゃねぇぞ?お?」
チビセイヤ「モブがピーピーピーピー騒ぐんじゃねぇよ…文字数勿体ねぇだろうが…表出ろ…お望み通り関節真逆にしてやらぁ…」イライライライラ!
黒髪「面白ぇじゃん…てめぇボコった後に彼処に居る女の子達全員お持ち帰りさせて貰おうぜw」スタスタ
金髪「賛成w今から楽しみだなw」スタスタ
チビセイヤ「…」ブヂィィッ!!
咲夜「あんな言葉まで口走ってしまって…完全にセイヤがキレてしまいましたね…」
レミリア「まぁ小さくなってもセイヤはセイヤだし私達は食事を続けましょう?」パク…
魔理沙「それもそうだな〜……そろそろ聞こえてくる頃合いか?」
「「「ギャァァァァァァァァッッッ!!??」」」
妖夢「……ビンゴの様ですね」南無三…
幽々子「お墓は是非白玉楼に建てて欲しいわね〜♪」モグモグ!
フラン「なんか縁起の悪い事幽々子が言ってる〜…」パク…
チビセイヤ「ねぇ〜ねぇ〜店員のお姉さ〜ん♪おしぼり沢山ちょうだ〜い♪」ボタボタ…
店員「ひぃぃぃっ!?ぼ、僕どうしたの!?血だらけじゃない!」ガクガク…
チビセイヤ「あのね〜…さっき3人組のお兄さんがね〜…沢山血を噴き出して倒れちゃったんだ〜…それがかかっちゃってさ〜…」ボタボタ…
店員「しょしょしょ少々お待ち下さいますませーー!」ダッ!
チビセイヤ「関節が真逆になる時の音…中々良かったな〜♪」ボタボタ…
パチュリー「血だらけの小学生…見ていて気持ちの良いものではないわね…」むきゅむきゅ…
魔理沙「まぁさっきの奴等の自業自得だな…」モグモグ…
咲夜「清々しい顔をしていますね…」パクン…
レミリア「あら、戻って来たわ」レミュレミュ…
スタスタスタスタ…
チビセイヤ「ははは♪イライラが吹き飛んで気分爽快だな♪」ストッ…
早苗「え、えらくご機嫌ですね…セイヤさん…」パク…
チビセイヤ「この体でも案外殺れるもんだな♪」僕ビックリ♪
霊夢「駐車場で喧嘩してたみたいだけど大丈夫なの?お店の人から出禁食らうわよ?」モグモグ…
チビセイヤ「自分の血は舐めて掃除させたから問題無いし、何より今の俺はお子様状態だからな♪元に戻ったら分からないだろ♪」ははは!
幽々子『こんな小さな男の子から『自分の血は舐めて掃除させた』…なんて台詞を聞きたくなかったわぁ…』モグモグ!
妖夢『それにあの瞳…悪びれる様子無く無邪気な瞳をしてますね…』凄くキラキラしてます…
フラン「セイヤお疲れ様〜❤︎ピザ切り分けたから食べて食べて〜❤︎」はいどうぞ♪
チビセイヤ「あぁ…悪いな、フラン」あむっ…
アリス『フランちゃんは全く動じて無いし…私達が慣れるの遅いだけなのかな?』パクン…
霊夢「それにしても中々減らないわね…これ本当に全部食べきれるの?」モグモグ…
魔理沙「私はまだまだ食べられるぜ♪」お腹空いてたからな!
咲夜「セイヤはまだ食べられそうですか?体的には食べられそうに無いですが…」パクン…
チビセイヤ「後少しで満腹だ…元々少食だったのも関係してるのかな…」あむっ…
レミリア「私ももうお腹一杯になりそうだわ…」う〜…
アリス「やっぱり幽々子先輩に頑張って貰うしかなさそうだね…女の子10人と小さいセイヤじゃ心許無いし…」モグッ…
妖夢「幽々子様…まだ大丈夫そうですか?」パクみょん…
幽々子「まだまだ食べられるわよぉ?普段はこんなに食べられないから凄く嬉しいわ〜❤︎」モグモグ!
妖夢「そうですか…悔いが残らない様思う存分食べて下さいね…」はははは…
パチュリー「妖夢も本当に苦労してるわね…同情するわ…」パチュ…
妖夢「同情するなら金をくれ…ですみょん」はぁ…
霊夢「貧乏だから金をくれ…よ」パクン…
パチュリー「残念だけれど私の家は裕福では無いわ…」モグ…
咲夜「それなら霊夢も紅魔館のメイドとしてバイトしてみては如何ですか?」パクン…
霊夢「紅魔館のメイドね〜…咲夜を見てると簡単そうに見えるけど…絶対大変よね?紅魔館のメイドって…」チュー…ズココ〜…
咲夜「確かに大変ですけどやり甲斐はありますよ?仕事の内容はセイヤの方が辛いですしね…」チュー…
レミリア「そういえばセイヤ、お父様がセイヤのシフト表決めたから今の内に渡して置くわね?本当は今日家に訪ねるつもりだったのだけれど、今日会えて良かったわ」つ紙
チビセイヤ「果たして良心的な配置になっているのか…」ガサガサ…
早苗「私にも見せて下さい!」覗く…
アリス「私にも見せて!」覗く…
咲夜「先に言っておきますと、当日私は新人メイドの研修に付く事になっておりますので…悪しからず…」
チビセイヤ「嫌な予感……おい…なんだよこれ…」
幽々子「セイヤく〜ん♪私にも見せてちょうだ〜い♪」
チビセイヤ「…どうぞ」スッ…
魔理沙「……なぁレミリア…これ絶対お前かフランが考えただろ…」なんだよこの配置…
レミリア「そ、そんな事ないわよ…そうよね〜フラン?」汗ダラダラ…
フラン「そ、そうそう…私達は完全ノータッチだよ…ねぇ〜お姉様〜?」汗ダラダラ…
早苗「ていうか紅魔館のメイドと執事って…シフト制だったんですね…」なんか違和感が…
咲夜「キチンと残業手当と深夜手当ては支給されますよ?あと有給休暇もあります」
妖夢「それを聞くと余計に違和感が…」
パチュリー「セイヤの睡眠時間が3時間しか無いわね…」可哀想に…
アリス「休憩時間合わせても4時間しかないよ…」セイヤ可哀想…
霊夢「それも出勤時間が朝の6時…とんだブラック企業ね…」これで時給いくらなのよ…
咲夜『朝の6時?おかしいですね…前にセイヤが紅魔館で執事をした時は…確か朝の9時から夜の21時くらいまでだった筈ですが…今指摘してしまうとお嬢様と妹様が悲しんでしまいそうなんでやめておきましょう…』涙目は見たいですけど…
チビセイヤ「マジかよこの配置…ハード過ぎて泣きそうになってきた…」
魔理沙「まぁ殆どレミリアとフランの相手みたいだけどな…」
チビセイヤ「だからHardなんだよ……あ、それとパチュリー先輩」
パチュリー「?…何?」
チビセイヤ「なんか配置に図書館の整理って組み込んであるんですけど…指示貰っても大丈夫ですか?」
パチュリー「別に構わないわよ?それにしてもやっぱり仕事熱心ね…素直に感心するわ」
チビセイヤ「やるからにはキチンと仕事させて貰いますよ…給料貰うわけですしね…」
フラン「去年は給料全額叩いて私とお姉様に帽子を買ってくれたんだよね〜?」良い子良い子〜♪
チビセイヤ「別に…初給料だったからだよ…」お前とレミリアには子供扱いされたくねぇ…
霊夢「普通初給料って自分の為に使う物なんじゃないの?」私に給料全額渡してくれれば良かったのに…
チビセイヤ「は?何言ってんだ霊夢…だから自分の為に使っただろ?」お前にだけは絶対に給料は渡さない…
魔理沙「いやいや…レミリアとフランの為に使ってるだろ…」何言ってるんだよ…
チビセイヤ「???…レミリアとフランに喜んでもらいたいから給料叩いて買ったんだよ。これは自分の為に使ったって事になるだろ?」何言ってるんだ…
レミリア『わ、私達に喜んでもらいたいから…///』モジモジ…
フラン『買ってくれたんだ…///嬉しい…///』モジモジ…
アリス『こういう『お前が好きだからだ』的な発言を偶にするんだよね…セイヤは…』イライラ…
妖夢『う、羨ましいです…!』イラみょんイラみょん…
咲夜「うぅ…お嬢様と妹様が可愛らしいですが…複雑な気分ですね…」むむっ…
パチュリー「咲夜はセイヤからアンティークナイフをプレゼントしてもらったじゃない…それも咲夜だけの為にバイトして…」
咲夜「ふ…ふふ…そ、そうでしたね…///パチュリー様の言う通りです…///」ニヘラ…
幽々子『セイヤ君から食べ物は沢山プレゼントされるけれど…どうして私だけ食べ物ばかりプレゼントされるのかしら〜…』モグモグ!
早苗『はぁ…そういえばセイヤさんに買って貰った靴…もう合わなくなってしまったんですよね…』今でも宝物ですけど…
霊夢「なら今回のお給料は何に使うつもりなのよ」
チビセイヤ「まずレミリアに何か買ってやるつもりだが…レミリア、何か欲しい物あるか?」
レミリア「えっ!?///ほ、欲しい物っ!?///」ドキンッ…
早苗「な、何でレミリアさんにだけ!」机バンッ!
チビセイヤ「はぁ…俺達が今食べている料理の代金…誰に出して貰うつもりなんだっけ…?」料理ツンツン…
全員(レミリア以外)「……あー…そういう事(か・ですか)…」
レミリア「え?え?ど、どういう事なのかしら…」うー…私だけ分かってない様な空気だわ…
チビセイヤ「まぁ残りの給料は皆で何処か出掛ける為にでも使うか…」俺の小遣いと合わせてだが…
パチュリー「だ、大丈夫なの?折角時間削ってまで働くのに…そのお給料で出掛けるなんて…」
チビセイヤ「別に良いですよ…お金なんかよりも、お前達と居る時間の方が…俺は大切だからな」ニコ
アリス「そ、そっか…///」
フラン「霊夢もセイヤを見習おうね♪」ニコ
霊夢「わ、私だって本当は…///ごにょごにょ…///」イジイジ…
魔理沙「どうしたんだ〜?霊夢〜…全然聞こえないぞ〜?」ニヤニヤ…
霊夢「う、五月蝿いわね!この馬鹿魔理沙!」パシン☆
魔理沙「痛っ!な、何も叩く事無いだろぉっ!」
妖夢「で、でも人数が多くないですか?金額的にも厳しいと思うんですが…」
チビセイヤ「レミリアも言ってたがこういう時はお金の事なんか気にするな…まぁ行き先は俺が独断と偏見で決める事になるがな…それでもいいか?」
早苗「皆さんとお出掛けできるならば私は何処でも大丈夫です!」ニコ
咲夜「行き先はセイヤにお任せしますよ♪楽しみにしてますから♪」ニコ
チビセイヤ「あんまり期待はしないでくれ…」頭ポリポリ…
幽々子「何処にお出掛けするにしても、皆一緒でならきっと何処でも楽しい筈よ〜♪」ニコニコ
レミリア「ふふ…その通りね。その為にもしっかり働いて貰うわよ?セイヤ」ニコ
チビセイヤ「はいはい…精一杯務めさせて頂きますよ。レミリアお嬢様…」
アリス「そのお務めが如何わしいお務めにならない様に…私は只々祈るばかりであった…」ボソ…
チビセイヤ「今何か言ったか?アリス」
アリス「別に何も〜…」プイ…
チビセイヤ「?」キョトン…
♨︎暫くして♨︎
幽々子「ご馳走様でした〜♪お腹一杯で幸せ〜♪」
妖夢「これで暫くの間は食事の量を自重して下さいね…幽々子様…」
幽々子「?…そんな事より妖夢〜…今日の夕飯は何かしら〜…」ニコニコ
妖夢『はい?何言ってるんでしょうかこの人…』さっきお腹一杯って…
パチュリー「幽々子…もう夕飯の心配をしているの?」
幽々子「そうよぉ?何か間違った事言ったかしら〜?」
魔理沙「いや間違いだらけだぜ…」胃袋どうなってるんだ…
咲夜「妖夢の苦労がよく分かります…1日で食べる量を記録してみたいですね…」興味本位ですが…
霊夢「はぁ〜…それにしても食べ過ぎちゃったわね…セイヤは大丈夫?」ちら…
チビセイヤ「…」
霊夢「ちょっと聞いてるの?」ユサユサ…
アリス「霊夢…し〜…」人差し指口に当てる…
レミリア「セイヤ…お腹一杯になって寝ちゃったみたいね…」じー…
チビセイヤ「すぅ…すぅ…」zzz
霊夢「本当に寝てるわね…」じー…
フラン「お腹一杯になったら寝ちゃうって…本当の子供みたいだね…」じー…
魔理沙「寝顔は可愛いんだけどな〜…起きてるとあの瞳が目に入るからずっと寝てて欲しいもんだぜ…」じー…
妖夢「別に悪くないんですが…少しくらい子供らしい瞳をして欲しい物ですよね…」じー…
幽々子「元の状態のセイヤ君には合っているけれど…子供の状態のセイヤ君には全然合っていないものね〜…」じー…
咲夜「いい言い方して目が座っている…悪い言い方をして瞳が濁っている…ですかね」じー…
アリス「そうだね…それよりどうする?セイヤが寝ちゃったって事は誰か負ぶってあげないと…」
咲夜「それなら私がセイヤを負ぶって行きますよ。どうせ皆さんはセイヤの家に行くつもりだったんですよね?」
レミリア「え?ど、どうして分かったのよ咲夜…」アセッ…
パチュリー「大体分かるわよ…どうせ誰よりも早く元の状態のセイヤに会いたいんでしょう?」
霊夢「べ、別に私はどっちでも良いわよ…?///」
フラン「じゃあ霊夢抜きでセイヤの家にLetsGo!」スクッ!
霊夢「わ、私も行くわよ!」スクッ!
フラン「あっ!そうだ!こいし達も呼んであげよっと♪」スッスッ…
魔理沙「この際だから来れる奴等全員呼んで夜は鍋パーティーでもするか〜…」スッスッ…
幽々子「鍋パーティー!?私も是非参加させて欲しいわ〜!」手を挙げる!
咲夜「あの…セイヤの部屋にそんな人入りますかね?」軽いですね… ヒョイッ…
チビセイヤ「んん…」zzz
レミリア「セイヤの部屋って毎度言うけれど思ったより広いから大丈夫よ」可愛いわね…///
早苗「セイヤさんの部屋って一体家賃幾らなんですかね…」不本意ですがレミリアさんに同感です…///
アリス「広いリビングにキッチンと脱衣所とお風呂とトイレと部屋一室でお値段据え置きの家賃40000円だって言ってたよ?」寝顔は可愛いよね…///
パチュリー「安いわよね…確かマンションの大家さんは紫先生の知り合いなのよね?」寝顔は…ね
霊夢「そうそう…本来の家賃を幾らか安くして貰ってるみたいよ?」文呼んで写真撮って貰いましょう…
フラン「あっ♪こいしとさとりは来るってさ♪」LINEは便利だね♪
魔理沙「こころも是非来たいってさ♪」LINEは便利だな♪
妖夢「それでは参りましょう!いざセイヤの部屋へ!」スタスタ
咲夜「あ…帰りにコンビニによっても大丈夫ですか?」スタスタ
幽々子「コンビニ?何か買う物でもあるのかしら〜?」スタスタ
咲夜「お父さんに髭剃りを頼まれまして…」スタスタ
霊夢「女の子に買いに行かせる物じゃないわね…」スタスタ
咲夜「私も心底そう思いました…」スタスタ
チビセイヤ「すぅ…すぅ…」zzz
〜とあるマンションの一室〜
〜セイヤの部屋〜
セイヤ「んぁ……こ、ここ何処だ?」ムクッ…
セイヤ「……俺の部屋か…腹一杯になって寝ちまったんだな…」格好悪いな…
セイヤ「しかも小さい服着たまま元に戻ったから全裸だよ…」霖之助さんから借りてた服が…
服「」
セイヤ「ん?こんな所に服と…これは書き置きか?」ガサ…
セイヤへ
元に戻っている場合はそれに着替えて下さい。咲夜より
セイヤ「用意が良いな…流石咲夜…」また変なイベント起こらなくて済んで良かった…
〜着替え中〜
セイヤ「いや……なんで上は無いんだ?」上半身裸☆
セイヤ「ま…気にしても仕方が無いか…脱衣所に洗濯した奴あるだろ…それ着ればいいや」スタスタスタスタ…
ガチャ…
ワイワイ☆ガヤガヤ☆
セイヤ「いや何この人数の多さ!誰だよこんなに人呼んだの!!」
こいし「あ…セイヤさん!お邪魔してます!『ふぇ〜…///セイヤさん上半身裸だよ〜…///』」ニコ
セイヤ「ん?いらっしゃい、こいしちゃん…『相変わらず激可愛いな…///』」ニコ
ヒュッ!…パコンッ…
セイヤ「痛っ…おい、いきなりご挨拶な奴だな…さとり」
さとり「ご挨拶なのはどっちよ…脳内で人の妹滅茶苦茶にした癖に…」プイっ…
セイヤ「なっ///べ、別に変な事は考えて無いだろっ!///ちょっと可愛いなって思っただけだ!///」
こいし『せ、セイヤさんに可愛いって言って貰えた…///嬉しい…///』モジモジ…
「へぇ〜…可愛いなとは思ったんだ…」ガシッ!
「確かにそれは同意だけど…そんな権限セイヤには無いんだよね〜…」ガシッ!
セイヤ「ゲッ…空に燐…お前達も来てたのか…」
空「ゲッとは失礼だね…」
燐「折角あたい達が来てあげたんだから少しは感謝したら?」
セイヤ「いや来てくれなんて頼んだ憶えないし…それに来るんだったら真面な奴だけ来て欲しかったな……それと上半身裸なんだから腕掴むな…」穢れるぞ?
空「ぅ…///『ほ、本当だ…///今気付いたけどセイヤが上半身裸だったよ…///』」パッ…
燐「ご、ごめん…///『う、腕…凄く細かった///……それにしても…よくこれでブラドさんや他の奴等に立ち向かっていけるもんだねぇ…』」
セイヤ『普通最初に気付くだろ…この2人は馬鹿なのか?』
咲夜「あ、セイヤ…元に戻ったんですね…『セイヤの上半身裸大作戦…成功です…///』」エプロン装備☆
セイヤ「っ……あ、あぁ…///お陰様で…///」目逸らし…
咲夜「ど、どうしたんですか…?わ、私…何かセイヤに嫌われる様な事…してしまいましたか…?」ウルウル…
さとり「違うわよ咲夜…咲夜のエプロン姿が可愛くてドキドキしてるのよ…」私もエプロン姿が似合えば…
セイヤ「よ、余計な事言うなよさとり!///」小っ恥ずかしいだろ!
咲夜「そ、そうだったんですか…///あ、ありがとうございます…///」髪の毛弄り弄り…
セイヤ『あり?咲夜さん滅茶苦茶可愛いんですけど…///CoolBeautyで偶に変な行動をする咲夜さんとのギャップで滅茶苦茶可愛く見えるんですけど…///髪の毛弄る仕草とか反則なんですけど…///』ドキドキ…
さとり「いい加減にしないと脳味噌に五寸釘打ち込みますよ…?」イライラ…
セイヤ「どうしてさとり様はさっきからそんなにイライラしてらっしゃるの!?」怖いわ!
霊夢「あら、漸く元に戻ったのね『いつ見ても慣れないわね…///セイヤの裸…///』」
魔理沙「やっぱりセイヤはそっちの姿の方がしっくりくるな!『セイヤは華奢だよなぁ…///全員が思ってると思うけど…///』」
フラン「…」俯き…
セイヤ「?…どうしたんだフラン…何で俯いてるんだ?」
フラン「見慣れたと思ってたけど…やっぱり…その傷痕……酷いなって思って…」ポロポロ…
セイヤ「はぁ…一々そんな事で泣くなよ…これは男の勲章だ…フランを護ったって証なんだから、誇らせてくれ…な?『何度も言ってるのにな…其処まで気負わなくても…気に掛けてくれるのは嬉しいが…』」ニコ ナデナデ…
フラン「ぅん…ごめんね?また泣いちゃって…」グシグシ…
セイヤ「いいって…気に掛けてくれるのは素直に嬉しいからな…」ナデナデ…
妖夢・チルノ・ルーミア「「「…」」」ヒソヒソ…
セイヤ「おい…何でお前ら3人は変な目で俺の事見てるんだよ…」ピタ…
チルノ「ねぇルーミア、妖夢…何だか上半身裸の男性が女の子の頭撫でてニヤニヤしてるよ…?」ヒソヒソ…
ルーミア「警察に連絡した方が良いと思うのかー…」ヒソヒソ…
妖夢「なら私が警察に連絡しますね…?」スマホ取り出す…
セイヤ「何のやり取りしてるのかな!?警察に連絡って言った!?俺励ましてるだけだよな!?疚しい事何もしてないよな!?」
さとり「フラたそ〜♪フラたそ〜♪…とか思ってる癖に…」
フラン「そうなのっ!?そ、それじゃあ…///もう1度ベッドで一緒に寝よ?///セイヤ❤︎」右腕に抱き付く☆
セイヤ「ベッドで一緒に寝てどうすんだ!俺はもう眠くない!よって寝る必要は無い!『悪いな…助かったよ。さとり、妖夢、チルノ、ルーミア…』」アイコンタクト☆
さとり『困った時はお互い様…でしょ♪』ウインク☆
妖夢『暗い空気は好きませんから♪』ウインク☆
チルノ『当然の事をしたまでだよ♪』ウインク☆
ルーミア『心から感謝して欲しいのかー♪』ウインク☆
「ごめん…デザート作ってたら少し遅れた…」スタスタ
「わっ…///セイヤが上半身裸だよ…///」スタスタ
「もしかして……事後…?」スタスタ…
セイヤ「こころ…それに諏訪子と神奈子まで…それと事後って何だよ…」何もしてねぇよ…
早苗「…」コソコソ…
諏訪子・神奈子「「さ・な・え〜〜〜…!!」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
早苗「どどどどどうしたんですか…?諏訪子様に神奈子様…?」ガクガク…
諏訪子「どうしたんですか…ねぇ…それは早苗が1番良く分かってるんじゃないの〜?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
神奈子「ご飯食べないで待っててあげたのに…まさかセイヤ達とサイゼなゼリヤでレッツパーリィー☆してたとはね…覚悟は出来てるわよね?早苗…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
早苗「ひぇぇぇ!?な、何卒その怒りをお鎮め下さいぃ〜…」ガクガクブルブル…
諏訪子・神奈子「「問答無用ッ!!」」グァッ!
「さにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
セイヤ「許せ早苗ェ…これが最後だ…」多分…な…
レミリア「格好付けてないで手伝いなさいよ、セイヤ…『う〜…///今日はずっとそのままで居て欲しいわ…///』」ガチャガチャ…
セイヤ「ん?あぁ…悪かったな。上取りに行ったら手伝うから…少しだけ待っててくれ」スタスタ
文『あややぁ〜…上取りに行っちゃいましたね…』
美鈴『逆にあのままの状態で居て貰っても困っちゃいますよ…///』
アリス「あれ?セイヤ元に戻ってたんだね…」気付かなかった…
こころ「アリス…これ、食後のデザートに…」スッ…
アリス「わっ!ありがとうこころ♪」受け取る…
パチュリー「鈴仙達や天子達は少し遅れるから先に鍋パーティー始めてて欲しいそうよ?」スマホ見る…
魔理沙「鍋は全部で3つか〜…まぁ人数多くても大丈夫そうだな♪」ゴトッ…
セイヤ「なんだなんだ…今から何始めるつもりなんだよ…」デカい机と鍋なんか出して…
こいし「鍋パーティーですよ♪セイヤさん♪」ニコニコ
幽々子「皆で食材を持ち寄ってする鍋パーティーみたいよ〜♪」ニコニコ
セイヤ「えっ!?この馬鹿達が持ち寄った食材で鍋パーティー!?それ大丈夫なのか!?」ビクゥッ…
妖夢「失礼ですね!闇鍋じゃ無いんですから変な食材なんて入れませんよ!!」
セイヤ「そ、そうだよな…疑ったりして悪かった…」
霊夢「取り敢えずあんたも手伝いなさいよ…」ガチャガチャ…
魔理沙「こっちも準備で手一杯なんだよ〜…手が空いてるなら手伝って欲しいぜ〜…」ガチャガチャ…
セイヤ「人数呼んだお前達の所為だろうが…ったく…」スタスタ
【鍋パーティーの準備完了致しました】
グツグツグツグツ…
咲夜「さて…準備は完了しましたが、まだ鈴仙達が来ていませんね…」
美鈴「もう20時なのに遅いですね。やっぱり言われた通り先に始めちゃいますか?」
さとり「本当は皆揃ってから始めたい所だけど…致し方ないわね…」
セイヤ「それにしても夏なのに鍋パーティー…か…」こいつらは色々な神経が麻痺してる様だな…
空「それならセイヤは食べなきゃいいじゃん…文句言うなら出て行けば?」
セイヤ「ほぉほぉ〜…此処は俺が借りてる部屋なんだがな〜…家主権限で夏の夜空に放り出されたいか?空…」
空「……ごめんなさい」ペコ…
こいし「セイヤさん…申し訳無いんですがエアコン付けても良いですか?」少し暑い…
セイヤ「ん?好きに付けて良いぞ?俺も暑いと思ってたからな…」
文「それではエアコンスイッチON☆」ピッ…
エアコン「」そよそよ〜…
燐「あ〜…涼し〜…」
魔理沙「それじゃあ鍋パーティー開始だぜ!」
全員(セイヤ以外)「いただきま〜す♪」パチン…
セイヤ「ます…」パチン…
♨︎暫くして♨︎
鈴仙「皆〜…ごめんお待たせ〜…」スタスタ…
てゐ「すっかり遅くなっちゃったよ…」スタスタ…
パチュリー「あら、天子達と一緒に来たのね」モグモグ…
輝夜「丁度マンションの近くでで一緒になったのよ。それにしても…永琳のあと少しは当てにならないわね…」はぁ…
妹紅「そんなの今更過ぎるわよ…1度たりとも早く終わった事が無いじゃない…」
天子「いやぁ…人数多いね…鍋パーティーじゃなくてこれ宴会でしょ…」規模的に…
咲夜「お皿やお箸は既に用意してありますから。好きな所に座って下さい」
ルナサ「夏の夜に鍋パーティー…楽しそう…」座る…
四季映姫「人が密集している所為か…少し暑いですね…」蒸し蒸しします…
霊夢「ならもう少し設定温度下げましょ…」ピッピッ…
エアコン「只今の設定温度…18℃です…」そよそよ〜…
メルラン「そんなに設定温度下げたら電気代かかるよ…?」セイヤの家なのに…
セイヤ「別に気にしなくていいぞ…俺なんかいつも設定温度16℃だからな…」パク…
リリカ「体に悪いから設定温度下げ過ぎない方が良いと思うんだけど…」いただきます…
セイヤ「まぁ別に電気代くらいどうだって良いだろ…それに暑いより寒い方が好きだからな…風邪ひいたらその時はその時で何とかなるだろ…」モグモグ…
こころ「それは…どうして?」モグモグ…
セイヤ「布団被って寝れるから?」ゴク…コトッ…
妖夢「セイヤは布団を被らないと寝れない派の人間ですからね…」四季問わず布団被ってますし…何枚も…
衣玖「それもある意味体に悪そうですね…エアコンを付けるのでしたら少しは布団の枚数を減らした方のが…」美味しいですね…
さとり「ほらこいし…野菜もキチンと食べなさい?」スッスッ…
こいし「うぅ…野菜はあんまり好きじゃないのに…」
空「さとり様は野菜食べないんですか?」
さとり「わ、私はもう十分食べましたから…」アセッ…
アリス『さとりも野菜あんまり好きじゃないからね…きっと食べてないよ…あの様子じゃ…』モグモグ…
文「こ、これは…!」ビクゥッ!
美鈴「どうしたんですか文…そんな怖ろしい物を見た顔をして…」モグモグ…
文「と、鶏肉…鶏肉が…」ガクガク…
空「鶏肉?美味しいじゃん…どうして文は鶏肉が苦手なの?」モグモグ…
文「じゃ、若干空さんが共食いしている感が否めません…」ガクガクブルブル…
空「誰が鳥頭かッ!!」サイ◯ガンガシャコンッ!
燐「空…物忘れ激しいもんね…」モグモグ…
空「だから誰が鳥頭かッ!!」ガシャコン!
妹紅「まぁまぁ落ち着いて空…鶏肉食べて全て忘れな…」ほら…
輝夜「そんな事で忘れる訳ないじゃない…」モグモグ…
空「流石さとり様が持って来た鶏肉ですね♪凄く美味しいです♪」モグモグ…
さとり「喜んで貰えて嬉しいです」ニコ
てゐ「鳥頭だね…完全に…」モグ…
鈴仙「さとりやこいしちゃん以外の事は大抵忘れるからね…」パクン…
天子「あ、フランちゃん。悪いんだけど卵取って貰ってもいい?」溶き卵が欲しい…
フラン「いーよー♪……はい♪」つ卵
天子「ありがとう♪…やっぱりすき焼には溶き卵だよね♪」コンコン…パカッ…
魔理沙「なぁ映姫〜…ちくわ取ってくれちくわ〜…」Fish sausage…Please…
四季映姫「すき焼におでん鍋に寄せ鍋に海鮮鍋…種類が偉く豊富ですね…」どうぞ…
咲夜「種類が豊富なら飽きないと思いまして…幽々子先輩も満足してくれている様で良かったです」
幽々子「妖夢〜♪ご飯お代わり〜♪」つ茶碗
妖夢「焦ってご飯を喉に詰まらせないで下さいよ?幽々子様…『沢山ご飯炊いておいて正解でしたよ…』」カパッ…山盛り山盛り…
衣玖「海鮮鍋の味付け…凄く私好みですね…この味付けをしたのは何方ですか?」モグモグ…
アリス「あ…それ私です」
衣玖「アリスだったんですね。また鍋パーティーをする時は是非、この味付けで海鮮鍋を出して下さい」ニコ
アリス「勿論ですよ♪お口に合ったみたいで本当に良かったです」ニコ
パチュリー「レミィ…さっきからずっとスマホ弄ってるけどどうしたのよ…」食べないの?
レミリア「えっ…な、何でもないわ…私もそろそろ食べようかしら…」ポチ…
パチュリー「?」むきゅむきゅ…
セイヤ『俺…寝起き少食派な人間だったのすっかり忘れてた…』少食なのはいつもだけど…
セイヤ『少し休憩するかな…』スマホ電源ON☆
【LINEからの通知一件】
セイヤ『LINE?…レミリアからだな…近くに居るのに何故にLINEしてきたんだ?』スッスッ…
明日の部活が終わった後、セイヤは何か予定ある?
セイヤ『明日の部活後…特に何も無いぞ…っと…』送信…
ピコン♪
少しだけ買い物に付き合って欲しいのだけれど…
セイヤ『返信早っ…俺は別に構わないが…っと』送信…
……ピコン♪
なら決まりね♪明日の部活が終わってから1時間後に幻想駅前に来なさい。それとこの事は誰にも話さない事、良いわね?
セイヤ『いやだから早ぇよ!…部活が終わった後の1時間後に幻想駅前……ねぇ…しかもどうして誰にも話しちゃいけないんだ?』取り敢えず了解っと… 送信…
レミリア『っ……ふふっ♪///』スマホ抱き締める…
パチュリー『なんだか…さっきからレミィの様子がおかしいわね…』むきゅむきゅ…
文「そういえば鈴仙さん達…これ送って置きますね…」送信…
ピコン☆
鈴仙「わっ…小さいセイヤの寝顔…可愛い…///」
てゐ「あ〜…そういえば寝顔の写真は撮れなかったからな〜…」寝てなかったから…
輝夜「着せ替えして写真撮っただけだものね…」
咲夜「その着せ替えした時の写真…私にも是非送って下さい…」ヒソヒソ…
妹紅「勿論いいわよ…沢山着せ替えしたからバリエーションも豊富だし…」ヒソヒソ…
さとり「因みに1番可愛かった服装は…?」ヒソヒソ…
てゐ「メイド服…かな…?」ヒソヒソ…
魔理沙「何故子供用のメイド服が永琳亭にあるのかはさて置き…私達が撮ったチビセイヤの寝顔写真と物々交換って事で…」ヒソヒソ…
鈴仙「OK♪…今全員に送るからちょっと待っててね…」スッスッ…
セイヤ『全員で何話してるんだ?』俺だけハブられてるんだが…
こいし「わぁ〜…///顔真っ赤にしてて可愛い〜…///」
フラン「今の状態のセイヤが照れる時も可愛いけどぉ…///小さい状態だと破壊力1000倍だよぉ…///」きゅっとしちゃう❤︎きゅっとしちゃうよぉ❤︎
美鈴「妖夢はこの刀を持ったチビセイヤなんかが好みじゃないですか?」
妖夢「は、はい…///小さいながらも真剣な眼差しをしているセイヤに…///心がみょんみょん言ってますぅ〜…///」
輝夜「私達の言う事を聞かなきゃ永琳の特別製注射をするわよって言ったらノリノリでポーズ取ってくれたわよ?」ニヤニヤ…
早苗「霊夢さん霊夢さん…///チビセイヤ君が巫女服姿で恥ずかしがってますよぉ…///」
霊夢「今の状態のセイヤがこの格好してたら吐き気催すけど……チビセイヤが巫女服姿なのはアリね…///」
諏訪子「しかし何で女物の服装が多いのか…」ナースとか制服とか…
神奈子「でも着物とか特攻服とかのもあるわね…」あとプ◯グスーツとかG◯NTZスーツとか…
こころ「どれもユニーク…」スッスッスッ…
セイヤ『お肉美味し…』モグモグ…
何故か全員盛り上がっているのだが…まぁ皆楽しそうで何よりだな。小さくなった事は災難だったが…いつもと変わらないごく普通(?)の日常が送れる事に、俺は感謝している。夏休みはまだまだ残っている=まだまだハチャメチャな日常が残っている…という事になるのだろうか…まぁ別にいいか…気にしたって仕方が無い事だしな…明日は明日の風が吹くだろ…
霖之助『はぁ…///はぁ…///か、感謝するよ魔理沙…まさかこんな写真を送って来てくれるなんてね…///これからは特別に香霖と呼ぶ事を許可してあげようかな…』うっ……ふぅ…
〜死神名探偵誕生?いえ、ごく普通の高校生です〜
【完】
〜とあるマンションの一室〜
〜セイヤの部屋〜
布団「くぅ〜…かぁ〜…」zzz
ガチャッ…スタスタスタスタバタン…
「全く…やっぱり起こしに来て正解だったわね…」
「休みの日は起こしに来ないといつまでも寝てるからな〜…」昼時くらいまで…
「それは学校がある時もじゃないですか…取り敢えず朝の恒例行事…行ってみましょうか…」
「そうね…久し振りの様な気もするけれど…」
「其処は気にしたら負けだよ!お姉様!」
「アリスさんが一緒じゃないのは残念ですが…家が遠いですから仕方ないですね…」
「それじゃあ行くわよ!…せぇーのっ!!」バッ!
「「「「「「起っきろーーーーー☆」」」」」」ボフッッ!!
セイヤ「カタルシスを感じるぅぅぅぅぅっ!?」ギャー!
ガバッ!
セイヤ「お前らいい加減にその起こし方やめろっ!心臓に悪い上に重いわっ!!」
早苗「女の子に向かって重いとは失礼ですね!」
セイヤ「個人個人は軽くても!大人数になれば重くなるんだよ!喩え強大な敵が相手でも、力を合わせればその強大な敵を打ち倒す事が出来る的なアレなんだよ!」
咲夜「何故無駄に少年誌系な喩え方なんですか?」熱血漫画的な喩え方ともいいますが…
魔理沙「それにしても凄い寝癖だぞ?そろそろ髪切った方がいい気がするぜ…」
フラン「そういえばセイヤ〜…夏にその髪型で暑くないの〜…?」去年も同じ事言ったけどさ〜…
セイヤ「俺はこれで良いんだよ…この髪型にもとっくに慣れたから暑さとかも気にならないからな…」邪魔だとも思わないし…
霊夢「確かに春に比べて大分伸びてきたわよね…前髪伸ばすのは構わないけどせめてもう少し全体的に梳きなさいよ…」
セイヤ「髪切りに行くの面倒臭いから嫌だ…」怠いで御座る…
咲夜「それなら私がカットして差し上げますよ❤︎」ナイフシャキン☆
セイヤ「止めてくれ…坊主になる未来が容易に想像できる…」坊主とかNonsense…
レミリア「せ、セイヤ…///お、おはよう…///」モジモジ…
セイヤ「ん?あぁ…おはよう…」何で顔赤いんだ?風邪か?
レミリア『今日はセイヤと2人きりでデート…!今以上に関係を進展させる好機よ…!レミリア・スカーレット…!!』そして最終的には私の部屋であんな事やこんな事を…///
セイヤ「?…ていうか何でお前達は俺の部屋に居るんだ?」不法侵入者共め…
魔理沙「どうせ起こしに来なかったらずっと寝てた癖に、何言ってるんだよ…」寝言は寝てから言って欲しいぜ…
早苗「ほらほらセイヤさん!早く布団から出て朝ご飯食べて歯を磨いて学校に行きますよ!」布団取り上げる!
セイヤ「お前は俺のオカンか何かかッ!?」オカンは学校に行かないがな!
フラン「それなら一緒に布団で組んず解れつする?///」朝からセイヤと激しく求め合うチャンス❤︎
セイヤ「さーてー!今日の朝ご飯は何かな何かなー!」うーん!気持ちの良い朝だなー!
フラン「む〜…」頰プクー☆
咲夜『セイヤ…感謝しますよ…まさか妹様の頰プクー☆が見られるとは…今日は朝からツイてますね!』パシャパシャ☆
霊夢「この2人は全くと言っていい程ブレないわね…」朝っぱらから元気ねー…
魔理沙「でもいつも悪ノリするレミリアが今日は大人しいな…」やってる事が悪ノリじゃ済まないんだがな〜…
早苗「顔赤くするだけで張り合いありませんね〜…」そっちの方が良いですけど…
レミリア『服装は少し大人っぽく決めようかしら…子供っぽい服装は却下だとして……う〜…昨日ネットで散々調べたのに全然決まらなかったわ…』でも楽しみ…///
セイヤ「ふぁあ〜………眠ぃ…」グシグシ…
レミリア「レミィ!?今セイヤがレミィって呼んでくれたわ!」うー! 抱き付き☆
セイヤ「レミィじゃなくて眠ぃだ!どんな聞き間違いだ!」離れろ!
レミリア「今レミィって呼んだわよね!布団の上では是非レミィって呼んで欲しいわ❤︎」あと2人きりの時❤︎
霊夢・魔理沙『『なんだ…いつも通りか…』』羨ましくなんかないもん…
早苗「セイヤさんから離れて下さい!」グィィッ!
レミリア「だから私に気安く触らないでちょうだい!何度言えば分かるのよ!」ギュゥゥッ!
フラン「お姉様ばっかりズルいよ!私もセイヤと布団でイチャイチャしたい!」ギュッ!
セイヤ「もういい加減にしてくれーー!!」何で朝から大声出さなきゃならないんだ!
咲夜『スカーレットメモリアルの攻略状況は上々の様ですね……攻略状況90%ですか…残りの10%はエロCGイベントのみ…セイヤには頑張って貰わねばなりませんね…』ふむ…
セイヤ「何真剣な表情してんだ咲夜!早く助けろ!霊夢と魔理沙も真顔で突っ立ってないでこのお馬鹿姉妹を引っぺがすの手伝ってくれ!」グィィッ…!
霊夢「はぁ…仕方ないわね…」
魔理沙「まぁ朝から皆元気で何よりだぜ…」
♪状況終了♪
サクッ…
セイヤ「んで?結局お前達も朝ご飯食べるんだな…」モグモグ…
早苗「トーストを焼いてる所を見ていたらお腹が空いてしまって…」サクッ…
セイヤ「あんまり食べてると太るぞ?昨日だってゼリヤで飯食べて夜には鍋食べたんだからな…」モグモグ…
フラン「女の子に向かって太るって言わないでよ……もしかしてセイヤは私達が太ったとしたら…嫌いになっちゃう…?」サクッ…
セイヤ「んな訳無いだろ…外見変わったってお前達はお前達なんだからな…」何言ってるんだか…
咲夜「そ、それは本当ですか?」
セイヤ「まぁそんな事になったら死ぬ程笑うだろうけどなw」想像しただけで笑いがw
魔理沙「なんだか嫌われるよりも嫌だぜ…」笑われるのは…
レミリア「それにしてもセイヤは良くこんな苦い物が飲めるわね…」毒物か何かよね…コーヒーって…
セイヤ「小さい頃は俺も苦手だったけど慣れると普通に美味しいぞ?」砂糖とミルク入れろよ…
霊夢「今ではブラックで飲む程のコーヒー中毒者だものね…」私もブラックは苦手…
早苗「コーヒー中毒者というよりカフェイン中毒者ですよね…」
セイヤ「ふぅ…御馳走様でした…」ペコ…
フラン「まだトースト残ってるけど食べないの?」
セイヤ「2枚食べれば十分だからな…朝はあんまり食べないから残ってるやつ食べていいぞ?」スクッ…
咲夜「ご飯を作れば食べてくれますが…それ以外はあまり食べないですからね…セイヤは」
セイヤ「咲夜が作った料理とトーストじゃ天と地程の差があるからな…その違いだろ…」スタスタ…
咲夜「///」シュ〜☆
早苗『はい…朝からタラシ発言頂きました…』
レミリア『今日は何時に解散するのかしら…お昼前ならお弁当用意しようと思っているのだけれど…』う〜…
霊夢「しかし早く来過ぎたわね…まだ朝の7時よ?どうする?もう学校向かう?」
魔理沙「アリスも案外早く来てそうだしな〜…そろそろ学校向かうとするか〜…」伸び〜☆
フラン「それじゃあ学校…基部室にLETS☆GO☆」スクッ!
〜通学路〜
早苗「そういえば部活は何時までやるつもりなんですか?」スタスタ
魔理沙「う〜ん…12時前には解散するつもりだが…」スタスタ
咲夜「セイヤは解散したらその後どうするつもりなんですか?」スタスタ
セイヤ「えっ…いや俺は…」チラ… スタスタ
レミリア『昨日LINEで皆には内緒にしなさいって言ったわよね?』アイコンタクト☆ スタスタ
セイヤ「『だから何で内緒にする必要があるんだ?』お、俺は解散したら用事があるから…」スタスタ
フラン「え〜…一緒に遊ぼうと思ってたのに〜…」頰プクー☆ スタスタ
咲夜『セイヤはお嬢様や妹様の魅力を引き出す天才ですか…!』パシャパシャ☆ スタスタ
セイヤ「悪いな…この埋め合わせは必ずするから…な?」スタスタ
フラン「じゃあ今日は部室で沢山甘えさせて〜❤︎」スタスタ
セイヤ「それは勘弁してくれ…『んな事されたら命が幾つ有っても足りねぇよ…』」スタスタ
魔理沙「用事って一体なんだよ〜…」スタスタ
セイヤ「しゅ、修行だ修行…」スタスタ
霊夢「紅魔館でブラドさんと手合わせでもするの?」スタスタ
セイヤ「い、いや…今回は1人で修行するつもりだ…秘密の特訓って奴だよ…」スタスタ
早苗「そうですか…なら仕方ないですね〜…」スタスタ
セイヤ『罪悪感半端無いんですが…レミリアお嬢様…』チラ… スタスタ
レミリア『セイヤとデート❤︎セイヤとデート❤︎』う〜♪う〜♪ スタスタ
セイヤ『……駄目だこりゃ』スタスタ
咲夜「霊夢は解散した後は何をするつもりなんですか?」スタスタ
霊夢「ん〜…本当はあの馬鹿誘って神社でお茶飲もうかなとか思ってたんだけど…修行なら仕方ないわね…」はぁ… スタスタ
魔理沙「なら私達が付き合ってやるぜ♪」スタスタ
霊夢「別にいいわよ…あんたが来ると騒がしくなるから…」スタスタ
魔理沙「人が気遣ってやってるのにその言い草は無いだろ霊夢!」スタスタ
霊夢「あんたに人を気遣う事が出来る程の脳味噌があった事に驚きだわ…」スタスタ
魔理沙「私は気遣いの塊だろー!」スタスタ
セイヤ「気遣いと言うより若干御節介が混じってるがな…」スタスタ
魔理沙「人の気持ちに気付かない根暗童貞タラシ木偶の坊には言われたくないぜ!」スタスタ
セイヤ「だから不名誉な渾名をくっ付けて呼ぶな!不名誉が更に不名誉な感じになるだろ!」
霊夢「黙りなさいよこの童貞…」スタスタ
セイヤ「お前達2人は人が本気で怒らなきゃいい気になりやがって…!」スタスタ
早苗「強ち間違いでは無いような…」根暗だしタラシだし木偶の坊だし…童貞だし
咲夜「まぁ…それがセイヤですからね…」スタスタ
セイヤ「なんか色々諦め付いてきたわ…お前達に関しては…」スタスタ
フラン「じゃあもう諦めて私と結婚しちゃお❤︎」スタスタ
セイヤ「それは諦め以前の問題です…それに私はまだ18歳じゃありません…」スタスタ
レミリア「じゃあ18歳になれば結婚OKなのね❤︎」スタスタ
セイヤ「漸く口開いたと思ったら第一声がそれですか…レミリアお嬢様…」もうお前達姉妹は口開くな…
咲夜『もうお嬢様も妹様もお構い無しですね…前はもう少し自重していた様な気がするんですが…』スタスタ
セイヤ『早く学校着かないかな…』スタスタ
〜幻想学園高等学校(校門)〜
アリス「やっと来たよ…遅かったね…」
霊夢「集合時間よりも早く着いたんだけど…」
アリス「でも私は10分前から此処に居るよ?」
魔理沙「いやだから集合時間より早く来てるアリスが悪いんだろ…」
アリス「その言い方は酷いよ魔理沙…」
セイヤ「先に来てたならLINEすればよかっただろ…」何の為のLINEだよ…
アリス「あ……LINEの存在忘れてた…」あはは…
咲夜「自業自得じゃないですか…私達が早く来なかったら待ち惚けもいい所ですよ?アリス」
アリス「う……こ、今回はこの辺で勘弁して置いてやるよ…」クル…スタスタスタスタ
レミリア「そして…悪役の様な台詞を吐いて、部室に向かうアリスであった…」台本読み読み…
フラン「完!!」決めポーズ☆
早苗「いや続きますからね!?本当に終わったら責任取れるんですか!?」何言ってるんですか!
フラン「責任を取るのは私とお姉様じゃなくてセイヤだよ!」
レミリア「もうセイヤ無しでは生きていけない体になってしまったものね…///」モジモジ…
フラン「うん…///責任を持って死ぬまで私達スカーレット姉妹とスカーレットな夜を過ごして貰わないと…///」モジモジ…
セイヤ「この平和な日常がいつまでも続くと信じて的な感じに言っておけば続く様な気がしなくもない多分…」(右から左へ受け流すの型・世界のナベ◯ツ)
霊夢「よく噛まずにそんな台詞をスラスラ言えるわね…」感心するわ…
魔理沙「そしてそれは所謂フラグというやつなのであった…」スタスタ
霊夢「どうでもいいけどどうしてさっきから語り手口調なのよ…」スタスタ
咲夜「今幻想町では語り手口調がブームらしいですよ?」スタスタ
霊夢「頭痛くなって来た…」何よその変なブーム…
早苗「乗るしかない…!このビッグウェーブに…!!」ざわざわ…
霊夢「乗らんでいい!!」スタスタ
〜誰かを助け隊部室〜
ご意見BOX「」ドンッ☆
咲夜「本当に設置してあったんですね。しかしこの様な物には大抵ふざけた意見が入っているというのが定番というか…なんというか…」
ヒョイッ…
フラン「あっ…でも沢山入ってるよ!」ユサユサ!
セイヤ「おいフラン…どうして俺の膝の上に乗っているのかな?」
フラン「こいしは膝の上に乗っけてたじゃん…私は駄目なの…?」ウルウル…
セイヤ「いや……涙目は卑怯だって…」はぁ…好きにしてくれ…
フラン「えへへ…///ギュー…///」ぎゅぅぅっ…
セイヤ『やる事もこいしちゃんと変わらないな…』
早苗「しかし結構期待出来そうですね…おふざけで入れられてない事を祈るばかりです…」
アリス「それじゃあ取り敢えず開けてみよっか…魔理沙、お願い…」
魔理沙「合点だぜ!」パカ…
バサバサバサバサ…!
レミリア「そ、想像以上に多いわね…一体どんな依頼が書かれているのかしら…」ゴクリ…
霊夢「それじゃあ皆…紙を1枚ずつ手に取って…せーので開くわよ…」つ紙
アリス「なんだか…ドキドキするね…」つ紙
フラン「はいセイヤ♪」つ紙
セイヤ「悪いな…『途轍もなく嫌な予感がする…』」受け取る…
咲夜「それでは開けてみましょうか…」つ紙
魔理沙「それじゃあ……せーのっ!」
早苗「せっ!」バッ!
霊夢「うわ…予想通りの依頼内容…」
レミリア「予想通り過ぎてつまらないわ…」
アリス「もう…ふざけた依頼はしないでって書いてあったのにさ…」
魔理沙「まぁ仕方ないと言えば仕方ないぜ…今現在あの状況だもんな…」チラ…
フラン「ねぇねぇセイヤ〜…根暗木偶の坊を血祭りにって書いてあるけどどうしてどうして〜?」ぎゅぅぅっ…
セイヤ「ははは…俺の所にもそんな感じのが書いてあるな…でも血祭りにされるのはこれを書いた奴等だから何も心配要らないぞ〜…」ナデナデ…
早苗「うわ〜…大抵こんな依頼ばかりみたいですね…これじゃあ依頼は依頼でも殺人依頼ですよ…」
セイヤ「ったく…こんな事しないで直接言いに来いよ…望み通り全身の骨砕いて病院送りにしてやるのにな…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
フラン「セイヤ〜…私の背後で殺気立てないでよ〜…」ウルウル…
セイヤ「あ…悪い悪い…」ナデナデ…
フラン『セイヤのナデナデ好き〜❤︎』デレデレ…
霊夢「ん…魔理沙…この書類は何…?」
魔理沙「え?……うぉっ!?ぜ、全員注目だぜ!!」
レミリア「何よ…何か真面な依頼でもあったのかしら?」
魔理沙「真面も真面!まさかの幻想町から直々に依頼が来たぜ!遂に我等が部活…誰かを助け隊は町から認められる部活にまで発展したんだな!」ウルウル…
咲夜「は、早く私達にも見せて下さい!」ワクワク…
魔理沙「これだぜ!」バンッ!
セイヤ・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「んん〜…?」」」」」」覗き…
セイヤ「……フラン…俺見えないんだが…」
フラン「じゃあ私が代わりに読んであげるね〜♪…え〜と何々〜…幻想町市民プールの監視員さんの依頼…だってさ♪」
セイヤ「はぁぁっ!?市民プールで監視員の依頼って…どゆこと!?」
咲夜「どういう事も何も…そういう事ですよ…」ビーチボール抱え☆
レミリア「バイト料も出るみたいだし良いんじゃないかしら♪」浮き輪装備☆
早苗「水着は無人島に行った時の物で良いでしょうかね…」フロートに空気注入中☆
アリス「大丈夫だと思うよ?どうせセイヤなら『お前達はどんな水着を着ても綺麗だな…』とか言いそうだし」
セイヤ「いやお前ら遊ぶ気満々だろ!監視員としてプール行く気無いだろ!ていうかもう決定なの!?その依頼受けるのもう確定なの!?確率変動突入なの!?」
フラン「今度は五月蝿いよ〜……私の口でセイヤの口塞いじゃうよ?///」モジモジ…
セイヤ「すみません…黙るから勘弁して下さい…」お口チャック…
フラン「ちぇっ…キスしたかったのに」ボソ…
セイヤ「あの……聞こえてるからね?」
魔理沙「依頼受ける場合は電話をして下さい…か〜…それじゃあ早速電話するか♪」スマホ取り出す☆
霊夢「期間は2日間みたいね…しかも出来れば明後日から入って欲しいそうよ?良かったわね…今日部活やっといて…」
魔理沙「もしもし!私が誰かを助け隊…団長の霧雨魔理沙様だぜ!」※電話中※
アリス「電話くらいちゃんとしようよ…」
魔理沙「任せとけ!市民プールの安全は私達誰かを助け隊が守るぜ!」※電話中※
早苗「そんなに大見栄切っちゃって大丈夫なんですか…?」
魔理沙「時給は1200円!?集合時間は朝の7時…了解だぜ!」メモメモ…※電話中※
霊夢「時給1200円…ふふ…ふふふふふふ…」目が金…
咲夜「霊夢は嬉しそうですね…お給料が貰えるのなら当たり前でしょうけど…」霊夢はお金好きですからね…
レミリア「時給も思ったより良いみたいね…」
セイヤ「そういえばレミリア…今回紅魔館でバイトする時の時給って幾ら何だ?」俺は別に時給100円でも構わないが…
レミリア「一応時給は2000円にするつもりだけれど…足りないかしら?」セイヤは金銭欲が皆無よね…
セイヤ「いや十分です…」時給高過ぎだろ…
咲夜「どうやら昇給したみたいですね。おめでとうございます」ニコ
セイヤ「昇給する程仕事してねぇよ…」
アリス「これならまた皆で何処か旅行に行けそうだね♪」
フラン「紅魔館でのお仕事終わったら皆でお出掛けだよ!セイヤ♪」ぎゅぅぅっ…
セイヤ「あぁ…そうだな…」
早苗「他に真面な依頼は無いんですかね〜…殆どがセイヤさんの殺人依頼なんですが…」そんな事を私達に依頼されても困りますよ…
魔理沙「お…小町からの依頼が来てるぞ?」
咲夜「水臭いですね…直接言ってくれれば良いのに…」
魔理沙「何々〜…【最近映姫様が冷たい…無人島旅行にも同行させてくれなかったし…それもこれもあの童貞堕天使の所為だ…】…ってこれ依頼と言うより唯の愚痴だぜ…」
セイヤ「然りげ無く俺への暴言吐いてるんだけど其処はスルーですか?」
霊夢「そんなのこの依頼用紙にたんまり書いてあるじゃない…」あんたへの罵詈雑言が…
セイヤ「まぁ今後こんな感じの事言った奴等は全員潰すから置いておいて…」
レミリア「やっぱり潰すつもりなのね…」
セイヤ「それで?市民プールの監視員は完全にやる方向な訳ですか?魔理沙団長…」
魔理沙「あたり前田のクラッカーだZE☆」
セイヤ「はぁ…さいですか…」お前達は楽しそうで良いな…
ブー☆ブー☆
セイヤ「ん?……さとりからLINEだ」スマホ取り出す…
フラン「何々〜!なんてLINEきたの〜!」
セイヤ「話があるから部室に来て欲しいそうだ…どうする?」
魔理沙「さとり達も部活やってたんだな…占い学部は夏休み中どんな活動をしてるんだか…」
アリス「去年もそれ疑問に思ったけど…部室で話して解散してるみたいだよ?」
早苗「私達と余り大差ないですね…」
レミリア「わ、私は部室で待ってるわ…」
霊夢「どうしてよ?何か問題でもあるの?」
レミリア「べ、別に何も無いわよ?『セイヤとデートする事がバレたらマズいわ…』」
魔理沙「なら占い学部の部室にレッツゴーだぜー!」ガシッ!
レミリア「う〜…」ズルズル…
セイヤ『別にこいつらに話してもいい様な気がするんだが…』スタスタ
〜占い学部部室前〜
コンコン…ガチャ…
セイヤ「WA☆WA☆WA☆忘れ物〜…」スタスタ…
こいし「……ふぇ?」着替え中☆
セイヤ「……ごゆっくり」スッ…
バタン…
霊夢「?…どうしたのよ。何かあったの?」
セイヤ「いや…まぁ…天使が居た様な気が…」鼻血ダラダラ…
咲夜「天子?どうして天子が占い学部の部室に?」
セイヤ「いや天子じゃ無くて天使な?エンジェルの方…」鼻血ダラダラ…
アリス「というか何でセイヤは鼻血出してるの?」結構な量出してるけど…
ガチャッ!
こいし「せ、セイヤさん!///返事をする前にドアを開けないで下さいよ!///」
セイヤ「あの…すみませんでした…」鼻血ダラダラ…
こいし「うぅ〜…キチンと…責任取って下さいね…?///」涙目上目遣い☆
セイヤ「はい…死ぬまでこいしお嬢様のお側に…」鼻血出しながら服従のポーズ☆
こいし「やった❤︎」ガッツポーズ☆
フラン「ちょっと待ってよ!どうしてそうなるの!?私の時と扱い違い過ぎるんだけど!」むー!
セイヤ「そうか?俺よく分かんない♨︎」鼻血ダラダラ…
フラン「ひ、酷いよセイヤ…あの日の夜、私の口の中を舌でレロレロした癖に…」ウルウル…
その場にいる全員「……え?」(唖然)
バッ…ガシッ!
セイヤ「フランちゃん?君は言っていい事と悪い事の区別が付かないのかな?」ヒソヒソ…
フラン「だ、だって事実じゃん…///フランお嬢様って言って起こしてくれたじゃん…///ディープなキスをしながら…///」ヒソヒソ…
セイヤ「事実は時として…トンデモなく馬鹿げた事態を引き起こす場合があるんだよ?良い子だから今の発言を取り消しなさい…可及的速やかに…な?」ヒソヒソ…
フラン「む〜……じゃあ今度から沢山甘えさせてくれる?」ヒソヒソ…
セイヤ「甘えさせてやるから…だから取り敢えず弁解というか発言の取り消しを…」ヒソヒソ…
早苗「え、え〜っと…今の発言の意味は…?」
セイヤ「ふ、フラン殿の戯言で御座るよ!そうで御座るよね?フラン殿?」チラ…
フラン「そ、そうそう!そんな事ある訳ないよー!」あははは…
魔理沙「そ、そうだよな〜…焦って損したぜ〜…」はははは…
スタスタスタスタ…
さとり「さっきからずっと廊下で何を騒いでるのよ…」はぁ…
空「そんな事よりこの童貞覗き魔…!よくもこいし様の生着替えを見たね…!」鼻血ダラダラ…
燐「けしからん…全く以ってけしからん男だね…!!」鼻血ダラダラ…
セイヤ「けしからんのは今のお前達の状態だわ馬鹿者…!!」思い出し鼻血ブシュッ☆
咲夜「生着替えを見た!?だから鼻血を出しているんですね!?セイヤ!恥を知りなさい!」
セイヤ「普段レミリアとフランの事で鼻血垂れ流しにしてる奴には言われたくない!」
レミリア「え?そうだったの?咲夜」
咲夜「ち、違います!誤解ですよお嬢様!」
アリス「いや誤解では無いよね…」
霊夢「まぁ取り敢えずこの馬鹿は死刑って事で皆は大丈夫?」
全員(こいしとフランとさとり以外)「大丈V☆」ニコ
セイヤ「おっと…そう言えば俺は用事があったの思い出した……てな訳でさいなら…」スタスタ
ガシッ!
セイヤ「あのさ〜…こういうパターン何回やれば気が済むのかな〜…」ズルズルズルズル…!!
ガラガラ!バタンッ!!
「ギャーーーーーーーーーーーッ!?」
さとり「ご愁傷様…セイヤ」
フラン「あれ絶対セイヤに触れていたいだけだよね〜…皆も少しは素直になったら良いのに…」
こいし「逆に皆がフランちゃんみたいになったとして…セイヤさんに熱い想いをぶつけまくったら…セイヤさん本当に壊れちゃうよ?」
フラン「そうなれば皆で仲良くセイヤとイチャイチャ出来るね❤︎」でもその中での1番は私が良いなぁ〜❤︎
さとり「ポジティブな子ね…」良い意味で……いや悪い意味でかも…
「アーーーッ♂誰か助けて!お願い致します!助けてマジで!これ以上は無理無理!制服を脱がすな馬鹿ッ!」
フラン「制服を脱がすなっ!?セイヤの半裸、私も見たいよー!」ガラガラッ!
こいし「Yシャツの隙間から見えるセイヤさんの胸板…///…わ、私も見たい!」ダッ!
さとり「全く…………私も///」スタスタ…
ガラガラ…ピシャ…
【少女達による拷問(?)終了】
〜占い学部部室内〜
セイヤ「もう…お婿に行けない…」部室の隅でシクシク…
霊夢「それで?何でわざわざ私達を呼び付けたの?」艶艶☆
さとり「それは文化祭での出し物について…相談というか提案をしたくて呼んだのよ…」艶艶☆
魔理沙「文化祭での出し物?それも提案って…」艶艶☆
早苗「随分と先の事を考えてるんですねぇ…」艶艶☆
空「まぁ早いに越した事は無いからね…それにパチュリー先輩や衣玖先輩曰く、早めに決めて置いた方のが得らしいよ?」艶艶☆
咲夜「パチュリー様も衣玖先輩も占い学部に在籍してますからね。生徒会の情報が流れてくるのは自然だと思いますが…何故早めに決めて置いた方のが得なんですか?」艶艶☆
燐「何でも今年の文化祭から、同じ出し物を校内に2つ出す事を禁止する…って事になったらしいんだよねぇ。だから他のクラスや部活動の人達に先を越されない様、早目に決めちゃおうって訳」艶艶☆
フラン「ほぇ〜…でもどうして同じ出し物は駄目って事になったの?」艶艶☆
アリス「それは私も気になる…去年は被りまくりもいい所だったからね…」艶艶☆
こいし「やっぱり出し物もバリエーションが多ければその分来場者さん達に楽しんで貰えるから…だそうですよ?」艶艶☆
さとり「まぁ去年の文化祭を1番楽しんでいたのは、現在部室の隅で泣いているあの人なのだけれどね…」チラ…
セイヤ「穢されるなんて序の口だった…まだ劇場版でファイナ◯インパクト起こってないのにこんな小さな部室でフ◯イナルインパクト起こしちまったよ…お婿に行けないレベルじゃ無くて生きて行けないレベルだよ……カヲ◯君……俺を助けてくれよ…◯ンジ君じゃなくて…俺を助けてくれよ…」ブツブツ…
レミリア「セイヤ…大丈夫?お出掛けできそう?」ヒソヒソ…
セイヤ「お前は一体何の心配してんだよ…」はぁ…
魔理沙「それでもう出し物の候補は決まってるのか?」
さとり「提案をするぐらいなのよ?万事抜かりないわ…」スッ…
霊夢「何かの企画書?…ふむ…ふむふむ…」ペラペラ…
アリス「一体どんな……こ、これは…!」
さとり「文化祭と言えば大抵が喫茶店…そして去年の中で1番儲けた出し物…それが…」
早苗「め、メイド喫茶…」ぷるぷる…
咲夜「はぁ…普通ですね…」メイド服着慣れてますし…
フラン「またメイド服着て男の人の相手するの〜?セイヤ以外には見せたくないのにな〜…」もうヤダよ…
咲夜『そうかッ…!メイド喫茶=お嬢様と妹様のメイド服姿が拝める…!つまり…幻想学園に楽園が誕生すると言う事ですね…!!』盲点でした!
咲夜「私は賛成です!『お嬢様や妹様にも…そして欲望にも忠実な従者…それが私…十六夜咲夜です!!』」※遂に色々吹っ切れた様です♨︎
霊夢「この企画ならがっぽり稼げそうね…私も賛成よ」最近私の金運良いわね¥
レミリア「私は反対よ…フランと同意見という意味でね」セイヤ以外にはもう見せたくないわ…
さとり「そう言うと思っていましたよ…学園一のカリスマスター…レミリア・スカーレットさん」スッ…
レミリア「っ……こ、これは…」ぷるぷる…
さとり「メイド喫茶を催す…というのは建前で…真の目的は【学園祭開催期間である3日間…セイヤに執事服姿で居て貰おう大作戦☆】という訳なのですよはい…」目がキラリン☆
レミリア「お、驚いたわ…まさか文化祭が癒しのスポットに早変わりするなんて…古明地さとり…貴女は…一体何者なの…?」ぷるぷる…
さとり「私はごく普通の人間ですよ♪それにセイヤの執事姿を3日間も拝めるなんて…これ以上無いくらいの至福でしょう?」ふふ…
フラン「そう言う事なら私も頑張る!」やる気出てきた!
燐「心配しなくてもお触りや写真撮影は厳禁だから…まぁボディーガードとして其処でいじけてる根暗木偶の坊を起用するんだけどねぇ」不本意だけど腕は立つからね♪
セイヤ「んぁ?何だよ…また俺は拷問されるのか?」ははは…
こいし「セイヤさん…私達の事…護ってくれますか…?」
セイヤ「我が命に代えても…必ず護ると約束しましょう…」服従のポーズ☆
早苗『切り替え早過ぎです…』
空「まぁこいし様やさとり様に近付く男は皆殺しにする予定だからね♪」例外無く☆
燐「その通り♪」例に漏れず…ね☆
セイヤ「何故俺を見ながらその台詞を吐くんだ?」
早苗「と、言う事はですよ…誰かを助け隊と占い学部は合同で出し物をする…という事で良いんですか?」
さとり「まぁそう言う事になるわね…生徒会長の幽々子先輩は勿論の事…パチュリー先輩や衣玖先輩、天子にも既に了解を得ているわ」
こいし「後は皆さんの了解を得るだけでしたので…」
魔理沙「なら決まりだな…今年の学園祭は占い学部と合同でメイド喫茶を催す…この決定に異議を申し立てる奴は居るか!?」
し〜ん…
魔理沙「宜しく頼むぜ?占い学部部長…古明地さとり…」右手出す…
ギュッ…
さとり「此方こそ…宜しくお願いするわ…誰かを助け隊の団長…霧雨魔理沙」
霊夢「がっぽり稼いで来年に繋げるわよ!『セイヤの執事服姿…///案外…というか結構似合ってるのよね…///見る度に胸がドキドキするし…///』」
レミリア「ふふ…今年の学園祭は…楽しい学園祭になりそうね…『う〜❤︎セイヤの執事服姿…文に頼んで大量に撮って貰うとしましょう❤︎』」
咲夜『お嬢様と妹様のメイド服姿の写真…それにセイヤの執事服姿の写真…今年の学園祭は忙しくなりそうですね…』文の様に専用のカメラを購入しようか迷いますね…
早苗「私達の写真撮影は禁止でも…セイヤさんの写真撮影は大丈夫なんですかね?」ヒソヒソ…
アリス「きっと大丈夫だよ…男の人が男の人の写真を撮るわけないからね…霖之助さんは例外として…」ヒソヒソ…
フラン「執事服姿のセイヤと文化祭を回れたら最高だろうな〜…///想像しただけで胸がきゅっとしちゃうよ〜…///」ドキドキ…
こいし「なら2人で協力してセイヤさんと3人で文化祭見て回らない?」ヒソ…
フラン「ほほ〜う…所謂共同戦線という奴だね?……その戦線…張らせて貰うよ…こいし…」ヒソヒソ…
こいし「この事は私達2人だけの秘密だよ?フランちゃん…」ヒソヒソ…
フラン「勿論だよ…バレたらタダじゃ済まないからね…」ヒソヒソ…
セイヤ「なぁさとり…当日俺文化祭休んでも良いか?面倒事しか起こらない気がする…」準備は手伝うから…
さとり「駄目に決まってるでしょう…それにさっき護ってくれるって約束したじゃない『一体何の為にこんな作戦建てたと思ってるのよ…』」
セイヤ「はぁ…腹括るしか無い訳か…」下手をすれば首括る事になるがな…
ガラガラ…
パチュリー「あら…どうしてレミィ達が占い学部の部室に居るのよ?」ガラガラ…ピシャ…
衣玖「多分文化祭の出し物について話し合っていたんじゃないでしょうか…」
魔理沙「その通りだぜ!私達誰かを助け隊のメンバーと占い学部のメンバー合同でメイド喫茶を催す…今それが決定した所だ!」
パチュリー「まぁ粗方予想していた通りね」
衣玖「準備なども合同で行うつもりなんで…その時は宜しくお願いします」
セイヤ「此方こそ…色々迷惑掛ける事になりそうですが…宜しくお願いします」
レミリア「そんな事よりパチェ、生徒会での話し合いは終わったの?」
パチュリー「そうね…漸く一息着く事が出来る様になったって感じかしらね」
フラン「パチュリーも衣玖も大変だね〜…ご愁傷様〜…」
衣玖「そう思うなら手伝ってくれても良いんですよ?フランちゃん」
フラン「面倒臭そうだからヤダ〜…」
衣玖「バッサリ切り捨てられちゃいました…」
パチュリー「それより幽々子と天子はレミィ達の部室に行ったわよ?何でもお茶とお菓子を出して貰うとか言っていたけれど…」
セイヤ「お茶とお菓子集りにくるとか…どんな生徒会だよ…」
霊夢「なら部室に戻った方が良さそうね」スタスタ
魔理沙「さとり達も来るか?」あんまり部室広くないが…
さとり「お邪魔じゃ無ければ…」
咲夜「気にしないで下さい…少しでもセイヤと居たいという気持ちは分かりますから…」ヒソヒソ…
こいし「その心遣い…感謝します〜…」ウルウル…
パチュリー「それじゃあ遠慮無くお邪魔させて貰おうかしら」スタスタ
衣玖「確かエアコンも付いてるんですよね?野球部の部費を徴収して…でしたっけ?」スタスタ
アリス「徴収とは人聞きが悪いね…あれは正当な取引きの結果だよ…」ふふふ…
早苗『野球部の顧問は確か…星熊先生でしたっけ?』ご愁傷様ですね…
〜誰かを助け隊部室〜
咲夜「セイヤ…コーヒーです」コト…
セイヤ「Danke…」スッ…ゴク…
咲夜「何故にドイツ語…」
セイヤ「永遠の2番手の気持ちとは一体どんな物なのか…憂いてるんだよ…」Guten Morgen…的な?
コト…
セイヤ「そんな事よりも…だ」
フラン「セイヤの腕細〜い❤︎」右腕ぎゅぅぅっ…
こいし「抱き心地最高だね…///ずっと抱き付いて居たい…///」左腕ぎゅぅぅっ…
さとり『セイヤの膝の上で読書…///これ以上の幸せ、他に無いわね…///』ドキドキ…
セイヤ「あのさ…俺に安らぎと言う言葉は無いわけ?俺に人権は無いわけ?」さとりさんが邪魔で前見えん…
アリス「良かったねセイヤ…可愛い女の子に擦り擦りして貰えて…」ふんっ…
セイヤ「何で不機嫌になってるんだよ…『はぁ…別に嫌じゃ無いが…少しくらい休ませてくれ…』」
天子「セイヤは凄いよね…精神構造真面じゃ無いよ…セイヤの理性を壊すのは不可能に近いよね…あの状況を見てると」ヒソヒソ…
幽々子「理性の頑丈さが取り柄だものね〜…女の子に彼処まで擦り擦りされて良く平常心で居られるわ〜…」ヒソヒソ…
衣玖「そこら辺はこの1年間で鍛えられていますからね…余計でしょう…」ヒソヒソ…
パチュリー「あの子達は自分で自分の首を絞めている事に気付かないみたいね…」ヒソヒソ…
レミリア「咲夜…紅茶のお代わりを寄越しなさい…」スッ…
咲夜「畏まりました…『今日のお嬢様は本当にどうしたんでしょうか…いつもならセイヤがあの状況だと可愛らしく怒ると言うのに…』」トポポポ…
魔理沙「セイヤは相変わらず人気者だな〜…」私達限定で…だが
霊夢「明日は久し振りに3人で博麗神社に集まってお茶でも飲みましょ?」
魔理沙「そうだなぁ…きっとセイヤは大賛成する筈だぜ…」
霊夢「普段が普段だからね…偶にはあいつを休ませないと本当に干物になりそうだから困るわ…」
魔理沙「じゃあ明日はキノコパーティーな?」
霊夢「干物になる前に毒キノコか何かでおかしくなっちゃうわよ…あんたが持ってくるキノコは信用できないし…」
魔理沙「そんな事ないぜ!私が持ってくるキノコは安心と安全100%な天然無農薬キノコだぜ!」
霊夢「何処の企業スローガンよ…」
セイヤ「なぁ…フランにこいしちゃん…スマホ弄りたいから腕離してくれないか?」
フラン「やだ…///」ぎゅぅぅっ…
こいし「私も嫌です…///」ぎゅぅぅっ…
セイヤ「とほほ…」ゲリラダンジョン過ぎちゃう…
早苗「胸が無いとあんな風に甘える事が出来るんですね…」
アリス「さとり達にキレられるよ?」
早苗「だってアリスさん…私達は胸が有るからセイヤさんに全力で拒否されるんですよね?」
アリス「う〜ん…そうなのかな〜?」胸が当たるから?
早苗「その点レミリアさん達はすっとんとんですからね…抱き付いている分にはきっとセイヤさんは何も感じないんでしょう…」胸が無いから…
アリス「それ絶対レミリア達には言わない方が良いと思うよ…」多分本気で怒るだろうから…
幽々子「このお菓子美味しいわ〜♪」パク…
パチュリー「この部室は紅茶の葉とお菓子が沢山置いてあるわよね…」何処かの軽音楽部かしら…
天子「毎日お茶とお菓子が出てきていい部活だね…」羨ましい…
衣玖「私達生徒会もあまり変わらないじゃないですか…」
空「私達の部活にもお茶とお菓子を出す様にしましょうよ〜…さとり様〜…」
燐「占って貰う人には出しますけど私達の分のお茶とお菓子は出してくれないもんねぇ…」
さとり「そんな物を出す為に部費を使う訳にはいきません…」
こいし「え〜…私もお茶とお菓子は欲しいな〜…」
セイヤ「じゃあお茶とお菓子を今後出せる様にするから腕離して?」
こいし「ならお茶とお菓子なんか要らないです…」ぎゅぅぅっ…
セイヤ『一応こいしちゃんの中での俺の存在はお茶とお菓子よりかは重いみたいだな…』比べられたら泣くけどさ…
フラン『私の中での1番はセイヤだから安心してね❤︎』ぎゅぅぅっ…
セイヤ『何も聞こえない何も聞こえない…』
咲夜『羨ましいですね…セイヤも羨ましいですが妹様も羨ましいです…』はぁ…
アリス「それにしても運動部に所属してる人達は大変だね…こんな暑い日に外で練習してるんだから…」外見る…
早苗「セイヤさんは身体能力的には運動部向きですが…運動部には所属しないんですか?」
セイヤ「どうせ運動部に所属したって乱闘騒ぎ起こして出場停止処分食らうのがオチだろ…それに俺は運動は苦手だ…」
魔理沙「分かりきった事聞くが…その理由は?」
セイヤ「面倒臭い…それに運動部とか興味ない…」
衣玖「もう何度この答えが返ってきた事か…」
パチュリー「返答の大体が面倒臭いか興味ないだものね…」
霊夢「運動部に所属して貰っても困るわよ…」断固反対…
レミリア「セイヤと一緒に居る時間が減るのは嫌よ…」霊夢に同感だわ…
さとり「だそうよ?」
セイヤ「恐悦至極に存じます…」
こいし「また難しい言葉を使いますね……どういう意味だっけ…」
フラン「え〜と…確かこの上なく喜ぶ事…だったっけ?」
セイヤ「意味は知らん…」俺に聞くな…
さとり『意味知ってて使ってる癖に何を言ってるのよ…』
♨︎暫くして♨︎
パチ…
パチュリー「王手よ…」
早苗「ぅ……ま、参りました」ペコ…
セイヤ「パチュリー先輩も将棋強いですよね」
パチュリー「まだ貴方に1回も勝てた事が無いけれどね」
魔理沙「セイヤはゲーム中の集中力スバ抜けてるからな…」
アリス「セイヤってホント色々な所がズレてるよね」ゲームで集中力使っても意味無いのに…
フラン「ねぇねぇこいし…これとこれ交換しない?」
こいし「え〜…じゃあそれとだったら交換してあげても良いよ?」
フラン「むむむ…これは私とお姉様しか持って無いやつなのに…」
こいし「これだってそうだよ〜…私とお姉ちゃんしか持ってない限定写真だよ…」
フラン「お互い価値は同じって訳だね…」スッ…
こいし「ならこれで手打ちにしよっか…」スッ…
ポチ…
フラン・こいし「「交渉成立…///」」
セイヤ「何の交渉が成立したんだ?」ヒョコッ…
フラン「わっ…///み、見ちゃ駄目!///」ドゴォッ!
セイヤ「嘘ぉっ!?」ドザァァ…!
こいし『み、見られて無いよね!?』チラ…
フラン『画面見る前に殴ったから大丈夫…だと思う…』チラ…
セイヤ『俺…何か殴られる様な事したか…?』シクシク…
スクッ…
咲夜「お嬢様?どうかなされましたか?」
レミリア「少し用事を思い出したから、先に帰るわ」
魔理沙「1人で大丈夫か?何ならもう解散にして皆で帰る様にするが…」
レミリア「お父様が迎えに来てくれるらしいから大丈夫よ。気遣ってくれてありがとう」ニコ
スタスタ…ガラガラ
レミリア「それじゃあね。また何かある場合は連絡してちょうだい」ガラガラ…
ピシャ…
天子「明日は雪が降るね…」ガクガク…
幽々子「天変地異の前触れだわ〜…」ガクガク…
衣玖「いつもセイヤセイヤと言っているのに…一体どうしたんでしょうか…」ガクガク…
パチュリー「まぁいつも騒いでいるから偶には良いんじゃないかしら」あっけらかん♨︎
空「セイヤ…まさかレミリアに何かしたの…?」気持ち悪い…
燐「やって良い事と悪い事の区別も付かないなんて…1度刑務所行って反省してきなよ…」そして2度と戻ってくるな…
セイヤ「普段何かされてるのは俺の方だ…そして刑務所に行くのはお前だ燐…」
ブー☆ブー☆
セイヤ「…」スマホ取り出す…
待ち合わせ時間は午後の1時。場所は変わらず幻想駅で待ち合わせよ!皆に勘付かれない様に気を付けなさい!
セイヤ『はいはい了解しましたよ…っと』送信☆
霊夢「LINE?誰からよ」
セイヤ「ゆかりん☆からだよ…嵐の新曲出たから後で買いに行ってこいだとよ…」
魔理沙「自分で買いに行けよゆかりん☆…」
さとり「……セイヤ…何か私達に隠し事してないかしら?」
セイヤ「いや?特に何もして無いが…『流石だなさとりん☆…だが俺にはマインドプロテクト的な事が出来るらしいからな…読ませはせんぞ!!』」レミリアに怒られたく無いからな!
さとり「…」じ〜…
セイヤ「…」じー…
さとり「///」しゅ〜☆
セイヤ「?」何故赤くなる…
アリス『さとりの顔が赤い…という事は何かセイヤが変な事でも考えてたのかな?』
早苗「そういえばふと気になったんですけど…私達は文化祭の出し物が決まっていますが、他の人達はどんな出し物を催すんですかね?」
幽々子「去年の文化祭では出し物が被り過ぎていたものね〜…そうならない様に校内の出し物の種類は一つだけ…っていうルールにしたのよね〜…」
早苗「残りの定番と言えば…おばけ屋敷とか、その他の屋台とか…ですかね?」
咲夜「去年は金魚掬いやラーメン屋さんの屋台とかもありましたよ?他にも射的やイカ焼きetc…イベントはバンド演奏や演劇、それとベストカップルを決める…なんてイベントもありましたね…」
早苗「べ、ベストカップル…!?そ、それにセイヤさんは参加したんですか…!?」ヒソヒソ…
魔理沙「その事で戦争が起こったんだが…結局当の本人はフランと文化祭見て回ってたからな〜…骨折り損の草臥儲けだったぜ…」ヒソヒソ…
霊夢「まぁ出てたとしても、叩かれてブチ切れて乱闘騒ぎを起こすのが関の山よ…」
セイヤ「そういえばこいしちゃんは去年の文化祭来てなかったのか?」
こいし「行きましたけど…この学園が広過ぎて迷子になっちゃいまして…迷子になったらなったでナンパされる始末で……途中で帰りました…」全然楽しくなかったです…
セイヤ「なら今年は楽しめると良いな」
フラン『こいし好機だよ!此処でセイヤに文化祭見て回ろうって言えば確実に堕ちるよ!』皆に気付かれない様に慎重にね!
こいし「『えぇっ!?今此処で!?…で、でも私もセイヤさんと文化祭見て回りたいし…』あ、あの…セイヤさん…」ヒソ…
セイヤ「ん?どうしたんだ?」
こいし「その…文化祭…私とフランちゃんとセイヤさんの3人で…見て回りませんか…?」ヒソヒソ…
セイヤ「え……そ、それはちょっと…『誘ってくれるのは嬉しいが…野郎共にまた追い回される事になるのは…』」
こいし「そう……ですか…」しょぼん…
セイヤ「是非一緒に回らせて下さい…『そんな悲しい顔をされるくらいなら野郎共を半殺しにしてでも一緒に回ってみせる!!!!』」
こいし「ほ、本当ですか…!?」パァァァ☆
セイヤ「あぁ…でも本当に俺とで良いのか?」
こいし「は、はい…///セイヤさんとじゃないと…嫌です…///」モジモジ…
セイヤ『超可愛い…///』
フラン『私も一緒だからね!忘れないでね!私も一緒だからね!!』※大事な事なので2回言いました♨︎
セイヤ『お前は邪魔だから付いて来なくていい…』
フラン『っ』ウルッ…
セイヤ『……冗談だから泣かないでくれ…じゃあ文化祭は俺とフランとこいしちゃんの3人で見て回るって事で決定な?』まだ先の話だが…
フラン『ぅん…約束だよ…?』グシグシ…
セイヤ『不純な感情なのだろうが……涙目のフランって可愛いな…///』胸の奥が…
咲夜『そんな事ありませんよ…漸くセイヤも本音を言える様になったみたいですね…』ふふ…
セイヤ『あと何度言えばお前達は分かるんだ?直接脳内に語り掛けてくるな…』
咲夜『それにしても妹様とこいしちゃんと3人で文化祭を見て回る…ですか』ニコ
セイヤ『マズい…いきなりバレたよ…』
咲夜『秘密にして置きますから私とも一緒に回って下さいね?文化祭♪』
セイヤ『俺で良ければ付き合うよ…』
咲夜『や、やりました…///私も実は執事服姿のセイヤと文化祭…見て回りたかったんですよね…///』ふふ…
セイヤ「?」今度は何考えてるんだか…
ヒョコッ…
さとり「そういう事ですか…こいしやフラン、そして咲夜と文化祭を見て回る…やはり隠し事をしていたみたいですね…」耳元でボソ…
セイヤ『さとりん…!?いつの間に…!!』まさか背後を取られるとは…!
さとり「別に悪い様にはしないわ…ただし、一つだけ私のお願いを聞いてくれれば…だけれど」ふふ…
セイヤ「な、内容による…」
さとり「今年の幻想祭り…2人きりで回る時間を作ってくれると言うなら…この事は誰にも口外しないと約束してあげる…」
セイヤ「『何でこいつらはそんなに俺と見て回りたがるんだ?』まぁそれくらいなら全然構わないが…」
さとり「そう…ならそういう事で決定ね♪」スッ…
スタスタ…
さとり『今年は浴衣を新調しようかしら…///セイヤと2人きりで花火を観る事が出来るかも…///』今から凄く楽しみ…///
セイヤ『まさか文化祭まで予定が埋まるとは…夏休み中の予定もキチンと見直して置くかな…』誰にも怒られたくない…
早苗「そういえばセイヤさん、守矢神社で季節外れの大掃除をするって諏訪子様と神奈子様から聞いたんですけど…本当ですか?」
セイヤ「まぁな…なんだか片付いてないって言ってたがそれ本当なのか?」
早苗「お恥ずかしい話ですが…その通りです…」
セイヤ「なら明日の午後に守矢神社にお邪魔させてもらうかな…」
霊夢「っ」ガーン…
魔理沙「霊夢…」
早苗「私達は午前中からでも大丈夫ですよ?」
セイヤ「いや…午前中は久し振りに博麗神社でゆっくりしたいんだ…」偶には…な
霊夢「!」パァァァ☆
魔理沙『いや何か喋ろうぜ…霊夢…』リアクションだけで表現されても困るぜ…
セイヤ「と勝手に言ったんだが…明日の午前中空いてるか?霊夢」
霊夢「あ、空いてるわよ…///」
セイヤ「という訳らしいから明日の午後からな?」
早苗「分かりました!諏訪子様や神奈子様に伝えて置きます!」スマホ取り出す!
魔理沙『霊夢が嬉しそうで何よりだぜ…』
霊夢「魔理沙も来るのよ?」
魔理沙「え?…いや…偶には2人きりで話でもすれば良いだろ?」
霊夢「変な気回ししなくて良いわよ…あんたも偶にはセイヤとゆっくり話したいんでしょ?」
魔理沙「それは…まぁ…」
霊夢「なら正直にそう言えば良いじゃない…素直じゃないわね〜…」はぁ…やれやれ…
魔理沙『霊夢にだけは絶対に言われたくないぜ…』セイヤ関係に関しては全然素直じゃないだろ…
時間が来たので解散する様です…
咲夜「それではこの後は博麗神社に向えば良いんですか?」
フラン「お姉様は来ないのかな〜?」
パチュリー「さぁ?…それよりも私も一緒に行っても良いかしら?」
霊夢「私は構わないわよ?どうせなら皆で一緒にお昼ご飯でも食べましょうか」
魔理沙「賛成だぜ!セイヤもお昼くらい一緒に食べようぜ?」
セイヤ「いや…俺は悪いが遠慮しておく。気持ちだけは受けっておくよ…ありがとな」
こいし「セイヤさんはこの後何をするんですか?」
セイヤ「剣術と格闘術の修行するつもりだよ…妖夢や美鈴、こころ達に遅れを取る訳にはいかないからな…『こいしちゃんに嘘を吐くのは気が引けるな…』」
さとり「そう…頑張ってね?」ニコ
セイヤ「あぁ…頑張るよ…『意識して読まれない様にするのってこんなに大変なんだな…』」ニコ
幽々子「本当にセイヤ君は無人島から帰って来て更に逞しくなったわ〜…///」
天子「普段はちょっと頼り無いけど…///いざという時にピシッとする所のギャップが…///」
アリス『はぁ…皆積極的だなぁ…レミリアとフランちゃんは然る事ながら…霊夢や魔理沙も段々素直になってきてるし…咲夜や妖夢やさとりにこいしちゃん…皆頑張ってるもんなぁ…』
セイヤ「どうしたんだアリス…辛気臭い顔して…何か悩み事か?」
アリス「『誰の所為だと思ってるの…』はは…大丈夫だよ…」
スッ…
アリス「ぇ…///」ドキンッ☆
セイヤ「熱は無いみたいだな……気分が優れないなら大人しくしてろよ?折角の夏休みに風邪なんか引いたらつまらないぞ?」おでこに手を当てて…
アリス「ぅ、ぅん…///そ、そうだね…///『卑怯者…///』」ドキドキ…
セイヤ「それじゃあ俺はこれで…また後で適当に連絡してくれ…」スタスタスタスタ…
ガラガラ……ガラガラピシャ…
衣玖「行っちゃいましたね…」
空「女の子の気持ちを考えて行動する事ができないかな〜…」
燐「それができたら誰も苦労しないと思うよぉ…」
霊夢「それじゃあ私達も行きましょ?」スタスタ
魔理沙「お昼ご飯は咲夜が作ってくれるんだよな?」スタスタ
ガラガラ………ガラガラピシャ…カチ…
咲夜「手伝ってくれるのならば作りますよ…」他力本願は駄目ですよ?
フラン「私は1度家に帰る〜♪」スタスタ
咲夜「それなら私も付き添いますよ。セイヤの代わりに妹様は私がお護り致しましょう」スタスタ
フラン「うん♪」ニコ スタスタ
さとり「助けてって想えばセイヤがスッ飛んで来る様な気がするのは…私だけかしら」スタスタ
パチュリー「実際そうじゃない…私達がピンチに陥った時には決まってあの男が駆け付けてくるもの…」スタスタ
こいし「どうしてそれが分かるんだろう…」スタスタ
アリス「きっとそういう人なんだよ…セイヤは…」
早苗『諏訪子様と神奈子様の許可も取れましたしセイヤさんにLINEして置きましょうか♪』スッスッ…
〜幻想学園高等学校(校門)〜
スタスタスタスタ…
セイヤ「さて…勘付かれる事は無かったがその分罪悪感が半端無いな…」この罪悪感どうしてくれよう…
セイヤ「待ち合わせの時間まで約1時間か……別にデートって訳じゃないんだし服装は適当で良いか…」何事も適当が一番だからな…
セイヤ「しかし待ち合わせ場所が駅…ねぇ……何所か遠出でもするつもりなのか…あのお馬鹿は…」一応有り金全部持って行くか…
セイヤ「毎度毎度思うのだが…独り言って虚しいな…」もう慣れたけどさ…
〜紅魔館(レミリアの部屋)〜
レミリア「ふふ♪この服装ならセイヤもきっと気に入ってくれる筈だわ♪…まぁ結局いつも着ている服をお母様にアレンジしてもらった物になっちゃったのだけれど…」クルクル☆
ピタ…
レミリア「…それにしても」チラ…
ぐちゃ〜〜〜…
レミリア「少し散らかし過ぎたかしら……まぁ折角セイヤとデートするんだもの、部屋が多少散らかっていても気にならないわ♪」後でキチンと片付ければいいのよ♪
ガチャッ…
フラン「お姉様ただいま〜♪……ってどうしたのお姉様…そんなにお洒落して…何所かお出掛けするの?」
咲夜『こ、この服装は…!いつもお嬢様が着てらっしゃる服装を夏用(お出掛け用)にアスワン様が新調した特別勝負服…!何故この場面でその服装を…!』取り敢えず写真を…
レミリア「そうよ?フランと咲夜もこれからお出掛け?」
フラン「私と咲夜は博麗神社に行くんだ〜!お姉様も誘おうと思ってたんだけど…お出掛けするなら仕方ないね〜…」
咲夜「お嬢様…まさかお出掛けって……デートとかですか…?」
レミリア「えっ…ち、違うわよ…突然何を言い出すのよ咲夜…」
フラン「そうだよ咲夜、お姉様がセイヤ以外の男の人とデートする訳ないじゃん…」想像出来ないよ…
レミリア「フランの言う通りよ咲夜…私はセイヤ以外の男になんか興味ないわ」気持ちの悪い事言わないでちょうだい…
咲夜「そ、そうですよね…失礼しました…『セイヤは剣術と格闘術の修行をすると仰っていましたし…ね』」ペコ
レミリア「別に謝らなくても良いわよ…それじゃあ私は出掛けるから『謝らなくちゃならないのは本来私の方だし…』」スタスタ
咲夜・フラン「「行って(らっしゃ〜い♪)らっしゃいませ…お嬢様」」手をフリフリ…
ガチャッ……バタン…
スタスタスタスタ…
レミリア「ふぅ…危なかったわ…あと少しでバレる所だった…」スタスタ…
〜幻想町(幻想駅)〜
レミリア「自分で待ち合わせの時間を指定して置いて自分が遅れるなんて…」スタスタ
レミリア「セイヤ…怒ってるかしら…」スタスタ
女「…」ニコニコ
セイヤ「…」ニコ
レミリア「セイヤ!……と…誰よあの女」年上?
セイヤ「ん?あぁレミリア…遅かったな」
スタスタ
レミリア「セイヤ…誰よ…そこにいる女」じー…
女「すみません。ご協力ありがとうございました…」ペコ
セイヤ「いえいえ、役立ててくれると嬉しいです」
レミリア「人の話を聞きなさい!その女が何なのか説明しなさい!」うー!うー!
セイヤ「何を勘違いしてるのか知らんが…あの女の人は募金募ってる人だぞ?」
レミリア「……え?」
セイヤ「良くあるだろ?募金お願いしまーすってやつが…あれだよあれ」
レミリア「ぅ…ぅ〜…///」プシュ〜☆
セイヤ『ていうか今思ったが……レミリアの服装可愛いな…///』目逸らし…
レミリア「わ、悪かったわね…///早とちりしちゃって…///」
セイヤ「いや…別に…///」
レミリア「どうして目を逸らしながら許してくれるのよ…本当は許してないんじゃないの?」
セイヤ「いや…え〜と……可愛いな…って思ってさ…///」頰ポリポリ…
レミリア「か、可愛い…?///」ドキンッ☆
セイヤ・レミリア「「///」」ドキドキ…
セイヤ「『き、気不味い…』そ、それよりレミリア…駅で待ち合わせって何所か遠出するのか?」
レミリア「え?…えぇ…セイヤと私が好きな物を観に行く予定よ♪」
セイヤ「俺とレミリアが好きな物?…そんな共通点俺達にあったか?」
レミリア「自分で当ててみなさい♪3分間だけ待ってあげるわ♪」ニコ
セイヤ「先ず俺が世界で1番好きな物を言えば当たるだろ……月?」
レミリア「…3分も必要無かったかしら」10秒で良かったみたいね…
セイヤ「まさか正解か?何?まさか2人で月観に行くのか?何処の馬鹿ップル?」
レミリア「勿論2人で観に行くのよ?それと遂にカップルだと認めたわね❤︎」ニコ
セイヤ「いや言葉の綾だから…まぁ別に俺は良いけどな…1度で良いからゆっくり月を眺めてみたいって思ってたし」
レミリア「目的地まで少し遠いから電車に乗って行くわよ!さぁセイヤ!私に付いて来なさい!」スタスタ!
セイヤ「仰せの通りに…レミリアお嬢様」スタスタ
「ちょ〜っと其処の男性止まりなさ〜い」
セイヤ「あ?」クル…
警察「私こういう者なんだけど…ちょっと署までご同行願おうか…」警察手帳見せる…
セイヤ「はぁぁぁっ!?署までご同行っ!?俺何か悪い事したかっ!?」
警察「白々しいぞ!女子小学生を誑かして何をやるつもりだ!!ナニをヤるつもりだったのか!?」
レミリア「女子小学生!?セイヤ!貴方まさかそんな事してたの!?」私というものがありながら!
警察「女子小学生はきm「おい待てポリ公!それ以上はいけない!」なっ!?は、離せ!公務執行妨害で逮捕するぞ!?」
グググッ…
セイヤ「あのね?俺達は今からお出掛けなの…分かる?Do you understand?」
警察「女子小学生とお出掛けだと…!?貴様…恥を知れ…!!」
セイヤ「恥を知るのはあんただ糞ポリ公…!!此方に御座すお方を何方と心得る…!世界有数のトップ企業の1つ…スカーレット財閥御令嬢…レミリア・スカーレットお嬢様なるぞ!!」
警察「な、なんだとッ!?スカーレット財閥と言えば…数十年間に渡りこの日本を支えてきた超有名企業…そして今では日本だけでは無く世界までもが認めるという…あのスカーレット財閥か!?」
セイヤ「下手な事言うとあんた…地下に495年間幽閉され、骨になっても尚幽閉され続ける…そんな結末になるぞ?」
警察「そ、それは困る!私には妻と5歳になったばかりの娘が…」
セイヤ「フラグ建てんでいい!それ死亡フラグだからね!?俺まで一緒に死亡する…そんな最低最悪なフラグだからね!?」
警察「す、すまない……それにしても何故スカーレット財閥の御令嬢と君みたいな男がお出掛けなんだ?」どう見ても釣り合わないぞ?身長的にも…
セイヤ「それは俺が聞きたい…」釣り合わないのは俺が1番良く分かってるさ…
警察「な、なんか悪かった…」
レミリア「さっきからヒソヒソと何を話してるのよ…早くしないと電車来ちゃうじゃない…」
警察「も、申し訳ありませんでした!スカーレット財閥の御令嬢…レミリア・スカーレットお嬢様!」敬礼!
レミリア「あら、私の事を知っているのね…如何にも私が、スカーレット財閥現社長、ブラド・スカーレットの娘…レミリア・スカーレットよ♪」ふふん♪
警察「今日は其処の男性とデートですか?いや〜お似合いのカップルですね!この様な美人とお付き合いできるなんてこの男性は幸せ者ですよ!」あははは!
レミリア「そ、そうかしら…///中々良い事を言うわね、貴方…///」テレテレ…
警察「それではお邪魔虫な本官はこれにて退散させて頂きます!よい旅を!」ペコ
レミリア「ふふ、ありがとう♪…ほらセイヤ、行くわよ❤︎」ギュッ…
セイヤ『余計な事言いやがって…』スタスタ
警察『今日は生還祝いに妻と娘と食事にでも行くかな…』グスン…
〜幻想駅(ホーム)〜
セイヤ「それでレミリア…俺達は今から何処に向かうんだ?」
レミリア「月を観に行くって言ったわよね?」
セイヤ「いやだから場所だ場所…何処で月観るんだよ…」
レミリア「月命館…セイヤは聞いた事ないかしら?」
セイヤ「『超が付く程有名なデートスポットじゃねぇか…』聞いた事はあるな…」
レミリア「月が好きな人なら1度は訪れたいと言われる程有名な所だものね」
セイヤ「此処からどれくらい掛かるんだ?結構時間掛かるだろ?」
レミリア「この幻想町から電車で約2時間は掛かるわ…だから今から行って先に館内観て回りましょう?」
セイヤ「まぁそこら辺はお前に任せる…」
レミリア「う〜…男ならレディーをエスコートしなさい…折角2人きりでデートするのに」
セイヤ「は…?これデートなの…?」
レミリア「…まさか気付いてなかったの?一体今まで何だと思ってたのよ」
セイヤ「いや…普通に出掛けるだけだとばかり…」
レミリア「なら今からデートという事にして置きなさい。そして私をキチンとエスコートする事、いいわね?」
セイヤ「俺はデートなんかした事無いから何をどうすれば良いのかよく分からん…『マジでか…確かに告白はされたが…どうして俺に此処までの感情を向けるんだよ』」
レミリア「他の女性と2人で出掛ける事なんて…今まで沢山あったじゃない……これでも聞いた時は悲しかったし辛かったのよ…?」ジワ…
セイヤ「確かに2人で出掛けるなんて事は結構あった気がするが…あれは別にデートじゃないだろ…あいつらもそんな事思ってないだろうしな……それと涙目になるな…」頭ポン…
レミリア「べ、別に涙目になんてなってないわよ…『セイヤは月命館の噂には気付いてないみたいね…』」グシグシ…
プアアーーーーーーン☆
レミリア「ほらセイヤ、電車来たわよ」グイッ…
セイヤ「だから引っ張るなよ…」スタスタ
〜電車内〜
スト…
セイヤ「それにしても腹減ったな…駅弁か何か買ってくれば良かった…」グゥ〜…
レミリア「この電車は飲食OKよ?」
セイヤ「いや食う物ないだろ…それと対面にテーブルまであるとはな…前に乗った時と内装変わったな…」
レミリア「食べる物が無い?…ふふ…これを見なさい!」ドンッ!
セイヤ「ずっと思ってたんだがそのバスケット何入ってるんだ?」
レミリア「セイヤって本当は鈍感じゃなくて唯知能が低いだけの様な気がしてきたわ…」
セイヤ「私の知能は…-53万です」ニコ
レミリア「それ絶対誇れないわよ…」パカッ…
セイヤ「うぉ…サンドイッチや何やらが沢山入ってるな…アスワンさんにでも作って貰ったのか?」
レミリア「私が作ったのよ!…お母様にも手伝って貰ったけれども…」
セイヤ「なら安心して食べられるな♪」
レミリア「失礼ね!殆ど私1人で作ったのよ!?」
セイヤ「なら遠慮しとく」
レミリア「うーーーー!!」テーブルバンバン☆
セイヤ「冗談だよ…それにしても凄いな。これ本当にレミリアが作ったのか?」
レミリア「だからそう言ってるじゃない……セイヤに喜んで貰いたくて…///一生懸命作ったのよ…?///」
セイヤ「そ、そうか…///ありがとな…///『ふ、普通に可愛い…///……最近なんだか心臓の動悸が激しいな……何でだ…?』」ドキドキ…
一方その頃…博麗神社では…
〜博麗神社(縁側)〜
フラン「霊夢に魔理沙やっほ〜♪」フリフリ
咲夜「申し訳ありません…少し遅くなってしまいました…」
霊夢「別にいいわよ…咲夜はホントにお堅いわね〜…」
魔理沙「だな〜…もう少し柔軟になっても良いんじゃないか?」
咲夜「こ、これでも大分堅苦しくない様に努めてるのですが…」はは…
霊夢「普段ハッチャケてる時みたいなノリで良いと思うんだけど」
魔理沙「それに両親とは普通に会話してるんだろ?」
咲夜「皆さんとはこれが1番話し易いですからね。お嬢様達と接していた分此方の方が私らしいと判断しただけですよ♪」ニコ
霊夢「まぁ話し方なんて別にどうでも良いけどね。咲夜は咲夜なんだし」
咲夜「ふふ…ありがとうございます」クスッ…
魔理沙「それよりレミリアはどうしたんだ?一緒に来るものだとばかり思ってたんだが…」
フラン「お姉様はお出掛けだってさ〜…」何処に行くのかは知らないけど…
霊夢「は?お出掛け?…ちょちょちょ…ちょい待ちフラン…」
咲夜「どうかしたんですか?」
魔理沙「なぁフラン…レミリアは誰と出掛けるって言ってた?」
フラン「そういえば…誰と出掛けるのかは聞いてなかったな〜…」女の子とお出掛けなのかな?
咲夜「何故霊夢も魔理沙もそんなに顔を青くしてるんですか?」
霊夢「何故…?当たり前でしょ!?あの馬鹿!最初から私達に内緒でレミリアと出掛けるつもりだったのね!!」
フラン「え〜…だってセイヤは剣術と格闘術の修行するんでしょ?お姉様とお出掛けするなんて言ってないじゃ〜ん…」
魔理沙「やられたッ…よく考えれば分かっていた筈だぜ…!朝からおかしかったレミリアの態度…!何故占い学部に行くのを拒んだのか…!そして何より…!」
咲夜「何より……何ですか?」
魔理沙「セイヤは今まで1度足りとも、私達の誘いを断ってまで修行を優先した事なんか…なかったぜ…!これが意味する事はたった一つだけ…!!」
霊夢「先約があって断った…そしてレミリアに出掛ける事を口止めさせられていた…これで辻褄は全て合う筈よ」パズルのピースは今…埋まった…!
咲夜・フラン「「な、なんだってぇぇぇぇぇっ!?」」ガーン☆
魔理沙「あのぺったん幼女!私達に黙ってセイヤとお出掛けなんていい度胸してるぜ!」
フラン「むっ…ぺったん幼女って私の心にも刺さるんだけど…」お姉様よりちっこいし…
咲夜「妹様はそれで良いんですよ///セイヤも妹様の魅力にメロメロですから///」斯く言う私もその1人です❤︎
フラン「そうかな〜…?私は頑張ってアプローチしてるのに…セイヤは全然ドキドキしてくれないもん…」自信無くしちゃいそう…
咲夜「大丈夫ですよ妹様!いつかセイヤは必ず妹様に『俺の総てを受け容れてくれ…フラン…』…と甘い言葉を耳元で囁いて事に及ぶに決まってます!」だから自信を持って下さい!
フラン「ほ、本当に…?」ウルウル…
咲夜「この紅魔館のメイド長、十六夜咲夜が保証します…!」胸に手を当てる☆
フラン「そうだよね…うん!絶対セイヤとピーーーー☆な事する!そんな関係になれる様に頑張るよ!私!」ファイト!自分!
霊夢「何をゴチャゴチャどうでもいい事言ってるのよ!」
フラン「どうでも良くないよ!私とセイヤの将来を想像してるんだから!」
魔理沙「今はそんな事よりもあいつに電話して問い質す方のが先決だろ!」
咲夜「それでは電話してみて下さい。私も気になりますし…」
霊夢「言われなくとも!」
魔理沙「そうさせて貰うぜ!」プルルルル☆プルルルル☆
所変わって電車内…
〜電車内〜
ガタタン…!ガタタン…!
セイヤ「なぁレミリア。この料理、全部俺の好みの味付けばかりなんだが…どうしてだ?」
レミリア「い、一応手探りでセイヤが好きそうな味付けにしてみたのだけれど…///」
セイヤ「そうだったのか…凄く美味しいよ」
レミリア「ほ、本当…?お世辞じゃなくて…?」
セイヤ「俺はお世辞とか苦手だ…」モグ…
レミリア「そ、そう…///良かった…///」ニコ
セイヤ『な、何か今日のレミリア…///凄く可愛いな…///』パク…
ブー☆ブー☆
レミリア「セイヤ、携帯鳴ってるわよ?」
セイヤ「ん?…魔理沙からだ。どうするレミリア、出た方が良いか?」
レミリア「一応出て置いた方が良いと思うわ『な、何だかいけない関係みたいでドキドキするわ…///』」
セイヤ「はい…只今電話に出る事が出来ません。アーーーーーッ♂という甲高い声の後に御用件を述べて切りやがれ馬鹿野郎この野郎…」
魔理沙『馬鹿野郎この野郎はどっちだこの大馬鹿野郎ぉぉぉぉっ!!』
キーーーーーンッ☆
セイヤ「耳に激痛がッ!?五月蝿いねん!魔理沙はん!お前ほんまアホちゃうか!?このアホ!アホアホアホアホアホアホアーーーーーーッ♂」
魔理沙『セイヤ!お前今何処に居るんだ!?』
セイヤ「アポ…?……いや……アレだよほら……うん」
魔理沙『変な誤魔化し方するんじゃないぜ!もうとっくにネタは上がってるんだぞ!?』
霊夢『スピーカーモードにしなさい魔理沙!…この馬鹿!私達に内緒でレミリアと出掛けるってどういう事!?キチンと納得の出来る説明をしてみなさい!!』
セイヤ「な、何を言ってるのかさっぱりで御座る…拙者はレミリア殿と出掛けてなんかいないで御座るよ…」汗ダラダラ…
魔理沙『ほぉ〜…あくまで白を切るつもりか…ならこっちにも考えがあるぜ…』
霊夢『紫達に協力して貰って色々口じゃ言えない様な残酷な手段に出るしかないみたいね…』
セイヤ「すみません…絶賛お出掛け中です…」
レミリア「折れるの早過ぎるわよ!」どんだけ怖いのよ!
咲夜『お嬢様の声…まさか本当に…』ガクガク…
フラン『酷いよセイヤ、お姉様…私達に内緒で2人きりでお出掛けなんて…』
レミリア「ご、誤解よフラン!ちょっとセイヤとホテルでピーー☆するだけよ!何も疚しい事はしないわ!」ワタワタ!
セイヤ「現在進行形で疚しい単語発してる奴に言われたら世話ねぇよ!お前は少し黙ってろ!」
咲夜『そ、そんな…スカーレットメモリアルのCGイベントが見られないなんて…この十六夜咲夜…一生の不覚です…!!』くっ…
セイヤ「お前も論点滅茶苦茶ズレるから黙ってろ!…霊夢に魔理沙にフラン、黙ってたのは悪かった!どうかこの愚かなゴミ屑をお許し下さい!」
フラン『むぅ〜……なら…帰ってきたら私とエッチな事してくれる…?』
セイヤ「お前もやっぱ黙ってろ!!」
霊夢『はぁ〜…普通に出掛けてるだけなのよね?』
セイヤ「はい…その通りです…」疚しい事は微塵もありません…
魔理沙『なら明日…またキチンと謝って貰うぜ?セイヤ』
セイヤ「最高級な菓子折りを持って博麗神社にお邪魔させて頂く所存で御座います…」
霊夢『なら良いわ…楽しんできなさい。セイヤにレミリア』
レミリア「……ごめんなさい」
魔理沙『別に謝る事ないぜ!まぁ私達に黙って出掛けた事に関しては激おこプンプン丸だけどな!』あはは!
レミリア「えぇ…今度お詫びさせて貰うわ」
霊夢『レミリアのお詫びなら期待できるわね♪』
魔理沙『最高級牛肉とかだったら最高だな!あと秋になったら松茸送って欲しいぜ!』
レミリア「ふふ…期待して待ってなさい」
咲夜『お嬢様…楽しんで来て下さいね?』
フラン『お姉様ファイトー!』
魔理沙『お!アリス達も来たみたいだぜ霊夢』
霊夢『それじゃ切るわよ?』
セイヤ「あぁ…また連絡する」
霊夢『そ…まぁレミリアを泣かせない様に精々頑張りなさい…』
セイヤ「泣かせるかよ…命賭けてやっても良いぞ?」
霊夢『あんたの命賭けるんだったらお金賭けなさいよ…それじゃあね?』
セイヤ「あぁ…」
霊夢『ちょっと魔理沙!それ私のお煎餅よ!?勝手に食べるんじゃないわよ!』ピッ…
プーー…プーー…
セイヤ「やっぱり心配する必要無かったんじゃないか?無駄に説教食らう事になっただけの様な気がするんだが…」最高級な菓子折りって何だよ…俺…
レミリア「きっと面と向かって「セイヤとデートさせてちょうだい」って言っても却下されるだけよ…」
セイヤ「デートかどうかはさて置き2人で出掛けるくらい別にどうって事無いだろ…」
レミリア「ならもしも私が、他の男と2人きりで出掛けるって言ったら…セイヤはどう思う?」
セイヤ「いや別に……あれ?…何だか胸がズキッとするな……何でだ?」気持ち悪い感覚だな…
レミリア「そ、それ以上考え無くて良いわ…///『これって私の事を少しは異性として見てくれているって事よね!?///』」う〜///
セイヤ『なんか最近の俺…おかしいな……何か変な物でも食べたか…?』魔理沙じゃあるまいし…
セイヤ「悪い…少し顔洗ってくるわ…『クソッ駄目だ考えるな…考えれば考える程、頭痛と吐き気が酷くなる…』」スクッ…
レミリア「せ、セイヤ大丈夫…?なんか急に顔色悪くなってるわよ…?」
セイヤ「し、心配すんな…少し気持ち悪くなっただけだから…『レミリアだけじゃない…霊夢や魔理沙、咲夜にアリスにフランが…他の男と一緒に居る姿を想像すると…』」フラフラ…
レミリア「急にどうしたのかしら…セイヤ…」
†戻って来ました†
セイヤ「うぅ…気持ち悪い…」グデェ〜…
レミリア「本当に大丈夫?セイヤって乗り物酔いしないわよね?」
セイヤ「何故かは分からんが…頭痛と吐き気が止まらないんだ…折角レミリアが作ってくれた弁当戻す所だった…」
レミリア「汚いからそういう発言控えなさいよ…」
セイヤ「発言を控えるのはお前達の方だろ…フランなんかさっき通話中にトンデモナイ事口走ってたしな…」
レミリア「それくらいセイヤの事が好きだって事でしょう?セイヤは嬉しくないの?フランに好意を寄せて貰って…」
セイヤ「嬉しくない訳無いだろ…俺が勝手に護るって決めて、勝手に側に居たのに…そんな相手が俺に好意を寄せてくれてたんだ…最初フランの口から好きだって聞いた時は、本気で嬉しかったさ…」
レミリア「ならどうしてセイヤはフランと付き合わないのよ…姉の私から見ても凄く優しくて良い子だと思うわよ?」実際そうなったら泣くけれど…
セイヤ「この際だから言わせて貰うが…俺はお前達を恋愛対象としては見ていない…」
レミリア「…………え?」
セイヤ「あくまで俺は…お前達を護りたいから…幸せになって貰いたいから側に居るだけだ…見返りを求めるつもりは一切無い…」
レミリア「それが…セイヤの答えなの…?」ウルウル…
セイヤ「……だけど…最近よく分からないんだ…」
レミリア「よく…分からない…?」ウルウル…
セイヤ「さっきレミリアが例え話出しただろ?もしもレミリアが他の男と2人きりで出掛ける事になったら…ってな」
レミリア「えぇ…でもそれがどうかしたの?」
セイヤ「俺はあの時、その事を想像して……嫉妬したんだ…お前が他の男と並んで歩いている所を想像して…その相手を殺してやりたいって思えるくらいに…」グググッ…!!
セイヤ「レミリアだけじゃない…霊夢や魔理沙や咲夜、アリスにフラン…他の皆がそうなったらって想像しただけで…頭痛が…吐き気が…止まらないんだ…」ググ…
レミリア「セイヤ…」
セイヤ「俺は…お前達には幸せになって貰いたいって、本気で思ってる…俺はずっと側には居られないかも知れない…別れの時が…来るかも知れない……だからもしも…もしも俺の側を離れる時には…何か一言だけでも…言って欲しい…どんな…言葉でも…良いから…」ポロポロ…
レミリア「心配しなくても、私はずっと貴方の側に居るわよ…喩え貴方が誰を選んでも…私は貴方だけを愛し続けるわ…永遠に」ニコ
セイヤ「なんで…なんでレミリアは…こんな弱い俺に…そこまで言ってくれるんだ…?何も出来ない…自分でした約束も…満足に守れない…こんな俺なんかに…」ポロポロ…
レミリア「理由なんて無いわよ…好きな人だから…愛おしい人だから…唯それだけよ。それと見っともないから涙を拭きなさい…男でしょう?」つハンカチ
セイヤ「…悪い…な…」フキフキ…
レミリア『セイヤは真剣に考えてくれてるのね…そんな姿を見せられたら…余計好きになっちゃうじゃない…これ以上好きにさせられても困っちゃうわ……見返りは求めない…ね…セイヤらしいわね…』ふふ…
☆目的地到着☆
セイヤ・レミリア「「着いたーー!!」」うー!
セイヤ「ってちょっと待て!何で俺にまでうー!とか言う表記付いてるんだよ!不名誉だから止めろ!」
レミリア「不名誉ってどういう意味よ!」うー!うー!
セイヤ「不名誉に意味も糞もあるか!無駄にテンション上げたらこれだよったく…」
レミリア「納得は出来ないけれど…取り敢えず荷物預けに行きましょう?」スタスタ
セイヤ「別に俺が持ってやってもいいぞ?そのバスケット…」スタスタ
ギュッ…
レミリア「折角のデートなんだから…///こうやって手を繋ぎたいじゃない…///」スタスタ
セイヤ「別に片方空くんだから手くらい繋げるだろ…『これ普通にカップルだとは思われないだろうな…』」スタスタ
レミリア「両手空いてる方のが心にゆとりが持てるじゃない……さてと…100円100円…」パッ…ゴソゴソ…
セイヤ『そしてその繋いだ手を速攻で離す訳だがな…なら最初から繋がなきゃいいだろ…』せめて荷物預けてからにしろ…
レミリア「よし預けたわ♪…さぁセイヤ、行くわよ♪」ギュッ…スタスタ
セイヤ「はいはい…『どうかもう警察に職務質問されません様に…』」スタスタ
看板【情想町へようこそ!】
セイヤ「サイレントヒルへようこそじゃ無くて良かったな…」スタスタ
レミリア「思い出させないでちょうだい…あの出来事は早く忘れたいから…」スタスタ
セイヤ「それは悪かったな…それよりレミリア…」スタスタ
レミリア「?…何よ」スタスタ
セイヤ「月命館って超が付く程有名な場所だろ?そんな所でゆっくり月なんて鑑賞できるのか?」スタスタ
レミリア「夜の8時から月命館で1番の人気スポット、第1展望台を貸し切りにして置いたわ。だから心配は無用よ。私とセイヤの2人だけで、ゆっくり月を鑑賞する事ができるわよ❤︎」スタスタ
セイヤ「そ、そうか…『金持ちって凄ぇ…何度驚かされれば良いんだか…』」スタスタ
レミリア『第1展望台が何故1番人気のスポットなのか…それは第1展望台で意中の相手と2人きりで月を眺めれば…その2人は結ばれる…そんなジンクスがあるのよね。本来こういう物に頼りたくはないけれど…少しでもセイヤと結ばれる可能性が高くなるのなら、私はそれで良いわ♪』スタスタ
セイヤ『第1展望台って言われるくらいなんだ…きっと良い眺めなんだろうな…』今から楽しみだ…
〜月命館目の前〜
ざわざわ…ざわざわ…
セイヤ「やっぱり人多いな…まぁ分かってた事だが…」
レミリア「人混みは苦手なのよね…もう少し人が減ってから入りましょう?」
セイヤ「だな…そこのベンチで待つか…」スタスタ
スト…
セイヤ「それにしてもデカいな…紅魔館と同じくらいかそれ以上あるぞ…」よく日本にこんなデカい建物建てたな…
レミリア「写真で見ただけだからそうでも無いと思っていたけれど…いざ近くで見ると本当に大きい建物ね…」
セイヤ「天気も快晴で何よりだな…今夜は綺麗な月が拝めそうだ…」
レミリア「このまま天気が崩れなければ良いわね……でも、喩え月が観られなくても…///私はセイヤと2人で居られるなら…///それで満足よ///」腕ギュッ…
セイヤ「あ、あぁ…///そうか…///『何気持ちの悪い反応してんだ俺…!いつも通りに接しろ俺…!右から左に受け流せよ俺…!』」
「あはははは♪」ギュッ…
「お、おい止めろよ…///」
セイヤ「チッ…リア充爆発しろ…」
レミリア『私達も同じ事してるのだけれど…』ぎゅぅ…
「し、仕方ないな…///」肩を抱く☆
「ちょ、ちょっと…///見られてるわよ…///」
セイヤ『あいつら殺してやろうか…』イライラ…
レミリア「セイヤセイヤ…」くいくい…
セイヤ「なんだよ…」
レミリア「私達もあれやりましょう?」指差し…
セイヤ「子供かッ!」お強請りの仕方が完全に子供だよ!
レミリア「良いじゃない別に…減るもんじゃないし…」
セイヤ「俺の大事な何かが大幅に減少しそうなんですけど!?」主にHPがな!
レミリア「でも羨ましそうにあのカップル見つめてたわよね?」
セイヤ「べ、別に…羨ましそうに見てなんか…」目逸らし…
レミリア「意気地無し…」グイッ!
セイヤ「なっ!?///お、おいレミリア!?///」ドキッ…
レミリア「ふふ…これであのカップルにも負けないわね♪」ぎゅぅぅっ…
セイヤ「あ、暑苦しいから離せ!///こんな真夏に引っ付く馬鹿が何処に居るんだ!///」
レミリア「此処に居るじゃない❤︎『今日はずっと夢見てたシチュエーションを実現する好機だもの…セイヤに沢山甘えて、キチンと異性として意識して貰おうかしら❤︎』」ピトー…
セイヤ『柔らかいし良い匂いするし可愛いしで頭の中がしっちゃかめっちゃかだ!嬉しいがこれはあかん!宮川◯輔さんが速攻であかーーん!って叫ぶレベルであかーーん!!』ぐわんぐわ〜ん…
「あのカップル凄いわね…」ヒソヒソ…
「所謂馬鹿ップルって奴だよ…」ヒソヒソ…
【Now Loading…】
セイヤ「なぁ…そろそろ離れない…?てか館内入らない…?人もう少なくなったしさ…ね…?」
レミリア「あと少しだけ…///」ぎゅぅぅっ…
セイヤ『もう駄目だ…レミリアが抱き付いてる事と暑さで頭が上手く回らない…』よくレミリアは平気だな…
レミリア「う〜❤︎う〜❤︎」ぎゅぅぅっ…
セイヤ『電車での出来事の所為で変に意識しちまってるし…今後こんな事ばかり続いてたら本気で身が持たないぞ…俺』※もう既に嫌という程意識しています
レミリア「セイヤ……セイヤは私の事、どれくらい好き?///『1度言ってみたかったのよね…///』」※意識されている事に気付いていません
セイヤ「えっ…いや……どのくらい好きかと聞かれると…その……困る…///」フイ…
レミリア『セイヤが照れてる……可愛いわね…///』ぎゅぅぅっ…
セイヤ「も、もういいだろ!///ほら、行くぞ!///」ほら立ちなさい!
レミリア「う〜…しょうがないわね…」スクッ…ギュゥッ…
セイヤ「あの…レミリアお嬢様…?」
レミリア「?」キョトン…
セイヤ「何故手繋ぎから腕に抱き着くにLevelUPしてるのでしょうか…」これデートじゃなくてRPGじゃね?
レミリア「セイヤの腕が長い所為よ…///」ギュゥッ…
セイヤ「人の身体的特徴の所為にするな!頼むから離れて下さいお願いします!」せめて手繋ぎにして!
レミリア「何度も言うけれどこれはデートなのよ?///デートらしい事をしなければ損じゃない///『ずっと夢見てた事が叶うって、とても幸せな気持ちになるわね…///』」
セイヤ「説得力ある様で全然無いからな?それ…『先ずデートは損得でするものじゃないだろ……多分…』」
レミリア「ほら、行くんでしょう?なら早く行きましょう♪」背中ポンポン…
セイヤ「もう今日は考える事を極力避ける事にする…」別の理由で頭痛くなってきたわ… スタスタ
レミリア『その隙を付いてセイヤにキスしちゃおうかしら…///』スタスタ
〜月命館(受付)〜
スタスタ
レミリア「ちょっと良いかしら?」ピタ…
受付嬢「いらっしゃいませ。何か御用ですか?『可愛い女の子ね…』」
レミリア「今日の午前中に予約を入れて置いたレミリア・スカーレットよ」
受付嬢「『わっ…この人があのスカーレット財閥の御令嬢さんか〜…』少々お待ち下さい」ペコ…
セイヤ「レミリア…お前予約なんかしてたのか?」
レミリア「第1展望台貸し切りの件とディナーの予約をして置いたのよ」
セイヤ「は?ディナーって何?そんな事一言も聞いてないんだが…俺」
レミリア「今言ったじゃない」だから問題無いわ…
セイヤ「いや遅ぇよ!デートだって事も聞いてなかったし俺どんだけ驚かされ続けるの!?」問題大有りだ!
レミリア「館内では静かにしなさい。私の隣に立っているのだから、少しはピシッとしたらどうなの?」カリスマモード発動☆
セイヤ「くっ…も、申し訳ありませんでした『この偶にキリッとする所…マジで止めて欲しい…///』」不意打ち過ぎる…///
受付嬢「お待たせ致しました。19時頃に当館3階のKARUNAでディナー、20時頃から第1展望台をスカーレット様名義で貸し切りとさせて頂きます。20時以降からはスカーレット様とお連れ様以外のお客様、並びに当館の関係者は出入りする事が出来なくなります」
セイヤ「19時頃にディナー…ねぇ…」
受付嬢「『この男性は彼氏さん?なのかな?』此方が当館のパンフレットとなっております」スッ…
レミリア「ありがとう。さぁセイヤ、行くわよ」ギュゥッ…
セイヤ「先ずは1階見て回るか…」スタスタ
レミリア「そうね♪そうしましょう♪」スタスタ
受付嬢『やっぱり此処に来る人はカップルが多いな〜…』羨ましい…
〜月命館1階(月に関する展示品)〜
セイヤ「月に関する展示品…ねぇ…一体何が展示されているのやら…」スタスタ
レミリア「月の歴史について記述されているコーナーもあるみたいね。先にそっち見に行きましょう?」スタスタ
セイヤ「月の歴史って要は仮説だろ?俺が理想とする月の歴史はファーストインパクト的な感じなんだがな…」スタスタ
レミリア「エヴァン◯リオンに影響され過ぎよ…」スタスタ
セイヤ「いつか人類全てが一つになります様に♨︎」スタスタ
レミリア「人類全てが一つになる前に私と一つになりましょうね❤︎それはとてもとても気持ちの良い事だと思うから❤︎」スタスタ
セイヤ「少し考えればこの返しが来ると分かる筈なのにな…私ってホント馬鹿」スタスタ
レミリア「馬鹿は馬鹿でもレミリア馬鹿になって欲しいわ///」スタスタ
セイヤ「さっきまでのカリスマお嬢様は何処へ…」スタスタ
〜月の歴史コーナー〜
レミリア「へぇ…興味深い記述ばかりね」スタスタ
セイヤ「パチュリー先輩に聞けばすぐ答えてくれそうだがな…人間Wikipediaパチュリー・ノーレッジ的な…」スタスタ
レミリア「いつも本ばかり読んでいるものね…我が親友ながらよく分からないわ…」私も本は好きだけれど… スタスタ
セイヤ『きっとパチュリー先輩も同じ事思ってるな…お前に対して…』スタスタ
レミリア「月がもう少し地球に近ければ良いのだけれど…それは漫画やゲームの世界だけよね…」スタスタ
セイヤ「ムジュラの仮面的な事になったら笑えるなw」スタスタ
レミリア「実際そうなったら笑えないわよ…」スタスタ
セイヤ「そういえばレミリア。レミリアはどうして月が好きなんだ?」スタスタ
レミリア「そう言うセイヤはどうなのよ。セイヤはどうして月が好きなのかしら?」スタスタ
セイヤ「質問を質問で返すなよ……そうだなぁ…月を見上げながら歩けば…少しでも前に進めてる…そんな気がするから…かな」スタスタ
レミリア「それは太陽と何が違うのよ…」スタスタ
セイヤ「太陽は俺にとっては眩し過ぎる…それにいつも丸いだろ?…月は欠けたり満ちたりを日に変わり繰り返す…俺にとってはそれくらいが丁度良いんだよ。自分で言うのも何だが適当な性格してるしな」スタスタ
レミリア「欠けたり満ちたり…ね…」スタスタ
セイヤ「お天道様見上げながら前に進める程…俺は強い人間じゃないんだ。なら夜の間にだけ月明かりで照らされている中、前に進んだ方のが気が楽なんだよ」スタスタ
レミリア「セイヤは強い人間よ…心も体も…」スタスタ
セイヤ「お褒めに預かりまして……で?結局レミリアはどうして月が好きなんだ?」スタスタ
レミリア「それはまた後で話すわ」スタスタ
セイヤ「あれ?それじゃあ結局俺がお前の質問に答えただけじゃね?」スタスタ
レミリア「そうなるわね。でも今夜中には必ず答えてあげるわ」スタスタ
セイヤ「はぁ…さいですか」スタスタ
〜月命館(絵画コーナー)〜
セイヤ「ここは月の絵が飾られてる場所か…」いやぁ…お見事…
レミリア「どれも幻想的な絵画ばかりね…私もこれくらい絵が上手ければ良いのだけれど…無い物強請りをしてもしょうがないわね…」スタ…スタ…
セイヤ「お前とフランが描く絵は小学生が描くそれと大差ないからな」スタ…スタ…
レミリア「失礼ね!フランよりかは絵心ある方よ!私は!」うー!
セイヤ「いやいや…スカーレット画伯とか言われてる時点で大差無い無い…」手を横にフリフリ…
レミリア「う〜…そんなに私達姉妹の絵は下手くそかしら…」しょぼーん…
セイヤ『そういえば以前、咲夜の似顔絵を描いた事があったっけか…咲夜以外はドン引き…等の本人である咲夜は満面の笑みを浮かべながら号泣してたっけな…』いや〜懐かしい…
レミリア「ねぇセイヤ…この絵、凄く良いと思わない?」指差す…
セイヤ「ん?どれどれ……確かに…凄く綺麗で…幻想的な月の絵画だな…」じー…
レミリアが指を差した絵画は…巨大な月をベンチに座って眺める、2人の男女の絵画だった…
セイヤ『月の大きさも然る事ながら…色彩や絵のタッチが絶妙だな…何より…この少しだけ感じる切なさ……なんだか、この絵画に吸い込まれるかの様な…変な感覚に陥いりそうだ』
レミリア『この絵画が言いたい事…ほんの少しだけ理解出来る様な気がするわ…』
セイヤ「何ていうか…」
レミリア「一言で表すとするならば…」
セイヤ・レミリア「「凄い……だな(かしらね…)…」」
セイヤ・レミリア「「……ぷっ…あははははは!」」
レミリア「何よセイヤw…思い付く言葉がそれしか思い浮かばないのかしらw?」ふふ…
セイヤ「レミリアだって人の事言えないだろw…凄いってw…一体何がどう凄いんだよw…」はは…
レミリア「凄いは凄いよw…他に意味なんて無いわw…」ぷるぷる…
セイヤ「なら俺だって同じだw…」ぷるぷる…
レミリア「ふふ…ほら、早く次見て回りましょう?」ギュゥッ…
セイヤ「あぁ、そうだな…」スタスタ
レミリア「あら、動揺しないのね…もう慣れちゃったかしら?」スタスタ
セイヤ「まぁな…レミリアは当たる物当たらないし…」スタスタ
レミリア「う〜…」スタスタ
セイヤ「でも館内は冷房効き過ぎてて寒いくらいだからな…レミリアが抱き着いてくれてると…暖かいし、心地良いし…何より安心する」スタスタ
レミリア「ず、ズルいわよ…///いきなり不意打ちするなんて…///」スタスタ
セイヤ「本心なんだから仕方ないだろ…良いだろ?偶には本心曝け出したって…」スタスタ
レミリア「普段からもっと本心曝け出しなさいよ…『で、でも今の言葉がセイヤの本心なら///……うーーーーー!!///』」スタスタ
セイヤ『今更ながら物凄く後悔している自分がいる…』言って良かったのだろうか… スタスタ
その後、俺とレミリアは1階を見て回り…今度は2階を見て回ろうという事になった
〜月命館2階(美術品展示場)〜
セイヤ「2階は美術品展示場か…ていうかここ普通に美術館みたいだよな…」スタスタ
レミリア「確かにそうね…でも月に関する美術品よ?一体どういう美術品があるのか楽しみだわ♪」スタスタ
セイヤ「天井には月のシャンデリア……豪華だな…」これに幾ら掛けてるんだか… スタスタ
レミリア「紅魔館にももっとシャンデリアがあったら素敵かしらね」スタスタ
セイヤ「あれ以上得体の知れないシャンデリアらしきもの増やされても困るわ…大図書館のアレ一体何だよ…」 スタスタ
レミリア「私に言われても困るわ…アレはお父様の趣味だもの…」スタスタ
セイヤ「お前達親子のセンスは理解し難いものがあるよな…ネーミングセンスとかネーミングセンスとかネーミングセンスとか…」スタスタ
ピタ…
レミリア「それネーミングセンスだけじゃない!それに私が付けた技名を…格好良いな…とか!レミリア…お前センスあるな…とか言っていたのは何処の何方だったかしら!?」うー!うー!
セイヤ「先ず一つだけ突っ込ませて貰うぞレミリア……さっきの俺の真似か?」
レミリア「そうよ?似ていたでしょう?」ふふん!
セイヤ「俺ってそんな変な喋り方してるのか?」
レミリア「私の演技力を最大限活用した結果があれよ!」うー☆
セイヤ「もういい分かった…なら2つ目だ。俺お前のネーミングセンスを褒めた事って今まであったか?」
レミリア「沢山褒めてくれたじゃない…///布団の中で嫌という程確認し合ったじゃない…///言葉に出来ない様な事を沢山してくれたじゃない…///」思い出しただけでキュンキュンしちゃうわ❤︎
セイヤ『あー…何だ…唯の戯言だったのか…』これにも大分慣れてきた…慣れちゃ駄目だけどな…
レミリア「もしかして今夜もあのシチュエーションでイクのかしら?///」ギュゥッ!
セイヤ「悪いなレミリア…今俺達2人は館内に居る…館内で如何わしい発言をすると警備員さんと一緒に警備室までご同行願います的な感じになっちゃうんだ…だから少し如何わしい発言は控えろ…な?」なでなで…
レミリア「う〜…///なでなでしてくれたし特別に発言を控えてあげるわ…///感謝しなさい…///」う〜❤︎う〜❤︎
セイヤ「流石はスカーレット財閥の御令嬢、レミリア・スカーレットお嬢様。話が早くて助かります…『今日はうーのバーゲンセールだな……ま、可愛いから良いか』」なでなで…
警備員『こんな館内通路のど真ん中でなでなでするとは…馬鹿ップルだ…馬鹿ップルが居る…』うわぁ…
レミリア『ふふ…///凄く幸せ…///咲夜やフラン、霊夢達にも分けてあげたいくらいだわ…///』まぁそんな気は微塵も無いのだけれど❤︎
そしてその霊夢達はというと…
〜博麗神社(居間)〜
早苗「さにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!さにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ガシャーン☆ガシャーン☆
霊夢「ちょっと早苗!いい加減落ち着きなさいよ!それと壊した物は後でキチンと弁償して貰うからね!?」多額の負債背負う羽目なるわよ!?
魔理沙「早苗のやつ荒れてるな〜…まぁ無理も無いか…」ズズズー…
アリス「まさかのセイヤとレミリアがデート…出し抜かれた感が半端じゃないよ…」ズズズー…
さとり「セイヤが心を閉ざしてた理由はこれだったのね…私とした事が…」ズズズー
パチュリー「レミィはもう積極的を通り越しているものね。このままじゃレミィとセイヤは今夜…行くところまで行っちゃうかもしれないわよ?」偶には普通のお茶も良いものね…
咲夜「そ、それはつまり…お嬢様とセイヤは真の意味で肉体関係を築く…という事ですか…?パチュリー様…」ガクガク…
パチュリー「そういう事になるわね。セイヤはともかくとして、レミィはあの調子だし…そうなるのも時間の問題という事よ」コト…
フラン「私も仲間に入れて欲しいなぁ〜…お姉様にセイヤと行為に及ぶ時は私もまぜてってLINE入れて置こうかなぁ〜…」指加え…
こいし「駄目駄目!そんなの許さないよフランちゃん!」私もまぜてくれるって言うなら話は別だけど…///
パチュリー「普段のセイヤは複数人に弄られているけれど、今回はレミィ1人だけ…それにあのレミィよ?一体何が起こるか分かったものじゃないわ」予測不可能とはこの事よ…
魔理沙「パチュリーは偉く冷静だなぁ…パチュリーも一応セイヤに気があるんだろ?」お煎餅バリバリ…
パチュリー「そ、それは…///まぁ…///」むきゅ〜…///
霊夢「あーもう早苗!いい加減にしないと夢想封印ブチかますわよ!?」お札構え!
早苗「だって霊夢さん!セイヤさんがあの吸血鬼の血を引いたぺったん幼女とデートしてるんですよ!?これが落ち着いていられますかっ!!」うわーん!
霊夢「そんなの此処に居る全員が分かってる事よ!今更そんな事言ったって仕方がないでしょうが!」ペチン☆
早苗「2人きりでお出掛けなんて中学生の時以来してないのにー!どうしてレミリアさんなんですかー!」うぅ…霊夢さんに頭叩かれましたぁ…
こいし「私だってセイヤさんと2人きりでお出掛けした事は無いですよ…」
さとり「前にお出掛けした時は3人だったものね…」
咲夜「私は2回…ですかね?町で偶然お会いした時と普通に待ち合わせをした時とで…」
フラン「私は紅魔館でならセイヤとデートした事あるよ!」
こいし「え?紅魔館で?それって一体どんなデートだったの?」
フラン「え〜とね〜…紅魔館内をブラブラしながらラブラブしてぇ〜❤︎花壇のお花にお水あげたりしてぇ〜❤︎私の部屋でお人形遊びしてぇ〜❤︎最後にそのまま私の布団でお昼寝したんだぁ〜❤︎」今でもアレは忘れられない…///
こいし『う、羨ましい…』むむむっ…
アリス「でもこの中でセイヤとプライベートでお出掛けした回数が1番多いのは霊夢と魔理沙だよね…」ジトー…
魔理沙「えっ!?そ、そうだっけか…?」
パチュリー「白々しいわよ…去年の夏休みと秋休みに3人で旅行に行ってたじゃない…」ジトー…
霊夢「そ、そうだったかしら〜…」あはは…
さとり「その他にも買い物やら何やらでよく2人きりでお出掛けしてたじゃない…忘れたとは言わせないわよ?」ジトー…
霊夢・魔理沙「「わ、忘れてた(ぜ〜…)わ〜…」」頭コツン☆
全員「っ」イラッ☆
所変わって月命館内…
〜月命館2階(美術品展示場)〜
パシャ☆
男「はい、撮れましたよ」スッ…
レミリア「ふふ♪ありがとう」ニコ
男『可愛い…///どうしてこんなに可愛い女の子がこんな根暗そうな奴なんかと…』チッ…
レミリア「セイヤセイヤ!どう?凄く綺麗に撮れてると思わない?」ほらほら!
セイヤ「俺は写真を撮られるの好きじゃないんだが…」
レミリア「それはもう何度も聞いているわよ…LINEで送るからちゃんと保存して置きなさい!そしてホーム画面にしなさい!」命令よ!
セイヤ「保存はするがホーム画面にするのは勘弁してくれ…」
レミリア「私はホーム画面にするからそのつもりでいなさい♪」設定完了☆
セイヤ「肖像権の侵害的な感じで逮捕するぞ?」
レミリア「セイヤの家に永久拘留するというのなら願ったり叶ったりよ❤︎」この写真は宝物にしましょ❤︎
セイヤ「もう何を言っても無駄みたいだな…」はぁ…
男『俺完全に蚊帳の外…』ポツーン…
レミリア「さぁセイヤ、次はあっちを見て回りましょう?」ギュゥッ…
セイヤ「はいはい…仰せの通りに…」スタスタ
男『俺もあんな可愛い彼女が欲しいな…』何故俺は1人でこんな所に来てるんだっけ…
レミリア「それにしても本当に嬉しいわ…///セイヤと2人っきりでデートが出来るなんて…///」スタスタ
セイヤ「俺も…嬉しいというか楽しいというか…そんな気分だな」スタスタ
レミリア「その台詞に楽しいは不要よ…普通に嬉しいだけで良いじゃない」スタスタ
セイヤ「お前が好きに捉えれば良いだろ…素直になり切れないのが俺なんだよ……多分」スタスタ
レミリア「なら私の好きに捉えさせて貰うわ…///」ギュゥッ!
セイヤ「そうしてくれ…」スタスタ
レミリア『セイヤが少しずつだけれど素直に気持ちを伝えてくれているわ…///嬉しい…///』スタスタ
セイヤ『今日はレミリアに…あの日の事、もう1度謝っておかなくちゃな…』スタスタ
2階も大体の探索が終了…
レミリア「あら…彼処にお土産屋さんが在るわね…」チラ…
セイヤ「まだ時間あるし少し見て行くか?」
レミリア「そうね。咲夜達にも何かお土産を買って行ってあげましょうか♪『そして私とセイヤがデートをしたという事実を心に刻み込んで貰いましょう❤︎』」スタスタ
セイヤ「なぁレミリア、お前歩き疲れたりとかしないのか?」スタスタ
レミリア「え…?えぇ…まだ大丈夫よ…そう言うセイヤは大丈夫なの?」スタスタ
セイヤ「伊達にお前の親父さんに鍛えられてないさ…お陰様で足腰の強さには自信が付いたよ…」スタスタ
レミリア「こ、腰の強さ…///」う〜…///
セイヤ「OK分かった…俺が悪かったよ」スタスタ
〜月命館(お土産コーナー)〜
レミリア「お土産の種類も豊富ね…帰りにまた寄って買いに来ましょう?」咲夜にパチェに美鈴にフラン…
セイヤ「だな…明日の博麗神社に行く時の菓子折り、此処のお土産でも良いかもな…」結構高価な物ばかりだし…
レミリア「へぇ〜…私とデートしている最中にもう明日の心配をしているのね〜…」頰プクー☆
セイヤ「え?いや…別にそんなつもりは…」アセッ…
レミリア「別に私は拗ねたりなんかしないわ…私は大人のレディーだもの…こんな事で拗ねたりする程お子様じゃないもの…」プクー☆
セイヤ「いや頰が風船みたいになってるだろうが…滅茶苦茶拗ねてるだろうが…」悪かったよ…
レミリア「ちょっと気を許すと直ぐに別の事を考えるわよね〜セイヤは…」プクー☆
セイヤ「謝るから機嫌直してくれ…な?」手を合わせながら…
レミリア「ゔー……次は無いわよ?」ギュゥッ!
セイヤ「本当に申し訳無い…」
「それはどういう事だ!」
セイヤ「すいませんすいません!何卒お許し下さいレミリアお嬢様!」なでなでなでなで!
レミリア「ちょ、ちょっとセイヤ私じゃ無いわよ!///それとそんなに強くなでなでしたら折角セットした髪がくしゃくしゃになっちゃうじゃない!///」あわわわ!
セイヤ「は?じゃあ今俺に怒鳴ったのって誰だ?」これはこれは…大変失礼致しました…
レミリア「彼処に居る人達がどうやら揉めているみたいね…」館内では静かにしなさいよ…全く…
セイヤ「ふ〜ん…まぁ俺達には関係無い事だろ…」多分俺達も人の事言えない身だぞ?
「18時から来る予定だった演奏家が来れないって…じゃあ予定していた演奏会はどうするんだ!?」
レミリア「18時から演奏会?私達も今から行きましょう?セイヤ」
セイヤ「でも話から察するに中止になりそうな流れだぞ?」来れないって言ってるしな…
レミリア「それは残念ね…少し話を聞きに行きましょうか…」グイッ!
セイヤ「お、おいレミリア引っ張るなよ!『嫌な予感がする…でも良い予感でもある様な気が…』」スタスタ
レミリア「ちょっと其処の人、少しだけ話を聞いて欲しいのだけれど…」スタスタ
「ん?おぉっ!君はあのスカーレット財閥の御令嬢。レミリア・スカーレットお嬢様じゃありませんか!」
レミリア「あら?私の事を御存知だったの?」
「勿論です!申し遅れました。私、僭越ながらこの月命館の館長を務めさせて頂いております。月野探です。以後、お見知り置きを…」名刺差し出す…
レミリア「御丁寧にありがとう。それよりもどうかしたのかしら?予定されていた演奏会が中止になりそうな雰囲気だけれど…」今の今まで演奏会がある事を知らなかったのだけれど…
月野「はい…来る予定だった演奏家が突然来れなくなってしまいまして…この演奏会を楽しみに来るお客様も居るというのに…」
セイヤ「へぇ…そんなに有名な演奏家が来るんだな…此処は」そりゃ驚きだ…
月野「あぁ〜…これからどうすれば…」中止にすれば今後に影響が…
レミリア「もし良ければだけど…私達がその演奏会を代わりに引き受けましょうか?」
セイヤ「はぁっ!?レミリア!お前突然何言い出すんだ!」
レミリア「別に良いじゃない、ディナーの時間まで余裕があるのだから」
セイヤ「そういう問題じゃないだろ!然もなんだよ【達】って!まさか俺もそれに参加しなきゃならんのか!?」
レミリア「当たり前でしょう?セイヤはピアノ。私がバイオリン。最高の演奏会になりそうじゃない?」
セイヤ「素人がしゃしゃり出てどうする!お客様落胆して帰るのが目に見えてるわ!」
月野「あの…失礼ながら其方の男性は…?」恐る恐る…
レミリア「紹介するわ。私の彼氏にして未来の旦那様…///水奈月セイヤよ…///」言っちゃったわ///
セイヤ「彼氏じゃないし未来の旦那様でも無い!別に嬉しくない訳じゃ無いが他の人にペラペラとそういう事を口走るのはやめろ!」恥ずかしいだろ!
月野「みなづき?…もしかして君は…文子君の息子さんかい?」
セイヤ「え?ど、どうして母さんの名前を?」
月野「私の中学の時の教え子だよ!いやー!懐かしい!彼女の弾くピアノの音色は素晴らしかった!君もよく見れば目元が文子君にそっくりだよ!」肩ガシッ!
セイヤ「は、はぁ…」実感湧かない…
月野「セイヤ君、そしてレミリアさん…是非君達に頼みたい事がある…」
レミリア「分かっているわ…演奏会に来れない演奏家の代わりに、私達がそれに出れば良いのよね?」
月野「頼めますか?」
レミリア「私は一向に構わないわ…セイヤはどうするの?」チラ…
セイヤ「先に言っておきますけど…母さんの様に上手くは弾けませんからね?」
月野「構わないよ…是非君の奏でる音色を聴いてみたい」
レミリア「なら決まりね。時間もあまり無いみたいだし、早速で悪いのだけれど案内して貰っても良いかしら?」
月野「分かりました。此方です」スタスタ
セイヤ『ピアノ弾けるのは嬉しいが…観客有りだと緊張するな…』スタスタ
レミリア『セイヤと演奏♪セイヤと演奏♪』う〜♪う〜♪
〜月命館2階(音楽ホール)〜
セイヤ・レミリア『『よ、予想していたよりも遥かに広い空間(だわ…)だな…』』(唖然)
月野「ふむ…レミリアさんはその格好でも十分ですが…セイヤ君は着替えた方が良さそうですね…」
レミリア「是非タキシード着用でお願いしたいわ❤︎」モチベーションが上がるから❤︎
月野「分かりました。さぁセイヤ君…此方に」ちょいちょい…
セイヤ「はぁ…」スタスタ
〜着替え完了〜
セイヤ「やっぱりピシッとした格好は苦手だ…」タキシード服装備☆
レミリア『う〜…///結婚式は執事服を着て貰おうかと思っていたけれど…タキシードも悪くないわ…///』やっぱり結婚式にはタキシードなのかしらね…///
月野「ほぉほぉ…流石レミリアさんの彼氏なだけはありますね」良くお似合いですよ♪
セイヤ「だから彼氏じゃないですよ…それよりもレミリア…演奏する曲は決まってるのか?」
レミリア「ふふふふ…実は私、セイヤが好きな曲は全てマスターしているのよ!」愛故に!
セイヤ「という事はdeemoの曲は全部弾けるって事でFinalAnswer?」それはどうも…
レミリア「FinalAnswerよ!」ふふん!
セイヤ「なら曲は…」ヒソヒソ…
レミリア「流石ねセイヤ…私と選曲が全く同じよ♪」ヒソヒソ…
演奏会の始まり始まり〜♪
ざわざわ…!ざわざわ…!
ヒョコッ…
カーテン|レミリア「そして予想よりも遥かに人が多いわね…」
ヒョコッ…
カーテン|セイヤ「だな…こんな大勢の前で演奏する羽目になるとは…人生どう転ぶか分かったもんじゃないな…」
月野「それでは2人共…宜しくお願い致します…」ペコ…
レミリア「任せて置きなさい!」
セイヤ「まぁなる様になるさ…」
「それでは此れより…月命館恒例の演奏会を始めさせて頂きたいと思います…」
パチパチパチパチパチパチ☆
レミリア「行くわよ…セイヤ」スタスタ
セイヤ「あ〜…緊張してきた…ア◯パノール内服液が欲しい…」スタスタ
スタスタスタスタピタ…
「それでは今回の奏者である2人を紹介させて頂きます。先ず左手に見える女性は、あの有名なスカーレット財閥の御令嬢…レミリア・スカーレットさんです」
レミリア「…」ペコ…
「スカーレット財閥の御令嬢!?何故その様な方がこんな小さな演奏会に!?」パチパチ☆
「流石だ……お美しい…」パチパチ☆
「噂では聞いていたが…まさか此処まで美しいとは…」パチパチ☆
「その隣の男性は…見事、スカーレット財閥御令嬢の心を射止めた未来の旦那様…水奈月セイヤさん」
「ほほう…なんと羨ましい…」パチパチ☆
「相当出来た男性なのだろうな…」パチパチ☆
「演奏にも期待出来そうだ…」パチパチ☆
セイヤ『なんか無駄にハードル上がってるんだが…それと未来の旦那様じゃありません…』ペコ…
「それでは皆様…心行くまでお楽しみ下さい…」ペコ…
セイヤ『大丈夫だ…落ち着け…俺…』すぅ…ふぅ…
レミリア「それでは、演奏会の始まりを飾るのはこの曲…Reflection…」スッ…
セイヤ「…」ピアノ〜♪
月野『あのピアノを弾く姿勢…本当に…文子君そっくりだよ…』
『なんて心地よい音色なんだ…』
『2人の息もピッタリだ…』
『ふむ…悪くないな…』
レミリア『流石ね…セイヤ』バイオリン〜♪
セイヤ『レミリアもな…伊達に長い間、習い事をしていたって訳じゃないみたいだな…』ピアノ〜♪
そして…演奏会もいよいよ残す所あと1曲…
セイヤ「この演奏会も残す所あと1曲となりました…最後を飾る1曲は…」スッ…
レミリア「Lune…」スッ…
セイヤ「…」ピアノ〜♪
レミリア『ふふ…もうすっかり緊張も解けている様ね…』バイオリン〜♪
セイヤ『折角の機会なんだ…精一杯楽しんだ方が得だろ?』ピアノ〜♪
レミリア『その通りよ♪2人で精一杯楽しみましょう?セイヤ♪』バイオリン〜♪
セイヤ『まさかレミリアと演奏会に出る事になるとはな…』ピアノ〜♪
レミリア『これからも私達は同じ運命を辿るのよ…どんな時でも常に一緒…そう約束してくれたでしょう?』バイオリン〜♪
セイヤ『そうだな…もしも、それが俺達の運命の道標だって言うのなら…俺も喜んで辿るとするさ…その道標を…』ピアノ〜♪
月野『こんな難易度の高い曲まで弾けるのか…』驚きだ…
『優しくも力強い音色…心に重く響くな…』
『何より…あの2人の楽しそうな表情…観ている此方も楽しい気分になってくるな…』
『目と耳の両方で楽しめる演奏会…とても良い気分だ…』
こうして俺達2人の演奏会は取り敢えず成功という形で幕を閉じるのだった…
「凄く感動しました!流石スカーレット財閥の御令嬢!」握手して下さい!
レミリア「あ、ありがとう…」ギュ…
「貴方の演奏もとても心に響きました!其方のお嬢さんと末永くお幸せに!」ギュ…
セイヤ「え?あ、いや…どうも『突っ込みたいが突っ込めない空気…』」ギュ…
約10分後…
セイヤ「よ、漸く人が捌けたな…」演奏するよりも疲れた…
レミリア「ま、まさかあんなに囲まれる事になるなんて…思いもしなかったわ…」悪い気分では無いけれど…
月野「セイヤ君、レミリアさん…改めて御礼を言わせて下さい…本当にありがとう…」ペコ…
セイヤ「いえ、なんだかんだで楽しめたんで…な?レミリア」
レミリア「そうね。凄く充実した時間を過ごせたわ…此方こそ御礼を言わせてちょうだい。ありがとう」ニコ
月野「そう言って頂けると幸いです…今夜は確かディナーのご予約をされているんですよね?」
レミリア「えぇ、3階のKARUNAというお店に予約を入れてあるわ」
月野「もし宜しければそのお店のVIPルームにご案内致しますが…如何なさいますか?」
セイヤ「良いんですか?そんなVIPそうなルームに案内して貰っちゃって…」
月野「気にしないでください…私からの細やかな御礼という事で…受け取って頂けないでしょうか…」
レミリア「なら、お言葉に甘えさせて貰おうかしら」
月野「畏まりました。さぁ、どうぞ此方へ、案内しますよ」スタスタ
〜KARUNA(VIPルーム)〜
月野「どうぞ、お入り下さい」ガチャッ…
セイヤ「うわ…凄い綺麗な内装だな…」スタスタ
レミリア「本当ね…流石VIPルームと言われるだけあるわ…」スタスタ
月野「それでは私はシェフに料理を運んで来る様に伝えてきますので…」ペコ…
バタン…
セイヤ「と、取り敢えず座るか…」スタスタ
レミリア「そ、そうね…」スタスタ
スト…
セイヤ「広くて落ち着かないな…」キョロキョロ…
レミリア「私の部屋と大差無いと思うのだけれど…」確かに広いけれど…
セイヤ「まぁ…確かにそうかもな…」言われてみれば…
レミリア「そう言えばセイヤ、セイヤはピアノをいつ頃から弾いていたの?」
セイヤ「偶に弾く程度だったからなぁ…確か小学生の頃くらいからだったかな」
レミリア「私と大体同じくらいなのね。セイヤのお母様はプロのピアニストか何かだったの?」
セイヤ「中学と高校時代にはコンクールで賞を取ってたらしいが…別にプロのピアニストって訳じゃ無かったな」
レミリア「セイヤの家族は全員音楽が好きな家族なのね」
セイヤ「残念ながら俺は才能に恵まれ無かったけどな…プリズムリバー三姉妹やレミリアの奏でる音色を聴いているとつくづく思い知らさせるよ…」はは…
レミリア「才能の有る無しは関係ないわよ…音楽は気持ちで奏でるものよ…セイヤの奏でる音色が…私は世界で1番好きよ」ニコ
セイヤ「…お前は自分の思った事を躊躇う事なく口にするよな…」
レミリア「そうかしら?…でも、今の私が在るのは…セイヤ…貴方のお陰よ」
セイヤ「俺はお前にそんな大層な事、した憶えは無いぞ?」
レミリア「その理由も後で話すわ♪」ふふ…
セイヤ「左様で御座いますか…」はぁ…
ガチャッ…
シェフ「失礼します…料理をお持ちしました」ペコ…
レミリア「御苦労様…」
セイヤ「一応分かってた事だが…凄まじく豪華な料理だな…」
レミリア「当然でしょう?私達のディナーに庶民的な料理は似合わないわ♪」咲夜達が作る料理は例外だけれど♪
セイヤ「何も此処まで豪華な料理にしなくても…」これ何の肉だ?
シェフ「それでは、ごゆっくり…」ペコ…
レミリア「それじゃあセイヤ…いただきましょうか…」グラス持つ…
セイヤ「あぁ…」グラス持つ…
レミリア「この何にも変えがたい…幸せな時間に…」スッ…
セイヤ「乾杯…『流石親子だな…同じ様な台詞言ってるよ…』」スッ…
ゴク…
セイヤ「……うん…普通の葡萄ジュースだな…」コト…
レミリア「私達は未成年だもの…仕方が無いじゃない…」コト…
セイヤ「俺はどうにも…酒を好きにはなれないだろうけどな」パク…
レミリア「そ、そうね…多分そうだと思うわ…『お酒飲む度にあの状態になっていたら大変だものね…』」パク…
セイヤ「にしても美味いな…」お…うっめこれ…
レミリア「どうせ咲夜達が作る料理の方が美味しいって言うのでしょう?」パク…
セイヤ「よくご存知で…それにレミリアだってそう思ってるんだろ?」モグ…
レミリア「そ、それはそうだけれど……なら…私が今日作ってきたお弁当とこの料理…どっちの方が美味しい?」カチャン…
セイヤ「んなの比べる必要性が微塵も無いだろ…」パク…
レミリア「や、やっぱりプロのシェフと私の料理を比べるのは失礼よね…」咲夜が作った料理ならともかくとして…
セイヤ「そうだな…失礼過ぎる」モグモグ…
レミリア「…」ウル…
セイヤ「こんな糞みたいな料理とレミリアの作った料理を比べるなんて馬鹿げてるからな…」量少ないな…まぁ俺向きではあるが…
レミリア「…え?…ど、どういう事?」
セイヤ「?…どういう事も何も無いだろ…あの弁当はレミリアが俺の為に作ってくれたんだろ?なら比べる必要なんか無い…それだけで俺は嬉しいからな」
レミリア『そうだったわ…セイヤはこういう人よね…///』クスッ…
セイヤ「何笑ってんだよ…」
暫くして…
スッスッ…パク…
レミリア『美味しいけれどやっぱり咲夜やセイヤの作った料理の方が全然美味しいわね…』モグモグ…
セイヤ『上品な食べ方するよな…レミリアって…流石お嬢様と言った所か…』じー…
「…ヤ」
セイヤ『こんな綺麗なお嬢様が…こんな俗物根暗駄目人間の俺を好き…ねぇ……実感湧かない通り越して申し訳が立たねぇな…』じー…
「……てるの?」
セイヤ『咲夜も妖夢もフランも…一体俺の何処が好きなのだろうか…結局いくら考えても思い当たる節が無かったからな……最終的に自虐して何度死にたいと思ったことか…』じー…
「ちょっとセイヤ!聞いてるの!?」
セイヤ「うぉっ!?な、何だよレミリア…いきなり大声出して…」ビックリした…
レミリア「さっきからずっと呼んでいたのに…それにレディーが食事をしている所を凝視するなんて、趣味が悪いわよ?」う〜…
セイヤ「い、いや…上品で綺麗な食べ方するなと見惚れてたんだ……あ」
レミリア「///」シュ〜☆
セイヤ「今の無し…」
レミリア「もう取り消しは効かないわよ…///」
セイヤ『はぁ…マズった…』
レミリア「ご、ご馳走様…///す、少しお花を摘みに行って来るわ…///」スクッ…スタスタ
セイヤ「い、いってら…」ゴク…
コト…
セイヤ「何言ってんだ俺は……ん?」チラ…
歯ブラシ「何見てんねん…お?」
ヒョイッ…
セイヤ「使い捨ての歯ブラシ?ご飯を食べたら歯磨きしなさいってか?」スクッ…
〜御手洗い(女性)〜
レミリア「あれ?ポーチに2本入っていた筈の使い捨て歯ブラシが1本見当たらないわね…」ゴソゴソ…
ピリッ…
レミリア「まぁ別に1本あれば十分よね…」デート中に食事をしたら歯磨きをするのが淑女の嗜みよね♪
〜KARUNA(VIPルーム)〜
レミリア「……セイヤが居ないわ」ポツーン…
ガチャッ…
セイヤ「何だ…戻って来てたのか…」スタスタ
レミリア「貴重品置いたまま何処に行ってたのよ…もしも盗まれていたら帰れなくなるのよ?」ジトー…
セイヤ「お花を摘みに行ってました…それと面目次第も御座いません…」ペコ
レミリア「特別に許してあげるわ…さぁ、そろそろ第1展望台に向かいましょう?」スクッ…
セイヤ「食事の代金は払わなくて良いのか?」財布出す…
レミリア「既に私の口座から引き落としして貰っているから大丈夫よ。そんな事よりも早く行きましょう❤︎」ギュゥッ!
セイヤ「あ、あぁ…///そうだな…///『相変わらずいい匂いがするな…///』」スタスタ
レミリア『昨日のボディーソープとシャンプーはいつも使っているものとは別物だから香りが消えないのよね♪』スタスタ
〜月命館(2階外)〜
セイヤ「第1展望台は2階の外にあるのか…」スタスタ
レミリア「この月命館の中で1番高い展望台だそうよ?」スタスタ
セイヤ「もしかして外から見えたあの変な建物の事か?」スタスタ
レミリア「その通りよ♪」スタスタ
ピタ…
セイヤ「高いな…然も螺旋階段…」
レミリア「ここから見ると見事なシンメトリーね…景色もとても良さそう…」
セイヤ「それでは参りましょうか…レミリアお嬢様…」スタスタ
レミリア「中々心得ているじゃない♪」スタスタ
〜第1展望台〜
セイヤ「流石展望台…ベンチがあるな…」一つだけだが…
レミリア「丁度良いじゃない。ゆっくり月を眺める事ができるでしょう?」スタスタ
スト…
セイヤ「…今日は…綺麗な満月だな…」月を見上げる…
レミリア「本当……天候に恵まれて良かったわ…」月を見上げる…
セイヤ「………なぁ…レミリア…」
レミリア「?…何?」
セイヤ「いや…俺は、レミリアに謝っておかなきゃならない事があるんだ…」
レミリア「私に?私はセイヤには何もされて無いわよ?むしろ私の方がセイヤに色々しているじゃない…」でも私は謝らないわよ?
セイヤ「レミリアに告白された時…俺はお前に酷い事言ったよな…たった1年ちょっとしか居ないお前に…俺の何が分かるんだ…って…」
レミリア「私はもう気にしてないわ…キチンとあの後も謝ってくれたじゃない…」
セイヤ「お前は…そのたった1年ちょっとしか居ない俺の事を…好きになってくれた…だから俺はもう1度…謝らなくちゃならないんだ……レミリア、あの時は本当に悪かった…反省してる…」ペコ…
レミリア「だ、だから良いって言ってるじゃない!」ワタワタ…
セイヤ「だけど…好意を伝えてくれた相手に対して…俺は…」
レミリア「セイヤは変な所で律儀になるわよね…もっと別な所で律儀になりなさいよ…」
セイヤ「申し訳ありません…」
レミリア「さっきから謝ってばかりじゃない…」
セイヤ「確かにそうだな……ならレミリア…お前が月を好きな理由…話してくれないか?」
レミリア「…そうね……私が小さい頃から厳しく育てられていたのは知ってるわよね?」
セイヤ「あぁ…」
レミリア「あの時の私は…全ての出来事が苦痛だったわ…望まない物を押し付けられ続ける…そんな日々に嫌気が差していた…」
セイヤ「…」
レミリア「私が1人で落ち込んでいる時は…誰も声を掛けてはくれなかった…1番寂しかった時、1番辛かった時、1番悲しかった時、1番苦しかった時には…誰も側には居てくれなかった…」
レミリア「咲夜達も励ましてくれた…でも…1人で泣いている時には…誰も…側には居てくれなかった…」
レミリア「でもそんな時は…いつも月を眺めて…月に慰めて貰っていたわ…寂しかった時、辛かった時、悲しかった時、苦しかった時はいつも…月が私を照らしてくれた…」
セイヤ「そう言えば…俺がレミリアの部屋に行ったあの日も…綺麗な満月だったっけな…」
レミリア「あの部屋は私のお気に入りの部屋よ……そして…私が本当の意味で月を好きになったのは…貴方のお陰よ…セイヤ」
セイヤ「俺のお陰?それはどういう意味だ?」
レミリア「あの日…セイヤは私の為に自分を顧みずお父様に挑んでいった…下手をすれば、これから一生真面な人生を送れない様な体になっていたかも知れないのに…」
セイヤ「まぁ確かに真面な人生送れなくなってたかもな…」はは…
レミリア「あの時…お父様の紅桜を食らっても尚、立ち上がったセイヤの姿を…私は忘れないわ……私はあの時のセイヤに勇気を貰った…どんな困難にも決して退かない…決して諦めない…そして…」
セイヤ「そして…何だよ…」
レミリア「セイヤがボロボロになっても立ち続けた姿は……まるで月の様に見えたわ…いつも私を励ましてくれた…私の大好きな月…その姿にそっくりだった…」
セイヤ「その喩えは嬉しいが…これは素直に喜んで良いのだろうか…」
レミリア「セイヤは言ったわよね?欠けたり満ちたりを繰り返すって…セイヤにピッタリよ…時に欠け、時に満ち…そして……時には…姿を消してしまう辺りなんか…本当に…月の様…」
セイヤ「…」
レミリア「貴方は私だけを…決して照らしてはくれない……他の皆を照らし続ける…私達に別け隔てなく…照らし続けてくれる…」
セイヤ「俺は…そんな存在なんかじゃない…お前達を照らし続ける存在は…俺じゃないんだよ…」
レミリア「それはセイヤの言い分でしょう?私はそうは思わないわ…この1年とちょっとの時間…貴方と出逢って…ずっと貴方の姿を見続けてきた…貴方の誰かを想う気持ちに…私はドンドン惹かれていった……ふと気が付いたら…貴方だけの事を考えている…ずっと側に居たいと思う様になっている…そんな自分がいた…」
セイヤ「はっ…其処まで想って貰えてるなんて…俺は幸せ者だな…」月を見上げる…
レミリア「セイヤが私達の幸せを願ってくれている様に…私もセイヤの幸せを願っているわ…」
セイヤ「俺の幸せはレミリア達が幸せになる事だ…だからレミリアは自分の幸せだけを考えてればいい…」
レミリア「なら…セイヤが私を幸せにしなさいよ…私は貴方が側に居てくれれば…他に何も望まないわ…」手を握る…
セイヤ「はぁ……ったく、どうして俺なんだよ…」この台詞一体何回言えばいいんだか…
レミリア「これだけ言ってもまだそんな事を言うのね……私はできる事なら貴方と離れたくは無いわ……死が私達2人を別つ、その時まで…ずっと側に居て欲しい…」
セイヤ「あの…それプロポーズする時の言葉ですよね…?多分ですけど…」
レミリア「私は常にそのつもりよ?その気が無いのは貴方だけじゃない…私が幸せになる方法はたった一つだけ…貴方が側で支え続けてくれる事…これだけよ……もしかしたら私は…永遠に幸せにはなれないかも知れないけれどね」ふふ…
セイヤ「そんな事…言わないでくれ…」
レミリア「自分でも不思議よ…どうして貴方の事をこんなにも愛しているのか…自分で自分が分からないわ…でも、これが私の気持ち…嘘偽りの無い…私の気持ちよ…セイヤ」ニコ
セイヤ「きっとお前は…その選択を悔いる事になるぞ?……きっとな…」
レミリア「悔いるくらいなら最初から好きになんてならないわ…………ねぇ…セイヤ」
セイヤ「何だよ…」
レミリア「その……キス…して?///」ギュッ…
セイヤ「と、突然何言い出すんだよ!///無理に決まってるだろ!///」
レミリア「私の事を…少しでも愛おしいと想ってくれてるなら……今此処で…キス…してちょうだい…///」
セイヤ「………レミリア…お前…卑怯過ぎるだろ」スッ…
チュッ…
レミリア「んっ…///………ぷはぁ…///せ、セイヤ…///」ドキドキ…
セイヤ「愛おしく想ってないやつに命懸ける程…俺は馬鹿じゃねぇよ…」スッ…
レミリア「なら…他の皆にもキスするって事になるわよね…?」う〜…
セイヤ「場合による……ただ…今のレミリアにキスしなくちゃ…何処か遠くに行っちまう…ふとそんな気がしたんだ……今のレミリアを見て…俺は…本気でお前の事を愛おしいと想った…」
レミリア「セイヤ…///」ギュッ!
セイヤ「お前が俺の側を離れたくないって想ってくれている様に…俺だってお前の側を離れたくない…」なでなで…
レミリア「もう私達…///付き合っちゃいましょ?ね?///」ギュゥゥッ…
セイヤ「こ、答えはまだ出せないから…///先送りさせてくれ…///保留にさせてくれ頼むから…///貴女の気持ちは伝わりました的な感じだから…な?」なでなで…
レミリア「女の子にキスしておいて…先送りだとか保留だとか…酷い男よね………でも」ジトー…
セイヤ「で、でも…?」嫌な予感…
レミリア「そんな貴方の事を好きになってしまった…私の負け……だから私の気持ち…もう1度受け取ってちょうだい❤︎」グイッ!
セイヤ「ちょっ!?んむっ!?」
レミリア「んちゅ…///ちゅっ…///れろ…///」グググッ!
バッッ!
セイヤ「はぁっ…!///はぁっ…!///ば、馬鹿野郎ッ!俺を心臓麻痺で殺す気かッ!?」バックンバックン…
レミリア「セイヤは初心ね…///でもそんな所も可愛らしくて私は好きよ…?///」ふふ…
セイヤ「初心とかそう言う問題じゃねぇ!し、舌まで入れてきてどういうつもりだ!」バックンバックン…
レミリア「それにしてもキチンと歯磨きしてたのね…セイヤもキスする気満々だったんじゃない❤︎」
セイヤ「あれは食事の後は歯を磨きなさい的な感じでさり気無く落としたんじゃ無かったのか!?」そしてサラリと流すな!
レミリア「私は最初からセイヤとキスする為に歯ブラシを持ってきてたのよ?」やっぱり落としていたみたいね…
セイヤ『そ、そんなっ…』ガーン☆
レミリア「さ、気を取り直して月を眺めましょう❤︎」ギュッッ!
セイヤ『気を取り直せねぇ〜…』ズーン↓
その後、俺とレミリアは…時間が許す限り…月を眺め続けた。
〜月命館(外)〜
セイヤ「はぁ……もう駄目だ…お終いだぁ…」フラフラ…
レミリア「もう…いい加減シャキッとしなさいよ…」スタスタ
セイヤ「あの月野さんのニヤニヤした顔…まだ脳裏に焼き付いて離れない…」フラフラ…
レミリア「別に良いじゃない♪事があったのは事実なのだから♪」スタスタ
セイヤ「お前はホントお気楽だな…」フラフラ…
レミリア「咲夜達へのお土産も沢山買ったし、後は私の部屋でお泊まりするだけね❤︎セイヤ❤︎」スタスタ
セイヤ「泊まる訳無いだろ!お馬鹿な事を言うんじゃありません!」※お土産は全てセイヤ君が持っています
レミリア「ここまで来たらもう何も怖くないでしょう?お、お互い初めて同士だし…///優しくしてくれれば…///私はそれで良いから…///た、但し!///責任はちゃんと取って貰うわよ!///」ビシッ!
セイヤ「勝手に話を進めるなぁっ!!」館内で貰った団扇でペチペチ☆
レミリア「う、う〜…う〜…」や、やめなさいよ〜…
「おやおや…仲睦まじいカップルだねぇ…」
レミリア「か、カップル!?そうよね!?やっぱりそう見えるわよね!?」
「中々素直になれない彼氏さんの様だねぇ…さぞ苦労している事だろう…」
レミリア「そうなのよ…私はこんなにも必死でアピールしているのに、全然手を出す気配が無くて困っているの…どうにかならないかしら…」
セイヤ「手ぇ出してたまるかっ!!」咲夜さんに殺されるわっ!
「私はこれでも元占い師なんだ…実はお嬢さん達が付き合っていない事もお見通しなんだよ?」ヒソヒソ…
レミリア「ば、バレていたのね…で、でもいつか必ず…私はセイヤと2人並んで明るい未来を築いていきたいわ…」ヒソヒソ…
「ふふ…そう言うと思っていたよ…ならお嬢さんにコレを買う権利を与えてあげよう…」チャラッ…
レミリア「これは…月のネックレス…かしら…」凄く綺麗…
「ただの月のネックレスじゃあ無いんだよ…ほれっ…」スッ…
レミリア「っ……ぺ、ペアネックレス…///」
「今なら特別にお嬢さん達の名前をルーン文字で彫って…お嬢さんの願いをこのネックレスに吹き込んであげるけど…どうする?」
レミリア「言い値で買うわ!!」財布出す!
セイヤ「何だ何だ?買い物するのか?」
レミリア「そ、それで!?お幾らかしら!?」
「50000円♨︎」
セイヤ「高っ!?あんた占い師みたいな格好してるがさては詐欺師だなっ!?」警察呼ぶぞ!
レミリア「50000円くらいなら余裕で払えるわ!」スッ…
セイヤ「す、すみません…もう少しだけ安くなりませんか?実はこのちんちくりんに何かプレゼントするって約束したんですけど…ここまで欲しがるものなら、出来れば自分がプレゼントしてやりたいんですけど…だからどうかもう少しだけ安く…」ヒソヒソ…
「仕方がないねぇ…なら半額の25000円でどうだい?」ヒソヒソ…
セイヤ「ぅ……き、厳しいですが…それで良いです…買います…」今月バイト代出るまで厳しくなってしまった…
「お嬢さん、彼氏さんが買ってくれるみたいだよ?」
レミリア「えっ!?せ、セイヤ…買ってくれるの?」
セイヤ「何かプレゼントするって約束したからな…このネックレスで良いのか?」
レミリア「///」コクン…
セイヤ「すみません…それじゃあコレで…」
レミリア「せ、セイヤは少しだけあっちで待っててちょうだい!///」グイグイッ!
セイヤ「わ、分かったって…それじゃあ代金は此処に置いておきますね…」25000円丁度で…
スタスタスタスタ…
「ふふ…それじゃあお嬢さんの名前、それと彼方の男性の名前…そしてお嬢さんの願い…教えて貰ってもいいかな?」
レミリア「私の名前はレミリア・スカーレット…彼の名前は水奈月セイヤ……そして…私の願いは……………………………………………………………よ///」
「お嬢さんの願い…確かに聞き届けたよ。少しだけ待ってなさい…」
レミリア「え、えぇ…///」モジモジ…
☆ネックレス完成☆
「はい…完成したよ」チャラッ…
レミリア「ありがとう…元占い師のお婆さん」受け取る…
「良いってことよ。こっちも商売だからね…でも、私個人としても…お嬢さんの願いが叶う様…陰ながら祈っているよ」ニコ
レミリア「必ず……必ず叶えてみせるわ…」ニコ
「さ、お行きなさい…愛しの彼が待っているよ…」
レミリア「えぇ♪」スタスタ…
「ふふ…若いとは素晴らしい事だねぇ…爺さんに恋心を抱いていたあの頃を思い出すよ…」
スタスタスタスタ…
セイヤ「ん?終わったか…結構時間掛かってたな…」
レミリア「そ、その…///セイヤ…///これ…///」つネックレス
セイヤ「俺に?俺はレミリアに買ってやったんだが……って…三日月型のネックレス?」チャラッ…
レミリア「わ、私のはこっち…///そ、それとそのネックレス…///できる限り外さないでちょうだい…///」モジモジ…
セイヤ「『可愛い…///』あ、あぁ…///分かった…///」
レミリア「う〜……付けられたわ♪どう?似合うかしら?」キラン☆
セイヤ「凄く似合ってるよ……にしてもこれ、ルーン文字で彫ってあるな…なんて彫ってあるのかは分からないが…」チャラッ…
レミリア「それよりも早く付けなさい!命令よ!」うー!うー!
セイヤ「わ、分かった分かった…こんな事で一々命令するな…っと」カチ…チャラッ…
レミリア「ぁ…///」ドキッ…
セイヤ「鎖が長くて付けやすかったな…それに俺好みのデザインだ……ん?どうしたんだレミリア…」シンプルで格好良い…
レミリア「えっ?///な、何でも無いわ!///それより早くしないと電車来ちゃうわよ!?///」ガシッ!
セイヤ「お、おいっ!だから何度も言うが引っ張るなって!」スタスタ!
♨︎幻想町に帰って来ました♨︎
スタスタスタスタ…
レミリア「ねぇセイヤ、やっぱり今日は私の部屋でお泊まりしない?///」スタスタ
セイヤ「しない…それと俺はやる事ができた…」スタスタ
レミリア「…まさか他の女の子の所に行くつもりじゃないでしょうね?」そんなの許さないわよ… スタスタ
セイヤ「行くわけ無いだろ…それに…っと着いたな…」ピタ…
レミリア「あら…もう着いたのね…『何を言い掛けていたのかしら…』」ピタ…
セイヤ「それじゃあまたな…」ヒラヒラ…
レミリア「せ、セイヤ…あと少しだけ…時間をちょうだい…」服の裾掴む…
セイヤ「?…どうしたんだ?」
レミリア「元占い師さんから買ったネックレス…///出してちょうだい…///」
セイヤ「?…あぁ…ほら」グッ…チャラッ…
レミリア「この月のネックレスの意味…///セイヤに教えてあげるわ…///」スッ…
カチッ…
セイヤ「っ………おい…コレってまさか…///」
レミリア「喩えセイヤが欠けてしまったとしても…私が貴方の側に居る…そうすれば、このネックレスの様に…綺麗な月のままよ…」外す…
セイヤ「っ」ギュッ…
レミリア「ひゃっ…///せ、セイヤ…?///」ドキドキ…
セイヤ「さっき言い掛けた事…言わせてくれ…レミリア…」
レミリア「な、何かしら…?///」ドキドキ…
セイヤ「………いや…やっぱりいい…」
レミリア「な、何よ…気になるじゃない…」う〜…
セイヤ「言葉にするより…行動で示した方が早いからな…」スッ…
髪の毛にチュッ…
レミリア「………え?」ポカン…
パッ…
セイヤ「おやすみ…レミリア……いい夢を…」ニコ
スタスタスタスタスタスタ…
レミリア「髪の毛に……キス…されちゃったわ…///」シュ〜☆
〜紅魔館(エントランスホール)〜
レミリア「た、ただいま…///」フラフラ…
咲夜「お帰りなさいませ。お嬢様…」ニコ
フラン「セイヤとのデートどうだった?」
レミリア「え、えぇ…///凄く楽しかったわ…///」フラフラ…
咲夜「どうかなされましたか?顔が赤いですけど…」
フラン「まさか…!セイヤとしてきたの…!?」エッチな事を…!
レミリア「え?……えぇ…///してきたわよ…?///」キスを…///
咲夜「お、お嬢様の純潔が…遂に…」ガクガク…
フラン「嘘ぉ…私もセイヤとしたかったなぁ…ねぇねぇお姉様〜…セイヤとした時どんな感じだった〜…?」教えて教えて〜…
レミリア「頭が真っ白になって…///お互いの気持ちが流れ込んでくる様な…///とても心地の良い感覚だったわ…///」
咲夜「パチュリー様の言う通りになってしまいました…一体霊夢達にどう説明すれば良いのでしょう…」ガクガク…
フラン「セイヤは優しくしてくれたの?それと気持ち良かった?」興味深々☆
レミリア「凄く優しくしてくれたわ…///少しぎこちなかったけれど…///それは私も同じだし…///それと物凄く気持ち良かったわ…///」
咲夜『私もその場に居れば…!お嬢様が乱れに乱れるあんな姿やこんな姿が見られる筈でしたのに…!!』くっ…
レミリア「今日はもう疲れたから…///お風呂に入って寝るわ…///」フラフラ…
フラン「やっぱり疲れるんだ〜…私もセイヤとする時の為に頑張ろ❤︎」スタスタ
咲夜『是非ともお嬢様と妹様がセイヤと3ピー☆する所を見たいですね…///』スタスタ
〜とある公園〜
セイヤ「お前達が3人集まると碌な会話しないなっ!それとピー☆さん!前も言ったがキチンと仕事しろ!!」ガー!!
『五月蝿イナァ…感覚共有シテルンダカラ大声出サナイデクレル?』
セイヤ「黙れ…喋る暇があるなら意識を集中させろ…」人の事言えないがな…
『使イコナセナイノハオ兄サンガ悪インジャン、私ノ所為ニシナイデヨ。ソレニ結局アノ姿ヲ保ツノ、未ダニ3分ガ限界ジャン』カップラーメンデモ食ベルツモリナノ?
セイヤ「ぅ…」
『受ケ容レテクレタ事ハ凄ク嬉シイケドサ〜…結局使イコナセルカドウカハオ兄サン次第ナンダカラネ?ソレ分カッテル?』
セイヤ「わ、分かってるさ…だからこうしてコントロール出来る様になる修行をしてるんだろうが…」一々癪に触るやつだな…
『マ、私モオ兄サンノアノ姿…好キダカラネ❤︎モノニデキル様ニ頑張レ頑張レ〜♪』ファイトファイト〜❤︎
セイヤ「だったら早く意識を集中させろっ!気が散るだろうがっ!」ガー!
『チェッ〜…』フッ…
セイヤ「掛け替えのない人を護れるなら…愛おしい人を護れるなら…その為なら俺は…どんな代償だって払ってやる………喩え…」
「悪魔に心を売り渡したとしても…な…」
〜Wish lady is my wish…〜
END…
〜十六夜咲夜の朝のお務め〜
咲夜「…」スタスタ
皆さんこんにちは。私の名前は十六夜咲夜…紅魔館でメイド長を務めさせて頂いているごく普通の女子高生です。
咲夜「朝の7時…そろそろお嬢様と妹様を起こす時間ですね…」スタスタ
私がお仕えしているお嬢様、レミリア・スカーレットお嬢様は、気品とカリスマを兼ね備える才色兼備なお嬢様です。私はそのお嬢様に相応しい従者になるべく、自分を厳しく律し、完全で瀟洒な従者を目指して、日々精進する毎日です。
咲夜「お嬢様…咲夜です。起床のお時間ですよ?」コンコン…
「う〜…入って良いわよ〜…」
咲夜「失礼します…」ガチャッ…スタスタ
バタン…
布団「う〜…う〜…」モゾモゾ…
咲夜「お嬢様…お嬢様起きて下さい。ブラド様に怒られますよ?」ユサユサ…
布団「う〜…まだ眠いわ〜…」モゾモゾ…
咲夜「『仕方がありません…あの手を使いますか…』お嬢様…今日はセイヤが朝からブラド様と修行をなさる様ですよ?」
レミリア「おはよう!さぁ咲夜!早く着替えを出しなさい!」ガバッ!
咲夜「畏まりました…」ペコ
レミリア「う〜…やっぱり眠いわ〜…でもセイヤが修行をする所を見ない訳にはいかないし…」脱ぎ…
咲夜『おっと…私の休日唯一の楽しみである、お嬢様の生着替えの時間ですね…///』⚫︎REC
私の名前は十六夜咲夜。完全で瀟洒な従者を目指す普通の女子高生………でも完全で瀟洒になるのはまだ先でも良いかも知れませんね…///
【十六夜咲夜の朝のお務め】完
〜博麗神社での休日〜
霊夢「…」ズズズー…
私の名前は博麗霊夢。博麗神社で巫女を務める普通の女子高生よ。最近守矢神社が引っ越してきてから参拝客が激減して困っているのよね。※元から参拝客が少ないのは…クラスの皆には内緒だよ?
霊夢「ここら辺でちょっと趣向を変えてみようかしら…」ズズズー…
スタスタスタスタ…
魔理沙「おーす霊夢!遊びに来たぞー!」スタスタ
この見るからに喧しそうな女の子は霧雨魔理沙。不本意だけど一応私の幼馴染よ。
魔理沙「なんか今失礼な事考えてなかったか?」ジトー…
霊夢「気の所為よ…気の所為…」ズズズー…
魔理沙「今日も参拝客は0か?」霊夢の隣に座る…
霊夢「0よ0…全く困っちゃうわ。守矢神社が引っ越してきてからというもの、参拝客が減りに減って…私の唯一の楽しみであるお賽銭の音が聞けないのよ…」コト…
魔理沙『元から参拝客少ないだろ…今までと大差無い気がするぜ…』
霊夢「だから趣向を変えて何かイベントでも催そうかと迷っていた所なのよ」はぁ…
魔理沙「趣向を変える…か〜…」
霊夢「何か良いアイディア無い?そういうの結構ポンポン思い付くじゃない、あんたは」ズズズー…
魔理沙「う〜ん……………取り敢えずお茶が飲みたいぜ!」
霊夢「好きに飲めば良いじゃない…」いつも無断で飲んでる癖に…
魔理沙「それじゃあ遠慮なく!」スクッ!
霊夢「はぁ〜…」
〜5分後〜
魔理沙「お茶とお煎餅♪お茶とお煎餅〜♪」スタスタ
霊夢「ちょっと魔理沙…それ私が楽しみに取って置いたぽたぽた焼きよね?おばあちゃんのぽたぽた焼きよねそれ…」
魔理沙「ままま!細かい事は気にしない気にしない!」ストッ…
霊夢「全く…ならちゃんとしたアイディア出しなさいよ?」ズズズー…
魔理沙「任せとけ!」キラリーン☆
この魔理沙が出した案で、セイヤが振り回されるのは…まだまだ先のお話なのであった。
【博麗神社での休日】完
〜ちょこっと反省会〜
セイヤ「は〜い…皆さん席に着きましたか〜…?」
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「…」」」」」」」
セイヤ「無言は肯定と皇帝的な感じに捉えさせて頂きま〜す……さて、またまた皆さんにこうして集まって頂いたのは他でもありません。一応聞いておくのが義務的なアレなので…聞いておきま〜す…なんで此処に呼ばれたのか分かる人〜…挙手しろ挙手…」
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗「「「「「「「…」」」」」」」
セイヤ「あれ?分からないの?自分達が今までどんな事をやってきたのか分からないの?」
アリス「あの…何で私達は此処に呼ばれたのかな〜…?なんて」
セイヤ「ここ最近のお前達の言動は目に余る物がある…特に其処の馬鹿3人組!」
咲夜「呼ばれてますよ?霊夢、魔理沙……セイヤ」
セイヤ「何で俺が入ってんだぁっ!?お前だよお前!それとレミリアとフラン!」
レミリア「私達何かしたかしら?」分かる?フラン
フラン「身に覚えが全く無いんだけど〜…」全然分かんない…
セイヤ「下ネタ発言の数々!過剰なスキンシップ!挙げ句の果てには脳内にまで語り掛けてくる始末!俺のLPはとっくに0なの!既にOverKillなの!ドローモンスターカードなのぉぉぉぉっ!!」
レミリア「それの何が悪いのよ…」
フラン「ね〜?」
セイヤ「悪いのレベルが既に大気圏ブチ抜いてるんだよ!グラ◯フで言う所の!犯罪レベル5なんだよ!分かるか!?」
早苗「そうですそうです!」大罪人です!
セイヤ「お前もお前だ!なんだよさにゃぁぁぁぁぁぁぁっ!…って!奇声あげるにしても、もっと真面な奇声のあげかたあっただろ!!」
霊夢「私達の悪い所は大体分かったわ…それで?セイヤの悪い所は何処なの?」
セイヤ「え…?お、俺の悪い所…?」
魔理沙「そうだぜ…確かに其処の馬鹿3人の行動は目に余る……だがしかし!」
咲夜「セイヤの悪い所の方が沢山ある様な気がしますね…」ジトー…
アリス「鈍感のレベルが大気圏ブチ抜いてるのは何処の誰なのかな〜…」
早苗「私達が反省するべき点があるのは認めますが…セイヤさんも十分過ぎるくらい反省するべき点があると思うんですよね〜…」
レミリア「人のふり見て我がふり直せって言葉…知ってる?」
セイヤ「お前にだけは絶対に言われたくねぇ!!」
フラン「それじゃあセイヤ、自分の反省するべき点…自分で言ってみてよ…」
セイヤ「…………は〜い…次編、【〜東方私立幻想学園高等学校〜蝉が煩くて寝れないね…編】鋭意執筆中…これから先も、俺達の物語を宜しくお願いしま〜す…」ペコ…
霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン・早苗『『『『『『『誤魔化し(たな…・ましたね・たね)たわね…』』』』』』』
【ちょこっと反省会】完
〜性格逆転薬を飲ませてみた〜
永琳「面白そうだから性格が逆転してしまう薬を作って誰かを助け隊メンバーに飲ませてみたわ♪」
【博麗霊夢の場合】
霊夢「この世で1番大切な物はお金なんかじゃないわ!愛よ!愛は世界を救うのよ!こうしちゃいられないわ!今直ぐセイヤに告白しに行かなくちゃ!」ダッ!
壁|永琳『普段は素直になれないけれど、素直な気持ちを前面に押し出す性格になる…と』カキカキ…
【霧雨魔理沙の場合】
魔理沙「そ、その…///わ、私……は、恥ずかしい…///」モジモジ…
壁|永琳『普段は皆を引っ張るリーダー的存在な魔理沙ちゃんは、引っ込み思案でお淑やかな性格になる…と』カキカキ…
【十六夜咲夜の場合】
咲夜「別に完全で瀟洒な従者にならなくても生きていけるわよね…何だか全てがどうでも良くなってしまうわ…」ゴロゴロ…
壁|永琳『普段は凛としている咲夜ちゃんはセイヤ君みたいな駄目人間になる…と』カキカキ…
【レミリア・スカーレットの場合】
レミリア「せ、セイヤに…///どうやって気持ちを伝えようかしら…///……でも、もし断られたりしたら私…私…」ウルウル…
壁|永琳『普段はセイヤ君の事になると真っ先に行動するレミリアちゃんは、先の事を気にして暗くなるネガティブな性格になる…と』カキカキ…
【アリス・マーガトロイドの場合】
アリス「優しさ?そんな物はとうの昔に滅んだのよ…そう……サービス期間は終了したのさ!!」力こそ正義!!
壁|永琳『普段は優しいアリスちゃんは、力こそ正義!…的な性格になる…と』カキカキ…
【フランドール・スカーレットの場合】
フラン「もうヤダ…どうせセイヤは私の事なんて、好きじゃないんだ……先に告白した筈なのに…お姉様に横取りされて…私なんか生きてる価値…無いんだ…」隅っこで体育座り…
壁|永琳『普段はポジティブの塊であるフランちゃんは、姉よりもネガティブになりこ◯ぱんの様な性格になる…と』カキカキ…
【東風谷早苗の場合】
早苗「真面目に生きるのは止めましょう…自分に正直に生きてこその人生!…という訳で早速セイヤさんを拉致りますか♪」スタスタ
壁|永琳『普段嫌っているレミリアちゃんの様な少々自分勝手な行動をする性格になる…と』カキカキ…
【水奈月セイヤの場合】
壁|永琳『さて…1番気になる人物ね。一体どんな性格になっているのやら…』
セイヤ「さて、今から全員に愛の告白しに行くか…そして全員と夜のパーリィー☆をするかな…これで、俺も晴れて童貞卒業か…永かったな…」スタスタ
壁|永琳『自分の気持ちに素直になり、尚且つ根暗な部分が取れて瞳もキラキラ、行動も自重しなくなる…と』カキカキ…
壁|永琳「…………そういえば解毒剤を作ってなかったわ…どうしましょう…」
【性格逆転薬を飲ませてみた】完
〜白玉楼の小さな庭師の日常〜
妖夢「…」サッサッ…
私の名前は魂魄妖夢。白玉楼で庭師を務めるごく普通の女子高生です。庭師と言ってもその実、幽々子様の朝食、昼食、夕食は勿論の事、白玉楼での掃除から洗濯、その全てが私のお仕事なんですよね。
妖夢「幽々子様は将来、社会人として立派にお仕事を全うする事ができるのでしょうか…」はぁ…
私の志す道は剣の道、それが将来役に立つのかどうかは分かりません…ですが私には、好敵手と書いてライバルと読む、そんな相手が居ます。その相手が高みを目指して前に進み続ける限り、私も前に進み続けたい…その想いを胸に私は今日も剣を振るいます…
妖夢「なんてカッコ付けたのは良いのですが…白玉楼の掃除が全然終わりません…」サッサッ…
妖夢「振るうのは剣では無く箒なんですよね…今現在の私は…」ははは…
幽々子「妖夢〜…もうお昼の時間よ〜…?お腹が空いたわ〜…」ヒョコッ…
妖夢「もうそんな時間ですか…少しだけ待ってて下さい…今からお昼の支度をしますから…」スタスタ
〜白玉楼(居間)〜
妖夢「幽々子様、料理が出来上がりましたのでお手伝いお願いします」ヒョコ…
幽々子「は〜い♪今日のお昼御飯何かしら〜♪」スタスタ
妖夢「雑穀米のご飯と油揚げのお味噌汁、お肉の炒め物、それと卵焼きと納豆です」スタスタ
幽々子「お昼もお腹一杯食べるとしましょ〜♪」スタスタ
妖夢『よくあれだけ食べて太らないものですね…羨ましいです』スタスタ
☆昼食を食べる準備が整いました!☆
妖夢・幽々子「「いただきます…」」
パク…
幽々子「ん〜♪やっぱり妖夢の作るご飯は美味しいわ〜♪」幸せ〜♪
妖夢「それは良かったです。ですが幽々子様…」パク…
幽々子「ん〜?な〜に?妖夢〜」モグモグ!
妖夢「偶には墓地の管理や庭のお掃除を手伝ってくれても良いんじゃないですか?」あと掃除に洗濯に料理…
幽々子「それもそうね〜…偶には妖夢の代わりに庭のお掃除をするのも良いかもしれないわね〜…」モグモグ!
妖夢「本当ですかっ!?『セイヤが暇をしているならば剣術の修行に誘いましょう!!///』」ガタッ!
幽々子「妖夢もじっくり剣術の修行をしたいでしょ〜?……セイヤ君と❤︎」ウインク☆
妖夢「こ、心遣い感謝します!///」電話電話…///
〜1時間後〜
セイヤ「で……呼ばれて来てみたのだが…」
お庭グチャグチャ〜☆
セイヤ「何これ…」白玉楼がえらいことになっとる…
妖夢「幽々子様が庭のお掃除をしたらこうなりました…」
幽々子「セイヤく〜ん…助けて〜…」ホースでグルグル巻き♨︎
セイヤ「仕方がない…この惨状をなんとかするまで剣術の修行は後回しだな…妖夢」腕捲り…
妖夢「その様ですみょん…」
私の志す剣の道は…護りたいと想う人によって阻害されています…
【白玉楼の小さな庭師の日常】完
〜誰かを助け隊の自由研究【セイヤ君観察日記】〜
この観察日記は闇に葬られる事になった伝説の観察日記…その記録の全てである。この観察日記を書く切っ掛けになったのは、とある女性の一言によって始まった。
フラン「セイヤの1日を観察してそれを日記に纏めてみよう!」バーン☆
霊夢「は…?一体どういう事…?」
フラン「だーかーらー!セイヤの1日を観察して!それを日記に纏めてみようって言ってるの!」
魔理沙「また突飛な事を言うな〜フラン…」
フラン「セイヤの1日…それは未知の1日…私達にはそれを知る権利があるんだよ!」愛してるから!
レミリア「フランの言う通りね…セイヤがいつも家に居る時…1人で一体どんな事をやっているのか…凄く気になるわ…」愛しているから!
アリス「それって一歩間違えたら犯罪だよね?ていうか犯罪だよね?それ…」
咲夜「愛に障害は付き物ですよ?アリス…」フッ…
早苗「確かに気になりますね〜…普段セイヤさんは家に居る時一体どんな生活をしてるんでしょうか…」
霊夢「どうせ音楽聴きながら小説読んでコーヒー啜ってるに決まってるじゃない…」
フラン「甘いよ霊夢…銀◯んがいつも食べてる宇治銀時丼よりも甘いよ…」チッチッチッ☆
魔理沙「ほほう…其処まで言うからにはそれなりの理由があるんだな?」
フラン「勿の論!そんなのセイヤが普段私達の事を考えながらピーー☆してるかどうか知りたいからに決まってるじゃん!」何度でも言おう!愛してるからだと!!
霊夢「いや甘いのはあんたの考えよフラン!そんなのこのSSで紹介できる訳ないじゃないの!闇に葬られるのがオチよ!」
レミリア「安心しなさい霊夢…」肩ポン…
霊夢「流石お姉ちゃんね!言ってやりなさいレミリア!」さぁ!
レミリア「既に咲夜がセイヤの部屋に超小型盗聴器やら超小型隠しカメラやらを仕掛けてあるから心配は無用よ…」目がキラリン☆
霊夢「そっちの心配じゃないわよ!私達の世間体の心配をしなさいよ!犯罪者として豚箱にぶち込まれるわよ!?」
咲夜「愛故に…ですか…」フッ…
霊夢「さっきからあんたは何一々格好付けてるのよ咲夜!」腹立つわねー!
早苗「まぁまぁ一旦落ち着いて下さい霊夢さん!」どーどー!
霊夢「はぁっ…はぁっ…あ、アリスはどうなのよ!反対よね!?絶対に反対よね!?」
アリス「そ、それを言われると…///ちょっと気になるかな〜…///なんて…///」えへへ…
霊夢「そ、そんな……早苗!あんたはどうなの!?」チラ…
早苗「全部で何箇所隠しカメラを仕掛けたんですか?咲夜さん」
咲夜「全ての部屋のありとあらゆる角度から、セイヤを見る事が出来る様にカメラを設置してあります…だから心配は無用ですよ♪早苗♪」
早苗「それは心強いですね♪」
霊夢「」白目
肩ポン…
魔理沙「霊夢…お前は間違ってなんかいないぜ…おかしいのは彼奴ら5人なんだからな…」我が部活メンバーながら恐ろしい奴等だぜ…
レミリア「それじゃあ明日の朝6時から、私の部屋でモニタリングするという事で良いかしら?」
咲夜・アリス・フラン・早苗「「「「異議な〜し!」」」」わーい☆
霊夢「警察沙汰になる事だけは避けたいわ…」何としても…
魔理沙「高校生で警察に逮捕されるなんて笑えないもんな…」前科一犯だけは勘弁してほしいぜ…
〜翌日の朝6時(紅魔館・レミリアの部屋)〜
レミリア「よ、よくぞ集まったわ…我が精鋭達よ…」うつらうつら…
咲夜「お嬢様……眠いんですよね?」
レミリア「眠くないわよ…大丈夫よ……大丈夫……zzz…」
霊夢「寝ちゃったわね…まぁセイヤが起きるまでまだまだ時間があるし寝かせておいてあげましょう?」
魔理沙「それにしても大丈夫なのか?これ盗撮だろ?」
フラン「大丈夫大丈夫♪きっとバレないよ♪」
アリス「大丈夫?」
早苗「問題無い!」
【セイヤ君観察日記・朝7時】
セイヤ『んぁ…』パチ…
霊夢「え?今日は起きるの早いわね…」
咲夜「お嬢様…セイヤが起きましたよ?」ユサユサ…
レミリア「セイヤ❤︎」ガバッ!
魔理沙「相変わらずセイヤの事に関しては行動が早いな…」
アリス「相変わらずなのはセイヤの髪の毛もだよ…」
早苗「凄いボサボサですね…」
霊夢「髪梳きなさいって言ってるのに…だらし無いわね〜…」
フラン『また布団の中で寝惚けてるセイヤとイチャイチャしたいな〜❤︎』
セイヤ『カフェインを摂取しなければ…カフェインを摂取しなければ死ぬ…』フラフラ…
咲夜「どうやらコーヒーを淹れる様ですね…」
魔理沙「カフェインを摂取しなくちゃ死ぬってどんな体してるんだよ…」
暫くして…
セイヤ『結野◯ナみたいな綺麗なアナウンサーが朝の天気予報やってくれればな〜…朝も1日頑張ろうって思えるんだが…』銀さ◯が羨ましいよ…
早苗「アナウンサーに対しての文句を垂れながらコーヒーを啜る…と」カキカキ…
レミリア「咲夜やアリスがお天気お姉さんをすればセイヤも満足しそうよね〜…」スタイル良いから…
フラン「きっと銀◯んみたいにTVに張り付いてデレデレするに決まってるよ…」私もスタイル良ければな〜…
咲夜・アリス「「///」」テレテレ…
霊夢「朝に元気を貰うとすれば魔理沙なんかも適任よね。笑顔が明るいし」
魔理沙「そ、そんな事無いぜ…///」テレテレ…
【セイヤ君観察日記・朝8時】
セイヤ『…』ペラ…
咲夜「ある程度落ち着いたら音楽を聴きながら読書…お供はコーヒー…ですか」カキカキ…
アリス「予想通りだね…流石セイヤ、全くブレない…」
レミリア「そんな事よりどうして私達に遊びの誘いが無いのよ!」うー!うー!
フラン「LINEで遊びの誘いしてくれたって良いじゃん!」お姉様の言う通りだよ!
霊夢「まぁ偶には1人でゆっくりしたい時もあるわよ…主にあんた達2人の所為でね」
魔理沙「セイヤの気持ちは痛い程分かるぜ…」うんうん…
早苗「ざまぁw」m9
〜4時間後〜
セイヤ『さて…っと…そろそろ昼食作るとしますか…』パタン…スタスタスタスタ…
魔理沙「漸く動いたぜ…」モグモグ…
霊夢「どうやらセイヤもお昼ご飯を作るみたいね…」牛乳チュー…
早苗「それにしても何故にあんぱんと牛乳…」物足りないです…
フラン「張り込みみたいで楽しいじゃん♪」もきゅもきゅ…
アリス「それにしても本当に普通だよね…普段のセイヤの生活…」チュー…
レミリア「けれど…///普段は見られないセイヤの生活を見られるって良いわよね…///」チュー…
咲夜『お嬢様と妹様の為に隠しカメラと盗聴器を仕掛けて置いて良かったです…///』可愛らしいお顔…///
【セイヤ君観察日記・14時】
セイヤ『♪』バイオリン〜♪
レミリア「隣の部屋の人達に許可を得て、室内でバイオリンなどの楽器演奏…と」カキカキ…
フラン「綺麗な音色〜❤︎毎日聴きたいくらいだよ〜❤︎」もう色々な所がキュンキュンしっぱなしだよ〜❤︎
霊夢「相変わらず上手いわね…」コク…
魔理沙「普通は隣で演奏されたら怒られるのにな〜…」コク…
咲夜「隣の人達もセイヤの楽器の音色が好きだと仰っていましたからね…」トポポポ…
早苗「『好きな曲は弾けなければ意味が無い…』…と言ってましたしね…」紅茶美味しいですね…
アリス「実にセイヤらしい言い分だよね…」コク…
【セイヤ君観察日記・17時】
セイヤ『今日は結構色々な物が安かったな…』ガサガサ…
アリス「16時頃に買い物に行って特売品などを買ってくる…と」カキカキ…
早苗「家庭的ですね〜…朝も確かスーパーのチラシなんかを見ていましたし…」
霊夢「料理のレパートリーは豊富だし…掃除できるし、洗濯できるし、裁縫できるしでそんじょそこらの女の子よりも女の子らしい男よね…セイヤは…」
魔理沙「私達が霞んで見えるのは何故なのだろうか……咲夜とアリス以外…」
レミリア「わ、私だって料理を作れる様になったわよ!セイヤと結婚したら愛妻弁当を食べて貰いたい!そうと思って日々努力してるんだから!」
フラン「私もセイヤに愛妻弁当作ってあげたーい❤︎でもできれば早く私を食べて貰いたいなー…///」モジモジ…
咲夜『妹様弁当……激アツですね…///』鼻血タラリ…
【セイヤ君観察日記・20時】
セイヤ『…』テキパキ☆テキパキ☆
魔理沙「自分の部屋とリビング、お風呂場や台所などの大まかな掃除…そして明日がゴミの日だからという事でゴミを纏める…と」カキカキ…
咲夜「セイヤは結構綺麗好きですよね…私達が騒いで散らかして帰った後もあの様に掃除をしているのでしょうか…」申し訳ありません…セイヤ…
霊夢「セイヤは結構マメに掃除するから別に大した事じゃ無いわよ…」謝るなら今現在私達がしている行動について謝りなさいよ…
フラン「セイヤのゴミ箱にはアレがあるのかな〜…///」ドキドキ…
アリス「そ、それってもしかしなくても…///アレ…///だよね…?///」ドキドキ…
レミリア「う〜…///」ドキドキ…
早苗『冷静に考えてみたら…これって色々ヤバいですよね…』汗タラリ…
咲夜「あッッッ!!??」ビクゥッ!
レミリア「っ!?…い、いきなりどうしたのよ咲夜!?ビックリさせないでちょうだい!」
咲夜「せ、セイヤが…セイヤが隠しカメラに気付いてしまいました…」ガクガクブルブル…
全員「えぇぇぇぇぇぇっ!?」
セイヤ『…………おいお前達…今現在どうせモニターか何かで見てるんだろ…?どうやらお仕置きが必要みたいだな…其処で大人しく待ってろ…』三角巾外す…
魔理沙「ひ、避難する準備だぁー!」
ドンドン!ドンドンドンドン!
「おい開けろ……今開けないなら最大級のお仕置きぶち込むぞお前ら…」ドンドンドンドン!!
霊夢「速いわよ!どんだけ速いのよあんた!いくら何でも早過ぎるわよ!」逃げる暇も無かったわよ!
ドォォォォォォォォオオオオオンッッッ!!!
スタスタスタスタ…
セイヤ「プライバシーの侵害もいい所だな…流石にこれは許せないな……一応聞いておくが何の為に隠しカメラと盗聴器を仕掛けた…言ってみろ…」スタスタ…
フラン「せ、セイヤが私達の事を考えながらピーー☆してるのかな〜って気になって…///」モジモジ…
セイヤ「もう絶対ぇに許さねぇ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!
レミリア「せ、セイヤ落ち着きなさい!別に悪い事じゃないわよね?愛する人の事を知りたいって思うのは自然な事よね?」ワタワタ!
咲夜「そ、そうですよ!悪い事じゃない筈です!自然な事ですよ自然な事!」ワタワタ!
セイヤ「期待もしなけりゃ失望も無いな……覚悟しろよな…犯罪者共めが…」ゴキッ…!ボキッ…!
アリス「ど…土下座しても駄目…?」ガクガクブルブル…
セイヤ「駄目だ…」ダッッッ!!
霊夢「だから止めときなさいって…」はぁ…
魔理沙「言ったんだぜ…」はぁ…
「「「「「「「アーーーーーーーーーーッ♀」」」」」」」
こうして…この観察日記はセイヤの手によって闇に葬られる事となった。
〜誰かを助け隊の自由研究【セイヤ君観察日記】〜
完
毎度お世話になっております。
Tです🎶
突然ですが自分は誰かを助け隊に入りたいです。誰かを助け隊の皆さんが良いとおっしゃるならばですが
理由は後で
佐々木翔の能力について忘れました。
能力は想像を印で出せる能力です。
伊藤竜成の能力は、非常識を常識にするのと、常識を非常識するです。
なんか中二病ぽいですね。😅‼
オリジナルキャラ3人が今思いつきました。名前は佐々木叶祈(かなき)
佐々木翔とは、兄弟と言う設定にします。性格は翔とおんなじです。それと趣味は翔とは少しだけ違って絵を描くのが好きです。(なお他人を見下す奴を嫌います
なおここの設定は翔とおんなじである。)
能力は絵を描きその絵を破くことで書いた物を操れる。なおこの能力の効果は1~3時間程度です。
これからも頑張ってください
先ずTさんへ。誰かを助け隊には今後部員が入ったり、ましてや抜けたりという事はありません。それにはまぁ理由があるんですがそれは物語中に分かる事だと思います。そしてオリジナルキャラクターの案をくれる方へ。意見を下さるのはありがたいですがオリジナルキャラクターの設定が強過ぎます。あまり強過ぎると敵キャラとして出す事になりますが宜しいですか?
≫4さんへ。まぁ色々気にせず頑張っていこうと思います。応援して下さる皆さんが居る限りというか居なくても頑張ります。
オリジナルキャラの提案が多いみたいですね。提案をしている人達に少し言わせてもらいます。オリキャラの設定は個人で違いますし、自由でいいのですが、性格や趣味特技などの最低限必要なことだけ書いて、後から少し付け足すのがいいと思います。あまり深く入れすぎるのも、考える側としては大変だと思いますので。※気になっただけなので普通に流してくださって結構です。
≫7さん、私の様な底辺蜚蠊人間の為にありがとうございます。言わせて貰いますと、私の様な者が書いたssに評価や応援が付く事自体本来おかしい事なんです。観ていてくれる皆様が意見を出してくれるのは嬉しいのですが、自分はまだその意見を100%叶えられる程出来た人間では無いという事を理解して頂ければ幸いです。(前に意見を貰った結婚してみたら的な番外編は今夜から執筆を開始させて頂きます)
すいません🙏自分がオリジナルキャラが
あまりにも強く設定してしまいました。
まことに申し上げません😭
敵キャラ組とセイヤ組で分けて欲しいです。敵組に伊藤竜成、セイヤ組に佐々木翔、佐々木叶祈でお願いします。
オリキャラつ設定事細かに書いてるやつはもう自分で別の書きなよ。態々人様の作品にねじ込まんでもいいだろうに。
葡萄大福なるものをgetしたんでよかったらどうぞ、幽々子さん
チビセイヤ君は多分可愛いのだろうな。
・・・羨ましい。
M,Sです。こっちもセイヤがいきなりやばくなっている!?
あ、質問質問。
幽々子さん、あなたは1日どのくらい食べてるのでしょうか?
チビセイヤ君がどんなのか見てみたい
この駄作を観て下さっている人達は優しい人達ばかりですね。それとチビセイヤ君を描ける程…僕絵上手く無いんだよぉぉぉぉ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!
妖夢「幽々子様…≫11さんから差し入れが来ていますよ…」コトッ…
幽々子「妖夢〜…これな〜に?」ジー…
妖夢「葡萄大福だと仰っていましたが……見た目は凄く美味しそうですね…」
幽々子「取り敢えず頂きま〜す❤︎」パク…
妖夢『それとM.Sさん…幽々子様はさっき御飯を8杯おかわりしたにも関わらず、大福まで食べる様な方です…本当に食費がかかります…』はぁ…
幽々子「美味しいわ〜♪」ムグムグ…
仕方がないよ、幽々子だもの
流石咲夜さん…いつ見てもぶれないな…
このssに星5以外の評価は、つけられない
あれ…?なんだろう…目から汗が流れてきやがる…
セイヤ君、さっき其処で迷子のこいしちゃんを保護したんだが…
セイヤ「こいしちゃん!大丈夫だったか!?」ダキッ!
こいし「セイヤさーーん!!」ダキッ!
セイヤ「≫21さん!有難う御座いました!」ズペコッ!
こいし「ありがとうございました〜…」ペコ… ウルウル…
さとり「あの…其処は本来私の立ち位置なのだけれど…」私実の姉よ…?
セイヤ君に相談。最近レミリアを見てニヤニヤしてたら何処からか殺気とナイフが飛んでくるんだが…心当たりない?
セイヤ「おい咲夜…何か心当たり無いか?」
咲夜「存じ上げぬ…」
セイヤ「いや答えになってねぇよ…しかもなんだよ存じ上げぬって…」
咲夜「私はココロアタリナイツですね…」
セイヤ「フザケルンジャナイツ…」
とぼけても無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ですよ。咲夜さん
まあ、咲夜さんは放っといて。
チビセイヤに質問。もういっそのことその姿が良いと思いますよ。まあ咲夜さんにボコボコにされそうですが。
ヒュン ヒュン ヒュン ヒュン
あの~、咲夜さん?ナイフを投げるな。
俺人間なの!セイヤ君じゃないの!死ぬから、やめてーーーー!?ザクザクザクザク。
幽々子さんにもとうとう鳴き声(?)ができたか
レミリア「≫26!セイヤが小さいままだったら私の夢が叶わないじゃないの!」うー!
フラン「そーだそーだー!」むー!
咲夜「お嬢様と妹様の夢は私の夢です!…≫26…お許し下さい!」ヒュッッ!
セイヤ「永琳先生…あの薬が完成したらどうか譲って下さいお願いします…」orz
永琳「私まだ死にたくないわ…諦めなさい…セイヤ君」
幽々子「ゆゆゆ〜♪」ニコニコ
26って私のことか~。ヤバイ、この俺M,Sが殺られるまでに質問を。
永琳さんに質問。今までどんな薬を作ったのですか?
さて、セイヤを盾にして逃げるか。
セイヤ君、達者でな。
生きて帰れよ!
永琳「今までどんな薬を作ったのか?…そうねぇ…老化の薬とか脱毛の薬とか育毛の薬とか幻覚が見える様になる薬とか…色々ね…」
セイヤ「待って下さい永琳先生…最後のは確実にヤバいお薬ですよね?違法なお薬ですよね?1度飲んだらやめられない止まらない…そんなお薬ですよね?」
永琳「人聞きが悪いわねセイヤ君…ついでに幻聴もする様になるわ…」
セイヤ「んなのついでに付いてきてたまるかッ!」
咲夜「くっ…逃がしましたか…逃げ足の速い方ですね…」
セイヤ「んな事より俺を早く解放してくれ!ていうか何で俺縛られてるの!?」ジタバタ!
咲夜「セイヤが盾なんかにならなければ制裁を加えられていた筈なんです。当然の報いですよ」
レミリア「それじゃあセイヤ…///私と愛を育みましょう?///」モジモジ…
フラン「あーー!お姉様ズルい!私だってセイヤと愛を育みたいよ!」
セイヤ「悪夢再びッ!?咲夜!頼むから早く解放…」チラ…
咲夜『お嬢様と妹様のあられもない姿を是非ともBlu-rayに収めたいので…セイヤ!Fightです!』⚫︎REC
セイヤ『見ろ…全くブレがない…』白目
さすが咲夜さん。俺たちに出来ないことを平然とやってのける。
そこに痺れる、憧れるーーーーーーーーーーーーー‼️
咲夜のPAD 長(生乳だっけ😒😒あっ違ったPAD だったけ、まあどっちでもいいんですけどね)。(笑笑笑笑笑笑)
あっヤバいPAD 長がナイフを投げて来る
フフフフフフ(こうゆう時たった1つだけの方法があるそれは・・・・・・逃げるだよ~~~~~~スモーキー‼‼
ダッダッダッダッ🌟🌟
てっマジですか‼よりよって妖夢さんに挟み撃ちさせてしまった😵💧(^o^;)(^o^;)
あっオワタ、どうするのか~
マジですいませんでした~~~(ピッチューン)
ふう、逃げ切れた。咲夜のナイフは銃刀法違反にならないのか!?
セイヤくんには・・・まあ、いつも変なことしているしいいか。レミリアとフランは・・・最早手が出せないな。
質問は今回なしで。せめて、レミリアとフランにちゃんと指導して下さい。(まあ、無理だな(ヾノ・∀・`))
畜生あのPAD いつかこの痛みを10000倍
返してやる。お・ぼ・え・て・ろこのPAD が~~~👎👎👎あっヤバいまたかよ
しつけーなこのPAD (生乳)が~~~~
あっ👂👂生乳です~~か?アーン
おっラッキーナイスタイミングだセイヤ
あのPAD (生乳)をどうするか助けて欲しい‼頼む君が欲しい物何でも買って上げるので助け~~~~て‼
↑異様な咲夜押しは何なのだろうか。
さとりさん、金運占ってもらってもいいですか?
M,Sです。セイヤ君。僕も、君たちの仲間に入っていいかな?(あ~痛い。ナイフが2本刺さるとは、セイヤの気持ちがわかるわ。)
これより咲夜さんから全力で逃げる、ナイフが刺されば即終了の
鬼ごっこを開催したいと思います
セイヤ「あの…なぁ…絶賛俺が…助けて…貰いたいん…だよ…」はぁ…はぁ…
レミリア「う〜…やっぱり頑丈ね…セイヤの理性は…」ぎゅぅぅっ…
セイヤ「咲…夜…と、取り敢えず…レミリアと…フランに…指導しろ…色々…」はぁ…はぁ…
フラン「指導っ!?じゃあセイヤから夜の指導をして貰お❤︎」ぎゅぅぅっ!
レミリア「それなら私も付き合うわ❤︎」ぎゅぅぅっ!
咲夜『CGイベントを回収する為に…///セイヤには犠牲になって貰いましょう…///』鼻血ボタボタ…
セイヤ「お前達…3人は…本当に…ぶれないなぁ〜…」はぁ…はぁ…
おーいさにゃえもーん、本気でレミリアとセイヤの子がうまれそうだよー(棒)
さとり「と、申しておりますが…」
早苗「それは大変です!諏訪子様!神奈子様!今直ぐ守矢式タイムマシンで過去に戻って未来を変えに行きましょう!」ダッ!
諏訪子「了解だよ!サナえもん!」ダッ!
神奈子「まさか守矢式タイムマシンを使う事になるとはね…」ダッ!
さとり『それって今現在その行為が行われているって事になるのよね?』後であの3人にはお仕置きね…
さとり「それと≫38さん。貴方の金運は少し下がり気味ですね…無駄遣いを極力避け、我慢する事をお勧めしますよ」ニコ
空『さとり様…///なんと神々しいお姿…///』⚫︎REC
燐『永久保存物だね…///』⚫︎REC
こいし『セイヤさん…負けないで下さいね…』ウルウル…
セイヤに質問します。
こいし、おりん、うつほ、さとりの服が
全員入れ換わったら、どうするか?
M,Sだけど、うわ~、これはひどい。こうなったら…、霊夢。一万円やるからセイヤを助けてこい。
セイヤ『さとり達の服が入れ替わったらか…燐と空がさとりとこいしちゃんの服の何方か…さとりとこいしちゃんが燐と空の服の何方か…』鼻血タラ〜…
燐「ちょっとセイヤ…どうして鼻血なんて出してるの?」
空「どうせ変な事でも考えてるんだよ…」
霊夢「1万円の為に未来を変えるからサナえもん!タイムマシン貸しなさい!」
早苗「ははは…霊夢さん…もう未来は変えましたよ…未来を変える事が出来て…本当に良かったです…」ウルウル…
諏訪子「いや〜凄かった……凄かったよ…とにかく…」遠い目…
神奈子「セイヤは…アッチの方もタフだったんだね…」肩ポン…
セイヤ「???」何言ってるんだ?
さとりとこいしの服を取り替えたらどうなるかー見てみたいな(まあさとりとこいしは俺の嫁~~~~)
チビセイヤ君羨ましい。
代わって欲しいな❓
セイヤ「小さくなったって良い事なんか一つも無いぞ?電車賃が子供料金だとか、映画を子供料金で観られるとか、遊園地や動物園で子供料金で入れるとか………あれ?子供って最高じゃね?」
レミリア「なら今直ぐ私と子作r「咲夜さんお願いします!」は、離しなさい咲夜!」うー!うー!
咲夜「それでは失礼します…」ペコ…
チビ霊夢「ちょっと!なんで私と魔理沙まで小さくなってるのよ!」ポカポカ…
チビ魔理沙「元に戻して欲しいぜー!」ポカポカ…
セイヤ『………可愛いな///』Wナデナデ…
チビ霊夢・チビ魔理沙「「///」」テレテレ…
チビセイヤ君が寝てる間誰も何もしなかったんですか?
気になります。
霊夢「何もしない訳無いじゃない♪」
魔理沙「写真撮りまくって順番に抱っこしてを何回も繰り返してたなー…」
咲夜「母親気分を味わえて大変満足でした…///」
レミリア「いつ頃セイヤの子供を産む事ができるのかしら…///」
フラン「ね〜…///早くその時が来て欲しいね〜…///」
アリス「その時は絶対に来させないよ!?」
早苗「そうです!そうです!私は絶対に認めませんよ!」
おーいさすがに早くないかい😅😅
すっとっとんシスターズ‼(笑い)
レミリア「?…何を言ってるのよ。私は17歳、フランは16歳、セイヤが18歳になれば法律的にも結婚できるじゃない…」それとすっとんとんは余計よ…
フラン「そーそー!セイヤが18歳になった瞬間に入籍しちゃえば誰も文句は言えないもんねーだ!」ベー!
セイヤ『俺の意向は完全無視…?』
霖之助『セイヤ君が18歳になった瞬間…///同性婚が認められている国に高飛びすれば…///』んふふふふふふふ…
あれ❓そうだっけいやーすいません
見た目が小学生だからわっからんでした~😒😒😒
M,Sです。正直自分はあまり胸の事は考えませんよ?人によって変わってしまうのだから。
後、セイヤさん。寝ている間に色々されてるそうですよ。大丈夫ですか?
てか、パチュリーとかは結婚出来るのだけど、レミリア大丈夫か?私M,Sはあまり関係ないけど。
セイヤとレミリアがもし結婚して
街中でデートしても絶対に夫婦に見えない‼️
これは断言できる。
だって小学生と結婚してる人なんて居ないから
レミリア「う〜…」ウルウル…
咲夜「セイヤ…!今直ぐお嬢様を抱き締めてあげて下さい…!」ヒソヒソ…
セイヤ「馬鹿言うな…!そんな真似俺が出来るわけないだろ…!」ヒソヒソ…
フラン「セイヤのヘタレ…自分の大切な女の子が目の前で泣いてるのに放って置くんだ…へぇ〜…」見損なったよ…
セイヤ「っ……分かったよ…どうなっても知らんぞ…」スタスタスタスタ…
レミリア『幼児体型なの気にしてるのに…でもセイヤはきっとそんな事…気にしないわよね…』ウルウル…
ギュッ…
セイヤ「泣くなよ…見た目含めてそれがレミリアのいい所だろ?…だから気にするな…」ナデナデ…
レミリア「別に…気にして…ないわよ…」ギュッ…
咲夜『強がるおぜう様…可愛らしい…///』
フラン『やっぱりセイヤはこうじゃなくちゃね❤︎』王子様みたい❤︎
セイヤはT A ・RA ・SI なのかー‼‼‼
そうなのだー
セイヤ「だから俺はタラシじゃねぇっての!!」
ルーミア『一体どの口が言ってるのかー…』
パチュリー『駄目男ね…』
同感DA ・ZA ‼‼
このタラシ野郎が小学校からやり直しだな‼
タラシ~タラシセイヤのタラシ👊👊
セイヤ「サナえも〜ん…皆が僕の事をタラシだって馬鹿にするんだよ〜…」うわ〜ん!
サナえもん「セイヤ君…君は実に馬鹿だなぁ〜…」
セイヤ「ぼ、僕は馬鹿じゃないやい!」
サナえもん「タラシな上に馬鹿…君は本当に救いようが無いなぁ〜…」
セイヤ「」白目
いいんじゃんないかな~~~
さて、次の日から学校だからしばらく質問出来ないな。
じゃあ、萃香さんに質問。お酒なしの生活ってできるの?
今頃ですが登場人物は全員人間と言う
設定ですか❓❓
萃香「無理無理無理無理!無理に決まってるじゃん!お酒は私のエネルギーだからね!」
セイヤ「じゃあそのエネルギーが切れたらどうなるんですか?」
萃香「エネルギー切れたらキレちゃうぞ?」
セイヤ『萃香先生がキレたらマジで洒落にならなさそうだな…』
登場人物は全員人間ですね。今後の物語ではどうなるか分かりませんが
ありがとうございます。
今ごろですいません🙏
チビセイヤ君の着せ替えの時皆は、セイヤ君の男のシンボルを見たんですか?
あのすいませんが下ネタは止めて欲しいです。
鈴仙「そ、そうそう!///下ネタは厳禁だよ!///」
てゐ「普段下ネタ使いまくってるけどね…」
輝夜「主にあの誰かを助け隊のメンバーだけれど…」
妹紅「まぁでも下ネタを使い過ぎるのは良くないわよね…」
まあね~誰かをお助け隊のメンバーで
下ネタ使うのはスカーレット姉妹位だから‼
セイヤ君はそろそろちゃんと怒らないと、セイヤ君の大切なものなくなりますよ?(主に理性とか。)
セイヤ「そりゃあ本気で怒りたいのは山々だが…本気で怒ったりしたら可哀想だし…泣かれたら困るし…悲しい顔されるの嫌だし…」ブツブツ…
咲夜「そういう所は厳しくした方がいい様な気がします…」
レミリア「厳しく叱る…それも愛なのよ❤︎」
フラン「そうそう!時に優しく!そして激しく!ベッドの上で腰を打ちt「俺が本気で怒りたいのは馬鹿幼馴染2人とお前達紅魔館馬鹿3人組だこの野郎!」」
アホか己は😒😒😒
スカーレット姉妹はやはりアホだった😨😨😨
もう本気で怒っておいたほうが良い。
さて、天子さんに質問です。嫌いな事ってありますか?
出来るなら理由もお願いいたします。
やれやれDA・🌟 ZA
天子「嫌いな事か〜…勉強とか習い事とかかな〜…退屈だし何より将来の為にならなさそうだし…そんな事より自分の好きな事やってた方が100倍楽しいもん…」
セイヤ「自分の好きな事ばかりやってたら碌な大人にならないぞ?嫌な事や辛い事を経験して…人は大人になってくんだからな…」
天子「前から気になってたけど…どうしてセイヤはそんなに世慣れした様な雰囲気醸し出してるの?本当に同い年?」
セイヤ「当たり前だろ…それに俺は普通の事しか言ってない…ごく普通の一般的な意見だ…」
妖夢『このちょっと大人な感じがまた良いですよね…///』みょんみょん♪
HA ・HA ・HA ・HA ・ HA ~🌟
すっととん組はセイヤに甘えられるけど
胸がある組はセイヤに甘えられないとは
HA ・ HA ・ HA ・ HA ~🌟
自演乙
あのですね…自演だとしたらどこら辺が自演なんですかね?弟とID被りたくないだけですから…コメント欄を自分で打って自分で返すとか…笑えない……悲し過ぎる…
主さーん、学園の話、順番を教えていただきたいんですが・・・
あと!咲夜さん!咲夜さんと純粋にお話がしたいです!
PADなんてこの世に無いですよね!咲夜さん!
あと、もしよろしければ、自分をいれてもらえませんか?
歳は中三で、セイヤ君に敵意が一切無いくらいな感じで・・・
M,Sです。今回ばかりはレミリアのデートを成功させましょう!
えーっと、霊夢には一万円。魔理沙には松茸5本。咲夜にはレミリアとフランのかわいい写真。
あとの人はどうしようか?
セイヤ君、多分デートは、途中でばれると思うよ?
回避する方法は幾つかあるだろうけど、考えとかないと、さとりさんとかに心読まれたりして、セイヤ君、逝っちゃいますよ?
セイヤ君が逝かないことを祈ってるよ。
セイヤ「それ渡したら確実にバレるよね?俺の苦労水の泡だよね?水泡に帰すよね?」
レミリア「セイヤとの時間はお金じゃ買えないじゃない…いくら霊夢と言えどお金でセイヤとの時間を譲るとは思わないわ…」
セイヤ『俺って一体こいつらにどう思われているだろうか…』
妖夢ぅ、これあげる・・・
つ
(米俵)(米俵)
つ
妖夢「幽々子様…おかずはありませんが卵とご飯なら大量にあります…という訳で今日から1週間は卵かけ御飯で乗り切りましょう」
幽々子「妖夢〜…卵かけ御飯は好きだけれど、流石に1週間も食べてたら飽きちゃうわよ〜…」パクパク…
妖夢『文句を言いつつもやっぱり食べるんですね…≫91さんに米俵を頂きましたからお米には困らなくなりました…』
受付嬢の人に春が来ますように。
セイヤ君・・・こいつを読んでくれ・・・ つ本(主に女の子が好きな男の子にすることが書いてある)
セイヤ君・・・こいつを読んでくれ・・・ つ本(主に女の子が好きな男の子にすることが書いてある)
連投してもーた!
本当にセイヤ君は楽しそうだね。
久しぶりに質問のコーナー。
霊夢と魔理沙はどっちが強いの?
M,Sですが、学校忙しいのぜ。
セイヤ「主に女の子が好きな男の子にする事が書いてある本?……リア充は此の世から死滅しろ!今直ぐに!!」バシンッ☆
早苗「と、取り敢えず読んでみたらどうですか?///」
こいし「そ、そうですよ…///きっと何か分かる事があるかもですよ?///」
セイヤ「はぁ……え〜と何々…好きな男の子にする行動…頰を赤らめる?…された事ねぇよ!次々!」ペラ…
早苗・こいし『『今絶賛顔赤らめてるじゃないですかー!!』』
セイヤ「え〜と次は…自分の前で直ぐに笑ってくれる……んなの人間なら普通だろ!馬鹿か!?次だ次々!」ペラ…!
パチュリー『そんなの貴方と一緒だから皆笑っているんでしょうが!そんな事にも気付かないとは!馬鹿は貴方の方よ!』むっきゅー!
セイヤ「ったく…次は……会話をしていて他の異性の話を出すと不機嫌になる…」
フラン「うんうん…///」私だけを見ていて欲しいな〜…///
セイヤ「アホか…そんな可愛らしい態度を取る女の子がこの腐った世の中に居るわけ無いだろ…」ポイッ…
レミリア「あの…私…」しょぼーん…
セイヤ羨ましい‼
霊夢「羨ましいのは私達の方なんだけど?」
魔理沙「この感情を何処にぶつけるかが悩み所だぜ…」
霊夢「なら魔理沙…久々に手合わせしない?」スッ…
魔理沙「おぉっ!いっちょやってみっか!的な感じだな?受けて立つぜ!」スッ…
霊夢「現在私が勝ち越しているのを忘れるんじゃ無いわよ?」
魔理沙「なら直ぐに追い抜くまでだぜ!」
セイヤ『巻き込まれる前に退散退散…』抜き足差し足忍び足…ってな…
いいないいな、セイヤ君はいいな
一人分けて欲しいぐらいだよ。
セイヤ「わ、分けて欲しいと言われても…別に俺の彼女とかそういう訳じゃないからな…」困る…
次のSSに行きますかな?
てかセイヤ君が羨ましいわ~
さ、学校学校!
セイヤ君の皆を守ろうとするその心意気、そこに痺れる憧れるーーーーーーーーーーーーー‼️
ジョジョネタですね。
プライバシーの侵害だーーーー!
皆捕まっても文句言えないぞ!
それでもいいのか?
お巡りさんこいつらです。ある男の人の部屋に盗聴器を付けたのは。(^-^)ゝ゛
あとお願いいたします。
セイヤはこいしちゃんが好きなのかー。僕も好きだよー。可愛いよねー。
主さん、この作品は駄作ではありませんよ。頂にいてもおかしくない良作ですよ。
セイヤ「反省しました?」
霊夢「なんで私と魔理沙まで…」檻の中♨︎
魔理沙「全くだぜ…」檻の中♨︎
セイヤ「警察に突き出さなかっただけありがたいと思え…」この犯罪者共めが…
レミリア「犯罪者は犯罪者でも愛の犯罪者よね…///」愛の有罪判決…///みたいな…///
セイヤ「お前は拘留期限延長だ馬鹿野郎…」
フラン「出して出してー!檻の中はヤダよー!出してよー!」ガシャン!ガシャン!
咲夜「セイヤ!妹様は何故か地下と檻の中だけは駄目なんです!だから出してあげて下さいお願いします!この通り!」orz
セイヤ「はぁ…仕方無いな…流石に半泣きで可哀想だからな…」フランは出て良し…
アリス「私達は?」
セイヤ「お前達はもっと反省しろ」
早苗「そんな〜…」ガクッ…
セイヤの性格が変わった後、どうしましたか?
そして、咲夜さん、俺はあなたのことが好きです。だから♪今セイヤに告白をしてください。
セイヤ「性格が変わった後?それっていつだ?」変わった事ってあったか?
咲夜「『≫111…こんな私の事を好きになってくれて…ありがとうございます。だから私も…今1度、自分に正直になってみたいと思います!』あ、あの…///セイヤ…///」
セイヤ「ん?どうしたんだ?咲夜」
咲夜「あの…///貴方に…///今1度伝えたい事が…///」モジモジ…
セイヤ「なんだよ…改まって…」
咲夜「わ、私は貴方の事が好きです…///だから……私のこの気持ちを…///どうか忘れないで下さい…///」
セイヤ「お、おう…///『普通に可愛いです…心臓が破裂して死にそうです…そして殺されそうです…』」
咲夜「この気持ちだけは…お嬢様や妹様にも譲れない……私が貴方だけに抱いた…私だけの…特別な感情です…」
セイヤ「心にナイフが刺さりまくるからこれ以上は勘弁してくれナイツ?///」
今度一緒に、太鼓の達人をしましょう。
女子力54万の人
↑女子力54万は無いけどつきにむらくもはなにかぜなら100万点だぜ♪
堕天使セイヤ君は、何が好きで、何が嫌いですか。
セイヤ君、いきなりで、すみませんが、あなたのことを逮捕します。理由は、さんざん女性を誑かしたからです。罰は、ゆかりんに頼んでいます。